2018年11月

2018年11月30日

懐疑的な目を持つということ。

中山市朗です。

本日は第五金曜日。作劇塾はお休みです。
塾生の東野君は、北野誠氏が恐れる名古屋の某ホテルに3泊4日で滞在するらしい。
SF作家志望者として、霊の存在をどうしても確認してみたいらしい。プログ等で報告があるでしょう。

何度もこのブログで書いていますが、私は霊に関しては、肯定もせず、否定もせず、という立場で怪談蒐集をしております。
怪談とは怪異を扱い、文芸や話芸に昇華させるものです。そこには、懐疑的な目、は絶対に必要です。
懐疑の目、とはある意味、読者や聴者の目です。
「その話、ほんまかいな?」「なんか嘘っぽい話や」「それ、勘違いちがう?」などと思わせてしまうと、その話は怖くはならないし、話の中へは入ってくれない。
怪談の難しいところはここです。
だからまず私自身が懐疑の目を持って蒐集した話しを精査し、納得していただけるものとなったところで、語るなり筆をおろすなりするわけです。話をしていただく皆さんは、そんなことは考えなくていいですよ。ただあったこと、聞いたことをそのまま話してくださればいいのです。怪談に仕立てあげるのが私の仕事ですから。
でも、こんな妙な話を聞いたよ、こんな体験をした人がいるらしい、ほんまかどうかは知らんけど、という書き方が当時新しく『新耳袋』は支持されたんだと思うわけです。
そういう怪異に対するスタンスは、今も私は変わっていません。

ネットでいろいろ調べていたら「日ユ同祖論の中山市朗か」という書き込みがあるサイトがありました。
25年ほど前、聖徳太子の『未来記』の存在を聞かされてから、古代史の研究をするようになって、日ユ同祖論(日本人とユダヤ人は昔は先祖が同じだったという説)というものを知り、興味を抱いたのは事実で、これについて真実に近づきたいとは思っていますが、これについても、実は懐疑主義者なのです。はっきりと肯定する証拠は持ち合わせないし、かといって、否定することも出来ない。
怪談を書いたり語ったりしているから、霊に関しては肯定者。古代史を扱うときに日ユ同祖論を語るから肯定者という短絡的なものでもないのです。

ただただ、知りたい。問いかけたい。だから蒐集する、研究する、それだけです。

私が塾生たちに言うのは、いろんなものに興味を持て。そして多角的な見方をしろ、ということです。
以前から、塾生たちの何人かからの口から「正義」という言葉が出ることがあります。
「私の正義はどうなるんですか」とか「正義は絶対正しいでしょう」とか。

そんな時「お前の正義なんか知らんがな」と言います。そうでしょ?
いやその前提として、作家になりたい、小説やシナリオを書きたいという人は、何らかの主張、人生における問題追及と言うか哲学的な考えがある人だと思います。それが作品のテーマであり、作家の個性となります。また、作品創りの原動力はそれです。
正義とは何か?
自分が思っていること、正しいことを善とし、悪や不正を許さず、正しいと思ったことを言う。これはいいのですが、その自分の思いが絶対正しい、とする考えはダメです。
いますね。頑なな人。
戦争や暴力は絶対に許さん、と言いながら、反対派に暴力振るう人とか。
善も悪も立場が代われば逆転します。
戦争なんて、自分が正しい、と思う者同士が戦っています。またそれが戦争を生むわけです。
我々が正しい。だから正しくない者は粛清する、という政治もありましたしね。

これ、ちょっと深いです。そして、最近私が思うこともある。
また続きを書きます。


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仕事をした後のビールが美味い。
これは疑いのない事実なのだ!


で、明日はプライベート怪談会だよ!


kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(7)

2018年11月29日

相撲はヘブライ語? 元貴乃花親方の発言について

中山市朗です。

元貴乃花親方が、情報番組『スッキリ』に出演し、相撲の言語について「シュモー、ヘブライ語ですね」と発言し、ネットを賑わしております。
まあ、貴乃花親方は、龍神総宮社という新興宗教がタニマチにいて、オカルトに傾倒しているということのようですが、ここでも“オカルト”が怪しいものだという前提にあるのが、なんだかなあと。
オカルトという言葉を怪しく、禍々しいものにしてしまったのは、日本のマスコミなんですけど。

