2016年08月

2016年08月31日

ただいま、市松人形と……。

市松人形ちゃんと同居中の中山市朗です。

むにゃ〜ん。

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本日2本目の投稿です。去る26日のブログで告知しました内容です。
大切なおしらせですので、再び。

私が監督しておりますお化け屋敷「人形塚の家」。
9月4日(日)まで営業。5日から9日まで休業。10日(土)、11日(日)に後夜祭として営業という予定でしたが、好評いただいているため、5日から9日の間も、営業いたします。
引き続いて、怖がってくださいませ。

で、怪談の魔、ですが、今からゲスト探しというわけにもいかず、予定通り4日、田辺青蛙さんをゲストに迎えて開催いたしまして、連続公演は終止符、といたします。

もっともっと続けたいのはやまやまなのですが。

そこで、10日(土)の夜19:30より、「怪談の魔」の最終公演を行います。
形式はいつもの通り。

第一部 19:30〜20:30
第二部 20:45〜21:45

入れ替え制、各1000円。

真名子をMcとした、私の独演怪とします。
ちょっとこの日はテーマを持とうと思います。

心霊とはなんぞや?

怪談を通して、みなさんとそんなことを考えてみたいと思います。

そして、終わりあれば、打ち上げですよ。
36夜連続公演プラスαですから、私としては、ばーんとビールと旨い肴。きっと私のテンション、上がってますわ。

でもね、旨い酒と肴は、誰と飲むか、ですよ。

「怪談の魔」は、なんのかんのと言って、お客様として来てくださった皆様がいてこそ続けられたわけです。
そこで、感謝の念を込めながら、みなさんと、わあわあと楽しい反省会や、来年、再来年に向けた夢などを語り合う飲み会をいたしたいと思います。まあ、「怪談の魔」のオフ会ですな。
ぜひ、私としては、これをやりたい。

そこで、コラボ企画。

Cainさんが店主のインターネットラジオ「気まま酒家」。
8月は連夜の「怪談の魔」のため、オンエアできませんでしたが、9月10日(土)、「怪談の魔」が終わった23:00より、一か月ぶりに生放送いたします。
つまり、怪談好きの皆さんが、私の書斎に集まって、わいわいと、お酒を飲みながらの怪談の魔の打ち上げの様子をそのままオン・エアしようと、ま、こういうわけです。


ということで、9月10日、22:00、ちょっと過ぎあたりから準備。
みなさんには、22:30頃には、オフィスイチロウの書斎に集まっていただき、いつもより1時間遅れの23:00より生放送開始ということになります。
もう一本、録音録りもいたしますので、オールナイト体制となります。

参加者、募集いたします。

オフィスイチロウのメール宛てでも受け付けます。
できれば、同日の「怪談の魔」、鑑賞後、そのままハシゴ、というのがよろしいのですが……。

ぜひみなさん、怪談について語り、憂い、啓蒙しようではありませんか。


参加希望者は、
info@officeichirou.comまで。

【放送URL】http://std1.ladio.net:8030/aberu.m3u

追伸、「気まま酒家」参加希望者として何人かはもう予約を賜っていますが、オフィスイチロウに来ているのは、野郎ばかりであります。もうそんなに数に余裕もないのですが、できれば女性の意見もお聞かせ願いたいと思っている次第であります。
はい。






















kaidanyawa at 11:23|PermalinkComments(18)

幽霊の正体見たり……? 

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。第31夜のゲストは、作家の竹内義和さんでした。

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実は竹内さん。自ら主宰するアワズルームというイベントルームに毎夜出演。
ですから「怪談の魔」にお呼びしたかったんですけど、無理やろな。と勝手に思っていたところ、竹内さん側から猛烈な売り込みがありまして、何度か日取りの調整をして、この日登場願ったわけです。
「36夜連続怪談会。道頓堀の中座跡という場所。これは凄いことです。ぜひ、そこに加わりたいと思っていたんです」と竹内さん。毎夜開催というイベントをやっているから、そこ、理解していただけたのかなあ、と。
「大変ですね」と言われたけど、私はそれほども思っていません。毎夜刺激的で楽しくってしょうがない。
興行としてはしんどいですけどね。

そのお客さんも、じょじょにですが、増えてきています。「怪談の魔」が認知されつつあることが、その層や顔ぶれなどでわかります。
この日のお客さんは、平日にもかかわらず、第一部14人、第二部12人。
なんだか今宵はおっさん率がいつもより多い。
サイキッカー?

第一部は、古い旅館は怖いねえ、みたいな怪談を連鎖させながら、フィルムやビデオに写ってしまったものの怪異現象についての怪談へ。
竹内さんの話を聞いていると、いろいろ思い出します。
第二部は「幽霊の正体見たり枯れお花」、つまり幽霊だと本人は思い込んで怪談として語り継がれている話も、実はその正体は、な〜んだ、ということがあるという話から、しかし、一方では理解しかねる事象もある、という話に。特にその現れかた、消え方から見えてくる幽霊の形態。そんなことに関連する怪談が丁々発止と展開しました。

幽霊には、立体感がない。

まあ、私は見たことがないのでなんとも言えませんけど、人間のようではあるが、この世のものでない、というビジュアル的な感覚は、そういうことではないかと。そんな話が。

この「怪談の魔」は、すでに告知いたしましたように、9月4日で連続公演は終わりますが、9月10日(土)のいつもの時刻より、私の独演会を行っての千秋楽とします。
このとき、この幽霊とは何ぞや、というテーマに沿って怪談を語ろうと思いますので、そのときにこの問題、詳しく考察してみたいと思います。

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とまあ、いつものことですが、あっという間の2時間。

竹内さん、それに私の怪談とコラボできないか、と売り込みに来たミュージシャンの人たちとともに、ミナミの酒場へ……。そこでも怪談はやまず。
で、家へ帰ると、例の市松人形ちゃんが、出迎えてくれます。


いつにもまして、怪談づくしだった夏も、もう終ろうとしています。

今宵第32夜のゲストは、唯一3度の出演となります、松竹芸能所属・シンデレラエキスプレスの渡辺さん。まだまだネタは尽きない?
そして33夜のゲストは、元大阪プロレス、現在は大衆プロレスを率いるプロレスラー、松山勘十郎さんです。

で、おお〜。私のブログ、8月は一日も落とさず更新。uu数もpv数ももちろん急上昇しております。
特に、超エロ怪談、炸裂がすごいことに。



さあ、あと、5日。
いよいよカウントダウン!





kaidanyawa at 04:13|PermalinkComments(4)

2016年08月30日

超下ネタ怪談、炸裂

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第30夜のこの夜のゲストは、怪談作家の宇津呂鹿太郎さんでした。

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お客さんは、第一部9人、第二部6人。
ずっとすごい雨が朝から降っていましたので、お化け屋敷は不調。「怪談の魔」も、お客さん、来はるんやろか、と心配していましたが、なんとか来てくださった。
こういうお客さんの前で、演者は燃えなきゃおかしい!

第一部は、宇津呂さんらしい、正統派怪談。そうなると、私も正統派怪談で応酬。
真夜中に巡り合った不思議な人物。そのままやり過ごすと何も起こらないが、好奇心を持って観察すると、たちまち怪談になってしまうという話。死んでいるのに生きている話。死者と話す話。死から救われた話などなど。
次から次へと怪談が出ます。

で、第二部。お客さん、減った。
しかも、女性客が少ない。
第一部の女性たちの反応、よかったんですけどね。いなくなった。
こういうとき、なんてでしょうね、禁断の話をしたくなるわけでして。
つまり、普段抑えている欲求が、頭をもたげてくる……?

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宇津呂さんから出ましたよ。パンチラ怪談、うんこ怪談。うんこをする描写が、怪異をひきたてます。
どんな話って?
そんなん、今回来てくださったお客さんだけのものに決まってますがな。
私も対抗します。小便怪談と、ある美人女優がトイレで用を足しているときの怪異、など。
そう、下ネタ怪談が続きました。
宇津呂さんは「こういう場だからこそ、いや、しかできない話をした」とのことで、私も「放送では絶対にできない。おそらく本にも書けないからこそ」語ったといえましょう。

リップさんがゲストのときは、男女のからみ、が描写されていましたので、エロ怪談、炸裂、としましたが、今回は、うんこをひねりだし、とか、おしっこをドボドボドボ、パンツをこうおろして、こう拭いて、なんちゅ描写が不可欠な(?)怪談でしたので、下ネタ怪談、炸裂としたわけです。
女優さんの話は、もっと具体的な描写を入れて、ねっとりと演じれば、艶怪談になるかな?

宇津呂さんのパンチラ怪談は、『怪談実話コロシアム』だったかに書いていましたね。この程度の下ネタなら、大丈夫。
それ聞いて思いました。
夜な夜な現れる白いワンピースの亡霊。そのワンピース、ぱっとめくったらどうなるんやろ。
「きゃっ」てなこと言って裾を抑えるのでしょうか、それとも……?
なんか、それを実際にやって「きゃ」となったので、「お前人間やろ」と見破ったという話も聞いたことあります。

後の話はね。もう書けない。ここだけの話。
私の語った、女優さんのトイレで用たす怪談は、実は後に映画の『リング』にそのイメージが使われることになります。トイレのシーンではないですけど。

で、最後は宇津呂さん、自衛隊怪談として、硫黄島の怪異を。
だから私は、硫黄島と今上陛下にくつわる、エピソードを。怪談というか、ちょっと畏怖する話。
これも放送できません。
下ネタを炸裂させながら、最後は陛下のエピソード。

打ち合わせのない怪談の、これはほんま、醍醐味。
私もずっと30回、打ち合わせなしに回してまんねんて。
「怪談の魔」ならではのエビソードが積み重なっています。未見の怪談マニアは、損してまっせ。

ということで、和服の似合う宇津呂鹿太郎さんがゲストでした。

今宵第31夜目のゲストは、30年来のお知り合い、作家、エッセイストの竹内義和さんです。
昨年のKTV「怪談グランプリ」受賞者。まあ、「サイキック青年団」を思い出す人もいるでしょう。

そして明日、第32夜目は、唯一三度目の登場、松竹芸能所属、シンデレラエクスプレの渡辺さんです。

あと6日。

kaidanyawa at 02:08|PermalinkComments(5)

2016年08月29日

神仏に拒否られる男!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。今宵は第29夜となりました。
ゲストは、事故物件住みます芸人の松原タニシさん。

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この夜のお客さんは、第一部11人、第二部10人。


北野誠さんの番組「お前ら行くな」で、事故物件に住み、幽霊が撮れたらギャラがもらえる、という命がけの仕事をしているタニシくん。
また、同番組でキッツイ霊スポットを巡り、いろんなものが彼に憑いたらしく、神社もお寺も彼を拒否するというトンデモない段階に来ているようです。また、あちこちで「えらいもん憑いてる」「あの芸人は入れるな」などと、拒否られ、恐れられ、締め出され、といったことが今も続いているようです。
タニシ君がこの日語った、それらの悲惨な恐怖エピソードの数々は、私が文字起こしすれば、きっと恐ろしくまがまがしい怪談になると思います。それほど、ありえない、ヘタすれば死ぬかもしれないようなエピソードがバンバン出ます。

が、彼がそれを語ると、なぜか客席から爆笑が起こります。
ギャグもボケもなく、怖い話で、爆笑をとる。これ、新しい芸?

お化け屋敷の前では、ZAZAという劇場でお笑いライブをやっていて、開演前のロビーにずらりと並んでいます。その人たちに言いたい。
「こっちのお化け屋敷の怪談の方が笑えますよ!」
いや、ほんま。

そうか、これ、怪談というより、これは不幸話の類に入るのかも。
不幸話って、ある意味おもしろいですからな。でも、この事実をタニシくんは、ポジティブに捉えているわけです。要は人間、気の問題。そのことを彼は教えてくれます。

そして、タニシくんの名言。
「ヤンキーは怪談が好き」。


一方私は、きっちりと神仏に守られた人たちのの怪談や、六甲山の怪談などを披露。
怖楽しいのが、本来の怪談会の魅力。
またまた、あっという間の2時間でした。

さてさて、彼は、カメラを向けても顔認識されない。その認識はひざあたりにされる。
その原因は、ある神社の巫女さんによると、ケモノが憑いているから。つまり四足。
なんか犬神のように思えるんですけどねえ。
そういうエピソードも語られたのですが、イベント後、ビデオ・インタビューしようとしたら、ほんまに顔認識がされませんでした。

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ほら、私は認識されるんですが、ずっとタニシくんは認識されず、たまに肱あたりに認識がされたりしていました。
もしや、と席を変わったら、やっとタニシくんに顔認識が、と思ったら、ポッと消えました。
タニシくん。
ヤバいよ、ヤバいよ。

ということで、今宵が第30夜。ゲストは再度登場、怪談作家の宇津呂鹿太郎さん。
明晩の31夜は、作家の竹内義和さんが登場いたします。
サイキック!

あと、7日。



kaidanyawa at 03:37|PermalinkComments(4)

2016年08月28日

怪談、怪奇、てんこ盛り!

