2chオカルト板・怖い話・洒落怖怪談の厳選まとめ

2chのオカルト板・怖い話・洒落怖の怪談などをまとめたブログです。怖い話を厳選して掲載。閲覧注意。

2014年11月

いじられキャラのA

186 :1:2005/12/16(金) 18:30:58 ID:m1SdSJAH0
高校のときのクラスで、いじめられてる訳じゃないけど、いじられてるAという奴がいた。
なんというか、よく問題を当てられても答えられなくて、笑われるような感じ。
でも本人はへらへら笑ってて、特に暗くも無いし、鈍感という言葉が当てはまる奴だった。
ちなみにAは、喋るとき少しドモり気味で、それも笑いのネタにされていた。

夏休み前、遊びと称して心霊スポットへ連れて行って脅かしてやろうという、
工房丸出しの幼稚な考えを思いついた俺達グループは、そいつに声をかけた。
二つ返事で承諾したA。場所は現地でも有名なダムで、その周辺の探検という事に決まった。

そして当日。
真夏の夜、Aを含め5人はいたものの、場所が場所だけにやっぱりひんやりとして、ちょっと不安になった。
それでも、ここまで来たなら行こうという事で、膝の辺りまで茂った草、湿って不安定な地面を進んでいく。
もちろん先頭はA。
ある一定の所まできたら、4人そろって隠れてやろうという事になっていた。
(バカ高校の生徒の頭で考える作戦はこれが限界)

10分くらい彷徨ったとき、廃屋というか、小屋みたいなものを見つけた。
それを見つけて、ここがタイミングだなと隠れようとしたとき、小屋の入り口付近に白い女が。
もう本当に、イラストとかで見る『髪の長い白いワンピースの女』がいた。


187 :2:2005/12/16(金) 18:31:59 ID:m1SdSJAH0
どう考えてもこんな時間にそんな女がいるのはおかしいから、そいつがこの世のものではないのが一瞬でわかった。
誰かが「逃げろ!」と叫んだ。俺も走り出そうとした。
ところが、Aが逃げない。
「おい、A!後ろ見てみ!早よ逃げるぞ!」と言っても、きょとんとした顔でAは、
「ん、んー?なんか、お、おるんかー?」(ドモってるからこんな感じ)
どうやら彼だけ『見えて』ないらしく、きょろきょろしてそこから動こうとしない。
置いていくわけにも行かず、逃げるに逃げれなくなった俺達。
女が滑るように近付いてくる。
Aの方向をこれ以上ない恐ろしい笑顔で見ていた。
こいつを連れて行こう、みたいな、こいつなら気付かずに、みたいな・・・
やばい・・・とは思うものの何も出来ない。
とうとう女がAの隣りまで来た。
「なあんてな。コイツやろ?」
「え?」


188 :3:2005/12/16(金) 18:32:26 ID:m1SdSJAH0
唐突に、いつもの口調と違うAは、女をはにかんだ笑顔で指差した。
Aは女の顔に自分の顔を近づけ、面と向かって言い出した。
「おい、コラ。こんなトコで彷徨う事しか出来んのかお前は。
 いい加減死んだ事に気付け。このアマ」
ワンピースの女は、もう笑っていなかった。
明らかに動揺した顔を2、3秒浮かべた後、ふっと消えた。
Aは最後に、「そのほうがいい」と呟いた。その途端、雨が降りはじめた。
Aは唖然としていた俺達に向かって、「ん?行こ、行こ」と、いつもの口調に戻っていた。

