2015年10月

2015年10月30日

明日、がもよん!

中山市朗です。

いよいよ明日、がもよんのハロウィンイベントで怪談を語ります。
(詳しくは26日付けのこのブログか、オフィスイチロウのHPで)

昼の部は、子ども相手に30分ずつの3ステージ。
夜の部は、一般の人に90分。
昼の部は無料、夜の部だけ1000円の入場料となります。

考えたら、3時間。
ほぼ、ボランティアですから、こら、キツいですな。
人前で語るって、けっこう体力、気力がいりますねんで。

昼、夜とも予約の必要はありませんが、古民家ですので人数に制限があります。
先着順に入っていただくことになります。

お客さんは地元の人が多いかと思いますが、街としては大勢の方に来ていただきたいがためのイベントですので、ぜひぜひ怪談だけでも、楽しみに来ていただくと、私が出演した甲斐があるというものです。
私も、自身のプロモーションが目的となりますので、どちらかというと、私が語りなれている怪談が多く出ると思います。

kaidanyawa at 14:05|PermalinkComments(4)

2015年10月28日

プライベートな怪談会のお知らせ。

中山市朗です。

「怪談狩り」第三弾、ただいま準備の作業中です。
今年の末か、来年初頭には、なんとか出版、「Dark Night 17」もそのあたりに開催したいところです。

そして、第四弾、第五弾と出版し続けるためには、みなみなさまのご協力なくては成しえません。
というわけで、怪談蒐集のための怪談会をまたまた催したく思います。
前回は実験的に夜とオールナイトの二部構成で、大成功でしたが、今回はオールナイトのみ。
二部構成はまた春頃にでもと思っております。

というわけで、私の書斎で、膝付きあわせての怪談会。

11月28日の24時よりスタート。
参加料は無料ですが、一話は怪談を語っていただくことが参加条件です。
ネットやテレビ、ラジオ、雑誌や書籍で聞いたり読んだりした話はNG。
ご自信の体験、あるいは家族や友人、仕事仲間の体験談、あるいは地元でささやかれる怪異談などをお話ください。

早朝6時頃には終了予定。
ただし、毎回居残った人たちと、その後も怪談やオカルト談、映画などについて語ったりしています。
そのときは、お酒でも飲みながら……。

まあ、気楽に参加してください。
怪談は聞く楽しみがあれば、語る楽しみもあり。

参加希望の方は、オフィスイチロウへメールか、お電話をください。
集合場所と時間をお伝えします。

info@officeichirou.com

06-6264-0981

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2015年10月26日

がもよ〜ん、ハロウィ〜ン! イベント詳細

中山市朗です。

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今月31日の、大阪市城東区蒲生4丁目で行われる、ハロウィン・イベント。
詳細が決まってまいりました。

当日は、昼の部は、子供用怪談噺で入場無料。
夜の部は、大人用で入場料1000円となります。

怪談噺in久楽庵

昼の部(子ども用怪談)
14:00〜14:30
15:10〜15:40
16:20〜16:50

3回とも入場料無料。

夜の部(大人用怪談)
17:30  開場
18::00  開演
19:30 終演予定。

こちらは入場料1000円。予約の必要はありません。

場所は、蒲生4丁目の古民家、久楽庵。
地下鉄、鶴見緑地線「がもう4丁目」4番出口、徒歩約5分

地図はオフィスイチロウ・HPに掲載しています。

問合せ

がもよんにぎわいプロジェクト
06-6180-8686
gamo4nigiwai@yahoo.com.jp

街ぐるみのハロウィンイベントです。
コスプレをすれば特典があるそうです。

まあ、子供用怪談、大人用怪談といっても、基準があるわけではありませんけど。
ノリで行きますわ。ノリで。

kaidanyawa at 00:30|PermalinkComments(5)

2015年10月23日

謎の秘嶺・剣山

中山市朗です。

ちょっとコメントで、剣山に関する書き込みで、やりとりがありましたので、ざっくりと解説します。

四国、徳島に剣山という不思議な山があります。
私、何度か登りました。

これが剣山です。
なにか、気づきませんか?

2剣山











えっ、ああ、上にある四角い建造物はヒュッテです。それと違う。

実はですね、私このとき、何人かの人と登ったのですが、土建屋の社長さんが、この山を一目見て、「あっ、あれは人工山やな。間違いないわ」と言ったんですね。
そんなん、なんでわかりますのん?
そしたら土建屋の社長。
「あんな山は自然にはおまへんわ」

この剣山、山頂が二つ見えますね。
実は、左の山頂が一の森山頂、1879メートル。右側が剣山山頂、1955メートル。
二つの山から、成り立つわけですが、この土建屋さんによると、山と山との間が、埋めてある、つまり人工構築物だというんですね。
そういえば、二つの山頂の間にある平坦地は、登るとはっきりとわかりますが、不自然な形をしています。もし、あの平坦地が埋め立てられたものであるとしたら、そうとうな規模の大工事であったはずですし、そうとうな技術があったわけです。
しかも、そんな記録は歴史上、残っていないので、太古の昔に作られたもの、といえるかも知れません。

実は、地元でも剣山は人工山である、という言い伝えはあるそうなんです。
山の中に、巨大な貯水湖がある、とされ、現に平成6年でしたか、四国一帯が深刻な水不足に陥ったとき、剣山山頂近くの洞窟からは、瀧のように水が出ていたのです。
正確には山頂から200メートルほど下がったところに、洞窟があって、瀧のように水が落ちているのを確認できます。四国全体が水不足、というときに、山頂に水がある、というのは、どうも不思議ですよね。

この山が剣山と呼ばれるのは、安徳天皇が関連します。
1184年、壇ノ浦の戦いに平家は破れ、安徳天皇は祖母・二位尼に抱かれて瀬戸内海へ入水します。
しかし、実はそれは影武者(影天皇?)で、安徳天皇は平国盛らと四国に上陸、阿讃山脈を越え、祖谷(いや)にいたり、平家復興を祈って、草薙剣を山の山頂に納め、山は剣山と名づけられた、というのが伝説となっています。が、あくまで伝説。
ところがその剣とは、ソロモン王の秘剣だとする人が昭和初期に現われました。
高根正教という元高校教師で聖書の研究家だという人。「ヨハネの黙示録」第4章7、8節(聖書をお持ちの方は読んでみてください)にある預言の一節が四国と剣山をさしている、と直感。資産家の内田文吉、角田清彦らとともに「剣山鉱区地質調査」として剣山を調査。内田は古神道研究家で、剣山の鉱区採掘権を持っていたんですね。で、さっそく発掘調査。その実態はソロモン王の財宝探しでした。正確に言えば、契約の箱アークがある、というわけです。ところが戦時ともなり、資金難にもあえいで発掘は途中で断念。
ところが元海軍大将だった山本英輔が、中村資山(新興宗教・宙光道)らとともに、人夫6人を連れて1952年7月に剣山に登頂。高根が採掘した跡を探し当て、そこから147メートルを発掘し、数々の奇妙なものを見つけましたが、これも資金が尽きて断念。山はもともと聖域でしたから、地元民は怒ったそうです。

