210 :本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 12:34:41.87 ID:8oijzJf00
念願の彼女が出来て、二人でドライブに行く事になった。
彼女はイケイケだったり、ハジけてるわけでもない。淑やかで清楚な感じの女の子だった。 
ドライブの最中、好きな音楽や映画、景色などの話しをしながら、極普通だが楽しんでいたのだが、
前方を走る車がスピードを下げて、少し反対車線に避けるように走った。 



211 :本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 12:35:51.50 ID:8oijzJf00
原因は猫?の轢死体だとすぐわかった。 
昼間の時速3-40km、徐行ではないが痛々しい猫の姿がハッキリ目視できた。 
その光景に二人とも何か口にするわけでも無かったが、彼女はそれから黙り気味になってしまった。 
内心、優しい子なんだな、猫が好きなのかな?ああいった場面が極度に苦手なのかな?と思った。 

それから昼食を済ませたが、彼女は食欲もあまり無い様子で、
「少し気分が悪いから、今日はこれで家に送ってほしい。ゴメンなさい」と言われた。
あれが原因かは知らないが、気分の優れない彼女を連れまわすのは可哀そうと思い、そのまま家に送った。 


212 :本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 12:37:01.34 ID:8oijzJf00
それから数ヶ月後、彼女は市内だが引っ越す事になった。 
付き合うのに支障は無い距離。俺は彼女の引越しの手伝いをした。
そして、彼女が買い物に行ってる間に、荷物の一つに目が留まった。
『写真・思い出』と書かれたダンボール。
興味で覗いてしまった。誰もが見たいモノだろ。数十冊あるアルバムを広げていった。 
幼少期、小中学生、高校、今でも漂う大人しそうな感じの子が彼女だとわかる。 
そして数冊目、俺はどうしたら良いかわからなくなった… 


213 :本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 12:40:01.75 ID:8oijzJf00
そのアルバムの中は、轢死体の動物達の写真群だった。 
十冊近かっただろうか… 

あの日、彼女は本当に、気分が悪くて家に帰ったのだろうか。
家に帰って、そのまま休んだのだろうか。


214 :本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 12:47:59.50 ID:7zvubFzY0
若い子が十冊分の写真って、物理的に大収集するの大変そうだな
轢死体清掃の仕事でもしているか
同好会での写真売買でもないと無理そう 
一死体に付き何枚も撮るのかな


215 :本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 13:11:53.86 ID:Qgxj6tE6O
>>214 
動物の轢死体なんて、年に数回遭遇するかどうかだからな 


216 :本当にあった怖い名無し:2011/06/01(水) 15:42:20.88 ID:buNOg8EQ0
そんだけ好きなら1つの被写体で何枚も撮るだろ 
1枚だけで満足するわけないじゃん。 
失敗してるかもしれないし。 
角度を少し変えれば表情も変わって見えるんだよ。 
こっちから撮ると顔が写るけど、潰れた箇所が見えないとかあるじゃん。 
上から撮ったり地面の高さから撮ったり色々あるんだよ。