22時。
会議と勉強会と仕事が終わり、自転車で病院を抜け出す。
病院内の生ぬるい空気にさらされていると、それだけで緩んだ細胞の中にウイルスの侵入を許す気がする…。
自転車を夜の街に漕ぎ出し、ひんやりした外の空気を顔に受け止めると、初めてカラダが自分を取り戻す。
あー、そういえばこの3日間、仕事に明け暮れたなぁ…。
カラダが運動を求めているときは、自転車を漕ぎ出す脚の軽さでわかる。
今日はとびきり、軽かった。
でも、空からは3mmくらいの氷の粒が降ってきた。
それらははじめ、数えられるくらいだったが、そのうち数を増し、顔に当たり、路面に当たり、ポツポツと音を立て始めた。
雨とは違う軽やかな音。顔に当たる痛さもまた、心地よい。脚も相変わらず軽くて速い。
何もかもが小気味良い。今宵はきっと走ったら気持ちいいに違いない。
自宅に帰ると、ストレッチもそこそこに、ランニングウォッチとiPhoneを持っていざ、夜の街へ飛び出す。コースは走りながら決める。
東京タワーを左手に見ながら北上し、日比谷公園から皇居までひたすらまっすぐ北上。それから西へ迂回し、皇居を半周したらそのまま南下。

夜中で寒く、足下も悪い皇居には、さすがにランナーはいない。この時すでに23時半。
気づけば走り始めに降っていた雹は小雨に変わり、霧雨と形を変え、最後は湿っぽい風となって消滅した。
水の粒子も大きさや形態が違うだけで呼び名が変わるも、空気の一部なのかもしれない。
そう考えると、60%が水で出来ている私たちのカラダもまた、空気の一部。いつかは風となって消滅する。
そんなことを考えながら、やはり締めくくりは東京タワー。

コイツに会うと、何か願掛けせずにはいられない私。
「明日も手術とその後の研究会が有意義なものとなりますように。」
鉄骨のシンボルは寒空の下、ちょこっとだけ微笑んだ。
会議と勉強会と仕事が終わり、自転車で病院を抜け出す。
病院内の生ぬるい空気にさらされていると、それだけで緩んだ細胞の中にウイルスの侵入を許す気がする…。
自転車を夜の街に漕ぎ出し、ひんやりした外の空気を顔に受け止めると、初めてカラダが自分を取り戻す。
あー、そういえばこの3日間、仕事に明け暮れたなぁ…。
カラダが運動を求めているときは、自転車を漕ぎ出す脚の軽さでわかる。
今日はとびきり、軽かった。
でも、空からは3mmくらいの氷の粒が降ってきた。
それらははじめ、数えられるくらいだったが、そのうち数を増し、顔に当たり、路面に当たり、ポツポツと音を立て始めた。
雨とは違う軽やかな音。顔に当たる痛さもまた、心地よい。脚も相変わらず軽くて速い。
何もかもが小気味良い。今宵はきっと走ったら気持ちいいに違いない。
自宅に帰ると、ストレッチもそこそこに、ランニングウォッチとiPhoneを持っていざ、夜の街へ飛び出す。コースは走りながら決める。
東京タワーを左手に見ながら北上し、日比谷公園から皇居までひたすらまっすぐ北上。それから西へ迂回し、皇居を半周したらそのまま南下。

夜中で寒く、足下も悪い皇居には、さすがにランナーはいない。この時すでに23時半。
気づけば走り始めに降っていた雹は小雨に変わり、霧雨と形を変え、最後は湿っぽい風となって消滅した。
水の粒子も大きさや形態が違うだけで呼び名が変わるも、空気の一部なのかもしれない。
そう考えると、60%が水で出来ている私たちのカラダもまた、空気の一部。いつかは風となって消滅する。
そんなことを考えながら、やはり締めくくりは東京タワー。

コイツに会うと、何か願掛けせずにはいられない私。
「明日も手術とその後の研究会が有意義なものとなりますように。」
鉄骨のシンボルは寒空の下、ちょこっとだけ微笑んだ。



