2014年01月

2014年01月31日

作劇塾のパーティ

中山市朗です。

作劇塾からのお知らせです。

私の教え子であり、現在は私が塾頭を勤めます作劇塾の総務をやってくれているスガノくんが、
『韻が織り成す召還魔法~バスタ・リリッカーズ~』を真代屋秀晃のペンネームで、電撃文庫より出版いたします。
発売は2月8日。この小説で彼は、第二十回電撃大賞の金賞を受賞しました。
これは祝わなあきません。
と、いうことで、塾と、塾を管理している大瀧エージェンシーの共同で、出版パーティを行います。
スガノくんにいろいろ世話になった元塾生、夢を語り合った同期の塾生や元専門学生たち、一緒に祝ってあげようよ。
また、作劇塾に興味はあるんだけども、とういうクリエーター志望の人たちも、この際一緒に祝いながら、創作談義いかがですか。いい刺激になると思いますよ。
業界の人ももちろん大歓迎します。

日時:平成26年2月18日(火) 19:00~22:00
場所:アーツ・エンターテイメント学院
    大阪市西区北堀江1-1-27 イマイビル3F(作劇塾教室)
  作劇塾ホームページの塾概要、教室案内のコーナーに地図が掲載してあります。
  sukugeki@sukugeki.com

会費は3500円。
(本代、贈答品代、飲食費代など含みます)

参加希望の方は、下記にお問い合わせください。
info@ohtaki−agency.com
 
発起人:有栖川有栖 中山市朗
     八木哲夫 大瀧哲雄

 
さてさて、本日はTBSらじこん「幽怪案内」配信日であります。
第五週金曜日は、有料配信はお休み。
ということで、無料動画のみ配信します。
今回も、オフィスイチロウの秘書、真名子に「死ぬほど恐ろしい体験をして来い」と命令を出しておりましたが、ひとり隠れんぼを、ひとりで行ったようで、その映像を見ながら、私と丁々発止しております。
題して「番外編 真名子の心霊映像のコーナー・実践!ひとりかくれんぼ」
……。
すみませんねえ、今回もこんなんで。

TBS ‐らじこん‐ 『幽怪案内』

kaidanyawa at 16:10|PermalinkComments(4)

2014年01月27日

Dark Night 特報

中山市朗です。

「Dark Night 10」のお客さんには告知いたしましたので、ここでも告知を。

「Dark Night」東京出張公演の日取りと場所が決まりました。
5月10日の土曜日に、夜公演とオールナイト公演の二回を連続強行しようかと。
ゲストは無し。私が一人で怪談を語りまくります。もちろん、夜とオールナイトで被る怪談は無し。
私としてもはじめての試みです。
しかも東京での自主公演もはじめて。いやもう、覚悟を決めるしかない。

場所は新宿バティオスというホール。お笑いのライブなどが開催されている場所で、収容人数は100人ほどだそうです。

開演、終演の時間や入場料など、詳細はまだ未定。
来月の中ごろからの告知となります。

大阪での「Dark Night 11」も、ゲスト無しで怪談独演会を、東京公演の前後くらいに、と考えております。
ZAZAhausの空きを待っているのですが、それがわかるのが3月といわれましたので、こちらは3月以降の告知となります。
 
お客さんあってのライブです。
怪談好きの方、ぜひぜひ寄っといで。

kaidanyawa at 22:37|PermalinkComments(9)

