わるきゅーれ「吸尻鬼〜アナル姫肛姦調教録〜」


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さて、親愛なる諸君も、お楽しみになるがよいし、愉快に、この先の


話を読まれ、体を寛がせ、腰の保養をされるがよろしい。


(ラブレー「ガルガンチュアとパンタグリュエル」)






わるきゅ〜れ「吸尻鬼〜アナル姫肛姦調教録〜」コンプリート。


えっと…とっても愉快に気が狂っている作品です(褒め言葉)。





なんていうか…物凄く下らなくて下世話で卑猥なことを物凄く真面目に楽しくやるという、


パロディの基本中の基本をきっちり押えた良質の作品で、ベースはシモネタ駄洒落です(笑)





ストーリーは、吸血鬼物のちゃんとしたパロディで、人間と肛門性交することで、そのケツ穴


から精気を吸い取る「吸尻鬼(キュウケツキ)」の主人公が、ケツ穴を求めずにはいられない


自らのあり方に苦悩しながら、ヒロインを吸尻(キュウケツ)して、尻穴奴隷に堕していくという


シナリオで…書いているだけでなんか笑っちゃうんですが(笑)、このどう見てもシモネタ系


一発ネタのような駄洒落話で、きちんと話を作っちゃってるところが、本作のシナリオライター、


アナルほじり虫さんの天才的手腕を感じずにはいられません。展開が狂ってて面白すぎです(笑)





普段の主人公は、ケツ穴とは?人間のケツ穴から精気を吸うこととは?みたいなことを、


吸血鬼物のパロディに相応しく高尚な感じで語りあったり苦悩したりしているんですが


(カッコイイ吸血鬼青年みたいなイメージのキャラ)、語っていることが、血についてではなく、


尻(ケツ)穴についてなので、もうそれだけで完全にギャグになっているという(笑)。






トラベルミンさん「吸尻鬼〜アナル姫肛姦調教録〜」


http://www.travelmin.com/game/k_z_5.htm


タイトル&あらすじ&シナリオ担当:アナルほじり虫


……どう考えても馬鹿ゲーです。


がッ!主人公は苦悩する青年。……何とまさかのクソ真面目なシリアス路線!


しかしながら設定が設定なのでどうしても馬鹿展開に!






そして、いざ吸血ならぬ吸尻シーン、アナルセックスのシーンになると、主人公&ヒロインが


とてつもなくはっちゃけまくり、ケツ穴へのフェテッシュ全開、異様に狂った変態的ケツ穴世界が


爆裂的に展開し、姫騎士アンジェリカレベルのぶっ飛んだボイス芸といかれたシチュの大饗宴、


なんというか、もはやエロを通り越して爆笑しちゃいます(笑)。みさくらワールド全開って感じです。






トラベルミンさん「吸尻鬼〜アナル姫肛姦調教録〜」


http://www.travelmin.com/game/k_z_5.htm


アヘ顔・アナリスク・アナル・犬・異物挿入(苺・うなぎ・大人の玩具・卵etc...)・拡張・浣腸・吸引・


口淫・産卵・触手・パイズリ・破瓜・腹ボコ・フィスト(&ダブルフィスト)・放屁・放尿・輪姦etc...


エロく無ければエロゲーじゃない!のキャッチコピーは伊達じゃあ無ェ!エロツボをズドーーンと


刺激するテキストもエロシーンをグッと盛り上げます。フルスロットル全開です。ドエロです。


長過ぎず短過ぎず絶妙な長さなのもグー!差分も贅沢に大変化!汁の質感や表現もナイス塩梅!


構図もアクロバティック大エロス!無垢な少女達を容赦無く奴隷大調教!


ヒロインの精神力が強いのも良い感じ!真希は最後まで堕ちません!






