2008年05月

2008年05月30日

電車にて

向かいの8人掛けのシートでは皆がそれぞれ思い思いのことをやっている。

右から
携帯
睡眠
読書
読書
もの想い
化粧
もの想い
読書

おっ、今、5番目のもの想いがポケットからブレスケアを取り出し、飲み込んだ。

1番と2番、6番7番はそれぞれ母娘の親子のようだ。
おい、7番!
娘がアホ面で電車内で化粧しとんねんから注意ぐらいせえ!

3番のサラリーマンのおっさんが読んでいる本の題名が目に入る。
『いつまでもデブと思うなよ』
おもろすぎるやんけ!!
必死こいて読んでいる。
おっさん、まだモテたいんか!
いやいや、その気持ちは大事やがな。
ガンバレガンバレ。

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2008年05月29日

チーズカツバーガー

マクドナルドで新メニュー、チーズカツバーガーを食す。

これぞマクドナルドといった味付けで、
30を超えようという人にはちょっとつらいかも。
メガマックの流れを汲んだ商品と言えよう。

マクドナルドで食べれるのはテリヤキバーガーまでである。

同じテリヤキバーガーなら
ロッテリアの半熟玉子テリヤキバーガーの方が断然美味しい。
しかしながら、如何せん、ロッテリアの店舗が少ないので
食べる機会は少なくなってしまう。

マクドナルドのいい点は
コーヒーが100円で飲めることと
客数が多いので変わった客をたくさん観察出来ることである。

今日はイチャつき過ぎのカップルと
キティちゃんについて語る40代後半のおばはんコンビが観察出来た。

kabutoyahanmori at 00:27|PermalinkComments(2)

2008年05月28日

ミュージカル

生まれて初めて、ミュージカルというものを鑑賞する。
梅田芸術劇場にて。

舞台のフラットの部分にオーケストラとコーラスがいて、
演者は2階部分とオーケストラの前で歌を歌っていた。
2階からはらせん階段が伸びていて、
歌いながら上ったり降りたりする算段だ。

今回はウィーンから演者を五人招聘していて
ドイツ語かなんだかで歌っているから
勿論、何を言っているかはわからない。

しばらく見ていると、
演技するところはまるで無く、ひたすら歌を歌っている。
途中で気付いたのだが、
これはミュージカルの記念コンサートだったのだ。
つまり、名作(ロミオとジュリエット等、6作品ぐらい)の
クライマックスシーンの歌をひたすら5人が代わる代わる歌うという、
カラオケで言うなら、ヒットメドレーみたいな企画だったのだ。

そのことを終盤で理解し、何とか最後の方で楽しみ方はわかった。
当たり前だが、5人が5人とも歌はべらぼうに上手い。
僕は一番年上のおばちゃん(失礼か。訂正・お姉さま)の歌声が一番好きだった。
次は若い姉ちゃんの歌声が好きだった。
どうも僕は高い音を好む傾向があるようだ。

お客さんは9割方女性。
平日のお昼だからそんなもんだろう。
僕は前々から思っていたのだが、
もしこの世から女性がいなくなったら、
舞台芸能というものは成り立たないだろう。
どんな舞台を鑑賞してもだいたい7割がた女性が占めている。
男というものは出不精で、
芸能にお金を払おうという意識が極めて低い。

ありがとう女性。
来てくれてありがとう。
産んでくれてありがとう。

ひとつミュージカルを見て偉いなと思ったのは
全員舞台からはける時に走って舞台袖に引っ込むことである。
高校球児を見ているようですごく好感が持てた。

はい、いずれは僕も梅田芸術劇場で2000人の客を集めて
美声を披露したいと思います。

ちなみにうちの師匠は来月末から
オペレッタ(オペラのコメディ要素が強いもの)に
出演します。




kabutoyahanmori at 11:34|PermalinkComments(0)

2008年05月27日

枯れた

かなり久しぶりに咽喉が枯れる。
ここ最近ではかなり大声を出しても
声が枯れることはなかったので、
もう枯れることは無いのかなと思っていたのだが、
やっぱりちゃんと枯れる時は枯れるのね。

声が出ないことは無いのだが、
高音を出そうとするとしゃがれて割れてしまう。
聞き取りづらい。
悲愴感が出てしまう。

どれぐらいで回復するのか、自分で人体実験中。
二日目だが、まだ回復のメドは立っていない。
たぶんあと2日ぐらいだろう。

因みにどんなに声がかれようとも
「千の風になって」のキーはちゃんと出る。
たぶん秋川ナニガシさんは咽喉を潰すことは無いだろう。


kabutoyahanmori at 09:48|PermalinkComments(0)

2008年05月26日

可哀想

可哀想。

たぶんあの人は
消費されることに疲れて
消費することが楽しくなくなってしまったのだろう。

たしかに世界は消費を中心に回っているけど、
消費から離れた所にもちゃんと世界はあったのに。

とてもとても可哀想。


kabutoyahanmori at 22:14|PermalinkComments(0)

