2017年11月

2017年11月30日

ビバ!サントリーCM集

中山市朗です。


今晩は、飲んでおります。

一人で、バーボン。
大勢でわいわい飲むのもよし、親しい人と飲むのもよし。
でも、構想を練ったり、考え事をするには、一人で飲むのがよし。

ただ、今宵は、ビデオを観ながら、ウイスキーを飲む雰囲気を味わってみました。

今は懐かしのテレビCMが、YouTubeにあげられていていろいろ観れますが、私はDVDで門外不出(?)のCM集を膨大にコレクションしておりまして、入手先は、言えません。ま、業界関係者。
今宵視聴したのは、サントリーのCM集。
実は、サントリーのウイスキーはあまり好まないのですが、CM作りはすごくクオリティの高いものがあります。
飲みながら観ると「いいんだなぁ〜、これが!」

ちょっとご紹介。

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アンクル・トリス。なつかしい!

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サントリー・レッドの宇津井健。
「これが仲間の、あ〜いさつ」

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サミー・ディビス・ジュニア。
「ウ〜ン、サントリー」

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サントリー・リザーブ。
1分間、ほとんど動かない黒澤明。
それで画面が持つ!

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サントリーのフルーツ・ソーダ。
可愛かったころのアグネス・チャン。

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サントリー・オールド。
『1941』製作現場から、スティブン・スピルバーグのメッセージ。
レア映像。

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放浪の詩人ランボー。
「あんな男、ちょっといない」

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おおっ、リー・ヴァン・クリーフ!
「my old friend」
サントリー・オールド。

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サントリー・クラブハウス。
歌う、ジョン・ローン。
最近、観まへんな。

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ショーン・コネリー。
「時は流れない、それは積み重なる」

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大原麗子さんが出ていた「待ちぼうけ」シリーズ。
市川崑の演出でした。
「少し愛して、ながく愛して」

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マーラーの交響曲『大地の歌』が使用され、マーラー・ブームが来た。
「ウイスキーに重なる音楽、サントリー・ローヤル」


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松田聖子ちゃんの「スイートメモリーズ」が印象的。
所ジョージのナレーション。
「泣かせる味じゃん」
サントリーCANビール。

ま、いろいろ懐かしかったですわ。
私にとっての「癒し?」





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2017年11月29日

ビバ!アルコール!

中山市朗です。

徹夜明けの作業が終わりまして。
おおっ、今気が付いた。

ここ二晩、アルコールを摂取していない。
週に一夜くらいは、休肝日をと意識していますが、二夜続けてというのは、ちょっと記憶にない。
なので、ここに記しておきます。

ちなみに、ウイスキーはバーボン。安いのでいい。
スコッチの安いのはあきませんな。old parr クラスなら大好物になりますが、高いのであまり一人では。
田中角栄氏は、old parr をラッパ飲みしてたとか。私の夢ですな。
カクテルは雰囲気で(ひとりでは飲まない)。
ワイン、日本酒も好物(肴が旨いですな、これ)。
焼酎は、モノによる(記憶をなくす焼酎がある)。
ブランデーはねえ、ちょっとあの甘みがいらない。
学生時代によく飲んだのがウオッカ。いっぺん、アルコール度数90%というのを飲んだことがありまして。
アルコールをそのまま飲んだ、という感想。死ぬ間際にあれ飲んだら、生き返るかも?

ビール?
あんなん、麦ジュース。
チューハイ?
なにそれ。

我が書斎にそびえたつボトル・マンハッタン・ストリート。

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そろそろ忘年会の予約!

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kaidanyawa at 08:28|PermalinkComments(3)

2017年11月28日

『怪チャンネル』、訂正です。

中山市朗です。


え〜、訂正であります。

昨日のブログで、『中山市朗・怪チャンネル』の次回の配信は、12月6日(水)と告知しましたが、
正しくは、

12月5日(火)の配信です。

申し訳ございませんでした。

生配信で、はるみちゃんが司会進行をいたします。

お詫びに『中山市朗・怪チャンネル』のCM動画を貼り付けておきますのでよろしく。

アーカイブの第一回目をご覧になった方、私がさかんに咳込んで、本調子ではないのがお分かりかと思います。その原因が少しだけ明らかになるCMです。



 

中山市朗・怪チャンネル


kaidanyawa at 02:47|PermalinkComments(0)

2017年11月26日

警告 WARNIG 幽霊の瓶漬け?

中山市朗です。

いつもとは、ちと違った『中山市朗・怪チャンネル』、いかがでしたか?
録画配信ということがライブ感を損なうと、リスナーの方は判断したからでしょうか、視聴者数がいつもよりぐぐっと少なめなのが気になります。
はるみちゃんがいないことを残念がるコメントもありましたが。
でも、その分、怪談が1時間の枠の中に、ぎゅぎゅぎゅっと詰まった内容になっています。
冬だからこそ、怪談好きな方にはぜひ視聴していただきたいと思います。

↓ アーカイブ、ここから視聴できます。

中山市朗・怪チャンネル

次回の『中山市朗・怪チャンネル』は、はるみちゃんをMCに、生配信する予定です。
ただし、日曜日配信は次回も無理ということで、平日の夜ということになります。

12月6日(水)、21:00より。

テーマ、内容についてはまだ決まっていませんが、決まりましたらまたこのブログでお知らせします。

ところで、最近、作劇塾のツイッターなどで本人がつぶやいていますが、
塾生が、ghost bottle なるものを購入したとか。

なに、それ?
って?

米国にghost hunter 団体なるものがあったのですが、この団体が解散し、ghost、つまり幽霊を退治して、瓶の中に閉じ込めものが、売りに出されたようなんです。最後の28本のうちの1本を、うちの塾生が買ったというんです。

これ。

ゴーストボトル



















ワインボトルではございません。
中に幽霊が閉じ込められている、らしい。
掃除機みたいなもんで吸い取って、ぽんと、瓶の中に閉じ込めたのでしょうか?
日本の、お祓いによって退散させたり鎮魂させるのとは、ずいぶんと違って、直接的、攻撃的な対処法ですな。
本人のブログによると、届けられた時は、こういうプロビデンスの目の入った箱に入っていたらしい。


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1本1万円だったそうです。そこがね、なんかね。
10万円くらいだったら、私も買ってたと思うんですが、1万円という値段が、なんか。
で、世界に28本しか売りに出されていないこの瓶を、うちの塾生が簡単に買ったというのもね。楽天の通販にも一時出ていたし(今はさすがに売り切れ)。
なんとも不可解な瓶です。

買ったのは、SFを書いている東野くん。うちに入って来た時は、「そんな非科学的なもの、僕、信じません」みたいなキャラだったのが、だんだん、昨年のお化け屋敷にあった人形だとか、私の怪談ライブのお客さんが置いて行った、霊を感知する鈴だとかを自宅に持って帰って、喜々とするキャラに変貌しました。
とり憑かれているんでしょうか?

そのボトルを先日、うちへ持ってきたので、持たせてもらいましたが、重みは無し。
コルクと赤い蝋で封印してあり、瓶の内側には黒いフォルムが施してあった、中は見えません。
この中に閉じ込められている幽霊は、2009年2月27日(米国・現地時間)にフロリダで捕獲されたものと、記載されています。ちゃんと(?)、幽霊証明書なるものもついていて(もちろんEnglishで書かれてあります)、密封されている状態では大丈夫だそうですが、開封すると何が起こるかはわからないので、自己責任で、とあります。
具体的に、どんな幽霊が閉じ込められているのか、それは、男なのか女なのかは不明。

ただ、性格はmeanとありまして、これは、卑怯な、陰険な、扱いにくい、という意味で、まあ、やっかいな、いらんことしいの幽霊のようで。

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詳しくは、塾生・東野明のブログにあります。


http://blog.livedoor.jp/gamma_ray_burst/archives/2017-11-21.html


で、問題はどこで開けるか?

やっぱりねえ、こういうこと好きそうな、うちのお客さんの前でかなあと。
とすると、「Dark Night」の会場かな?
と、そんな話にもなっております。

でも、本当に何かが閉じ込められているのでしょうか?
1万円ですからな。
「わあ、騙された」でも、なんかこれだけ楽しんだからまあいいや、と許せる範囲ですもんね。
とはいえ、何かあったら、誰がどう責任取るのか?
とはいっても、それが霊の仕業だと立証できるのか?
道頓堀ですからな。ひょっとして千日前に出る幽霊たちと共鳴しあって、とんでもないことになるとか?
あるいは、米国の幽霊に立ち向かう千日前幽霊団とのバトルがはじまったりして。
『妖怪大戦争』ならぬ『幽霊大戦争』!?
まあ作家としてのイマジネーションは膨らみますが。

ホンモノのユーレイ、ねえ。
それとも、アメリカ人のしょ〜むないジョークにつきあわされているんでしょうか?

ま、鑑定書のある、ghost bottle!


開封はしましょう。
でもそれは、来年? 再来年? もっと時間をかけて様子を見る?
ほんとにお客さんの前で?

う〜ん、どうします?





kaidanyawa at 22:54|PermalinkComments(10)

いつもと違う『怪チャンネル』を視聴せよ!

中山市朗です。

今年の夏から、基本的には隔週の日曜日、21:00より配信しております、
中山市朗がお送りします、本格怪談番組、
『中山市朗・怪チャンネル 第十怪目 』。
 
本日26日(日)も、21:00より配信いたします。

今回は都合により生放送はできません。
ですので、録画放送となります。
内容としては、私自身の案内により、私が語る怪談ビデオを何本か紹介する構成となります。

2015年3月まで、TBSらじこん、で有料配信していた『幽怪案内』より。
「ジーショツク」「鉄扉の門」他。

晩秋の(もう冬か)夜を、本格怪談で、お過ごしくださいませ〜。

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↓ 視聴はコチラから。

中山市朗・怪チャンネル





kaidanyawa at 00:01|PermalinkComments(3)

2017年11月25日

安定か自由か。

中山市朗です。


昨日の私のブログが効いたのか、今回の休塾者は3名のみ。長期休塾の二人と、やっぱり仕事が忙しい一人。
忙しいという人、郵便局員ですから。今の時期、これは仕方がない。

でも、誤解しないでいただきたい。
病気になったり風邪をひいたりしたら、休養していいんです。無理することは無い。
ちゃんと完治させましょう。大事な身体なんだから。
ただ、原稿の締め切り日をきっちり守ることは、プロとして当たり前。
風邪ひきました、は言い訳にならない。
そこは、そういう世界だから、理解しろよと。
会社だって納品が遅れたり、できなかったりすると、えらいことになります。
作家は、そういう責任を全部ひっかぶることになるから。
そういうことです。

体調管理もプロの仕事。

まあ、全然体調管理のことも考えず、不摂生している私が言っても説得力ないのかも知れませんね。

思うに、病気の原因はストレスなんかなあ、と。
どこか無理していたり、悩みがあるとか。嫌やなあと思いながら、ただ食うために毎日仕事をしているとか。
人間関係もあるのかも知れませんね。
病気の原因は、こういったストレスが大きい、というのは医学界でも実証されているようですけど。
多くの現代人の抱える悩み、問題です。

私は、嫌なことは一切やらないので、また、やりたくないからこういう稼業をやっているわけで、一般の人たちと比べると、ストレスが無い、と思います。鬱になったこともない。
好きなことをやって、毎日過ごせるって、幸せなんや、と。

だから、やりたいことがあったら、やってみようよ。
やっての後悔より、やらない後悔の方が、おそらく人生にとって、大きいと思うわけです。

これが作劇塾からのメッセージ。
ただし、定収入も老後の保障も無い。クレジットカードの審査も落ちます。

安定を取るか、自由を取るか。
別に兼業でもいいですよ。そういう作家さんも多いですもん。
でもそれはそれで、時間も取られる、体力も集中力も必要。寝る時間を削るしかない。
それができないと、書けない言い訳が、仕事が忙しいから、となる。
だから、よほどの覚悟が必要だよ、と。

でも、安定というのも、今後はどうなるか。
仕事の在り方が、ここ数年でガラリと変わる、という専門家の意見もあります。
人工知能やロボットが、どんどん人間から仕事を奪っていくでしょうから。でも、モノを書くということは、人間でないとできないし、需要も無くならない。
定年も無い。好きなら続けられるはずです。

モノは考えようですかな。

こんな作劇塾ですが、あと、2〜3人ほどなら、受け入れます。
あんまり増えすぎても、私塾としてのきめ細かい指導もできなくなりますしね。


作劇塾では、塾生を常時募集しています。
入塾費1万円。月謝制で月1万円。
小説、ノンフィクション、怪談、構成作家、シナリオ作家志望者に対応しています。
プロを目指すわけではないけど、ちょっといろいろやってみたい、別の世界も見てみたい、という人も歓迎します。
塾の見学もOK。

問合せは、
info@officeichirou.com






kaidanyawa at 07:23|PermalinkComments(3)

2017年11月24日

かくも恐ろしきプロの世界?

中山市朗です。

本日は、19:00より作劇塾。
心配なのは、塾生が何人来るのか?