中山市朗です。

ただいま、生き返りました。
昨夜は濃い夜でした。

まずは、36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第28夜となりますこの夜のゲストは、ホラー作家の田辺青蛙さんでした。

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この日のお客さん、第一部12人、第二部17人。

田辺青蛙と私、といえば、そう「Dark Night 1」に登場し、奇声をあげたあの伝説の市松人形。
実はあることがありまして。

私が監督するお化け屋敷「人形塚の家」のイメージは、実はこの市松人形から来ていまして、会場に飾るつもりだったんです。決まってすぐ、田辺さんにメールをしたのですが、人形は持ち主のもとに戻っているからNGとの答えでした。

田辺さんによれば、この人形を巡っては、地上波からケーブル局まで、テレビ番組から十は超えるオファーがあり、それらがことごとく流れたといいます。北野誠さんも「お前ら行くな」でオファーをかけていたはずです。その他の取材も全部お流れ。
でも、私がオファーをかけると、そのときだけ、人形は出てくれる……。
で、ちょっといろいろありまして。

あのね、この人形、怪談が好きなんだと思います。
例えば、テレビ番組のオファーを受けると、ただ見世物的な扱いにしかおそらくならない。でも、私と出ると、私はこの人形の顛末を怪談として語る。それはこの人形のことを語ることになる。このことを「彼女」は欲しているのではないかと思うのです。それをできるのは、私しかいない。

で、この夜、会場にいた17人のお客さん。どよめきました。
なぜなら。


この日、来場したお客さんとだけの秘密。


もう、まがまがしいものはない。でも、いまもなお、何かを「彼女」は主張しています。
それが証拠に、「彼女」は今……。

あと、8日。

その後、ZAZAに移動。この日、ありがとぅあみ君が「生怪談24時間TV」を21:00より開始。私は楽屋で23;00頃よりその番組にスカイプで出演。その間に、北野誠さんが楽屋入り。

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24:00、ちょっと押して「Dark Night 19」が始まりました。
司会は真名子。
満員御礼!

なんだかこの日は、ザワザワしていました。
ステージの上手。じょうず、ではない、かみて、と読む。客席向かって右側。誠さんは上手に座っていたのですが、彼によれば、その上手の黒幕の向こうを、人が何度も通ったというのです。私も一度、どん、とすごい音がしたのを聞きました。
「だれか、あそこおる?」
ビビッて立ち上がり、下手のスタッフに確認をとる出演者たち。



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おるわけない。


また、誠さんが「地震か?」とフリーズして。
確かに、ステージが、ゆうらゆうらと揺れていました。それも長かったですよ。
下手に5人ほどのスタッフがいたのですが、彼らによれば「揺れ」はまったく感じなかったとのこと。   
    
で、揺れるわけないやん!

もちろんその時間帯に、地震速報があったという事実もなし。
いやいや、あれは地震の揺れやない。ゆうらゆうらと、回っている感じ。やわらかい床?
で、不穏な空気はずっとある、と。

そらそうですわ。

ここは道頓堀中座跡。芸能関係者の怨念が集まっている。すぐ近くが千日前。
ZAZAのお向かいはお化け屋敷。しかもまがまがしい人形やその他が中に展示してある。その前で連夜の怪談。我々からは狗神だのなまなりだのコトリバコだのの禁句が出る。心霊写真のコーナーも今回あって。客席がざわめいたのは、黒紫に変色した松原タニシくんの写真。あれはあかん。おまけに、誠さん、そのことを知らずになぜかあの、市松人形の話になって。
「今、楽屋にあるよ」
「ええっ」

怪異をなんだか引き寄せてますな。

もちろん、勝手に公開はできませんので、ステージにはあげませんでした。でも……。


それと、この日は、六甲山の怪談、奇妙な歩道橋、雨の降る日、飛び降りる人の影、といった原因がスッキリ解明されるという、逸話が誠さんにより語られました。
六甲山に住む猟師が、その謎を知っていて、誠さんに「そんなん知らんのかいな」と教えてくれたらしい。
なーるほど。

というわけで、今回もまがまがしい話をして、終幕。

すっごい、お塩が売れました。
この塩の売れ行きが、お客さんがまがまがしさを感じたバロメーターです。

さて、今宵28日は「怪談の魔」の第30夜。
事故物件住みます芸人の松原タニシさん。
彼、いまヤバい。とは、北野誠さんの見立て。
「もう手におえん」
明日の第31夜は、再び登場、怪談作家の宇津呂鹿太郎さん。
まだ続いています。何が起こるかわかりません。


で、今、私の隣に……。

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kaidanyawa at 14:28|PermalinkComments(15)

生き人形と一緒。

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。今宵が第29夜。
いやー、この会がはじまってずっと早朝にブログを上げていましたが、本日はお昼過ぎになります。

19:30より、怪談の魔のホストとして田辺青蛙さんをゲストに、21:45まで。
その後、後片付け、インタビュー。
ありがとうぁみくんが生怪談24時間を語るというので、私もスカイプ出演。
で、24:00から5:00までのオールナイト怪談。
5:00よりは物販でお客さんにサインしたり、質問を受けたり。
そして打ち上げ
8:30、帰宅。

昼まで死にます。

生き人形と一緒ってて?

なんの因果か、あの声を上げた人形が、私のもとにあるんです。
そのいきさつは、「怪談の魔」にあるらしい。

とまぁねそんなわけで、最深ブログは今日の午後いちくらいに。
よろしくお願いいたします。

kaidanyawa at 08:41|PermalinkComments(17)

2016年08月27日

「茶屋町怪談ラジオ」、ヤフーニュースに!

中山市朗です。

本日2本目の投稿です。

ヤフーニュース見てたら、「北野誠のラジオ怪談番組が、ユーチューブで大人気」と、ニュースになってました。
もちろん、「北野誠の茶屋町怪談の配信サイトのことです。
「26日の時点で再生回数が12日間で3万8000回超え、は、MBSラジオの代表番組「ありがとう浜村淳です」が数千回。MBSラジオとしては異例のヒット。番組関係者は『本気の怪談がもたらす迫力が支持を集めている。現在も再生回数は変わらず伸びていて、どこまで伸びるかわからない」と期待を寄せている」

やっぱりラジオという媒体は、想像力を生むんでしょうね。
私のファンだという方には、やはり同じ北野誠さんのラジオ番組「サイキック青年団」の怪談特集に私が登場して以来、という人が今もって多いのも、ラジオと怪談は、相性がいいのだと思います。
テレビ番組も、かつてのKTV「恐怖の百物語」も、当時の裏番組「上岡龍太郎・島田紳助のXTV」をちょいちょぃと抜く高視聴率でしたが、あれもがっつりと怪談を純粋に語り、聞かすというコンセプトが成功してのことでした。私はあの番組で構成作家をやっていました。

「茶屋町怪談ラジオ」のヒットの功績は、北野誠という、怪談を理解し、話芸を披露する人をううまく立てる、という腕ももちろん支持を集める大きな要因であることも間違いないところです。


でも、昨今は怪談を話芸としてとらえず、扱いがぞんざいです。番組で呼ばれても5分くらいに縮められて。怪談ではなく、怪異レポート。
今年のKTV「怪談グランプリ2016」がそうでした。番組担当者が、怪談を理解していない。

しかし「茶屋町怪談」は、タニシくん、田中敏行さん、私と15分の枠をいただき、残りの15分は自由に語る、という方式でしたので、純粋に怪談を楽しむ形となりました、そうなると怪談は、魅力ある話芸としてリスナーに届くわけです。
私が何度も放送局に営業をかけるときに、力説したことでした。
局の人たちは、怪談を話芸ととらえずに、オカルト番組、超常現象の肯定番組、ととらえて危険視されたりしたこともありました。
「落語にある怪談噺、あれはオカルトか? 米朝師匠はお菊さんはほんまにおると信じて「皿屋敷」を演じたのか?」なんて、局関係者に食いさがったものです。


怪談。
私と木原が1991年に『新・耳・袋」を初出版したころは、怪談は文芸であるとも認識されていず、高度成長、バブル時代を経て、「お化け話はよまいごと」「オカルト信者」なんていわれたものです。
京極夏彦さん、東雅夫さんが、怪談は日本文芸において重要なものである、として、私、木原とともに「怪談の怪」を結成。メディアファクトリーのバックアップがあって、ここ十年くらいで怪談文芸が復興した感はあります。ちょっと粗製乱造のきらいはありますけど。
今度は、話芸としての認知度をあげねばならない。
そんななか、「茶屋町怪談ラジオ」がヤフーニュースで取り上げられたことは、怪談ラジオが市民権を得る、可能性を示唆するのではないかと、ちょっぴり期待するものです。

今夜も私は「怪談の魔」。
そして24時からは、北野誠さんと「ダークナイト」で、オールナイト怪談。

「怪談の魔」もあと10日を切りましたが、今宵の田辺青蛙さん、明日の松原タニシさんをはじめ、宇津呂鹿太郎さん、シンプレの渡辺さん、竹内義和さん、大衆プロレスの松山勘十郎さん、唐沢俊一さんと豪華ゲストが登場します。
そして9月10日、「怪談の魔」の千秋楽として、私の独演怪を開催します。
詳しくは、オフィスイチロウのHPでご確認のほどを。

ぜひ、みなさん、「怪談の魔」に限らず、各地で開かれている怪談イベントやライブに足を運んで、怪談の世界をもりあげてくださいませ。
そうなれば、マスコミも本気になって、怪談を認めると思うんです。

ほな、そろそろ道頓堀へ行って、朝まで怪談語りの準備をしてきます。



kaidanyawa at 17:31|PermalinkComments(4)

怪談の魔、ラノベ作家・真代屋秀晃登場!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」、第27夜のゲストは、小説家の真代屋秀晃でした。
私の教え子です。
直立不動の二人のカッコは、真代屋が語った怪談の再現であります。

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いやー、すんまへんなあ。
「怪談の魔」終えた後、書斎に帰って、「作劇ネトラジ」の収録。その後、作劇塾の授業。
そして飲み会。
真代屋秀晃が、作劇塾の授業に参加してくれて、現在飲み会がまだまだ進行中。
だから、ブログアップが遅れました。
まだ飲んでますねん。

ですから、怪談の魔の内容より、真代屋の宣伝をします。
KADOKAWA電撃文庫より、8月10日発売。


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そして、真代屋とともに、本を出して本格的にライターデビューした元塾生、石津智章くんが本をもって、あいさつに来てくれました。
宝島社「怪奇生物図鑑」。


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怪談の魔は、そういう空間でもあります。

真代屋怪談、炸裂。

直立してぴょんぴょんはねる男の話。さっきの写真はその再現であります。
この他、隅田川に飛び込んだ話。オハヨー〇ンホテルの話。
どんな話って?
ここにいた人たちだけのヒ・ミ・ツ。

ちょっと酔っぱらっているので、今日はこのへんで。
えっ?

まあ、そんなときもありますがな。

あ、お客さんは第一部、10人。第二部6人。
常連さんは一人か二人。あとは新しい顔。女性が多く、反応はいい。
前日書きましたように、だんだんと「怪談の魔」も認知されている感じはあります。

あー、さすがに飲みすぎた。

ということで、今宵のゲストは、ホラー作家の田辺青蛙さん。
21:45に終わると、24:00より、ゲストに北野誠さんをお迎えした「Dark Night19」。

明日の「怪談の魔」は、事故物件住みます芸人の松原タニシさん。

さすがにしんどいんで、本日はこれで終わり。


はぁ、あと9日。



kaidanyawa at 06:09|PermalinkComments(2)

2016年08月26日

怪談の魔、打ち上げ参加希望者募集!

中山市朗です。

本日二本目の投稿です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」が続いております。
今夜の第27夜は、小説家の真代屋秀晃さんをゲストに迎えて、怪談をがっつりお聞かせいたします。

さて、私が監督しておりますお化け屋敷「人形塚の家」。
9月4日(日)まで営業。5日から9日まで休業。10日(土)、11日(日)に後夜祭として営業という予定でしたが、好評いただいているため、5日から9日の間も、営業いたします。
引き続いて、怖がってくださいませ。

で、怪談の魔、ですが、今からゲスト探しというわけにもいかず、予定通り4日、田辺青蛙さんをゲストに迎えて開催いたしまして、連続公演は終止符、といたします。

もっともっと続けたいのはやまやまなのですが。

そこで、10日(土)の夜19:30より、「怪談の魔」の最終公演を行います。
形式はいつもの通り。

第一部 19:30〜20:30
第二部 20:45〜21:45

入れ替え制、各1000円。

真名子をMcとした、私の独演怪とします。
ちょっとこの日はテーマを持とうと思います。

心霊とはなんぞや?

怪談を通して、みなさんとそんなことを考えてみたいと思います。

そして、終わりあれば、打ち上げですよ。
36夜連続公演プラスαですから、私としては、ばーんとビールと旨い肴。きっと私のテンション、上がってますわ。

でもね、旨い酒と肴は、誰と飲むか、ですよ。

「怪談の魔」は、なんのかんのと言って、お客様として来てくださった皆様がいてこそ続けられたわけです。
そこで、感謝の念を込めながら、みなさんと、わあわあと楽しい反省会や、来年、再来年に向けた夢などを語り合う飲み会をいたしたいと思います。まあ、「怪談の魔」のオフ会ですな。
ぜひ、私としては、これをやりたい。

そこで、コラボ企画。

Cainさんが店主のインターネットラジオ「気まま酒家」。
8月は連夜の「怪談の魔」のため、オンエアできませんでしたが、9月10日(土)、「怪談の魔」が終わった23:00より、一か月ぶりに生放送いたします。
つまり、怪談好きの皆さんが、私の書斎に集まって、わいわいと、お酒を飲みながらの怪談の魔の打ち上げの様子をそのままオン・エアしようと、ま、こういうわけです。


ということで、9月10日、22:00、ちょっと過ぎあたりから準備。
みなさんには、22:30頃には、オフィスイチロウの書斎に集まっていただき、いつもより1時間遅れの23:00より生放送開始ということになります。
もう一本、録音録りもいたしますので、オールナイト体制となります。

参加者、募集いたします。

オフィスイチロウのメール宛てでも受け付けます。
できれば、同日の「怪談の魔」、鑑賞後、そのままハシゴ、というのがよろしいのですが……。
ぜひみなさん、怪談について語り、憂い、啓蒙しようではありませんか。


参加希望者は、
info@officeichirou.comまで。

【放送URL】http://std1.ladio.net:8030/aberu.m3u

kaidanyawa at 12:42|PermalinkComments(9)

中山市朗の「お前ら、行けよ」

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第26夜は、私の怪談独演怪でした。MCはわがオフィス秘書の真名子。

どこでやってるって?
オフィスイチロウ、HPをご覧くださいまし。
中山市朗監督お化け屋敷・人形塚の家&怪談の魔、開催!