2008年05月23日

メシ

人間はちゃんとメシを美味しいと思って食べているのだろうか。

昨日入った喫茶店のしょうが焼き定食はひどいものだった。
あんなもんでよく金取るよな、と思った。
たぶん僕が厨房に入って作った方がまだましだったろう。
ミシュランも美味しい店ばっかり紹介するんじゃなくて、
けっしてこの店には入ってはいけませんという裏ミシュランを
作って欲しいものだ。

そう、そこで冒頭の疑問が頭に浮かんだのだ。
自分のことをきちんと分析してみると、
食事はそのほとんどが栄養補給の摂食活動で、
そこに楽しみや嬉しさを求めていないような気がした。
駄目だ。こんなことじゃ駄目だ。
もうちょっと食事の質を上げなければ。
惰性で食べちゃ駄目だ。
よし、これを食べよう!と思わない時は、
メシを食べないようにしよう。

せっかくなので、「これを食べよう!」と思って、
食べに行っている店をピックアップしてみよう。


とん太(とんかつ)−片町
スパイス飯店(カレー)ー中津
七平衛(カツ丼)−三宮
得正(カツカレーうどん)ー朝日放送前
きじ(お好み焼き)−梅田スカイビル
大勝軒(つけ麺)−扇町
双葉寿司(寿司)−阪急六甲
なか卯(親子丼)−どこでも

どれもこれもリーズナブルなお値段で楽しめる店ばっかりである。


kabutoyahanmori at 10:53|PermalinkComments(2)

2008年05月22日

沖縄

夢を見る。
サラリーマン時代の友達と沖縄へ行く夢を見る。
飛行場へと行く道中は貸し切りバスで移動である。
僕は突然声を発した。

「あっ!しもた!」
「どないしたん?」
「Tシャツの替え、持ってくるの忘れた」
「向こうで買ったらいいやん」
「ベタ〜に胸にOKINAWAって書かれたTシャツ着ても
 ひかんといてな」

しばらくの間があり、友達はにやっと笑った。
kabutoyahanmori at 09:10|PermalinkComments(0)

2008年05月14日

6日連続ぐらいで飲酒している。
僕はあんまり呑むほうじゃないから、
僕にとってはかなり飲んでいる方である。

僕は学生時分の影響で、お酒はほとんどビールしか飲まない。
大学の落研はなぜだかビール以外を飲むことを軟派と捉えていて、
カクテル系を頼もうものなら鉄拳制裁、もしくは一生オカマ扱いをされるという
なんだかよくわからない不文律があった。

ビールを飲むと通風になるとよく耳にするので
そろそろ酒の種類を変えなければと思うのだが、
他のお酒を美味しいと思わないから困ったものである。
ビールも美味しいなと思って飲んだ事はほとんどない。

酔った状態は好きなのだが、
その状態に持っていくにはお酒を飲まなければならず、
あくまで手段としてお酒を飲んでいるということだろう。

すぐ酔えるガムとかあったら、絶対買うのになぁ。
kabutoyahanmori at 10:31|PermalinkComments(0)

2008年05月10日

強運

人知れず、運気が強まっているのがわかる。
2,3年に1度、この周期はやって来る。
そして、奴はやってきた。

友人の誕生日に特にシャレたプレゼントが思いつかなかった僕は
その友人に会いに行く道すがら、宝くじ屋へ行く。

「スピードくじを下さい!」
おばちゃん答える。
「ごめ〜ん、今日はもう売り切れ。また明日買いに来て〜」
「うそ〜ん。ほな、もういいですわ」
3歩、歩くとポスターが目に入る。
『1口200円。1等1000万円。締め切りもうすぐ』
これでええか。
「おばちゃん、この宝くじ、ある?」
「あるよ〜。連番にする、バラにする?」
「バラにしますわ」
「バラやったら、のこり2組あるわ。ほな、こっちどうぞ」
おばちゃんは受け渡し口に近い方の10枚一組の方をくれた。

その当選結果が発表されたらしく、
昨日、友人からメールが入る。

「6000円、当たってたよ〜。
 今度、御飯でも奢るわ〜。  」

はい、どうもありがとうございます。
なんの気兼ねもなく、
がっちり奢ってもらいたいと思います。


kabutoyahanmori at 00:57|PermalinkComments(0)

2008年05月09日

ありがとうございました

先日、年季明け祝いを一門の皆様にしていただく。
都丸兄さん
出丸兄さん
わかば兄さん
都んぼ兄さん
ひろば兄さん
ちょうば兄さん
さん都兄さん
からお祝いのプレゼントやら金一封やら
仰山頂きました。
大切に使わせていただきます。
ありがとうございました。




今、ふと、円谷幸吉の遺書が頭に思い浮かんだ。
円谷幸吉さんは東京五輪で陸上競技唯一のメダル(銅)を獲得し、
その後自らの命を絶った伝説のランナーである。
その遺書には平易な言葉しか使われていないのだが、
無限の奥深さと哀しさを感じ取ることが出来る。
かの川端康成も
「美しくて、まことで、かなしいひびきだ。千万言も尽くせぬ哀切」
と評しているそうだ。