前回は、二人で始まりましたから。二人が遅刻してきて四人。
 
一人は鬱になっているらしく今年いっぱいは来ないらしい。
もう一人も体調不良で長期休暇の申請が。
二人は風邪。
もう一人は、仕事が忙しい。
ここんとこ休んでいて、久々に塾復帰、のはずの一人は、衝動買いして塾費が払えない。

う〜むむむむ。

急に冷え込みましたからなあ。

まあ、体調管理には気を付けましょう。
考えたら、今年も終わろうというのに、今年は塾生全員がそろった、ということが無い。

我々フリーランスの人間はねえ、病欠はありえないわけですよ。代替がきかないですから。
また、代替がいるようなら、それは大したクリエーターではない。
病気しようと入院しようと、原稿の締め切りは待ってくれない。
私の場合は、トークライブをやっていますが、これも何があっても休めない。
テレビのレギュラーを持っているタレントさんなんかもそうでしょう。

どうしても、という場合は、仕事はキャンセル。一回これをやっちゃうと、信用を著しく損ねます。

舞台をやっている人は言うじゃないですか。
「この稼業は、親の死に目にもあえない」
あれ、ほんまですよ。特に主役級だとね。お客さんはその主役を観に来ているわけだから。

誰かが代わってくれたとして、以後、その人に仕事を奪われることもありえる。
それは病気より怖いことかも知れない。
死活問題ですもん、これ。

私の知り合いの漫画家さん。原稿締め切りの数日前から体調を崩して、寝込んでしまったといいます。
で、当日。仕方がない。編集部に電話。
「風邪ひきまして、原稿、今日は無理です」
すると、編集さん。
「あ、そう。無理。ならいい」
ガチャリ、と切れた。
この漫画家さん、とたんに熱もひいたそうです。起き上がって一心不乱に原稿を描き上げて。
「ならいい」という言葉が、「じゃ、次回からの掲載無しね」と聞こえたらしい。
描き上げて、再び「できました」と電話したら「そら、そうだろ」と当たり前のような返事だったとか。

ある脚本家。
体調を崩して入院。面会謝絶。
そこに映画のプロデューサーと監督がずかずかっと入っていく。
奥さんが止めます。
「ちょっと。面会謝絶ですよ」
「原稿、取りに来ました。今日が締め切り日なんで」
「うちの人、仕事できるような状態じゃないです。ちょっと、うちの人、殺すつもりですか」
そしたら枕元に封筒が。中にちゃんと原稿があったそうです。
「じゃ、おじゃました」と、普通に帰っていく二人。

この脚本家の人も、もうろうとした意識の中で、ふたりが原稿を取りに来たこと覚えていたそうです。そして、ちゃんと原稿、仕上げてたんですね。
取りに来た方も、プロなんだから、締め切り日に取りに行ったら仕上がってるだろう、という感じで。

恐ろしい世界です。
ま、こんなん、極端な例かもしれませんが。でもこれがプロの世界です。
病弱な作家さんもいるでしょうけど。この場合、どんなやりとりがあるんでしょうか?
ベストセラーを叩きだしていてる大御所なら、無理も効くようですけど。

精神的に病んでいる作家さんは、たくさんいる?

私が凄い、と思ったのは。
『乱』の撮影現場。
黒澤明監督、当時75歳。風邪ひとつひかん。現場では精力的に動き回り、撮影後は肉とお酒を浴びるほど召し上がり、自室に戻るとウイスキーを1本空けながら、翌日の現場を指示する撮影コンテを書く。
そんなん見てたら、20代、30代の若手スタッフは「しんどい」とか「風邪ひいた」なんて言ってられない。またそんな人もいなかった。怪我、とかはありましたけど。

病は気から。

それを観たような現場でした。

私?

風邪ひとつひかないんでね。
原稿が書きあがらない場合の言い訳が思いつかない。
「みすません、風邪ひきまして。ゴホゴホ。二、三日、原稿、待ってもらえませんか。ゴホゴホ」
編集部。
「はいはい。もうちょっとひねった言い訳しましょうね」


チャンチャン♬





kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(8)

2017年11月23日

『聖書』を観よう!

中山市朗です。


塾生たちには『聖書』くらいは読んどけ、と言っております。
いやいや、私はクリスチャンではないですよ。
教会に通ったことはないし、キリスト系の新興宗教の勧誘をしてきた、おオニイさん、おネエさんを論破して二度と来なくしてやったこともあるし。神社の研究はしても手は合わせない。実家は日蓮宗ですけど、空海に惹かれる。かといって、真言宗の信者でもない。かといって、無神論者でもない。
私にとってのバイブルは、映画の『2001年宇宙の旅』。

まあ、そんなこんなで。

私が言うのは、教養として読んどけ、ということ。
知ってます? 
1885年から1999年の間、『聖書』は3880億冊(『日本版ギネスブック』による)出ましてんで。億でっせ。そして翌2000年の1年間だけで6億3300万冊が、聖書協会によって配布、販売されました。

これ聞いただけでも、読んどかんと、本好きの名がすたるってな、もんでしょ。

『聖書』はねえ、人類の叡智が書いてある。
『聖書』が無ければ、ここ、千数百年の人類の進化や文化は、随分違ったものになっただろうし、ヨーロッパ文化もまったく違うものになっていたでしょう。ヨーロッパ=キリスト教、なのです。
アメリカ合衆国だってそうです。聖書を持った人たちが、開拓していった。中南米では、聖書をもった人たちが現地人を皆殺しにしたりした。アフリカで現地人狩りをして、奴隷としたのも聖書を持った人たち。
一方で「愛」を説くのも聖書を持った人たち。
十字軍の蛮行や魔女狩りなども含めて、私には、彼らのことをどう考えればいいのか、さっぱりわからん。
中東の問題も、根本に『聖書』があるわけです。
フランスやイタリア、ドイツ、イギリスやロシアの文学や映画も、聖書の知識があるのと無いのとでは、その理解度も印象度も、全然違います。音楽もそう。
クラシック音楽の原点は教会音楽。
オカルトにしても「聖書」読まずしては、一言も語ってはいけない。
いけませんよ、そこのアナタ!

以前、世界一周してきた、というヤツと話していて、どうもそのわりにはわかっていない。
「あんた、聖書、読んだことある?」
「全然」
「だからや!」
と、けちょんけちょんにしてやりました。わっはっは。

とはいえ、うちの塾生のブログを読んでいると、難しくてなかなか進まない、と書いてありました。
そらそうでしょう。信者じゃないんだから。
信者の人だって、牧師とか神父さんに、教えを説かれて読んでいるから、わかったような気がするわけです。
私が論破した信者は、聖書は読んでいない。いや、読んではいるんでしょうけど、教えてもらったことをそのまま鵜呑みにしているから、真から読んでいない。読んだつもり。だから私なんかに論破されるわけでして。

でも、私が言う「聖書」は読んどけは、あくまで教養として、ですから。
いいガイドがあります。
映画を観ましょう。
「聖書」の中の壮大な物語、キリスト伝を映画化した作品がたくさんあります。
私も、「聖書」を読み、理解するのに、これらの映画のイメージ、ストーリーが、随分役立ちました。

観るべき映画。

まずは「聖書」の最初。主が天地を創り、給う。

『天地創造』
ジョン・ヒューストン監督。
天地創造から、アダムとイブ、カインとベル、ノアの箱舟、バベルの塔、ソドムとゴモラ、アブラハムの試練とイサクの生贄、と、「聖書」の創世記の最初の部分が映画化されています。
原題が『The Bible: in the Beginning』ですからな。

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この中の「ソドムとゴモラ」のエピソードを映画化したのが、イタリア映画の『ソドムとゴモラ』(1962)。
「後ろを振り返ると塩の柱になるぞよ」
ロバート・アルドリッチ監督。
調べたら、DVDにもブルーレイにもなっていませんでした。
なので、私が所持するパンフレットを(コレクター自慢)。

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『十戒』『1966』。セシル・B・デミル監督。
「出エジプト記」の映画化。でもまあ、難しいこと考えんでも、十分スペクタクルとして楽しめる映画です。
チャールトン・ヘストンがモーセを演じます。デミル監督によればヘストンの顔が、ミケランジェロのモーゼーセ像に似ていたから、とか。

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「聖書」の出エジプト記の映画化。
いつか救世主が現れると信じながら、エジプトで奴隷となっているヘブライ人。ここに、預言者モーゼが現れ、ヘブライ人たちをエジプトから脱出させる。真っ二つに割れる紅海!
この後、モーセはシナイ山に登り、神自らが書かれたという「十戒」の石板(タブレットとはこのことです)を持って、ヘブライの民に戒律を示します。この石板が納められた箱がアークであり、後にインディ・ジョーンズとナチスが争奪戦を繰り広げるのが『レイダース・失われたアーク』となるわけです。


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こういう映画も、そういう知識があった方が楽しめるでしょ。

『十戒』
スペクタクル娯楽作品としてもオススメ。

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ディズニーのアニメで『プリンス・オブ・エジプト』というのがありましたが、これも同じ題材。でも、同じ見るなら『十戒』。 また、リドリー・スコット監督で『エクソダス 神と王』(2014)というのがありましたが、まあ『十戒』。

モーセによってエジプトを脱出、ヘブライ人は約束の地カナンに定住。そのころの英雄について書かれたのが「士師記」。
七人の侍ならぬ七人の英雄のうちの、怪力サムソンのエピソードを映画化したのが、『十戒』のデミル監督、『サムソンとデリラ』。ヴィクター・マチュアがサムソンを、デリラをヘディ・ラマーが演じています。
この、ヘディ・ラマーという女優さんは、1933年の『春の調べ』という映画で、非ポルノ映画にも関わらず全裸を披露した女優さんで、それは映画史初のオール・ヌードでありました。ラマーが最初に結婚したのはフリッツという豪商。武器商人でしたが、『春の調べ』を観たフリッツは、嫉妬に狂い、全世界の『春の調べ』のプリントを買い占めようとして……、あ、話が逸れてますな。
ついでに言うと、ゲイ雑誌の『サムソン』はここから取られているわけで……。
もとい。「聖書」ですわ。

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さて、そのヘブライ人たちは、ダビデ、ソロモン王の時代に最盛期を迎えます。フリーメーソンの奥義の象徴たるソロモンの神殿はこの時代に作られ、契約の箱アークは、その神殿の至聖所に置かれます。
ダビデ、ソロモンの時代については「列王記」「歴代記」に記されます。

ダビデ王の苦悩を描いた『愛欲と十字架』という、ヘンリー・キング監督、グレゴリー・ペックが、ダビデ王を演じた1951年の映画がありました。ビデオ、DVD、ブルーレイ、いずれも無し。私サントラCDは持ってますけど。

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ダビデ演じるグレゴリー・ペック。背後にダビデの星が!

ダビデの星。現在のイスラエル共和国の国旗に使われていますな。

六芒星










こちらが、ソロモンの知恵を示す五芒星。


五芒星














『キング・ダビデ/愛と闘いの伝説』という1986年、リチャード・ギア主演の映画もありましたけど、これも商品化されてないようです。以前、レーザーディスクででいてたけど。

ダビデの息子がソロモン王。ソロモンの知恵というくらい、偉大な王でした。けど、シバの女王の色気にまいっちゃいます。
キング・ヴィダー監督で、ユル・プリンナーがソロモン王を演じた、『ソロモンとシバの女王』(1959)。妖艶なシバの女王を、フランスの女優、ジーナ・ロロブリジダが演じました。

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さて、ダビデ、ソロモンの時代が終わると、イスラエル王国は南北に分裂。周囲の国にたびたび攻められ、ソロモンの神殿も破壊されます。このとき、至聖所に合ったはずのアークが無かった。
失われたアーク、はここから来ます。
このことは、預言者イザヤ夫婦が預言していて、イザヤも行方をくらまします。
やがて彼らは、日本にアークを持って上陸し、イザナギ、イザナミとなります。アークは御神輿の原型となります?
本気にするもしないも、アナタ次第?

以上の映画で、だいたいの「旧約聖書」の物語、世界観はイメージできるかな、と。
続いて「新約聖書」。

駆け足で。

「聖書」といえば、実は新約をさすことが多いわけで、「旧約」は、ヘブライ人たちの歴史が、「新約」はイエス・キリストの教え、福音が書かれています。福音、つまりは神の言葉ですな。と、同時に、マタイ伝などには、キリストの生涯についても言及しています。その、キリストの生涯を描いた映画を紹介。

『キング・オブ・キングス』」(1961)。
ニコラス・レイ監督。ジェフリー・ハンターがキリストを演じましたが、生身のキリストが動いてしゃべる、という最初の映画です。それまでそういうことはタブーでした。『ベン・ハー』(1959)では、後ろ姿のキリストは登場しましたが。

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『偉大な生涯の物語』(1965)。
『シェーン』のジョージ・スティブンス監督。
ハリウッド進出第一作目となる、スェーデンの名優マックス・フォン・シドーがキリストを、洗礼者ヨハネを、「ベン・ハー」のチャールトン・ヘストンが演じます。キリストの生涯をお勉強するなら、この映画。
オリジナルはなんと4時間20分あったそうですが、現在は199分のものが観られます。

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異端の巨匠、ピエル・パオロ・パゾリーニというイタリアの監督も撮っています。『ソドムの市』のあの監督ですねえ。最初、パゾリーニがキリストの映画を撮るというので、随分カトリックの団体とかからクレームがあったそうですが、ちゃんとした(?)、まじめな映画に仕上がっています。
『奇跡の丘』(1964)。原題は『マタイの福音』。

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このほかにもいろいろあります。
イタリアで制作されたテレビドラマ。日本では劇場公開となった『ナザレのイエス』(1977)。
監督は、オリビア・ハッセイで『ロミオとジュリエット』を撮った、フランコ・ゼィフレッリ。
ロバート・パウエルがキリストを、オリビア・ハッセィがマリアを演じています。

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2008-08-29


まあ、こんだけ観れば、『聖書』も読みやすくなるでしょうし、知識もつきましょう。

ちなみに、『ベン・ハー』は、キリストの生涯のサイドストーリーといえましょうか。
『ベン・ハー』の冒頭に、ソロモン神殿が出てきますが、あれは破壊された後に再建した神殿です。ラストに磔になったキリストが奇跡を起こします。日本人は、あのシーン、納得できない人が多いようですが、『ベン・ハー』は、あれがないと成り立たないわけです。
磔になったキリストというと、あの世に召されたキリストがまとっていた衣をめぐっての『聖衣』という歴史劇もあったっけ。

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『聖書』の最後に「黙示」、つまり「ヨハネの黙示録」があります。
『オーメン』(1876)は、この黙示録のメッセージがテーマ。
だから『オーメン』は、ホラーではなく、オカルト映画なんです。
このほか、ベルイマンの名作『第七の封印』(1956)とか、コッポラの『地獄の黙示録』(1979)から、『ターミネーター』(1984)なども、「黙示録」という世界観が根底にあるわけですな。


おしまい。



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2017年11月22日

『中山市朗・怪チャンネル』の録画収録日。

中山市朗です。

昨日『中山市朗・怪チャンネル』の収録をいたしました。
とはいっても、配信はしておりません。

『中山市朗・怪チャンネル』は、基本的には隔週日曜日の21:00より、生配信となりますが、無料放送。
出演者もスタッフもボランティアですので、どうしてもお仕事が優先します。
日曜の夜は、イベントやライブが開催されることも多く、特に年末年始にかけて、生配信が困難になりそうです。
ですので、番組のストックをしたわけです。
生配信とは番組構成は異なった方がいいと判断し、録画配信は私一人で進行。
私が語る怪談は、2015年3月まで、TBSらじこん、で配信していた『幽怪案内』から何話か選んで放送いたします。