「おぅ、怪談の魔、けえへんやつは、どないなことになるかわかっとるやろな。あぁん?」
(BGM『仁義なき戦い』サントラ)

メンチ切る





















「ほお、どうなんねん。聞かせてもらおか」
「どないもならんわ。ということで、待ってまーす」
ちゃんちゃん♫

image (5)













この日のお客さん、第一部8人、第二部5人。
ちょっとね、この日はゲストが決まらず、香盤表が空欄になっていたので、心配していたのですが。
けっきょく、私の怪談独演会、ということに急きょなりました。

ここんとこ、「怪談やってるの、ここですか?」と入ってきたり、「表の看板で、怪談やってるって知ってきました」というお客さんが出てきました。
私の理想は、寄席小屋です。
「おっ、落語やってんな。ちょっと入ってみようか」「へえーっ、馬生出てるのか、ちょぃと覗いて行こう」みたいなノリで、入ってほしい。客数がそんなに伸びたわけではないのですが、客層が変わってきて、けっこう若い女性だとか、カップルが入ってくるようになったんです。
私のことをまったく知らない人とか。
怪談を生で聞くの初めて、という人たちも。
この日のほとんどのお客さんは、そんな人たち。
こういう人たちに、怪談を聞いてもらって、その魅力を知ってほしい。そのために続けています。
常連さんは、27日、28日あたりに集中してお越しになるのでは?

この日の私。
まあ、語った語った。真ん前に若い女の子座っていましたしね。
いかにこの子たちを怖がらせて、リピーターになってもらうか。狭い空間ですから、表情もわかるし、空気の流れも読めます。気持ちがはやります。
なに、話したっけ?

「人形塚の家」ですからな。人形怪談からはじまって、ヤバいといえば、大阪ではここ、千日前。でも千日前怪談は、いろいろ出た感があるので、生駒トンネル。いっぱい出ましたよ、生駒トンネルの怪。
今、近鉄奈良線が通っているトンネルもそうですが、実は旧トンネルがあって、数年前までは近くに行けたんですが、今はもう入れません。ありましたんやで、ここ。私もテレビ番組のロケで行って奇妙な音聞きましたしね。友人はえらいもんを映画のムービーで撮った。そして、最終電車の恐怖。
今は知りませんが、私の学生の頃はよくあったんです。トンネルの怪奇。

二部も、その続き。生駒山山系にある二上山、どんづるぼう。
ここも『新耳袋』にも書きましたが、まあ、以後もいろいろあったようです。そして、大阪芸大の逸話から、なぜか北海道の心霊スポットの話に。

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中国人墓地。

ネットで検索すると、最強の心霊スポットとありますが、何が出た、という具体的なエピソードが出てこない。あったとしても、怪談になっていない。
でも、あるんですよ。
ここであった、戦慄のエピソード。

もう、私としては「北野誠のお前ら行くな」ではなく、一緒に行こうよ、状態。行きたいよお。
題して「中山市朗のお前ら、行けよ」。

失礼しました。
こういうところに、午前0時のさわやかウィンドウ、と言われる私が行けばどうなるんだろうと……。


最後はお客さんから「あの話して」とリクエストがあったので、それで〆ました。
こういう風に、お客さんと近いのが、ほんとにいい。


今宵26日のゲストは、小説家の真代屋秀晃くんです。元私の教え子です。
今、彼はライトノベルズを書いていますが、文筆家としてのデビューは怪談。十数年前に私が監修していた携帯電話コンテンツで「怪談365夜」というのがあったのですが、そのシナリオを担当させたのがきっかけ。その後彼は、某ゲーム会社の怪談コンテンツにも怪談の提供、シナリオを担当していたことがあったのです。
ヘッタクソだったんですけど、かなりヒットしたらしい。かなり昔の話ですよ。
今の彼なら、立派な怪談文芸が書けると思うんですけど。マジな話。
また、私が運営する作家養成塾、作劇塾の総務をやっていたころ、かなり霊体験をしていたようです。
まあ一度、彼の語る怪談。聞いていただきたい。

そして、明後日27日は、ホラー小説家、田辺青蛙さん。
あの、伝説の市松人形の真相、そして後日譚が、出るのでしょうか?

当日は、24:00より「Dark Night19」ですので、ハシゴをするお客さんも多いかな、と。
「Dark Night19」のチケットは売り切れ。
キャンセル分のみ、当日券が出ます。
ですので、キャンセルの方はお早めに連絡をいただきたく思います。


あと、10日。

kaidanyawa at 02:09|PermalinkComments(0)

2016年08月25日

古参怪談師、貫禄の怪談語り! 妖怪サッカク誕生!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第25夜のゲストは、京都の怪談作家、怪談師である雲谷斎さんです。
今でこそ、怪談の語り手が増えましたが、語り手がほとんどいない頃から、雲谷斎さんは怪談師として活躍。メルマガで怪談を発信した最初の人。ですから、この人とは、長い戦友のような感覚があります。

関西の怪談界にとっては、実は怖い人なのです。

「ワレ、誰に断って怪談語ってんねや。挨拶せんかい!」
(BGM『仁義なき戦い』サントラ)

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嘘です。ほんまは、やさしくひょうきんなおじさんです。

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ということで(どういうこと?)で、まあ、二人、あ、うん、の呼吸でやらせてもらいました。

この日のお客さんは、第一部7人。第二部10人。
お客さんを見ていると、なんとはなしに、ですが、約一か月やってきてようやく「怪談の魔」が認知されてきた、という感じです。やっぱりそれくらいの期間はいりますねんな。

まずは私が人形怪談。ここは「人形塚の家」ですからな。そしたら雲谷斎さんは、最近の話として、「廃村キャンプ」という、おもろそうな雲谷斎さん自身の体験談が語られましたので、私も「心霊コテージ」という私の体験談で応酬。そしたら妖怪サッカクの話が語られる、とまあ、出ます出ます。
えっ、妖怪サッカクって?
ある子が夜な夜な恐ろしいめに遭って、両親に訴えると「それは錯覚や」と相手にされない。ところが「錯覚」という言葉を知らないこの子は、その現象をサッカクというものだと思い込み、次の日も両親に訴える。
「サッカクが出た、サッカクが出た!」
奇妙な現象に名前が付いたら、妖怪になる。妖怪サッカクの誕生秘話でした?
また、雲谷斎さんは、元大手広告代理店に勤めていまして、その頃、CM撮りをしたときのエピソードが。
ある有名女優に関わる怪談は、「こういう場所でしか言えない」と披露されました。

第二部は、家の中で起こる怪談。
またまた、雲谷斎さんと私とで、キーワードを拾っての展開。
古い家の勉強部屋、古い旅館に遊女の霊が出た話、三面鏡のある部屋、三面鏡のある旅館、足が怖い、巨大な足、巨大な僧侶と、なんだか、脈絡のあるようなないような怪談が、次々と。
あっという間に、120分。

こういう秘密クラブみたいな場所ですから、もう実名、場所もばんばん出る。そこがまあ、「怪談の魔」ならではの怪談、というところでしょうか。

さてさて、今宵第26夜は、唯一ゲストが用意できませんでしたので、MCを真名子に任せて、私が1時間、1時間、計2時間語ります。
どんな話が出るのかは、会場のお客さん次第。新ネタももちろん語ります。

そして明日、27夜は、第20回電撃大賞の金賞受賞の小説家、真代屋秀晃くんが登場。軽妙洒脱な彼のトークをご覧あれ。

お客さんと、パチリ。新顔の方も増えてきました。

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あと11日。



kaidanyawa at 04:16|PermalinkComments(3)

2016年08月24日

怪談特急、松竹芸人の黄昏。

中山市朗です。

エロ怪談炸裂! のPV数が伸び続けています。
ネットにおいて、エロの力は偉大であると、痛感しておる次第です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第24夜のゲストは、二度目の出演。
松竹芸能所属の漫才師、シンデレラエクキプレスの渡辺さんです。

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前回出ていただいたときに書きましたように、渡辺さんは「怪談」には真摯な人で、語りである、話芸であるという考えを持った人。開演前には、その難しさと、楽しさを互いに語り、こんな素晴らしい話芸を、どうすればより大勢の人に聞いてもらえるのかを憂いました。

この日のお客さんは第一部6人。第二部10人。

第一部では、渡辺さんの語る、道頓堀、角座の怪談からはじまりました。
千日前の怪談は、よく語られますが、道頓堀となるとあまり怪談は語られないんです。
しかし、千日前は目と鼻の先、しかも、芸能の街。ないわけがない。
ここで語られた角座の怪談は些細な話が多いのですが、その中には、売れない芸人、大御所の芸人たちの悲喜こもごもを感じさせる、なんだかわびしい話もあります。
角座、浪花座の栄枯盛衰の裏には、なんと怪異的な事件がかかわっていたという話も。
そして以前、松竹芸能にはサムライトリオというコミック剣戟をやっていたトリオがいたのですが、そのメンバーの一人に関する奇妙な話が、印象に残りました。
そんなこと、あるん?
みたいな。それが原因で、師匠はお亡くなりに。
ちょっとテレビとかでは話せない。
なんか、この日語られた怪談は、松竹芸能の裏歴史を語ったような内容。
私も、上方芸能、演芸についてはいろいろ調べておりますが、初めて聞いたエピソードも満載でした。
これは、貴重な体験でした。

第二部は、「人形塚の家」つながりで、人形怪談から始まり、なぜ怪異は、時間がずれたり、あわなかったりするのか、という話。いかにも、私の遺体をみつけてください、というメッセージ。あの世の世界から来る伝言。
いわゆる心霊写真、といわれるものもそうですが、あれ、何かを伝えたくて出ている、としか思えない事象があります。そんな怪談を、互いに応酬いたしました。
事故で亡くなった人の伝言、溺死する予言、時間が合わない死体の発見……。
それらの話の、なんと哀しく、まがまがしいことか。

この日、渡辺さんはもうノリノリ。
ホスト役の私も、思わず聞き手として、しばし怪談を楽しむことも。

ところで、うちの幽霊も、暗いとこに引っ込んでる場合やない、と、道頓堀筋に出没。
「私と写真を撮ってください」キャンペーンを開始。
そうでなくとも、うろうろしているだけで外国人に「SADAKO!」と言って写真を撮られたり、子供は勝手にギャン泣きしたり、わっと驚かれる人もいるので、だったら「心霊写真」を撮って、SNSで拡散させよう、という姑息な作戦に出たわけです。
外国の人も、怖いみたいですよ。こういうカッコ。

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というわけで、ここに来ていない怪談マニア、絶対に損してるわ〜。
ということで、今宵24日のゲストは、関西の怪談好き、マニアの方ならご存知でしょう。
京都から、怪談作家であり、怪談師でもある、雲谷斎さんの登場です。
そして、明後日25日は、真名子がMC、私の独演会となります。

どうぞよろしく。

あと、12日。

kaidanyawa at 02:29|PermalinkComments(7)

2016年08月23日

げんきな怪談、新耳袋の怪談

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第23夜の今宵のゲストは、松竹芸能所属のお笑い芸人、宮崎げんきくんでした。

私とその舎弟、違った、宮崎げんきくん。

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昔、ナオユキくんとタックスープというボヤキ漫才のコンビをしていたときがあったのですが、そのとき、私も放送作家として同じ事務所に所属していました。そのときから、彼は異常なほどの霊体験をしていて、『新耳袋』にもその話は何話も収録いています。
『新耳袋』に登場する芸人、あるいはタレントのMさんは、北野誠さんか、彼、といっていいくらい。
久しぶりにじっくり話ができるので、新しい話を、私、大変に期待しておりました。

お客さんは第一部、2人。第二部、5人。
第二部には、旅行中だという東京から来た若いカップルが。たまたま通りを通りかかって、この会を知ったんですと。後に感想を聞いてみたら「怖いけど楽しい。大阪でのいい思い出になりました」と女の子。
あと、心霊ドットコムというサイトを運営している夫婦など。この夫婦は古くからの知り合いです。この夫婦の子供さんです。八尾の西武で私のドッペルゲンガーを見た、という。

