2007年02月15日

確定申告

税務署に行って生まれて初めて確定申告を行う。
会社員時代は何かと会社が勝手にやってくれていたのだが、
今となっては自分でしなければならないのだ。

何で、そんなめんどくさいことせなあかんねん!と思ってしまいそうだが、
収入の少ない時は逆にお金が返ってくるのだ。
行かなきゃ、損損!!という奴である。

源泉徴収というものがある。
例えば、僕が手取り1万円の仕事を受けたとすると、
領収書には
支払い金額 11111円
源泉徴収費 1111円
受け渡し金額 10000円
みたいな感じになるのだ。
ゾロ目になるのが特徴だ。

僕も詳しくは知らないので、当てずっぽうなのだが、
源泉徴収とはつまり、もう先に税金引いときましたよ、みたいなもんなのだ。

ほんでもってある程度の収入がある人はまぁそのままなのだが、
収入が低い人は
「ごめ〜ん。あんた金無いのに、税金取りすぎたわ。生活困ってるやろ。
 ほら、源泉徴収分だ。これで旨いもんでも食べな」
ということで、税務署からお金が返ってくるのだ。



ということで、とりあえず北区の税務署に行く。
事務所からもらった昨年分のギャラ総額証明書みたいなもんを持って。
申告の部屋に入ると、メガネで横分けのいかにも税務署員みたいなおっちゃんが
申告のやり方を説明してくれる。

そして僕の去年の収入が書かれた紙を見て、言った。
「あぁ、年収65万円以下は、0円とみなすから」
年収を書き込む欄があるのだが、
その前に『○特』と書き込まなければならない。

僕は今の今まで「特別」という言葉はいい意味に使うのとばっかり思っていた。
マラソンの特別招待選手。
ごっつ速かったり、凄く人気がある選手を呼ぶわけであって、
死ぬほど遅かったり、みんなに嫌われている選手を呼ぶわけが無い。
「今日のカレーには特別に卵が入っています」
料理人は良かれと思ってやっているはずで、
まずくなるためにやっているわけではない。

ビルゲイツの確定申告の時も頭に『○特』が入るのだろうか。
そこんとこはよくわからない。



ほんでもって記入が終わったら、それを基にパソコン入力しなければならない。
高齢者でもできるようにパソコン入力補助要員みたいな人がいる。
見たところ、バイトの大学生みたいな感じの女の子だった。
僕にもとりあえず付くのだが、一人でできるのでパコパコ打ち込んでいった。
彼女は僕が作成していくパソコン画面を後ろから見ながら思ったことだろう。
「うわ!職業欄:落語家やって!!
 屋号:桂そうばって書いてるやん!!
 っていうか、屋号って何やねん!!
 税務署の正式書類に屋号っていう項目があるんや?
 初めて知ったけど、それに書き込んでる人も初めて見た。
 年収、少な!!
 こいつ、どないして生活してんねん?
 なんかわけのわからん黄緑色のシャツ着てるし、変やわ。
 気持ち悪!!
 早よ、あっちゃ行け!!」 

何もそこまで思わなくたっていいじゃない!!!!
人間だもの。
段々、腹立ってきたが、まぁええわ。
だって5万円ほど帰ってくるのだから。

おねえちゃん、君の無礼も許してあげるよ。
だってなぜなら
人間だもの。
 
kabutoyahanmori at 09:56│Comments(0)

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