2005年08月31日

上場に対するスタンス

今日は夕方から上場セミナーの打ち合わせを行いました。

 

私が非常勤で帰属するコンサル会社で１０月から毎月１回、全６回の株式上場セミナーを引き受けています。６回を４人で分担しているのですが、全６回を通して我々が上場について、どのようなビジョン、スタンスを持っているか？というところについて、共通認識を持とうということで、ミーティングを行いました。

 

セミナーの依頼先は某投資会社であるため、セミナー参加者が「上場したい！」と思うようなセミナーを期待していると思います。そこで、我々はどのようなスタンスをとるか？つまり、「上場を目指しましょう！我々がそのお手伝いします！」or「上場すべきかどうか、じっくりと検討しましょう！我々がそのお手伝いをします」のどちらのスタンスをとるかというところが今日のミーティングの論点でした。

 

結論としては、後者のスタンスをとることにしました。

依頼先のことを考えると、前者のスタンスが望ましいのでしょうが、最近、上場の意義を見つめ直している企業が多いのが実際のところです。ワールドやポッカが非上場化を進めているといった事例もあります。このような状況で、安易に上場のメリットだけを強調するのは良くないし、我々としては、会社の経営戦略がまずありきで、その戦略上、株式上場が本当に必要なのか？を検討すべき、というスタンスをとることにしました。

 

監査法人時代にやっていたセミナーは、前者のスタンスでやっていましたが、私も前職で上場準備を進める過程で、本当に上場がベストの選択肢なのか？を思い悩むことも多かったので、今回後者のスタンスでセミナーができることに非常に満足です。

 

ぜひ、参加していただける方にとって有益なセミナーにしたいと思います。

  

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2005年08月30日

感動！丸山弁護士

今日の夜、家で食事しながら「ガイアの夜明け」を見ていたのですが、CMになった時にチャンネルをいじっていると、日テレで先週末にやっていた２４時間テレビの１００キロマラソン特集をやっていました。

 

私は「行列のできる法律相談所」が好きで、時間があればいつも見ています。

弁護師団の仲の悪さ（特に北村弁護士VS丸山弁護士）が、あの番組のおもしろさの一つだと思うのですが、今回の特集では丸山弁護士が走ると決めた後に、北村弁護士から手紙が届いたことなど、裏のところも映されていて、結構おもしろかったです。

 

それにしても５９歳と高齢で、仕事が忙しく、なかなかトレーニングの時間がとれないはずの丸山弁護士が、１００キロを走りきったのには、本当に感動しました。

私は、１０年前（２２歳の時）にホノルル・マラソンを走ったことがあるのですが、そんな若い時でも、４０キロを超えてからは、ほとんど足が動かず、やっとの思いで完走したことを思い出しました。１００キロなんて、本当に気が遠くなる距離です。それを完走した、丸山弁護士は、本当に尊敬します。

 

何か、自分も頑張らなければ！という気持ちにさせられてしまいました。

  
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2005年08月29日

営業手法

今日は朝から某監査法人を訪問し、その後、近くにある大手ＶＣのＩ氏を訪問しました。

 

Ｉ氏は3年くらい前から、公私ともどもお世話になっている方です。

私がアポなしで訪問することは滅多に無いのですが、事務所に入って2ヶ月が経ち、いろいろと相談してみたいこともあり、訪問してしまいました。いろいろと情報交換させていただいた後、私の方から質問させていただいたのは、「VCはどうやって見込み客を発掘しているのか？」という点です。

私は、上場周辺業務に携わることが長かったこともあり、上場志向のある会社のサポートをしたいと思っているのですが、そうなるとターゲットがVCとかぶるので、ＶＣがどうやって見込み客を発掘しているのか、非常に興味があるところです。

 

人によっていろいろ応用しているようですが、基本はデータベース（帝国ＤＢ、商工リサーチなど）の活用だそうです。それでも、リストアップしても、出資にまでつながるヒット率は相当低いとのことでした。当たり前ですが、やはり地道な努力が必要なんでしょうね？私も営業手法をもっと考えないと行けないなーと反省しました。