宮崎げんきくん。なんだか最近、怪談を語るイベントによく呼ばれているようです。
体験談はいっぱいありますので、そのリストを持ち歩いているようです。

私が、このお化け屋敷のコンセプトにある、ホンモノの怖い人形を披露したところ「僕も、人形でえらいめにあったことがあります」と、一、二、三、四歳と続けてあったあることが、神社からもらってきた人形にその要因があったという人形怪談を宮崎くんは披露。確かに続けてあったという傷跡が、彼の額にありました。写真でも確認できると思います。そして、どうしても戻ってくる恐怖のフランス人形といった人形怪談が連発。続いて彼の故郷淡路島の海岸で遭遇したもの、芸人になって見た宙に浮く生首、宿泊したホテルでなどなど、まあ体験談が次々と。
この日ばかりは、私も聞き手。
宙に浮く生首は、懐かしい、私が『新耳袋・第一夜』に私の見たものとして書いた「首が飛ぶ、その二」と、『第二夜』に書いた「首が飛ぶ」のエピソードをつなぐような話です。映画化された「第三診察室」も実は彼の友人の話で、その原型が語られました。そしてその裏エピソードなど、『新耳袋』マニアなら、たまらない会になりました。

私もホストを務めながら、きっちり取材もさせてもらって、これは使えるな、あれはいっぺんステージで語ってみようと、もう頭の中で構成しながら聞いています。もちろん、取材を兼用させていただくことは、げんきくんの許可を得ていますです。
それと、やっぱり出ますね、松竹の芸人さんからは。
Kホテル跡で撮られた心霊動画。撮って来た直後のビデオを見たのは、彼だそうで。また、新しいエピソードが。また、3日前にガリガリガリクソンくんが語った、松竹芸能のホームグラウンド角座の楽屋で遭った怪異。
吉本の芸人、それも大御所でもないのに大御所の楽屋を使わせてもらっての怪異。それが、松竹芸能の芸人の立場から、後日譚つきで語られました。こういうことも、連夜の怪談会だからこそ生まれるエピソード。

ということで、宮崎げんきくん。
普段はピンで頑張っています。

今夜(23日)は、同じ松竹芸能所属の漫才師、シンデレラエクキスプレスの渡辺さん。
二度目の登場です。彼も不気味な体験を持ち、怪談を語ることを愛してやまない男です。

明後日(24日)は、京都から、怪談作家で怪談師の雲谷斎さんをゲストにお呼びしています。

最後にお客さんとパチリ。
心霊ドットコムを運営しているFさん夫婦と。

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この後、トークの中に出た、彼が知るだけでも知人を含めて半年で六人が自殺したというビルが、この道頓堀近くにあるというので、嫌がる彼の口を割らして、さっそく見に行きました。
千日前の一等地。でも廃墟……。

あと13日。

kaidanyawa at 02:07|PermalinkComments(4)

2016年08月22日

元自衛官の怪談!

中山市朗です。

さっきまで飲んでおりまして、ブログを上げるのが遅くなりました。

昨日、超エロ怪談炸裂!
という題名にしたら、すごいアクセス数がありました。
みなさんも、好きねえ。

さて、36夜連続怪談会「怪談の魔」。第22夜の今宵は、元自衛官のcainさんをお招きしました。
ネットラジオ「気まま酒家」の店主で、怪談収集家でもある彼が、今宵どんな怪談を聞かせてくれるのかが楽しみなところです。

ところで作劇塾塾生のみほさんが、そのブログでええこと書いていました。
Dark Nightは、よそいき感があるが、
怪談の魔は、体感型、誰かの家に集まって皆で話に興じているような……。

そう、それが本来の会談の醍醐味。
まだ未体験の人、ぜひぜひ、怪談の間を体感してください。

この日のお客さんは、第一部3人、第2部5人。
ここんとこ、常連さんがあまり見られず、新しいお客さんがめにつきます。
やっぱりそのソースは、私のブログなり、「人形塚の家」のホームページのようですから、当然ですが怪談好きの方々。こういう人たちにこそ、怖楽しい怪談を聞いていただきたいものです。

で、Cainさん。

image (5)













そのキャラなんでしょうね、深刻でヤバい状況が起こっているのに、なんだか陽気に聞こえます。で、楽しそうに語るので好感が持てる。そんな怪談。
やはりこの日も、自衛隊怪談が何話か語られましたが、登場する自衛官が、なんだかひょうきんに見えますが、話の構成は手慣れたもんです。
彼の語った怪談、何話か『怪談狩り』シリーズや、『幽』最新号の「自衛隊怪談」に掲載しているんです。
自衛隊の隊舎のトイレが怖い、という話を受けて、私も学校のトイレは怖い、という話を。
トイレの中って、無防備ですからな。襲われて来たらどうしようもない。せめて、アソコ丸出しの死に方だけはしないよう、気を付けなければなりません。
ん、まだ昨日のエロ怪談、尾を引いている?

なんだかねえ、Cainさんが、相撲をとるタヌキ(?)の話をした後、思い出した話があったんです。
学生時代に聞いた話で、ある大関にまでなった、当時は有名な力士の体験談。子供のころ、いつも遊んでいる男の子がいたが、どこのだれだかわからない。しかし、あることでその正体を知る。その子は河童だったという話。この力士は、この河童と相撲を取ったことから、プロの力士となったという逸話。
完全に忘れていました。ちょっと怖いけど、ちょっともの悲しい話です。

このように、思い出しては、本にも書いていない、どこでも語っていない話をけっこうこの場で話していますよ。まさに怪談は相乗するもの。話に触発され、思い出し、語り、その話にまたかぶせて語り、「そういえば」とまた思い出す。この演者同士のキャッチボールが、こういう怪談会の聞きどころ、楽しみどころです。
まさに、怪談に興じる。

テレビの怪談番組や、ほかのステージでは、一人ひとり語る、というのはあるでしょうけど、こういう興じる、という醍醐味が、なかなか無いと思うんです。しかも、お客さんも少人数。
Cainさん「ちょっと怖めがいいですか? ほっこりがいいですか?」などと、お客さんにアンケートを取りながらの話の選択。お客さんはやっばり「怖い」の聞きたいようです。

ということで、この日もあっという間の120分。

この後、手伝ってくれている塾生もつれて、ミナミへGO。
今後の怪談を憂いました。みなが認知する話芸にするには……。
ここんとこ、毎夜、ゲストを変えて、怪談会を引っ張っておりますと、いろいろなことに気付くわけです。
やらんとあかんこと、色々見つけました。
じゃあ、どうするか。
ま、慌てず、この怪談の魔を、まずは完遂するのみです。
ということで、ビールとから揚げ。
プッハー。

image (6)












今夜のゲストは、松竹芸能所属のお笑い芸人、宮崎げんきくん。彼はいっぱい心霊体験をもっていて、また、その語りも怖い。ま、腕が落ちていなかったら、ですが?
久しぶりなんです。彼とは。

そして明日は、同じ松竹芸能所属のお笑い芸人、シンデレラエクスプレスの渡辺さん。
二度目の登場となります。
芸人の語る、お笑い界の怪談。

お楽しみあれ。

あと、14日。





kaidanyawa at 05:54|PermalinkComments(5)

2016年08月21日

超エロ怪談、炸裂!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第21夜の今宵は、二度目の登場、怪談ロッカー・リップさんです。

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前回登場いただいたところ、「今日は、日航機墜落事故の日なのですが、中山先生、それに関する怪談はありますか?」とか「昨日は山の日でしたので、山の怪談を。やっぱりそうなると、山の牧場怪談が聞きたいですが、先生どうぞ」など、無茶ぶりが目立ったリップさん。

私は以来、無茶ぶリップ、と呼んでおります。
それがまた、面白く、私も触発されたので、もう一度の競演を私のほうから打診したんです。
楽屋入りしたリップさんに「無茶ぶリップ」と呼びかけると、「いやあ、せっかくの機会だったんで、中山先生に会ったらあれも聞きたい、これも聞きたいで、思わず聞いちゃったんです」だそうで。
「今回も、不思議な話を用意しましたので、民俗学的見地から、中山先生にお聞きしたいことがありますので、質問します」と言われてしまいました。
この日は、どんな無茶ぶりされるのだろうと、と一応、この日は何の日、何かの記念日かな、とカレンダーで調べてみたんですが、大したものはない。そのふりは無いなと、まずはひと安心。

第一部開始。お客さん、6人。うち3人が女性。
リップさんの要望により、幽霊姿でお客引きをしていた真名子も出演、ということに。
リップさん、「二、三年前、新聞では神戸の新開地で『トランクルームから遺体発見』とだけ見出しがあった事件なんですけどもね、実は……」と、報道の裏にあった真実、それが怪談であったという話をはじめて、道路工事の現場に現れた女の幽霊など、いわゆるオーソドックスな怪談を淡々と語っています。
もちろん私も触発されて、古旅館跡へ迷い込んだ学生たち、テレビ番組のロケ隊がそこで遭遇した恐怖、そこにオフィスイチロウで、動画ロケに行ったときに遭遇した謎の若者たち、と、まあ、ちゃんとした(?)怪談トークとなりました。リップさんも無茶ぶリップは、このときは姿を潜めて。
リップさんが話した「熊のプーさん」の話は恐ろしい。

第二部は、あれれ、お客さん二人。女性客が全員帰ってしまって、一人はうちの常連さん、一人はリップさんのお知り合い。こういう時ですよ、禁断の怪談が出るのは。ふひひひ。

最初は、知り合いの奥さんの話として、「身内で三つの儀式っぽいキーワードが絡む不思議な話がありますので、それを中山先生に民俗学的に説明していただきたいと思うんですけど」と、打ち合わせにあったような話をふられて。
これが、知り合いの奥さんの話として、「18歳になると、ある条件下にいると、必ずその誕生日を境に数日後には死ぬ、という女子高がありましてね」と、都市伝説のような、しかし事実あったという話が発露。その奥さんだけがある儀式を行って、助かったというわけです。
似た話がある、と私もそんな話を語りましたが、そのあたりからですよ。
元カレが、生霊となってアレの最中に戻ってくる、という話から、色情霊の話へと。
「真名子ちゃん、大丈夫?」
「真名子ちゃん、ごめんな、すっごいエロい話すんで」
「真名子ちゃん、ごめんな、えっぐい話すんで」
「今日だけやで」
とリップさん、隣でMCを務める真名子にいちいち謝罪しながら、すっごいエロ描写付きのエロ怪談が、べろんべろんとさく裂。
実は、そういう話、あるんです。
格調の高い(?)『新耳袋』や『怪談狩り』には書いていないだけで、放送でも大勢入った怪談会でも、子供がいても、言うのを憚る色情霊の話。
ですから、私も普段語らない話を語りました。これも禁断のエロ怪談!
しかし、古今東西、怪談は、男女関係の恨みつらみで語られてきた。その根本にはセックスがあるわけでして、これは怪談の本質なのかも知れません。ある意味『新耳袋』が、そういう本質から離れたちょっとした怪異にスポットを当てた、ということなのかも知れない、と思っています。

こういう話、今回のような少人数のお客さん、しかも女性がいないからできる。
真名子?
仕事ですから。でもある意味、真名子がいたから、話が盛り上がった面も。
いや、こういう回があるからこそ、こういう怪談会は、通い続けた方がいい。アナ、ですな。
いやあ、私も貴重な怪談をゲットできました。本には書けんなあ、これ。
落語にはお座敷で演じる演題があって、それがいわゆる「艶噺」なんですね。怪談にも、お座敷怪談があってもいいかも。

お客さんの反応。
「僕、第一部では娘を無理やりこの怪談会に連れてきて。この後コンパがあるいうて分かれて、僕だけ二部を聞かせてもらいました。娘にこれ聞かせたら、こんなところに連れてきて、と、以後口も聞いてくれなくなったでしょうね。あぶないあぶない」
娘さんがいたら、そんな話しません……、多分。いや、無茶ぶリップですからな。この人がいちばん怖い?

ということで、大阪の道頓堀の密室で、すっごいエロ怪談を堪能した五人集です。
こういう怪談会もあって当然。なんせ36夜連続、ですからな。
満足満足。

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さて、今宵21日は、元自衛官で怪談収集家のCainさん。

もともとサイファーさんとネットラジオで怪談を語っていた人ですが、現在はオフィスイチロウにいろいろかかわってもらっておりまして、今月は休止していますネットラジオ「気まま酒家」の店主でもあります。
8月5日の怪談の魔は、私は塾のためお休みをいただいていたのですが、代演として、真名子と丁々発止、自衛隊怪談を披露して、えらいウけたとか。
今宵はどんな怪談が語られるのでしょうか?
また、アナ、となるかも。

そして、明日22日は、松竹芸能所属のお笑い芸人、宮崎げんきくん。
彼とは昔ナオユキとダックスープというコンビを組んでいたころ、同じ事務所に所属していたことがあり、ずいぶんと『新耳袋』にネタを提供してくれていました。久しぶりに、どんな怪談が聞けるのか?