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『幽怪案内』では、きっちりと怪談を語ったものを収録しておりますので、怪談好きな方なら、素直に楽しんでいただけるものと、思います。

この日は2本分録画収録。
1本は、まだ出版物では未発表の「ジーショツク」他、3本を『幽怪案内』より紹介。進行を担当している私も、その場で怪談を語っております。

収録された番組は、26日(日)の21:00より配信いたします。
視聴者の皆さんは、いつも通りお楽しみください。

もう1本収録。こちらは『ミサオちゃんが来る』ともう1本。一話20分以上という比較的長編怪談を紹介しています。こちらは、来年1月に配信することになると思います。

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まあ、何があろうとも月2本は必ず配信いたします、本格怪談番組、『中山市朗・怪チャンネル』。

よろしくお願いいたします。

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中山市朗・怪チャンネル



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2017年11月21日

幻のドラマ入り『ミッドウェイ』、ブルーレイ

  • 中山市朗です。

    まず、今月、新塾生が入ってきました。放送作家志望。
    さっそくブログをはじめたようなので、彼女が成長するのかしないのか、叱咤激励お願いします。

     塾生・西川友香子
    ⇒「イツカミタ夢フタタビ」


    さてさて、

    一昨日の映画『戦争のはらわた』に続いて、今回は、映画『ミッドウエイ』のブルーレイについて。

    戦争映画にもいろいろありますが、第二次大戦における、大作戦を映画として再現する、いわゆるオールスター・キャストの超大作というのが、60年代から70年代にかけて作られました。

    連合軍の反撃の転機となったDディ、ノルマンディ上陸作戦を描いた『史上最大の作戦』。連合軍によるパリ解放を再現した『パリは燃えているか?』、大戦初期の英国とドイツとの制空権争いを再現したイギリスの俳優総動員の『空軍大戦略』、快進撃を続けていた連合軍が敗退するマーケット・ガーデン作戦を描いた『遠すぎた橋』。これらに触発されて、ソ連は国家を挙げての『ヨーロッパの解放』、ユーゴスラビアでも、ハリウッドからユル・プリンナーやオーソン・ウェルズなどを招いて『ネレトバの戦い』なんて作りました。アルデンヌでの戦車戦を描いた『バルジ大作戦』も、フィクションが大半でしたが、いずれも日本ではヒットしました。

    一方、太平洋戦線はといいますと『戦場にかける橋』なんて名作もありましたが、超大作となると……。
    日米は、互いに大艦隊を太平洋に送り出し、世界でまれにみる空母を使った航空戦を何度もやっていますが、こういうのは、スケールが大きすぎて、作れなかったんでしょうな。
    ところが1970年、20世紀FOXが『トラ・トラ・トラ!』を公開します。日本海軍の航空隊による真珠湾攻撃の詳細を日米両側から再現しようという大胆不敵な映画。日本側の監督は、黒澤明にオファーされましたが、いろいろトラブルが続いて降板。制作当時から物議を呼んだ作品でしたが、戦艦長門や空母赤城の実物大のセットを作り、改造されたゼロ戦や九九艦爆や九七艦攻などが画面狭しと飛び回りました。

    さて、『ミッドウェイ』は、ユニバーサル映画が、アメリカ建国250年を記念して製作した、日米の空母が激突したミッドウェイ海戦を、日米双方から描こうとする大作でした。1976年公開。

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    ところが、これ、肝心の戦闘シーンが、ありものの劇映画やドキュメンタリー・フィルムをつぎはぎしたものを使用するという、いわば手抜き映画だったんです。それでもねえ、高校生の私はロードショウで観て、「この場面、トラ・トラ・トラ!のフィルムやん」などと、失望しながらも結構楽しんだ思いがあります。劇場には陸上自衛隊の集団と、なぜかキリスト教の尼僧の制服姿も5、6人鑑賞されていたのを覚えています。
    自衛隊はわかるけど、なんで尼僧?
     
    で、『トラ・トラ・トラ!』は、日本やヨーロッパではヒットしたものの、アメリカではさっぱりで、この失敗は、日本人が日本語を喋っていたからだ、ととち狂った判断もあって、『ミッドウェイ』では、三船敏郎扮する山本五十六以下、日本の軍人、兵士は英語を喋るという事態に。
    ただし、これでは日本での興行が危うくなる、と三船の進言もあって、日本のシークエンスでは日本語に吹き替え、その吹き替え版が日本では上映されました。私はそれを観たんです。

    ところが、その後、DVDになったり、BS、CSで放送されるも、すべて英語版でありまして、ほんでまた、DVD版の字幕がひどいのなんのって。
    魚雷爆撃機てなんやねん。空母双柳って、なに?  ニミッツ艦長?  源田空軍司令官てよおわからん。
    で、アメリカではブルーレイが出てまして。これも英語版。安いんで買おうかどうか迷っていると、

    出ましたな。


 
英語版はもちろん、日本語吹き替え版(TBS放送版、日本テレビ放送版)も収録。
ただ、贅沢を言わせてもらうと、日本公開版(米側は英語、日本側は日本語発声)を収録してほしかったなあと。
音声はあるわけだから、技術的にはできたはずなんだけど。

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英語でしゃべって、字幕が出る三船敏郎の出演場面。

世界マーケットとなるハリウッド映画の公用語は英語。ですから、ドイツ兵は英語でしゃべるのは当たり前。クレオパトラやローマの兵隊やキリスト、はてはジャンヌ・ダルクやジンギス・カンまで英語でしゃべりますが、英語を話す日本軍が出てくるのは、この映画が最初かな?

で、見所は、アメリカ側の豪華な出演陣、

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右から、ロバート・ウェーバー(フレッチャー少将)、チャールトン・ヘストン、一人置いて、ロバート・ワグナー、ヘンリー・フォンダ(ニミッツ提督)、グレン・フォード(スプルーアンス少将)。

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ハルゼー提督は、ロバート・ミッチャム。猛将も皮膚病で入院。

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タイトルのシーンは、空母から飛び立つB25爆撃機が、東京を初空襲するというシーンとなる。
これは、後に『東京上空三十秒』という映画の流用と知る。
『東京上空三十秒』は、1944年、ドゥリトル少将が率いる爆撃隊を題材にした、スペンサー・トレーシー主演の映画。監督はマービン・ルロイ。脚本が、ダルトン・トランボ。確かロバート・ミッチャムのデビュー作。

 
東京上空三十秒 特別版(初回生産限定) [DVD]
ヴァン・ジョンソン
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2015-07-22


ハイライトのミッドウエイ海戦。日本空母軍、被弾! 赤城、加賀、炎上のシーン、

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こういうパノラマ・シーンは画面構成も難しく、お金もかかりますが、なんとこのシーンは日本映画。

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空母飛龍にも至近弾!

こちらも日本映画。CGもない時代。実物大セットを作っての撮影。
よお出来てるでしょ。
特技監督は、『ゴジラ』の円谷英二。

『ハワイ・ミッドウエイ海戦・太平洋の嵐』。1960年東宝作品。
松林宗恵監督。名作!



まあ、そんなこんなで、あちこちの映画の戦闘シーンをつなぎあわせての妙な映画なんですが、ついつい最後まで観ちゃうという、不思議な映画。構成が巧いのと、スターの魅力もあるのかな。
監督は、ポール・ニューマンの『動く標的』や『エアポート75}』のジャック・スマイト。

今回発売された『ミッドウェイ・海戦75周年アニバーサリー特別編』には、テレビドラマ編の『ミッドウェイ』が収録されていること。これがねえ、私が購入したポイントでもありまして。
これ、長いこと幻とされてましてね。1979年に日本でも放送されました。
ユニバーサルが映画『ミッドウェイ』をテレビ局に売るときに、追加シーンを撮影し、本編より43分長いテレビ・ドラマとしたわけです。

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追加撮影されたのは、チャールトン・ヘストン演じるガース大佐(架空の人物)とその妻との生活。妻はスーザン・サリヴァンが演じます。

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そして、映画には無かった、ミッドウェイ海戦の前哨戦ともいえる、珊瑚海海戦のシーンがあります。

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空母レキシントン炎上!
当時のニュースフィルムですけど。

おそらくアメリカ本国でも、このドラマの全貌は失われてしまったようで。
今回収録はDVDで、おそらく誰かがテレビ録画していたものが残っていて、それを商品化。
画質は昔のVHSアナログ。音声は日本語吹き替え。

というわけで、なんにしても幻のテレビドラマ編『ミッドウェイ』は、私にとっては観たかった作品。

しかし、日本海軍というのは、どうして大戦中を通して、ああまで運が無かったのでしょう?




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2017年11月20日

恐怖の朝日新聞!

中山市朗です。

ムカッと来ました。
下の朝日新聞の社説をお読みください。
大阪市と米サンフランシスコ市の姉妹都市解消について、苦言を呈しています。

朝日










http://www.asahi.com/articles/DA3S13234938.html?ref=editorial_backnumber


なんだ、この記事。
こんなウンコ記事書いたウンコ記者の顔が見てみたいわ。
ほんまに見てみたい。
意義あるなら、連絡してくれ! マジで来い!ホンマに来い!
珍しくけんか売ったるわ。
さぞかし、ウンコの顔してるんやろなあ。

悔しかったら来い。徹底的に議論して動画で配信しようや。
とっさん、頼むで。

そもそも吉田証言なるものを取り上げ、嘘の慰安婦問題をでっち上げて、新聞で大々的に報じて、世界に向けて慰安婦問題というやっかいな歴史問題を作ったのは、朝日新聞でしょうが。
朝日の一連の記事が無ければ慰安婦問題も無く、慰安婦像は存在しないことになる。
こうなった原因は朝日新聞やろが。
そういう自覚が無いのか。
これが、日本の大新聞なのか。
日本のマスコミなのか。
だとしたら、情けのうて、泣けてくる。お前らは何を思って記事を書いているのだ!
プロタガンダの場で朝日新聞を使ったというのなら、日本国民に謝れ!韓国の人たちにも謝れ。
ほんま謝れ。
真剣に謝れ。
心底謝れ。
ドゲサせい!
それでも俺は、許さんからな。絶対、許さんからな。

朝日新聞は、大阪市長に苦言を呈すのは筋違い。
サンフランシスコ市に対して苦言をし、大阪市長を擁護せねばならない立場ではないのか。
いや、それより、「我々は誤報をしました」と、世界に対して謝罪行脚をしないといけないと思う。
謝罪記事を英訳し、全世界に配信するべき立場にあるはずだ。
この問題で、
日本は大きなく益を失っただけではない。韓国は、あれを信用し、がために反日の最大の武器となり、今やもうどうにもならないバカ国家になり下がった。
来韓したトランプ米大統領に元慰安婦とかいう婆さんを抱擁させ、米政府から苦言が呈されたというが、それもこれも、朝日新聞が原因じゃないか。
韓国も、朝日新聞の大きな被害者だ。
貴様らは、国家反逆罪という大罪を犯しているのだ。それでも自由に報道していられる環境こそが、日本という国なのだと、ありがたく思え!ほんまに思え!心底思え!

「外交において歴史認識をことさらに問題視する大阪市の姿勢は、安倍政権と軌を一にする」って、何をいうてんねん。
はらたつわ〜。

なんかね、「朝日新聞、死ね」と言った、大阪維新の会・足立康史議員の気持ち、わかりますわ。
「朝日新聞」こそが、「日本死ね」とばかりの記事を30年も掲載してきたのではないか。
朝日新聞は、世界か受けたら誤解を解き、日本の名誉挽回のための、何かをしているのか?
していないのなら、もう朝日新聞は何を言う資格もない。
もうこんなウンコ新聞、クサレ新聞、廃刊にすべきだ!
お前らのやったことは、戦争に匹敵する行為だ。
昔の戦争は、弾薬を使って人を殺傷したが、お前らは、精神とアイデンティティを殺傷した。
現に韓国は、日本を敵国と思っているではないか。
この弁明を、どうするつもりだ。
もう一度言う。
すべては朝日新聞から始まったのだ!

朝日新聞 謝罪記事














私が中学、高校の時、日教組に入れあげていた先生たちは、さかんに「朝日新聞」の記事を引用し、「朝日」だから信用できる記事なんだ、と言っていた。
朝日新聞は、それほどの影響力を持っているのだ。

気づけ!
今こそ気付け。
朝日新聞。
ちゃんとやるべきことをやれば、生涯朝日新聞、購読してやる。約束する。




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2017年11月19日

『戦争のはらわた』お薦めブルーレイ。

中山市朗です。


届きました。ブルーレイ。

『戦争のはらわた』(最終版)
『ミッドウエイ』(海戦75周年アニバーサリー特別版)。

本日は『戦争のはらわた』を観る。

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この映画は、1977年、西ドイツとイギリスの合作により制作された、サム・ペキンパー監督作品。

高校生だった私は、翌年、劇場で観ました。
サム・ペキンパーという人は、当時の男の子で映画マニアなら、気になる存在で、バイオレンス! 血を噴き出して死んでいく人間を、スローモーションで撮る、と、まずそれが印象に残るんですが、だからこそ、登場人物には優しいまなざしを送り、男の世界を魅せる監督でした。そういう描写を淀川長治さんは「汚い」と嫌悪しながら、作品は認めざるを得ない。そんな人。
『ダンディ少佐』『砂漠の流れ者』『わらの犬』『ガルシアの首』『ゲッタウェイ』などの強烈なフィルモ・グラフィーがありますが、とりわけ『ワイルド・バンチ』が、ペキンパーの代表作でありましょう。
『ワイルド・バンチ』のラスト・シーンが、その血がドバドバ、スローモーションの連続で、おそらくこれは黒澤明の『椿三十郎』のラストシーンを意識しての演出と思われますが、これも黒澤明に嫌われちゃった。
私の中では、『ワイルド・バンチ』とともに、ペキンパーの代表作なのがこの『戦争のはらわた』。

あの、童謡の「蝶々」がありますね。「ちょうちょ、ちょうちょ、菜の葉にとまれ……」
あの曲のオリジナルがドイツの「幼いハンス(Hanschen Klein)」という曲だったの、この映画で知りました。最初のタイトル部分、ナチスのドキュメンタリー映像にあわせて、少年たちの合唱で「ちょうちょ」の原歌が歌われ、それが行進曲のドラム音に変調していく。この音楽を担当したのが、「栄光への脱出」の作曲家、アーネスト・ゴールド。当時、英国でしか発売されなかったサントラLPレコードも、買いましたわ。今は貴重品。

