2月5日水曜am2時30分。

おはようございます。皆さんいかがお過ごしかな?

本日も夜露死苦!

昨日、「男はつらいよ〜お帰り寅さん」を映画館に
観に行った。場所は「ららぽーと横浜」だ。今作、
記念すべき第50回である。多くの「寅さん好き」
にとって、非常に嬉しい出来事だったに違いない。
私もそうである。幼少期に、バース・掛布・岡田の
連続ホームランを見てから憧れて、そこから低迷期
を迎えても、決して見放す事なく、2001年に、
故・星野仙一監督のもとで16年ぶりのリーグ優勝
を果たした。そんな阪神タイガースを、こよなく愛
して・・・いや、そりゃ「寅さん」じゃなくて「虎
さん」じゃねえか!違うよ!というか、読者さまは
気づいていただろう。「あれ?おかしいな」という
気持ちでいただろう。
 話を戻して「寅さん」だ。私は、自他共に認める
「寅さん愛好家」だ。彼を敬愛し、とら屋の皆さん
を心より敬服している。おいちゃん、おばちゃん、
タコ社長、ひろし。特に、倍賞千恵子演じる寅さん
の妹さくらは、作品の中で非常に重要な役どころで
ある。また、吉岡秀隆演ずる寅さんの甥・満男も、
「寅さん作品」には欠かせない。

後半へ続くIMG-1833

今作の内容については、あまり詳しい事は言えぬ。
何故ならば、ネタバレとなってしまうからだ。ただ
私は、スクリーンに映る寅さんを観ながら、何度も
涙を流してしまった。それは私だけではなかろう。
日本中の「寅さんファン」が同じ気持ちだったはず
である。この世知辛い現代社会に蘇った寅さん…。
満男のように、おじである寅さんに対して深い想い
を馳せるだろう。
 もしも、寅さんが私のおじだったらなんと言うで
あろう。小説家を目指す自分に対して、どのような
言葉をかけるか。「困った事があったら、俺の名を
呼べ」と言ってくれるだろうか。分からないけれど
そうであって欲しい。
 渥美清。彼は寅さんそのものである。彼以外に、
寅さんを演じられる人物は、いなかったであろう。
数年前、私は柴又に行った。その際の記憶は、今も
深く胸に残っている。駅前には寅さんの銅像があり
ました。懐かしいな。
 最後に、この一節をお届けする。
わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又。
 帝釈天で産湯をつかい、性は車、名は寅次郎、
 人呼んでフーテンの寅と発します!


お帰り、寅さん。IMG-1115

おしまい