あと、15日。

kaidanyawa at 03:18|PermalinkComments(5)

2016年08月20日

呪いのガリクソン

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。今宵は第20夜。
ゲストは昨夜に続き、ガリガリガリクソンくんです。

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本日は金曜日ということもあるのでしょうか。
第一部19人。
第二部21人。
西浦和さんと桜井館長が来られたとき以来の記録。
常連さん、何度目か、ビギナー、男女、年齢、ほどよい比率。ただ、それってかえってやりにくい。
ディープでいいのか、ほどほどでいいのか。
まずは空気を読みながらの進行。

ガリガリ













第一部は、とりあえず、ニュースにならない、いや、なってはいけない事件の裏話。
裏話ですから、ここでは言えない……。
けっこうね、有名な事件の裏側には、怪談が潜んでいるもんなんですよ。
そして、
今、明かされる。
呪い面の真相。
正面から見ただけで死ぬという、お面を被った私とガリガリガリクソンの運命!
別になんともありませんでした。
こ〜んなに元気で、何の支障もなく過ごしております。
実はここには、呪われたものとの付き合い方があるわけです。

ただ、撮った写真には明らかに異常が!
あのお面、私とガリクソンくん以外には、やはり、障りがあるようなのです。
つまり、奇妙な面であることは確か。
我々が障りから救われた原因があるんです。それは、参加されたお客さんとの秘密。


第二部は、お待たせしました。
一部のお客さん、全員居残り、プラス二人。

呪い、祟り。
生首村、コトリバコ。
行く先は、祟り村。シャレになりません。
3年前の夏、私もその村にガリクソンくんとともに潜入したんです。
明らかに、尋常ではない、あの夕闇の雰囲気。異様な静寂。だが、人はいる気配。
そして、生首が埋まっている村。それらしき、場所も。
そんなことがあるのだろうか。
ところがそんな場所に行って緊張感無しにドローンを飛ばすガリガリガリクソン。

女は死に、男が生まれない家。
だから、養子をもらう。
だが、その養子も……。
本人は気づいていない、そこにコトリバコがある。
都市伝説、2チャンネルの創作、ではない。
本人に取材しましたから。ただ、本人はコトリバコのことを知らなかった。
ただ「ハコがある」とだけ。その形、因縁、儀式、そして女を寄せ付けない、寄ると……。違いない。
コトリバコの存在で、なんとはなしに、話に整合性が出る。いや〜な話。
でも、その話の背景にあることが本当なら、これ、大事件があったはずなんですが、いくら調べてもそれは出てこないんです。
でも、第一部で語ったように、ニュースになってはいけないこと、封じられる事件もある、ようなんです。
ある、日本国の根源に関わるものとにかかってきますから。
これ、怪談より怖い話になってくる。

共同墓地の調査、神社の祭神、地元に残るお祭り、村の歴史。
この歴史から、見えてくるものが……。
秦氏!

古代史をやっているとつながるものがある、
まあ、大まかな話は2013年、ガリクソンくんをゲストに迎えた「Dark Night9」でも、いたしましたけど。
今回は新しいエピソードとその近況も!
かなりヤバいことになっているようですわ。

と、まあ、ちょっとマジなレポートになってしまいましたが、イベントそのものは、笑いあり、ボケあり、ツッコミあり。

ガリガリガリクソンくんは、もう、この話を封印した、と言いますが、ほんまでしょうか。
私は引き続き、調査をしますが、これね、ほんとヤバい。
霊魂というものには若干の懐疑があるのですが、呪い、祟りはねえ。やっぱりねえ。

とまあ、今回はあやふやなことばかり書きましたが、そうしか書けない。
お化け屋敷からは妙な音が聞こえてくるし。ドン、と後ろの壁、叩かれるし。
背中に振動来ましたよ。
この日は、なんだかお化け屋敷から不穏なものが流れていたような……。
スタッフは当初から比べて、明らかに雰囲気が悪くなっていると言っています。
ええねー。
人形が、そろそろ騒ぎ出したな。
というわけで、2夜連続登場のガリガリガリクソンくんでした。
楽しかったです。

で、実はイベント後に、作劇塾の合評、ネトラジ収録。飲み会。
そして、これを書いています。ふぅ。


さて、今夜のゲストは、本職はミュージシャン。
怪談を語らせば、怖楽しい、再度登場、怪談ロッカー、リップさん。
ミュージシャンだけに、いいリズム、ノリの怪談。
ぜひ、みなさんにも聞いていただきたく思います。

そして明後日、日曜日は、怪談収集家で、元自衛官、Cainさんです。


ガリクソンくん、真名子、常連のお客さんと。ん? ガリクソンくんの肩に霊が?
んな、バカな。

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あと、16日。









kaidanyawa at 05:25|PermalinkComments(6)

2016年08月19日

コトリバコ、禁断の怪談。

中山市朗です。

本日二度目の投稿です。

今夜の「怪談の魔」も、ガリガリガリクソンくんが登場します。

CqJwX-EVIAENqrf












コトリバコは、事実ある、というちょっとヤバい話になります。
ガリガリガリクソンくんが語るから、若干の緩和で、なんでもないように聞こえるかもしれません。
まぁ、そこがミソです。
マジに語ると、とんでもない。

私自身も「あれはネットのうわさじゃないんや」と驚いた話ですが、私なりに調べたこともあります。
それが今宵、発表できるかは、わかりませんが。
あまり、かかわらないほうがいい、話でもありますので、ブレーキがかかるかもしれません。
もちろん、これは怪談会ですから、楽しいということが大事。
怖楽しい、怪談を、私とガリガリガリクソンくんで、陽気で陰気にお送りいたします!

ところで、ガリガリガリクソンくんに、昨夜「怪談の魔」を終えてのインタビューを真名子がしておりました。
そのインタビュー動画が、オフィスイチロウのツィッターに上がっております。

https://youtu.be/65ZOqg8InNM


拡散お願いいたします。
怪談好きには、とんでもない空間が、ここにあるんですけどねえ。

では、今宵。



kaidanyawa at 11:52|PermalinkComments(4)

悪霊に憑かれた男、ガリガリガリクソン登場

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第19夜の今宵のゲストは、ガリガリガリクソンくんでした。

ガリクソン












あの、ですね。
ガリガリガリクソン、と名前を打ってから、何かパソコンの調子が悪くなりました。
このブログのアップがいつもより遅かったのも、そのせいです。
ほんま、おかしい。フリーズの繰り返し。
この男がなにかに憑かれているのはほんとうかもしれません。

この日のお客さんがね、ちょっといつもと違った。
第一部、13人。
第二部、10人。
いつもいる常連がひとりもいない。何度か見かけた人はいますが、女性層が多く、その年齢幅が広い。
あまり見ない顔が多い、という印象。
だから雰囲気がいつもと違いました。
「(女性が多いのは)僕の色気ですよ。あっはっはっは」とガリクソンくん、余裕の笑いをみせていましたが。
ただ、この怪談会を知ったのは、オフィスイチロウのHPなり、このブログという人が多かったので、潜在的な怪談好きな人たちなのでしょうね。こういう人たち、大歓迎です。

さて、ガリクソンくん。
この人とは、テレビ番組で有名になった、見ただけで呪われるという「呪い面」を被りに行ったり(実際に被りましたよ)、生首村に潜入したりしておりまして、私がホストを務める「Dark Night」にゲストに来てもらったり、彼が怪談を語らない「怪談甲子園」に意義あり、と無理やり出たり、雑誌「幽」で妙見山に行ったりと、けっこういろいろ怪しいことをやっておりまして。
で、ガリクソンくん。
今宵と明日(今夜になっちゃいますが)の連続出演となりますので、テーマだけ分けようと打ち合わせ。
この日は、「幽霊マンション」
次の日が「生首村」
だから、二日目の今日は呪い、祟り系の話にどうしてもなります。常連さん、安心して(?)来てください。

さて、幽霊マンション。
そう、私が北野誠さんのテレビ番組『トゥナイト2』という番組で行くはずだった、女の幽霊と共同生活しているある男のマンションの部屋。このときは、恐ろしいことが起こって結局行けず、次の年に関西の番組『乗ってけ誠タクシー』の心霊スポット特集で再びチャレンジ。そこで起こった怪異の数々。誠さんはラジオの『サイキック青年団』で語る、私も徹底取材をかけて『新耳袋』に執筆。
怪談マニア、好事家の中では話題騒然となった実話怪談。
女の幽霊の名前は禁句。

これらに感化されたガリクソンくん。このマンションにプライベートで潜入。以後、憑かれたかのように、週3、4回のペースで通うようになったというのです。しかも、ある霊能者には「これ以上通うと、命を取られる」と注意を受けながらも、麻薬のように、潜入を繰り返す。
恐ろしいけど、快感。
これ、悪霊に憑かれたパターン。

なぜ、そのようになったのか。なぜ、今、命を取られずに無事なのか。そのあたりの事情をガリクソンくんに語ってもらい、私はこの話を時系列にまとめて語る、ということをやりました。
私も、このマンションには最初は拒絶されながらも、やはり何度も行くことになります。一種憑かれた、というより、呼ばれた感じでしてね。何かメッセージを託されている気はします。
不思議で奇妙な場所です。

第二部は、お笑いライブに行った帰り、ここを知ったという若い女の子二人組が真ん前に鎮座。
ガリクソンくんが、最近、道頓堀のある焼肉屋で撮ってしまったという、幽霊動画を見せるところから始まって、道頓堀、千日前周辺の怪談を互いに語るという形に。
ガリクソンくんが以前経営し、つぶれたという、千日前のラーメン屋の秘話も?
ちょっと盛ったやろ? その話。

今回は、怪談ビギナーも多かったので、千日前の歴史と怪談の関係を語ると、ちょっと驚くその表情が、なんか初々しいなと。ただ、ガリクソンくんとやると、別の視点から語れる千日前怪談があるのが自分でも新発見。
ガリクソンくんも、奇妙な動画や声をスマホに入れていて、前の女の子が怖がって両手で目をふさいで、見るのを拒絶しようとしている真ん前にスマホをぽんと置いて、動画がとれたいきさつを自慢げに語っていましたが、これ、いじめ、パワハラ?

とまあ、この日もあっという間の、120分でした。
そして、壁向こうのお化け屋敷から、明らかに奇妙な音がずっと聞こえていました。鍵が締まっていて、スタッフは誰もいません。いるのは、人形たち……。

ガリクソンから、パワハラを受けた女の子たちと。

image (4)














今日もガリガリガリクソンくんが登場します。
生首村の新情報から、おそらく呪い、祟り系の話が展開するものと思われます。
ご陽気だけど怖い。そんな新感覚怪談を、お届けします。
コトリバコ。
これ、事実あります。その話も。


えっ、この写真、
別に、いじめているわけやない。

ガリさん












そして、明日20日は、前回、見聞したお客さんからは好評だった、怪談ロッカー、リップさんが二度目の登場。
この人、私の仕切りを無視して無茶ぶりしてくるので、私の中では無茶ぶりリップ、と言っています。

あと、17日。

打ち上げ、めっちゃ安い店みつけた!

kaidanyawa at 06:09|PermalinkComments(3)

2016年08月18日

今日、明日はガリガリガリクソン

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
今宵は第18夜となります。折り返し地点です。
なんか、今年の夏は早いですわ。

さて、この夜のゲストはサイファーさん。

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インターネットラジオ「サイファーの怖い話」のDJ、今は怪談イベントなどに出演依頼もあるらしい。
実は、もともと私の怪談会のお客さんとして接したのが最初で、それが長かったんですが、お仕事として依頼して、こうやって怪談を語り合うのは、初めてです。
「お客さん、一人も来なかったらどうしよう」と言っていましたが、第1部7人、第2部5人。
第1部には若いカップルがいて、さて、近いので表情がよくわかる。
先日、旅行中の若い人たちから尋ねられたように、怖すぎると逃げちゃうし、怖くないとナメられる。このあたりの手加減が難しい。
サイファーさんはさっそくと、『怪談狩り』に掲載した黒いバイクの話を披露。続いて私も黒いスカイラインの話を。そこから幽霊自動車について少し。
人間が幽霊になるならまだしも、事故った黒いスカイラインが霊となって現れるのは?
車の幽霊、実はよく聞くんです。電車の幽霊というのもあるし。
そのうち、ロボットの幽霊なんていう話も出るでしょうね。
続いてサイファーさんは、偽霊媒師の話を。笑えるけど怪談ではない。だから私は、マジな霊媒師のちょっと怖めの話を、と、キャッチポールを行うような展開に。
カップルの女の子の方は聞き入っているけど、男の子のほうが興味をもってくれているのか不安。


怪談の魔、こんな感じです。
最前列の四つの座蒲団が、きれいに無人なのが、なんか気になる。
えっ、座っている?
しもた。1000円払ってもらってない!

