2018年03月

2018年03月31日

秘密結社イルミナQからのお知らせ。

中山市朗です。

秘密結社イルミナQより、秘密集会のお知らせがとどきました。
一昨年のハロウィンの日、盛大にBBQ大会を行いましたが、今度は花見のようです。


前回の様子。
プロの方が用意した上質肉を、野外でジュウジュウ。
ビールで、プハー!

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近日にも第二回目があるようですので、皆様にも参加していただきたく、秘密を露営いたします……?
主催者からの告知文。

★イルミナQからのお知らせ

 前回はBBQでしたが、今回は楽しい花見を啓蒙します。
宴を彩るお花見限定のお料理と、沢山のドリンクをご用意してお待ちしております。
ゲストに、新耳袋の著者で作家、怪異蒐集家の中山市朗先生がご参加されます。
お一人でのご参加も大丈夫ですので、お気軽にご参加ください。


●開催日時
2018年4月15日(日) 13時〜16時
※雨天中止

●開催場所
桜ノ宮 造幣局近く(詳細が固まり次第報告いたします)

●会費
3800円

●参加方法
facebookイベントページ、もしくは応募フォームよりご参加ください。

イベントページ:https://www.facebook.com/events/2007212119538421/
申込みフォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/963a207b339676

●主催
秘密結社イルミナキュー 大崎 修平
https://twitter.com/osaki_syu
のの(オフィス・イチロウ)
https://twitter.com/ssgz_fan

●協力
cafe ててりあ
https://www.facebook.com/teteria.nakazakicho/



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2018年03月30日

明日の深夜、いよいよ異界の扉が開く?

中山市朗です。


いよいよ明日の24:00より、『Dark Night Vol.25』が開催されます。
ゲストは作家の福澤徹三さんです。

私が監修した、一昨年開催されたお化け屋敷『人形塚の家』にも展示していた、次郎人形も出演します。

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なんか、懐かしいなあ。
そして、このお化け屋敷の監修と、同時期にこの場所で行った怪談会「怪談の間」のあたりをきっかけに、私の怪談に対するスタンスに変化が出てまいりました。「午前0時の爽やかウィンドウ」と呼ばれていた私、いや、私の周りで怪異が起こり始めたわけでして。
それまで怪異に対して懐疑派であった私も、最近は「怪異はあるなあ」という考えになりつつあります。
そういう経緯を、いろいろ語ってみたいと思います。

そして次郎人形。「怪談の間」が終了して、私の書斎に10日ほど居候していたころは、おとなしかったんですけどねえ。持主の稲森さんのところでは、いろいろあったみたいで。証拠の動画も入手!

その人形とは、どんな因縁があって、稲森さんの元にあったのか、稲森さん自身が『怪チャンネル』で語っております。

中山市朗・怪チャンネル

そして、その『怪チャンネル』第十六怪で語った、22階の窓に張り付く男、あれ、別の場所に出てるようです。
その話も語りますよ。
特に若い女性、高いマンションに住むのは……。

そして、壮絶な呪いの話。もちろん未発表! 初語り。


前売り予約は明日13:00まで。
TIGET特設ページ



kaidanyawa at 00:01|PermalinkComments(4)

2018年03月29日

八甲田山と次郎人形、果たして怪異は?

中山市朗です。

遭難事故から116年目にあたる、今年の1月24日の『怪談三百物語』で語った「八甲田山」。
公にしようとすると、記録に残らない、一連の話。
とっさんが、ついに怪shopでの配信に向けて、作業に入ったようです。
バックアップは取りまくって、今のところ、データは無事、だということですが……。

⇒『中山市朗 怪shop』

とっさんのツイッターに上がっていた写真。
当日、カメラ七台で撮影に臨んだとっさん。
二台が収録中、謎のフリーズしたということは聞いていましたが、三台分のデータは、見たところ無事のようです。

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無事、配信に漕ぎつければいいんですけど。

作家の福沢徹三さんを博多から迎えての『Dark Night Vol・25』も、近づいてまいりました。
来月、東京で開催する『Dark Night 』は原宿、新宿ともに前売完売状態になっておりますが、こちらはまだ余裕があります。
メディアに出ている人がゲストですと、わりと入るんですが、メディアに出ていない作家さんとかになると、ちょっと予約状況が鈍くなるのは、こういうライブイベントの常ですが、本当はこういう人の話を堪能してこそ、真の怪談好きというものですよ。
福澤さんも私と同じく、全国を回りながら怪異談を蒐集し、原稿にまとめるという怪談に関しては、ほぼ同じ立場のようですが、この人は怪談よりも、ホラー、推理小説を多く執筆されていますから、当然ですが、私とは怪異に対するアプローチや考え方は違うわけで、また新しい視点の怪談が披露されると思います。
作家の語る怪談が、もっと怪談語りの本流になっていいと思いますな。

それと、大阪出身とか大阪に縁がある作家さんは別として、大阪にはあんまり作家さんが来ない、という困った現状がありまして。
出版社も無いし、関西での接待や会合は京都で行われる、と聞きますから、作家がわざわざ大阪へ行く必要が無い。でも、これじゃあ、大阪は文化果てる街になっちゃう。もうなりかけている。
これ、ほっといたらいかんですよ。
今後は大阪に作家さんをどんどんお呼びして、怪談のみならず、トークライブやシンポジウムみたいなものがやれればいいんですけど。
それにはそういうことを受け入れるモノと環境を作らないと。
今、私にできることは、こういった怪談ライブに出演していただくことですかな。

それと、次郎人形、当日舞台にずっと置いておきます。

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とっさんも、カメラや録音機材をずっと作動させておく、と言っております。
先日の「稲森誠の怪談座談会」では、やっぱり謎の現象が起こって、失敗したこの試み。
今回こそは?
そして、新しいエピソードが加わるのか?

みなさんと、そこを見極めましょう。

前売予約はTIGET特設ページ





kaidanyawa at 07:11|PermalinkComments(2)

2018年03月28日

春だ、陽気だ、作劇塾だ!

中山市朗です。


春ですなあ。桜の満開が、平年より10日ほど早いそうです。
私は夏が好きでして。
怪談を語る機会も多くなるし、仕事もいろいろいただいて、いろんなところへ行けますからね。
夏の真っ青な空がまた好きでして、麗しき女性たちも薄着になって、ますます美しくなる季節。
ですが、毎年、秋になると仕事がぐん、と減ってしまいます。なので、ちょっと憂鬱でもあります。
ですから、「もうすぐ夏やな。どんな夏になるんやろ」と、わくわく期待できる春が一番好きな季節のような気がします。
春、とは、地中に陽気がたまり、草木が生える、草木の芽が張る、から、はる、となったそうで、空が晴る、という意味もありましょう。
春はまた、環境の変化が起こる季節のようですね。私のような者には無いですけど、人事異動とか転勤とか。学校ではクラス替え。入学、就職。この環境の変化が苦手で、春は嫌い、という人もいるようですけど、環境の変化はまた、チャンスでもある。または、何かをやろうというきっかけにもなります。

と、いうことで、作劇塾。
何かをやってみたい、やりたかったことと向き合って、いろいろ考えてみたい、という人も、利用していただければと思います。うちの塾生たちも、何人かは最初はそんな感じで入ってきて、塾でいろいろ学び、体験し、人と会ううちに、今は本気になってプロを目指している、という感じなんですよ。
人生は一回。やるもやらないも、あなた次第。
とにかく、私としては、大阪を活気づけたい。そのためには人材育成。そして、まとまり。そのためには、人が集まること。この春は、私もトークライブをいつもより活発に行っていますが、まず、人と繋がる、ということを意識しております。人が繋がると、何かを成す力は大きくなり、チャンスも広がる。チャンスのあるところに、人は集まる。
人の集まるところは、面白い。
今は、そのチャンスを欲しがって、みんな東京へ出て行っているわけですが、「じゃ、東京発のものがそんなに面白いか」となると、そんなでもない。と言って、大阪も地盤沈下している。
これね、大阪があかんから、東京も油断してるんじゃないかと思います。
そのために、まず人材育成、いろいろな発信、人寄り場所。
その中に、作劇塾がある。そうしたいわけです。

ま、入ってくる人はそんなこと考えなくてもいい。でも、出口を作るのは私の義務。そう思って、作劇塾を続けています。


作劇塾、見学もOKです。

まずは、info@officeichirou.comまで、メールをください。

その作劇塾の開塾記念と私の生誕祭が、あります。
ののさんと、ウェイブデザイナーの大崎氏が仕切ってくれています。

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塾生との交流もできます。
お店を予約するために人数の決定が必要です。なので明日(29日)までの受付となっているようです。

予約はこちら。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302

まあ、楽しくやりましょ。




kaidanyawa at 08:45|PermalinkComments(4)

2018年03月27日

来月、日ユ同祖論について原田実氏と激論?

中山市朗です。

来月(4月)21日の夜は、東京・原宿と新宿で「Dark Night」のダブルヘッダーで、前日20日の夜は、東京某所での秘密喫茶居皆亭に出演の予定、となっておりますが、また1本ライブイベントが加わりました。

今度は、と学会の秘密集会への出演。
なんと、中山市朗、原田実、皆神龍太郎による日ユ同祖論の考察であります!
題して「オカルト古代史公開講座 日ユ同祖論と秦氏」

場所は、古本の町、神保町のブックカフェ二十世紀。
東京都千代田区神田神保町2-5-4  開拓社ビル2階 (古書店 @ワンダーの2階)

会費 3000(1ドリンク、懇親会付) *トークのみ2000円(1ドリンク付き)
予約方法  ブックカフェ二十世紀
TEL : 03-5213-4853
E-MAIL :  jimbo20seiki@gmail.com

日ユ同祖論、つまり、日本人の祖先とユダヤ人の祖先は同じ(「聖書」に書かれるイスラエル人たちの末裔が日本列島に来て我々の祖先となった)、という説は、明治の時代からありました。
以後、この説はいろいろと利用されながらも、様々な検証がなされ、ユダヤ人側からも提唱されました。しかし、歴史学としては否定されており、遺伝学の分析結果からもこの説を肯定するのは難しいとされています。しかしながら、日ユ同祖論についての考察はなされ、書籍も多く出されていて、古代史の好事家、マニアの好奇心をかきたて、信じる人たちが多くいるのも事実です。
さて、と学会、という立場では、これをどう見るのか。
原田実さんとは、私初共演ですが、どうなるのでしょうね。
原田氏は、作家で歴史研究家、特に偽史、偽書について鋭くメスを入れる方。
そして、何度もご一緒した、疑似科学ウオッチャーの皆神龍太郎氏。
ここに、私が入ると、日ユ同祖論は、いかなる論説になっていくのか。
私にもわかりません。

ですが、これは歴史好事家なら、絶対に聞き逃せられない講座ですぞ!