それはさておき、スモウの語源は争ふ(すまふ)だとされております。
少なくとも、『和名抄』という平安時代に編纂された辞典には「相撲 須末比」とあり、すもうは、すまひ、と発音されていたと思われます。すまひ、は、シュモーが語源とは思われませんわな。
ハッケヨイ、ヨイショもヘブライ語だという説もありますけど。
ただ、今と古代の日本語もヘブライ語も、今の我々が使っている発音や言葉とは違うということを考慮することが必要です。私、高校か大学の頃、「古事記」や「万葉集」は古代朝鮮語で読み解ける、なんちゅ本読んでほほーっなんて思ってましたが、古代朝鮮語なんて実はわかっていない、と後でわかって愕然としました。
新羅や百済が実はどんな言葉を使っていたのは、実は資料が不足していてわからんらしい。漢字表記してある人名や土地名などから若干推測するしかないそうで。日本も大和時代はどんな言葉が使われていたのか?
ただ、その400年後には万葉仮名表記されましたので、古代の日本語はある程度復元できるのです。

ヘブライ語は……、専門的なことは実は知りません。
ちなみに、シュモー(שְׁמו)という言葉は、ヘブライ語には確かにあり、「彼の名」という意味だそうです。

とはいえ、古代のヘブライ、ユダヤが古代の日本史に出ると、トンデモ、オカルト、と頭から決めつけるのも私は違うと思います。確かに、ヘブライ語と日本語の類似とか、戸来村にキリストの墓が、などというのは眉唾ですけど、そうとも言えないことも実はあります。
最近、朝鮮半島にあった新羅との関係から、いわゆるユダヤ人、ユダヤの文化、あるいは『聖書』の影響はあったと考えるのが自然のことだと私は確信しています。



    「‫שְׁמו‬‎」の画像検索結果

話しはころっと変わります。

12月1日は、かねてから告知しています通り、プライベート怪談会を行います。
場所は私の書斎(大阪市中央区南船場)、夜の部が19:00〜23:00まで。
深夜の部が0:00〜5:00まで。
参加料無料ですが、怪談会ですので、一話は怪談を語ること(マスコミやネットに未掲載のもの)が参加条件です。
深夜の部は、鍋をつつき、お酒などを飲みながらの怪談忘年会とします。
こちらで鍋料理(男の料理です、お断りしておきます)などを用意させていただきますが、食材の買い出しを考えますと、前日金曜日までには参加希望の方はお知らせいただきますと助かります。
いつも、前日、当日にバタバタっと参加のメールが来ますんですわ。

もちろん、差し入れなどは歓迎いたします。
初参加の方も大歓迎。

怪談を純粋に楽しみましょう。

参加ご希望の方は、info@officeichirou.comへ、メールをください。
集合場所、時間などをお知らせいたします。









kaidanyawa at 07:18|PermalinkComments(2)

スモウはヘブライ語? 元貴乃花親方の発言について。

中山市朗です。

元貴乃花親方が、情報番組『スッキリ』に出演し、相撲の言語について「シュモー、ヘブライ語ですね」と発言し、ネットを賑わしております。
まあ、貴乃花親方は、龍神総宮社という新興宗教がタニマチにいて、オカルトに傾倒しているということのようですが、ここでも“オカルト”が怪しいものだという前提にあるのが、なんだかなあと。
オカルトという言葉を怪しく、禍々しいものにしてしまったのは、日本のマスコミなんですけど。

それはさておき、スモウの語源は争ふ(すまふ)だとされております。
少なくとも、『和名抄』という平安時代に編纂された辞典には「相撲 須末比」とあり、すもうは、すまひ、と発音されていたと思われます。すまひ、は、シュモーが語源とは思われませんわな。

とはいえ、古代のヘブライ、ユダヤが古代の日本史に出ると、トンデモ、オカルト、と決めつけるのも私は違うと思います。
最近、朝鮮半島にあった新羅との関係から、いわゆるユダヤ人、ユダヤの文化、あるいは『聖書』の影響はあったと考えるのが自然のことだと私は確信しています。
    
ちなみに、シェモー(שְׁמו)という言葉は、ヘブライ語には確かにあり、「彼の名」という意味だそうです。


シェモー









話しはころっと変わります。

12月1日は、かねてから告知しています通り、プライベート怪談会を行います。
場所は私の書斎(大阪市中央区南船場)、夜の部が19:00〜23:00まで。
深夜の部が0:00〜5:00まで。
参加料無料ですが、怪談会ですので、一話は怪談を語ること(マスコミやネットに未掲載のもの)が参加条件です。
深夜の部は、鍋をつつき、お酒などを飲みながらの怪談忘年会とします。
こちらで鍋料理(男の料理です、お断りしておきます)などを用意させていただきますが、食材の買い出しを考えますと、前日金曜日までには参加希望の方はお知らせいただきますと助かります。
いつも、前日、当日にバタバタっと参加のメールが来ますんですわ。