Dark Night

中山市朗です。

「Dark Night 10」が終了いたしました。
今回は、京都の蓮久寺の僧侶、三木大雲氏をゲストにお招きしました。

僧侶というのは、もともと出家のことですが、今はお葬式など葬祭供養に来てくれる人、という位置づけになってしまっています。死んであの世へ行く人たちと、多いに関係があるわけです。また、お寺には墓地があり、供養塔があったりします。ということは、霊界に近いところにあるわけなのですが、どうも、お寺の仏教僧は怪異や霊魂を語らない、というイメージがあります。実際「霊を見たり、いるということを言うと、成仏させられない坊主と思われるので」とおっしゃった僧侶もいます。「転生輪廻のいう基本概念があるので、霊魂は存在しないという立場にいる」とおっしゃった僧侶もいました。
ところがこの三木住職は怪談を語るんです。そして、怪談を入り口として仏教を語るんです。
これが非常にわかりやすくて、また、若い人が聴いて、仏教に興味を持ってくれるんだそうです。
実は、昔の僧侶は怪談を語っていたはずなんです。
平安時代に編纂された『今昔物語』は、著者、編者が不明とされていますが、これは全国を行脚していた僧侶たちの見聞きした話が掲載されたものであると、私は思っています。ここには、仏教説話として、霊魂や鬼や妖怪、そして不可思議についての物語がかなり含まれるわけで、注釈として、だからこういうことをしてはいけない、こうあるべきなのだ、という教えで結んであるわけです。
江戸時代になると、檀家制がひかれ、わが国に住む人たちは強制的にどこかのお寺、宗派に属することになります。昔は娯楽というものが今ほどありませんから、みんな檀家のお寺に集まって、そこのご住職の説法、説教を聴いたのです。きっとお話の巧いお坊さんは、人気があったと思われますし、話術を磨いたお坊さんもいたことでしょう。現に落語の祖は、安楽庵策伝という京都誓願寺のお坊さんで、この人がはじめた滑稽噺である、という説があるくらいです。
また、落語、講談というのは日本独自の話芸です。着物に座布団という形式があって、はじめて成り立つ芸でして、その型もこの仏教説話を語る僧侶から来ていると思われます。そして、怪談という話芸も、おそらく根は同じなのです。そして、霊魂の話をし、不思議を語り、因果応報を解いたはずです。
ところが、今の仏教の僧侶はそれを語らなくなった。私はこれはなぜなのかとずっと思っていたんです。

三木住職も、怪談を語りだしたら、仏教界や同じ僧侶たちから「フルボッコされた(本人の弁)」そうです
ですから、今回のお客さんは、その僧侶の語る怪談をオールナイトで聴ける、という貴重な体験をしたわけです。

今回も三部構成。
第一部は、その怪談と仏教についての関係の考察。ちょっとお堅い話になったかもわかりませんが、なぜ、僧侶が怪談を語らなくなったのか、というあたりを聞かせてもらいました。

今回も東京から聴きにいらした常連客の方がいまして、イベントが終わった後こう言うんです。
「せっかく大阪へ行くので、前日に高速バスに乗って早朝に京都に着いた。そしてお寺周りをしたんです。そしたら高い拝観料を払って中に入ったら、国宝の何とか、重要文化財の何とか、まるでミュージアム。でも、ありがたみがなかった」と。  
私もこう言っちゃなんですが、お金を掛けて高尚ぶったお寺よりも、簡素な神社に行くことの方が多いし、面白い。神の存在を感じたりします。おそらくこの、拝観料の発生するお寺の見せ掛けだけの空虚感、の原因は、また、親しみの無さは、日本の仏教僧が、不思議やあの世を語らなくなったことにあると思うのです。そうなると、仏教の中身が理解されませんもん。だから、外見を飾って見せるしかない。まあ、大きな寺院というものはもともと、そういう側面はあるわけですけど。
三木住職が、あくまでこれは持論です、と言うことで、僧侶が怪異を語らなくなった原因は二つある、と言います。
一つは、江戸時代までは、神仏ともに人の生活と密接に関わり、身近なものであった。しかし、明治の廃仏毀釈により、日本は神国になろうとした。お寺は壊され、僧侶も追われた。そして戦争が起こり、神の国だから、いざとなれば神風が吹くと信じていた。だが、戦争に負けた。あれ? 神の国というのはウソだったのか? そして戦後は宗教の自由が保障された。すると何でもありになった。私が神だ、教祖だ、という新興宗教が生まれ、霊感商法がはびこった。そしてオウムのような事件が起こった。宗教にすがるヤツ、宗教に興味のある人は、アブない人たちだ、ということになった。そして人々は、宗教と距離を置きたがるようになった。そんなとき、霊がいる、あの世がある、ということを言うと、余計、この坊主は非科学的な怪しい人と思われる。だから言わないほうがいい、という風潮が生まれた。
二つには、霊やあの世を肯定すると、死を軽んじ、自殺をしたりする人が増えるのではないのか、という危惧にある、と言います。

しかし、宗教と科学は相反するものです。科学では心は癒されません。ここを僧侶が語らなくなったから、心を求めて新興宗教に入っちゃった人たちが大勢いたんです。でも、ちゃんとした宗派としての仏教が根底にあるのなら、仏典、教典があるはずです。それを元に、昔の人は霊やあの世をこう解いた、こんなことがあったと言っている、人間の性は今も変わっていない、という教えの元なら、怪異や不思議をもっと僧侶は語るべきだと思うんですね。
「平成になって、宗教は無になった」と三木住職は言っています。仏教について語ったりする若者なんておそらくいないでしょうし、知識としてもほとんど無い。興味も無い、では、確かに宗教は無になり、ますます人々は宗教から遠ざかるでしょう。そして葬儀屋さんと同じような扱いになる。そのお葬式でさえ、簡略、あるいはやらない人も増えているそうですしね。
怪談は仏教があって、話芸となった、そう私は思っていましたから、ぜひこのあたりのことを三木住職にお聴きし、皆さんに聞いていただきたかった、というのが、私の今回のテーマだったわけです。
あと、三木住職は「仏教には祟りと言う言葉はない」と言います。そうなんですね。ところが、たたりが無い、というわけではない。神道の神はたたるんです。
ちょっとそんな怪談も、披露しました。