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と、まあ、こういうこと書きだすときりがなくなるので止めます。
さて、今回紹介したいのは、映画の中身でなく、ブルーレイの内容であります。

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字幕がねえ、いろいろ選択できる。
実はねえ、『戦争のはらわた』のブルーレイは、持っているんです。つまり仕様がいろいろ選択できるというので買いなおしたわけです。9800円+税!
間、amazonでもう少し安く変えましたけど。

今まで持ってたブルーレイ。字幕がひどい。ひどすぎる。

戦争のはらわた [Blu-ray]
ジェームズ・コバーン
ジェネオン・ユニバーサル
2013-11-27


買いなおした、最終版。

戦争のはらわた≪最終盤≫ [Blu-ray]
ジェームズ・コバーン
キングレコード
2017-09-13




音声がオリジナルの英語で2バージョン、そして日本語吹き替え(「水曜ロードショー」)。
字幕がねえ、今までVHS、BS放送、DVD、ブルーレイとそのたびに訳し方の違うものが6種類選択。極め付きは酷いとされていた、ジュネオン・ユニバーサルの反省から(?)、改定された2017年改訂版。
ま、それはいいんですけど、気になっていたことが、この映画にはあったんですよね。

この映画は第二次大戦のロシア戦線が舞台。主人公たちはドイツ兵。アメリカの俳優、ジェームズ・コバーンや、英国の名優、ジエームズ・メイソン、デビット・ワーナーたちが、英語を喋ってドイツ兵を演じる。世界マーケットの映画は、そうなるわけですけど。
でも、『ミッドウェイ』という映画で、日本の軍人たちが英語を喋っていたのに違和感を持つ日本人は多かったと思いますが、ドイツ人は、こういうの、どう思うんだろ、と思っていました。
とね、このブルーレイ、ドイツ版の『戦争のはらわた』(35ミリプリントからのデジタル化。ヨーロッパ・ビスタの画面サイズ1:1.55)が観れるんですよ。登場人物たちはドイツ語発声。タイトルもドイツ語です。
まあこれがあったから、買いなおそうと決断したわけですよ。

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今までこう表示されたのを観ていましたが、
ドイツ語版は、

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原題は『CROSS OF IRON』、つまり『鉄十字』。功績のあった、プロセイン、ドイツの軍人に与えられた勲章で、ドイツ語では「Eisernes Kreuz」。
さっきのサントラ版ジャケットの、手の中にある十字勲章です。

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なんで「鉄十字」というタイトルが『戦争のはらわた』って、『悪魔のはらわた』みたいな、ドB級的なタイトルになったんだ、という批判もよく聞きますが、でも『鉄十字』じゃあなあ。なんのことか日本人にはわからないし、そそならない。私は観に行っていなかったでしょう。
『戦争のはらわた』。
なんか戦争そのものの内部をつかみ取ってぶん投げる、そんな印象があって、私は好きなタイトルですけど。

で、ドイツ語版の『戦争のはらわた』の方が、何か私にはしっくりきました。
ただ、画質は、フィルムの傷や雨降り状態が目につきますが、昔、名画座や三番館で観た映画って、そんなでしたから。私には、場末の映画館で観ているような、懐かしい気持ちさえしてきました。
ちょっと今、デジタルだ、修復だ、と、それは結構なんですが、こういうフィルムの質感もまた、映画好きにはたまらんです。
それと、劇中、ソ連兵がどどどっと攻めてくる凄いシーンがあるなーんです。何百、何千人とやってくる。
ところが現実には50人ほどのエキストラで撮ったそうです。
映画はマジックだ。このマジックを自由奔放に扱えるのが、真の映画監督!

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このブルーレイ。3枚仕様で、Disk1が『戦争のはらわた』本編。Disk3が、ドイツ版本編。
Disk2が、またいろいろ特典が入っていまして、ペキンパー監督や主演者たちへのインタビューなどはもちろん、こんな映像も入っていました。

サム・ペキンパー監督、ジェームズ・コバーン出演による、日本のCM。

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ジェームズ・コバーンのCMと言えば、タバコの「speak Lark!」というのがありましたけど。

そんなこんなで、全部を観るのに時間もかかるし、全部見れるかどうかもわからない充実さ。

こういう映画が好きな方にはオススメ。これで1万円を高い、というのなら、映画の冒涜。

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監督:サム・ペキンパー
制作:ウォルフ・C・ハルトヴィヒ
原作:ヴィリー・ハインリッヒ
脚本:ジュリアス・J・エプスタイン、ウォルター・ケリー、ジェームズ・ハミルトン。
撮影監督:ジョン・コロキン
編集:トニー・ローソン、マイケル・エリス
音楽、指揮:アーネスト・ゴールド
アクション指導:ピーター・ブレイハム

出演:ジェームズ・コバーン
   マクシミリアン・シェル
   ジェームズ・メイソン
   デビット・ワーナー
   クラウス・レヴィツチ
   センタ・バーガー 他
   




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2017年11月18日

素直に「はい」か、言い訳か。

中山市朗です。

作劇塾、講義、ネットラジオ収録、飲み会。
5時過ぎ終了。

今日の飲み会、しんどかったですわ。

ある塾生。
「はい」と言わない。
絶対に言わない。
何を言っても、「そうはおっしゃいますけどねえ」「考えてみてくださいよぉ」「じゃあお聞きしますけどねえ」と、言い返し、自分の意見、考えを言ってくる。
その考え、何も響かないんですけど。
あんたは、素人。
その素人が、なんで、この世界で27年食ってる私に、こうまでしつこく自分の考えを主張してくるのか。

「私も勤め人ですからプロのつもりです」
話が全然違う。だったら作家なんぞ目指さずに、定年になるまで勤め人しとけ。そんな了見でフリーランスの世界に入ってくるな。

塾生たちの私生活には私は介入しないし、する権利もない、するつもりもない。
ただ、プロの作家になりたいと言って、月謝を払って塾に来ている人には(そうじゃない人もいます。それはかまいません。プロになりたいと言って、何年も通っている塾生の話です)、私にはプロに育てる義務があると思っている。だから、プロの世界から見た考え、マナー、常識を言っているわけですが、どうも、理解できないらしい。

9日付けのこのブログで、
教師と師匠、教え子と弟子、
というテーマで、私は教師なのか師匠なのか、塾生たちはどう思っているのか、で私の思いを書きましたが、まさにこの問題に、私は悩んでいるわけです。
師弟であるなら、まずは、「はい」と師の意見に従う。
いや、師匠のいうことは全部が正しいわけではない。
やっぱり人間ですから、間違ったアドバイスをしたり、理不尽なこともあり、無理難題を課せられることもある。勘違いだってあるでしょう。でも、それらを含めての、この世界。矛盾だらけですこの世界。
だからこそ、「はい」が重要なんです。
これは、「師匠、私は本気です。覚悟しています」という意味なんです。この言葉があるから、師は弟子のために道を拓き、身を挺して弟子を守るわけです。自分の顔で仕事を与えたりもします。そして弟子は、師のために覚悟を決めて事を成就することを第一とするわけです。この両者の思いが一致して、はじめて師弟の関係となる、と思うのです。

この考えは古い、という人は、専門学校とか、カルチャー教室へいきましょうね。

それでも、私だから、なんとか塾生の話にふんふんと耳を傾け、諦めずに説得し、アドバイスしているわけで、こんなんプロの編集さん、プロデューサー、クライアントなら、鼻っからそんなド素人の話など聞こうともしないし、だいたい育てるつもりもない。つまり、これ、お話にならない。
「それ、編集の人間がここにいたら、とっくに帰ってるで。で、後で電話がかかってくる。『中山さん、ちゃんとお弟子さん、教育してますか?』ときっと言われる」
そんなレベルの話が、延々繰り返されたわけです。ま、今日に始まったわけじゃないですけど。
でも今夜はさすがに、酷い。
他の塾生は、そこを理解していてるから、「いやいや、そこは、はいでしょう」「先生はそういうことを言っているわけじゃない」「それを言うなら、あなたも同じプロになるしかないでしょう」といさめるのですが、「とはおっしゃいますけどねえ」「考えてみてくださいよぉ」と、また話が戻る。
ある塾生は、寝かけとる。

私が言うのは、「プロになりたいなら、志を持て。覚悟を持て」ということなんです。
「プロになりたいけど、今の仕事も好き。あれもやりたい。これもやりたい。いえ、プロの作家になりたいのは、本気ですよ。でもねぇ」なんで言われると、最優先が何なのかがわからない。覚悟なんてないやん。
だったら私も、そういうのは弟子とも思わん。お前さんのことで悩んだり何とかしてやろうなんて考えはもう起こらない。もう好きにしてくれ。他人でおってくれ、ということになる。
だから、9日のブログで、業界の人たちは塾生のことを「お弟子さん」と呼んでいるけれど、はたして塾生は私を「師」と思っているのだろうか、と書いたわけです。単に月謝を払って教わっているだけの者なんですけど、と言われれば、それは別に構わないんです。私も弟子を取ったわけではない。塾生としてきたわけですから。
でも、ここは私塾です。私と塾生の結びつきは、やっぱりどこか一心同体とみられるでしょうし、そこがまた、塾の特徴、長所でもあります。けっこう、作劇塾のような作家養成塾は珍しいので、注目して見てくれている業界人は多いのです。するとこんなこともあるんです。

「私は何があっても、プロの作家になりたいです。そのためには悪魔に魂を売ってもいいです」という作家志望者と、
「プロの作家にはなりたいですよ。でも、私はこれも大事。これもやりたい。とりあえず私はこう思うんです」と言い訳をしている作家志望者。
もし、編集長クラスの人が「塾生さんで、中山さん一押しのお弟子さんいたら紹介してください」と言ってきたとしたら、どちらの作家志望者を紹介します?
そういうこと、実際に何度かあったんですよ。ほんと。

そんな時、逃げ場があって、言い訳ばっかりしている人は紹介できないですよ。絶対に。
紹介するからには、私のメンツもある。塾の信用にも関わる。

私はさすがに言いましたよ。
「お前さんが自分の思うとおりにするなら、以後、作家になりたいという言葉は戯言だと判断する。もちろん合評はちゃんと見て意見はするしアドバイスはする。しかし、業界の人には会わせられない。チャンスが来たら、優先順位は下がるから、他の塾生を優先する。俺のいうことを聞くなら、今まで以上にやらなきゃならないけど、チャンスは与える」
チャンスは人生に三度しか来ない、とか、一度逃したチャンスは二度と来ない、なんて言われています。
それをフイにしてもいいのか、と私は心底思います。


それでも「とは、おっしゃいますけどねえ」「今の仕事も結構好きなんですよお」

もう知らん!





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2017年11月17日

幽玄の世界のルーツと怪談

中山市朗です。

昨夜、珍しいお客様が、我が書斎に訪ねてこられました。
まず、今年の夏の終わり、私の、呪いについて語った瞬間に奇妙な写真、が撮られたトーク・イベント、『中山市朗の絶対言うたらあかんここだけの話」。同志社大学寒梅館で開催されました。
あのイベントを仕掛けたNさん。奇妙な写真を撮ったのもこの人。
※私が呪いに関する話をしたときに撮られた奇妙な写真(アカン写真)を見たい人はamemaFRESH!『中山市朗・怪チャンネル』第四怪をご覧ください。その他では公開しておりません。
私がエラいことになってますから。


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中山市朗・怪チャンネル


で、このNさんの紹介で、京都から、二人の能楽師が来られました。
おひとりは金剛流のYさん。もう一人は観世流のMさん。

実は、Nさんとは以前、「能と怪談のコラボ」をやってみたい、てなことを言っていたのですが、このNさんが以前住んでいた家の隣に能楽師のMさんが住んでいたらしく、そういう縁で、ほんとに能楽師の方を紹介してくれたわけです。

まあ、打ち合わせというより、酒でも飲みながら、いろいろお話ししましょうということで。
私もいろいろ仕込んで、肉ももちろん、こういうものも用意して待っておりました。

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エビは、炭火で焼いたら、めっちゃうまかった!

以前から私、能という芸能に大変興味を持っておりまして。
能のルーツは伎楽。伎楽は聖徳太子の時代に秦河勝によって公式に演じられ、以来、いろいろ変遷を経て、世阿弥、観阿弥親子によって、現在の能と、狂言に分かれたと言います。伎楽そのものは、呉の国からやって来た、とされますが、これは明らかにシルクロードを渡って来たもので、ミトラ神にその源流がある、と私は見ています。

詳しくはこれを読もう。



日本の古代史を探る大きなヒントが、伎楽にあるわけです。
でも、Mさんのお師匠さんは、能は古代エジプトにその源流はある、と言っておられるそうで、この話、盛り上がりました。
そういえば、2002年NHKハイビジョン・スペシャルで狂言師で演出家である野村万之丞さんが、伎楽面のルーツを探る『マスクロード』に出演され、オンエアされました。
出版物にもなっております。
この中ではチベットやウィグル、インド、あるいは拝火教へと行きついていましたが、これはもっと先、ローマやエジプトに行きます。そしてキリスト教ともリンクします。

マスクロード―幻の伎楽再現の旅
野村 万之丞
日本放送出版協会
2002-01


今度は私にやらせろ!

