アサヒコム「ダビング10なぜ補償金 メーカー反発、解禁前に足踏み」


http://www.asahi.com/life/update/0522/TKY200805220334.html?ref=goo


補償金制度は93年にスタート。すでにDVDやDVDレコーダーなどに課金され、


メーカー側が実質負担したり販売価格に数%上乗せしたりしている。だが、ここ数年、


課金対象外のiPodやハードディスク内蔵型録画機などへの機器の世代交代が


進んだ結果、00年に42億円だった補償金の徴収は06年には28億円に減少。


著作権団体は、課金対象の拡大が認められなければダビング10の拒否も辞さない


「人質作戦」で、メーカーに揺さぶりをかけている。


一方、メーカー側は、課金を容認すれば、今後新しいデジタル機器が登場するたびに


課金されるのではないか、と警戒感を強める。「ハードディスク録画機とパソコンの


線引きは難しく、課金対象の抑止が利かなくなってしまう」(業界団体幹部)






ああ…。これじゃあいつまでたってもHDDレコーダー買い換えられないですね…。


最初アナログHDDレコーダー買ったときは使い勝手の良さに感動したものですが、


デジタル化になってからは散々たる悪夢としか云い様のない事態に…orz





ちなみにこの問題、著作権団体・放送業界側と利便関係の深い新聞業界は、


報道の中立性をかなぐり捨てて明らかに著作権団体・放送業界におもねった


新聞記事を書いているところが残念ながら見受けられますが、今回の


朝日新聞の記事は中立性が高くてかなり真っ当な方ではないかなと思います。


現在の非常にガチガチで、世界でも例を見ない日本のコピー・ワンス規制にも


触れて欲しかったと思いますが…。強すぎる規制は日本のコンテンツの世界的


競争力を弱め、日本ローカルの中でコンテンツが衰退してゆくだけと思います…。





参考作品(amazon)


HDDレコーダートップセラー