第二部、第三部は怪談の応酬? ともかく三木住職ご自身がいろいろ体験していますから、次から次へとでてきます。また、僧侶と言う立場ですから、そういう場に居合わせたり、死人を見る機会もそれだけ多いわけです。そこが、生々しいです。三木和尚の怪談は。
私も今回はお寺に関する話や、納棺師(いわゆるおくりびと)の方から聞いた怪異を披露させていただきました。

で、三木和尚は法事が朝からあるとかで、4時には帰られ、第三部は私の一人舞台。30分ほどの時間を要する、自殺をしようとする女性に起こる、不可解な出来事を語らせてもらいました。

ともかく、ありがたいことに会場は満員。もう少し広い場所でやりたいんですけど、オールナイトで貸してくれる場所が無いんです。どこかありませんかねえ?

ということで、来てくださったお客さんに感謝いたします。
また、三木ご住職、司会の半田あかりさん。ありがとうございました。
裏で支えてくれたスタッフ諸君も、お疲れさまでした。

次回はおそらく5月頃。東京でもお会いしましょう。



kaidanyawa at 03:52|PermalinkComments(13)

2014年01月24日

配信アリ

中山市朗です。

2月15日のプライベート怪談会、まだまだ余裕があります。どしどし参加してください。
飲食の持ち込みもOKです。
楽しくやりましょう。

そして明日は「Dark Night10」。三木大雲和尚をゲストに、大変濃い話となると思います。
もう少し、広い会場でやりたいんですけど。

さて、金曜日はTBSらじこん「幽怪案内」の配信日でもあります。
聴視者も増えてきているようです。

本日の配信は、有料配信で2本。
1本目は「鉄扉」。
愛知県であった話。ある人の子供の頃の体験です。ある廃屋で友達とかくれんぼをしたのですが、奇妙なことが起こります。そして友人の一人が謎の死を遂げます。その経緯が、なんだか、ほんまに、奇妙というか、不可解というか。怪談です。まさに。

2本目は、「トンネル工事」と「黒いバイク」。
「トンネル工事」は工事現場側からみた、不可解な事象。その不可解なことが起こっている家は、その現象はトンネル工事によるものだと思い込んでいます。しかし、その真相は違うんですね……。
「黒いバイク」は、ある人の義理のお母さんの話。この人の弟さんが、あることで黒いバイクをプレゼントされるのですが、どうやらこのバイクには因縁がある。恐ろしい結末がまっています。


TBS −らじこん− 『幽怪案内』


kaidanyawa at 13:40|PermalinkComments(7)

2014年01月22日

久々の合評です!

中山市朗です。

明日は塾の講義の日です。
ところで、塾で行っている作品合評の様子を書いてくださいとの要望がなぜか多いのです。ありがたいことですが、ほんと、合評に提出される作品が少なくなっておりまして、かえって恥ずかしいくらいです。
しかし、久しぶりに合評の様子を書きます。
先週行われたものです。

提出作品は4作品。それぞれ、趣向がまったく違うのですが、そこがまたうちらしいというか、面白いというか。

まずは、シナリオ作品です。
提出者はKさん。五分くらいの短編映像。オリジナルのホラーものです。
最初、彼女はアカが入ると別の作品を書いてくる。それにアカが入るとまた別の作品を書いてくるの繰り返しだったんですが、それではなんのためにアカを入れるのかわからなくなる。それにアカに対応することで、はじめてスキルは上がる。何度も言いますが、プロだからこそアカが入る。修正、改稿を重ねて、やっと人様からお金をもらって読ませるものができるんです。そこをKさんに理解してもらい、最近は、アカにどう対応するのかを覚えてもらっています。
今回は4稿目。舞台は警察署の一部屋。ある不可解な殺人と思われる事件を捜査する刑事どうしの会話と物的証拠から、これは幽霊によるものが原因である、と断定せざるをえない結末へと進行します。
最初は殺人現場の描写などがあったのですが、5分程度の作品ならば、セットは一つ、そしてテーマも絞り込んだ方がいいとの私の発案で、警察署の一部屋だけが舞台となったわけです。
幽霊の仕業としか思えない、とするストーリーの持って行き方は確かに難しいものがありますが、だからこそ挑戦のし甲斐があると思います。ただ、Kさんのシナリオは会話ですべてを説明しようとしているのですが、これは映像作品ですので、小道具などをもっと使って、ビジュアルとして見せていくことに重点を置いてほしいのです。
私は大学の頃、依田義賢先生(溝口作品や「悪名」シリーズなどの名脚本家)に「シナリオを書くんやったらサイレント映画を見るべきや。セリフ無しにストーリーが進行するやろ。あれを参考にせな」とおっしゃっていました。以後、私は放送作家になりますが、CS番組の「京都魔界案内」などは、なるべくビジュアルで見せるように、ロケで撮るもの、あとは資料やフリップを用意し、ナレーション、セリフは後で付ける、と言うことを心がけたものです。そうしてはじめて、お茶の間で、ぼーっと見ている視聴者にやっと理解していただくわけです。
それと、彼女のシナリオの最後に、防犯カメラに映る幽霊の姿のくだりがあるんですが、もうこのアイディアは出尽くした感があります。それらを上回る手法があるなら別ですけど、ちょっとこれでは視聴者にバカにされます。
シナリオの時点でひねってひねってまたひねる必要があります。
これも依田先生の言葉「シナリオはひねりおや」。