 

Ｉ氏には、今日も有益な情報をいただきました。ありがとうございました。

  
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2005年08月28日

函館市場

今日は親戚の集まりがありました。

みんなで昼食をとるということだったので、途中で尼崎の「函館市場」に寄り、持ち帰りの寿司を注文しました。

 

私は「函館市場」を結構気に入っていて、家の近くにある宝塚店には、たまに行くのですが、いつも一杯で流行っています。「スシロー」、「くら寿司」、「かっぱ寿司」に比べると、値段は高めですが、味は前者よりもかなり良く、店の雰囲気も良いと私は感じています。

「函館市場」は、ベーカリーレストランで有名な�螢汽鵐泪襯�が運営していますが、「サンマルク」もファミリーレストランより、味・サービスが上で、その分値段も少し高いと言う感じです。

 

しかし、�螢汽鵐泪襯�は上手く経営していると思います。

サンマルクのターゲットって、ファミリーレストランでは納得できない方で、その方々にファミリーレストランで味わえない「味・雰囲気・サービス」を提供するようにしているようです。「函館市場」もまさに「スシロー」や「くら寿司」では満足できない層をターゲットにしているなーと私は感じました。

高級でもなく、安すぎることもない、ニッチの市場を上手く選定していると思います。

 

しかし、「函館市場」も気がつくと店舗の数がドンドン増えていっているようです。一般的には、店舗数が増大してくると、それに伴い品質が低下してしまう、という話を結構聞きますので、�螢汽鵐泪襯�は、そうならないように願いたいものです。

  
Posted by kagawas2002 at 23:38 │Comments(0) │TrackBack(0)

2005年08月27日

成功するためのビジネス書

今日は、先日図書館で借りた「成功するためのビジネス書100冊」（著者：藤井孝一氏）というのを読みました。

 

ビジネス書をたくさん読もうと思っているのですが、せっかく時間をかけて読むので「ハズレ」の本は避けたいと思い、良いビジネス書として紹介されているものをリストアップすることにしました。

内容としては、

�，�さえておきたいビジネス名著（３０冊）

�∋纏�脳を鍛えたい！あなたのための本（１５冊）

��お金持ちになりたい！あなたの必読書（１５冊）

�いい弔�は会社を飛び出したい！あなたの必読書（１４冊）

�イ垢阿忙纏�に活かしたい！あなたのための本（１３冊）

�Δ燭泙砲脇�本を考えたい！あなたの必読書（１３冊）という構成です。

 

私が興味あるのは、�，鉢�です。今までに読んだ本の中では、�，�

・「思考スピードの経営」（著者：ビル・ゲイツ）

・「企業参謀　戦略的思考とは何か」（著者：大前研一）

・「考える技術・書く技術」（著者：バーバラ・ミント）

・ ｢稲盛和夫の実学｣（著者：稲盛和夫）

が入っており、��では、

・「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」

が入っていました。

 

これらは、いずれも私にとっては「当たり」の本だったので、この本でリストアップされているものも「当たり」の可能性が高いのでは？と期待しています。

最近、読書の時間がなかなか取れていませんが、読書の秋に向けて、読むべき本のリストアップをしようと思いました。

  
Posted by kagawas2002 at 14:29 │Comments(0) │TrackBack(0)

2005年08月26日

若い経営者

今日は某ＶＣの紹介で、ベンチャー企業経営者のＵ氏に会いました。

 

Ｕ氏はまだ20代前半の若い経営者で、以前に新聞か何かでＵ氏が紹介されていた記事を見たことがあったので、今日は会えるのを非常に楽しみにして行きました。

将来的に上場を目指されているとのことですが、財務面でいろいろアドバイスしてくれる方を探しているとのことで紹介されたのですが、会って見ると、非常に腰の低い方でした。現状は資金繰りなども厳しく、困っているような感じでしたが、将来どのような企業にしていきたいか？といった話になると、本当に生き生きと話をし、非常に好感を持ちました。