『これだけは知っておきたい日本の名文』のひとつだと僕は考える。


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父上様、母上様、三日とろろ美味しゆうございました。

干し柿、餅も美味しゆうございました。

敏雄兄、姉上様、おすし美味しゆうございました。

克美兄、姉上様、ブドウ酒とリンゴ美味しゆうございました。

巌兄、姉上様、しめそし、南ばん漬け美味しゆうございました。

喜久蔵兄、姉上様、ブドウ液、養命酒美味しゆうございました。

又いつも洗濯ありがとうございました。

幸造兄、姉上様、往復車に便乗させて戴き有難ううございました。

モンゴいか美味しゆうございました。

正男兄、姉上様、お気を煩わして大変申しわけありませんでした。

幸雄君、秀雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、良介君、

敦久君、みよ子ちゃん、ゆき江ちゃん、光江ちゃん、彰君、芳幸君、

恵子ちゃん、幸栄君、裕ちゃん、キーちゃん、正祠君、

立派な人になって下さい。

父上様、母上様。幸吉はもうすつかり疲れ切つてしまつて走れません。

何卒お許し下さい。

気が休まることもなく御苦労、御心配をお掛け致し申しわけありません。

幸吉は父母上様の側で暮らしとうございました。



陸上自衛隊 三等陸尉 円谷幸吉 1968/01/09


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まさに最期の最期まで、まわりの人に気を遣っていた
円谷幸吉さんの人の良さ、優しさが滲み出た文である。

kabutoyahanmori at 11:50|PermalinkComments(0)

2008年05月05日

迷惑メール

最近、YAHOOの受信箱に
ひっきりなしに迷惑メールが飛び込んでくる。
日に10通ぐらいあるだろうか。
設定が上手く行っていないためか、
本当の知り合いのメールまで迷惑メールに入っていることがあり、
毎回チェックするのがめんどくさい。

件名からあきらかに迷惑メールとわかるのはいいのだが、
巧妙なヤツは中身を見なければならない。
だいたい見た後にムカツキを覚えるのだが、
時々、おもしろかったり、興味深いものがあるのも事実だ。

先日来たメールを。
川島真美さんより
件名「後悔」

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学生時代から長いこと付き合っていた彼と24歳で結婚しました。
翌年に出産。
それからおよそ10年。
ようやく子供が手から離れ、
私が「女としてやり残したこと」を考えるようになりました。


私、全然遊んでなかったなぁ…って。


主人以外の男性はほとんど知りません。

今からでも恋愛したい。
遅くはないですよね?


遊んでください。

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ここまでストーリーづけをしてくれると読むこちらも楽しいものだ。
最後のタメを作っての「遊んでください。」は
そこいらの作家でもなかなか書けないよ、これは。
行間が読めるがな。
文章を読むのが面白いのは勿論だが、
この文をおっさんが考えている絵を思い浮かべると、
面白さ倍増だ。

川島真美さんはいずこへ行けば会えるのでしょうか。


kabutoyahanmori at 13:09|PermalinkComments(0)

2008年05月01日

東京

久しぶりに東京へ行く。
座布団をひっくり返しに。
かれこれ2年ぶりぐらいだろうか。

東京駅に着くと、かの駅は工事中だった。
紅雀兄さんも言っていたのだが、
東京駅はいつも工事中のような気がする。
パーフェクトバージョンの奴はいったい、いつ拝めるのだろうか。
何かしらずっと怪我している清原みたいな奴やなと
ふと思った。

帰り際に武田の友達と食事をする。
3人でどこで食べようかと話していると、
そのうちのひとり、I氏が店を提案する。
なんでもI氏が学生時にバイトしていたスパゲティ屋があるから、
そこに行こうと。
しばらく歩けども店は見つからない。
バイト先の場所ぐらい覚えとけよとゆうと、
バイト先では無い!!
バイト先の系列店だ!!
と言い出す始末。

しばらくさまようが目的地は見つからず。
ブティックみたいな所を指差し、
ここに間違いない!!
店が代わった!
なんなら店のおばちゃんに聞け!
と言い出す始末。
どう見ても築20年の味わい深さは出ているブティックだった。

しょうがないので、僕とA氏の協議の結果、
ブティックの3軒隣のスパゲティ屋に行くことにした。
結果として、I氏が昔バイトしていたスパゲティ屋の系列店
の近くにあるかもしれない
全く関係ないスパゲティ屋で食事をすることになった。

かなりの長丁場のおしゃべりの後、お会計へ。
〆て5380円なり。
先月の僕の月収を知ったふたりは
北京五輪の柔道代表選考委員会ばりの厳粛な協議を始め、
僕に380円の支払いを命じる。
僕の今の勢いと過去の実績からはじき出したとのこと。

東京。
そこへ行けば、誰かが食わしてくれる場所。
ただ、行くだけで月収が飛んでしまう場所。
魅惑の土地である。

kabutoyahanmori at 19:11|PermalinkComments(0)
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