俺達はAと本当の友達になった。

後に、Aにあの時の事を聞いた。
「んー、ん。あれはな。でき、できんねん。なんかな」
としか言わなかった。

初恋

156 :コピペ隊:2005/12/16(金) 12:12:07 ID:dNqRk7jn0
「家にまつわる怖い話聞かせて」より

231 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:48:03 ID:vY3ajgyd0
幼い頃で記憶が曖昧になっているのもあると思うけど、今でもあの光景は忘れらない。
見間違いだったとは絶対に思えない。
あの時はただワケが分からず、ただただ怖かっただけだけれど、
後に、俗に言われる『曰く物件』だったことが判明。
そして、個人的にちょっと切ない思い出でもあり、書き出したら長くなってしまいました。
幼い頃ゆえ不明瞭な部分もありますが、ご了承ください。

たぶん3歳の頃、家が古かったために完全に壊し、同じ土地に再度新築で立て直すことになり、
1年か半年くらい、建築作業の間は借家で暮らす事になった。
その借家というのは、家を担当する大工(父の友人)が紹介してくれた不動産屋が、
超格安(そう聞いてる)で貸してくれたものらしい。

祖父、父、母、姉、自分と5人で暮らすには、少々狭くて古めかしい家だったけれど、
特別な不自由はなく、狭いながら楽しく暮らしていた。
が、家に慣れてくると大体の構造が分かってきて、
概観から見ても、どうやら屋根裏部屋があるらしい事が、外から見える小さな窓からもわかった。


232 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:49:12 ID:vY3ajgyd0
家の中からでも、収納式の階段があるのも分かった。しかし、使用された形跡は無い。
家財道具を借家の中に納め、使っていないものが入った段ボール箱までひしめき合うため、
非常に家が狭くなっているのに、なんで屋根裏を使わないのだろう?と疑問に思っていた。
そのことを聞くと皆、
「あの階段は急だから絶対に使っちゃダメ」「屋根裏部屋は掃除してないからいっちゃダメ」
と、口をそろえた様に言う。

そうなると、好奇心旺盛な年頃としては、秘密基地のような感覚でそこに行ってみたくなる。
ダンボールを何段か重ね、収納された階段を引っ張り出すための紐を伸ばすと、
ぎぃっと大きな音を立てて階段が降りてくる。
折りたたまれていた階段は綺麗なもので、埃なんかは積もっていなかったので、
そのまますたすたと上っていき、天窓に手をかけた。
空けるにつれて、蜘蛛の巣が張っているのなどが見えてくる。
そして、想像以上に薄暗い。


233 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:50:09 ID:vY3ajgyd0
その時点で躊躇してしまったけれど、
窓のカーテンでも閉まってるんだろう。それを開ければ明るくなる。と思い、そのまま上りきる。
まず目に入ったのは、埃・埃・埃。すごい厚さ。
思わずうわぁ~と声を上げて見回すと、薄暗い部屋の視界に人影が映る。
女の子?
髪の長い子で、なにかぬいぐるみで遊んでいるようだ。
本来ならば、この時点でおかしいことこの上無いのだけれど、
一時とはいえ慣れた土地を離れ、幼馴染たちとも会っておらず友達がいなかったので、ぜひとも声をかけたかった。

埃が舞い上がらないように、静かにその子に近づいていく。
「ねぇ、なんでこんなところにいるの?」なんて声をかけつつ。
しかし、彼女は答えない。というよりは、聞こえているけれど、反応しないようにしているような感じ。
その子の隣にしゃがむ。同い年くらいというのが分かった。
髪の長い子で、ピンクの熊のぬいぐるみの腕を持ち、いろいろなポーズをさせていた。
「僕この家に住んでるの」「どこから来たの?」「名前は?」
など声をかけるが、反応が無い。
こうも無視されるとさすがに、感じわる~とか思っていると、
彼女がふと顔を上げてこちらを向き、「私はめぐみ」って紹介をする。
どきっとする。彼女があまりにも可愛かった。
一目ぼれだったんだろう。たぶんこれが初恋。


234 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:51:04 ID:vY3ajgyd0
なぜこんなところにいるのかと聞けば、お父さんに怒られて怖いから隠れている、ということらしい。
それからは、取り止めの無い話をしていたと思う。
でも、彼女を目の前にすっかり舞い上がった為、自分の話しかしていなかったと思う。
それでも、彼女はうなずいたり微笑んだり。