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第2部には、カップルは参加せず。5人は常連さんと、何度かライブや怪談キャンプでご一緒したりした人たち。
2部は、カップルがいようといまいと、呪い系の話をしようと打ち合わせをしていました。
サイファーさんも、ネットラジオでもやりにくいので、このライブでぜひ語りたいと。
ただ、情報元から「書かないで」と止められた話だそうで。うまくまとまれば、いい怪談になるんだがなあ。

私は、心霊現象そのものには、いまだに懐疑的なところはあるんですが、人間の闇の部分が集約する、あるいは自然現象がなす、人間への報復は、あるような気がするんです。
日本人は長い間、そのことを語り継ぎ、肝に銘じ、信仰の対象とし、話芸のもととなった。そして、私の周りにも、なまなり、いぬがみ、くびづか、と、えらいめに遭った人たちもいる。
インターネットラジオとはいえ、放送できない、あるいはしたくない、いや、してはならない話はあるんです。
「怪談の魔」は、そういう話が出やすい空間となっておりますので、マニアにはたまらん怪談会となっているのですが?
後半は、ぐっと身近にあった恐怖話を。
私も、玄関に訪ねてきた、やつの話を思い出した。あれは私も怖かった……。

そんなこんなで、120分。
今回もあっという間に終わりました。
なんか本日は、遅れてきたためか、中途半端な幽霊が、会場近くにいたようです。

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ざんね〜んっ(なつかしギター侍調で)

さて、本日18日と、明日19日は、な〜んかとんでもない闇を根源的に持っていて、何かに憑かれがらも陽気なキャラという、ガリガリガリクソンくんが、連続登板。
あの、幽霊マンションは今どうなっているのか?
そして、生首村は?
あれは、完全に呪い系……。
あれに下手に近づくとあかんというとるのに、ガリクソンという男は。
こうなったら、洗いざらい告白させよう。



あと、18日。





kaidanyawa at 02:14|PermalinkComments(4)

2016年08月17日

「怪談の魔」最新香盤表

中山市朗です。

大阪・道頓堀の目抜き通り。
くいだおれ人形がお待ちしている中座くいだおれビル地下一階。
そこにあるのが、
中山市朗監督・人形塚の家。
ヤバい人形や心霊写真が本当に置いてある、実話怪談とお化け屋敷の融合した恐怖の館です。
そして、人形塚の家の営業終了後、19:30より開催される、中山市朗がホストとなって、毎回各界からゲストをお呼びして、怪談を聞き、語る怪談会。
36夜連続怪談会「怪談の魔」。

いよいよ本日より後半戦に突入します。
新たにゲストも決まってまいりました。


「怪談の魔」最新の香盤表です。
20日、リップさん、21日、Cainさん、
9月3日、唐沢俊一さん、追加となっています。

7 31 中山市朗    稲森誠(役者) 終了
8  1 中山市朗    真代屋秀晃(小説家) 終了
   2 中山市朗    牧野修(小説家) 終了
   3 中山市朗    徳丸新作(役者)終了
   4 真名子      大木ミノル(映画監督)終了
   5 真名子     Cain(怪談収集家、
                     元自衛官)終了
   6 中山市朗    渋谷泰志(盗聴バスター)終了
   7 中山市朗    西浦和也(怪談作家)終了
   8 中山市朗    宇津呂鹿太郎(怪談作家)終了
   9 中山市朗    シンデレラエキスプレス・                   
                   渡辺(松竹芸能)終了 
  10 中山市朗    ありがとう・ぁみ(吉本興業)終了
  11 中山市朗    リップ(怪談ロッカー)終了
  12〜16  お盆特別怪談サロン         終了
17 中山市朗      サイファー
             (「サイファーの怖い話」DJ)
  18 中山市朗    ガリガリガリクソン(吉本興業) 
  19 中山市朗    ガリガリガリクソン(吉本興業)
  20 中山市朗    リップ(怪談ロッカー)
  21 中山市朗    Cain(怪談収集家、
                     元・自衛官)
  22 中山市朗    宮崎げんき(松竹芸能)
  23 中山市朗    シンデレラエキスプレス
                     渡辺(松竹芸能)
  24 中山市朗    雲谷斎(怪談作家)
  25 中山市朗
  26 中山市朗     真代屋秀晃(小説家)
  27 中山市朗    田辺青蛙(小説家)
  28 中山市朗    松原タニシ(松竹芸能)
  29 中山市朗    宇津呂鹿太郎(怪談作家)
  30 中山市朗    竹内義和(作家)
  31 中山市朗    シンデレラエキスプレス
                     渡辺(松竹芸能)
9  1 中山市朗    松山勘十郎
               (大衆プロレス松山座座長)
   2 中山市朗    松原タニシ(松竹芸能)
   3 中山市朗    唐沢俊一(評論家、
                   と学会運営委員)
   4 中山市朗    田辺青蛙(小説家)

本日17日のゲストは、インターネットラジオ「サイファーの怖い話」DJのサイファーさんです。
19:00〜20:30
20:45〜21:45
入れ替え制の2部制。
入場料は各1000円です。



kaidanyawa at 12:46|PermalinkComments(2)

サロン形式千秋楽。そして唐沢俊一氏が……?

中山市朗です。


真名子〜、後ろー!

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うちの幽霊、道頓堀に出没しておりますと、写真をよく撮られるようです。
みんな、そない心霊写真、欲しい?

とまあ、36夜連続怪談会「怪談の魔」。
その第17夜となりました今宵も、畳に円座となっての怪談サロン。
お客さん、10名。

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サロン形式の5日間で、のべ51人のお客さん。500分(8時間とちょっと)。
語ったお客さん27人。おそらく私と真名子が語ったのを除いて、40話くらいは出たと思いますので、実は怪談蒐集には、効率のいい場所だったのです。新しい怪異談が、これだけいろいろな人から語られ、聞けることは無い。わりと質のいい話が多かったですし。
これ、参加してくださった皆々様のおかげです。
特にHさんは、5夜連続の出席。いずれも3話以上は語っていただきました。
ありがとうございました。

さて、本日もいろいろな怪談が披露されました。
タクシー怪談がわりと多かった。あと、琵琶湖が怖い。あと、お盆らしく仏壇の話。私も触発されてずいぶん語りまして、この日もあっという間に100分が来ました。
途中、時計が止まるというハプニングも。
秒針は動いていたので、止まっているという感覚はなかったんですが、真名子から「先生、時計、止まってますよ」と指摘されて、あっ、ほんまや。
この怪談サロンのために新たに買った時計なんですけど、そんなことあるんですかね?

ただ、今のところ、大きなハプニングもなく順調に怪談の魔は進行しております。
大阪最大の霊スポットが、目と鼻の先にあるんですけど。

さて、明日17日からは、お化け屋敷も通常営業に戻ります。
したがって、「怪談の魔」も従来通り、19:30よりスタートの二部構成。
私がホストとなって、怪談が語れるゲストを迎え、さまざまな怪談の世界を皆様に提示いたします。
17日のゲストは、インターネットラジオ「サイファーの怖い話」のDJ、サイファーさんが登場します。
もともとうちのお客さんで、私に怪談をいろいろ提供してくださり、『怪談狩り』にも何話か収録させていただいていますが、やはり怪談を語る、という魅力に取りつかれると、こういうことになる。
怪談社の紗那さんも、うちのお客さんからはじまって、ラジオでなくライブから始まりましたが、やはり同じ経路を経て、プロになりました。怪談好きのみなさん、人生を踏み外さないように、気を付けましょうね。

明後日、明々後日は、霊に憑りつかれた男、ガリガリガリクソンくんが連夜の登板をいたします。
怪談がエロ談になっても、クレームをつけないように。
そんな日に来たあなたが悪い?

以後も続々豪華ゲスト陣が登場いたしますが、9月3日の「怪談の魔」には、東京からのゲストを迎えます。
評論家でと学会運営委員の唐沢俊一さん。
中山市朗と、と学会の唐沢俊一が、どんな怪談を展開させるのか?
これ、ニュースですよ。


さあ、あと19日。




kaidanyawa at 01:30|PermalinkComments(3)

2016年08月16日

真名子〜、よこーっ!

中山市朗です。

本日二度目の投稿です。

妙な写真が撮れました。
わぁぁぁーっ、
真名子〜、よこーっ!

image (3)





















うちが飼ってる幽霊、なんか怖いですな〜。
たまに、道頓堀をうろついていますので、よろしく。

そして今宵も、膝つきあわせての怪談サロン。
語って聞ける、ラストチャンス。

道頓堀、中座くいだおれビル地下1階。
中山市朗監督「人形塚の家」、和室。
20:00よりスタート。
21:40頃、終演予定。
入場料1500円です。

kaidanyawa at 14:19|PermalinkComments(1)

怪談の魔に、13人いる?

中山市朗です。

大阪道頓堀の一等地、元中座跡の地下に、八畳の畳を敷いて、数人でただ怪談を語るという、商売人の地大阪ではとても考えられない、商売ベースでいえば、まったくムダなことが、連夜起こっております。
これは超常現象ですよ!

お化け屋敷











(イベントの詳細はオフィスイチロウHPから「中山市朗監督・人形塚の家」へどうぞ)

ということで、36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第16夜の今宵も、円座になって座り、お客さんにも参加していただく怪談サロンといたしました。

本日は13人。

image (2)












この参加型のサロンは4日目ですが、もう2度目という方も。
特にHさん、4夜連続の参加。
ありがとうございます。
一方、石川県からの弾丸ツアー中だという20代男性三人組を、うちの幽霊が道で声をかけてゲット。怪談会は初めてどころか、私のこともまったく知らない。なので私から声をかけて、『怪談狩り』の文庫版をさしあげました。
地道な怪談布教活動をやっております。
「怖いんですか?」た尋ねられて、困ったな、と。
「怖いよ」と言うと「怖いのダメなんで」と言われるし、「怖くない」と言うと「それ、怪談なの?」と言われそうだし。
「ちょっとした身近の不思議な話をするよ。人によってはそれがとても怖いかもしれないし、笑うかもしれない。でも、聞き終わったら、世の中に不思議ってあるんだなと思うようになるよ」と答えましたが、通じたんかなあ。

また、50代の夫婦は「以前から一度伺うチャンスを作ろうと思っていました。ラブリーホールには行っていました」だそうで。夫の方は「ラジオ聞きました。B君、怖い」言うてました。
あと、真名子の活動にたまに協力してくれているKさんと、その同僚の人たち、など。

この日、8月15日は、お盆であり、終戦記念日でもあります。

私は、お盆に関するちょっとした怪異談をまず2話。すると、あるもんですねえ。サロン形式となって2度目というKさん、Hさんが次々とお盆をキーワードに怪異談を披露。続いて、終戦記念日なので、戦争に関する怪談が披露されます。
話が重くなったからなのか、石川県からの弾丸ツアーの三人組のうち二人が、うつら、うつら?
そこで、私がいきなり、妖怪の話にかじを取り、河童がいるかもしれない、という話に。
紀の川の河童の話をしていると、三人、なんか食いついてきました。
ユーモアがあるんだけど、写真にとるとヤバいことになる河童の怪異談。この話は常連の人なら何度か耳にしていると思うので、あまり話したことがない河童の話もそこに関連付けて。

ホストですから、私。
けっこうお客さんを見て、臨機応変にやってますねんで。濃い常連もいれば、ビギナーもいる。
おっさんもいれば、中学生くらいの女の子や、子供がいるときもある。いろいろ配慮もいりますし、話のレベルも調節するわけですよ。ええ。

さてこの日の最後は、サロン形式になって二度目の女性の方が、奇妙な電話の話を。
名前が、恐怖のキーワードとなる気色悪い話でしたので、受けて、最近の幽霊は、携帯電話、スマホ、電子メールを駆使しているという話をして、この日はお開き。

いやあ、楽しい。
印象に残ったのは、Kさんが語った、体験者とアチラノ方(幽霊)との立場が逆になったような話。これ、さっそく私なりに練って、機会があれば「Dark Night19」で話そうかなと。最後に女性の語った話も魅力ありますしね。
こういうのが、怪異蒐集家としての喜びなのですよ。

サロン形式の怪談会は、明日も行います。
お盆の最後の休日は、ぜひ、怪談サロンで。
ところでお客さんによると、奥の方で物音がしていたらしい。
奥は、因縁の生き人形たちが飾ってあるお化け屋敷。当然、誰もいません。
そろそろ、起きだしたかな〜。

明後日からは、ゲストとの怪談トークに戻ります。
後半最初のゲストは、インターネットラジオ「サイファーの怖い話」のDJ、サイファーさん。最初はうちの怪談会の客さんだったのが、いつのまにか、イケメン怪談DJとして話題の人になっていたのでした。

あと、20日。

kaidanyawa at 01:28|PermalinkComments(5)

2016年08月15日

ストリート・ビュウが怪談を記録する!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
大阪は道頓堀、中座食いだおれビル、地下1階、中山市朗監督・お化け屋敷「人形塚の家」、和室にて行っております。お盆期間(12〜16日)は、20:00スタート、21:40頃まで。
入場料1500円。
17日以降はまた19:30〜20:30、20:45〜21:45の入れ替え制、1000円に戻ります。
ゲストの香盤表は、オフィスイチロウHPにあります。

さて、
その第15夜となりました。

お盆の特別興行は、畳の上にお客さんと円座となって怪談を自由に語ったり聞いたり質問したりという、本来の怪談会の形式をとっております。
怪談好きの人たちにはたまらない空間、のはずですが、

わちゃー、やってもおた。
本日、お客さん4人。
昨日とは打って変わって、新しい顔ぶれもなし。

お盆の日曜。興行はたいてい繁盛するんですけどね。
ただ、夕方に雷雨もあって、お化け屋敷もその間、客足も止まったようで、外出をやめた方もおられたのかもしれません。しかし、4人かあ。

寂しいよ〜、おかあさぁぁぁん……。


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ただ、怪談は人の数ではない。
この日、参加してくださったお客さんは、まあ、次々と怪談を披露され、私もつられて新ネタなどを披露しました。
昨日はUFO怪談という、ちょっと異質な怪異が語られたりしましたが、本日は、まあ、よくある怪談。

マンションの自室で、墓参りのときに、理髪店のオーナーが、警備員の心得として、ミュージシャン仲間が、ボウイスカウトのキャンプで、みたいな怪談が次々と語られました。いずれも『新耳袋』『怪談狩り』的世界が繰り広げられます。あとは、私がどう調理するか、ですな。
面白いことに、この日もグーグルのストリート・ビュウによって確認された怪異というのが、2話でました。
怪異の現れ方も最近は変わってきているようで、それをストリート・ビュウが偶然に映し出す、という、この偶然がいかにも加工されていない怪異を写してしまって、そこに残ってしまった、というところに、妙なリアルさ、ある意味での親近感があったりします。
ある人は、これがそうなんですと、その写真まで見せてくださって。
幽霊も、うかっとしていられない時代?