Iさんは、絵本の文章です。絵はまだありません。
子供向けのもので『星になったキリン』という題名。読んでみると動物たちのちょっとしたかわいい冒険モノです。
私は子供がいないので、こういう本をあまり手に取らないのですが、子供の絵本は、母親、ないしは父親が「これを読ませたい」と思って購入し、また、読んで聞かせるのも親だと思うんです。
つまり、子供向けではあっても、対象は親なんです。すると、何か、子供たちに対するメッセージ、成長する、とか、夢を持つ、とか、何かを知るという要素が必要なんですね。Iさんの文章にはそういう売りがない。もっとも絵でかわいい動物が表現されれば、それでアリなのかもしれませんが、少なくとも文章にはそれが見受けられません。主人公たちも結局目的を達成できずに帰ってしまうし。
「ある絵が浮かんで、それをもとにストーリーを考えました」という着想はいいんですが、この作品もあとひとひねり、ふたひねりが必要です。

Nさんは、『泣きながら食べるおでんの味は』という短編小説。お正月にやってくる塾生のために、私は毎年大量のおでんを煮るわけですが、その味に感激して、そのことがこの小説のもとになったそうです。
婚約者にふられ、しかも同僚の女性に彼氏を奪われるという、とんでもなく落ち込む状況に陥った一人のOLが、しかし、おいしいものと、おいしいものをふるまってくれる人たちの心に触れて、だんだんその心も癒されていく、という内容。私は「とにかく読んでいて、お腹が減ってくることを心がけて」と言っています。文章を読んで、いかに出てくる食べ物、料理がおいしくイメージされるのか。それがこの作品の味噌、というわけです。
Nさんは主婦だけに、そこはほんとうに、おいしく描写しています。聞けば作ったことも無い料理はいろいろ調べて書いているのだとか。ユニークな作品になりそうです。

T野くんは、SF小説。もう4年以上書いています。最初の頃は彼は人間の描写が苦手で、メカのことばかり書いていたのですが、「人間に興味を持たんとSFとはいえ、小説は書かれへんよ」と、注意したら、人間に興味を持つようになって、ここのところその人間描写が格段によくなってきました。
SFのマーケットもリサーチしていて、単に宇宙ものや、ロボットものを書いても売れない。映画に負ける(実際私も同様な話は出版社の複数の編集さんから聞いています)ということで、『八つ墓村』と戦闘ロボットものを合わせたような、なんかノスタルジックな独特な世界観の表現を模索するものです。
もう、この作品も書き始めて2年ほどになります。彼のみ、その間、ほとんど塾を休まず、合評には必ず作品を出す、ということを続けて、この500枚近い作品も、最終章まで書きあがりました。もっとも、ちゃんと合評に出て、毎回作品を出して、修正を繰り返すと、そうなるように組んであるカリキュラムなんですけどね。ちなみに、塾の後に開かれる飲み会が皆勤なのも、彼だけ。目に見えていちばん成長しているのも彼。
ただ、戦闘シーンなどの描写などに荒さも残りますし、同じ語彙の繰り返しや選択などにちょっと問題も残りますが、これは面白い作品です。オリジナリティもある。読んでいて、映像も浮かぶ。コミックの原作にいいんじゃないかとも思います。これは投稿した方が絶対にいい。実は投稿先はあって、編集の人とも知りあいになったそうで。
いきなり賞、とはいかないでしょうが、これはかなりいい線まで行くんじゃないでしょうか。
しかし彼も、三月いっぱいで転勤。塾へは来れなくなるとか。またさびしくなるなあ。
それでも小説は書き続けて欲しい。
とりあえず、今書きあがった作品はもう一度目を通して、全体のプロポーションを整える必要はあります。絶対にいい作品になります。

