2016年08月30日

2016年08月30日

超下ネタ怪談、炸裂

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第30夜のこの夜のゲストは、怪談作家の宇津呂鹿太郎さんでした。

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お客さんは、第一部9人、第二部6人。
ずっとすごい雨が朝から降っていましたので、お化け屋敷は不調。「怪談の魔」も、お客さん、来はるんやろか、と心配していましたが、なんとか来てくださった。
こういうお客さんの前で、演者は燃えなきゃおかしい!

第一部は、宇津呂さんらしい、正統派怪談。そうなると、私も正統派怪談で応酬。
真夜中に巡り合った不思議な人物。そのままやり過ごすと何も起こらないが、好奇心を持って観察すると、たちまち怪談になってしまうという話。死んでいるのに生きている話。死者と話す話。死から救われた話などなど。
次から次へと怪談が出ます。

で、第二部。お客さん、減った。
しかも、女性客が少ない。
第一部の女性たちの反応、よかったんですけどね。いなくなった。
こういうとき、なんてでしょうね、禁断の話をしたくなるわけでして。
つまり、普段抑えている欲求が、頭をもたげてくる……?

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宇津呂さんから出ましたよ。パンチラ怪談、うんこ怪談。うんこをする描写が、怪異をひきたてます。
どんな話って?
そんなん、今回来てくださったお客さんだけのものに決まってますがな。
私も対抗します。小便怪談と、ある美人女優がトイレで用を足しているときの怪異、など。
そう、下ネタ怪談が続きました。
宇津呂さんは「こういう場だからこそ、いや、しかできない話をした」とのことで、私も「放送では絶対にできない。おそらく本にも書けないからこそ」語ったといえましょう。

リップさんがゲストのときは、男女のからみ、が描写されていましたので、エロ怪談、炸裂、としましたが、今回は、うんこをひねりだし、とか、おしっこをドボドボドボ、パンツをこうおろして、こう拭いて、なんちゅ描写が不可欠な(?)怪談でしたので、下ネタ怪談、炸裂としたわけです。
女優さんの話は、もっと具体的な描写を入れて、ねっとりと演じれば、艶怪談になるかな?

宇津呂さんのパンチラ怪談は、『怪談実話コロシアム』だったかに書いていましたね。この程度の下ネタなら、大丈夫。
それ聞いて思いました。
夜な夜な現れる白いワンピースの亡霊。そのワンピース、ぱっとめくったらどうなるんやろ。
「きゃっ」てなこと言って裾を抑えるのでしょうか、それとも……?
なんか、それを実際にやって「きゃ」となったので、「お前人間やろ」と見破ったという話も聞いたことあります。

後の話はね。もう書けない。ここだけの話。
私の語った、女優さんのトイレで用たす怪談は、実は後に映画の『リング』にそのイメージが使われることになります。トイレのシーンではないですけど。

で、最後は宇津呂さん、自衛隊怪談として、硫黄島の怪異を。
だから私は、硫黄島と今上陛下にくつわる、エピソードを。怪談というか、ちょっと畏怖する話。
これも放送できません。
下ネタを炸裂させながら、最後は陛下のエピソード。

打ち合わせのない怪談の、これはほんま、醍醐味。
私もずっと30回、打ち合わせなしに回してまんねんて。
「怪談の魔」ならではのエビソードが積み重なっています。未見の怪談マニアは、損してまっせ。

ということで、和服の似合う宇津呂鹿太郎さんがゲストでした。

今宵第31夜目のゲストは、30年来のお知り合い、作家、エッセイストの竹内義和さんです。
昨年のKTV「怪談グランプリ」受賞者。まあ、「サイキック青年団」を思い出す人もいるでしょう。

そして明日、第32夜目は、唯一三度目の登場、松竹芸能所属、シンデレラエクスプレの渡辺さんです。

あと6日。

kaidanyawa at 02:08|PermalinkComments(5)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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