日本の古代史って、学術的にはどうしても朝鮮半島から出ないのですが、こういう世界から見ると、けっしてそうではなく、ローマだエジプトだ、ユダヤだ、とダイナミックに展開します。
日本という国の成り立ちに、若い人も含めて大きな関心をもってもらえるアイテムがたくさんあるんですけど。
なんで、学術となるとおもんないのか。
エンタメちゃうからでしょうな。
だからそういうアプローチを、こういう能楽師の方たちとコラボやりながら、探索していきたいなあと。マジで思います。

で、もう一つ。
「能と怪談」。
能の世界は「幽玄」なんです。
「幽玄」とは、物事は観れば見るほど深く美しい、といった趣をさすわけですが、もともと神事であったことから、鎮魂や怨霊をテーマとする世界観があります。特に、夜に焚火の前で演じられる能は、そういうあの世や異界にいざなうことができる芸能です。それにあの能面。
以前私は『怪異異聞録・なまなりさん』という長編怪談を上梓しましたが、「なまなり」という言葉も能面にあるわけです。恨みつらみによって、人が鬼(般若)になる前の怨霊の状態をあらわしたもの。「生成」と書きます。

こんなお面です。

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『怪異異聞録・なまなりさん』は、現在売り切れ中。版元はメディアファクトリー。
さあ、みんなでKADOKAWAに、角川文庫で再販しろ、と、リクエストしましょう。

そういう能の世界観と、怪談語りを、なんとかコラボしてみたいなあと。
能を鑑賞する人は、どうしても限られてきていると、能楽師のお二人。怪談も、もっと聞き手を増やすことが課題。コラボは、やり方を考える必要はありますが、双方でメリットになると思いますな。

そんなこんなで、今回は能楽師の方と、能面だ。ルーツだ。幽玄とは、みたいな話で盛り上がりました。
でも、来年は、何かやりましょうと。
Nさんがまた、やる気満々でして。

来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが。
もう来年に仕掛けるおもろいこと、いろいろ考えております。

こういうことって、若い人にも参加してもらいたいなあ、という気持ちもあります。








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2017年11月16日

創作と取材

中山市朗です。


作家には、二つのタイプがございまして。

一つは、作品を書くにあたって、資料を読み込み、取材をするという人。極道宅に住み込んで『極妻』を書いたという若い女流作家がいましたね。

一つは、そんなことをしなくても書ける人。

後者は、なんというか、作家としての資質とたぐいまれな天性の想像力の持主なんでしょうね。
とはいえ、もともと作家として一線でずっと活躍している人たちの想像力、造形力、洞察力はとんでもないものでありまして、そのうえで、取材をするとか、しないとかの話をしているわけですよ。
そもそも作家になろう、なんて思う人は、もともと本が好きで、いろいろ読み込んでいるでしょうし、私の周りの作家たちは、とにかくストーリー、物語が好きなようです。
ですから、映画やドラマ、芝居から落語まで、特に映画好き、落語好きの作家さんは多いです。落語の台本を書いているのもいますしね。

私たちの世代の作家が集まると、映画や特撮の話で盛り上がることも多いですな。あんまり本の話はしない。
やっているうちに、批判大会になっちゃうからでしょうか。
ただ「あの評論家、こんなこと書きやがった」と、文芸評論家の批判は多いような気がします。
「俺、あの小説書くのに二年もかけたのに、そいつ、一回読んだだけでボロクソ書きやがった」なんてね。

まあ、ボロクソ書かれても、評論の対象になるなら、ええんとちがいますやろか。
まったく無視されるのが、一番つらいわけです。

私は、最初のタイプでして、取材が無いと書けない。というか、出発が実話系怪談ですから、とにかく取材して怪異蒐集をする。それをやらないと書けない。想像で書いちゃうと、実話じゃなくなりますしね。
古代史やオカルト関係は、膨大に資料、史料を読み込み、取材をします。
特に古代史となると、現代との接点が必要ですし、舞台となる土地へは行く方がイメージが明確になる。

司馬遼太郎さんは、積極的に取材をした人ですが、例えば、竹ノ内街道(という道が、飛鳥時代にあったんです)を取材するにあたって、街道が見える小高い山に登ったそうです。
そしたら、彼の視界から、今建っている建物や田畑が消えていき、純粋な土地だけが見えたそうです。そこに、飛鳥時代の様相を想像していく。地形というものは、あんまり変わりませんからな。
まあ、天才です。司馬遼太郎。

私の場合、取材、調べものが8、執筆が2、みたいなもの。
取材でいい題材さえ見つかれば、執筆は比較的楽なんです。ただ、取材がねえ、なかなか……。
でも取材は楽しいし、作品に反映されなくても、いろいろ知識の源泉になるし、人とのつながりもできる。
この、人のつながりが、また新たな取材や資料探しに役立つわけです。

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ところで、私、よく塾生に言っているのですが「取材はしろよ」と。
専門学校時代から、いろいろと作家志望の人たちを見てきましたが、取材をしない。
籠って書いてる。
そうなると、人との接触もない。

籠って書いてて疑問に思わんのかなあと。
籠って、もがき苦しんで、懸命に原稿を書いて、で、報われない。そんな話もよく聞きます。ネットの中には作家になりたいけどなれない人たちのコミニュティがあって、いろいろ悩みと相談が書いてあるんだけど、明らかに籠ってますな。
私は言うんです。
「調べもせずに、取材もせずに、人一倍おもろいものが書けるという自信はどっから来るの?  君の書いている作品の中より、よっぽどおもろいこと、意外なこと、びっくりするようなことが、世間にはゴロゴロとあるで。なんでそれを知ろうとしない」

とはいえ、取材ばっかりやってて、全然作品にならないのもいました。
それもあきませんな。

でも、取材とは、何もテーマを決めて、ボイスレコーダーとメモ帳持って、みたいなことだけでなく、いろんな人と交わって、飲んだり会話をしたりすることが作家にとっての取材。
私なんて、サラリーマンの経験が無いですから、サラリーマンの仕事の辛さ、組織のしがらみ、派閥争い、ヘタこいて飛ばされた同僚から、セクハラやって奈落へ落ちた上司の話まで、ひじょうに興味があります。
実は、怪談を書くっていうのは、日常をちゃんと書き込まないとダメなんですよ。怪異に遭遇する人は、さまざまな土地に住んでいて、さまざまな立場、生き方、職種があって、その各々が一日一日を過ごすわけです。その日常を、端的に表現して、怪異がその中に現れる。キモですな。
キモが無いと怪談にならない。

そういうわけで、いろんな人と話をして、いろんなエピソードを拾い集めるわけです。
このエピソードが、どけだけ頭の中に入っているか。つまり、話のパターンや心理、行動の動機ですな。
人から聞いた話というのは、ところどころ穴があるし、記憶はあやふやなものでもある。だかにそこを埋めるのに、こういうエピソードや人の行動パターンが必要なんです。想像で埋める、というんですか。
怪談そのものは実話系ですが、怪談に仕上げるにはこの想像をどう働かせるか。
これは、怪談に限らず、取材モノにありがちなことだと思います。
創作の原点は、このエピソード集めにあるんじゃないかと、まあ、思いますな。

芸人もそうですね。
「スベらない話」なんていうのがありますが、あれは結局、どれだけのエピソードを、芸人が持っているかですよ。それは自分だけの体験では足らない。人の体験談に敏感でなきゃ、エピソードは生まれない。
エピソードをたくさん知っている人は、会話をしていても面白い。その伝え方も心得ています。伝え方が、エンターティメントになるわけです。

今の塾生は、取材の重要性はわかっているようです。
でも、見ていると、まだそのやり方がわかってないみたいです。
最近、怪談を書こうとしている塾生にこう言ったんです。
「俺がこんだけ取材してんねんで。プロが十の取材やってて、お前さんは一もやってない。俺がお前さんの立場だったら、必死こいて、百の取材をしようとするわ。でないと追いつかんやろ」
プロになったら、先輩も後輩も無い。
客が、どれをチョイスするか、だけ。
だったら、読者が納得しつつ、面白いと思うものを書かなきゃ。
それが自分の頭の中だけで構築し、表現できるのならいいんですけど、できてたら、塾なんかに来てませんわ。もうとっくにプロになっているはず。そうじゃないんなら……。

取材。

え、取材のやり方を知りたい?

じゃ、塾に来なはれ。





kaidanyawa at 01:55|PermalinkComments(6)

2017年11月15日

『新耳袋』と『怪談狩り』、重版!

中山市朗です。

昨日依頼された原稿は書き上げました。
あとは、編集が何を言ってくるのか?

とりあえず、飲みますわ。

さて、ブログなんか書かなあかんなあと思っていたら、

KADOKAWAから郵便物が二つ。
重版本の見本でした。

一応、こんなん来ますねん。

重版















『怪談狩り・禍々しい家』 早くも3刷。
『新耳袋第三夜』   13刷。

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出版しても、なかなか増刷がない、昨今の出版界。
でも、あんまり重版ないとね、作家業もクビになっちゃうかも。
だから、塾生に口酸っぱく言うわけですよ。

デビューするより、続けることの方が難しい。




kaidanyawa at 17:19|PermalinkComments(5)

2017年11月14日

いきなりの依頼

中山市朗です。


すんまへん。

出版社の手違いがございまして、今から明後日までに40枚ほどの原稿を書き上げないとあきません。
枚数よりネタですわ。

ブログどころや無い。


えらいこってすわ。

kaidanyawa at 09:43|PermalinkComments(4)

2017年11月13日

女子会怪談と、とっさんの怪

中山市朗です。

昨日は、「プライベート怪談会」。

いつもはオールナイトで行っておりましたが、「夜はちょっとねえ」という声もあって、日曜日の午後より開始。
今まではおっさん率が高かったわけですが、今回は主婦を中心に、参加者の七割が女性と言う、ちょっといつもとはノリが違う怪談会となりました。
また、埼玉県から、富山県から、愛知県からと遠方からの参加もありました。おひとりは旦那と京都旅行中、旦那をほっといて、こっちへ来ましたと言う……。

いやあ、女性たちが集まると、さっそくテーブル上に、お惣菜やお菓子が並びます。
怪談会というより、もう、飲み会ですわ。

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出し巻、蒸し鶏、ミンチカツ、から揚げ、ポテトサラダ……。

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こちらは鶏のから揚げ、イカリング、ポテトサラダ、焼き肉用のお肉や、クッキーなども。きっと食べきれない。

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お酒もこの通り。いやいや、怪談会ですから。後で『怪チャンネル』の配信もありますので、こちらは手を付けず遠慮しましたが。

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途中でケーキ入刀もあって、だんだん女子会のノリに?
ふっと見たら、参加していた4人ほどの男性陣は、なんだか隅っこの方に。恐ろしや、女子パワー。

怪談ももちろん、大充実の収穫。
ある有名な殺人事件に関する裏話的怪談や、呪い系、狐狸妖怪、職場の怪異から、出産時の怪異まで、ボイスレコーダーの数値を見ると、40数話。昼間っから、ムードは女子会ながら、濃い怪談が次々と語られました。
休憩中も、ずっと怪談が止まらず。
いくつかは、12月の「Dark Night」で語らせていただくと思います。

13時に始まった怪談会。
一応、19時に終了はしたのですが、皆さんそのまま、怪談を語り続け、そのうち『怪チャンネル』収録の準備にとっさん、続いて中村壮快君が来るも、そのまま怪談会は続き、『怪チャンネル』は予定通り21:00に生配信いたしましだが、その10分前まで、女子会怪談は行われておりました。
で、遠くからの人が多かったので、一人が「終電間に合えへん」と立ち上がると「私も」「うちも」と、たちまち氾濫した洪水が引くように、いなくなりました。
ほんとは、居残ってもらうと、「プライベート怪談会」の雰囲気を反映した映像作りをしたかったんですけど、まあしゃないですわな。

『中山市朗・怪チャンネル』。
はるみちゃんが、開始直前に入ってきて、いつものように生配信。
今回も、前回に引き続き、トラブルがほぼ無し。技術的改良が功を奏したのでしょうか。

いや、なんとなく最近、原因らしきものがわかったような。

とっさんです。『怪チャンネル』のカメラと配信、編集、音声と一手に担ってくれているとっさんの身の回りで、怪異が次々に起こっていたようなのです。
ちょっとねえ、夏ごろから見たことのない虫が、彼の周りに出るようになって、そのころから『怪チャンネル』でトラブルが続発。北野誠さんから「それ、お祓い行かなあかんで」と言われて。
そういや、誠さんの「犬神」は、大量発生した虫からはじまりましたな。とっさんの話を聞いていると現象と虫の形がよく似ている。
彼はお笑いのライブなどでも、音声や映像を担当しているのですが、お笑いのライブ会場でもいろいろあったらしく、しまいには天井の照明が落ちて来たり、さながら男版『キャリー』みたいなことが起こったらしい。
そのことがあって、誠さんの忠告に従って、ある神社でお祓いを受けると、びたっと止んで、『怪チャンネル』も、それからトラブル無し。

とっさんかえ〜。

ということで、今回も楽しく『怪異』を語りました。


チャンネル1怪











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中山市朗・怪チャンネル

いやあ〜、怪異ってあるんですねえ。
懐疑派だった私も、最近そう思うようになりました。

今回参加くださった皆々様方、ありがとうございました〜。
感謝しています。

食べきれなかったお肉なども、喜んで食しますので。


kaidanyawa at 08:26|PermalinkComments(9)

2017年11月12日

本日『中山市朗・怪チャンネル』配信!

中山市朗です。

本日は、プライベート怪談会。

飛び入り参加、OK。

06-6264-0981、オフィスイチロウまで、お電話を。
ただし、午前中までに。

21:00より、amebaFLESH!『中山市朗・怪チャンネル』。

プライベート怪談会とコラボ放送をやりだいのですけど……。
すべては、当日の参加者の協力、ノリしだい?


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中山市朗・怪チャンネル





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2017年11月11日

本日『気まま酒家』。酒飲みながらただ、グダグダと?

中山市朗です。


本日22:00より、ネットラジオ『気まま酒家』の生配信&次回分の収録があります。

酒を飲みながらグダグダ語るというサイテイの番組です。

参加者募集しています。一緒にお酒を飲みながらグダグダに付き合っていただくだけで結構です。
ただし、酒、肴は持ち寄り散財。
あるいは、こういうことをテーマに、中山相手に語ってみたい、と言う人も歓迎。
怪談、オカルト、古代史はもとより、近代史、戦争、サブカル、映画、音楽、芸術、芸能、政治、経済、教育などなど、なんでもOK。知らないことは聞き手に回りますが、最近のアニメやゲームの話はついていけませんので、そのつもりで。

参加希望の方は、『気まま酒家』にDMか、オフィスイチロウへメールでご一報ください。

info@officeichirou.com

【放送URL】

明日は、13:00より、プライベート怪談会となります。
13:00〜第一部
16:00〜第二部
どちらか一方、あるいはどちらもの参加は自由。
参加費無料ですが、怪談を一話は語ること。

19:00には、終了予定ですが、そのまま居残って、飲み会に突入します。また、
21:00より、amebaFLESH『中山市朗・怪チャンネル』の収録、配信があります。
怪談専門番組です。
そのまま見学していただくのもよし、出てみたい、という方がおられれば、出ていただくことも考えます。

参加者募集中。上記のオフィスイチロウまで、メールでお知らせください。

また、メールくださった方には全員にお返事さしあげていますが、もし、まだ何も受け取っていない、という方がおられれば、もう一度メールをください。


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中山市朗・怪チャンネル
よろしくお願いします。




kaidanyawa at 12:00|PermalinkComments(0)

2017年11月10日

赤っ恥かくとはこのことや!