がんばれ、T野くん。
キミなら絶対、デビューできる。

kaidanyawa at 14:08|PermalinkComments(0)

2014年01月21日

私は告知する

中山市朗です。

プライベート怪談の参加方法として、オフィスイチロウのメールアドレス、
info@officeichirou.com
から、お入りくださいと告知をしておりますが、なぜかメールをしてもエラーが出る、返ってくるという問い合わせが来ています。
しかし当方にはメールは着信しております。 
ちょっと原因がわかりません。
もし、メールをして三日して何も返答が無い場合は、お手数ですが、オフィスイチロウへお電話ください。
お電話で対応します。また、お電話での問い合わせもこの際ありとします。
電話は06-6264-0981です。

申し訳ございません。

kaidanyawa at 09:20|PermalinkComments(0)

2014年01月17日

配信アリ

中山市朗です。

2月15日(土』の深夜、我が書斎でプライベート怪談会を開催します。
私の怪談蒐集のためのものですので、参加費は無料です。
その代わり、身近にあった怪談を一話は語っていただくことが条件です。
気さくでアットホームな怪談会です。
ぜひとも、怪談を語ってみたい、あるいは、怪談仲間の交流を広げたい、という方は、参加してみてください。
参加希望者は、オフィスイチロウのメールでお問い合わせください。
集合場所、時間などをお知らせいたします。
二十人ほどで締め切らせていただきます。お早目の予約を。

さて、本日はTBSらじこん「幽怪案内」の配信日です。
今回は有料動画が2本。

まずは私の体験談です。「天狗を見た」。
随分前の話ですが、朝日放送のテレビ番組で「噂の怪奇スポット」を回るというバラエティのコーナーがありまして、当時テレビ局が売り込もうとしていた心霊少女ミキちゃんという中三の女の子と私が、いろいろ回っていたのですが、これは京都市の北部にある某神社の裏道での話し。ほんとに天狗を見たんです。
もう一話「おばあちゃんのテレビ」。

2本目の一話目は「妙見山」。
関西では霊スポットとして有名な場所で、仕置場跡というのがあります。そこに肝試しに言ったグループのお話。実際にあったその場所で、語っております。真夜中の妙見山はヤバい。
二話目は「ドライブスルー」。
そこの店員、アルバイト全員が認知したという怪奇現象とは?


TBS −らじこん− 『幽怪案内』


kaidanyawa at 14:01|PermalinkComments(2)

2014年01月15日

プロフェッショナル

中山市朗です。

2014年の作劇塾の授業も先週から始まっております。
最近は塾生の数も減ってきました。というのも、ゲームのシナリオライターやお笑いのイベント、創作落語へとそれぞれの道を歩んでいます。青谷圭は今、ゲームのシナリオライターとして売れっ子になってきていますが、本人はあくまで小説家志望。果たしてその両立ができるのか。これは本人しだいです。
そして、ここ一年、二年、塾に入ってくる人はいるのですが、最初の合評でアカが入ると、もう次からは来なくなる、の繰り返しで塾生が増えない要因はそこにあります。しかし、アカを入れられるととたんに来なくなるとはいったい何を思って塾に入ってきたのか、さっぱりわからん。
授業に出ている塾生が、少なくなると、その分確かに活気はなくなりますが、じっくりと個々にあわせた指導ができます。これは専門学校ではできないことでしょう。

さて、お正月には毎年、塾生や元塾生たちが私の書斎に年始の挨拶に来てくれて、宴会になるわけですが、今年はこんなやりとりがありました。
元塾生のPくん。彼は漫画家志望として一時塾に在籍していましたが、現在は介護の仕事をしています。
私が聞きます。
「キミは、漫画家になる夢は捨てたわけ?」
Pくん。「いえ、実は未練があって描いてはいるんです」
「じゃあ持ち込み、投稿をしてるわけ?」
「していません。まだ自信がないので同人誌レベルのものを描いて、電子書籍で販売しています」
「同人誌? プロになりたいわけや無いのか」
「いや、プロになりたいです」
「だったら同人誌は辞めて、出版社に持ち込み、投稿すべきやろ」
同人誌にはレベルの高いものはありますし、プロの人でもこちらで活躍している人はいます。しかし、プロを目指すには、編集のアカが入らないことには信用をしてもらえないし、ほんとうのプロのレベルがわからない。これは自己満足に終わる。たった一度の人生。おそらく漫画雑誌に掲載されている漫画家に憧れて、創作活動をしだしたわけだから、妙な妥協はして欲しくない。プロとはやっぱり商業誌に掲載されて、そこで原稿料や印税が発生して、ようやく名乗れるわけです。でも、みんな、口ではそういいながら、どうもそういう現実から逃げているわけですね。
Pくんも、そこは理解しています。でも、言い訳ばっかりするんですね。プロのレベルを考えると、今の自分がそのレベルに行くとは思えない、とか、仕事が忙しい、とか。
プロのレベルに至らないから、プロのレベルが描けるように努力し、研鑽を積むわけでしょ。誰だってそうや、と言うと、Pくん「仏教において幸せとはね……」とワケわからん話をしてきだした。ほんまわからん。
忙しいったって、暇で描くもんじゃなし。最初はみんな兼業作家。忙しいは口が裂けても言ってはダメ。