日ユ同祖論、肯定派も否定派も、よっといで!


弥勒菩薩半跏






















で、夜は怪談、深夜は呪詛。濃い一日になりそうですな。



kaidanyawa at 09:25|PermalinkComments(0)

来月、日ユ同祖論について原田実氏と激論?

中山市朗です。

来月(4月)21日の夜は、東京・原宿と新宿で「Dark Night」のダブルヘッダーで、前日20日の夜は、東京某所での秘密喫茶居皆亭に出演の予定、となっておりますが、また1本ライブイベントが加わりました。

今度は、と学会の秘密集会への出演。
なんと、中山市朗、原田実、皆神龍太郎による日ユ同祖論の考察であります!
題して「オカルト古代史公開講座 日ユ同祖論と秦氏」

場所は、古本の町、神保町のブックカフェ二十世紀。
東京都千代田区神田神保町2-5-4  開拓社ビル2階 (古書店 @ワンダーの2階)

会費 3000(1ドリンク、懇親会付) *トークのみ2000円(1ドリンク付き)
予約方法  ブックカフェ二十世紀
TEL : 03-5213-4853
E-MAIL :  jimbo20seiki@gmail.com

日ユ同祖論、つまり、日本人の祖先とユダヤ人の祖先は同じ(「聖書」に書かれるイスラエル人たちの末裔が日本列島に来て我々の祖先となった)、という説は、明治の時代からありました。
以後、この説はいろいろと利用されながらも、様々な検証がなされ、ユダヤ人側からも提唱されました。しかし、歴史学としては否定されており、遺伝学の分析結果からもこの説を肯定するのは難しいとされています。しかしながら、日ユ同祖論についての考察はなされ、書籍も多く出されていて、古代史の好事家、マニアの好奇心をかきたて、信じる人たちが多くいるのも事実です。
さて、と学会、という立場では、これをどう見るのか。
原田実さんとは、私初共演ですが、どうなるのでしょうね。
原田氏は、作家で歴史研究家、特に偽史、偽書について鋭くメスを入れる方。
そして、何度もご一緒した、疑似科学ウオッチャーの皆神龍太郎氏。
ここに、私が入ると、日ユ同祖論は、いかなる論説になっていくのか。
私にもわかりません。

ですが、これは歴史好事家なら、絶対に聞き逃せられない講座ですぞ!

日ユ同祖論、肯定派も否定派も、よっといで!

で、夜は怪談、深夜は呪詛。濃い一日になりそうですな。




kaidanyawa at 09:14|PermalinkComments(2)

2018年03月26日

怪異起こるか、DarkNightに、次郎人形登場!

中山市朗です。

「稲森誠の怪談座談会」、と『中山市朗怪チャンネル』無事終了しました。
どちらかをご覧になった方は、もうご存知でしょうが、一昨年、私が監修したお化け屋敷『人形塚の家』に展示したいわくのある人形が話題になりました。
稲森氏が所有しているこの人形。
今日写した人形の写真。

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一昨年撮った同じ人形の写真。

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どないでっしゃろ?
変わってまっしゃろか。同じでっか?

顔の表情がよく変わる、と噂されております。
いやいや、こんな写真も。

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左の写真と右の写真。明らかに顔がちがいますな。近畿怪談倶楽部のぺるそなさんからの提供です。
さて、その真相は?

実は、いろいろなエピソードがあるようですので、この人形預かってきました。
塾生の東野君が持ち帰りまして、今週のDark Night にて、ご披露いたします。

終電を待つ人形。東野君のツイッターより。なんか次郎という名がついています。
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ところで、前々回の稲森さんの怪談座談会では、ステージに置いていたこの次郎が動いた、という証拠の動画も?

実は、今日、この次郎を撮影していた、『怪チャンネル』の技術担当のとっさんも、カメラに不可解な現象が起こったとか。まあ、次郎に関するエピソードの一部は、本日配信した『怪チャンネル』を視聴ください。
稲森氏が語っております。


中山市朗・怪チャンネル

そして、作家・福澤徹三さんをお迎えしての『Dark Night 』(31日深夜)にて、みなさんにもこの次郎と対面していただきます。とっさんは、ずっと次郎にカメラを向け、ライブ中、実況映像を会場に流す予定です。
もちろん、怪談は、人形とは関係なく、新しく取材した話などもいろいろ語ります。
七代祟る、呪いの話も。
福澤徹三さんの語る、大阪初披露の怪談も聞き逃すでない!


そして、前売り発売開始しました。

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チケットのお求めは下記まで。
35名限定ですので、お早めに。

  • 大宇宙猫庵(前売り券ご購入はこちらです)

    大宇宙猫庵(前売り券ご購入はこちらです)


  • 中山市朗生誕祭&作劇塾開塾記念のパーティも、祝ってくださる方、受け付けています。
    まあ、塾生、怪談好き、オカルトマニア、歴史好事家、その他いろいろ、まあ、うまいもん食って、語り合いましょうや。

    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302

    ほな、諸々よろしうに。



    kaidanyawa at 07:18|PermalinkComments(7)

    2018年03月25日

    本日『怪チャンネル』22時から。

    中山市朗です。


    本日は、
    ★中山市朗・怪チャンネル

    FRESH!より、生配信いたします。

    いつもは21:00からの配信ですが、本日は都合により、22:00からの配信となります。
    ご了承ください。

    ゲストに、俳優でホラー俳優の肩書きもある、稲森誠さん。この方は、自身も怪談会を1人語りで行ったり、あの伝説の怪談番組、関西テレビ『恐怖の百物語』にも何度か登場した人。関西の怪談マニアなら、その名は聞いたことのある「メリーさんの館」は、その番組、この人から広まったのです!
    もう一人、映画監督であり、プロデューサーでもある、大木ミノルさん。CGを使って心霊映像、UFO映像を作ってしまっている人。『放送デキナイ死ノ動画』シリーズの監修。映画は『時空NINJAジライヤ』『カーTAROU』など。
    お二人とは、昼間に、★稲森誠の怪談座談会

    にて、ご一緒しております。当日券、あると思います。

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    その座談会のノリで、『怪チャンネル』も、楽しく、でも恐ろしい話をお届けします。
    MCは、ののさん。

    22:00からです。

    中山市朗・怪チャンネル


    kaidanyawa at 08:59|PermalinkComments(0)

    2018年03月24日

    『霊的ボリシェビキ』VS『怪談狩り』?

    中山市朗です。


    塾の飲み会が6時に終わりまして、居残った塾生の悩みや相談を受けているうちに、7時30分になってしまいました。これも、塾頭のお仕事です。
    個人個人に合わせた指導、目的までの道案内を心がけています。
    作劇塾では、塾生を募集しています。
    見学、体験授業は無料。
    info@officeichirouまで、まずはメールを。



    さて、明日は『中山市朗・怪チャンネル』ですが、番組内で高橋洋監督、脚本の『霊的ボリシェビキ』の予告編を流しております。
    東京、仙台、神奈川での上映は好評で終わりまして、本日より大阪での公開となりました。


    シネ・リーブル梅田 

    続いて、京都での公開も決定!

    4月21日(土)から。


    出町座 

    そして、23日(月)は、『霊的ボリシェビキ』の京都上映を記念して、高橋洋監督と私によるトークライブを行います。題して『Jホラー・怪談ボリシェビキ』。
    場所は出町座のフリースペース。映画の最終上映の後の時間での開催です。
    おそらく、交流会もあり!
    前売り発売と、詳細は、明日25日から、特設サイトにて。
    明日のこのブログにも貼り付けます。しばし、お待ちを。


    見逃すなんて、聞き逃すなんて、そんなバカな!

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    kaidanyawa at 07:38|PermalinkComments(3)

    2018年03月23日

    いよいよ明後日、何かが起こる?

    中山市朗です。


    ★稲森誠の怪談座談会

    いよいよ明後日、25日(日)
    シアターOMアトリエ
    出演 稲森誠 (俳優、オカルト俳優?)
    ゲスト  大木ミノル(映画監督、映像作家)
          中山市朗(作家、怪異蒐集家)

    開場: 13:30/開演: 14:00

    前売券2,500(前売り券)
    当日券3,000(当日券)




    主催:近畿怪談倶楽部

    TIGET内『稲森誠の怪談座談会』ページ

    これ、稲森さんの劇団が所持する、数が合わないお人形たち。
    何度か私もお借りしたけど、どうやら動くらしい……。

    人形

















    怪談座談会が終わりましたら、その夜は『中山市朗・怪チャンネル』だ!

    ★中山市朗・怪チャンネル

    FRESH! で配信中!

    21:00より生配信の予定。
    この日は、『怪談座談会』のノリそのままに、稲森誠さん、大木ミノル監督をゲストに招いて、楽しくも恐ろしい怪談座談会チャンネルをお送りします。
    MCは、ののさんです。

    中山市朗・怪チャンネル

    そしていよいよ来週に迫りました!

    ★中山市朗Darknight vol:25

    3月31日土曜日
    出演 中山市朗 
    ゲスト 福澤徹三
    MC はるみ

     福澤さんとは、東京やカナザワ映画祭などで、怪談ライブや怪談鼎談などでご一緒していますが、大阪では初共演となります。小説家の語る怪談も、ええもんでっせ。
    私も呪いに関する新しい話を仕入れてきました。それ、語ります。
        
    福澤徹三 - Wikipedia


    23:30開場 24:00開演(5:00終演予定)
    道頓堀ZAZAHOUSE

    中山市朗Darknight公式サイト

    前売3500円

    当日は4000円となります。






    ほな、よろしゅうに。



    kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(3)

    2018年03月22日

    巨大ボトル、君臨! 打倒なるか!


    中山市朗です。

    え〜、本日、少し早い私の生誕祭の贈り物が、いつも『怪チャンネル』を欠かさず見ていただいている、なむなむさんより宅配便で。「重い」と配達員も口にしてはりました。
    い、一体、なにが?

    開けてみると、手前の2Lのペットボトルが貫禄負けする黒い箱が。
    中からは、おー、Jack Daniel's。アメリカはテネシー産のバーボン・ウイスキー。

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    それも、3リットル瓶でした。デカイ!

    IMG_2889













    いつも飲んでいる通常瓶は、700mℓですからな、4倍以上。
    比較して見ましょ。


    IMG_2881












    もう一本も梱包されておりまして、こちらは、Dewar's white label、スコットランド産のモルトウイスキー。
    1750mℓ  後ろにとって付いた、学生の頃はやっすい、このサイズの焼酎とか飲んでましたが。
    ウイスキーのええやつで、このサイズとは!
     