で、これらの発掘によって、実際に剣山の平坦地の地下は、人工構造物があったことが確認された、と、これは私が所持している地元の新聞(徳島新聞・昭和27年8月26日に特集)にも詳しく報告がありました。
山下英輔氏は「これがユダヤ移民の遺跡であるとはっきりした」と言っております。

まあ、これがユダヤと関係あるかどうかは、置いておいて、太古にこのような建造物が剣山の地下に構築されていたことは間違いなく、ただそれは、誰が、いつ、何の目的で作られたものなのかはわかりません。
ただ、地下構造物には100体以上のミイラがあったといいますから、ひょっとしたら、ローマのカタコンベのようなキリスト教信者の遺体なのかも知れません。

しかし確かに、剣山の周囲は、古代ユダヤの遺跡と思われるものが多いとされ、元駐日イスラエル大使のエリヤフ・コーヘン氏らは、よくこの祖谷、剣山に来ていたようです。

ちょっとこの山の不思議は書ききれません。
また、機会があれば書きます。

















kaidanyawa at 01:15|PermalinkComments(8)

2015年10月18日

歴史は今作られる

中山市朗です。

私が塾頭をしている、作家、クリエーター養成塾である作劇塾は、毎週土曜日に「作劇ネトラジ」というネットラジオの放送をやっています。
創作の観点から、さまざまなテーマを塾生たちが探し出してきて、それについて30分語り合おう、というもので、収録は、金曜日の授業が終わった後、私の書斎で行っています。この後、居残った塾生たちと朝まで飲み会、という流れとなるのが、いつものパターンです。飲み会も、酒を飲むということより、朝まで語り合う、ということが重要なのです。
私も若い頃はずいぶん語り合いました。
語ったからこそ、やりたいことが明確化し、聞いてくれた人がいたからこそ、力を貸してくれる人もいてくれたわけでして、夢は自分の力だけで成就できるものではない。
助けてくれる人、協力してくれる人、理解してくれる人がいてこそ、成就する。

まあ、そう言うんですけど、理解していない塾生たちもいる……。

夢を追うものは、語らなあかん、というのが私の教育方針です。作劇塾はそのために作ったようなものです。

さて、昨日も「作劇ネトラジ」が更新されましたが、テーマが「18歳は大人か」でした。

ちょっと私、この件で言いたいことがございまして。

実は、安保法制だの戦後70年だの、なんのかんのと目立たなかったのですが、6月17日の衆議院会議で全会一致により「改正公職選挙法」が可決し、選挙権は18歳から、ということが成立しているんですね。
これは、公布後一年の周知期間を経て施行されることになります。

18歳。う〜ん。

これ、流れとしては、少年が起こす凶悪犯罪などもあって、少年に対する刑罰を厳罰化しよう、というものと、選挙権を18歳に引き下げて、若者層の政治参加を促す、という二つの考えがあるようなんですね。
つまり、18歳から成人とする、ということ。
じゃあ、酒、タバコはいいのか。ギャンブルは? ローンを組んだり借金したり、アパートを借りるときの身元保証人は無しでいい? と、いろいろ問題もあるわけですが。

この場合、すぐ引き合いに出されるのが、外国はどうか、ということ。
186ヶ国のうち、162ヶ国が18歳で成人と認めているから、日本もそうしていいのではないか、という意見。

それをいうなら、おそらく、186ヶ国のうち、自国に誇りを持てない自虐史観を教えている国は、日本以外にどれだけあるのか、と言うことを言いたい。
私も大勢の専門学校や塾で教え子と語り合いましたが、ほとんどの若者は、日本と言う国についてよく知らない。知ろうともしていない。自信の無い子も多かった。つきつめると、自虐史観の教育にその原因があることがわかりました。
一方で、学校で選挙をやったりして、選挙に対する興味を持ってもらおうという学校もある。

アホですな。

選挙は手段。選挙に興味を持つ前に、まず、日本という国に興味を持たせ、その日本の未来をどう舵取りするのか、という考え方を促す教育をするべきです。そうすれば、おのずと政治に興味を持ち、選挙に行くようになる。
私から見れば、政治家は人材不足。二世、三世議員が多いのも、優秀な人材が政治に興味を持たないからではないのかなと、思うわけです。
明治時代の日本は、あるいは、戦後の日本には優秀な、卓越した見解と行動力をもった政治家が多かった。それは、日本という国をどう誇りある国にするか、どう再建し、世界に貢献する冠たる国家にするのか、という動機に裏打ちされるのであり、それは、日本という国に対する愛国であるわけです。

その愛国が、戦後は右翼的思想と結び付けられ、自国を卑しめ反省することこそが日本人としての正しい認識、なんて教えられたわけです。私はそうでした。
今の教育がどうなっているのかは知りませんが、塾生の中には、卒業時に国歌斉唱はするな、と担任に言われたというのもいますし、韓国に謝罪の修学旅行に行った、というのもいました。自分に自信がないのは、日本人だからだ、とはっきり言ったのもいました。
その、マインドが解けない、高校生が18歳。危ない、危ない。

今回の安保法制でも、SEALDsという学生団体が注目され、また別に高校生が団体を作って安保法制に対して反対の声を上げた、なんてニュースになったり、マスコミでとりあげられていましたが、言っていることがまさに、日教組の先生方が言っていることのなぞり。自分で調べてないやろ、というお粗末な思考。
いや、考えが青い、というのは仕方が無い。私も青い時代がもちろんあのました。ただ、これは若者たちより教育が悪い。やっぱり若いうちは、受けた教育が強く影響し、その呪縛から解き放たれるには時間がかかる。

18歳と20歳では、そう変らんのでは?