いやね、小説家になりたい、プロの漫画家になりたい、シナリオ作家になりたい。
みんなそう言って塾に来るわけです。でも、書けない、描けない、といって言い訳して、結局投稿、持込をほとんどせずに塾を去って行った人は確かに多いのです。いや、塾だけじゃない。専門学校で教えていたときも学生の八割は、けっきょく投稿、持ち込み、未経験で卒業していきました。なんでやろ。
おそらく創作より面白いものがあったんでしょうね。ゲームとか、ゲームとか、ゲームとか。
二千時間、三千時間やったと自慢してるの、おったし。

P君の言い訳を聞いていて、総務のスガノくんが切れました。Pくんは年上なんで一応、敬語です。
「プロになりたいんでしょ。だったらなんで言い訳ばっかりしてるんですか。言い訳している暇があったらどんどん投稿しましょぅよ。描くの好きなんでしょ? それだけの話じゃないですか。なんでそれができないんですか」
それ、今まで辞めていった大半の塾生にいえる事。いや、彼のこの言葉、その場にいるそのほかの塾生たちにも向けられた言葉ですよ。するとPくんが反撃に出ました。
「塾はそれをすぐ言いますよね。書いて投稿しろと。でも、そういわれて、その言葉のプレッシャーに押しつぶされて辞めていった塾生、大勢いると思いますよ」
「ほーう。でもプロになりたいと言って、塾に来たのはあなたたちですよね。塾の方からプロになってくださいと勧誘して、嫌だというのを書かせているわけじゃないですよね。プロになりたい。プロになる方法を教えてくださいと言って、塾費払って来ているわけですよね。だからプロになるためにはどんどんと作品を書き溜めて、投稿ないし持込をしましょう。そう先生も言っているわけでしょ。これ、間違ってますか? でもそう言っても言い訳ばっかりして書かないじゃないですか。投稿、どれだけしました? してない? そこをとがめられてプレッシャーってなんですか? だったらプロになりたいなんていわないでください。あなたの言っていること、めちゃめちゃ甘いですよ」
スガノ君の言うことは、もっともなこと。投稿も一回や二回は数に入らない。二十回、三十回。投稿し続けられるのか。投稿しなきゃ、そら塾に百年いてもなんともならん。それはいつも私が塾生に言っていることなんですが。
もう、ほんとそうなんですよ。あとね、漫画家のアシスタントをやっていて、そこから抜けきれない塾生もいる。アシスタントやってりゃ、一応、漫画の世界にいる錯覚に陥るわけですし、ギャラもいい。でもそんなんで三十歳過ぎて、どうすんの? と言いたいわけです。はよ、自分の漫画描け! Mくん、キミやキミ。

ところでかく言うスガノくん。もう小説は出しているのですが、このほど某ラノベの新人賞で大きな賞を獲りました。
彼はまだ発表するなと言っていますが、マスコミでは発表され、もう知っている人が増えてきていますので、隠すほうが不自然になってきましたので。近日中には正式発表できると思います。
彼は塾生ではありませんが、総務として塾生を叱咤激励する軍隊で言えば、軍曹か曹長といったところ。
環境としては塾生と同じ、しかし立場は違う。塾生に書け、という立場であるならば、その塾生よりは書いて、絶対に諦めずに投稿する。いや、投稿し続ける。そういう意気込みが賞をもたらせたのだと思います。スガノくんにできるんやったら、他の塾生にもできるでしょう。

ということで、今年は、スキルがどうであれ、とにかく文庫本一冊になるほどの小説を書いて、絶対に投稿する。一回の投稿でどうなるほど甘い世界ではない。めげずに、どんどん投稿すること。そして編集さんと知り合いになること。それから一人にならないこと。塾には仲間がいる。やはり創作仲間というのは、いざとなれば心強い存在です。私もスガノくんもいる。だから、ともかく投稿をすることを塾生たちに誓わせました。

