2chオカルト板・怖い話・洒落怖怪談の厳選まとめ

2chのオカルト板・怖い話・洒落怖の怪談などをまとめたブログです。怖い話を厳選して掲載。閲覧注意。

2014年05月

ジャングルで遭難

151 :ちんぎす :03/03/17 09:35
太平洋戦争中、曽祖父は兵役で東南アジアに出征していたそうです。
と言っても戦闘要員ではなく、現地に補給用の鉄道のレールを敷く工兵部隊の、小隊長を命ぜられていました。
小隊長といってもふんぞり返っていられるわけではなく、自分自身も一緒に作業していたそうです。


152 :ちんぎす :03/03/17 09:36
ある日、いつものようにレール敷きの作業をしていた祖父は、
探していた工具がトロッコの下にあるのを見つけて、取ろうと思いトロッコの下にもぐり込みました。
すると向こうの空から、聞きなれないプロペラ音が聞こえてきました。
その時曽祖父はトロッコの下にもぐり込んだまま、心臓が止まるかと思ったそうです。
それは敵の戦闘機のプロペラ音だったのです。
「敵機ぃーーーーー!!!!」
隊員の誰かが言うが早いか、機銃掃射が始まりました。
運良くトロッコの陰にいる形になった曽祖父は、戦闘機の照準にはなりませんでした。
そしてトロッコの下から、「みんな逃げろ!逃げろ!それか隠れろ!!!!」とわめいたそうですが、
逃げ遅れたり隠れられなかったものは、次々と弾丸に倒れて行ったそうです。

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田舎の夏

62 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/09/16 22:39
私がまだ消防の頃、田舎の母親の実家に遊びにいった夏。

弟と両親は夕飯時にもかかわらず近くの大きなお寺を見に行くといって、いつまでも戻ってこなかった。
ばあちゃんは店番をしながら、私の見たことのないテレビ番組を見ていた。
つまらなくなった私は、覚えたばかりのその街を一人歩き回ることにした。

足がくたびれてきたころに、盆踊りの準備をしている人の群れが見えて、思わず駆け寄っていった。
しかし、なかなかたどり着けない。
辺りは薄暗くなってきて、泣きそうになっている私にパッと明かりが照らした。
辺りを見ると、小高い丘に私は立っていた。
そこには夜店が立ち並び、子供達が笑いながら駆け寄ってきた。
しかし、何をしゃべっているのか理解できない。
少し恐くなり目をそらすと、一匹の犬と背の高い男の人がずっとこっちを見ていた。どこかで見覚えがあった。
帰りたい!!そう思い来た道を振り返ると、全く見た覚えのないのどかな町並みが広がっていた。
その場から一歩も動けなくなった私に、その犬をつれた男が「大事にしなよ」とだけ言い残し、
ものすごい突風と供に消えていった。

気がつくと、私は両親と一緒にお寺にいた。
聞くと、私はそのお寺にいる両親をみつけ駆け寄ってきたが、一言もしゃべらなかった。
両親は、私がおいてけぼりですねたのだと思ったらしい。

その夜、おばあちゃんにその事を話すと、夜中近いにもかかわらずそのお寺に連れていかれた。
「お前がまだ4、5歳の頃。
 ここで首をナワで絞められ、片足を切断された犬の死体をお前が見つけて、
 そこに居合わせた中学生にひどくののしられ泣いていた。
 すると、ほとんど首がちぎれかかったその犬が、中学生の太股にかぶりついて放さなかった」
犬を殺したのはその中学生だったらしいのだが、未だにその出来事を思い出す事が出来ない。
因果関係はあるのだろうか???