一階の居間にある時計が時間を告げた時に、祖父がそろそろ帰ってくると思い、
天井裏に行ったのがばれるので、彼女に別れをつげ、また来ることを約束し、
そのまま一階に降りて階段をしまう。
手を振りながら微笑んだ彼女が忘れられない。(思い出なので美化されてる部分もあるでしょうが)

が、出す時は紐を引っ張ればいいのだけれど、戻すには階段を押し上げる必要があり、
いくらダンボールを積み重ねても、力がない上に必要な身長もないので、戻すことが出来なかった。
このままでは祖父に怒られると思い、ダンボールだけを片付け、紐をしまい、少し落ちていた埃を片付ける。
そのすぐ後には祖父が帰って来たが、階段が勝手に落ちてきたと説明をした。
何度もしつこく上には行ってないかと聞かれたが、彼女と会えなくなるのが怖かったので嘘をついた。
もちろん彼女の話はしない。
階段が勝手に落ちてきたということではあぶないので、と頑丈に閉められ、
引き出すための紐は取り外されてしまう。


235 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:52:01 ID:vY3ajgyd0
その後、自分ひとりの時には、なんども階段を出そうと試行錯誤を繰り返していたが、
それが出来ず、結局は家が完成し、引越しする日が迫ってきてしまう。

引越しの日、自家用車で借家と家を往復を繰り返して、荷物を運んでいる時に、自分ひとりが家に残ることになった。
特に暇を持て余している時、ふと父の釣竿が目に入る。
伸縮自在で、先っちょには糸を通せる枠が付いてる…
これならばと、その釣竿を使い、階段の紐を縛る部分に引っ掛けようとする。
引っ越しても会いたい。別の場所でもあいたい。どこに住んでるか知りたい。もう一度彼女に会いたい。
せめてお別れだけでも言いたい。階段を出したことで怒られるのもかまわない。
そんな怒られる時の事なんか頭になかったかもしれない。
その一心で重たい釣竿を操り、階段を引き出すことが出来た時は、文字通り飛んで跳ねて喜んだ。

ばたばたと階段を上がり天窓を開ける。かび臭いのも、誇り臭いのも気にならない。
彼女はいないのかと、天窓から顔をだして見回す。
前の位置には彼女はいなかった。
そのまま首を回していき、ちょうど階段を上って背後にあたる部分に顔を向けた時、なにかがある?
目の前になにかがあるのが分かった。


236 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:52:40 ID:vY3ajgyd0
近すぎて一瞬視点が会わなかったが、すぐにそれが女性の顔だと分かった。
距離にして数センチ。
顔はぱんぱんに腫れ、青く充血目から涙のように、鼻から口から、良く分からない半透明の液体が流れていた。
幼いとはいえ、それが人間ではないと直感し、悲鳴を上げることも逃げることもできず、ただただ恐怖に固まる。
その女性が愛想笑いのようににやっと微笑むと、
「私の子に近づかないでね…」と、ぼそっとつぶやく。
「わかったぁ~?」
この「ぁ」のところで、糸を引いて大きく口が開いた時に、前歯が粘液に包まれたまま抜け落ちるのが見えた。


237 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:53:44 ID:vY3ajgyd0
目が覚めた時には、「目が覚めた」と叫ぶ姉の声が聞こえてきた。
どうやら、あの後階段からすべり落ち、失禁しつつ白目を向いて気絶していたらしい。
打ち所が悪くてこうなったのだと思い、急いで病院に向かうところだったらしい。
(けが人を動かさずに救急車、という考えはなかったようです)
そのときの話をしても、怖いテレビの見すぎだとか皆いっていたけれど、
目はみんな恐怖していたのを見逃してなかった。
失禁にしても、階段から落ちてからではなく、階段の天窓のあたりから失禁しており、
天井部屋を覗いた時のものであることが分かっていた。
誰一人天井部屋を覗いた事を咎める事もなく、ただただ「忘れろ」といわれるだけで、
誰にも話してはいけない出来事として封印し、つい2・3年前まで記憶から消えてしまいそうでした。