そういう意見が聞こえてきそうですが、高校を卒業してからの2年は、それでも大きい。
大学の二、三回生、職人ならば、2、3年の修行を終えて、実践に入る。就職した人もちょっと大人の世界がわかってきた。そういう2年。
これは大きい、と思いますよ。

そして、早く教育改革をさせること。
ちゃんと日本のため、世界のために貢献できる人材の基礎となるべき教育を子どもたちに受けさせ、希望の持てる世の中にしていただきたい。そうすると、自然、日本という国に、世界の中の日本という立場を、知るようになるし、知ろうとするようになりますって。
そしたら、もともとそういう能力や対応力、そして穏やかな精神構造をもった日本の若者たちは、もっと日本や世界に貢献するようになり、日本の立場も上がります。
今のままじゃ、ニートが増えるだけですわ。

で、早く歴史の教科書を書き換えること。
いまだに最初は、縄文、弥生から日本史は始まるらしいが、近代史からやれ!
自虐史観無しで、客観的な歴史の事実を子どもたちに学ばせろ!
ずっと前からこれ、提言されてたことなんですがねえ。


「作劇ネトラジ」は、オフィスイチロウ、HPのトップ、右下枠にバナーがありますので、それをクイックしてください。そしたら聞けます。



kaidanyawa at 13:56|PermalinkComments(10)

2015年10月16日

ハロー、ハロウィン!!

中山市朗です。

もうすぐハロウィンだそうで。
いつの間にやら、このハロウィンというイベントも日本ではすっかり馴染みましたなあ。
私もこの秋は、USJのハロウィン・イベントのネット用cmに出演てしまいましたしね。(笑)。
人生初です。ゾンビに追いかけられたの。
あれ、真夜中に一人、あのエリアとゾンビ、貸切状態でしたんやで。
カメラは体に妙なベルトをさせられて、それについているから、撮影スタッフもいない。
がら〜んとした、USJの街並みのセット、暗闇、そして、影にうごめくゾンビ野郎たち。
ちょっとした贅沢。
出演者の一人は、マジで怖がって、「使えるんやろか」なんて、プロデューサーも心配してたほど、あれは怖い! えっ、私? 演技ですわ、演技。

さてさて、ハロウィンというのは、キリスト教の万聖節(All Saint`s Day)のことで、日本でいうお盆みたいなもんなんです。
死者の霊が家族や親類の元に訪ねてくるのが、11月1日。これを諸聖人の休日ともいって、Halluwmas、あるいは、All hallow mas、とも言いまして、これがハロウィンとなったわけです。
もともと、ケルトのお盆みたいなお祭りでしたが、キリスト教に一帯を支配されても、お祭りは残ったんですね。
だから、教会ではハロウィンはキリスト教の正式な行事として認めていないところもあるようです。

まあ、クリスマス同様、日本人は楽しければいい。
ということで、若い子たちは、変装したり妙なコスチュームを着たり。
わしら、おっさんは、ついていかれへんわ、と思っていたら、USJのCMに続き、今度は、大阪市城東区蒲生4丁目のハロウィン・イベントにて怪談を語るということになりました。

オフィスイチロウのホームページをご覧の方はご存知かと思いますが、10月31日(土)、大阪市城東区蒲生四丁目の町おこし、ハロウィン・イベントにて怪談のライブを行います。
ちょっと急に決まったものでして、私も詳細がよくわからんのですが、とにかく街ぐるみでこの日は、ずっとお祭りをやっているようでして、その一環として、古民家を借りて、そこでは私が怪談を語る、という趣向らしいです。

ちょっと変則的なことになりまして、午後2時より30分、3回の怪談会を行う、というのが第一部。
これは、入場料無料で子ども相手に怖〜い話をする、というもので、おそらく、妖怪の話などを中心に子どもにわかりやすい怪談を語ることになります。
これは、私、ボランティアでして、ちょっとね、子ども相手に怪談を語る、という勉強をさせてもらおうかと思って、お話を引き受けたんですよ。

あんまりそういう機会がなかったですよ。
以前、「アイドリング!!」の女の子たちの前で怪談を語ったとき、13歳から20歳過ぎの女の子たちの反応が違ったんですね。13歳といえば昨年まで小学生、という年齢。怪談マニアが喜びそうなひねった話や、毛色の変わった話をしてもきょとんとしていて、よくありそうなストレートな話は怖がる。
20歳くらいになると、やっぱり、ちょっとひねった話の方が興味津津で。
怖い、と思うのは想像力の賜物なのですが、これもある程度の経験地がないと、共感性が生まれにくいのでしょうね。

で、3年ほど前だか、八尾市の図書館で家族向けに語ったときも、親と子どもの反応が違う。
難しいですな、怪談は。
で、NHKの「天才てれびくん」で、子どもたちに怪談の語り方を教える、という回に出たとき、子供たちがいちばん怖がりそうな話は、こういう話かな、と思って用意したのが、子どもたちに受けた。

そういうことも踏まえて、ちょっと子どもたちに怪談を語って、どう、受け取ってもらおうかな、という、これはまあ、私の修行の一環かなと。
未来の怪談ファンの開拓です。

そして、夜の部は入場料1000円で、90分。
せめて交通費と打ち上げ代はなんとかせんとね。

場所は同じ古民家で、これは一般の人向けの怪談会。もっとも子どもたちの入場もあるでしょうから、いろんなバリエーションの語りをやってみようかなと。
進行は真名子。ハロウィンにふさわしい、メイクで登場する予定です。

詳細はまた近日。



kaidanyawa at 16:19|PermalinkComments(6)

2015年10月12日

私は一体、何を見たのでしょう?

中山市朗です。

い、い、今、さっきのことです!
真昼間、12時30分ころのこと。

ちょっと我が愛車、チャリンコ号に乗って、郵便局に行こうとしていたんです。
その途中、うちのマンション前の通りから、堺筋の交差点に出たとき、横断歩道脇に、おばちゃんが立っていたのです。ちょっと太目の、でもわりと若く見えたかなあ。でもまあ、どこにでもいる、大阪のおばちゃん。
ただ、様子がおかしい。
ボサボサの髪の毛を前にたらして、じっと、うつむいているんです。で、周りに人がいない。
堺筋の交差点周辺に、まったく人がいない、というのがなんか違和感ありましてですね。
で、おばちゃん、まったく動かない。じっと、地面を見ている。
なんや、妙やなあ、と思ってその前を通り過ぎたんです。
で、頭をよぎった。
まさか、幽霊?
んな、あほな。
そう思って、振り返って見た。

いない。

その間、ほんの2、3秒。

消えた?

ほんま、どこにもいませんでした。

ゆ、ゆ、幽霊なんているもんか。
あれは、人が消えただけなんや!

て、そっちの方が怖い?