いや、スキルは高いですよ。塾生たち。
あとはほんと、志です。
塾生たちのがんばりは、私の励みでもあります。
ともにがんばりましょう。

なお、作劇塾は、小説家、シナリオライター志望者を募集しています。
もうほとんど個人指導に近いです。初心者の人も、あるいは年長者の方も歓迎いたします。
作劇塾についての詳細は、左上のプロフィールの欄からどうぞ。



kaidanyawa at 22:58|PermalinkComments(4)

2014年01月12日

「怪談」

中山市朗です。

ここのところ、怪談愛好家同士がグループを作ったり、ネトラジや掲示板などで情報交換をしたり、怪談を発表したりと、けっこうなことだと思います。私も昨年、お世話になっておりますライブのお客さんなどから、ネトラジ番組の出演依頼を受けたりいたしますと、どうしても断りきれず、何本かのネトラジに出演させていただきました。
また、うちの真名子なども、ネトラジに呼ばれたり、キャラクターショウに呼んで頂いたりと、そのこと自体は非常に感謝するものです。

しかし、一方、困ったことも当方に起こっております。
いきなり電話が掛かってきて、「〇〇さんをご存知ですか」とか「〇〇さんをお願いします」と、名前も名乗らずに言われるわけです。〇〇さんなど聞いたことも無い名前ですので「そのような者は当方にはいません」とお断りすると「では△△さんはいませんか」と、これも知らない名前。
「△△というのもおりません。誰ですかそれ?」と聞きなおすと、ガチャと切れる。
これ、一度や二度ではないのです。
で、その名前を検索してみると、どうも私や真名子が出演したネトラジに関係しているか、コーナーをもっているか、あるいは何かのグループに属している、ということがわかったりします。
いったい、何がおこっているのでしょう?

どうやら、私ないしは、私の事務所の名前を使って、ネトラジなどの強引な出演交渉、グループへの勧誘などが行われた形跡があります。
これはちょっと前ですが、一度、ある女性から電話がありまして、これもまた聞いたことの無い名前を出されまして、知らないとキッパリお断りしたんですが、どうやらこの女性は、ある男性に貢いでいたらしく、その彼が「オフィスイチロウの関係者」を名乗っていたとのこと。なんでそんなことでその女性がだまされたのかは知りませんが、ことの説明をし、そんな人物はうちにはいないことを理解していただきました。

オフィスイチロウがイベントなどに出演交渉をする場合は、私ないし、うちのスタッフが直接交渉をいたします。ネトラジへの出演やグループへの勧誘は一切行っておりません。推薦、推奨もしていません。また、一般の方に仕事を依頼することもありません。もし、そういうことがあるとしたら、私のこのブログないし、オフィスのブログ「魔怪見聞録」にて告知し、私の責任でもって行います。

またオフィスイチロウの関係者は、私、真名子のほかに、スタッフのヤマモト、ジョアンナことUNI、技術のアリムラの他に、「Dark Night」を担当している中村壮快、あと、取材に協力いただいているトラエモンさん。他に名刺を持っている者、あるいはオフィスイチロウの関係者を名乗れるものはいません。
そこのところ、よろしくお願いいたします。

皆様の個々の活動が、怪談の話芸、文芸のより一層の盛り上がりを生む事を、期待しています。


kaidanyawa at 07:59|PermalinkComments(0)

2014年01月10日

終電車

中山市朗です。

お知らせです。
来月、つまり2月15日(土)の深夜0時より、恒例のオフィスイチロウ主催、プライベート怪談会を開催いたします。
この怪談会は、私の怪談蒐集のための集まりです。ですから参加費は無料。ただ、参加くださる条件として、一話は身近にあった怪談(本人様のものでなくとも、友人、家族、職場などで聞いたものでも結構です)を語っていただくこととなっております。もちろん私も語ります。
それこそ、膝を突き合わせての語り聞く怪談会の醍醐味が味わえると思います。
終了時間は、始発電車の出る頃までとなっております。

お問い合わせは、オフィスイチロウ(中山市朗事務所)のHPに、お問い合わせ、のコーナーがあります。
そこからメールでお名前、人数などを賜りますと、翌日までには集合場所、時間などをお知らせすることになっています。
どなた様でも参加はできます。お気軽に参加ください。
お待ちしております。


さて、本日は「幽回案内」配信日となっております。
今年2回目の配信は、有料動画2本です。
1本目は「卒業旅行」。
大学の卒業旅行にと、女の子二人で、和歌山県の某温泉町に行ったわけですが、そのとき泊った温泉宿であった怪異談。真夜中、部屋の隅に置いてあった古びた姿見から、何かがやってきます。
古びた旅館の姿見、というのは、ほんま恐ろしい……。