父が亡くなり、その後祖父の葬儀にて写真の整理をしていると、借家に引っ越した日の記念写真が出てきた。
それで、ふと幼い頃の思い出がよみがえってくる。
幼い頃から封印していた記憶なため、あれは夢だったのかもしれないと思ったけれど、
その話をすると姉は、「やっぱりおぼえてたか」と言う。
家族の間でも、誰にも話しちゃいけない話としてみんなが覚えていたようで、
父と祖父が本気でお払いを考えていた事などを、面白半分に話していた。


238 本当にあった怖い名無し:2005/11/03(木) 23:54:48 ID:vY3ajgyd0
あの家は、『過去に子供が天井部屋で死に、奥さんがその同じ部屋で首をつって死んだ』という曰く付きの家で、
1階こそなにもないが、『天井部屋は必ずなにかしら起こる』といわれる場所だったそうだ。
家を建てたばかりということで、できるだけ出費を抑えたかった両親は、
何度か一階で泊まったりし、二階以外はまったくなにもないことを確認し、それを承知で借りたそうだ。

めぐみという彼女のことも気になり、借家の時に世話になった不動産屋に行くと、
暇だったのか、当時の記事をひっぱり出してくれた。
(聞かれたら答えなきゃいけないため、そういう記事はスクラップしているそうです)
それは引っ越す7年ほど前の記事で、
4歳になる子がなにかいたずらをしたのか、父親に殴られ、そのまま天井部屋に閉じ込められたが、
翌朝そろそろいいだろうと様子を見た父親が、死んでいるその子を見つけたというもの。
そして、さらにその1年後の記事。
その後両親は、その家は引き払っているのだ。
が、その約一年後には、『その母親がその天井裏で首をつって死んでいるのが見つかった』という記事。
当時だれも借家にはおらず、発見が遅れ、見つかった時には腐乱がひどかったそうです。

最重要視とはいえ容姿だけで惚れるということはなく、これ以後一度も一目ぼれを経験した事が無く、
一目ぼれしたその子はそんなにかわいかったのか、と思うと残念でなりません。
初恋は実らないって言うけど、こらねぇべ。

アンティーク着物

748 :本当にあった怖い名無し:2005/12/09(金) 18:54:27 ID:FjgSlwyT0
うちの姉が以前、すごいアンティーク着物に凝ってた。
それこそ、箪笥と行李を新しく買うぐらいに。
確かに見ていて綺麗だなーとは思うが、当時リア厨だった俺には、何でそこまで買い漁るのかがさっぱりだった。

そんな一昨年のゴールデンウィーク頃、姉が京都にデートに行った帰りに、
昭和初期くらいの訪問着(と言ってた)を持って帰ってきた。
鶯色で梅とか松とか、おめでたそうな柄だった。
姉は「彼氏が選んでくれた~vv」と、姿見の前で羽織って大騒ぎ。
母と祖母も二人で「綺麗やわ~」とか、「ええ物やわ~」と大騒ぎ。
俺はというと、和室で親父とごろ寝しながら騒ぎを聞いていたんだが、
いきなり姉母祖母が押し寄せてきて、親父ともども追い出された。
どうやら衣文掛け?に飾るらしい。
俺はふてくされて自室で寝た。

目が覚めると、既に午後10時くらいだった。
「うわー晩飯食い損ねたー」とドアを開けると、なぜか家中シーンとしている。
階段を下りると、まず食卓に母と祖母がいた。
緊張した顔で、和室の方を見ている二人。
俺を見ると、厳しい顔で手招きする祖母。なぜか手には肉切包丁。
さらに、母の手にはすりこぎ。