年4回、怪異蒐集のために行っているプライベート怪談会は、必ず一話は語ることが条件なのですが、今回は興行ですから、入場料さえ収めていただければ条件なしに参加できます。
膝突き合わせての語り聞く怪談会の醍醐味。
ぜひ、期間中に体験してください。

明日、あさっても、お盆興行として、20:00より21:40頃まで、膝附合わせての怪談サロンを行います。
皆様の参加なしには、この「怪談サロン」は成り立ちません。
ぜひぜひ、ご協力ください。

あと21日。

なお、MBS「北野誠の茶屋町怪談ラジオ」。
ナイター中継延長のため、25:30スタート、のようです。



kaidanyawa at 01:15|PermalinkComments(5)

2016年08月14日

ヤバい、UFO怪談が連発!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。第14夜の本日も、昨夜に引き続き、この夜も、膝附合わせての怪談サロン。道頓堀の一等地に、畳を敷いた八畳の空間で繰り広げられる、非日常を味わう世界。
聞くもよし、語るのもよし。

本日のお客さんは13人。
男女、あるいは常連客とあまり見かけない人たちとのバランスもちょうどいい。
でも、怪談会での反応は、みなさんとても怪談好き、というのが、ヒシヒシと伝わります。
ええなあ。

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真名子の開口一番から始まりました。
続いて私が語ると、お客さんから挙手が。
絶対に、来年の『怪談狩り』に収録させてもらうぞ、と思わせるレベル高いの話が続きます。

本人はそれほど怖い、という認識がなくとも、聞けばとんでもなく怖いやん、という話。
怪談は、幽霊が出てくる必要はないんです。
しかし、通常ではありえない、まさに、あの世とつながっているとしか思えない、不思議な事象。
それが、立派な怪談になるのです。
先日、言いましたように、怪談は身の回りに起こった、ちょっとした不思議なのです。
それが、語られたとたんに、とんでもなく恐ろしい話になる。

まさに、怪談は、語られ、聞かれるところから始まるわけで、それを体感できるのが、こういった怪談会、なのであります。

そして、ゲストにリップさんを招いた時に話したヤバヤバな「メン・イン・ブラック」の最新情報の提供者、aさんが来られていて、挙手。
「ブログに書かれていた、あれ、やっぱり私の話でしたか。実は語っていないこともありまして」と、直接あの話を聞いた本人が、生々しい話を披露。本人もこの話をしていいものかどうか、ずっと悩んでおられたようです。
とんでもないUFOの目撃談と、黒づくめの男たちを同時に見たというある男性の話。
いやいや、ここには書けない。
ともかく、aさん自身が、「ほんとにこんなことが?」と驚愕する、これは事件ですよ。
事件に遭遇した体験者は、携帯電話でその事件をある人に報告しながらもその後、人が変わったようになり、すべての事象、事実を疑うようになってしまった、とのこと。
目撃したのち、なにか、とんでもないことがあったとしか考えられません。
すると、もう一人のお客さんの手が挙がって。
「その、何もかも疑うという気持ち、私もわかります」と、東北地方から来られたという男性。
彼も、よくはわからないが、どうやらUFOがらみで、とんでもない体験をしたようで、会場は、とんでもない話を聞いてしまったという、雰囲気に。
なので、私も本には執筆していない、とんでもないUFO目撃の話を披露いたしました。

あれはね、目撃した後が恐ろしい。なにかあるようなんですよ。
一体、なにが起こっているのでしょう?
メン・イン・ブラック。
コメディチックな映画にもなったモチーフですが、『新耳袋』に書いたような、とんでもなく恐ろしい黒づくめの二人の男。やっぱりいる……、ようなんですけど、なんなんだ、あれは?

UFOの目撃、というのは、昔は矢追純一さんの「〇〇スペシャル」がやっていたような、目撃レポート、現地取材によって語られるというイメージがありますが、体験をそのまま語ると、これも立派な怪談として成り立ちます。そして、幽霊や妖怪といったものの目撃談と違って、なにかタブーに触れたような、ヤバいことに巻き込まれたような、そして、どこか、裏政治的なことが見え隠れし、これは生命の危機を覚える……。
いやいや、どう表現していいものやら。

この場に立ち会ったお客さん、これって?

そして、この日、あらたな幽霊との遭遇の方法が。
同じ東北から来られたという男性。
あるトンネル付近で不思議な女を見る。それが何度も。どうやら霊なのか?
その場所の地名を検索し、グーグルのストリート・ビューでそこを見ると、まったくその地点に、ばっちりそこに半透明の女が写っていて、しかも子供もいることがわかったそうな。それ、今も見れるそうです。
それ、どこって?
 
メールで詳しい情報を送ってもらう約束をしましたので、いつか皆さんにもお知らせします。
お知らせできない場合は、何か支障があったとお察しください。

で、そんなこんなで、あっという間の100分。
私は、もう楽しくてしょうがない。

しかし、信じるか信じないかは、各々の自由。
これぞ、怪談会の魅力。

本日も、語って聞く、怪談サロン、20:00より開催いたします。
こぞっての参加をお待ちしています。
ヤバい話、お互いに共有しましょう。
怪談好きを自称するなら、一度はこういう場所に来て、怪談を体感してほしいと思います。

で、そのあとは、帰ってMBSラジオ。25時から。

とんでもない話を披露した、とんでもない極悪三人組。

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玉巻映美アナ、怪異蒐集家、事故物件住みます芸人、オカルトコレクター、松竹芸能一の霊感芸人。



あと、22日。

kaidanyawa at 03:54|PermalinkComments(5)

2016年08月13日

明日深夜、MBSラジオから、イヤ〜な話を

中山市朗です。

本日二度目の投稿です。

明日14日25時、MBSラジオ「北野誠の茶屋町怪談2016」、オンエアします。

私、松原タニシ、田中俊行が語ったイヤ〜な話。

ぜひ、お聞きくださって、後悔していただきたく思います。

北野誠氏いわく。

「真夜中にこんな話、聞くやつおるか」

スタッフ。

「翌朝には、MBSラジオ公式ユーチューブで聞けます」

誠氏。

「朝からこんな話、聞けるかあ」

さてさて。

kaidanyawa at 19:01|PermalinkComments(7)

本日からお盆特集、怪談サロン。

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第13夜となる本日は、お客様と円座になって、語り、聞く、怪談サロン形式としました。

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参加くださったお客さんと。えっ、幽霊がいる。そんな馬鹿な。私には見えない……。

お客さんは11人。
うち4人が塾生。本日金曜日は、作劇塾の日なのですが、人前で語ることも勉強、と、ここを教室といたしました。
物書きになろうとする人は、もちろん文章での構成、演出、表現、語彙などを修得しようとするわけですが、要は面白いものが書けるかどうか、ということ。国語の先生や文学学者がおもろい小説が書けるのかというと、それは別ですよね。
小説は面白いか面白くないか。
面白いものが書ける人は、面白くも語れる、というのが私の持論で、現に作家を家業としている人は、寡黙な人ももちろんいますが、話せば魅力ある語りをされます。膨大豊富な知識があっても、それをどういうテーマと意図でもって語れるのか、という能力がないと、面白く語れない。面白く語れない人は、面白いものは書けない。
作家が講演会などで、魅力ある語りをするのも、講演会の仕事があるのも、そういう作家としての資質があるからです。

とまあ、そういう蘊蓄はまたいずれ、書くこととして。

私と真名子は、いつもゲストと語るときに使っている縁台から降りて、みなさんと同じ座布団に座って、みなさんと同じ目線で、怪談を語り聞く。いいもんですな〜。

まず、開口一番は真名子。その話のキーワードを拾って私が。そして、各自フリーで怪談を語る。

この日、私の「中山市朗・Dark Night」の運営をしてくれているN君が参加。
あの、田辺青蛙さんとの共演時に、声を上げた市松人形について、裏方の立場からの話を初披露。
彼が、こういう場で、こういう話をするのは初めてのこと。
そして、それに触発されたお客さんも、自身の体験談を披露。
霊感とか、霊体質とか、そういうことではなく、普通にこの社会に生きていて、ちょっとした怪異に遭遇する。なんだか、そういうことなら自身も体験があるかも、という話が相乗して、ぞわぞわっと来る。

これぞ、怪談会です。

しかしねえ、私は思った。
ここは、大阪城落城後、安井道頓により掘削され、大坂の街が復興するための基盤となり、道頓堀は千日墓場と隣り合わせとなった芝居の街として発展。その象徴としてあったのが、近松や西鶴を生んだ中の芝居。つまり中座。初の二階建ての芝居小屋。回転する舞台の発祥、人形浄瑠璃の発祥地。
そして私が大阪へ越してきた1980年の終わりごろには、松竹新喜劇の爆笑王藤山寛美さんのホームグラウンドであった。
いわば、大阪の文化、エンターテイメントの中心地。
今はその中座もなくなりましたが、その中座の跡地でお化け屋敷。そして、そんな場所に畳を敷いた八畳の間を作って、今、怪談会が行われている。
しかもですよ。1950年に登場し、くいだおれの大阪を象徴する、くいだおれ人形が鎮座するビル。藤山寛美さんが、不思議体験をした中座の地下、お風呂のあった場所。
道頓堀の目抜き通り、イの一番の場所。
私がずっとあこがれていた場所。
そんな場所にですよ、とてもお金にならない、こんな八畳の和室を作って、そこで少人数での怪談会。
こんな無駄なものはない。
これ自体、超常現象に近いのですよ。

そんな場所で、こんなことが連夜行われている。
この怪談会に参加した方は、歴史的な瞬間にたちあっているのかもしれません。
自分が仕掛けたとはいえ、なんだか途中で、感慨深い思いがこみ上げてきました。

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で、あっという間の100分間。
ここで話された怪談のいくつかは、ひょっとして、来年発売予定の『怪談狩り』の第四弾に発表するかもしれません。
Tさんが語った「書かないでほしい」と言われた話は、もし、書くことになれば改めて許可のお願いをいたします。無断で書くことはありません。
安心してください。
ところで、お客さんが語った話の中に、オーブという言葉が出ましたが、私は「そんなものはない)と、デジタルカメラの歴史に照らして解説。そしたら、お客さんの中にカメラマンの方がいて、後で「私もまったくそうだと思いますよ」と、声をかけていただきました。
そうなんです。オーブなんて、心霊でもなんでもありません。
あれは、素人が昔のデジカメとか写メで撮ると写りますが、プロ仕様のカメラには写らない……。
ということは?


ということで、本日も、怪談サロン形式で、第14夜をお送りいたします。
こぞっての参加、お待ちしています。

で、この後、作劇ネトラジの収録。朝までの飲み会。
今、塾生たちが帰ったところです。

あっ、N君によると、「Dark Night19」のチケットはもう無いそうです。
当日券は、キャンセルがあった場合のみ、出ます。

よっしゃあ、今日も怪談だあ。

あと、23日。

kaidanyawa at 06:44|PermalinkComments(9)

2016年08月12日

怪談ロッカー、禁断の怪談! 知らんで

中山市朗です。

36日間連続怪談会「怪談の魔」。第12夜のゲストは、怪談ロッカーのリップさん。

今回も写真が用意できず。
リップさん、写真送ってください。スタッフのケータイがガラケーだと、こういうことになる。
なので、うちが雇った幽霊の写真を。

image (1)





















おお、こんなんが夜中、部屋の隅に立っとったら、確かに怖いわな。

この日のお客さんは、第一部6人。第二部4人。
う〜ん。
これは、曜日なのか、時間なのか、場所なのか、構成なのか。なんなのでしょう?
この価格で、このゲスト陣は、まあ無いと思いますけど。

お化け屋敷はようやくお客さんも回転しだしているようで、本日も7時を過ぎてもお客さんが入ってきます。
この日最後のお客さんは、アングロサクソン系の男女6人。ひとりはスキンヘッドのプロレスラーみたいな男。でも、けっこう絶叫を上げて、出てきたときはフラフラ。お化け屋敷のアトラクションが起こす恐怖は、万国共通のようです。しかし、怪談は?
怪談は、言葉による恐怖への誘い。想像による恐怖。これは日本の独自の自然、文化、言語、風習が呼び起こすもので、いわゆる話芸と言うもの全般がそうなんです。
実は、トークが始まって早々、リップさんから、「外国人、とくに西欧人はドラキュラのようなモンスターを怖がるようですが、日本人はそんなに怖くない。それより何もしないで佇んでいる幽霊が怖い。この感覚はどこからきて、どんな歴史があるんでしょうか?
と質問され、私なりの解釈をのたまいましたが、まだまだ、このお客さんの数から考えて、怪談を聞くという風習を日本人が解さなくなっているようです。
スタッフが、道頓堀を歩く観光客に声をかけても、
「怪談のライブって、なに?」
「えっ、語るだけ?」みたいな反応が大半。
「怖い話はイヤ」と拒絶されることも。
でも、きっと聞いたらおもしろい。考えさせられる。ぞっとした感覚がある。畏怖することを知る。いろいろあるんですけどねえ、怪談は。
「怪談て、怖いことが求められますが、それだけじゃない。不思議なんですよ。身の回りにある不思議。そういう体験を語る。そういう不思議なら、私にもある、そうやって相乗して、やがて怖くなる。そういうものだと思うんです」と、リップさんは言っていましたが、その通り。
あんまり怖い怖いを求められると、演じる方はしんどくなるし、聞き手もすぐに飽きる。稲川さんも「怪談て、怖いものじゃなく、ちょっとした怪異を語るものなんですよ。そういう意味で、怪談というより、怪異談なんですよね」と言っていますしね。

ところで、この日、リップさんは「おねしょ怪談」を語って、これは幼いころに体験し、その恐怖で思わず失禁した話なんですが、その話の肝が、第一回目のゲスト、稲森さんが少年のころ、新聞配達をしていて遭遇した怪異を似ていたんです。おまけにどちらも、死神に関係があるという……。私が稲森さんの体験談を話すと、今度はリップさんが「えっ、やっぱり?」みたいな反応になって。

