2016年08月13日

2016年08月13日

明日深夜、MBSラジオから、イヤ〜な話を

中山市朗です。

本日二度目の投稿です。

明日14日25時、MBSラジオ「北野誠の茶屋町怪談2016」、オンエアします。

私、松原タニシ、田中俊行が語ったイヤ〜な話。

ぜひ、お聞きくださって、後悔していただきたく思います。

北野誠氏いわく。

「真夜中にこんな話、聞くやつおるか」

スタッフ。

「翌朝には、MBSラジオ公式ユーチューブで聞けます」

誠氏。

「朝からこんな話、聞けるかあ」

さてさて。

kaidanyawa at 19:01|PermalinkComments(7)

本日からお盆特集、怪談サロン。

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第13夜となる本日は、お客様と円座になって、語り、聞く、怪談サロン形式としました。

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参加くださったお客さんと。えっ、幽霊がいる。そんな馬鹿な。私には見えない……。

お客さんは11人。
うち4人が塾生。本日金曜日は、作劇塾の日なのですが、人前で語ることも勉強、と、ここを教室といたしました。
物書きになろうとする人は、もちろん文章での構成、演出、表現、語彙などを修得しようとするわけですが、要は面白いものが書けるかどうか、ということ。国語の先生や文学学者がおもろい小説が書けるのかというと、それは別ですよね。
小説は面白いか面白くないか。
面白いものが書ける人は、面白くも語れる、というのが私の持論で、現に作家を家業としている人は、寡黙な人ももちろんいますが、話せば魅力ある語りをされます。膨大豊富な知識があっても、それをどういうテーマと意図でもって語れるのか、という能力がないと、面白く語れない。面白く語れない人は、面白いものは書けない。
作家が講演会などで、魅力ある語りをするのも、講演会の仕事があるのも、そういう作家としての資質があるからです。

とまあ、そういう蘊蓄はまたいずれ、書くこととして。

私と真名子は、いつもゲストと語るときに使っている縁台から降りて、みなさんと同じ座布団に座って、みなさんと同じ目線で、怪談を語り聞く。いいもんですな〜。

まず、開口一番は真名子。その話のキーワードを拾って私が。そして、各自フリーで怪談を語る。

この日、私の「中山市朗・Dark Night」の運営をしてくれているN君が参加。
あの、田辺青蛙さんとの共演時に、声を上げた市松人形について、裏方の立場からの話を初披露。
彼が、こういう場で、こういう話をするのは初めてのこと。
そして、それに触発されたお客さんも、自身の体験談を披露。
霊感とか、霊体質とか、そういうことではなく、普通にこの社会に生きていて、ちょっとした怪異に遭遇する。なんだか、そういうことなら自身も体験があるかも、という話が相乗して、ぞわぞわっと来る。

これぞ、怪談会です。

しかしねえ、私は思った。
ここは、大阪城落城後、安井道頓により掘削され、大坂の街が復興するための基盤となり、道頓堀は千日墓場と隣り合わせとなった芝居の街として発展。その象徴としてあったのが、近松や西鶴を生んだ中の芝居。つまり中座。初の二階建ての芝居小屋。回転する舞台の発祥、人形浄瑠璃の発祥地。
そして私が大阪へ越してきた1980年の終わりごろには、松竹新喜劇の爆笑王藤山寛美さんのホームグラウンドであった。
いわば、大阪の文化、エンターテイメントの中心地。
今はその中座もなくなりましたが、その中座の跡地でお化け屋敷。そして、そんな場所に畳を敷いた八畳の間を作って、今、怪談会が行われている。
しかもですよ。1950年に登場し、くいだおれの大阪を象徴する、くいだおれ人形が鎮座するビル。藤山寛美さんが、不思議体験をした中座の地下、お風呂のあった場所。
道頓堀の目抜き通り、イの一番の場所。
私がずっとあこがれていた場所。
そんな場所にですよ、とてもお金にならない、こんな八畳の和室を作って、そこで少人数での怪談会。
こんな無駄なものはない。
これ自体、超常現象に近いのですよ。

そんな場所で、こんなことが連夜行われている。
この怪談会に参加した方は、歴史的な瞬間にたちあっているのかもしれません。
自分が仕掛けたとはいえ、なんだか途中で、感慨深い思いがこみ上げてきました。

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で、あっという間の100分間。
ここで話された怪談のいくつかは、ひょっとして、来年発売予定の『怪談狩り』の第四弾に発表するかもしれません。
Tさんが語った「書かないでほしい」と言われた話は、もし、書くことになれば改めて許可のお願いをいたします。無断で書くことはありません。
安心してください。
ところで、お客さんが語った話の中に、オーブという言葉が出ましたが、私は「そんなものはない)と、デジタルカメラの歴史に照らして解説。そしたら、お客さんの中にカメラマンの方がいて、後で「私もまったくそうだと思いますよ」と、声をかけていただきました。
そうなんです。オーブなんて、心霊でもなんでもありません。
あれは、素人が昔のデジカメとか写メで撮ると写りますが、プロ仕様のカメラには写らない……。
ということは?


ということで、本日も、怪談サロン形式で、第14夜をお送りいたします。
こぞっての参加、お待ちしています。

で、この後、作劇ネトラジの収録。朝までの飲み会。
今、塾生たちが帰ったところです。

あっ、N君によると、「Dark Night19」のチケットはもう無いそうです。
当日券は、キャンセルがあった場合のみ、出ます。

よっしゃあ、今日も怪談だあ。

あと、23日。

kaidanyawa at 06:44|PermalinkComments(9)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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