749 :本当にあった怖い名無し:2005/12/09(金) 18:55:22 ID:FjgSlwyT0
ええええ!?と思った瞬間、和室の方から、
ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ!!
と、摩擦音のような音がした。
さらに緊張する祖母と母。
「手伝ってきてくれ、おまんは力あるから!!うちは○○(←聞き取れなかった)持ってくる!!」
内心チビリそうになりながら、そっと戸に手をかける俺に、祖母が握らせたのは『出刃包丁』。
覚悟を決めて一気に引き戸を開けると、目の前には父と祖父が身構えて立っていた。
部屋の真ん中には、手と足の生えた、緑色の布の塊。
それが部屋の真ん中で、ぐるぐる回っている。
多分、あれは姉だ。
しかし、見えている手がおかしい。二対ある。
手が震えて、何も出来なさそうな俺をみて、祖父が父に言った。
「ええか、先におまんが押さえ。俺が着物剥ぐ」
「ん。いくで」
回っているものに飛び掛る父。しかし相当強いらしく、引きずられてしまう。
出てる手に引っ掻かれまくる父を見て、はっとわれに返って俺も飛び掛り、何とか動きを鈍らせる。
祖父がそのスキに、そいつの着物を引っぺがした。


750 :本当にあった怖い名無し:2005/12/09(金) 18:57:07 ID:FjgSlwyT0
やはり中味は姉だった。
しかし、着物をはがしても治まる様子が見えず、父に噛み付き、犬のように首を打ち振る姉。
父の血が当たりに飛び散る。
もう手が痺れてきて、「あ、だめだ」と思った瞬間、
ガラガラガラッと大きな音を立てて戸を開け、祖母が突進!
薄茶色い液体を着物にぶっ掛けた。
やっと父から口を離した姉を、母が布団でくるみ、上から縄で縛り、納戸の中に押し込んで鍵をかけた。

その翌日、庭で着物を燃やした。
満身創痍の父と俺と祖父の三人は、その灰をたっぷりかけられた。
姉は克明に出来事を覚えているらしいが、どうしても話してくれなかった。
母と祖母の持ち出した液体も、灰をかけられたことも、あの着物のことも、未だに俺には分からないままだ。


死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?170

718 :711:2007/07/30(月) 06:40:04 ID:bXo3mscb0
ちなみに、前突っ込まれなかったから書かなかったが、
『おまん』って言うのは、自分の地方での『お前』って意味なww
進学してからぽろっと口に出して、ドン引きされてしまった。

あと、後日談にも満たないことだけど書いておく。
着物ってのは、『同じもの』は世界に一枚、または極少数しか存在しないと思ってる奴が多い。
実際、アンティークなどの昔の着物は、そういうことが多い。
戦争による焼失や経年劣化、使用したための痛みなどで、年月とともに『同じ』着物は減っていく。
だが、1や0に必ずなるとは限らない。
特に人気だった柄の着物などは、田舎では戦火を逃れて、いろんな地方に残っていたりする。

俺の進学したのは、実家から遠く離れた地方都市だった。
大学ではクラブやサークルの勧誘が連日続き、部活の公開見学会なども行われていた。
俺はそこで再会してしまった。
こげ茶色の髪の毛をアップにして、慣れた手つきで茶をたてていた若い女性の着物。
あれは間違いなく、俺の祖母が燃やしたものと同じものだった。
あの化け物は『あの』着物に憑いていただろうから、大丈夫だとは思うのだけど、未だに不安は拭い去れない。


719 :本当にあった怖い名無し:2007/07/30(月) 06:49:58 ID:B5ZDVOEr0
>>718
その後、お姉さんから当時の話は聞けないんですか?何でそうなったとか・・・