    IMG_2882












    ウイスキーのミニボトルと比べるとこの威容。

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    さっそく、戦いを挑みました。
    三船三十郎が斬りかかる!

    IMG_2891













    「やめたやめた。俺にはかなわねぇ。寝るに限るぜ」

    IMG_2892
















    続いて、ドイツ旧陸軍と、自衛隊の熱線砲、合同電撃作戦。
    歯がたたん!

    IMG_2890













    最終兵器、ゴジラだ!
    おお、ゴジラよりデカい!

    IMG_2885














    なぁんて、遊んでみました。

    なむなむさん。ありがとうございました。
    チャン、チャン♬



    中山市朗生誕祭&作劇塾開塾記念会。
    今年は塾生以外の方たちにも参加していただきたく、準備をしております。
    4月1日、19:00より。

    予約フォームは↓

    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302



    kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(6)

    2018年03月21日

    猿でもわかるオカルト大辞典〜プロビデンスの目

    中山市朗です。


    さて、ツイッターにあがっております、『猿でもわかるオカルト大辞典』

    ツイッターの「20秒の動画でどこまで説明できるか?」というオカルト用語辞典です。
    絶対にそんな時間枠で説明できるワケないところが、ミソでございまして。
    なるべくシンプルに説明するには何を最初に語るべきか。
    ※オフィスイチロウのツイッターで動画との連動となっております。

    今回は、プロビデンスの目。

    フリーメーソンのデザインやアメリカの1ドル札にもある、目の意匠のことですね。

    1ドル札のピラミッド














    プロビデンスの目










    フリーメーソンの目














    プロビデンスとは、自然界を支配する法則のことで、キリスト教に置き換えると、自然界を支配する神の意思、摂理を意味することになります。それをシンボリックに表現したのが、プロビデンスの目なのです。
    元々は、ウジャトの目、ホルスの目、ラーの目から来ているものですが、ウジャトの目は、左目、ラーの目は右目で現されるので、プロビデンスの目は、ウジャトの目を現します。
    エジプトの神話によれば、ホルスが父であるオシリスの仇討をした時に失った左目が、後に知恵の神トートによって返されます。よって、この左目は再生を意味することになり、すべてを見通す知恵の目、を意味するシンボルとなったわけです。これが『聖書』に置きなおすと、唯一神ヤハウェの目ということになるわけです。

    アメリカ合衆国の国璽や1ドル札に使用されるプロビデンスの目は、アメリカ合衆国は神によって導かれる国であることを示すシンボルであるといえましょう。ただし、ピラミッドの上に描かれる目は、明らか古代エジプトの知恵を奥義とするフリーメーソンと関係することは間違いないと思われます。
    古代エジプトの知恵、それはモーゼの秘密であり、『聖書』の奥義であるのです。それこそが、神羅万象を知る神の知恵と考えられていたのです。いわば、オカルトの源流ですね。
    フリーメーソンの儀式は、この古代エジプトの知恵が象徴的に取り込まれ、アダム・ヴァィスハウプトが創設したイルミナティは、その神秘主義をさらに重要視し、利用したのです。
    その象徴も、目、でした。
    プロビデンスの目は、ずいぶん昔から使われていた神を意味する意匠であり、フリーメーソンやイルミナティの独自の意匠ではない、というのはある意味正しいのですが、これらの結社が、そのすべてを知る、見通す、目の奥義、秘密を真に知っているのは我々である、ということを、暗黙に主張したものである、と解釈するのが正しいと思われます。


    下の目は、ホルスの目とされるものですが、アテン神との融合が見られます。

    目ホルスの










    太陽から無数の光線が放射している姿で現されるアテン神。

    アテン神










    このあたりの詳細は、いずれ別項で。




    kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(0)

    2018年03月20日

    2018年古代史の旅〜天皇の起源?

    中山市朗です。


    四天王寺と太秦との関係から、いよいよ天皇との関係を示唆しようと思っていたのですが。

    ちょっと早いかな、という気が。
    もう少し、天皇陛下の御譲位、新、天皇の御即位(2019年5月1日)、そして大嘗祭(同年11月14〜27日で調整中)について、いろいろ世間の関心が集まるころまで、待とうかな、と。
    大嘗祭、といっても、まだ皆さん、ピンと来ていないみたいですしね。

    正式には践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)といい、この儀式で以て、天皇は本当の天皇になる、というものです。
    つまり、践祚大嘗祭にこそ、天皇とは何かという大きな謎と神秘が隠されているということです。
    これぞ、日本最大のオカルト(古代の叡智、神々の奥義)というべきでしょう。いや、古代から伝承される最大にして、最も神秘的で威厳のある、神の儀式、といってもいい。

    その謎と正体を説くヒントが、実はこの太秦に伝わっていた牛祭にこそ、隠されている、ということ。

    それ、どうしても知りたいという人は、私の著書を。
     


    そして、もう告知が出ていますが、雑誌『ムー』との提携関係にあり、能力、UFO、スピリチュアル、精神世界といったことをテーマに、さまざまな動画配信を行っている夢源樹が主催する「秘密喫茶・居皆亭」から出演オファーをいただいております。
    まずは、天皇、というものを発明した聖徳太子について語ってみようと思います。

    4月20日(金)。
    『Dark Night in 原宿&新宿』の前日に開催。

    18:45 受付開始
    19:00 秘密喫茶「居皆亭」オープン
        第一部開始 トークショー
    20:30 第一部終了
        第二部開始 懇親会(飲み食べ放題)
    22:00 秘密喫茶「居皆亭」クローズ

    【開催場所】
    都内某所
    参加される方にのみご連絡いたします。

    とのことです。
    詳細は下のURから。

    http://mugenju.com/content/?id=7203

    夢源樹に関しての詳細は、こちら。

    夢幻樹HP・秘密喫茶 居皆亭ページ

    オフィスイチロウとしても、今年から来年にかけて、天皇と日本の古代史について語るチャンネルを開設したいなと思っております。そして、じょじょに、皆さんに関心を持っていただければ、日本という国についていろいろ考えるきっかけになると思います。





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    kaidanyawa at 00:01|PermalinkComments(0)

    2018年03月19日

    楽しい作劇塾?

    中山市朗です。

    毎週金曜日、19:00より、作劇塾を開講しております。

    誤解されているようですが、別に怪談に特化しているわけではありません。
    小説、シナリオ、放送作家志望の方に、対応しております。
    また、プロの作家を目指すわけではないけれども、ルーティンワークから離れたい。ちょっとした刺激が欲しい、といった方にも、来ていただきたく思います。
    世の中、いろんな世界があり、価値観がある。とんでもないことが起こっている、みたいなことも学べます。
    まあ、私自身が、作劇塾をやりながら、学ぶものは多いわけですけど。

    執筆というのは、独りでする作業ですので、どうしても籠りがちなのですが、作家志望者は籠っていてはダメ。
    このグローバル社会。読み手の知識や意識も半端ない。
    その人たちを、うならせ、感動させるためには、膨大なインプットが必要。
    よっぽど才能のある人は別ですが、まあ、普通は、頭の中にある想像力、発想力だけでは、対応できません。
    取材力も、読解力も、営業力も必要。作家もビジネスですからな。
    また、ことを成すには、仲間とか、組織とか、そういうものも必要。
    これは、長いことこの世界で生きている、私の実感です。

    そういうことに、作劇塾を利用していただければなあ、と、思っております。いや、そういうことを知っていただきたいがために塾を創ったわけです。

    また、締め切りを設けて、合評をしていますので、何があっても書く、という習性もつくかなと。
    初心者OK。
    プロに近づくほどに、厳しく指導いたします。

    授業後は、このように飲み会もやっております。
    強制ではありませんが、語り合う、何かを共有する、あるいは議論する、相談したい、という場は、少人数制の塾として、なくてはならないものだと思って、朝まで参加塾生たちの相手をしております。

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    飲み会の様子。

    船生、YouTuberになる?!?


    楽しく飲もうぜ!作劇塾飲み会動画


    そんな作劇塾は塾生を募集しております。
    年齢不問。

    入塾費として1万円。あとは月謝製で月1万円です。

    見学等、ご希望の方はオフィスイチロウまで。

    プロを本気で目指す方には、業界直結で対応しています。

    info@officeichirou.com











    kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(0)

    2018年03月17日

    猿でもわかるオカルト大辞典〜心霊

    中山市朗です。


    え〜、大崎氏とののさんが仕切ってくれています、4月1日の開塾記念と私の生誕祭。

    詳細が決まったようです。20名まで。

    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302


    ●炭火家 神楽(かぐら) 難波店
    https://www.hotpepper.jp/strJ000972625/course_cnod03/

    ●コース
    ・焼肉&スイーツ&海鮮 食べ放題
    ・アルコール飲み放題

    ●料金について
    4000円

    ということだそうです。
    なるべくお早めに申し込みください。



    さて、ツイッターにあがっております、『猿でもわかるオカルト大辞典』

    ツイッターの「20秒の動画でどこまで説明できるか?」というオカルト用語辞典です。
    絶対にそんな時間枠で説明できるワケないところが、ミソでございまして。
    なるべくシンプルに説明するには何を最初に語るべきか。
    ※オフィスイチロウのツイッターで動画との連動となっております。

    今回は、知っているようで知らない、「心霊」。

    実はサブカル的な言葉でして、霊魂や幽霊の存在を写真に撮って、その実証性を確認しようとすることで、心霊研究は心霊写真と共に歩んだ、といえましょう。
    意味としては「精神がなせる写真」で、それが心霊という言葉となったようです。
    西洋では心霊写真は、Spirit photography といいます。
    今では、幽霊、霊魂、心の本体といった、肉体を離れても存在する超常現象のことを指しますね。



    私の書斎の片隅にも……。

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    kaidanyawa at 10:39|PermalinkComments(0)

    2018年03月16日

    怪を語れば怪来たる。『怪チャンネル』危機?

    中山市朗です。

    明日、『気まま酒家』の収録&配信日となります。
    酒家という設定ですので、酒を飲みながらぐだぐたと言う、最低の番組です。
    番組では、共に酒を飲み、語る人を募集しています。ただ、飲んでるだけでもいいのです。
    参加希望者は、『気まま酒家』のDMか、オフィスイチロウへメールでお知らせください。
    常連さんは、勝手知ったる……?