でもああいうのを見ると、案外遭遇しているのかも知れませんね。
気づいていないだけ。
なんか、そう思ったしだいです。


報告終わり。

kaidanyawa at 13:02|PermalinkComments(12)

2015年10月10日

「気まま酒家」スペシャル! 太平洋戦争、映画ギャラリー

中山市朗です。

本日10日、22時よりネットラジオ「気まま酒家」を生放送いたします。
いよいよ、太平洋戦争について語ります。
歴史から外れて、軍艦オタクの話になったりして……。

放送UR std1.radio.net:8030/aberu.m3u


参考資料(?)

映画で再現された太平洋戦争。前編。
戦争映画を観たり、戦記ものを読むのは大好きであります。
しかし、だからこそ、未体験である戦争の実態が疑似体験され、その残酷、残虐さを知り、その要因を追求できるのです。戦争は残酷なものですが、戦争をしなければ生きていけないという、そんな時代もあったことは、今の我々には想像できないでしょうねえ。
戦争は、映画と文学の中だけでじゅうぶん。



1939年8月30日、第26代連合艦隊司令長官に山本五十六が就任。
「トラトラトラ!」より、戦艦長門での就任式。山村聡が演じる。

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戦艦長門の実物大セットは黒澤明が作らせた。その後解任。
「トラトラトラ!」タイトル・シーン。
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当時、世界でもトップクラスであった日本海軍の威容。CGで再現。手前が連合艦隊旗艦、長門。
「聯合艦隊司令長官・山本五十六」より。

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1940年9月27日、日独伊三国同盟締結。
「トラトラトラ!」より。
これで米国との開戦は避けられなくなってきた。

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長門甲板上での作戦会議。
「私が連合艦隊司令長官である限り、真珠湾作戦は絶対にやる。やる、やらんの討議は一切無用。ただし、やるための議論なら、存分にやれ」。
「トラトラトラ!」より。
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真珠湾作戦に向けての猛訓練。それとも知らず「海軍さん、このごろたるんじょる」という鳥居の前の老人のセリフ。国民は経済封鎖の危機感から、戦争を期待していたが、動かぬ軍部に焦燥感を抱く傾向があった。
「トラトラトラ!」より。
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出港! 史上初の空母を組織的に運用する機動部隊。指揮官は南雲忠一中将。
CG再現された南雲機動部隊旗艦、赤城。
「永遠の0」より。
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1941年12月8日、未明。
艦載機、出撃用意。陣形をとる南雲機動部隊。
「トラトラトラ!」より。
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実物大セット。第2航空戦隊、空母飛龍。「太平洋の嵐」より。
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真珠湾上空。湾内停泊中の米国太平洋艦隊。
「聯合艦隊司令長官・山本五十六」より。
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「攻撃目標、前方の戦艦群」
「トラトラトラ!」より。
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炎上する、米太平洋艦隊の旧式戦艦。
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日本海軍航空隊のお家芸、急降下爆撃隊!
いずれも「トラトラトラ!」。
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真珠湾攻撃は、敵艦隊に甚大なる損害を与えたり。
しかし、この戦いで、海空における戦争の戦術が一変。米国がこれを取り入れることとなる。

同じ日、マレー半島に上陸した陸軍は、銀輪部隊でマレー半島を55日で、1100キロを突破。
世界に稀に見る快進撃で、英軍を破った。
「大日本帝国」より。
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1942年4月18日、米軍による初の日本本土空襲が行われる。
空母ホーネットにB25爆撃機を艦載。ドゥーリットル中佐が指揮して16機を出撃し、東京、横浜などを空襲した。
被害は大きくはなかったが、空母による都市爆撃は、日本上層部に衝撃を与えた。
「東京上空30秒」より。映画ではドゥリットルをスペンサー・トレーシーが演じた。
空母ホーネット艦上のB25。本来艦載機ではないので着艦は不可能。日本を爆撃してそのまま中国大陸に着陸する計画であった。映画「パールハーバー」でもその描写があった。

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日本の工業地帯爆撃中のB25。
低空飛行での本土侵入で、発見されなかった。

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米空母を撃滅すべく、ミッドウェイ島攻略作戦が山本五十六の発案で開始される。
瀬戸内海から出港する、連合艦隊。
「太平洋の嵐」より。


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1942年6月5日、ミッドウェイ島を空襲。米機動部隊を引き寄せる。
「太平洋の嵐」。円谷英二のミニチュアによるパノマラ撮影。

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洋上を飛ぶ、ゼロ戦。
「永遠の0」より。
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日本軍は索敵の甘さを露呈。南雲機動部隊、米艦載機に捕捉される。
急降下爆撃!
「永遠の0」より。

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赤城が被弾! 炎上!

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空母、赤城、加賀、蒼龍が一度に被弾、大破炎上。
残る空母は飛龍のみ。
山口多門中将、「飛龍は健在なり。ただいま全機をもって敵空母を攻撃す!」
いずれも「太平洋の嵐」より。

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飛龍攻撃隊、米空母ヨークタウンを大破させるも、これまで。
日本の機動部隊は参加空母4隻を一挙に失うが、歴権練磨のパイロットを失ったのが大きな痛手となる。
「永遠の0」より。

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1943年4月8日、ブーゲンビル上空にて、山本五十六の搭乗する一式陸攻が米戦闘機により撃墜され、世界戦史稀に見る、最高司令官の戦死となる。五十六、59歳。
以後、日本海軍は苦境にたたされることとなる。
「聯合艦隊司令長官・山本五十六」より。

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次回、「気まま酒家」オンエア日に続く。





















kaidanyawa at 16:32|PermalinkComments(3)

2015年10月09日

明日こそ、太平洋波高し! 