720 :本当にあった怖い名無し:2007/07/30(月) 07:01:35 ID:bXo3mscb0
全然あのことについては話してくれない。
単に、着物になにか憑いてたってだけだと思うんだけど、祖母の液体や灰掛けについては俺もさっぱり分からん。
母と祖母は、「そのこと聞くな!」って威圧オーラむんむんだし、
父や祖父の方は詳しく知らないみたいだし、
あれはもしかしたら、女にしか教えちゃ駄目な物なのかもしれない。

ちなみに、姉ちゃん去年結婚したよ。今は横浜に住んでる。
でも、着物はまだ全部持ってる。懲りてない。

話してはいけない話

655 :本当にあった怖い名無し:2005/12/08(木) 10:47:32 ID:oW9D/KNw0
これは俺と両親の体験談。
でも当時3歳だった俺は当然覚えてなくて、両親から聞いた。

俺の父は骨董商をやっている。
絵から古道具、茶道具、なんだかよくわからないガラクタ?みたいなものまで、
色んなものを取り扱ってるんだけども・・・

ある日、父は市(業者同士の販売会みたいなもの)で、ある人形に目を引かれた。
それは、陶器で出来た西洋人形だった。
相当古いものであるのは、ぱっと見でもわかったらしい。
全体的にくすんだ色になったそれを、なぜだか父は一目で気に入り、買い取ってしまった。
当人曰く、「売る気はなく、家に飾るつもりだった」と言う。

・・・しかし、それを家に持って帰って母と一緒に眺めたとき、父はそれを購入したことを後悔した。
見た目が余りに無残だったのだ。
肌の表面はひび割れ、髪は半ば抜け落ち、
ガラス製の目玉が一つ内部に落ち込み、カラカラと音を立てている・・・
「気味が悪い・・・」
母の一言が全てを表していた。
結局その人形は一度も我が家に飾られることはなく、
ベランダの物置棚の奥に、新聞紙にくるまれて放り込まれることになった。


661 :本当にあった怖い名無し:2005/12/08(木) 11:07:04 ID:oW9D/KNw0
その夜のこと。
母は俺(当時3歳)がうなされているのに気づいて目を覚ました。
幼時はわりと引きつけなどを起こしやすい質だったので、もしかして・・・と思ったらしい。
身を起こして息子の方へ近づこうとして、彼女は息子の様子が少しおかしいことに気がついた。
彼は、目を開けていた。
(うわごとじゃなかったの?)
しかし、息子は未だにぶつぶつと何かつぶやきつづけている。
「T(俺の名)くん、どうしたの?」
声をかけても反応しない。
ただ、ぶつぶつとつぶやきつづけるだけ。
「Tくん!Tくん!!しっかりしなさい!!」
怖くなった母は、息子の名を強く呼び体をゆすった。
そうして、ようやく彼は母の存在に気づいたようだった。
「どうしたの?何を言っていたの?」
まだすこし虚ろな表情の息子に、彼女は語りかけた。
息子はしばしの沈黙のあと、ベランダを指差しこう答えた。
「おめめがひとつの人形が来たの。あっちから」
彼女は、言葉を失った。
息子はあの人形のことは知らないはずだった。
嫌な汗が流れてくるのを感じながら、彼女は息子に尋ねた。
「お人形が来て、それでどうしたの?」
「あのね・・・」


664 :本当にあった怖い名無し:2005/12/08(木) 11:24:11 ID:oW9D/KNw0
要約すると、何やら色々と話をしたのだという。
が、その内容が3歳児の語ることなので全く要領を得ず、時間の経過もあって記憶が曖昧になっているそうだ。
だが最後に一つだけ、これだけはっきり覚えているものがる。
「だれにも話してはいけない話をした」
俺は、たしかにそう言ったらしい。
母がどれだけ聞いても、その内容だけは決して教えなかったそうだ。
「人に話してはいけない。話してはいけない。話したら・・・」
最後にそう言って、そのままこてんと眠ってしまった。
翌日、母はそのことを父に話したが、彼はなぜかそのことを知っていた。
俺がつぶやいていたことが、人形のことであるのに気づいて、布団の中で震えていたらしい・・・