中山市朗です。

オフィスイチロウから依頼したお仕事や原稿料などから源泉徴収した所得税や復興特別所得税などを、お役所に納めなあかん、ということで。
秘書もおらんし、事務を雇うほどの予算もないので、私が自ら計算して税務署へ向かって、空堀商店街の上り坂を、自転車を漕いでました。
こういうこと、やりたくないから作家稼業してるはずなんですけどね。まあ、国民の義務。
税金納めたらすぐ帰る予定でしたし、誰にも会わんやろ、と、適当なシャツ(黒ではない)にコート。髪もとかずに無精ひげ。まあ、税金払うのに「お金おまへんねん」みたいな恰好の方がええかなと。それは思わなかったですが、今思うと無意識にそういう心理も働いていたのかも知れません。
そんな冴えない格好で空堀商店街をママチャリ漕いでますねん。こんなん見られたくない。

と、前からテレビカメラやガンマイクを持った一団が向こうからやってくる。
「ヤバイ。知ったヤツおらんやろな」
と、目を伏せてその一団をやりすごそうとしたら、
「おはようございます」
という声が。
見たら、矢野・兵動の兵動さん。
「なにしてはるんですかあ、こんなとこで。この人ねえ、中山市朗さん言うて、大阪で怖い話いうたら、一手に引き受けてるような方なんです」と、カメラに向かって私の紹介をはじめた。わちゃー、街中探索かなんかのロケで、カメラ廻ってたんや。
無視するわけもできず、適当にインタビュー受けたけど、ちょっとねえ、人前に出られる格好や無いし。
「どこ行かれるんですか」と聞かれて「税務署」と言うのも、生々しい話やし。
こりゃ、困った。
後でディレクターさんらしき人から「すみません。使うか使わないかはわかりません」と言われたんで「なるべく使わんといて」と、言うたんですけどね。

こんなに困ったことも、近頃ない。赤っ恥ですわ、ほんま。
油断大敵。
おばあちゃんの格言を思い出す。
「男はな、一旦外に出ると、七人の敵がおる」……。

えっ、何の番組って。聞いたけど教えない。まあ、使われへんやろけど。


さて、明日(11日)は、22:00より、『気まま酒家』の収録&生配信。
参加者、募集しています。まあ、オフィスイチロウに来てもらって、一緒にお酒飲んでくれているだけで結構。
参加希望の方は『気まま酒家』へDMをするか、オフィスイチロウへメールをください。

明後日(12日)は、13:00から、同じオフィスイチロウで「プライベート怪談会」。
参加者はいつもより少なめ。どんどん参加していただきたいです。
13:00から第一部、16:00から第二部。
どちらか一方、あるいはどちらも参加、どちらでも行けます。参加費無料ですが、怪談を一話は語ること。
不思議だった体験談でじゅうぶんですので。

その後は、21:00よりamebaFLESH!『中山市朗・怪チャンネル』の配信。
「プライベート怪談会」参加の方は、そのまま居残って見学、よければ番組内で一話語っていただくのもありかなと。
技術のとっさんのスケジュール上、2本撮りになるかも、ということなので、これ、案外ハードですわ。

オフィスイチロウ
info@officeichirou.com

また、オフィスイチロウでは、作劇塾の塾生、および、『怪チャンネル』で、はるみちゃんがやっているような、女性MCも募集しております。
MCは、経験は問いません。
20代で、アグレッシブな、タレント志望であるならなおよし。

お願いしますよ、ほんと。


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2017年11月09日

教師と師匠、教え子と弟子。

中山市朗です。

明日(10日)は、19:00より、作劇塾は通常通り開講いたします。
作品合評です。

先日、飛鳥昭雄さんから「僕は弟子を取らない主義なんだけど、中山さんは取る人。なんで?」みたいなことを聞かれました。
人には、この二つのタイプがあるんですね。

例えば、タモリ・タイプとたけしタイプ。

タモリさんは、絶対に弟子を取らない。北野たけしさんは、軍団を作った。
ただ、タモリさんは、当時は珍しく師匠を持たない芸人だったんですね。山下洋輔が発掘し、赤塚不二夫がパトロン的な存在としてはいましたけど。一方北野たけしさんは、深見千三郎という師匠がいた。浅草の芸人。たけしさんにして「有名になった点では師匠を超えられたけど、芸人としては超えられない」といわしめた人。
まあ、タモリさんの芸は、誰にも継承できない特別なものでしたけど。

こういう徒弟制度は、伝統芸能などには、今も歴然としてあります。
けど、ほとんどが、専門学校という教育ビジネスにとってかわられました。私も某大型専門学校で九年間教えていた時期もありましたけれども。

さて、私はつらつらと考えるわけですが、飛鳥さんをはじめ、みなさん、塾生のことをお弟子さん、というんですよ。
周りの人たち、例えば編集さん、作家さん、芸人さんたちは言うわけですよ。
「お弟子さん、来られるんですか?」「お弟子さんの分も用意しときましょうか」とか。

そうなると、
私は塾生にとって師匠といえる存在なのか、ということなんですね。
塾生も、私のことを師匠と思っているのか、ということもある。
厳密にいえば、師弟関係とは、師匠が弟子の面倒を見ることから始まるわけです。住みこませたり、身の回りの世話をさせたり、かばん持ちですな。その代わりメシも食わせて、小遣いも与える。ここに絶対服従の関係が成される。
「弟子は師匠の所有物」あるいは、「無理編に拳骨と書いて、ししょうと読む」なんて、ある落語家が言ってたっけ。

作劇塾は違う。1万円の月謝をもらってますからね。そうなると塾生はお客さん。
でも、黒字になったのは、私の書斎に場を移した二年前の四月から。それまではずっと赤字。教室をもって経営を別会社に委ねてました。別の塾も開講して人も雇っていましたしね。でもこの会社がいいかげんで、おかげで膨大な借金抱えちゃった。まあ、それは置いといて。
だから月謝は経費としていただいていて、それで儲けようとしたわけではないんです。
ただ、月謝をもらっていることによって、絶対服従の関係は無くなる。自分から辞めるのも自由。

だったら、私は教師なのかというと、そうではない。教師とは教える師ですけど、小説やシナリオの書き方に教科書は無いわけです。教師は教科書に書いてあることを元に教えるわけですが、我々の世界にはそういったプログラムは無いわけです。
こうすれば、絶対に作家になれるという方程式もない。あったらまず、私が教えてほしい。
では、作劇塾は、なにをしているところなのか?

ヒントを与え、近道に導く場所、だと思うんですよ。
うちへ通う塾生たちは、それぞれが求めるものは違うし、得意とするものも違う。本気でプロの作家を目指すものもいれば、「なれたらいいかな」くらいの塾生もいる。ただ、ここにいれば面白いし刺激があるから、と通っている塾生もいるのかも知れません。
また、何年も通っているのもいれば、この4月に入塾したのもいるし、今月はまた新塾生が入ってくる。キャリアも違うわけです。

つまり多様性がある。私はそこに合わせるわけです。
「だったら、これをやっておくべきだ」「これは知っておかないといけない」「ここに目標を置こう」とか。
つまり、ヒントを与える、目標の近道に案内する。
そうなると、塾生の主体性が問われるわけです。
なにがしたいのかわからない、という人には、ヒントも与えられないし、この道を行けともいえない。
あと、言えることは、これをしたら絶対に失敗する、という法則はあります。あるんですよ、これ。
これを案外、言っても聞かない塾生がいる。
それで、ず〜と、ず〜と、遠まわりして。

ただし、それには私自分が様々な経験をし、研鑽を積んでいないと、ヒントは与えられないし、道も知らない、ということになる。私が、塾生にしてあげることは、私の経験上から培ったことを伝えることです。そして、塾生はそれをどう活かすか、です。そうなると、そこには信頼関係が必要となります。
教科書に載っているのなら、誰にいわれてもそれが正解なのでしょうが、その人の経験を活かす、というのは、信頼していないと活かそうとは思えませんもんね。
そうなると、師弟関係に近いものがそこに生まれる、のは自然の成り行きかも知れません。

教師と師匠の違い。
それは、教え子が選べるか選べられないかの違いもあるでしょう。

教師は、教え子が選べることはできません。学校の先生は選べません。
また、学校に入るには、入学試験があります。教える側が教え子を選ぶわけです。

師匠は、逆です。教え子が師を選ぶわけです。
作劇塾も、中山市朗が塾頭をやっていることを知って、塾生は来ているわけです。
ほとんどは「中山先生に教えを乞いたい」というメールからはじまります。
入塾に関しても入試もありません。
そして私の書斎で学び、書斎で朝まで飲む。たまにはオフィスイチロウの仕事も手伝ってもらう。
そういう意味においては、弟子入りに近いともいえましょう。
私も、一旦塾に身を置いてもらうからには、その人の動機、やりたいこと、資質、性格、世界観は知っておきたい。でないと、適切なアドバイスはできません。だから、飲み会を毎週やっているわけです。マナーを知る場にもなりますしね。

脚本家で映画監督である、今の日本映画界では有名な人ある人は、こういうことを言っていました。この人もある専門学校で講師をやっているわけですが。
「最近、例えば脚本の書き方なんて、ネットで検索すればいくらでもそういうサイトは出てくるし、そういう本もたくさん出ています。だから、専門学校へ来る学生も減ってきています。でもね、この業界、そういうもんじゃない。人のつながりなんですよ。そこにチャンスがあるわけだし、仕事はそういう中で回るわけですから。専門学校にはそういった業界人が教えてるんだから、そういう人を知っているのと知らないでは、全然違う」

私はその通りだと思うんです。
小説の書き方、シナリオの書き方なんて、確かに本やサイトで読める。
よっぽど才能があって、運がある人は、それでも一人で業界に入って、業界で食っていけるわけですけど。

私の場合、この世界で食っていけるのに、大学卒業して8年かかったんです。30歳ですわな。
その間、ともに夢を追っていた大学の友人、仲間たちはどんどん消えて行った。
そらね、実績の無い若造なんて、業界の人は誰も相手にしてくれない。チャンスもくれない。

でも、誰々の紹介、となると話は違ってくるんです。その後ろ盾が無い辛さ。
私と木原浩勝との『新・耳・袋』でのデビューも、別に賞を獲ったわけじゃない。あれは、本の装丁とかデザインをしてくれた人たちがいろいろ尽力を尽くしてくれたから出版に漕ぎつけたわけです。
その後、私は放送作家になり、古代史を研究することになり、そこからオカルトの研究家となり、怪談を語る演者となり、演出もし、出版物もたくさん出しました。これ、全部、人との関係で成したものばかりなんです。私個人では、何一つなしえなかった。いかに業界の人と知り合うか。つまりコネはいるんですって。

ですから、塾生にはなるべく多くの業界人と、飲める場を提供しているわけです。
プロが素人と飲むなんて、まあ、無いことですから。
作家になるんだったら、編集さん、映像関係だったら、プロデューサーや制作会社、放送関係の人に顔を覚えてもらう。これだけで全然違いますよ。そんな人たちに会うための営業を、ずっと20代の頃やっていたわけですから。編集長クラスなんて、めったなことでは会わせてもらえない。そして、仕事をくれるのは、そういう人たちですから。ただねえ、当たり前のことですが、やることはやっていないと同席させないよ。する意味もない。

そうなると、塾生と話をしてくれる、酒の席に同席してくれるその業界の人たちは、中山市朗の弟子だから、ということになるんでしょうか。

私には師匠がいません。
まあ、勝手に黒澤明監督が師匠だと思っていますが、別に弟子入りさせてくださいとか、そんなことはしていない。ただ、弟子になりたくて、「making of 乱」の企画書をひっさげて現場に押し入り、じっと監督の仕事ぶりを見ていた、ということはやりました。師匠を見る目で。
でも、それは公言できないし、黒澤監督も「お前、誰?」と生きておられたら、言われていたでしょうし。

でも、師匠がいたら、デビューするまでの8年が、もっと短縮していたのでは、と思うわけです。
随分と遠回りしてきましたから。そこ行くと、遠回りになるよ、と言ってくれる人がいなかったんです。
そして、本来はデビューしてからの方が大変なんです。
また、『新・耳・袋』でデビューしたから、すぐに食えたわけでもない。
心の支えが無く、折れそうになったことも幾度もあのましたが、折れたところで、何ができるわけでもない。
でも、そこで知り合った業界の人たちが、私を救ってくれたんです。もちろん、それは私に毅然としてやりたいことがあったから、営業をつづけたから、そこに協力してくれたり、仕事のオファーをくれたり。それがメディアファクトリー版の『新耳袋』十夜や怪談之怪に結びついた。ここからようやく、作家として回りだした。

作家は一人籠って原稿を書くことが仕事なんだけども、それをビジネスにするにはいろんな人が関わる。
そういうことが、デビュー前の作家志望者にはわかんないんでしょうね。

でも、作劇塾はそこを教える。これは、教える、ですよ。教科書は無いけど、教科書とすべき、プロの人たちとの交流。一番大事なことはこれです。
プロの作家と話す。飲む。
プロの作家のスタンスや考え方は、やっぱり普通ではない。それを体感してほしい。そしてプロになるということは、そういう人たちと勝負するということであると。
そういう覚悟を養うのが、作劇塾ならではの特色でしょうか。

おそらく、何かあった時の責任問題とか、また、素人というのはプロから疎まれますからね、そういう迷惑もかけるわけです。だから、専門学校ではこういうことはやらないわけです。未成年者がいる場合、酒の席はご法度ですから。
それを、作劇塾では、私の責任でもってするわけです。未成年者はいませんしね。
これ、弟子というからできる。弟子だから現場についてくる。打ち上げの場にいれる。仕事の手伝いができる。
業界への近道とはこれです。
高校野球の凄い選手が100人集まっても、プロにはなれない。
プロの実力や世界を知る鬼監督、鬼コーチがいて、はじめてプロへ行ける選手が育つ。

もちろん、我が塾は、よくいわれる平等教育なんてクソ寝ぼけたことはしない。
やらない奴はほっとく。いうこと聞かない奴も好きにさせる。
ただ、私が目にかけたら、そういう場に連れて行く。
「私の弟子です」と紹介する。
後は、その塾生がそれをどう活かすかは、塾生次第。
顔に泥を塗られたことも、数えきれないですけど。それでも塾を継続しているのは。

作劇塾からどんどん作家を生み出し、大阪を少しでも活性化させたい。
それもある!

