また誰かを救ってしまった

May 25, 2013

嘘は旨いがすぐ湿気る。本音は不味いが一生もんだ。



人に見せたくない面ってあるじゃないすか。

それは、例えば、 仲の良い友人に対して、

何も、心を閉ざしているというわけではなく、

 ただ単に、自分の問題で見せたくないというだけ。

そこを、「心を開かない」と言われれば、それまでなのだが、

やはり、見せたくない、見せられない面というのはある。


ボクが、極度のマイナス思考なのは

かなり一部の人には知られている。

ただ、たいていの人には、

人当たりもよく、明るく、さわやかな印象を持ってもらっている。

自分で言っていて恥ずかしさもあるが、

やはり、内気で、陰気なナガイを見せたくはないと強く思っている。


この日記もある意味そうなのだ。

大抵、ネガティブなことを書いてはいるが、

最後は、どこかで救われる余地を残しているつもりだ。

例えば、明日はもっといい日にしよう、とか

人生捨てたもんじゃないよな、って締めることで、

自分の見せている部分と見せていない部分の境界を滲ませている。

ある種の非常口を確保しているつもりなのだ。

この性格が原因で、修羅場を迎えたこともあるが、

そういう意図は形は違えど誰でも持ってると思う。

どこかで、本音と建前を分けているんだ。


これを悲しいという人もいるが、

仕方がないと割り切ったほうがいい場合もある。

むしろ、その場合のほうが多いと思う。

「建前で付き合う悲しさ」

「本音で切り裂かれる痛み」

どちらが、まだ救われるのかって話ですよ。

ボクが、見せたくない面を持ってしまうのは、

この2つを秤にかけた結果なんだと思う。



ただ、本当は

「本音を言って人を救いたい」

そう思うんだけどね。




いや、これはマジ。




今日もお疲れ様でした。


 

kagakunoturuta at 02:09|PermalinkComments(0)