ぬいぐるみ

972 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/19 16:54
父と母と娘と一人の召使いがその家に暮らしていた。
両親は一年の三分の一を留守にするほど仕事に忙しかった。娘の相手さえ出来ないほどに。
その代償として、両親は娘にぬいぐるみを何個も与えた。
娘はそのぬいぐるみに両親の愛を感じた。

仕事のため家を空け、お互い会う事すらない日々が続き、
夫婦の間に亀裂が入るのにはそう時間はかからなかった。
娘への愛もいつしか薄れ、ぬいぐるみを贈るのもただの習慣となった。
それでも娘はそれを愛の印だと信じて疑わなかった。

家にいる時、両親は娘に辛く当たるようになった。
やがて召使いもそれを真似するようになり、両親が仕事に出てからも娘は苦痛の中で日々を過ごすようになった。
人の心にある醜い感情を知らない娘は、何故皆が突然自分に辛く当たるようになったのかわからなかった。
「ねえ、なんで私を叩くの?悪口を言うの?
 お父様もお母様もお前も。みんな私を愛してくれていたのに…何故突然?」
召使いはあまりにも無知な娘に答えた。
「貴方に対して愛を持ってる人なんて、もう誰もいないんですよ」
言葉の後、召使いは娘を殴った。
裕福で美しい娘に以前から感じていた嫉妬のせいもあった。
娘は抵抗し、召使いを突き飛ばした。召使いは頭を打ち死んだ。
無知な娘は死すら知らず、何があったのかよくわかなかった。
動かなくなった召使いを見ながら娘はぼんやりと考えた。
皆は私に対する愛がなくなった。
どこかに愛を置いて来てしまったのだろうか?
どうすれば皆元に戻ってくれるのだろう?


973 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/03/19 16:55
愛を体に詰め込めば、また幸せな日々が帰ってくれるだろうか……?
そうだ、昔のお父様やお母様の愛の詰まったぬいぐるみの中身を、皆の中に詰め込めばいいんだ!
娘は良い事を思いついたと、とても喜んだ。
娘は母の部屋にあった小さな刃物で、ぬいぐるみの腹を裂き綿を出した。
このフワフワとした物が、両親の愛なのだと娘は思った。
次に召使いの服をめくり腹を切ったが、上手く切れない。
娘は台所にあった豚などを解体する時に使う大きな刃物を持ってきて、それで召使いの腹を切り開き、中に綿を入れた。
血がだらだらと出てきたが気にしなかった。

次の日に調度いいタイミングで両親が帰ってきた。
娘は両親の腹を刃物で刺した。
苦しみに倒れる両親の腹を娘は切り開き、ぬいぐるみの綿を詰め込んだ。
部屋の隅には昨日死んだ召使いの死体が転がっている。
娘は笑顔で三人を見た。
愛をたっぷりと詰め込んだんだから、これで皆また私を愛してくれるはずだわ。

着陸

626 :東東京市 :02/08/24 20:59
以前、飛行機で子供のように窓から外を見ていたとき、目的地が近づき、飛行機が高度を下げていきました。
どんどん高度が下がり、家や車が見えてくる。
あー、そろそろ着陸だな~
ウィーンという音とともに車輪が機体から出てきた様子。
おー、随分高度が下がったなー、と思いましたが、おかしなことに滑走路も空港も全く見えてこないのです。
その間も飛行機は高度を下げ続け、地面はどんどん近づいてきます。
あれれ、これちょっとおかしいんじゃないの、滑走路ないよ!と思ってると、機体が急に上昇し始めました。
窓から見ると、ずいぶん先のほうに滑走路があるのが…

飛行機は十分な高度になると旋回をし、今度は無事に着陸できました。
乗客には特に何のアナウンスもなく、みんな普通に機を降りて行きましたが、
急上昇したとき、近くのスチュワーデスに笑顔はありませんでした。

よくあることなのかもしれませんが、
飛行機は高度が下がりすぎると機首を上げても上昇できず、失速・墜落すると聞いていたので焦りました。
ニアミスのあった飛行機に乗ってた人からみたら、全くたいしたことない経験でしょうが、ほんのり…

トイレね?