「あるんだ。あるんですね、そういうこと。そんな、話を聞きましたよ、ええ(稲川淳二調で)」

こうやって、話が相乗して、ひとつひとつの、あやふやな体験談が、現実となっていく。テレビの怪談番組はここを切っちゃうから、ダメなんだよな。
また、リップさんは「生霊ちゃん」の話をしていました。題名はかわいいけど、話は怖い。

ところで第二部になって、リップさんに「明日12日は、日航123便墜落事故の日。中山先生、これに関する怪談ありますか?」と言われて「ありますよ。でも、どこにも書けないし、公には語れない」と言いつつ、こういう場だからと披露しました。坂本○さんに関する怪談や、破壊された肉体をもって出てくる霊(?)の話。
聞いたリップさん。「それは、書けないですね。聞かないほうがよかったかも」
生々しいんですよ。ああいう大事故に関する怪談は。下手すると、誰だか特定されちゃうし。
こういう話も、こういう場だから話せる。
「じゃあ、今日11日は、山の日なので、山に関する怪談は? たとえば、山の牧場」と、またリップさんの無茶ぶり。あれは1時間じゃ語れない。そしたらUFOに関する怪異談というリクエストが出て、これもヤバヤバな、メン・イン・ブラックの最新情報を。
あかんて。
しかし、なんなんやろね、メン・イン・ブラック。

ということで、少人数という場をいいことに、この日の第二部は完全に禁断の怪談大会に。
あかんて。
消えても知らんで。

ということで、終わるとリップさん、お客さんとで、厄落としに、ミナミの飲み屋街に行きました……。

さて、明日12日からは、かねてより告知しておりました、お盆興行。
20:00スタート、21:40までの膝突き合わせての怪談サロン。
語るもよし、聞くもよし、質問するも、リクエストするのもよし。
ゲストは招致せず、私と真名子がお相手いたします。


あと、24日。

kaidanyawa at 02:47|PermalinkComments(5)

2016年08月11日

怪談ぁみ〜ご登場。禁断の怪談が!

中山市朗です。

image (2)












なぜか、怪談あみ〜ご、事故物件住みます芸人、怪異蒐集家のスリーショットから。

36日連続怪談会「怪談の魔」。第11夜目のゲストは、KTV「怪談グランプリ1016」優勝者、ありがとうぁみくんでした。

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ぁみくんはねえ。私が東京で公演すると必ず客席に来てくれているんです。今回の「怪談の魔」の第一回目にもお客として来てくれていまして。いっぺんにこの場を気に入ってくれて、ぁみくんの方から「ぜひ、出してください」と直訴があっての実現。でも、その後、「怪談グランプリ」で優勝するとは思わなかった。

やっぱりその効果があったのでしょうか。
第一部は15人。
第二部は11人。
これくらいが理想。にしうらわ氏来演以来の黒字。ばんざーい。

まずは第一部、最前列の座布団に3人の女性が鎮座。演者との距離。数十センチ。
「近いんちがう」と私。
「つば、とばしまくりますよ」とぁみさん。
それでもそのまま動かず、目を見開いた表情は、ほんま、怪談をかぶりつきで聞きたい、という現れ。
こんな場所。何度も言います。「東京にはない」。
ということは、全世界に無い?

さて、まずは「怪談グランプリ」優勝の祝福から。
「ぁみくん。怪談グランプリ優勝おめでとう」
わーっと客席から拍手。
「いえいえ、そんな。ありがとうございます」
「さすが、ぁみくん。話が終わった後、これですと心霊写真をみせるとは! あれは獲るわ。いやぁ、そこまでして、優勝がほしかったのか。さすがやなあ」なんて言う(現場のお客さんはもちろん冗談めかして言っていることは察知していますよ)と、ぁみくんも大爆笑の後、「そうなんですよ。語りの世界であれは禁じ手。でも、スタッフの方と打ち合わせしていると、出そうということになって、出したんです。そしたら思いのほか、盛り上がりましたよ」と裏話を。
そこから、あの番組の裏話が。
実は現場では、微妙な怪異が連続していたが、テレビでは全部カットされていた、とか、ある人の怪談はすっごい怖かったけど、テレビで放送できない内容だったので、全面的にカットになった、とか、知られざる裏事情とそこに起こった怪異が。
「これ、SNSもダメですよ。いっても駄目ですよ。ここだけのはなしですからね」と、念を押しながら語るぁみくん。
ヤバい話がどんどん出る。

後でぁみくん、言っていました。
「言ってはダメなエピソードが、実は一番おもしろくて怖いんだけど、放送できないだろうし、もちろん本にも書けない。大きなイベントでも無理。でも、どこかで言いたい気持ちはあるんです。そしたら、ここ。この人数、雰囲気なら、言っても多分、大丈夫。いや、こういう場だからこそ、言える、言わなきゃならないという心境になりますね」
私も、放送作家をやっていましたから、それ、わかります。
とまあ、お互い、放送業界に関するヤバい怪談を展開していると、途中、小学生から中学生くらいの浴衣姿の女の子3人と、その母親、祖母らしき人が入場。
こういう子たちを、怪談リスナーとして育てなきゃと、私は急きょ、文化祭の学校で行った夜の肝試し、に関する
怪談を初披露。女の子たち、十分、怖がっていましたが、肝が「ぽんと、肩をたたかれる」という場面。
話し終わった後、油断しているぁみくんの肩をぽんと叩くと、飛び上がって怖がっていました。

お客さんより、ぁみくんが、一番怖がっていたようです。

二部は、女の子たちは戻ってこず、どちらかというと常連さんが居残り。
その代わり、松原タニシくんが客席に。あっそうか、もともとこの日はタニシくんの出番だったのを、ぁみくんに奪われたのでした。だから暇だったんだな。
そしてここでも、やっぱり、放送できない禁断の怪談を、ぁみくんが語る。私も取材先で目撃した、怪異の数々を。
山の中の隧道と赤いハイヒール……。
やっぱりぁみくん、客以上にビビッてるやん。

そしたら、あっという間に一時間。、演じている私たちが、「えっ、もう?」という時間の流れ。楽しかったですよ。

この後、ぁみくん、タニシくんたちとミナミの酒場へ移動。
うまいビールと、このくそ熱い時期に、鍋料理を。ほんとうは、この店のメニューにある謎の鍋料理の正体を見極めるために入ったのですが、「すみません。今日、食材が入らなかったのでできません」やて。
もやもやが残った。
そして、本日の黒字分が、全額ここの支払いに消えて、なおかつ、ポケットマネーから出金。
いや、楽しければいいの。
そのために働いているんだから。

さて、本日第11日目のゲストは、怪談ロッカーのリップさん。
「リップさんの怪談は、ほんま面白いですよ」とぁみくん。
14日には、「2016 リップの夏の怪談会〜りっぷおしょくじけんの怪」が、心斎橋で開催されるそうです。安い入場料で食事して怪談も聞けるようですので、怪談、リップ でググッてみてください。
今夜はおもしろ楽しい怪談会となりそうです。

明後日12日からは、以前より告知をしております、お盆特別興行として、お客さん参加型の怪談サロンを行います。皆様方のお相手は、私と真名子がいたします。
怪談を語るもよし、聞くのもよし。怪談好きなら、参加することに意義がある。

通常とは違い、20:00スタート、21:40頃まで。
1500円。
13日の土曜日は、盛り上がったら、二次会、行く?


あと、25日。



kaidanyawa at 04:47|PermalinkComments(9)

2016年08月10日

八甲田山とKホテルの心霊動画の裏話、解禁!

中山市朗です。

36夜連続怪談会「怪談の魔」。
第10夜のゲストは、デビュー当時、松竹のダウンタウンと注目された漫才師・シンデレラエクスプレスの渡辺裕薫さんです。今や中堅の実力漫才師として活躍なさっています。

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本人は見る、とかという体質でもないそうで、「じゃあ。なぜ怪談を語っている?」と質問すると「本業はお笑いだけど、ステージでしゃべるとなると、恐怖も表現してみたい。僕の中では同じです」という渡辺さん。
本来の話芸はそうなんですね。落語にも滑稽噺だけじやなく、芝居噺、人情噺、怪談噺などあって、笑わすだけじゃなく、泣かせたり、怖がらせたりするのが、本当の噺家。
「落語家じゃなく、噺家と呼んでもらえると嬉しい」という噺家さんがいますが、要はそういうこと。
浪曲、講談だってそう。笑いあり、涙あり、そして怪談あり。
昨今は、お笑いの部分だけが、なんだか評価され、お客を呼んでいますけど。
そういや、漫才にはないよねえ。
人情漫才、怪談漫才……。

さて、月曜日。お客さんの数が心配。で、わっ、やっちまった。
第一部、一人。でも一人は来るんですな、不思議と。
この男性。近くに職場があって、時間が空いた。マンガ喫茶でも行こうかと思ったけど、こんな催しがあることを知って、来てみたんだとか。怪談を聞くのは初めてだが、私のことはご存じで「新耳袋」は読んでいたんですと。怖くて途中で断念したらしい。
とまあ、そんなお客さんとのやりとりから、怪談ライブがはじまります。まさに、サロンです。怪談サロン。
となるとですよ、この人にぜひ、怪談を好きになってもらいたい、絶対にリピーターにする、と、私も渡辺さんも、心に火が点きます。
渡辺さんが熱演。それを隣で聞く私も、得した気分。特にお笑いと芝居の街、道頓堀ですから、ここがどういう土地で、お笑いや芝居の中にどんな怪談がひそんでいるのか、という流れになり、語っている我々が、楽しい。もちろん、恐怖のおとしどころも、計算通り。こういうお客さんの場合、やり慣れた話ができるので、じっくりと余裕をもって語れるわけです。
このお客さん、大変満足されたようで。
二部に引き続き、この方は参加。リピーター化成功。あと二人。一人は看板を見て入ったというビギナー。もう一人は二部は皆勤という表彰状をあげたいKさん。
さっそく語り始めた渡辺さんが、幼いころ体験した怪異談。15分の熱演。この話の中に、軍人、というキーワードが出たので、私は『新耳袋』に書いた「八甲田山」と、その後に続いた後日談の数々。これ、怪談好きなら聞き逃せない、めったに話さない現在進行形の話です。えっ、聞きたかった?
残念でした〜。
すると、渡辺さん。
「僕の後輩がKホテルという廃墟でとんでもないビデオを撮ってきたんですよ」と、あの恐怖動画の裏話。
知ってますでしょ? 当時の松竹の若手の一人が、罰ゲームとして、廃墟となったK観光ホテルのフロアを一人でまわっていたときに、背後に映った女の顔……。
あの動画は、ホンモノですな。
「あれは幽霊なんかじゃないよ」という人がいたら、じゃあなんなのか、説明していただきたい。説明つかないですよ、きっと。
私、あの動画に関しては、撮影した本人と現地に行って、かなり詳細な取材をしたんですが、同じ松竹芸能にいただけあって、渡辺さんからは、私の知らないエピソードが!
で、私にもあるんです。あの映像に関する後日談が。
えーい、この際、公の場では、どこにも話さなかったこと、解禁だ!
これ、怪談マニアなら、聞き逃しちゃ、あかん!
でも、少人数だからこそ、「ここだけの話」が出る。
私もねえ、「松竹芸能の内部で、そんなことあったんや」と、渡辺さんの話、仕事も忘れて聞き入ってしまいました。
いやいや、語っている我々が、もう時間?
というほどの、怪談の魔。まさに魔の時間ですよ。

ということで、本日4人。完璧に赤字。
でも、内容は充実。演者はこういう状況にこそ、真価を発揮するということを、ここんところ実感しています。

さて、本日は、東京から、次世代の稲川淳二と言われている、漫才師であり怪談家でもある、ありがとう・ぁみさんの来演です。
私、漫才師としてのぁみさんを、見たことがない。恐怖ですな。会うたびにデカくなっている。怖いですな。
先日放送されたKTV「怪談グランプリ2016」の優勝者。出る杭は……、いや、嘘です。

そして、明日は、怪談ロッカーの登場。本業はミュージシャンだが、怪談好きが高じて、というリップさんの登場です。
怪談好きを称するなら、どっちも聞き逃すなかれ。

そしてそして、12日から5日間のお盆は、怪談ライブというより、怪談サロンのような空間にしてみたいと思っております。
サロンというのは、本来欧州の貴族たちが社交場を作って、知的な会話を楽しむことを言うわけですが、怪談の魔では、そのテーマを怪談にして、畳に座って膝突き合わせて語り合おう、というものです。
このお化け屋敷内に畳の間を作ったのは、実にそういう意味があったわけです。
もちろん端っこに座って、聞くだけでも結構ですが、怪談に関する質問などにもお答えしたり語ってみたり。あの話の裏エピソードとか。
それにちょっとねえ、8月はこんなだし、9月も土日が詰まっておりまして、プライベート怪談会ができそうもないので……。ぜひ、こちらに参加していただきたいのですが。
20:00スタート。100分やります。

大阪の怪談マニア、好事家から、新たな怪談文化を発信していきたい、という、これは「怪談の魔」の趣旨でもあり、大阪文化復興の、ある意味とっかかりとしたいと思っております。
皆さんの参加がなくては、それも成就しません。


で、
あと、26日。

あ、
「Dark Night19」。前売りチケットの残り、あと、2、3枚しかないそうです。
急げ!








kaidanyawa at 04:30|PermalinkComments(9)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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