2009年12月

2009年12月21日

09根雪近し

09積雪 
















      関東地方に雪。こんなニュースが流れたので、ひょっとしてと思いながら運転してました。中津川で2℃、南木曽あたりで雪がちらつき始め、木曽福島で−2℃と気温が下がり開田に近づくにつれ景色が白くなってきました。「新地蔵トンネルを抜ける前からそこは雪国だったなんて、馬鹿なこと考えながらトンネルを出ると、木曽福島側より少し積雪が少なめで、少し残念な気がして・・・

 ログハウスの室温は−3℃、空はどんより曇り空、外気温は−5℃。ストーブに火をつけて(正確にはストーブの薪に火を点けて)もなかなか温度が上がらない。薪の燃える音は大きいのだが完全に冷え切った丸太は暖まるまで一日はかかるので、いつもより薪を一本多くストーブに放りこんだ。暖まるまで部屋のなかでもダウンベストは手放せないのだ。

 例年より雪が少なくマイアスキー場ではオープンが延びたとか。今年は愚生も雪を待ち望んでいます。理由は来月上旬に近くの日和田高原で予定しているクロスカントリースキーがあるからで、今回は初めての参加者が多く、たくさんの雪を体験させたいと思っているのです。去年は雪が少なく、ちょっと個人的には物足りなさがあったのです。遊ぶには雪は多いほうが良い。

 たっぷりの雪を圧雪した樹林コースを行くのは、ワクワクしてたまらなく楽しいものです。いつか北海道にスキー持参していろんなコースを滑ってみたいと思っています。

 翌朝冷え込みがきつかったので、たっぷりとはいかないが20cm程度の積雪があり、ラッセル車が出動していました。スケッチブックもって朝の散歩に出たのだが、鉛筆を持つ手がかじかんで、早々にひきあげました。20度近くまで温まった室内は、やっぱり快適で・・・・

冷え込みが続けば、この雪は根雪になるかも知れないな。

 

2009年12月19日

到来成吉思汗

09ジンギスカン

 

 

 

 

 

 

 

 

     成吉思汗と書いてジンギスカンと読ませる。この漢字が正式かどうかは横に置いといて、ジンギスカン鍋といえば、羊の肉を厚い鉄板の上で焼く。少年時代の頃から鍋は真ん中が盛り上がっていて、溝がきってあり、焼肉から落ちた油は流れ落ちて周囲にたまる。鍋の周囲には縁がついていて、そこに野菜をならべて焼く。

 これにニンニク、リンゴ、醤油他のたれをつけて食べるもので、ちょっと眼にはバーベキューに似ているが、愚生には違うものという認識で、もう20年以上も食べた記憶がない。「久し振りだねエ」

 バーベキュとー何が違うかというと、決定的に違うのがマトンを使うので味が牛肉や豚肉とは肉の味が違うのだ。スパイスを効かせたマトンは肉の味がして美味いもので愚生は好きな肉だ。思いがけず到来物のラム。ラムは小羊の肉で、臭みが少なく柔らかいと言われる。

 何時か使おうととっておいたジンギスカン鍋を庭でツーバーナーにのせて焼いた。なぜ戸外かというと、焼けた肉の煙の油で部屋中がとんでもないことになる。昔の密封の悪い家でもジンギスカン鍋の前には、部屋中に新聞紙を広げてから焼き始める。この手順を手抜きすると板張りの床が油でツルツルになるのだ。

 出来るだけ暖かい服装で食べ始めた。味付け肉のラムは美味いので焼けるのが間に合わない。そこでダッチオーブンのふたを思いついた。「こりゃ良いや!」ダッチオーブンのフタの曲面は油がこぼれることなく、鉄が厚いので、肉や野菜が焦げ付きにくいのだ。これからは、ダッチオーブンも使おう。

 

 

 



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2009年12月13日

痛美味毛ガニ

09毛ガニ 

 

 

 

 

 

 




       何をするにもコツがあるのは誰でも知っていることだが、分かっていてもできないのが毛がにの殻剥き。見た目のとおり甲羅はカチカチで硬いトゲがあるのだ。このため、人によって食べるスピードが2倍以上違う(当家比)。

 かに○家やかに道○みたいなところでは、食べやすいように切れ目を入れてあるので、それほどの苦労は無いし、食べる速さに差がでない。いや、早食い競争やるわけではないが、毛がにを食べるには経験とコツがいるのだ(それほど力む話ではないが)

 硬いトゲで指を刺さないためには、ある程度の握力が必要で・・ほら、小さい子供にナイフで鉛筆を削る時、力がないので押したり止めたりするコントロールができないみたいな。