863 :そんな振りのあとではきついが:04/03/18 13:49
こんなこと話していいのかわからないが、一応時効ということで。

10年以上前、俺が高校1年の時に、よくツレと一緒に郊外の廃屋に忍び込んでシンナー吸ったりしてた。
そこは先輩たちから譲ってもらった場所で、もとラブホだったらしくて幾つかの部屋にはベットも残ってた。
もちろんそこへ行くのはいつも夜中だったから、懐中電灯を持っていって、主にロビーだった場所でダベっていた。
スプリングがキシキシいうけど、一応ソファーがあったから。
大体そこに行くツレは4,5人だった。
悪い連中には格好のスポットだったけど、
俺たちの前にいた(高校の)先輩たちが相当ムチャする人たちだったので、
他のやつらは寄り付かないという最高の場所だった。

その日も俺含め5人でロビーでダベってた。
小雨がパラパラ降る音がしはじめた時、アホのシロウが「トイレね?」と言い出した。


865 :続き:04/03/18 13:50
ションベンは普通外の草むらでしてたんだけど、雨が降ってきたから出たくないらしい。
「あのドアの奥になかったっけ?」と、ツレの一人がロビーの奥の扉を懐中電灯で照らした。
「ああ、でも水でねーぞ」と言ったが、シロウは「いいのいいの」と言って、懐中電灯持って消えていった。
「あったあった」と、間の抜けた声が小さく聞こえた。

しかし、それから10分たっても20分たっても帰ってこない。
さすがに気になって、一人が「おい長グソかー?」と言いながら、奥の扉を開けて入って行った。
そしたら、ちょっとして青い顔で出てきた。
「おい、おらんぞシロウ」
おらん?
「おらんつーか、とにかく見てみろ」と言うので、全員でドアを開けた。
そこは事務室のような所だった。
二部屋がつながっていたが、トイレがないことはすぐにわかった。
というより、他にどこにも出入り口はなかった。


866 :続き: 04/03/18 13:51
シロウが一本持っていったので懐中電灯が二本しかなかったが、人が入れそうな場所はどこにもないのは明らかだった。
そのあとロッカーとか机の裏とか徹底的に探したのに、結局シロウは見つからなかった。
その状況の異常さに俺たちは真っ青になって、とりあえずこのことは誰にも言わないようにしよう、ということになった。

俺がいうのも何だが、シロウの家はまともな家庭じゃなかったせいか、
息子が帰ってこないというのに、捜索願いも出さなかったようだった。
結局、失踪あつかいされたまま、シロウは忽然と姿を消した。
俺たちはもうそのラブホには行かなくなった。

高校卒業したあとも俺はずっとそのことが気になっていた。
消え去ったことよりも、シロウがなぜ『あったあった』と言ったのか。
なぜかそれが無性に怖かった。


867 :ラスト:04/03/18 13:52
何年かして、街でたまたま当時のツレと会った。
サ店で喋っていると、自然にあの事件の話になった。
ツレはあのあと、先輩になぜあのラブホが廃屋になったのか聞かされたという。
ゾクッとした。
客が何人か行方不明になったからだと。
どんな風に消えたのかは分からないが、それだけで十分だった。
ツレはそれを話したあとなぜか俯いて、氷だけになったレモンティーをストローでかき混ぜ続けた。
油汗が浮かんでいたので、「おい、どうした」と肩をゆすった。
するとツレは、あの時のシロウが「トイレね?」と言ってからの細かい流れを話し始めた。
「俺があの時、シロウが入った扉の一番近くにいたの覚えてるか」
言われるとそうだった気がする。
「俺な、扉が閉じたあとで、小さな声を聞いたんだけどよ」
「あったあった、って言ったやつやな」
ツレは青い顔で頷いて続けた。
「あれな、シロウの声じゃなかった」
数年分の鳥肌が一気に立った気がした。

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