 

とにかく、現状の財務の状況を把握させていただき、その上で、Ｕ社長のビジョンや経営方針、利益計画などをまとめて、事業計画書を作成しようということになりました。

現状では、なかなか利益が出ていないので、なかなか資金調達も難しいかも知れませんが、こういう若い経営者が、ドンドン出てくるとおもしろいなーと思います。まあ、現状ではお金にならないでしょうけど、サポートしてあげたいと思う経営者でした。

  
Posted by kagawas2002 at 23:33 │Comments(0) │TrackBack(0)

2005年08月25日

上場しない！

今日の夜は、最近クライアントになったＨ社の社長、専務と食事に行きました。

 

Ｈ社は一時業績が厳しかったようですが、最近は急回復しています。メーカーですが現状、経常利益率は7%程度あり、新たに超大手企業との取引も開始したようで、今後も成長が楽しみな企業です。社長によると、「売上100億円、経常利益10億円」が当面の目標とのことです。

この目標は十分に実現可能な数値と考えられるので、ついつい「株式上場ということも視野にあるのですか？」と、自分の得意領域に持ち込もうとしたのですが、「株式上場はしない！」と、あっさり返されてしまいました。上場すると、自分の好き勝手ができなくなってしまうので、全く興味がないとのことでした。

 

この社長はお金を使うに当たって、上手く「会社」を使っています。尊敬する経営者は、コクド（西武鉄道）のオーナーである堤義明氏とのことで、なるほど！と思いました。

いろいろ考え方を聞いていると、「金持ち父さん」の考え方に似ている点が多くあり、なかなかおもしろかったです。

 

確かに、オーナーにとって株式上場のメリットがあるかどうか？というのは、本当に難しい話だと思います。自分の保有する株式を現金化するチャンスってなかなか無いので、そう言う意味では上場のメリット（創業者利潤の確保）ってあるのでしょうが、それと引き替えに、オーナーの好き勝手なことは出来なくなるので、長い目でみると難しい問題だと思います。

コクド（西武）の堤義明氏も、もし西武が上場していなかったら、あんなことにはならなかったでしょうし･･･

以前から思っていたのですが、オーナー企業はやっぱり上場しない方が得策ではないか？と思いました。

  
Posted by kagawas2002 at 23:57 │Comments(2) │TrackBack(0)

2005年08月24日

Ｍ＆Ａブーム

今日は、忙しい１日でした。

朝から遠方のクライアント（車で２時間近くかかります）の専務（２代目の方で私と同い年）に挨拶に行きました。

以前に何度か飲みに行ったことがあり、友人感覚でお付き合いさせてもらっていましたが、私も事務所に入ったので、大事なクライアントとして挨拶に伺いました。

久しぶりの再会だったのでついつい話し込んでしまい、気が付くと次のアポイントの時間に間に合わなくなりそうだったので、高速をぶっとばして、慌てて戻ってきました。

 

午後からは、未だクライアントではないのですが、スポットで仕事を依頼されている会社２件を訪問しました。案件はいずれも「Ｍ＆Ａ」！

しかし、Ｍ＆Ａビジネスは完全にブームですね？

この間も某証券会社の方とランチしていたのですが、その際に、「Ｍ＆Ａ案件あったら、ぜひ紹介して下さい。成約した際には、手数料はバックしますんで･･･」といった話をされ、Ｍ＆Ａに詳しい会計士の方と飲みに行った時も同じような話がありました。

 

会計士や税理士とかの業界っていうのは、顧客からお金をもらうのに、「これだけの日数がかかるんで、これだけ下さい」という請求になるのが一般的なんですが、そうなるとビジネスとして大きくするには限界があります。大きなビジネスにするには、やはり顧客に付加価値をつけて喜んでもらって、成功報酬として頂くというものを増やして行く必要があると思います。そうなると、これから私にとってＭ＆Ａというのは本当に重要になりそうです。今日もかなりの難題を与えられましたが、これが「将来の糧になる」と信じて、がんばりたいと思います。