でも、今、気ままに好きなことをしている私がいるのは、何度もいいます、いろんな先輩諸氏たちのおかげ。
だから、恩返しなんです。
だから、塾生たちも、いずれ作家として巣立ったら、そのうちまた、業界に恩返しをしてもらいたい。
私の夢は、それですわ。











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2017年11月08日

トランプ大統領の訪韓。

中山市朗です。


トランプ米大統領が、韓国を訪問しましたね。
韓国でのトランプ訪韓の雰囲気は、日本とはずいぶんと違い、左派は反米感情むき出しにして、ソウルではデモやろうそく集会も行われているようですし、右派は「日本では二泊したのになぜ韓国は1泊なんだ」と激怒しているとか。

おまけに、日本軍の慰安婦にされたという、李容洙さんがトランプ大統領の歓迎夕食会に出席。大統領は彼女を抱擁したと、報道されています。
この、李容洙さんは88歳。
この人が、若いころにとても辛い人生をおくったのは、おそらく真実のことでしょうが、どうもこの人の証言には一貫性が無く、どうやら朝鮮戦争時代の慰安婦だったのでは、と、思われる節があるんです。
何十年も前の出来事だから、誰でもその記憶はあやふやなものだ、という李容洙さんの擁護派の意見もあるようですが、こういうことは、ちゃんと時系列を伴った、他の資料、証言、事実関係との調査、検証が行われるべきで、どうやらそれが成されず、彼女の証言だけがファクトとして取り上げられ、反日宣伝に利用されたという経緯があります。つまり、疑惑が残る。
李容洙さんの擁護派、否定派、どちらも都合の悪いことはスルーしているような状態。
これはあきませんわ。

そういう人を、米大統領の歓迎夕食会に招待し、大統領に抱擁させるとは!
トランプ大統領だって、それを拒否できる立場にありませんから。
こういう韓国の人たちの自己満足主義が、どれだけ歴史と真実を捻じ曲げ、利用され、韓国という国そのものに不利益をもたらせているか。

だいたい、北朝鮮問題が、今回のトランプ大統領の大きな訪日、訪韓の理由でもあるわけで、日米韓、そして中国とも連携して、この問題にどう対処していくかという話し合いがもたれる時に、日韓の歴史問題をまたクローズアップさせる韓国の稚拙な行為は、もうなんとも……。笑えますな。

笑えると言えば、この地図。

韓国五輪公式HPに載っていたという、これ。


韓国五輪地図











日頃、日本海ではなく、東海と名付けるべきだ、という韓国の人たちも、この地図を見たら、
「あれれ、日本列島が無くなったら、太平洋じゃん。あ〜、だから日本海ね」と気づいたはずですが?






kaidanyawa at 02:07|PermalinkComments(8)

2017年11月07日

太秦・牛祭の謎に迫る! 第九章

中山市朗です。  

思いついた時に、突如掲載する、「牛祭りの謎に迫る!」、第九弾であります。
10月26日付けブログの続きであります。


毘沙門天は、牛とどう関連するのか?

信貴山朝護孫子寺にこういう伝承が残っています。
「聖徳太子が守屋を討伐せんと河内へ向かう途中、信貴山に至った。太子がここで先勝祈願すると、天高く毘沙門天が出現し、必勝の秘法を授かった」。
聖徳太子は、つまりは毘沙門信仰であったということです。

すると、聖徳太子が建てた四天王寺は、毘沙門信仰の寺、ということになるはずです。
『書紀』では、守屋討伐にあたって、ヌリデの木で四天王を彫り、頭の上に掲げて先勝祈願した、と書かれていますが、ここでは、信貴山と毘沙門天がかかってきました。

実際、毘沙門天が天王であるなら、だから天王寺となったんだ、とも言えましょう。
ちなみに、聖徳太子が毘沙門天から必勝の秘法を授かったのが、虎年、虎月、虎日だったと言います。その秘法でもって物部を撃ち滅ぼすわけです。
以来、毘沙門天は、武運の神として戦国武将に崇められ、日本海軍が真珠湾を攻撃する時使われた暗号『トラトラトラ』も、このことに倣うわけです。

一方、聖徳太子は、牛頭信仰であった、と思わせる伝承もあるんです。

大阪の人なら、高津神社という名は聞いたことがあるでしょう。
上方落語に『高津の富』という噺もあります。
高津と書いて、コウズ、と読みます。
で、こういう由緒があるんです。
「第三十三代推古天皇十五年春正月十五日、正遷宮の際、聖徳太子奉納されて、太子自ら神供を奉わり難波惣社古宇豆天宮社と称し、楼門に額を下賜され……」
古宇豆、は、コウズと読みます。
実は、牛頭は、ゴズではく、このころはコウズと発音したそうです。
で、天宮社ということは、おそらく北辰信仰である道教寺であることも示唆されます。

つまり、高津神社は、元は牛頭天宮社であり、聖徳太子が奉納した寺であったということ。
高津天宮より、牛頭天宮であったとする方が、自然です。

ただ、当時のゴウズ天社が今の場所にあったのかどうかは不明。大阪の土地は、大坂城築城にあたって、かなりこね繰り返し、地形も変わったようですから。

牛に乗る大威徳明王の図

牛頭天王






















大威徳明王というのは、阿弥陀如来の化身でありまして、広隆寺の本尊なんですな。
牛に乗る、広隆寺の本尊。
またまたヒントが出てきましたな。

それにしても、いろいろと、牛が出てきますな。

それに聖徳太子。
単に仏教を広めた聖者、とはいかないようですな。

こういう話もあります。

聖徳太子の時代、崇峻天皇が暗殺されるという事件が起こります。
暗殺の首謀者は蘇我馬子。
その第三皇子であった蜂子皇子は、自分も殺されると、聖徳太子を頼って都を逃亡。由良川を上って丹後から船に乗って北上。まあ、海流に乗るとそうなるわけですが。
そして上陸したのが、今の山形県鶴岡市由良。その後、蜂子皇子は三本足の鳥に導かれ、出羽三山を改ざんする、と。
開山日は、丑年牛月牛日。で、出羽三山は、湯殿が頭、月山が背中、出羽山が尻尾、と牛が伏せたような形をしているから、臥牛山という。また、月山の残雪はまだら牛の背中を思わせる、と。

山月













ここに牛があるんですよ。

出羽三山 牛
















湯殿山 牛











なぜ、蜂子皇子と牛に注目するのかと言うと、崇峻天皇は、聖徳太子の母、穴穂部間人皇后の弟なんです。だから、その皇子、蜂子は太子と血縁関係にある。しかも、当時の宗教の概念は、母から受け継がれるんです。
つまり、聖徳太子と蜂子皇子は、同じ宗教概念を持っているということ。

もっとも、蜂子皇子説は、江戸時代に作られたもので、真の開山者は能除仙という人物であるといわれますが、この能除仙という人についてもよくわからず……。しかし、蜂子皇子は実在した人物で、蜂子皇子の墓は、東北唯一、皇族と関係のある墓ということで、宮内庁の管理下にあります。

蜂子皇子 墓













牛……。



kaidanyawa at 07:16|PermalinkComments(0)

2017年11月06日

テレビの凋落とネット番組


中山市朗です。

さっきですね〜。
そ〜いや、トランプ大統領が訪日してんなあ、ゴルフ外交、どうなってんのかなあ。
ふっと思って、テレビ点けたんですよ。
5時40分頃でした。朝、ですよ。
最初映ったのは、YTV(NTV系)「すまたん」。
ところがすぐ、スポーツ&芸能になったので、チャンネルをKTV(フジTV系)に。
「めざましTV」。芸能ニュースやってた。
チャンネルをABC(テレ朝系)に。
「おはようコールABC」。芸能ニュースやっとる。
まさか、
MBS(TBS系)の「あさチャン」。芸能ニュース。

怖っ、と正直思った。で、次に思ったのが「アホちゃう?」。

早朝に各局がニュース報道をする、というのは、出社前、通学前の視聴者に昨日、今日の出来事、情報を知らせるということ。また、地方ではそのうちの1〜2チャンネルしか映らないところもある、というのは、理解したとして。
同じ時間に押し並べて同じ芸能ニュースやらんでもええやろ。
これは視聴者から情報の選択肢を奪っているどころか、テレビ局がよく言っている視聴率的もどうなん?

そういえば、私が放送作家だったころ。
深夜番組の企画をプロデューサーの方に相談されて、『恐怖の百物語』じゃないけど、ちょっと毛色の違うマニアックな番組を提案したことがありまして。深夜ということと、その時間帯の裏番組の傾向の分析もしたんですよ。それでこれなら、という番組を企画した。いわば、おっさんが観るテレビ。
当時から、おっさんをターゲット(視聴者層)とした番組が無い、と言われていまして。でもこのおっさんたちは、それまでのテレビの視聴率を稼がせてもらっていた、いわばテレビっ子なんですけどね。私自身、このころから見たい番組が無くなっていたということもありました。
一方、
まあ、押し並べて、ヨシモトなどの人気、若手芸人の出ているバラエティばかり。同じことをやっても視聴率の食い合いになるだけだろうし。芸人は使わず、作家やマスコミ関係者に出てもらおうと。
『11PM』なんて、そんな番組だったんですけどね。
司会の大橋巨泉は放送作家、藤本義一は直木賞作家でしたし。
それに、
当時放送していた『恐怖の百物語』は成功。だいたい、どのチャンネルも同じような作り、芸人が出てる、と言う中で、1チャンネルだけ、暗いスタジオに蝋燭でしたから。芸人も登場せず。
「なんやこの番組」
と、気にはなりますわな。深夜ながら10%の視聴率を超えたこともあったんですよ。

なんだけど、新企画を持っていったら、プロデューサに言われた。
「ヨシモトの芸人を出さないと、視聴率獲れないんだよね〜」
これね、サイテーの言葉ですよ。

そんなん、どのチャンネルにも出てるやないか!
なんで違いを出そうとせえへんのや。
それに、ヨシモトの芸人、ほんまに視聴者は観たいと思ってるのかな?
テレビを点けたら、強制的に見せられてるだけのことですよ。そう思っての企画だったんですけど。

あれ、考えたらヨシモトとかとの政治力の力関係もあったんですね。いわば、ヨシモトに対する忖度。大阪のテレビ局より、吉本興業の方が力を持っていたということ。

ここんとこ、モリカケ問題で、マスコミは「忖度」の問題性を取り上げていたけれども、局から仕事をもらっている制作会社の、局への忖度は半端ないですからな。そういう現場もずいぶん見てきた。


そういうことがだんだんおもろくなくなって、放送作家の仕事も受けなくなったわけですけど。

まあ、押し並べて各局が同じ時間、同じことを今もやっている、というこの実情を見ると、まだ局の人間の発想力は変わってないなあ、と。

当然、トランプ大統領、訪日のニュースは、ネットで得ることに。そうなるわな。
テレビ?
消したわ。
視聴者のテレビ離れって、こういうところにもあるんでしょうね。

先日、放送作家志望の見学者が、塾に見学に来たので、塾生に「どんなテレビ番組観てる?」と質問したら、5人いた塾生の全員が「テレビは観てません」ということでした。
テレビはあるけど、DVDやブルーレイのモニターとして作動している。あるいはパソコンと接続して使う。
テレビ自体が無い、という人も増えてきていますから。
その上、最近も偏向報道が問題になっていたりしましたしね。
テレビ番組に対する信頼度は、確かに低下しています。

とはいえ、テレビの持つ力はまだまだネット番組よりは遥かに大きい。
ネット配信で、一気に1万人の視聴者が来たら、大大大成功ですが、テレビ番組で1万人の視聴者は関西ローカルとしても、1%未満。
即、打ち切りですからな。

ほんま、テレビ局の方々にはもっと危機感をもって、サラリーマン的な守りの発想は破棄してもらいたい。
ネットとテレビの融合なんて、とてつもなく大きな可能性がある。そこにね、まだテレビ局の人たちは気づいていない、というか、気づこうともしていない。

そういや、ホリエモンがそんなこと言って、フジテレビを買収しようとして、結局失敗したんですけど、ホリエモンの買収が成功してたら、フジテレビは、いや、日本の放送局の意識は、もっと変わっていたかも知れませんね。
あれは何年前?
ライブドア問題は、2005年?

