2016年08月23日

2016年08月23日

げんきな怪談、新耳袋の怪談

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第23夜の今宵のゲストは、松竹芸能所属のお笑い芸人、宮崎げんきくんでした。

私とその舎弟、違った、宮崎げんきくん。

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昔、ナオユキくんとタックスープというボヤキ漫才のコンビをしていたときがあったのですが、そのとき、私も放送作家として同じ事務所に所属していました。そのときから、彼は異常なほどの霊体験をしていて、『新耳袋』にもその話は何話も収録いています。
『新耳袋』に登場する芸人、あるいはタレントのMさんは、北野誠さんか、彼、といっていいくらい。
久しぶりにじっくり話ができるので、新しい話を、私、大変に期待しておりました。

お客さんは第一部、2人。第二部、5人。
第二部には、旅行中だという東京から来た若いカップルが。たまたま通りを通りかかって、この会を知ったんですと。後に感想を聞いてみたら「怖いけど楽しい。大阪でのいい思い出になりました」と女の子。
あと、心霊ドットコムというサイトを運営している夫婦など。この夫婦は古くからの知り合いです。この夫婦の子供さんです。八尾の西武で私のドッペルゲンガーを見た、という。

宮崎げんきくん。なんだか最近、怪談を語るイベントによく呼ばれているようです。
体験談はいっぱいありますので、そのリストを持ち歩いているようです。

私が、このお化け屋敷のコンセプトにある、ホンモノの怖い人形を披露したところ「僕も、人形でえらいめにあったことがあります」と、一、二、三、四歳と続けてあったあることが、神社からもらってきた人形にその要因があったという人形怪談を宮崎くんは披露。確かに続けてあったという傷跡が、彼の額にありました。写真でも確認できると思います。そして、どうしても戻ってくる恐怖のフランス人形といった人形怪談が連発。続いて彼の故郷淡路島の海岸で遭遇したもの、芸人になって見た宙に浮く生首、宿泊したホテルでなどなど、まあ体験談が次々と。
この日ばかりは、私も聞き手。
宙に浮く生首は、懐かしい、私が『新耳袋・第一夜』に私の見たものとして書いた「首が飛ぶ、その二」と、『第二夜』に書いた「首が飛ぶ」のエピソードをつなぐような話です。映画化された「第三診察室」も実は彼の友人の話で、その原型が語られました。そしてその裏エピソードなど、『新耳袋』マニアなら、たまらない会になりました。

私もホストを務めながら、きっちり取材もさせてもらって、これは使えるな、あれはいっぺんステージで語ってみようと、もう頭の中で構成しながら聞いています。もちろん、取材を兼用させていただくことは、げんきくんの許可を得ていますです。
それと、やっぱり出ますね、松竹の芸人さんからは。
Kホテル跡で撮られた心霊動画。撮って来た直後のビデオを見たのは、彼だそうで。また、新しいエピソードが。また、3日前にガリガリガリクソンくんが語った、松竹芸能のホームグラウンド角座の楽屋で遭った怪異。
吉本の芸人、それも大御所でもないのに大御所の楽屋を使わせてもらっての怪異。それが、松竹芸能の芸人の立場から、後日譚つきで語られました。こういうことも、連夜の怪談会だからこそ生まれるエピソード。

ということで、宮崎げんきくん。
普段はピンで頑張っています。

今夜(23日)は、同じ松竹芸能所属の漫才師、シンデレラエクキスプレスの渡辺さん。
二度目の登場です。彼も不気味な体験を持ち、怪談を語ることを愛してやまない男です。

明後日(24日)は、京都から、怪談作家で怪談師の雲谷斎さんをゲストにお呼びしています。

最後にお客さんとパチリ。
心霊ドットコムを運営しているFさん夫婦と。

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この後、トークの中に出た、彼が知るだけでも知人を含めて半年で六人が自殺したというビルが、この道頓堀近くにあるというので、嫌がる彼の口を割らして、さっそく見に行きました。
千日前の一等地。でも廃墟……。

あと13日。

kaidanyawa at 02:07|PermalinkComments(4)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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