400 :本当にあった怖い名無し:2011/05/05(木) 16:09:47.12 ID:UglwPc8SO
初夏が近付くと思い出す話なんだが。
俺が通ってた小学校の裏手に、小さい神社があったんだ。(今でもあるけど)
んで、小三か小四の夏前から終わりにかけて、ある噂が立った。
『そこの神社には、コッカさんとかコッケさんだとか言う生き物がいる。
 夕方6時以降にその神社で遊んでいると、それが現れる』
ただそれだけ。

そういう話を聞くと、好奇心旺盛な小学生だから、
「6時まで待ってみようぜ!」という奴が現れてもおかしくない。
しかし、この時は誰もそんな奴はいなかった。
『怖いから』とかじゃなく、何故か近付いては行けない感じ。
別に出会ったからといって、『殺される』とか『連れていかれる』というペナルティがあるわけじゃない。
(実際はどうか分からないが)
なのに6時になると、神社には誰も近付かなかった 
学校で七不思議を確かめるために、学校中を徘徊していたような連中でさえも。


401 :本当にあった怖い名無し:2011/05/05(木) 16:23:30.41 ID:UglwPc8SO
先日、親父と弟と家で飲んでいて、昔の話になった 
俺の住んでいる地域は、県の開発モデル地区に指定され、今は県下随一の発展地域だ。
しかし、昔は蛙しかいないような場所だった。
そんなことを語る中、俺はたまたまた件のコッカさんの話をしてみた。
そうしたら親父が、「その話を知っている」と言って来た。
親父もこの地域の出で、昔から60年間ここにいる。
親父の話では、20年に一度コッカさんが神社に来る。そして下界を観光するのだと。
コッカさんの話を家族の前でしたことはなかったが、昔からいる人達はみんな知っているらしい。
コッカさんは神様みたいなもんで、別になんの害もない。
老人の慰安旅行みたいな感じで、下界にくるらしい。


402 :本当にあった怖い名無し:2011/05/05(木) 16:37:19.74 ID:UglwPc8SO
ただ、気紛れなので、いつくるか正確な時期が分からない。(ただ、夏の間の夜に来るのは分かっている)
そこで神社の守護霊?達が、その間だけ結界みたいなのを作り、人間を遠ざけているらしい。
トンデモ話だなと思いながらも少し楽しくなった。
「なるほど。だからオカルト好きな奴等も近付かなかったのか」 
強引ではあるが合点がいった。

あれから恐らく今年で20年。(記憶が曖昧なので来年かもしれない)
今年の夏もコッカさんが来る。
しかし一つ心配なのは、今この町にコッカさんが来てガッカリしないだろうか、ということ。
20年の月日の内に大きく変わってしまったから。

今、従兄弟の子供が我が母校に通っている。
次会った時には、コッカさんの噂があるかどうかを聞いてみようと思う。


404 :本当にあった怖い名無し:2011/05/05(木) 17:09:30.50 ID:yuBmpm5s0
>>402 
面白かった。
開発が進んでも今でも残ってるってのは、まだコッカさんや守護霊がいらっしゃるのだろうね。
そこ神主さんとかいるんじゃないの? 


405 :本当にあった怖い名無し:2011/05/05(木) 19:04:59.50 ID:R6nEveXN0
>>402 
コッカさんてどんな字書くんだろうね 
お父さんはご存じじゃないのかな?


407 :本当にあった怖い名無し:2011/05/05(木) 20:35:53.70 ID:UglwPc8SO
>>404 
小さい頃からよく遊んでて、たまに神社の前通るけど、神主さんらしき人を見掛けたことはないです。

>>405 
その時、親父に「コッカってどんな字書くの?」って聞いてみたんだけど、「分からんなー」と言われました。
"狐化"とかかな?
でも、狐が神様とか聞いた事ないしな。