というわけで、しがらみのないネットから、私は自分の語りたい怪談を語る『中山市朗・怪チャンネル』を、なんとか大きくしていき、ここを起点に、テレビ局にはできない番組作りに挑戦していきたいと、思っております。
課題は山積み。人も必要。もちろん製作費を生むことも考えなきゃ。

まずやることは、『中山市朗・怪チャンネル』の広報、宣伝。
ということで、CM動画作りました。まだまだamebaFLESH! そのものの認知度が。
なので私が語る違法「怪談動画」が山ほどアップされている、YouTubeに投下。

みなさん、拡散お願いします(そこか!)。










kaidanyawa at 07:37|PermalinkComments(6)

2017年11月05日

来週の日曜日、いよいよ怪談の……。

中山市朗です。


昨日あたりから、ようやくポツポツと、参加メールが着きだしました。
よかったァ。
昼間開催としたら、さっぱり反応が無く、
失敗こいたか、と思いましたよ。
ということで、プライベート怪談会。来週(12日)です。

第一部 13:00〜
第二部 16:00〜

の午後からの二部。どちらか一方、あるいは両方参加は自由です。
19:00頃終了の予定です。

会場となる、オフィスイチロウを兼ねた我が書斎であります。
最高で35人収容したことがありましたが、それは無茶。
14〜5人なら大丈夫。
囲炉裏がありますので、冬は怪談鍋でもしたいもんですな。

IMG_0199















IMG_0183















さて、
参加費は無料ですが、参加条件は、怪談を一話は語ること。
この一話、というのがね。ハードルらしいんですね。
常連さんは、「もう、話せる怪談、無くなっちゃったし」と、よくおっしゃいますし、初参加される方は「怪談といえるかどうか……」としり込みされますしね。

でもですね。「あれはいったい、何だったんだろう」という話でいいんです。
たまにあるんですよ。
あ、と思いついたような顔をして、「こんなことがありました」と話が出る。
「それ、怪談ですか?」と、ボイスレコーダーを取り出そうとすると「いやいや、ちょっと思い出しただけ。怪談というほどのものじゃないです」と。で、聞いていると「それ、最初から話してくれます? やっぱり録らせてもらいます」。
別に霊なんて出なくても、「なにそれ?」というケッタイな話もありますし、本人は自覚していないけど、いやいやそれ、立派な怪異です、というのがあります。

そういうのを怪談にしたのが『新耳袋』で、怪談に仕立て上げるのが、怪異蒐集家のお仕事ですしね。

なんだか奇妙なことがあって、もやもやしている、という方もどうぞ、私に話してください。
モヤモヤが退散します。

「話すことは、お経をあげるのと同じことです。話すことで供養になるんです」とは、この夏、怪談ツアーでお邪魔した興願寺さんの、おしゅっさんがおっしゃっていたこと。

まあ、そんなかたいことは考えずに、怪談を好きに語って、聞きましょう、というのがプライベート怪談会です。

今のところ、女子率高し。

参加希望の方は、

info@officeichirou.com
06-6264-0981

へ、ご連絡ください。
今までメールくださった方には、全員に返信を送っていますが、もし、返信ないよ、という方がおられましたら、もう一度メールをください。

そしてこれもお願いですが、もし、よければですが、当日21:00より『中山市朗・怪チャンネル』の配信があります。
ご協力していただきたいのですが、「いいよ」という方は、その後も居残っていただきたく思います。

『プライベート怪談会』の雰囲気を、なんとか『怪チャンネル』で配信できないものかと、思案しております。
夜なら参加できるよ、という方もOKです。
『怪チャンネル参加』で、連絡ください。

いろいろとお願いし通しで申し訳ありません。
こういう時期だからこそ、怪談をアピールしたいのです。


なにとぞ、何卒、よろしくお願いいたします。








kaidanyawa at 10:01|PermalinkComments(5)

2017年11月04日

後醍醐天皇の手形

中山市朗です。


飛鳥昭雄さんとのトーク・ライブ、そして『怪チャンネル』。
なんだかバタバタと、そして楽しく終えました。

そもそも、飛鳥昭雄さんと最初に会ってお仕事したのが、私が構成を担当していた関西テレビ『百奇夜想』と言う番組。スタッフの中にファンがいて、私も飛鳥さんのマンガを読んでいて、おもろい発想する人がおるなあと思っていたこともあって、茨城県牛久のご自宅に、出演交渉に行ったのが1991年。
もう26年になるのか。
いつの間にやら肩書も科学芸人、いや、サイエンスエンターティナーとかいうのになって。

その時からノリが全然変わりませんなあ、この人。

ということで、ロフトプラスワン・ウエストでの『日本怪奇列島シリーズ 第一回 ” 〜 日本は呪詛・呪縛大国だった!! 〜』というテーマでのトーク。
どういう切り口、どういう着地点でのトークになるのか。ちょっとくらいは楽屋で探りを入れようと思っていたら、開演10分前に飛鳥さんが楽屋入り。
思ってた新幹線に乗れなかったとか。3連休の最初ですからな。
そんなんで、まったく打ち合わせなしにステージへ。
構成作家をやっていた身としましては、切り口と着地点だけでもわかっていれば、もっと掘り下げた充実したライブにする自信はあるのですが、どうなるのかわからない、着地点もわからない、というのもライブならではというのも言えまして。
まあ、古代史的な位置づけから、呪詛を恐れた天皇や、神道、道教から見た呪詛、現代も日本で行われている呪詛など、様々な視点からのトークとなりました。こういうトークは、ヴィジアル資料があるのと無いのとでは、お客さんへの伝達が全然違うので、適当にパソコンに取り込んだ画像資料が、少しは役だったようで。


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Syuhei Osakiさんのツイッターより写真拝借。

例えば、

『四天王寺御朱印縁起』に記される後醍醐天皇の手形。
実は、この書には聖徳太子直筆ということになっていて、そこに太子の両手の手形が押してあるんです。ところが薄くてよく見えなくなった。で、後醍醐天皇が書き写して自分の手形を押した。
上の画像がそうなんですけど、その聖徳太子の手形にも、後醍醐天皇の手形にも、その手形に釘の跡がある……。どういうわけか左手が二回。一回だけなら、まあ偶然隙間ができただけなのかも、ですが、二つとも、確かに穴がはっきり見えますよね。
飛鳥説によれば、古代の大嘗祭ではキリスト教で言う最後の晩餐の再現をやっていたのでは、というのですが?

大嘗祭。これ、私の中でも大きな課題。
天皇が即位するにあたって行われる一世一代の大祭。
天皇とは何か、日本とは何かの重要問題がここに隠されています。

でもこういう話はやっぱり、その写真を見せるのと見せないでは説得力が。
ゲストが議題にあげそうな話題を予測して、画像を用意するというのは、構成作家として蓄積されたサガなのでしょうか。


このロフトプラスワン・ウエストでの『日本怪奇列島シリーズ』は、今後年3〜4回ほど開催したいとのこと。
次回のテーマは決まっておりまして、『陰陽師』。
まかせとんかい!

みなさんが知っている陰陽師、そして安倍晴明のイメージを覆して見せまっせ!

この後、居酒屋で、お客さんたちとの打ち上げ。と言うか、翌日(本日ですけど)、飛鳥さんは、アスカリアンの皆さんと京都散策ということで、その前夜祭でもあると。
信じられへんのが、この居酒屋、タバコが吸えない!
二度と来るか!

打ち上げが終わってまた一仕事。
オフィスイチロウへ戻って『中山市朗・怪チャンネル』配信の準備。
19:30に戻って、スタッフを入れて準備。20:20頃に、飛鳥さんや、見学希望のお客さんがオフィスに。
オフィスに入った飛鳥さん。思わず立ち止まって「男の子の理想の隠れやだぁ」と、写真を撮りはじめて。準備中は、ずっと昭和レトロや怪獣の話?
子供の頃、立派な大人になっていると思い浮かべていたのですが、50過ぎて、おっさん同志、怪獣の話をして喜々としているなんて。いやいや、そもそも、幽霊だ、UFOだ、妖怪だなんて話をしてそれを生業にするなんて、思いもせんかった。
日本も平和ということですかな?

『中山市朗・怪チャンネル』、本番。

怪チャンネル











飛鳥さんもチェックしてくれているこの番組。
今回は、雑誌『M』の編集長から止められているという、飛鳥さんの心霊体験からはじまりました。飛鳥さんが自身のこういう体験談を語るのは、きわめて珍しいことですよ。
アスカリアンも要チェック。
そして、ライブの後遺症もあって、呪い系の怪談に。


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こちらから、⇩ すぐ視聴できます。

中山市朗・怪チャンネル

ということで、飛鳥昭雄さんに振り回された一日でした。
チャンチャン♬




参考資料。
大嘗祭についての私の考察も。







kaidanyawa at 12:47|PermalinkComments(0)

2017年11月03日

本日、『中山市朗・怪チャンネル』、配信!

中山市朗です。

本日、
amebaFRESH!『中山市朗・怪チャンネル』、配信日となります。


21:00〜 約一時間プラス告知など。

テーマは、おそらく、呪い、呪詛の世界となりそうですが、どんな内容になるかは予測不能!

ゲスト:飛鳥昭雄
MC:はるみ

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こちらから、⇩ すぐ視聴できます。

中山市朗・怪チャンネル



次回は、11月12日(日) 21:00〜

この日は
第一部、13:00〜
第二部、16:00〜
より。プライベート怪談会。できれば、『怪チャンネル』と『プライベート怪談会』のコラボをやってみたいと思っています。
参加希望の方は、オフィスイチロウまで。
条件は、怪談(不思議だった話)を一話語ること。

オフィスイチロウ
info@officeichirou.com
o6-6264-0981



kaidanyawa at 08:55|PermalinkComments(0)

2017年11月02日

呪詛・呪縛列島日本?

中山市朗です。

明日、飛鳥昭雄さんと、呪詛、呪縛についてのトークをやります。

「来ないやつぁ……」

vs中山市朗飛鳥昭雄











テーマ。

日本怪奇列島シリーズ 第一回 ” 〜 日本は呪詛・呪縛大国だった!! 〜

飛鳥さんがどういう切り口で、どんな説を展開するのか、さっぱりわからんのですが、呪詛を歴史的に考察するのか、実用的な恐ろしさを語るのか、それとも飛鳥さんらしく、ユダヤとの関連?

いずれにしても、飛鳥さんにしては、ちょっとテーマとして、今までにないものかな、と。
どんな展開になろうとも対応できるように、現在、使うかもしれない、あるいは使えそうな画像、資料をパソコンに取り込み中。

呪詛はねえ、どこまで話していいのか。
この夏、えらいことになりましたからねえ。
心霊について、懐疑的な私も、呪いについては……。

とは言いながら、めっちゃ笑顔で、めっちゃ恐ろしい話をしてそう。

あ、それから作劇塾塾生に伝達。
このことは全員に行っているとは思うけど、最近休みがちな塾生が心配なので。

明日は、作劇塾開講日ですが、昼間のライブと夜は21:00より『中山市朗・怪チャンネル』の配信がありますので、ライブか『怪チャンネル』見学でもって、出席とします。
間違って、いつもの時間にオフィスに来ても、誰もいませんから。

19:30頃、『中山市朗・怪チャンネル』のスタッフと出演者がオフィスに入ります。
『怪チャンネル』見学の塾生は、その時間に来てください。


ライブは塾生割引があります。

ロフトプラスワンWESTイベントページ


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『中山市朗・怪チャンネル』
3日 21:00〜

MC はるみ  ゲスト・飛鳥昭雄

中山市朗・怪チャンネル


予想不可能な、ライブと配信。
そこがまた、面白い。



kaidanyawa at 00:04|PermalinkComments(0)

2017年11月01日

晩秋の怪談、冬の怪談。

中山市朗です。


11月ですなあ。
そろそろ忘年会のことも考えんと、という季節。

この時期、どうしても怪談ライブやイベントが、ぐっと減ります。
前回のブログで書いたように、どうも集客が見込めないんですよね。
そうなると、主催者も赤字くらいたくないですからねえ。
必然、そういう催しも減るわけです。
やっぱり怪談を見聞きするのな、夏、という定番が生きている、ということなんでしょうか。

とはいえ、だから怪談は休止、とはしたくない。
春夏秋冬、ずっと怪談を語る、ライブやネットで配信する、ということは継続していきます。
海外、特に西欧では、怪談というか、幽霊や妖精の話は、寒い部屋の中で、ペチカの火の前に集まって、子供たちが聞く、というのが習慣だそうです。ハロウィンがそうですね。
ただ、いわば話芸としての怪談は、どうやら日本だけのものらしい。

だから、もっと怪談の面白さを浸透させていくと、夏だけのものではなく、いつ聞いても怖いような楽しいような、そして生死というものを考えさせる面白いものなんだと、気づく人も多いのではないかと思うんです。
ですから、「怪談は夏だけじゃない、年中聞いていたい、読んでいたいんだ」というコアな怪談マニアの人たちにも、今こそ怪談啓蒙をしていただきたい。

というわけで、明後日(3日)は、ロフトプラスワン・ウエストで飛鳥昭雄さんとのトーク。
テーマが 「日本怪奇列島シリーズ 第一回 ” 〜 日本は呪詛・呪縛大国だった!!」というものなので、怪談ライブではないですけど、まあ、私が出演するわけですから、呪いに関する何らかの怪異は語ることになると思います。怪談マニアも、オカルト・マニアも、古代史好きな人も、聞いて損はしないと思います。

ロフトプラスワンWESTイベントページ

この日の21:00からは、『中山市朗・怪チャンネル』第九怪の生配信。
MCは、はるみちゃん。ゲストに飛鳥昭雄さんをお迎えし、いつもとはまた違った「怪」を、おとどけいたします。
『怪チャンネル』は、いずれ、放送回数を増やしながら、オカルト、古代史もやってみたいと思っております。


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中山市朗・怪チャンネル

11月12日は「プライベート怪談会」。

第一部、13:00〜
第二部、16:00〜

の二部制となっておりまして、どちらか一方、あるいは両方、お時間に合わせて参加できます。
ただ、まだそんなに参加者が集まっていない……。
一話は怪談を語る、ということが参加条件ですが、「不思議に思ったこと」「ちょっとした不思議体験」でいいんです。怪談に仕立て上げるのは私ですから。気軽に参加してください。
無料です。

この後、21:00から『中山市朗・怪チャンネル』第十怪の生配信。
ご希望ならば、そのまま残って収録模様の見学、あるいは出演も。
まだ、具体的なことは考えていませんけど。

11月は以上。
やっぱり夏に比べると、寂しい限り。

その代わり、『怪談狩り・四季異聞録』の文庫化の作業が入っています。12月下旬ごろ、発売となりそうです。

12月の予定を。

12月10日(日)

2017怪談の壇チャンピオン大会

出演:中山市朗/MC:はるみ
三浦たまの/一条まー太郎/矢木忠志/12月10日の優秀怪談師

会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
時間:18:15開場 18:45開演(終演予定21:00)
料金:参加費2000円(予約、当日問わず。料金は語りをする方、聞くだけの方共通です。

というわけで、過去三人のMVPと、当日選ばれたMVPの四人によるチャンピオン大会。
チャンピオンは、お客さんに選んでいただきます!

そして来年も、『怪談の壇』は、隔月に一回くらいのペースで、継続していくつもりです。


Dark Night vol:24

出演:中山市朗 MC:はるみ
ゲスト: 西浦和也
会場:道頓堀ZAZAHOUSE(大阪市中央区道頓堀1-7-21中座くいだおれビル地下1階)
時間:23:30開場 24:00開演(終演予定5:00)
料金:前売予約3500円 当日4000円(ご予約後、当日受付でのご精算となります。

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こちらは予約が好調のようです。
早い目に予約しておかないと、アカンかも。


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『怪談三百物語』の第二夜は、来年1月の中〜下旬ごろの予定。

『中山市朗・怪チャンネル』も、いつか化けることを期待しつつ、基本的には隔週日曜日21:00配信を継続いたします。


プライベート怪談会、『中山市朗・怪チャンネル』へのお問い合わせ、MC募集、作劇塾に関するお問い合わせは、オフィスイチロウへ。

info@officeichirou.com
06-6264-0981

へ、ご連絡ください。

その他のライブやイベントは、担当が別となりますので、それぞれのお問い合わせ先に連絡ください。



kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(4)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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