結局、人形は捨てられることになった。
ビニール袋に入れ、父がゴミ捨て場に持って行こうとしたのだが、
急にずしりとした重量感を感じて、袋を落としてしまった。
人形はただ落ちただけで、なぜこれほど?と思うほどに粉々になってしまったらしい。
父曰く「物に惹かれるということは、たまに理屈ぬきでこういうことがあるもんだ」と。

・・・結局、俺が話した『人に話してはいけない話』はなんだったのだろうかと、今でも気になっている。

家族の奇行の真相

585 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 16:48:39 ID:PKRMIdDv0
自分の身に起こった、今でも信じられない実話です。

まだ僕が中学3年だった頃。
僕の家は、父親と母親と弟(まだ小学校低学年)の4人家族でした。
紅白歌合戦を見終わって、いい初夢でも見るかな…ってな具合で寝たのはよかったんですが、
真夜中に悪夢(見た夢の内容は思い出せない)を見て、突然真夜中に起きました。
心臓は音が聞こえるほど激しく脈打っていて、脂汗を全身にじんわりかき、
まるで冷や水を背中から流されたかのように、布団からがばっと起きた体勢のまま硬直してました。
「新年早々に悪夢かよ…最悪」とか思いながら、また寝れるわけもなく、
カラカラに渇いたのどを潤すために、冷蔵庫のあるリビングに行くと、
真夜中なのに(時計は見てないけど、たぶん深夜2時頃)家族全員が抱き合った格好でテレビの前に座っていました。
テレビは付けっぱなしで、深夜なので番組がやっていないのにもかかわらず、
ニュース番組(これも記憶が曖昧)の画面が映っていました。しかも無声で…。
それに窓という窓が全部開けっ放しになっていて、外と変わらないほど寒いんです。
明らかに様子が変でした。ぞっとする寒気を感じました。
「何やってんだよ!!頭おかしいんじゃねぇの??」と震えながらだが、半ばキレたように怒鳴ると、
弟は「だって…ぁ…(声が小さくて聞き取れない)」と言うと泣き出してしまい、
それを見た両親は、終始無言&無表情で窓を全部閉めて、テレビを消し、
うずくまって泣いている弟に「もう寝なさい」ってな感じで、寝室に連れて行きました。

新年早々、気味が悪すぎる出来事に遭遇しまくって寝る気が起きないので、
その日は自分の部屋で、漫画を読みながら朝を迎えました。

朝になって、両親に「昨日、真夜中に何やってたんだよ??」と聞くと、両親は「はぁ?」ってな具合。
昨日の喜怒哀楽のない顔と、今の怪訝そうに俺を疑う表情のギャップで、俺は「幽霊ってやつか??」とかなりパニくった。


589 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 17:15:27 ID:PKRMIdDv0
まあ、そんな話を友達にしても疑われるだけだし、12月に彼女に振られたのもあって、
きっと精神的な疲れから幻覚を見たんだろう…ってな感じに処理しました。

それからしばらくして、また真夜中に悪夢で目が覚めました。
今度は微妙に内容を覚えていて、見知らぬ人に後頭部を殴られる夢です。
なぜか起きても、ジンジンとつむじ辺りが痛いんです。
そして、なぜか「コンビニなら安全…」とか意味不明なことを考えてました。
頭の中は「幽霊に襲われた」って考えが支配してて、パニクってリビングに逃げました。
しかし誰もいないし、なんか夕食の焼肉のせいか、焦げたにおいが浮遊している。
しかも、新年早々にリビングであった奇怪な出来事を思い出し、またもや眠れぬ夜を過ごしました。

そして2月の初め頃になると、体が異常に痒くなってきました。
最初は単なる乾燥肌と思ってましたが、
背中と頭が特に焼けるような感覚を覚え、ボリボリ掻きむしっていました。