    なお、酒、肴は、持ち寄り散財ということになっております。

    で、本日は作劇塾。
    塾生を募集しております。

    info@officeichirou.com


    さてさて、ツイッターにて、『中山市朗・怪チャンネル』の技術担当のとっさんから、不穏な内容の書き込みが……。

    IMG_2873















    とっさん(突撃剛)
    【ご報告】
    今週に入って怪チャンネルの配信で使ってるPCが制御不能に…。 初期化。 バックアップを取っていたにも関わらず配信に関するデータがインポート出来ず、1から作っています…(><) そして今日、2台目PCが制御不能になりました…。 何これ。。。    


    これに対し、寿命だったのではというコメントが。
    すると、とっさん。

    1台目は長く使ってるのであり得ますが配信で使ってるPCは買ってまだ4ヶ月ぐらいしか経ってないんです(><) まぁ、PCは良いですがチャンネルのデータが…



    やっばり来ましたな。
    原因は、「三百物語」で語った『八甲田山』じゃないのかな?

    残らないんですね。この話。
    とっさんは、『八甲田山』収録の際には、撮影には七台のカメラ、常にバックアップの体制で収録。二台のカメラが原因不明のフリーズを起こしながらも、データは大丈夫、と言っていたんですが。
    信州での囲炉裏怪談で語った時の『八甲田山』も、ののさんがPCに取り込んだとたん、フォルダーがどっかに消えたんですね。まあ『八甲田山』は記録に残らない、と、そういうことも「三百物語」で語っていたんですけど。
    しかし『八甲田山』に限らず『怪チャンネル』は、いろいろトラブルが続いています。

    私ねぇ、2年ほど前までは、怪異について完全に懐疑的な立場におりました。
    そら、いろいろ体験談を取材し、聞かせていただいて、それはその人の体験ですから、否定するつもりもないし、あったんだろうな、とは思っておりました。ただ、それが霊だのなんだのが実在することを証明している、とは思わなかったんです。

    でもねえ、最近、こういろいろあると、それらを全部、偶然として片づけるのは、どうかと思わざるをえないというか。
    偶然は、どこまでが偶然なのか。
    それを知りたくなりました。

    とっさんが見舞われている怪異。
    物理的に考えられないことが、起こっていますしねえ。

    昨年撮れた、私が燃えたように見えた写真もそう。あの写真は、ある村の呪いについて語っている時に限って写し出されたものでした。それが1枚や2枚じゃないですからね。
    そのことを『怪チャンネル』で話すと、突如、身体に異常をきたし、翌日はまったく動けず。なのにその翌日は、けろっと治ってロケへ。その代わり、とっさんと壮快君がダウンとっさんは、医者に診てもらったら「原因不明」やて。
    う〜ん。

    そして『怪チャンネル』につきものの、技術系トラブル。これも怪談を語っている最中に限って起こるんですよ。
    一度などは、番組途中、フリーズして、画面が真っ暗になり、時計の音のように、チク、チク、チク、チク……という音。気持ち悪っ、というより、わけわからんかったですね、あれ。
    あっ、うちのおばあちゃんの話も、なんか途中でカメラが止まる。

    そして、今回のとっさんのトラブル。



    言霊、という言葉があります。
    言葉に宿る、霊的な力、この力は古代より森羅万象を読み解くものだとして、日本の古神道にありますが、この考えは、古代エジプトにもありました。『聖書』にもそのような考えは反映されています。
    日本では、祝詞、お経がそうです。あれは言霊です。言霊によって、霊を鎮魂、成仏させようとするものです。
    受験に「落ちる」は禁句。結婚式に「戻る」「別れる」「切れる」も禁句。演芸場では、スル、ハズレるは禁句。スリッパはアタリッパというそうです。九や四を避ける、なんていうことも多々ありますね。忌み言葉といって、これらも言霊なんです。
    迷信だと思います、が……。

    最近、それを考えるようになりました。
    昔、私が構成を担当していたKTV『恐怖の百物語』も、同様にいろいろあったんですけどね。『新耳袋』にも書きました。で、同時期に関わっていた『爆笑BOOING』などのお笑い番組は、トラブルはほとんどなし。
    これも、偶然だったのでしょうか?

    怪を語れば怪が起こる。

    これは、ほんとうなのかも知れない。
    28年間、怪談に関わっていて、ようやくそれがわかって来た、ような……。
     
    とにかくとっさんの知識と経験と根性で、データを復元してほしいですね。


           



          




    kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(13)

    2018年03月15日

    2018年古代史の旅〜天皇の起源

    中山市朗です。

    さて、私が夢源樹の渋沢さんを、四天王寺と太秦を案内したのは、聖徳太子が関わったと寺だと『書紀』に書いてあるからなんです。

    『上宮聖徳法王帝説』は、太子伝説を記した『書紀』より古いとされる文書ですが、ここには「太子七寺を起こす」として、四天王寺(天皇寺)、法隆寺(斑鳩寺)、中宮寺、蜂岡寺(広隆寺)、法起寺(池尻尼寺)、橘寺、葛城寺の七寺を挙げています。
    しかし、法隆寺はその建立については『書紀』は何も書いていませんし、他の寺も、『書紀』には何も書かれず、創建に関してもよくわかつていないのです。ですから、聖徳太子やその親族に縁があるのは確かだとしても、太子自身がどうこれらの寺と関わったのかは、よくわからないんです。
    ところが、四天王寺は聖徳太子の発願によって建立されたと書かれ、広隆寺も、太子が持っていた御仏のために、秦河勝が建てた、と『書紀』は書いています。そして、太子が亡くなった時、新羅と任那の使者が来朝し、仏像一体と舎利、金塔、大きな灌頂の幡と小さい幡12条を奉ったとあり、仏像は広隆寺に、舎利や金塔、幡などは四天王寺に納められた、とも書いています。

    つまり、四天王寺と広隆寺だけは、はっきりと聖徳太子が関わったと、わかるわけです。しかも新羅が出てきてますな。
    実はこの後、文武王19年(674)、慶州(新羅)に四天王寺伽藍を持つ寺院が建立されており、四天王寺と新羅との関係を、ここでも示唆しております。

    ここから見えてくるのは、新羅、そして、聖徳太子と秦河勝なんですね。

    その、広隆寺。
    秦河勝が建立した寺で、その地は、山城国の太秦であり、秦氏の本拠地でありました。
    その秦河勝は、室町時代初期の猿楽師、世阿弥が書き残した能の理論書『風姿花伝』に、「推古天皇の治世に聖徳太子が秦河勝に命じて六十六番の芸能をつくって、これを『申楽』(猿楽)と名づけたのが始まり」と記されています。
    つまり、秦河勝は猿楽の始祖、ということになります。

    猿楽とは、能、狂言の基礎となった芸能で、世阿弥、観阿弥が、これを今に残る能のような芸能にしたわけです。それ以前の猿楽の形態は実はよく解っていません。平安時代には衰退していたとも言いますが、そのころは滑稽なしぐさや物まねなどを演じた仮面劇であったようです。
    猿楽は申楽であり、もともと神学だったものを、卑猥な出し物も多く、神の字を分けて、申楽とした、という説もあります。これが、セリフを中心に滑稽な芝居を演じる狂言と、歌舞に重点を置いた能となった、とされるわけです。

    聖徳太子は、四天王寺建立とともに、雅楽、伎楽を奨励し、四天王寺に楽人を置いたといいます。
    その、四天王寺の楽人は、天王寺流の舞を「秦姓の舞」と称しました。そして、学人たちは太秦と名乗っていたのです。
    太秦とは、何度も言いましたように、秦氏の首領のことであり、まさに秦河勝の直系であることを意味します。
    そして、伎楽の楽人は、大和国・橘寺(聖徳太子七寺の一つ)、山城国・太秦寺(広隆寺)、摂津国・四天王寺に置かれたといいます。

    秦姓の舞を舞った楽人たちは、太秦でも、それを舞ったことでしょう。
    つまり、四天王寺と広隆寺は、聖徳太子と秦河勝、そして、伎楽で繋がるわけです。

    ところで、雅楽演奏家の東儀家は、天王寺楽人を祖とします。
    「東儀という名は、途中からもらった姓であり、昔は太秦だったんです。私が52代目です」と、東儀秀樹氏の父、兼彦氏は早稲田大学発行の『新鐘』NO,63で、発言しています。

    おそらく、ですが、広隆寺の牛祭に継承されていた、摩多羅神の仮面は、仮面を被って舞った、秦氏の伎楽が根底にあるのではないかと思われるのです。

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    そして、牛ですわ。

    江戸時代の牛祭の図会。
    仮面を被った摩多羅神が、牛にまたがっています。逆に乗ってる?

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    kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(0)

    2018年03月14日

    猿でもわかるオカルト大辞典〜幽霊

    中山市朗です。

    中山市朗生誕祭及び作劇塾開塾記念のバナーが出来ました。
    皆様、拡散してくださる時に自由にお使いください。

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    参加希望者は下記から。塾生以外の方も参加できます。

    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302


    さて、『猿でもわかるオカルト大辞典』。今回は、皆さんお馴染み、「幽霊」です。

    幽霊。

    死んだ人間が、何らかの媒体でもって、現生に現れたもの。
    お葬式というのは、死んだ人が、そういったものにならないようにする儀式である。
    日本では仏教的においては、成仏、神道においては、鎮魂と言います。
    落語家の亡き、露の五郎兵衛師匠は、「別嬪が死んだら、幽霊、へちゃがが死んだらお化け」といっておりました〜!







    kaidanyawa at 07:02|PermalinkComments(2)

    2018年03月13日

    中山市朗・怪ショップ、始めました!&パーティのお知らせ

    中山市朗です。

    本日、同内容で、二度目のアップ。

    中山市朗生誕祭及び作劇塾開塾記念のバナーが出来ました。
    皆様、拡散してくださる時に自由にお使いください。

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    参加希望者は下記から。塾生以外の方も参加できます。

    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302



    中山市朗・怪ショップ、始めました。

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    『怪談三百物語』を収録した怪談動画をダウンロード販売開始。
    まずは、第一談。
    「15日に行きます」「ノブヒロさん・前編」「ノブヒロさん・中編」「ノブヒロさん・後編」「ノブヒロさん・後日談」

    「ノブヒロさん」は後日談を合わせると90分の大作となりましたので、分割販売。
    とくに「後日談」は未発表作。
    今後も、300話目指して収録、販売していきます。

    また、今後はDVDやグッズもショップに並べて行きたいと思っております。
    中山市朗・怪ショップ↓

    https://darknight.thebase.in/


    こんなグッズが欲しい。あるいはこの話を販売してほしい、というリクエストなどありましたら、オフィスイチロウまでメールくださいませ。


    また、ライブや放送番組の女性MC(経験不問)、作劇塾入塾についてのお問い合わせも、受け付けています。
    info@officeichirou.com


    『猿でもわかるオカルト大辞典』〜「幽霊」は、明日のブログで。








    kaidanyawa at 15:07|PermalinkComments(4)

    2018年03月12日

    中山市朗生誕祭&作劇塾創設記念日!