中山市朗です。

「歴女」がたくさんいるそうです。

先週は、東京でゲームのシナリオをやっている元塾生(女子)が、「今書いている小説を読んでアドバイスをください」といって、大阪へ戻ってきていたのですが、これが歴史小説でした。
ただ、ちょっと珍しく4世紀頃の吉備の国が舞台になっているものでした。
小説としてのテクニックは巧いのですし、凄く調べて、現地にまで行って取材もしていることはわかるのですが、肝心なのは、出版社がこれが商売になる、と判断するかどうか。
無名作家の書いた吉備の国の古代史に、どれだけ商品としての価値が見出せるのか?
「私の好きなものを書いたんです」というのはわかるが、デビュー前の作家志望が書きたいもの、なんて、世間も出版社も求めていないし、知らない。まあ、酷な言葉ですけど。
ただ、作家として名前が出れば、その作家の世界観を読みたい、という読者が一定数以上できる。そうなったときに、書きたかったものを出版できるので、そこは、戦略的に行けよと、アドバイスしたんですけど。

以前は、幕末について書きたいと塾に入ってきたOLがいましたが、いつのまにやら書かずに消えた。彼女も歴女でした。

「歴女」というと、戦国時代か幕末にその関心が集中していて、古代史と近代史にはなかなか来ない。私に言わせれば、そこがいちばん面白いんですけどねえ。

「歴女」と自称するある別の女性と話したことがあるんですが、この人は、ゲームから入って、イケメンキャラクターにハマって、そこから歴史好きになったと言っていました。それって創作やん。
しかし、中にはコアな歴史好きもいるようですし、歴史好きは知的なイメージもあるようですし。歴史が好きになるというのは、大いに結構と思います、私は。

戦国時代と幕末というのは、動乱の世で、男たちがたくましかった時代です。草食系とされる現代の男たちより、そっちの強い男にかっこよさ、魅力を感じる、といったところでしょうか。
あるいは、適度な残虐性がM心をくすぐる?

また、そういった魅力的で個性的なキャラクターがいっぱいいる時代ですからねえ。それに、戦国武将は写真が残っていないから、いくらでもイメージの中でイケメン化されますしね。
幕末となれば、やっぱり新撰組から興味が行くのでしょうか。
京都の人は、今も新撰組のことを嫌っているようですけど。あれをヒーローにしたのは、子母澤寛の「新撰組始末記」でした。
ただ、残念なことに、彼らの活躍した時代が、やがて明治という近代国家を作り出し、その動乱が国内から世界へと波及する、これからがほんとうに面白い、というところへは、興味が行かない。
う〜ん、残念ですね。
ほんとうに歴史に興味があるなら、そこへ行くはずなんですけど。

要因はいくらかあるようです。
まず、男たちが国のために戦う姿への抵抗感、かな?
戦国時代の戦は、まだ遠いファンタジー的な出来事だが、日清、日露戦争、第一次大戦、満州事変、日中事変と、それらは生々しく、戦争の歴史になっていく。女子にはこの戦争に抵抗感がある、とは私の分析。
そして、イケメン・キャラクターが想像しにくい。もう、写真で残っている時代ですしね。
明治という世界は、幕末を少年期、青年期に過ごした男たちが、その経験を生かして作っていくわけで、いわば、壮年、老年の男たちがヒーローである時代なんでしょぅね。
山本権兵衛、東郷平八郎、乃木稀典、秋山真之、秋山好古、、片岡七郎、広瀬武夫といった軍人や、伊藤博文、犬養毅、原敬、後藤新平、高橋是清といった政治家、住友友純、安田善次郎、渋沢栄一といった財界人たちの顔ぶれを見れば、時代を切り取ればそれぞれに若い時代はあるのですが、総体的におやじたちが活躍するわけですから。
そして、ストーリーとしては、彼らは個人や女のための野望ではなく、国のために尽くす、という集団劇となっていく。男としては面白い時代で、サラリーマンたちの指南書ともなるべく人物、事件の連続なんですが、ここが、女子にはウけないのでしょうか?

しかし、歴女のお嬢様方たちにも、ぜひ、明治以降の近代史にも興味をもっていただきたいものです。
これは、現在の日本が抱える問題に大きく関わり、今の日本の男たちが何をすべきなのか、そこがわかってくる。女子がわかってくれれば、日本は救われる、かも知れません。なに、男子なんて、女の子にポンと肩叩かれりゃ、勇気千倍です。行動を起こしますよ。しかし……。

ど〜も、それが無いような気がします。そりゃあ、草食系男子も増える、かな?

私は肉食です!

というわけで(どういうわけ?)で、明日、10日の22時より、ネットラジオ「気まま酒家」の生放送を配信します。

いよいよ、太平洋波高し!
太平洋戦争は、なぜ起こったのか。そしてそれは、自衛戦争だったのか、侵略戦争だったのか?
そして、前半のみごとな勝利が、一年もたたずに劣勢となり、結局悲惨な敗戦を迎えたその原因は?

そのようなことを、お酒を飲みながら、2回にわけて、ぐだぐだ語ります。
みなさんも、できればお酒を飲みながら、気軽に聞いていただきたいと思います。
私は専門家でもありませんし、大学の講義でもありませんから。
ただ、ひとりの作家が考えていることから、皆さんにも知ってもらいたい、考えていただきたいと思う次第であります。
質問くだされば、それについても(わかる範囲で)お答えしながら、めったに語れない、太平洋戦争の真相について語り、考えてみようではありませんか。

そしてそれは、昨今問題となった、日米安保の問題の根本を理解することになるはずです。
さらに、本来あるべき日本人の姿が、忘れられた日本人としての精神と義務が、そこに見出されるはずです。
と、なればいいのですけど……。

「気まま酒家」
放送UR std1.ladio.net:8030/aberu.m3u





kaidanyawa at 16:20|PermalinkComments(4)

2015年10月08日

今夜の私は休肝日、歴史読本は休刊悲

中山市朗です。

サブカル文化を牽引してきた「月刊宝島」が今年7月に休刊したというニュースがありましたが、今月は、歴史専門誌の「歴史読本」が59年の歴史の幕を閉じる、というニュースが飛び込んできました。
こうやって雑誌がなくなるたびに、だんだん物書きのフィールドが無くなっていくことが寂しく思います。
ものを書く、という仕事は無くならないでしょうが、そのフィールドはネットの世界に移行しておりまして、そこはちゃんとしたギャラが出ないことが多いのです。
私は書いたことはありませんが、うちの塾生で、ライターとして活躍してみたいからと、ネットでネット記事や企業用のライティングを募集しているところに申し込もうとしたのも何人かいますし、いました。で、その相談を受けるたひに、私は「止めとけ」と言うんです。
その募集サイトを見てみると、不鮮明なことが多いし、プロのもの書きからすれば、こんなん無いわ、という事項もいっぱいある。その事務所がどこにあって、担当者が誰かも書いていないのがある。
「こんなところに応募するんなら、ちゃんとした編プロなり出版社に営業に行け」とアドバイス。
だいたい素人相手に、ギャラの発生する記事が書けますよ、という募集をしているのがおかしい。
ギャラの査定も、よおわからん。
ある塾生は、私に相談もせんと書いていたのがいて、ギャラを聞くと、ええええーっ!!!!!!!、とあすかあきおのマンガの感嘆符の数がつくほど、安い!!!!!!!!
相談してくれてたら、オフィスイチロウで交渉してやったのに!
きっと素人相手だから、相場とかわからんやろうとバカにしてるようです。あるいは、この業界のことを知らない業者がやっているか。また、そんなところで書いても、キャリアにもならない。この世界はキャリアをどう積み重ねるか、ですから。
やっぱり、ちゃんとしかるべきところへ営業をして、相手を知って、こちらがそれに応える、アカも入る、という形で仕事はゲットし、完遂するべきなのです。仕事の基礎です。
そう、塾生には言い聞かせています。
営業の仕方もちゃんと塾では教えているんですけどねえ。やるかやらんかは本人しだい。
しかしどうもねえ、カラオケとSNSで育っている、つまり仲間としかつるまない若者たちには、そういうの苦手、といってなかなか営業に行かない。永久に仕事は来んわ!

