大変ごぶさたしております。

季節もすっかり秋になってしまいましたね。。。ホントに更新するのって難しい

ですね。。。(T_T)/~~~

気を取り直していきたいと思います。

本日は、値引きについてです。

最近、お客様からこんなご質問を受けました。

「吉野家とすき家のどちらの会社が良いと思いますか?」

最近は、株取引もすっかり離れているため四季報で上場会社の業績をチェック

することもないので、「分かりません。。。」とお答えし宿題とさせていただきました。

早速、決算を調べてみるとずい分と成長戦略の違う会社だなぁと思いました。

すき家を運営するゼンショーは借入によるM&Aを繰り返しものすごい勢いで売上

を伸ばし、吉野家は、本業重視で慎重な印象を受けました。

値引き合戦の様相を呈している牛丼業界にあって、なぜ疲弊しないのかというと

ゼンショーであればグループ一括仕入、消耗品等購入等でM&Aの利点を活かして

いることといえますね。他に遅れることようやく値引き合戦に参戦した吉野家は、

サイドメニューや定食、効率的な集客で値引きによる利益の減少をカバーしよう

としているが、現状は厳しいようです。

やはり値引きというのは、相当の覚悟をもって行わないと大変なんですね。


ひとつ簡単な例で見てみたいと思います。

~例~

1個100円{原価70円}の商品を100個売れば、3,000円のもうけです。

ここでもっと売りたいので10%値引きしました。では、何個売れば3,000円

のもうけを出せるでしょう?

正解は、150個です。以外ですね。10%の値下げで労力は1.5倍になるのです。

もちろん、値下げをしても従業員の労力や、原価を下げてカバーできるのであれば

可能です。

大切なことは、やはり損益分岐点をしっかり把握することです。安易な値下げは

絶対に禁物です!労力が10%増しでは済まないからです!

最後まで、吉野家が値引き合戦に参戦しなかった理由はこうしたことがあったからか

もしれませんね。

ちなみに、10%値上げすると、75個販売すれば3,000円の利益を上げることができます。

それでは、本日はこのへんで失礼します。

2011年10月3日 税理士 加賀田 将虎