相棒・第3話「蟷螂たちの幸福」
今週は無事に視聴しました。
最後ちょっともらい泣きした……!
念のため録画予約はしたんですが、やっぱりリアルタイムで見たい!
そう思って帰ってきました。
帰ってきて良かった。
今回のストーリーは基本的にシリアスに進行しましたね。
それでは今週の垂れ流し感想は続きから。
ミステリ作家の静流さん、担当さんから締め切りを催促されて苛立ったように部屋へ。
鍵をかけ、音楽をかけ、手袋をはめ、梯子を降り、ヘイタクシー!
なんかアリバイみたいに出掛けた割には顔が丸出しですよ静流さん。
一方の事務所には旦那さん。
パソコンに向かっている姿に、またゴーストライターかと思ったのは内緒ですよ。
祈るように銃を抱き、目を閉じる。
「どういうつもり?」
「こういうつもりさ」
でも実は、この時点で事件の真相自体はなんとなく読めちゃったんですよね……。
そういう人、結構多いと思います。
何しろゴーストライターネタはもう出ちゃってるし。
予想通り、死んだのは旦那さんの方でした。
いたみんと芹沢くんも自殺の方向で捜査。
その一方で事情聴取は何故か特命が。
「くらぁ!」
といたみんが割り込んできました。
背後でさりげなく対立しているカメといたみんを見ると和みますね。
静流さん、かなり冷静です。
決して警察ではないのに、我がもの顔で自然に椅子に座るいたみんにはちょっと笑いました。
口を滑らせた芹沢くんから遺書の存在を聞いて、旦那さんのパソコンを覗きに行く右京さん。
「だから自殺だっていってるでしょ」
ともう全体が自殺の空気の中、右京さんが発見したのは1冊足りない本。
クッションも無くなってるらしいです。
「黒いクッション」って聞こえたんですけど、私の間違いでしたかねえ。
静流さんの薬を気にして何度も後ろから覗きこもうとしているカメ。
意外に右京さんは突っ込みませんでしたね。
あんなでかい錠剤、私はちょっと飲みたくありません。
「あなた、名前は?」
「警視庁特命係の杉下です」
「そう、おぼえておくわ」
「恐縮です」
相変わらずおモテになる右京さん。
被害者の口許に水あめ様の物質が付着していると米沢さんが教えてくれました。
アナヲタだけで終わる人ではないと思ってましたが、ミステリヲタでもあったようです。
普通に机の中からカラー殺意シリーズが出てきましたよ!
忙しいと言いつつ角田さんも銃の出処を教えてくれました。
米沢さんと角田さんがいる限り、特命は情報には困らないんだなと再確認した瞬間でした。
銃は旦那さんが自分でバイヤーから購入したもの。
完全に自殺、という見解で遺体は遺族のもとへ戻り今夜お通夜だそうです。
優雅に時計を腕確認する右京さんがとても素敵です。
お通夜の最中、なんか斜め後ろから静流さんをすげえ睨んでる女の人がいるんですが。
口ぶりからして妹さんの様です。
「兄さんはアンタに喰い殺されたのよ!」
とくってかかって会場をつまみ出されてしまいました。
そんな妹さんを特命が捕獲。
「兄さんは虐げられていた」
まあちょっと気の弱そうな旦那さんでしたしね。
静流さんには勝てなかったかもしれません。
その頃の静流さんはお通夜を抜けて原稿。
その姿に「あー、スランプの奥さんを助けるために死ぬところを見せてあげたんじゃないのかなー」と再び思いました。
「こんな結末じゃあの人も浮かばれないでしょうね」
という静流さんの言葉からもそう思えます。
「ですが、どうしても僕には、自殺とは思えません」
見ている私がそう思うのだから、右京さんなら当然のこと。
「あたしには時間がないの」
頭の中を竹中半兵衛がよぎりました。<僕には時間がないんだ
現場にやってきたと思ったら、急にのけぞって中に入るのをやめてしまう右京さん。
非常階段にはカメでも登れない高さです。
旦那さんの車に積んであった梯子はあつらえたようにぴったりの高さ。
楽々登れるようになりました。
スコップ、ブルーシート、ロープ。
いかにも殺しそうなアイテムがぞろぞろ車の中から出てきます。
カードで購入したレシートまで。
本当に殺すつもりだったら、そんな証拠に残るような真似しませんよね。
静流さんに動機を報告に行く特命。
旦那さんの殺害計画を知って、逆に貴女が殺したのです。
「でもちょっと物足りないかしら」
と静流さんが言うと、詰め寄ろうとするカメを制して
「僕もそう思います。どうも爪が甘い。亀山くん、お暇しましょう」
と、さっさと帰ってしまう右京さん。
花の里で美和子さんが、静流さんと旦那さんはとても鴛鴦夫婦に見えたと雑誌の情報を教えてくれました。
その雑誌には「経験に勝る取材はない」というコメントが……。
連行されていたみんの取り調べを受ける静流さん。
「それで終わり?」
「え、ええ、まあ」
きょとんとしたいたみん。
「同じ話を二度聞くのは本当に退屈ね」
溜息をついて、助けに来た弁護士さんと帰ってしまいました。
とても素早い対応ですね、と右京さんが弁護士を呼んだ担当くんに言うと、事件のあった晩にそういう指示があったそう。
それってめちゃめちゃ怪しいとか担当くんは思わなかったのでしょうか。
5年振りの新刊が発行できるなら何でも良かったのでしょうか。
お腹を押さえて苦しんでますよ、静流さん。
本名は静枝さんでした。
右京さん、薬の知識までお持ちなんですね!