    中山市朗です。

    4月1日
    中山市朗・生誕祭!作劇塾創設記念!


    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302

    というわけでして。
    去年までは塾生自ら仕切っていた、恒例の宴会。
    今年は幹事役の塾生がお仕事で来れない、という話しを受けて、オフィスイチロウのののさんと、お仕事でもお世話になっているウエイブ会社経営の大崎修平君(一昨日、オカルトBBQ・秋の秘密結社イルミナキューを開催)が、

    中山市朗生誕祭 & 開塾記念パーティー 事務局

    を開設してくれました。
    これを機に、塾生以外の方たちにも、どんどんと来ていただき、交流を温めていただければ幸いです。
    ま、中山が何歳になったか知らんけど、祝ってやろか、というご奇特な方、遠慮なくお申込みください。また、ちょっとでも作劇塾に関心のある方も、大歓迎いたします。
    4月1日、19:00より。
    場所は、難波周辺のお店で、参加費は3500〜4000円ほどになります。
    二次会は、おそらく私の書斎へ流れ込みます。
    次の日、月曜日。
    どうなるか、知らんけど。

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    だいたいの人数がわからないとお店を押さえることができません。
    なるべく早めの参加意思をお知らせください。


    あ、決して怪しい会合ではございません。
    いや、ちょっとは怪しいかも。


    ところで、昨夜の『中山市朗・怪チャンネル』、ご視聴いただきましたか?
    山の怪談特集になってしまいました。初語りの怪談もあります。

    六甲山の夜景を背後に、怪談を語ります、わたくしです。

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    アーカイブはコチラ↓

    中山市朗・怪チャンネル


    なお、作劇塾は塾生募集中。
    オフィスイチロウまでメールくださりませ。

    info@officeichirou.com


    kaidanyawa at 06:24|PermalinkComments(0)

    2018年03月11日

    4月の怪談ライブのお知らせ

    中山市朗です。

    まずは本日『中山市朗・怪チャンネル』

    MCは、はるみちゃん。昨日取材した、とれとれの怪談も披露します。

    中山市朗・怪チャンネル


    さて、近づいてまいりました、二つの怪談ライブ。

    3月25日土曜日

    稲森誠の怪談座談会


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    中山市朗Darknight

    vol:25

    3月31日土曜日

    出演:中山市朗/福澤徹三/MC:はるみ
    会場:道頓堀ZAZAHOUSE(大阪市中央区道頓堀1-7-21中座くいだおれビル地下1階)
    時間:23:30開場 24:00開演(終演予定5:00)
    料金:前売予約3500円 当日4000円(ご予約後、当日受付でのご精算となります)






    なお、中山市朗Darknight 原宿&新宿

    は、どちらも定員に達しました。
    キャンセルが出た場合は予約サイトTIGETの枠が空き、予約可能となりますので、ご確認頂ければと思います。


    そして、4月30日月曜祝

    三百物語&怪談の壇・
         同日2本立てライブ!


    詳しくはclick ↑


    三百物語

    出演:中山市朗/はるみ

    会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
    時間:14:30開場 15:00開演(終演予定17:00)
    料金:前売予約2500円 当日3000円

    第六壇開催決定!

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    詳しくはclick ↑


    怪談の壇

    日程:4月30日月曜祝(定員30)

    出演:中山市朗/はるみ 他

    会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
    時間:18:30開場 19:00開演(終演予定21:15)
    料金:参加費2000円(予約、当日問わず。料金は語りをする方、聞くだけの方共通です)

    終演後、交流会(打ち上げ)を行います。参加希望の方は予約時に「交流会参加希望」と記入してください。参加費はお一人3000円となります。ライブ受付時のお支払となります。

    前日は、飛鳥昭雄さんとのトークライブですわ。


    ★日本怪奇列島シリーズ第二回
    29日(日)
    サイエンスエンターテイナー・飛鳥昭雄さんと中山市朗のトークイベント、日本怪奇列島シリーズ。
    第二回のサブタイトルは、『〜陰陽道・魔都「平安京」呪詛の極み〜』
    果たしてどんな話が飛び出すのか?
    詳細&ご予約は下記の、ロフトプラスワンウエストHPをご覧ください。
    ロフトプラスワンウエストHP

    おそらくこの日、『怪チャンネル』の収録となりそう。

    ハードですわ。

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    そしてそして、

    中山市朗・生誕祭!作劇塾創設記念!
    4月1日


    https://ssl.form-mailer.jp/fms/ab4ae397520302










    kaidanyawa at 00:01|PermalinkComments(0)

    2018年03月10日

    『猿でもわかる、オカルト辞典』真言密教

    中山市朗です。

    さて、ツイッターにあげました、『猿でもわかる、オカルト辞典』。

    ツイッターの「20秒の動画でどこまで説明できるか?」というオカルト用語辞典です。
    絶対にそんな時間枠で説明できるワケないところが、ミソでございまして。
    なるべくシンプルに説明するには何を最初に語るべきか。
    ※オフィスイチロウのツイッターで動画との連動となっております。

    今回は、真言密教(しんごんみっきょう)

    お釈迦様の教えを民衆にわかりやすく説こうとするのが大乗仏教であるのに対して、師弟関係においてのみ口伝される秘密の仏教の教えであるとされます。
    仏教における神秘主義と言っていいでしょう。
    加持祈祷も真言密教から来ます。
    空海によって中国からもたらされたもので、密教の密は、秘密の密であり、真言とは、真実の言葉という意味で、その根源は、大日如来の教えとされますが、空海はこれを天照大神であるとし。神道の根源である「ことだま」の思想を仏教に取り入れたと思われます。。

    いつみよいつむなここのたり。

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    kaidanyawa at 07:43|PermalinkComments(4)

    2018年03月09日

    本日作劇塾、てのひら怪談、分析の巻

    中山市朗です。

    再アップ。昨夜、酒飲んで書いたブログ。
    作劇塾が即劇塾になっていました。
    訂正!


    お知らせです。

    FRESH! で配信中!
    11日(日)、21:00より、『中山市朗・怪チャンネル』、放送予定。
    1時間、たっぶりと怪談のひと時を。
    MCは、はるみちゃんです。

    中山市朗・怪チャンネル

    でもですね、,ネット上に無断で挙がっている、私が語っている昔の出来の悪い怪談なんて、すごい視聴者数がある動画もありまして、なんかどっかで個人的に語ったものも流出しておりまして、そんなん視聴されて中山市朗は怪談ヘタだな、とか、コメントされております。
    ま、い〜すけどね。

    『怪チャンネル』はオフィスイチロウが正式に配信するものです。
    でも、まだまだ『怪チャンネル』を知らない怪談マニア、ファンもたくさんいると思われます。
    なので、YouTubeでもご覧いただけるようにいたしました。
    YouTube初の『怪チャンネル』は、2017年9月1日に配信された第4怪の番組。
    フェリーツアーに行く直前、ジャンボフェリーさんの会議室よりオンエアしたものです。
    「あ、こんなんあるんや」と気づいて、FRESH!に見に来ていただければ、関係者一同、報われる次第です。

    https://www.youtube.com/watch?v=qlTG6Z55V54&feature=youtu.be&a

    さて、怪談と言えば、

    先日ありました「大阪手のひら怪談」。
    今年は三人の塾生がトライしたようで、結果は一人が佳作。
    後の二人は、票は入ったものの、選外。

    本日の作劇塾は、講義の日にあたりますので、入賞した「怪談」と、選外となった怪談、どこがどう違うのか、テーマに構成や表現、肝の持って行き方などを塾生たちと考えます。
    怪談を書く人も書かない人も、文章による表現の妙を知る機会です。

    作劇塾は、現在、塾生を募集しています。
    塾生は現在20代から40代まで、男女7人ほどが学んでおります。
    まあ、長いこと顔見せなんだのが、ひょっこり戻ってきたり、数はその都度流動しておりますが。
    働いている人にこそ、来ていただきたい塾です。

    小説(怪談も)、シナリオ、放送作家に対応しております。
    少人数ですので、個性に合わせて細かい指導を行いますが、私はプロへの案内人。
    プロになるための、準備や心がけ、必要なスキル、処世術、営業のかけ方などを教えたり、アドバイスはしますが、それを活かして、道を駆け上るのは本人次第。
    ただ、作家志望というのは籠りがちで、それが長くなるとひねくれて、精神的に病んで、しまいには世の中を憎みだしたりします。やはり、創作仲間はいた方がいい。仲間がいると、プロになっても切磋しあうライバルになり、また、仕事を振ったり振られたりという関係にもなります。
    フリーランスの人間は、そういう環境が必要なんです。
    そういうことを教える塾でもあります。


    そして、この世界では、思ったことをどう表現し、伝えるか、ということが大事。瞬時に構成して、人前で語る、意見を言う、エピソードを披露するというテクニックは、また文筆業も同じです。
    そのためのネットラジオ「作劇ネトラジ」も毎週、授業終わりに収録しています。

    別にプロになる気はないけど、創作の世界、異業種の世界を知ってみたい、ルーティンワークから脱却してみたい、という人も歓迎しております。
    2年前、「おもしろいもん探し」で、二人入塾。二人は通ったり、長期休塾したりしながらも、今も現役。
    二人とも、自分のいる世界とは違う世界を垣間見て、最近は一人は小説、ひとりはライターを目指すようになり、課題も提出しています。

    まあ、脱サラして、こういう世界に入るのも、大変覚悟のいることで、また簡単ではありませんが、たった一度の人生。いろいろやってみたいことがある人は、挑戦してみるのもいいもんですよ。
    いろんなものが見えてくるし、モノの見方にも多種多様あることもわかります。

    見学もOKです。へ
    興味のある方、心が揺らいでいる方、オフィスイチロウへメールをくださいませ。

    info@officeichirou.com

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    2018年03月08日

    2018年古代史の旅〜太秦編・その四

    中山市朗です。

    夢源樹の渋沢さんをゲストに迎えての、大阪の四天王寺と京都の太秦探索。

    いやもう、この時言えなかったことを書いております。

    太秦は広隆寺で行われた牛祭り。
    四天王寺と繋がる、と、ここまて書きました。

    牛祭は、牛を犠牲とすることで完結した、ミトラ神の祭であると、私ははっきり断言します。
    ミトラの祭祀と、新羅にあった「花郎」との酷似は、考古学者の小川英雄氏も『ミトラス教研究』で指摘するところですが、「花郎」も調べるほどに、ミトラの救世主的神威、あるいはキリスト的な世界観を伴うことを思うことになります。

