2016年08月25日

2016年08月25日

古参怪談師、貫禄の怪談語り! 妖怪サッカク誕生!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第25夜のゲストは、京都の怪談作家、怪談師である雲谷斎さんです。
今でこそ、怪談の語り手が増えましたが、語り手がほとんどいない頃から、雲谷斎さんは怪談師として活躍。メルマガで怪談を発信した最初の人。ですから、この人とは、長い戦友のような感覚があります。

関西の怪談界にとっては、実は怖い人なのです。

「ワレ、誰に断って怪談語ってんねや。挨拶せんかい!」
(BGM『仁義なき戦い』サントラ)

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嘘です。ほんまは、やさしくひょうきんなおじさんです。

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ということで(どういうこと?)で、まあ、二人、あ、うん、の呼吸でやらせてもらいました。

この日のお客さんは、第一部7人。第二部10人。
お客さんを見ていると、なんとはなしに、ですが、約一か月やってきてようやく「怪談の魔」が認知されてきた、という感じです。やっぱりそれくらいの期間はいりますねんな。

まずは私が人形怪談。ここは「人形塚の家」ですからな。そしたら雲谷斎さんは、最近の話として、「廃村キャンプ」という、おもろそうな雲谷斎さん自身の体験談が語られましたので、私も「心霊コテージ」という私の体験談で応酬。そしたら妖怪サッカクの話が語られる、とまあ、出ます出ます。
えっ、妖怪サッカクって?
ある子が夜な夜な恐ろしいめに遭って、両親に訴えると「それは錯覚や」と相手にされない。ところが「錯覚」という言葉を知らないこの子は、その現象をサッカクというものだと思い込み、次の日も両親に訴える。
「サッカクが出た、サッカクが出た!」
奇妙な現象に名前が付いたら、妖怪になる。妖怪サッカクの誕生秘話でした?
また、雲谷斎さんは、元大手広告代理店に勤めていまして、その頃、CM撮りをしたときのエピソードが。
ある有名女優に関わる怪談は、「こういう場所でしか言えない」と披露されました。

第二部は、家の中で起こる怪談。
またまた、雲谷斎さんと私とで、キーワードを拾っての展開。
古い家の勉強部屋、古い旅館に遊女の霊が出た話、三面鏡のある部屋、三面鏡のある旅館、足が怖い、巨大な足、巨大な僧侶と、なんだか、脈絡のあるようなないような怪談が、次々と。
あっという間に、120分。

こういう秘密クラブみたいな場所ですから、もう実名、場所もばんばん出る。そこがまあ、「怪談の魔」ならではの怪談、というところでしょうか。

さてさて、今宵第26夜は、唯一ゲストが用意できませんでしたので、MCを真名子に任せて、私が1時間、1時間、計2時間語ります。
どんな話が出るのかは、会場のお客さん次第。新ネタももちろん語ります。

そして明日、27夜は、第20回電撃大賞の金賞受賞の小説家、真代屋秀晃くんが登場。軽妙洒脱な彼のトークをご覧あれ。

お客さんと、パチリ。新顔の方も増えてきました。

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あと11日。



kaidanyawa at 04:16|PermalinkComments(3)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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