痒みは一向に良くならず、皮膚科に行って塗り薬をもらい、
風呂上りに薬を塗ろうとすると、弟が「塗らせて」と懇願するので背中を突き出してやると、
何を思ったかバチーンと背中に張り手をくらわしたので、
痛さのあまり「ふざけんな!!」ってな感じで怒りました。
俺の怒鳴り声で必ず泣く弟なので、見る見るうちに目に涙をためて、
あぁ…泣くぞ泣くぞと思ってると、声も立てずに涙をポロポロ流します。
変なことに、どんどん顔は色味を失ったような感じになって、
ついには、無表情で涙を流すだけ、といった感じでした…。


597 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 17:36:00 ID:PKRMIdDv0
めっちゃ気持ち悪くて、両親のほうを見たら、これまた両親も無表情で涙を流してます。
もう完全に放心状態…。
よく見ると口元が微妙に動いているのですが、何を言っているのか分かりません。
「ぁ……ぃ」
聞き取れてこの程度でした。

その瞬間、自分の周りの景色が真っ赤になり、徐々に色あせてセピア色になって、
意識が…なくなる…と思ったら、いきなり周りの景色が一変してました。
どっかで見覚えあるような…と思ったら、従兄弟の家でした。
深刻そうに叔父が俺の顔を見ています。
「え…何でここにいんの??」
全然事態が飲み込めません。

そのうちぞろぞろと、周りの人たちが集まってきました。
最初は「今までのは全部夢だったのか??」と自分で推測してましたが、
叔父の家にいる経緯が全く分からないし、なぜか祖父母もいるし、あちこち包帯だらけで、完全にパニック…。
「記憶がないなら、ないほうがいいんじゃないか?」とか祖父が言ってたのですが、叔父は、
「こいつには、何があったか話しておかんとならん。
 まだ犯人も捕まってないし、1週間後にまた警察の人が来るだろう」
ってな具合で、叔父から全貌を聞いた。

僕の家は、1月1日に何者かの放火にあって全焼したようです。
僕はたまたまコンビニに行っていたので、助かったみたいなんですが、
犯人と思われる人を見たために、後頭部を殴られ、全身をバットかなんかでめったうちにされて、
記憶を失ってしまったそうです。
搬送先の病院でずっと生死をさまよった後、回復してから叔父の家に引き取られたそうです。
そして今は3月…2ヶ月も記憶を失ったままリハビリを続け、たった今、記憶が戻ったとのことでした。


600 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 17:49:58 ID:PKRMIdDv0
僕は号泣しました…。
いっぺんに大切なものを失ったのを、2ヶ月も過ぎてから分かり、
ただただ泣きじゃくる顔を、祖父母と叔父に見られていました。
叔父は黙って目を反らしていましたが、祖父母たちももらい泣きして、わんわん泣き続けていました。
体中には青あざが無数にあり、包帯がミイラのごとく巻いてあり、節々が曲げるためにチリリとした痛みが走りました。

なぜか真冬の真夜中に、全部の窓が開いてあったこと、
無表情で固まりあう家族、
見知らぬ男に殴られる悪夢、
突然真っ赤になった景色…
まるでジグソーパズルのように、謎がピシピシとはまっていきました…。
結局、犯人は未だに捕まっていません。
そして、背中の包帯を取ったときに、僕の青あざが残る背中には、弟の手のひら状に無傷だった跡がありました。
事件から5年経ち、あざが消えるのと共に、その手のひらの跡も消えてしまいした…。

長々と下手な長文すみません。僕にとっては忘れられない事件です。
話自体は怖くないと思いますが、犯人が未だに捕まっていないことを考えると、僕はそっちのほうが恐ろしいです。
読んでくれた方、ありがとうございました。


602 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 17:56:01 ID:/lGF9D3p0
ニュースには出なかったのか?


603 :本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 18:05:29 ID:PKRMIdDv0
>>602
小さくですが、地元の日報にしっかりと載っています。

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