  
Posted by kagawas2002 at 19:08 │Comments(0) │TrackBack(0)

2005年08月23日

ベンチャー・リンク

今日は、ベンチャー・リンクのＹ氏が事務所に来ました。

1ヶ月程前に、Ｙ氏から突然電話がかかってきて、「会計事務所の先生方と情報交換をさせていただきたい」とのことで、一度お会いしました。その際にベンチャー・リンクの会員サービスの案内を受け、「クライアントで新規事業を検討されているような先があれば、ぜひ紹介して欲しい」との依頼を受けていました。

 

ベンチャー・リンクといえば、フランチャイズビジネスで成長した会社で、私も一時、そのビジネスモデルに非常に興味をもち、転職しようかな？と考えたこともありました。

しかし、3年くらい前からでしょうか？それまで、絶賛されていた会社が、急に雑誌等で叩かれ始め、ここ数年は大幅に業績が悪化し、もしや倒産？というところまで落ち込んだ会社です。それまで、提携していた会社ともトラブルがあったのか？提携を解消するなどして、外から見ている限りでは苦しい状況なのかな？と思っていましたが、内部の人はどう感じているのか聞いてみたいという思いもあって、今日もいろいろ情報交換させていただきました。

 

まあ、会って数回の私に本音のところを語ることはないのかも知れませんが、今日お会いしたＹ氏は、「将来は起業する」という明確な目標を持って、そのためにベンチャー・リンクでできることをやっているとのことで、会社に対しても非常に愛社精神を持っている印象を受けました。Ｙ氏もまだ26歳くらいの若い方ですが、非常にしっかりしていて、仕事ができるという感じです。ベンチャー・リンクには、こういう起業家志向の若い方がゴロゴロいるようで、人材は豊富なんだなーと感じました。

 

優秀な人材を輩出する企業としては「リクルート」や「野村證券」が有名ですが、私は「ベンチャー・リンク」もその一つではないか？と思っています。（前の2社と比べると規模は小さいですが･･･）

エフアンドエムの森中社長、クインランドの吉村社長、アガスタの松崎社長、ガイアックスの上田社長と、私が知っているだけでも、ベンチャー・リンク出身の上場会社社長は結構います。

まあ、私もこの会社と上手く付き合っていこうと思いました。

  
Posted by kagawas2002 at 19:01 │Comments(2) │TrackBack(0)

2005年08月22日

ＨＰの作成

今日は夕方から、ＨＰの作成業者のＨ氏に事務所に来てもらいました。

Ｈ氏は私の妻の友人なので、ＨＰの作成について一度メールで問い合わせしたのですが、えらく丁寧に回答してもらったので、どうせ頼むのなら知人の方が良いかと思い、来てもらいました。

 

ざっくばらんに話を聞かせてもらいましたが、ＨＰ作成の値段って本当にピンキリなんですね？要はどんな内容にするのかなんでしょうけど、多くの人に見てもらうのであれば、あまり「しょぼい」と-マイナスイメージの宣伝になるリスクあるし、かと言って、あまりヒットしないのに、コストかけて作っても仕方ないし･･･

「とりあえずＨＰくらい作っとかないと･･･」という安易な気持ちでしたが、ＨＰの作成を意味あるものにするにはマーケティング的要素が必要だなーと思いました。

 

誰に見てもらいたいのか？（ターゲットの選定）、そのターゲットはどのようなキーワードで検索するのか？（ヒット率を上げるためのキーワード選定）、ターゲットが魅力を感じるＨＰは何なのか？（ＨＰの内容の選定）ということを考えないと、ただ作っただけということになりかねないですよね？

 

ちょっと時間かけて、他社（他事務所？）のＨＰをいろいろ研究して見ようと思いました。

  
Posted by kagawas2002 at 19:55 │Comments(3) │TrackBack(0)
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