    ミトラス教研究
    小川 英雄
    リトン
    1993-02



    そして、ガラス工芸家の由水常雄氏が、新羅時代の領土から発掘されたおびただしい刀剣、陶器、冠、香料、ガラス細工や器具などは、直接アラブやローマから来ているものだと指摘。歴も中国歴ではなくローマ歴であったことなど、百済や高句麗、当時の中国ともまったく違う文化圏があったとするのが、いや、ローマ一辺倒の文化圏があったことが、彼の著書『ローマ文化王国・新羅』で指摘されています。
    これを受け、韓国では「コリアンシルクロードプロジェクト・国家事業のための推進委員会」が、2013年に立ち上がり、シルクロード研究家のチョン・スイル博士は「これは、5〜6世紀にローマから地中海を通って新羅に入ったものだ。(略)、こういうものを見れば、シルクロードは韓半島まで達していたことを推定できる。(こういったことが今まであまり知られなかったのは)きちんと研究し、知らせようとする努力が足りなかったからだ」(『中央SANDAY』)とコメントしています。

    http://japanese.joins.com/article/766/169766.html?servcode=400&sectcode=400


    5〜6世紀に、ローマや中東から文化が来ていた、というのなら、人が来ていた。彼らが新羅の文化を作った、というのなら、ローマ人がいっばいいた、ということになります。
    では、彼らの宗教観は何だったのか。

    ちなみに、朝鮮で最初に仏教を受け入れるのは高句麗で、372年。次いで百済が384年。
    新羅が仏教を受け入れたのは、相当に遅れた527年、聖徳太子が産まれる50年ほど前のこと、百済の聖明王から仏像を授けられも朝廷が仏教を受け入れたのは538年、ですから、新羅は仏教国としては、日本より10年ばかり先輩にすぎません。

    ではですよ。
    仏教を受け入れる前の新羅は、どういう宗教を、神を持っていて、信仰したのだろう。
    問題は、ここに付きます。

    ローマや中東の人たちが文化圏を作っていたというのなら、そこに、ローマから追われたミトラ教は来ていただろうし、キリスト教徒もいた。彼らの文化を、。新羅の王朝は受け入れていた。
    ただ、何があったのか、新羅は突如、ローマとの関係を断ち切り、中国の文化を受け入れたんです。
    人間、だからといって、そうは簡単に信仰心は変えられません。メシアの神威、救済の待望は、仏教化したメシア、弥勒菩薩半跏像に込められ、花郎が制度化した、と思われるわけです。
    そんな、新羅の花郎と聖徳太子は、結んでいたんです。
    その証が、広隆寺に残る、弥勒菩薩半跏像です。聖徳太子が制度化したという冠位12階も、弥勒仙花を頂点とした、厳しい階位制をもった花郎の影響があるでしょう。
    花郎は、朝廷の支配下にあるのではなく、あくまで私的な組織、結社でした。
    冠位12階も、朝廷とは別な、聖徳太子の私的な組織、結社だったと私は考えています。

    花郎に関しては、はっきりと信憑性のある資料を読み分けることも必要。当時の記録はないわけですから。
    私の書斎にある「花郎」について書かれた論文などです。
    提供くださった方々、ありがとうございました。

    IMG_2872















    そういう中、ですよ。
    聖徳太子は、花郎を知らなかった、メシアとしてのキリストのこともまったく知らなかった、ということが考えられるでしょうか。
    まず、聖徳太子がなぜ仏教国の百済ではなく、仏教の後進国の新羅と結んだかです。
    花郎があったからでしょう。

    聖徳太子は、若いながらも、諸々の国に分かれる倭の国々を一つの国家とするための理想と目標を持ったはずです。そしてシステムとしてのひな形が必要だったと思うんです。
    花郎は、若い青年貴族たちによるもので、朝鮮半島を平定し、弥勒が下生する理想をもっていました。この思想と信仰と制度を太子は取り入れたかったのだと思います。

    花郎は美しい男、という意味で14〜17歳の少年たちが中心であったようです。
    四天王寺建立の祈願をしたときの太子は14歳。花郎を意識していたと思いますよ。
    またそういった花郎の情報は、秦氏を通じて知っていたはずです。
    秦氏も、仏教を受け入れる前の新羅から来ていますからね。
    彼らの信仰はなんだっのか、ですよ。
    少なくとも、仏教でも、日本古来の神道とも違う。そうでしょ?

    それを裏づける文献が無いと、歴史学では認められないということになりましょうが、聖徳太子の頃は、難波津に港を造り、迎賓館が立ち並ぶ国際都市を造ろうとしていたんですよ。その象徴が四天王寺なわけですよ。
    先にも示したように、道教寺でもあります。仏教を学ぶ大学でもありました。
    難波宮は、生駒山を龍脈とした、道教の思想で成り立っていますしね。
    そして、秦氏は新羅系であった。
    国際的な視野はもうあったんです。

    こういった状況から見て、厩戸という名や、太子の母にまつわるマリアの夢告や「ルカの福音書に似たエピソードが『聖徳太子伝暦』などに書かれるのも、聖徳太子にキリストに似たメシア感が漂うのも、不思議ではない、ということになります。
    『聖書』だって読んでいた可能性もありますよ。
    日本の歴史を島国根性で、閉じた世界観で見るのは、そろそろやめましょう。

    広隆寺の、弥勒菩薩半跏像がそういうことを裏書きしています。それが寺の伝承では百済に変えられてしまって、聖徳太子の事跡が百済に求められてしまっています。
    その挙句が、

    聖徳太子は、

    いなかった〜あ?



    詳しくは、しつこいようですが、




    をお読みください。怪しいタイトルで、しかもムー・ブックスですが、中身はかなり出典を明らかにし、この足で歩き、見てきたものを分析しております。


    あ、四天王寺との関係でしたな。






    kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(5)

    2018年03月07日

    猿でもわかるオカルト大辞典・蠱毒

    中山市朗です。

    写真を貼ったので、再アップ。

    5日の夜は『ムー』の三上編集長とトーク・ライブ。
    夜中はオールナイトで打ち上げ!
    6日は、三上さんと、オフィスイチロウの新一味となったののさんをガイド役に、某神社に潜入。

    ありましたよ。
    物部、秦、そして、牛の犠牲祭! 
    私も三上編集長も、思わず笑ってしまうほどの絶対的確信!!!!
    しかも、神社の名は石が付くが、これを牛に変えると、おおっ。
    しかもそのヒントとなったのは、前もってロケハンに来ていた、ののさんの現地取材。
    四天王寺の石神堂(牛頭天王)との関係も。

    やっぱり文献だけ読んで論じてはだめ。現地に行く。人に聞く。痕跡を見る。地図で確認する。

    そして、当社と牛のことは、誰も指摘していない。

    知りたい?
    それはまたいずれ。

    昨日行った神社の一つ。牛がいたのは、ここじゃないよ。

    IMG_2864
















    さて、ツイッターにあげました、『猿でもわかる、オカルト辞典』。

    ツイッターの「20秒の動画でどこまで説明できるか?」というオカルト用語辞典です。
    絶対にそんな時間枠で説明できるワケないところが、ソミでございまして。
    なるべくシンプルに説明するには何を最初に語るべきか。
    ※オフィスイチロウのツイッターで動画との連動となっております。

    今回は蠱毒(こどく)。

    皿の上に虫を三つ書く漢字からわかるように、皿や容器の中にたくさんの虫を入れて、食い合いをさせ、残った最後の一匹に呪いをかけ、使役し、発動させる黒魔術の一つ。蠱術(こじゅつ)ともいう。
    虫とあるが、蛇や鼠、蠍、などの小動物を使役することもあり、その数が多いほど効き目はあるとされる。
    ターゲットは死に至らしめられることもあり、最悪は家系、子孫に深刻なダメージを与える。
    古代中国から伝わったもので、日本においては、陰陽師がこれを使い、犬神では犬を使役する犬蠱(けんこ)として使われる。
    中国の清の時代、これを作るだけで刑法で罰せられたという、危険な術。
    コントロール不能となり、自分に返ってくることもあるので、関わらないように。




    kaidanyawa at 07:17|PermalinkComments(4)

    2018年03月06日

    3月のオフィスイチロウ

    中山市朗です。

    すんまへーん。
    『世界不思議紀行』のライブの二次会からただいま戻りまして、今日また取材旅行ですので、ブログを書く余力がございませーん。
    コメントくださった、ベルさん、まついさんみすみませーん。
    よって、告知だけ致します。

    春です。新年度です。
    作劇塾では、新塾生募集しております。
    小説、怪談作家、シナリオ、放送作家志望の方に対応、それぞれに合った、少人数ならではの指導をいたします。
    また、何か新しい発見、おもしろいことないかな、という方にも、対応します。
    この春をきっかけに、何かを変えよう!

    あと3〜4人なら、対応できます。

    特に、シナリオ、放送作家志望の方には、オフィスイチロウと連動してのお仕事も、現場直結ということで、やっていただくこともございます。
    また、オフィスイチロウとして、女性MC(経験不問、ただし20代)も、募集しております。怪談、オカルト、歴史好き、好奇心旺盛な女子、来たれ!