強力な鎮痛剤=末期癌の法則。
そして旦那さんの口についていたのは、水飴と紅を混ぜたものと判明しました。
和化粧だそうです。
そういや静流さんの唇って本当に紅色していましたよね。
書き上がった原稿でしょうか。
どこか満足げに、魂が抜けたように(まあ静流さんはずっと、どこか半分くらい魂が抜けたようではありましたけれども)原稿の束を掲げる静流さん。
遺影に視線をやり、そっと紅を……。
そこへ、特命。
「やっと、わかったようね」
「あなたに最期の一冊を書かせるためですね」
やっぱり事件は旦那さんが、末期癌を告知された静流さんに原稿を書かせるためのもの。
その寸前のやりとりが、本当に鴛鴦夫婦だったのだなあと実感させるもので。
「君のいない世界、そこにば僕の居場所もない!」
……ちょっと旦那さん、想いが迸りすぎて静流さんが可哀想になりました。
「あたしは犯人として最期の時間を過ごす必要があったの」
静流さんにもらい泣きしました。
右京さんに向かって「あなたならわかってくれるでしょう」と言う静流さん。
そんな静流さんに、「俺にはわかりません!」と言い募るカメ。
確かにカメの言うことは間違ってませんが、きつい口調でそれを窘める右京さん。
「残念ですが、僕もご主人のしたことを認めることはできません」
右京さんにもっと早く出会えていたら、あと2〜3冊は書けたのに、と。
きっとそれはベストセラーになったでしょうね……。
「あと、と言いますと」
「そう、ちょうどできたところよ」
「拝見します」
読むんだ……。
殺してなくても証拠隠滅の罪にはなるから、と出頭しようとする静流さん。
「まだ書くべきことがひとつだけ、残っているような気がしたものですから」
と右京さんが万年筆を差し出すと泣きながら何かを。
結局静流さんの遺作になってしまった「蟷螂たちの幸福」
周りからどう見えようと、そこには確かな愛があった、そんなお話でした。
でも私が静流さんだったら、やっぱり旦那さんには死んで欲しくはないな、と思いますが。
Posted by kagaryun at 22:39
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荻野目慶子さんのお話でした。
先週とうって変わって…。
重い!
んで、これも、相棒らしい…(苦笑。
ネタばれ含む感想は以下へ。
6-03 蟷螂たちの幸福【不定期雑記】at 2007年11月08日 07:33
アリバイを用意した者が殺される・・・一見、season 3の「書き直す女」の話を連想してしまう冒頭だけど、そんな同じネタを「相棒」が使う訳がないと事件解明まで確信して見ていましたが、やっぱり「相棒」だったです(ヨッ、お見事!)
単純に考えても、主人が死んで右京たち...
相棒 season 6 第3話「蟷螂たちの幸福」【ガラダマの英雄(ヒーロー)大行進】at 2007年11月08日 18:06
75%私好みでした♪ 蓬城の動機を捜して動く右京さんと亀山。目が二人をずっと追っ
蟷螂たちの幸福(Season6第3話)【『相棒』らくがき感想】at 2007年11月08日 19:40
意味深なサブタイですな??
そしてサブタイの通りのものすごい「幸福」の形。
いや、実は蟷螂の話が出てきたあたりから「ひょっとしてすげぇ愛の物語?」と疑ってましたが(ミステリファンの悪いクセ(笑))、まさかその通りとは!!
ミステリ小説ではあり得る動機で...
相棒6??3「蟷螂たちの幸福」【馬耳徒然(ばじつれ!)】at 2007年11月08日 22:56
サラッと感想いきます!って毎回か。TB等よろしくどうぞ。
前回とは違ってまたしっとりとした話でしたけれども
何でしょう、一番のツッコミどころはやっぱり
右京さんの速読術が凄すぎることで
それに亀山くんがついて??????
相棒6ー3 蟷螂たちの幸福【§相棒馬鹿】at 2007年11月09日 21:23
先ほど放送が終了。以下ネタバレ。
相棒6−3「蟷螂たちの幸福」【法学の都】at 2007年11月10日 00:57
前回とはうって変わってシリアスでしたねぇ。うるっときました。
「対立を見て和む」
私も毎度和んでます。あの話に全く関係ない小競り合い。
体重の差からか跳ね飛ばされてしまう伊丹。チッチと舌打ちのあらし。
見ていてあきないどころか無いと淋しい。
相棒の不思議なところですかね(笑)
けれど今回は少し対立度が甘かった気がしました。
普通に捜査してる特命係が違和感です(笑)