2016年08月18日

2016年08月18日

今日、明日はガリガリガリクソン

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
今宵は第18夜となります。折り返し地点です。
なんか、今年の夏は早いですわ。

さて、この夜のゲストはサイファーさん。

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インターネットラジオ「サイファーの怖い話」のDJ、今は怪談イベントなどに出演依頼もあるらしい。
実は、もともと私の怪談会のお客さんとして接したのが最初で、それが長かったんですが、お仕事として依頼して、こうやって怪談を語り合うのは、初めてです。
「お客さん、一人も来なかったらどうしよう」と言っていましたが、第1部7人、第2部5人。
第1部には若いカップルがいて、さて、近いので表情がよくわかる。
先日、旅行中の若い人たちから尋ねられたように、怖すぎると逃げちゃうし、怖くないとナメられる。このあたりの手加減が難しい。
サイファーさんはさっそくと、『怪談狩り』に掲載した黒いバイクの話を披露。続いて私も黒いスカイラインの話を。そこから幽霊自動車について少し。
人間が幽霊になるならまだしも、事故った黒いスカイラインが霊となって現れるのは?
車の幽霊、実はよく聞くんです。電車の幽霊というのもあるし。
そのうち、ロボットの幽霊なんていう話も出るでしょうね。
続いてサイファーさんは、偽霊媒師の話を。笑えるけど怪談ではない。だから私は、マジな霊媒師のちょっと怖めの話を、と、キャッチポールを行うような展開に。
カップルの女の子の方は聞き入っているけど、男の子のほうが興味をもってくれているのか不安。


怪談の魔、こんな感じです。
最前列の四つの座蒲団が、きれいに無人なのが、なんか気になる。
えっ、座っている?
しもた。1000円払ってもらってない!

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第2部には、カップルは参加せず。5人は常連さんと、何度かライブや怪談キャンプでご一緒したりした人たち。
2部は、カップルがいようといまいと、呪い系の話をしようと打ち合わせをしていました。
サイファーさんも、ネットラジオでもやりにくいので、このライブでぜひ語りたいと。
ただ、情報元から「書かないで」と止められた話だそうで。うまくまとまれば、いい怪談になるんだがなあ。

私は、心霊現象そのものには、いまだに懐疑的なところはあるんですが、人間の闇の部分が集約する、あるいは自然現象がなす、人間への報復は、あるような気がするんです。
日本人は長い間、そのことを語り継ぎ、肝に銘じ、信仰の対象とし、話芸のもととなった。そして、私の周りにも、なまなり、いぬがみ、くびづか、と、えらいめに遭った人たちもいる。
インターネットラジオとはいえ、放送できない、あるいはしたくない、いや、してはならない話はあるんです。
「怪談の魔」は、そういう話が出やすい空間となっておりますので、マニアにはたまらん怪談会となっているのですが?
後半は、ぐっと身近にあった恐怖話を。
私も、玄関に訪ねてきた、やつの話を思い出した。あれは私も怖かった……。

そんなこんなで、120分。
今回もあっという間に終わりました。
なんか本日は、遅れてきたためか、中途半端な幽霊が、会場近くにいたようです。

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ざんね〜んっ(なつかしギター侍調で)

さて、本日18日と、明日19日は、な〜んかとんでもない闇を根源的に持っていて、何かに憑かれがらも陽気なキャラという、ガリガリガリクソンくんが、連続登板。
あの、幽霊マンションは今どうなっているのか?
そして、生首村は?
あれは、完全に呪い系……。
あれに下手に近づくとあかんというとるのに、ガリクソンという男は。
こうなったら、洗いざらい告白させよう。



あと、18日。





kaidanyawa at 02:14|PermalinkComments(4)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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