    詳細は、info@officeichirou.comまで、お問い合わせください。


    そして、3月のライブイベント。

    3月
    ★稲森誠の怪談座談会
    25日(日)
    劇団シアターOMの稲森誠さんの怪談イベント『稲盛誠の怪談座談会』に中山市朗が出演します。
    稲森さんと言えば、『恐怖の百物語』で『メリーさんの館』を語ったお方。
    果たしてどんな怪談が聞けるのか?
    詳細・予約は下記のリンク先をご覧ください。
    TIGET内『稲森誠の怪談座談会』ページ

    ★中山市朗Darknight vol:25
    31日(土)
    道頓堀ZAZAにて、Darknight vol:25を開催いたします。
    ゲストは、作家の福澤徹三さんです。
    詳細&ご予約は、下記のDarknight公式サイトをご覧ください。
    中山市朗Darknight公式サイト




    kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(0)

    2018年03月05日

    2018年古代史の旅〜太秦編・その三

    中山市朗です。

    本日ですよ。『ムー』の三上編集長とのトーク。

    OPEN 18:30 / START 19:30

    前売¥2,500 / 当日¥3,000(共に飲食代別)※要1オーダー500円以上。
    チケット他、詳細は下記、HPへ。

    ロフトプラスワンWESTイベントページ

    さて、

    夢源樹の寺沢さんをゲストに迎えて、牛を巡っての、四天王寺と京都太秦探索のレポート。
    いよいよ、牛祭に関して、ですけど。

    そういえば、牛祭に関しては、去年、このブログで書きましたな。
    1999年に行われた牛祭に、私はCS京都+関西テレビの番組「京都魔界案内」で潜入。おそらく最初で最後のビデオ取材を行った時のことを詳細にレポートしていますので、未読の方はこちらをお読みください。

    「太秦・牛祭の謎に迫る!」

    http://blog.livedoor.jp/kaidanyawa/archives/2017-10-03.html

    http://blog.livedoor.jp/kaidanyawa/archives/2017-10-04.html

    http://blog.livedoor.jp/kaidanyawa/archives/2017-10-04.html

    http://blog.livedoor.jp/kaidanyawa/archives/2017-10-13.html

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    牛祭は、広隆寺の都合により、現在は執り行われていません。
    しかし、広隆寺で千年以上続いた秦氏の祭祀の形を伝えていたことは間違いなく、秦氏の謎を解く重要な歴史的遺物です。
    広隆寺縁起などによりますと、牛祭を最初に行ったのは、天台宗の恵心僧都という僧侶で、天台宗の後戸の守護神として祀ったのが始まり、となっていますが、それは今の形になったのがそうで、その原形となる秦氏の祭祀はもっと古代より執り行われていた、と私は見ています。

    根拠の一つは、この祭は、広隆寺に安置されます弥勒菩薩半跏像に関係していること。
    二つに、仏教の形式ではなく、おそらく秦氏の信仰を思わせること。
    三つに、「寝屋川市史」によると、寝屋川太秦に古来より継承されていた牛祭があったこと。

    牛祭の祭神は摩多羅神といいます。
    神道にも、仏教にも、そんな神様は出てきません。
    しかし、弥勒菩薩半跏像のミロクは、サンスクリット語でマイトレーヤと言います。その源神は、ミトラです。
    ミトラは、ペルシャに入ってミフラクとなり、それがミロクになったと思われます。

    ミトラとは、メシアの語源です。
    BC14世紀のユーフラテス上流の碑文に「契約の神」としてその名が刻まれます。後にローマに入ってミトラスとなります。
    ローマにおけるミトラスは、太陽の最も弱まる冬至を起点とし、12月25日に生誕祭が行われました。
    しかも、牛をトーテムとした宗教で、豊穣の証として牛を屠る英雄ミトラスとして祭祀され、ネロ皇帝の頃に隆盛となった宗教です。特に太陽神としてのミトラが不敗の太陽の神格を持っていたので、ローマの軍人によって崇められたと言います。ミトラは救世主であり、12人の弟子を持ち、死者を蘇らせ、病気を治癒し、盲目の目を直し、弟子たちと最後の晩餐をします。キリストそのものですね。
    しかし、ローマに入ったのは、ミトラが先で、当時新興宗教であったキリスト教が、ミトラの伝説や教義、儀式を取り込んでいったというのが正しいわけです。
    やがて、ミトラとキリストは対立し、互いに嫌悪し、4世紀になってローマは一神教となったキリスト教を国教としたとき、多神教のミトラはローマを追われ、礼拝書や書物などは徹底的に破壊され、燃やされました。

    ミトラは、新羅へ逃れ、新羅が仏教を受け入れた時、仏教の救世主となります。それが弥勒です。
    新羅には、花郎(ファラン)という階位制を持った男子のみの信仰集団があり、弥勒という救世主を崇めた、冬至の祭祀、神聖な仮面劇(花郎の場合は粧飾)などが酷似し、ミトラの仮面劇の特徴は奈良、正倉院に残る伎楽面と一致するわけです。

    KARURA_GARUDA_HORYUJI_GIGAKU_MASK













    まあ、詳しいことは、私の著書を読んでいただければ、納得いかん、という人も、「ほほーう」となります。

    聖徳太子はその花郎と繋がっていました。
    広隆寺にある弥勒菩薩半跏像は、まさにその花郎の象徴だったわけです。ですから、新羅でしか、半跏思惟像は出土しない。しかも新羅が朝鮮半島を統一した以後は、花郎も解散し、弥勒菩薩半跏像は、パッタリと造られなくなります。
    新羅の花郎の象徴が、広隆寺にある。しかも、仮面劇としての牛祭が執り行われている。
    これは、ミトラの神事だったと思うのが道理でしょう。
    恵心僧都は、牛の生贄を伴う秦氏の祭祀を、仏教化したのだと思われます。
    つまり、牛の生贄を廃したわけです。
    新羅にも、牛の生贄の祭祀の形跡は残っています。こちらもミトラが仏教化して、花郎の象徴となってから、生贄の儀式も廃されたのでしょう。
    ですから、牛祭というのに、牛は摩多羅神をのせて歩くだけ。肝心な祭文を読む本番には、どこかへ行っていなくなっている、という珍妙なことになるのでしょう。本来は、摩多羅神が摩多羅神を勧請する祭壇の前で燃え盛る、火の中へ、生贄としてほうりこんだ、と、思います。
    ミトラの神事では、屠られた牛の肉で晩餐を催したんです。

    それは、仏教としてはありえない。邪教です。
    『続日本紀』などは、このような動物犠牲の祭祀を禁止するおふれが朝廷から何度も出た、と記しています。それほど奈良時代までは、神道も生臭いものだったらしい。
    仏教が入ってから、それらは禁じられるようになったわけです。
    広隆寺の新羅仏もこの時、百済伝来に変えられたんでしょうね。

    とまあ、ここまでのことは、渋沢さんには話していません。
    夢源樹の番組、秘密結社「居皆亭」で、語ってみたいと思っております。語れるかなあ。

    髭の無い若いのが私。19年前かあ。
    『京都魔界案内』より。


    IMG_2386













    これ、ね、四天王寺と繋がるんです。

    ペルシャのミフラクが、弥勒になったぁ?
    何、寝ぼけたてこと言うんねん、と思った人は、この本を読んでから反論しましょう。

    ローマ文化王国‐新羅
    由水 常雄
    新潮社
    2001-07-01


    そして、牛祭、新羅、ミトラについて解説した、私の著書。




    続く。







    kaidanyawa at 08:20|PermalinkComments(0)

    2018年03月04日

    今日、黒魔術、明日、空海!

    中山市朗です。

    明日5日、『ムー』の三上編集長とのトーク、「世界不思議紀行」があります。

    OPEN 18:30 / START 19:30

    前売¥2,500 / 当日¥3,000(共に飲食代別)※要1オーダー500円以上。
    チケット他、詳細は下記、HPへ。

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    テーマは「空海」?
    おもろいですよ、空海。
    驚きますよ、私が提示する空海。
    ま、結論から言いますと、空海がやろうとしていたことは、すべて聖徳太子がやろうとしていた仏教と神道の融合を、完成さすことだったんですよ。半人半牛の妖怪・件(くだん)も関係してきます。
    「ええっ」て。
    だから、わかりやすく説明しますって。


    img642


















    ただし、また脱線しちゃうかも知れませんが。ま、話があちこち行くのも、トークライブの面白さ。

    さて、ツイッターにあげました、『猿でもわかる、オカルト辞典』。

    ツイッターの「20秒の動画でどこまで説明できるか?」というオカルト用語辞典です。
    絶対にそんな時間枠で説明できるワケないところが、ソミでございまして。
    なるべくシンプルに説明するには何を最初に語るべきか。
    ※オフィスイチロウのツイッターで動画との連動となっております。

    今回は黒魔術。

    悪魔、邪教、禁断の呪い、といったネガティブな魔術、魔法と言ったものを言います。
    ヨーロッパにおいて、キリスト教では、キリスト教以外の儀式を黒魔術として排除していった歴史があります。
    呪術信仰において、超自然的な力を発動させることによって、ターゲットにダメージを与えるもので、やり方によっては相手を死に至らしめることもできます。
    中国から伝わった蠱毒、放草鬼が日本では犬神や、陰陽師の呪術などに発展しています。これらも黒摩術。
    ただし、黒摩術は白魔術に対抗した言葉で、使い方次第で白が黒に、黒が白になるおそれもあります。
    気を付けましょう。







    kaidanyawa at 07:11|PermalinkComments(7)

    2018年03月03日

    2018年古代史の旅〜太秦編・その二

    中山市朗です。

    明後日5日、『ムー』の三上編集長とのトーク、「世界不思議紀行」があります。

    OPEN 18:30 / START 19:30

    前売¥2,500 / 当日¥3,000(共に飲食代別)※要1オーダー500円以上。
    チケット他、詳細は下記、HPへ。

    ロフトプラスワンWESTイベントページ

    以前からポツポツとリクエストがありました「空海」の正体を語りましょうか。
    映画も公開されていることだし。

    空海は、我が国における真言密教の開祖とされますが、実は神道も重んじ、東寺の別当になった折も、石上布留神社と八幡神社を勧請していますし、稲荷信仰にも関わります。秦氏だという話しもあります。
    そして、景教とのかかわりは?
    ここ、解明いたしましょう。
    空海の驚くべき正体!


    さてさて、
    牛を追って、四天王寺から太秦へ。
    あ、牛はね、空海にもつながりますよ。

    秦氏でありながら、賀茂氏との関係が見え隠れする木嶋座天照御魂神社。
    もう一度言います。天照御魂は海族、海部の神様です。
    私は、丹後の一宮、元伊勢籠神社の海部宮司から、この耳で聞いております。
    「私どもの神様は、京都太秦にもございます」

    ということは、秦氏でありながら、賀茂氏との関係があって、してその正体は、海部?