 家人は初めから放棄した。台所用万能ハサミ(○ンケル)を渡されて「お願いします」そこで、片っ端からバサバサとカニの脚に切れ目を入れる。この作業によって、食べる速さに差がなくなって会話が生まれる。「カニ食べるとき、水飲むといけないって言うけど、子供のころ何飲んでたの?」「食べ終わったら、暖かいお茶飲んでた」「だったら暖かいウーロン茶だいじょうぶね」

 塩かげんも良く美味しい毛がにだったね。「痛美味い(いたうまい)ね」「残ったウーロン茶をボール入れて、指をすすぐと・・・でも不思議だね、指についたカニの臭いが消えてるよ」

 

          



09研修会

09

 

 

 

 

 

 

 

 

         目的を同じくする仲間との集まりは楽しいもの、ダッチオーブンの研修と称し今年も小舎に集合した。一週間前の話。ふだんはいつも忙しい人たちだが、毎年この日だけは都合つけて駆けつけてくれる、ありがたいこと。

 今年のダッチオーブンのテーマは「ヘルシー」去年もおんなじことを言ってた気がするが、ま、細かいことは置いといて、1〜2か月前から献立を考えてきたのだ。到着した日はあいにくの雨だったのでダッチオーブンクッキングに集中できた。例によって、参加者は与えられた課題を終えないと料理にありつけないのだ。今年の課題のひとつは、去年と同じにアックスと鋸でカラマツを倒すことだが雨のため作業は明日に決めた。

 メニューリストは牡蠣のスモークオリーブ漬けに始まり、魚介のにんにくパン粉やきイタリア風、きのこのバター炒め、ヨーグルトチキン、オニオンスライス、スメアリブ煮付け開田風、鶏のクッパ、イカ飯、coffee又はウーロン茶だ。これらを飲みながら調理していくのだ。「どこがさっぱり系だ?」

 結果はどうなったかというと、薪ストーブのオキにダッチオーブンをのせるので失敗もあったが、Yさんの持参のキャビアと焼きタラバの飛び入りメニューで盛り上がり、メニューの一部は明日にしたが、一応最後までたどり着いたのだ。その気になれば食べられるものだ。

 翌朝は朝の課題を兼ねた柴刈り散歩。運よく御嶽山の雪が朝日に照らされて「オーきれい!」朝食は夕べ使っておいた鶏のクッパは好評で、予備に用意したキムチチゲは引退か。

 課題のカラマツ伐採は、なんとかピンポイントで周りの白樺には最少のダメージで成功した。誰かが言った「来年は鯛の塩釜を食べたいナ」

 



2009年12月06日

笑う鮭の謎

笑う鮭 
















        最近の商品には個性的なネーミングが多い。それが農産物になると先輩格のコシヒカリから始まって、それは多彩で少しぐらいのネーミングでは反応が薄い。そこでいきおいインパクトのあるネーミングが求められるようで・・・

 そんななかHからの贈り物が届いた。それとなく好みを打診をして来ていたので、そこはそれ薄々感じていた。知ってしまうと今度は心待ちにする気持ちが芽生えていたから「着たか!」ってほどの気分。もっとも日中は留守にしていたから家人からの報告「お手間いらずで切ってあったので冷凍庫に入っています」「笑うなんとかという鮭」というのだ。

 「笑う鮭ってなんだ?」「しおりとかシールとかあるだろう?」と出てきたカートン。たしかに「笑う鮭」と書いてあるし、笑った顔の鮭の絵が描いてはある。Hに電話してみた。「紅鮭にしようと思ったけど紅鮭はロシア産なので、昆布森(こんぶもり)にしたの」ますます分からなくなって来た。「昆布森?」

 昆布森は地名のようで、ここの「笑う鮭」は美味しいという話で、どうして「笑う鮭」なのかは知らないという。ひょっとしてこの種類の鮭は笑った顔の鮭かもしれないと思い確かめようと思ったが「冷凍庫の中で凍っている」ので確認ができなかった。

 こうなれば解凍した鮭の顔を確認するまでは謎は解けないのだ。アキアジ(鮭)の三平汁の作り方を確認したら、今度はTから電話が掛かってきた。「三平はね・・・」しっかり正しい(何が正しいかは不明)つくりかたを聞いた。近いうちに三平汁をつくろう!それまで謎は氷の中に眠っている。

 肝心の「笑う鮭」の味を言うのを忘れた。適度の塩加減で美味い!ふだんは鮭の皮を食べない家人が皮まで食べたくらいだし、匂いを嗅ぎつけた猫が擦り寄ってきたのだ。ご馳走さま。

 













kaidalife at 23:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!食・レシピ