株と蝶21

株で儲けるための手法としてファンダメンタルズ分析とテクニカル分析が良く知られている。
ファンダメンタルズ分析を使って株で儲けることを考えてみる。

金利が及ぼす企業業績への影響

株で儲けるためにはただその企業の業績のみに注目していてば良いというものではなく、世界情勢やその国々の政策が株で儲けるヒントにもなります。


さて、金利がどのように企業業績に影響するのかということを考えてみましょう。


例えば、米ドルの金利が上がると、、、

日本円で持っているよりも米ドルのほうが多くの利息を貰えるので、あなたはもちろん米ドルを欲しがりますよね。

米ドルの金利が4%で日本円の金利が1%とします(もちろん、金利は1%どころかその100分の1程度ですが、ここは計算を簡単にするために1%とします)
また、このときの為替相場が1米ドル=110円とします。

米政府の政策で米ドルの金利が5%に上がったとしましょう(日本円の金利は1%のまま)。

先ほど言ったとおり、多くの利息を貰いたい。と米ドルへの需要が高まるので1米ドル=110円だったものが、1米ドル=115円へと為替相場が動きます。


基本原則として、金利が上昇した国の通貨の値段が上がることをこの機会に覚えておきましょう。

もちろん、現時点での為替相場は2国間の力関係だけではなく、市場参加者の「将来はこうなる(だろう)!」という予測も含んでいます。


そのことを踏まえて、金利がどのように企業業績に影響するのかということですが、


金利格差が広がると、金利の高い国の通貨が高くなる(金利の低い国は通貨が安くなる)。

日本の製品価格が低くなるため、米国では製品需要が高まる。
(日本企業の輸出が増えることにより、売上アップが見込まれる)

 例えば、100万円の製品を日本から輸入する場合、

 1米ドル=110円 → 9090ドル
 1米ドル=115円 → 8695ドル となり、

米国では、400ドルもお買い得になる、ということです。

また、債権を持っていれば、営業外収益として「為替差益」という形で資産評価額が増えるという利点もあります。


このように、2国間の金利の格差は企業の業績に与える影響が大きくなるということです。


株で儲けるために各国の金利政策にも目を向ける必要がありますね。

トラックバックURL

この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
関連サイト