今回は、先日発表された三井不動産(8801)による東京ドーム(9681)に対する公開買付け(TOB)に関連して東京ドームの含み益を推定してみることにします。その結果はこちらです。

 非上場株式については東京メトロポリタンテレビジョン12,300株について税効果を適用した純資産評価により139(百万円)の含み益を推定しました。ただし、東京メトロポリタンテレビジョンは有価証券報告書提出会社のはずなのですが、有価証券報告書を提出したのは昨年までで、今年からはなぜか提出されていません。上記の推定額は昨年の有価証券報告書に基づいて東京ドームが東京メトロポリタンテレビジョンを保有しているという前提で推定した金額に過ぎない点は注意してください。

 土地については賃貸等不動産については有価証券報告書に注記されている時価をそのまま用い、それ以外については固定資産税路線価に基づいて評価しました。ただし、東京ドームシティの中の土地を周りの路線価を参照して評価したものであり、必ずしも正しいとは言えない参考評価額です。

 以上の方針で推定された東京ドームの含み益は36,537(百万円)で1株当たり修正簿価純資産評価額は1,416円となりました。算定機関による修正簿価純資産評価額は1,187円~1,374円なので、管理人による推定金額の方が若干高い印象です。