エロはまさしくこういう感じです。アナルへのフェテッシュが強すぎてプレイしながら思わず笑っちゃう(笑)





本作で一番いいなと思ったところは、前作「プリンセスナイト☆カチュア」と通じる徹底した


形而下的な、肉体的な思想、「私はもう、人など動く肉でしかないと考える。」という感じの


感覚に全編貫かれているところで、人間というのが、完全に糞袋として扱われているんですよ。


これは別に糞袋を蔑んでいる訳じゃなくて、「人間は糞袋だし、それ以上でも以下でもない。


ただ糞袋としてあるだけだ」みたいな感じですね。形而上学的観点が全然ない作品なので、


糞袋だから価値が低いとか、そういう神学的な階級観念はないんですよ。ただ、刺激から快楽を


感じて喘いだりする糞袋達が糞をしながら動いている世界、それが世界の全てだ!!みたいな、


物凄く突き放した、肉体しかない唯物的世界観が、物凄く私好みで、とても良かった。徹底して


形而下的で、肉体が現れてくるところが、ニーチェやバタイユに通じているような匂いのする作品ですね。


一切の観念的なものが消えて肉だけがクローズアップされる感覚が、なんとも魅惑的に訪れる。






理性によってもはや制御されない暴力が、性器を衝き動かし、爆発へ導くのである。


そして突然、この嵐を乗り越える衝動に従うことが、心の喜びとなるのだ。肉の運動は、


冷静な意志が無くなったときに、限界を超え出る。私たちの内部にあって肉とは、


節度の掟に対立するこの超出のことなのだ。肉は、キリスト教の禁止(性に対する


禁欲と観念性への崇拝)に取り憑かれている人々の天敵なのである。………





(狂躁において)無秩序な叫び、無秩序な暴力的身振りと踊り、無秩序な抱擁、


無秩序な感情を、際限のない痙攣が巻き起こしている。人間的活動の安定した


要素が消えて、もはやいっさいのものが支えをなくす不明瞭な状況。


(ジョルジュ・バタイユ「エロティシズム」)




渡辺一夫「ぼくがラブレーに一番打たれるのは、お前たちがどんなに高尚なことを


言おうと、どんなに気取って深刻面をしようと、みな『糞袋』をもっている人間だということを


忘れるなということを言っている点ですね。彼の作品は全体が、そのことのヴァリエション


じゃないかと思うんです。神学者に対しても、宮廷の貴婦人に対しても、彼はそれを


サチール(風刺)の物差しとしておりますね。カトリック教会に対しても、新教会に対しても、


そんな無理(神学的なこと)をいってもだめですよ。人間は糞袋だといっているわけです」


(渡辺一夫「ラブレーを読む」)






こんなことを云うと真面目な文学者の人達が怒りそうですが、あえていうと、


私は、本作や「プリンセスナイト☆カチュア」といったわるきゅ〜れの作品こそ、


ラブレーの糞袋なエッセンスを最上の形で現代的に表現している作品と


云い得ると思っているな。本作はアナルやスカトロジーへの嗜好が基本的に陽気に


下品で子供っぽくお祭り的、理性的な冷たさは欠片もないところもとても似ている。


両作ともに、個人的にはとてもお勧めの作品です(^^)





最後に余談ですが…






トラベルミンさん「吸尻鬼〜アナル姫肛姦調教録〜」


http://www.travelmin.com/game/k_z_5.htm


しかしながら浣腸シーンがふんだんに盛り込まれているのにも関わらず何故に


脱糞が無いのでしょうか。どうしても越えられない一線なのでしょうか。ガック死であります。






激しく同意なのです!!ここだけはラブレーではない…無念。ここまでアナルと


スカトロジーにこだわったら、脱糞シーンもきちんとあった方が良いのでは(^^;






もし仮に みんなの穴が 閉まっていれば 尻は拭かずに退屈じゃ


(ラブレー「ガルガンチュアとパンタグリュエル」)






参考作品(amazon)


わるきゅーれ「吸尻鬼〜アナル姫肛姦調教録〜」


わるきゅーれ「プリンセスナイト☆カチュア」


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シルキーズ「姫騎士アンジェリカ」


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ジョルジュ・バタイユ「エロティシズム」


ジョルジュ・バタイユ「エロスの涙」


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