ところで、「歴史読本」。新人物往来社というところから出版されていた頃、随分と読みました。
聖徳太子の研究を始めた頃。今でこそ専門書を入手して読んでいますが、当初は何から読めばいいのかわからないし、読んだとしても、きっと難解で、意味わからんかったでしょぅしね。
「歴史読本」は、一つのテーマについて、いろんな研究家や教授、作家たちがさまざまな角度から、わかりやすく、コンパクトに解説、持論を展開していて、いいガイドでした。
バックナンバーも昔のものは揃っています。
「古史古伝」なんていう、「記紀」以前の(?)古文書の詳細もこの「歴史読本」で知り、「日ユ同祖説」の概略もこの「歴史読本」で読んで、まずは基礎知識としたわけです。拙書「捜聖記」では、聖徳太子に関する異説があることを示すために、「歴史読本」からの引用もさせてもらっていました。
それが、初心者にもわかりやすく、しかも説得力のある説明になると思ったわけです。
いろいろ、お世話になったわけです。

ただ、ここ十何年かはまったく読んでいませんでして、昨今のこのニュースで「ああ、休刊したんや」と、チョット感慨深いものがこみ上げたんです。
で、この定期刊行物も、いつの間にやらKADOKAWAに吸収されてたんやと。
出版業界、いろいろ大変なことになっているようでして。

とはいえ、「別冊歴史読本」などは刊行されるようでして、また、読ませていただきます。こちらは、辞典代わりになるほど充実しているので、古本屋で見つけては、買いあさっておりますです。

連日飲みすぎて、今夜は酒を飲まないと誓った私が、報告いたしました!
あっ、手が震えて……。








kaidanyawa at 22:07|PermalinkComments(4)

2015年10月05日

納豆とカラオケの挽歌

中山市朗です。

ちょっとコメントで、「なぜカラオケが嫌いなのか?」というのがありましたので、今回はそのことについて書きましょう。

世の中に、私にとって許されないものが二つありまして。
ひとつは納豆。
私は兵庫県生まれでして、納豆を食べるという風習が無かったんです。ん十年前のことですよ。
ところが、大学の卒業制作で映画のロケを、わが故郷でやったとき。
ちなみにこのとき、山の牧場を発見するわけですが。

メンバーの女子が、ご飯になにやら糸をひいた奇妙なもんかけて、食うとる。
「なんやそれ?」
「納豆やん。知らんのん?」
「知らん」
「食べてみる?」
「いいや、いらん」
「ええから、食べてみてよ」
「いらん」
「おいしいから」
「いらん。糸ひいてるやん。腐ってんのと違うか」
「腐ってへん」
で、無理やり食わされた。
「うわっ、腐っとるやん」
いや、ほんま、腐った味しかせんかった。まあ、今まで食べずに元気で生きてきたので、別に食わんでもええかと。
すると別の機会に、私が納豆が嫌い、というのを聞いた別の女子が、納豆巻き持ってきた。
「これやったら食べられるよ」
「別にええて」
「ええから。おいしいし、健康にもいいんよ」
「いらんて」
「せっかく持ってきたんやから」
結局、一口……、ペッ、ペッ、「やっぱり腐っとるわ!」
以後、口にせず。
まあ、健康食やからと言うて納豆食うてるヤツより、まったく食べない私の方が風邪ひとつひかんと、元気なのをみると、健康にいい、という話も眉唾やなあと。
肉食え肉!
「納豆は腐ってるんやない。発酵してるんや」
というやつと、一時間議論して、見事論破したことがありましたわ。ははははっ。

ふたつにカラオケ。

あれはなんなん?
まあ、カラオケボックスで気の知れた者同士が歌う、というのは理解しますが、バーとかスナックで歌うヤツ。
こっちは話が盛り上がっているに、いきなり知らんおっさんが立ち上がって、大声で聞くに堪えない唄を歌いだす。話は中断されるわ、酒はマズなるわ、下手な歌聴かされるわ、それがまた、いつ終わるかわからん。おまけに手まで叩いて。そしてらチョーシに乗ったおっさん、2曲め行きよった。
こんなん時間の無駄。
それに、私は飲んで語り合いたいのです。語りはいい。おもしろい。その人のことが理解できるし、そこにエピソードがある。このエピソードが我々物書きには必要なのですよ。
人の話からは、その人の人生や経験、考え方が伝わってくる。そこには私の知らないことや世界がある。
本を読むより価値があることだってあります。
カラオケにはそれが無い。
私も、自分の歌など聴いてもらいたくもない。それだったら、もっと面白い話を聞かせてやる。
カラオケを聴いて、面白い、と思ったことは一度も無い。
仕事や日ごろのうっぷん晴らし、らしいですけど、私は普段から好きなことしかやってませんから、うっぷんをはらす必要もないし、ストレスもないですから。
それに、音楽はワーグナーやマーラー、ベートーヴェン、あるいはサントラ鑑賞が主ですから、歌いたい曲も無し。
「独立愚連隊」のマーチくらいなら歌ってもええですけど、そんなん無いやろうしね。

飲むのは好きですから、朝まで語り明かしますが、カラオケに行くとわかれば、即帰ります。
どーしても、というのなら、死にます。いゃ、殺してくれ!