    これ、重要な案件。
    いろいろ他にもシンボリックなものが隠れていますから、見て行きましょうね。

    さて、我々は車で西へ移動します。
    広隆寺の駐車場に車を置くと、まず向かったのは、住宅街の細道。
    ありました。
    井戸です。

    DWkxc0KUQAAIXYi














    これ、写真拡大していただくと、読めるんじゃないかと思います。
    いさら井、と彫ってあります。

    景教学者、佐伯好郎博士(明治末期から昭和中頃にかけて活躍)は、これはイスラエルのことだ、と論文に書いています。イスラエルの井戸!
    実はそれを裏付ける面白い話もあるのですが、ここではカット。
    日ユ同祖論(日本民族とユダヤ民族は同じ祖とする)という説)は、好事家の中ではいろいろ論じられています。
    が、その話題の中心にあるのがここ、太秦なんです。
    秦氏・ユダヤ人説の根拠は、ここから来るわけですが……。
    その論証を積み上げて行ったのが佐伯好郎博士だったんですね。
    ただ、アカデミズムでは完全無視。そんなこと言ったらアタマ、おかしいって言われる。

    古代オリエント研究家で、日本イスラエル文化研究会理事長を務めたことのある杉田六一という人は、『日猶同祖論を追って〜東アジアに来たユダヤ人」という論文で、「日猶同論こそは驚くべき無知の蔓延であり、一刻も早くこの迷夢から醒めねばならない」とし、「いさらい、は、古語の、いささある、という意味で、意味としては、小さい井戸」だとしています。これは、些細な、水の量が少ない、という意味だそうです。
    「な、アホな」とは、太秦に住む、友人。
    「昔は、木嶋さんの元糺の池もそうやけど、ここは水が多かった土地。井戸も昔、十二もあったと聞いている」ですと。
    「それに水の量がほんまに少なかったら、とっくに枯渇して、井戸なんか残ってへんわ」
    ははは、なるほどね。
    現に、『源氏物語』などにもこの井戸は出てきておりまして、いさらい、というのはどういう意味がわからない、とあります。
    つまり、太秦における、日猶同論は言葉の語呂合わせに過ぎない、と批判した否定派が、同じ語呂合わせで否定しちゃったということですかな。

    この井戸は、今は住宅街にありますが、昔は広隆寺の境内にあったようです。
    というわけで、広隆寺に入ります。

    広隆寺。

    『日本書紀』に、聖徳太子(皇太子と書かれる)が、尊い御仏を持っているが、誰かこの仏を祀ってくれないかと家臣たちに言うと、秦河勝が「では、わたくしが」と言って建てたのが蜂岡寺である、と書かれてありますが、蜂岡寺が、この広隆寺だとされています。その尊き御仏が、国宝となっております、弥勒菩薩半跏思惟像。

    弥勒菩薩半跏



















    この半跏思惟という、片足を膝にのせて、頬に指をあてるという形の仏像は、四世紀中ごろに新羅で制定された花郎(ファラン)という男性結社の象徴としてあったもので、百済、高句麗には無いものなんです。そして七世紀半ば頃、新羅が朝鮮半島を統一した途端に作られなくなりました。
    つまり、新羅仏です。
    ところが、広隆寺が発行しているパンフレットには、国宝、弥勒菩薩半跏像(百済伝来)となっているんですね。
    以前私、亡くなった管主さんに『京都魔界案内』というCS番組の中で、そのことを問いただしたことがありました。
    そしたら「まあ、昔から伝わっていることなので、変えるというわけには……」と困惑されていました。

    IMG_2767



















    実は、奇妙なことなんですが、法隆寺などもそうなんですが、聖徳太子に関する新羅伝来の者が、百済に変えられてしまっていて、あまりそこを誰も指摘しない。どうしたことだ、と思います。
    新羅は朝鮮半島の三国の中で、仏教を受け入れるのが一番遅かった、仏教後進国なので、仏教の聖者が新羅と交流していたとするのが、都合が悪い、というわけなんでしょうか。
    それが歴史学?

    ただしね、この弥勒菩薩半跏像が、百済伝、だとすると、その先が何も見えてこない。
    新羅仏だとすると、厩戸の名の謎も解ける。いさら井の謎も、ここにありそうです。それほど重要なんですけどね。
    下の写真は、韓国にあります、新羅時代に造られた金銅弥勒菩薩半跏像。おんなじ形でしょ?

    Silla_Era_Buddha_statue_01




















    さて、十数年前まで、この広隆寺では、奇祭・牛祭りがおこなわれていました。
    やっと牛が出た。

    1999年の牛祭りには、CS京都『京都魔界案内』でビデオ取材したことは、以前このブログで書きました。そしてその模様は私の著作『捜聖記』にも再現しております。
    1000年以上続く、秦氏のお祭りでした。
    寝屋川の太秦は、京都の太秦より古い歴史がありまして、四世紀後半から、五世紀頃の渡来人の痕跡が考古学的に確認されていて、秦氏が河内へ進出してきた頃のことを物語っております。
    この寝屋川の太秦にも、牛祭りはあったらしい。
    すると、この牛祭りは、秦氏が大陸にいたころの祭祀を、河内に上陸してからも継承し、やがて京都の太秦にも継承された、とも考えられましょう。
    なぜなら、新羅にも同じような儀式が確認されているからです。

    だから、新羅仏なんです。

    長くなる。続く。












    kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(0)

    2018年03月02日

    2018年古代史の旅〜太秦編・その一 改訂版


    中山市朗です。

    今朝、一度アップしたものの、改定版です。


    東京から来たゲスト、夢源樹の渋沢さんを、古代史とオカルトの世界へ案内して。
    太秦編です。

    太秦の映画の撮影所があります。昔は、東映や大映、そして松竹の時代劇が撮られていました。
    阪妻、アラカン、大河内、千恵蔵、右太衛門、錦之介、雷蔵、勝新!
    今日はその話やない。古代史の旅。

    太秦と書いて、ウヅマサ、と読みます。普通、ダイシン、とか、フトハタ、と読むべきところですが。
    ウヅマサ、というのは、秦氏の首領、長官のことを意味します。
    雄略天皇の御代、秦酒公が絹をうづ高く積んで献上したことから、天皇から禹豆満佐(ウヅマサ)と号を与えられたと『書紀』にあります。それに太秦という字があてられたのは、なぜなのかは、よく解っていません。
    ただ、似た字に、大秦という言葉があって、これは隋や唐の時代、ローマを差しました。イエス・キリストは、ベツレヘムに生まれたナザレ人でしたが、当時それらはローマ領だったことから、キリストの生誕地を指す言葉だ、という説もあります。

    写真にあります、景教の碑。

    大秦 景教









    「大秦景教流行中國碑」とありますが、景教とは、原始キリスト教の一派、ネストリウス派のことなのです。碑は、781年、唐の時代に造られたものだそうです。
    中國では景教が流行っていますよ、とあります。
    大秦は、ローマのことだと書きましたが、ただ、秦とは、中国を統一した始皇帝の国、つまりは中国を意味した言葉ですから、大いなる秦がローマとは、なんでしょうね。

    太秦の文字は、大秦から来たのでは、という説もあります。
    また、ウヅマサという音も、ヘブライ、アラム語のイエス・キリストのことだという説もあります。
    しかし、太も大も同じ、偉大な、という意味を持ち、とすれば大いなる秦氏、太秦、という説もあります。
    ともかく、太秦というのは、秦氏の長に与えられた名であり、長が住んだ地を、太秦といったんです。
    大阪府寝屋川市にも、太秦という地名はあり、おそらく、太秦の初代、酒公は寝屋川に住んでいたんでしょうね。京都の太秦は、おそらく聖徳太子の時代、河勝によって移り住み、ここも太秦となったのでしょう。
    ともかく、太秦は大陸からの渡来人で、太秦は秦氏と深い関係がある土地であることは、間違いないわけです。


    そっか。今回は、四天王寺と牛のつながりを考察しに来ましたんですわ。

    四天王寺は、牛と関係する寺だと一昨日、このブログに書きました。
    太秦には、牛祭りという奇祭が執り行われていました。ここ、十数年、行われていませんが、続いていたら千数百年つづく祭事だったんですよ。

    まず、我々は木嶋神社に立ち寄りました。
    正式には、木嶋坐天照御魂神社といいます。別名、蚕の社といいますが、それは、摂社です。
    天照御魂というのは、はっきりと、海部、海族の神様です。この神様が、後に天照大神に変貌します。
    ただ、今の木嶋神社の祭神は、この名前が隠されてしまっています。

    さて、この神社は、木嶋といいますが、昔は木の生い茂った嶋のように見えたから、そう名付けられたと言います。鬱蒼としたその森は、糺の森といわれていました。そう、今は下賀茂神社にあります森が、糺の森といわれていますねえ。ですから、木嶋神社は、元糺と言います。もう、森は残っていませんけどねえ。
    しかし、この神社は賀茂氏と関係してきます。

    ほら。

    IMG_2740














    木嶋神社の拝殿前にかかる、提灯。
    賀茂氏の紋所!
    見えぬかー!

    ははーっ。

    ここの宮司さんは神服さん。はっとり、と読みますので、秦氏です。
    服部半蔵は、実は秦氏なのでござる。
    はっとり、は、機織りのことなんですな。
    絹を作るわけですよ。つまり養蚕をやった。おそらく秦氏が日本へ養蚕技術を伝えたんでしょう。その証として、蚕の社があるわけです。

    なんだけども、賀茂氏の紋所。

    これ、説明すると長くなります。まあ、ここの神様が賀茂氏に関係するとしたら、海部が見えてきます。

    で、この神社ですよ。このブログをお読みの読者諸氏ならご存知でしょう。

    じゃじゃーん。

    三柱鳥居です。

    IMG_2744














    下に水が無いですが、本来ここは、元糺の池といって、水があるはずなんです。
    水の上に、三柱鳥居が立っている。
    鳥居の反対側は、

    IMG_2747














    こうなっていて、ここも池なんです。
    昔はなみなみと水が張っていて、「近所のおばちゃんが洗濯していて、よお、宮司さんに怒られてはったわ」と、太秦に住む友人は言うてました。
    水道かなんかの配管工事をやったら、水脈が切れたらしい。
    でもここは、禊の場所なんですな。
    でも、糺すとは、悔い改める、という意味ですから、悔い改めの禊、バプテスマですかな。

    私、渋沢さんに言うたんです。
    「あれ、ほんまに鳥居や思いますか?」
    鳥居は、人と神様が境内に入るための門です。
    でも、三柱鳥居は、人は通れない。
    形は一見、鳥居ですけど、ちょっと普通の鳥居ではない。
    これ、下が水である、ということを考えたら、そして、鳥居の上から見たら三角形になる中心に、神籬があることも考えたら、これが何かということがわかります。

    キリストの三位一体を現すものだ、という意見(主、子、聖霊が上で三つで同じになる)がありますが、むしろ私は賀茂氏と関連すると思います。
    だから賀茂氏の紋所があるんですよ。

    その証拠がありまして、実はこの三柱鳥居は、ここが唯一(他にもありますがそれらは近年にこれ模して建てられた持間)とされていますが、もう一か所あったんです。これは人知れぬ山頂。地元の人以外、誰も知らず。またいつからこんなものがあるのかも、誰も知らない。ただ、山を守る山神だという。
    で、これを工事関係者が壊しちゃった。慌てて新しいのを別の場所に造ったらしいけど。これね、怪談蒐集してて見つけた話。
    工事関係者は、三柱鳥居が貴重なものだとは、知らなかったらしい。
    で、三柱鳥居があったというその地区周辺を調べると、出てくる出てくる。秦氏と賀茂氏。
    景教の話は跡形も無い。




    さて、牛でしたな。


    続く。










    kaidanyawa at 00:02|PermalinkComments(0)
    プロフィール
    中山市朗 【なかやまいちろう】


    作家、怪異蒐集家

    兵庫県生まれ。


    主な著書に「新耳袋」など。

    作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


    作劇塾

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