2本目は「カラオケルーム301号」。
『ウルトラQ』かなんかの副題みたいですが。実はこれ、うちの塾の総務をしているスガノくんの体験談。これは、時間がずれた、ということなのでしょぅか、残像が残った、ということなのでしょうか。不思議な話です。ところで最近、ある人からほぼ同じ内容の話を体験談として聞きまして、「場所はどこです?」と聞いたら、まさしくそのカラオケ屋、そして301号でした。同じ現象は、そこで今も起こっているようです。

TBSらじこん「幽怪案内」はコチラから ⇒ 『TBS ‐らじこん‐ 幽怪案内』

kaidanyawa at 12:17|PermalinkComments(0)

2014年01月09日

会議は踊る

中山市朗です。

先ほどまで、オフィスイチロウの会議を行っておりました。
今年のざっとした事務所の方針、新たな企画案の提示、今年の各イベントなどの日取り、その内容など決まったものや、まだ棚上げのものも。
しかし、一昨年、昨年とずいぶん畑を耕し、種もまいておりましたので、いよいよ今年あたりに花が咲くかな、という期待の持てる一年となりそうです。東京での怪談ライブなども詳細が決まってきました。
情報解禁まで、あとしばらくお待ちください。

ところで会議の途中、ガリガリガリクソン君から電話があり。
新たな京都の幽霊マンションがみつかったとか!
ガチでヤバそうです。






kaidanyawa at 00:09|PermalinkComments(4)

2014年01月04日

怪異の歳はじめ

中山市朗です。

いやあ、新年早々、風邪で寝込んじゃいました。風邪で寝込むなんて十何年ぶりでしょうか。一日は塾生、元塾生たちが集まってくれてわいわいやってたときは元気だったんですけどね、二日、三日とやばかった。体の節々が痛いし、咳が出すぎて腹筋が痛くなりましたわ。で、ほんまに、オーバーでなく動けない。重症です。
風邪なんてひかないんで、風邪薬なんて無いですし、まあ酒飲んで寝てりゃ治るか、と寝ようとしたんですが、なんと、この私がですよ、酒を飲む元気も無い。で、ひたすら寝てたんです。そしたら三日の夜遅く、塾生のTくんがそんなことも知らずに訪ねてきてくれたので、彼が差し入れてくれたものを食べて栄養補給した途端にもう完治しました。

ということで(どういうことや?)、今年最初の怪異が配信されています。風邪ひいたのも、年始早々、ゲンの悪い怪談の配信なんてしているからでしょうか?
TBSらじこんの「幽怪案内」。
まずは、オフィスイチロウを代表しての私と真名子による新年の挨拶が無料でごらんいただけます。怪談も語っています。初詣をしたら妙なモン、つれて帰ったかな? という話。
続いて、こんな試み、おそらく初めてでしょう。
お正月に関する怪談ばっかりを集めてみました。

まずは一本目。
幼い頃に母を亡くしたある人の大晦日から元旦にかけて体験した話。亡くなった母が出てくるわけですが、出てくるその姿が……? 東北の話ですので、雪の冬景色とあいまって想像していただければ……、そこは私の腕ですか。「母の姿」。
みなさん、子供の頃、お正月になると田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家で過ごして、お年玉をもらったりしたと思うんですが、二話目はそういう話。お年玉をもらって「わあーっ」と表に遊びに出ると、そこになんとも不思議なものが……、「黄色いクツ」

二本目。
これは大晦日の話。ある人が新年は婚約者である彼女と過ごそうと、大晦日の誰もいない商店街を、彼女の家を目指して歩いていると、商店街の奥から馬のヒズメの音が。「えっ、馬?」。これが不思議な馬だったんです。考えようによっては、ゲンのいい話?
つづいては、ある会社の仕事始めの話。信心深い社長が全社員を集めて、阿闍梨を呼んでの「商売繁盛、会社安全」を祈ったところが、あってはならないことが。「ゲンが悪い」。
特別に三話目を。
これは『新耳袋』に書いた話ですが、私の好きな話ですので。この話の体験者は朝日放送のプロデューサー。今はだいぶ立場が上になっていらっしゃいますが。これはもう正月にふさわしいゲンのいい話。「七福神」。

まあ、えらい怖いという話ではないのですが、怪談は日本の風物詩。そういう意味では、こういう怪談こそ、みなさんに愛して欲しいな、と思ったりしております。

TBSらじこん「幽怪案内」
今年もよろしくお願いいたします。

kaidanyawa at 13:43|PermalinkComments(3)

2014年01月01日

2014

中山市朗です。

喪中により、新年の挨拶は失礼させていただきます。

kaidanyawa at 13:12|PermalinkComments(1)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


Archives