それと、こんなことがあった。

随分昔のこと。あるアパレル会社にイベントの企画、実行を依頼された。
こちらは値段を松竹梅で提示したんです。
松竹梅、つまり、得上、上、並、ということです。
すると担当のおっさん、竹の値段払うから、梅のイベントをやってくれと。つまり差額で、自分を接待しろ、ということ。
仕事ですからなあ。竹の値段もらって、差額でおっさんの接待をした。
メインはカラオケ。
ヘタクソな歌を歌いまくるおっさんには笑顔ながら、腹の中、煮えくり返り。竹の値段で竹の仕事をやらせてくれていたら、もっといいものを提示できた。
クリエーターとしての私のプライドです、これは。
これが、カラオケ嫌いを決定付けた、というわけです。
今はもう、カラオケにつきあうくらいだったら、その人がどんな大切な人でも、絶縁するだろう、というくらい、身震いするほど嫌いなのです。

以前、京極夏彦さんの芥川賞受賞パーティの三次会が、カラオケ・ボックスであったんですけど、あんまり人が多いので、作家、妖怪、編集と、ブースが三つに分かれてて。私はなぜか作家ではなく、妖怪のブースに入れられて。
京極さんのパーティですからな、これは拒否できない。私はカラオケを歌わず聞かず、妖怪研究科や水木しげるさんのファンという方と、妖怪談義に花咲かせていました。
当の京極さんは、三つのブースを時間配分して回るんですが、そのとき歌う歌が替え歌なんです。
京極さんの友人や知人、仕事仲間など、そこにいる人の名前なり役職なりをちゃんと歌の中に入れる。ちゃんとそれが歌詞になっている。
もう大爆笑。
こういうカラオケなら、有り。

さすが京極夏彦。クリエーターやなあと。





kaidanyawa at 14:08|PermalinkComments(17)

2015年10月03日

今宵、太平洋波高し! サントラ・ギャラリー展

中山市朗です。

「気まま酒家」都合により来週10日放送となります。



それに関連して、私のまったくの趣味のギャラリー。
私の所有する、太平洋戦争映画、サウンドトラック・ジャケット・ギャラリー。


真珠湾攻撃の全貌を日米双方から描く、戦争映画の傑作!
「トラ・トラ・トラ!」
山本五十六を山村聡、源田実を三橋達也、淵田美津男を田村高広、キンメル提督をマーティン・バルサム、スチムソン陸軍長官をジョゼフ・コットン、ハル国務長官をジョージ・マクレディ、野村大使を島田正吾。
黒澤明交代劇が有名。リチャード・フライシャー、深作欣二、舛田利夫監督。
音楽:ジェリー・ゴールドスミス。

サントラ トラ トラ トラ













その半年後、日米の空母決戦! ミッドウェイ海戦を描く米国建国250周年記念映画。
「ミッドウェイ」
チャールトン・ヘストン主演。ヘンリー・フォンダがミニッツ、グレン・フォードがスプアルーンス、ロバート・ミッチャムがハルゼー、三船敏郎が山本五十六。ジャック・スマイト監督。
音楽:ジョン・ウィリアムス

サントラCDは3種類。まずはスコア盤。ロイヤル・スコッチ・ナショナル管弦楽団の演奏。
アメリカ版。直撃弾をくらう南雲機動部隊の空母。

サントラ ミッドウェィ 輸入












日本発売盤は、ヘストンと三船がジャケットを飾る。


サントラ ミッドウェイ 日本












そして、ユニバーサル・スタジオから発見されたオリジナル音源のCD化。

サントラ ミッドウエイ












「危険な道」
巡洋艦トリート号が歴戦する、真珠湾攻撃から戦艦大和との海上決戦!
もちろん、ウェンデル・メイズ原作によるフィクション。ほんまにこんなことがあったら、大和のボロ勝ちや。
オットー・プレミンジャー監督。
ジョン・ウェイン、カーク・ダグラス、パトリシア・ニール主演。ヘンリー・フォンダが太平洋艦隊司令長官役でちょと出演。音楽:ジェリー・ゴールドスミス。


道サントラ 危険な














「勇者のみ」
フランク・シナトラが監督、円谷英二率いる東宝特撮陣とのコラボ!
南太平洋の孤島で繰り広げられる日米将兵の激突。
主演はフランク・シナトラ、クリント・ウォーカー、三橋達也、加藤武。
音楽:ジョン・ウィリアムス。当時フランク永井が、主題曲のカバー・レコードを出していた。

サントラ 勇者のみ














そして、高倉健、ハリウッド・デビュー作!
「燃える戦場」。
健さんは、ヒューマンな日本将校を演じるもあっけない最期。
クリフ・ロバートソン、マイケル・ケイン、ヘンリー・フォンダ出演。監督はロバート・アルドリッチ。
音楽:ジェラルド・フリード 幻の名盤。


サントラ 燃える戦場











「シン・レッド・ライン」
餓島といわれたガダルカナル島の攻防。テレンス・マリック監督の映像美が、戦争の愚行を語る。
ジム・カーヴィゼル、ショーン・ペン、ニック・ノルティ、豊島稔らが出演。
音楽はハンス・ジマー。太平洋にささげたリクイエム。


サントラ シンレッドライン












「戦場にかける橋」
ご存じ名曲クワイ河マーチ!
バンコック、ラングーンを結ぶ鉄道の橋建設をめぐっての日本軍捕虜収容所。日米英将兵の人間ドラマ。
ウィリアム・ホールデン、アレック・ギネス、ジャック・ホーキンス、早川雪洲の主演
監督は名匠デビット・リーン。音楽は英国音楽界の重鎮、サー・マルカム・アーノルド。

サントラ 戦場にかける橋













「硫黄島の砂」
イーストウッドの硫黄島2部作は傑作だが、こちらは戦後間もなくに封切られた「硫黄島の砂」。
いきなり日本刀で切りかかってくる日本兵が怖い!
ジョン・ウェインはこの映画あたりから、アメリカのヒーローの象徴となった。ジョン・エイガー共演。
監督はアラン・ドワン。音楽:ヴィクター・ヤング。海兵隊マーチが鳴り響く。

サントラ 硫黄島の砂
















「男たちの大和/YAMATO」
菊水作戦に散る、連合艦隊最後の象徴、巨大戦艦大和の最期。日本の戦争映画はすぐにセンチメンタルになるなあ。反町隆史、中村獅童、松山ケンイチ、仲代達矢、鈴木京香。
監督・佐藤純弥、音楽は久石譲。

サントラ 男たちの大和











このCDは凄い! 東宝特撮を駆使した戦争映画の2枚組サントラ集。
「男たちの戦記〜東宝戦記映画音楽集」
収録映画「日本海大海戦」「青島要塞攻撃命令」「連合艦隊」「激動の昭和史・軍閥」「連合艦隊司令長官・山本五十六」「ハワイ・ミッドウエイ海戦・太平洋の嵐」「ゼロ戦燃ゆ」「大空のサムライ」「ゼロファィター・大空戦」「太平洋奇跡の作戦・キスカ」「海軍特別年少兵」「太平洋の翼」「激動の昭和史・沖縄決戦」「潜水艦イー57降伏せず」「日本のいちばんながい日」
音楽は、佐藤勝、團伊玖磨、松井八郎、服部克久、眞鍋理一郎。

サントラ 東宝戦記












  


「マッカーサー」 
ラストはやっぱりこの人。
グレゴリー・ペック演じる「マッカーサー」。
ミズーリ号調印の場面は、日本軍人、政府関係者のソックリさんが!
ジョゼフ・サージェント監督。音楽:ジェリー・ゴールドスミス。
マッカーサー・マーチ!

サントラ マッカーサー



















では、ジャケットをご覧になりながら、「気まま酒家」、お聞きくださりませ。

kaidanyawa at 12:22|PermalinkComments(4)

2015年10月02日

勝つも負けるも「決断」ひとつ!

中山市朗です。

観よ、連合艦隊の雄姿!

手前の甲板は空母「赤城」。
後方、前より空母「蒼龍」「飛龍」、巡洋戦艦「比叡」「霧島」「榛名」「金剛」、空母「瑞鶴」「翔鶴」。
これ、私のデスクトップの張り紙にしています。
★写真をクリックすると拡大します。カックいい。


赤城












みんな、みんな、戦争が終わったころには、沈んじまっただ……。



いやあ、秋ですなあ。
食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋。
スポーツは苦手です。剣道と、野球の打撃だけは得意でしたけど。それも昔の話。
走るのが苦手なので、となると、ほとんどのスポーツの基礎ですからな、これは。
中、高校生の頃は、教室で(というか授業中)できる(もちろん先生に見つからないような)ゲームを考案してクラスに流行らせたり、漫画雑誌を作って編集長兼漫画家をやったり、落語を覚えたり、家に帰るとプラモデル造りに励んでいました。
それで剣道部部長、美術部員ったんですよ。勝手に落研も作った。
映画にも目覚めたなあ、中二のとき。フェリーニやヴィスコンティなんかも知ったの、このころなんですよ。
おまけに朝は、新聞配達。プラモやサントラ・レコード購入のための軍資金を稼がんとね。あっ、このころからサントラ・レコードのコレクターになりました。落語のレコードも。
いやいや、今までで、一番忙しい時期やったかもわかりません。

さて、そのプラモデル造りはというと、我が旧海軍、連合艦隊の艦船をコレクションしておりました。
ウォーターライン・シリーズというのが、今もありますけど、喫水線の上部だけの艦体、つまり海に浮いている形の700分の1スケールのものでしたので、棚の上に、艦隊を組ませて飾るのです。

数十隻は集めまして、ある日は真珠湾に向かう南雲機動部隊、とか、ある日は戦艦大和を中心とした沖縄特攻の陣とか。
で、組み立て設計図には解説書がついておりまして、その艦艇の経歴が載っているんですが、ほとんどが、大戦中に米軍により撃沈されているわけです。
どんな戦争をやったんや。
誰が指揮官やねん。
米国に比べて、そんなに性能、劣ってたんか?
いろいろ疑問が起こるわけですよ。教科書なんて読んでる暇がないほど。わっはっは。

で、いったい、終戦時には、帝国海軍の残存艦船はどれだけやったんやろうと。
まあ、大型艦で無傷だったのは、戦艦長門くらい。
レイテ沖海戦が終わった時点で、もう海軍は艦艇による作戦行動はできなかったんですね。
だから、神風特攻隊なぞという狂気の作戦をやらざるをえなかった。
よお、そんな戦争やったなあ、と。

そこからですよ。日本がそんな悲惨な負け方をした太平洋戦争とはどのようなものだったのか、興味を持ったのは。戦争が起こった要因は何か。負けた要因は何か。
当時、アニメンタリーとかいって、アニメによるドキュメンタリー風番組「決断」というのをやっていました。
「巨人の星」が終わると、チャンネルをそのままにしてると、「決断」。
真珠湾攻撃から沖縄特攻、終戦までをタツノコプロが、描いていたんです。
もうね、男の子なら、涙、涙。
これぞ、日本男児。これぞ大和魂。勝って奢るな、敗れて泣くな!

ところが、ほとんどのクラスメートは、「巨人の星」のあと、チャンネル変えて「仮面ライダー」を見とった。
バカモノ!

いや、男の子はね、戦車や戦闘機、軍艦、カッコいい〜、でいいんですよ。
そういう風に造ってあるんですから、兵器というやつは。軍服も、みんなが憧れるようなデザインが採用されていたんです。

そこから、考えるんです。これらはどのような目的で建造され、どのような戦歴をたどったのか。
その戦歴は、海戦の積み重ねですが、だんだん負け方がひどくなる。
じゃ、なんでこんな戦争をしたんだろうって、思いますわな。だいたい米国に勝てると思っていたのだろうかと。
日本は何のために戦って、どんな作戦を展開して、それで何を得たのか。
人間同士が、なぜ殺し合い、民間人までも巻き込まれるのか。日本は焦土化しちゃた、というこのショック!
そして、敗戦国はどうなって、戦勝国はどうするのか。
戦争映画を観て、戦記ものを読んで、当時はまだたくさんいた戦争経験者から話も聞いて、そうやって戦争について知っていったのです。
そして、だからこそ、平和は、人によって作られるものなんだと悟るわけです。

というわけで(?)、明日、22時よりネットラジオ「気まま酒家」の生放送があります。
いよいよ、太平洋戦争について語ります。

あの戦争はなぜ起こったのか?
日本が行ったのは、侵略か? 自衛か?
なぜ、真珠湾攻撃が必要だったのか?
山本五十六は、凡将だったのか、それとも天才だったのか?
ミッドウェィ海戦は、なぜ負けたのか?

まあ、そんな話を、ウィスキーを飲みながら、気ままに語ります。
軍事オタクの話になっちゃぅかも?

もちろん質問も受け付けます。それで話す内容が決まるかも。

また、共演者、というか、ぐだぐだ言う私の話相手というか、聞き手の人、募集しております。
反論のある方も歓迎。激論戦わせましょう。
ただし、ギャラもなんにも出ません。酒は飲めます。

「気まま酒家」
10月3日(土) 22:00〜24:00まで。
放送 std1.ladio.net:8030/aberu



で、今日は作劇塾。
今日は新入生が一人。

作劇塾は、シナリオ、小説、放送作家志望者、いつでも募集しております。
オフィス・イチロウHP、トップページのトップからお入りください。

kaidanyawa at 09:50|PermalinkComments(19)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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