もちろん、差し入れなどは歓迎いたします。
初参加の方も大歓迎。

怪談を純粋に楽しみましょう。

参加ご希望の方は、info@officeichirou.comへ、メールをください。
集合場所、時間などをお知らせいたします。













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2018年11月28日

『最恐怪談供拑能回&怪談の壇からのお知らせ

中山市朗です。

まずは、J-CASTニュースからのお知らせ。

J-CASTニュース『最恐怪談供 本日、最終回

最終話公開!キッチンの修繕(中山市朗)恐怖度★★★★★ 
心臓の弱い方はお控えください……。(めちゃくちゃおもしろいけどね)


第18夜『キッチンの修繕』

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最恐怪談II➡︎

無料・会員登録で視聴可能。
本日で最終回です。


続いてのお知らせ。

怪談の壇 第十壇
2018チャンピオン大会!


12月27日木曜日
●19時開演
●参加費 2000円

2018年開催された怪談の壇にて、中山市朗が選んだ優秀怪談師、数名が集いお客様の投票により2018年の最優秀怪談師がこの日決定します!
二代目チャンピオンは誰の手に!?



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kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(1)

2018年11月27日

怪談『迎賓館』を動画で!『怪shop』にて!

中山市朗です。                        

中山市朗怪SHOP新作怪談動画アップしました!
1本380円です。

「迎賓館」は『新耳袋』同様5部構成。50分に及ぶ長編ですので、5本に分かれております。
その他にも「13人」
「同姓同名/踏切の地図/列車事故」
「声が聞きたい/守られている」

計8本アップしております。

「声が聴きたい/守られている」は、日航墜落事故に関する怪異談です。「守られている」は書籍化しません。

⇒『中山市朗 怪Shop』

『怪shop』では、おそらく二度と語れない「八甲田山」4部作、「ノブヒロさん」前・中・後編と後日談、「雪山賛歌」など
32本を販売用にアップしております。


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冬の夜は、モニターで怪談を。




kaidanyawa at 00:13|PermalinkComments(0)

2018年11月26日

狐狸が人を化かすということについての考察

中山市朗です。


昨夜の『怪チャンネル』、いかがだったでしょうか?
「狐狸妖怪特集」。
特に、狐狸はどうやって人を騙すのか、というメカニズム(?)について考察してみました。


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はあ? そんなの迷信やん。
いうのは簡単。
でもねえ、怪異蒐集していると、今もそんな話が飛び込んで来たりするわけです。

狐が人を化かす、という言い伝えは、実は古くは中国にあり、日本ではすでに、平安末期に編纂された『今昔物語』にはもう記載されています。そして、私が生まれ育った田舎でも、狐は人を騙すものだ、という事例も実はあったりしたのです。
精神科で医学博士の中村希明はその著書『怪談の科学』の中で、幽霊を見る現象も含めて、酩酊、ストレスなどによる幻覚、感覚遮断によるもの、空腹や焦り、睡魔、寒冷、てんかん持ち、精神的ショックといった現象での解明ができる、としています。虚言とかね。でも、私が蒐集した1万数千話の怪異談の中に、そう思われる事例は確かにありますが、すべてがそれで解けるかというと、そう簡単な話でもないような気がしたりします。

私は怪異については、確かに懐疑的(否定派ではない)ではありますが、一方、科学万能という見解にも懐疑的であったりします。ま、要は自分で事例を集め、専門家の意見も聞きながら、自分で考えろということ。
すると狐狸に化かされるパターンと言うのは、すべてがそうだとは言えませんが、往々にして共通点がある。

催眠状態に入った人の見るもの、行動が似ていると思うわけです。

このことを考えるにあたって、1962年i制作、全米で公開された『影なき狙撃者』という映画を観ていただきたいと思います。

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ジョン・フランケンハイマー監督で、フランク・シナトラ、ローレンス・ハーヴェイが出ました。リチャード・コンドンの原作によるもので、要は朝鮮戦争時に中国軍の捕虜となった米兵たちが、米国に帰還したものの、共産主義者によって洗脳されていたという、政治サスペンスでした。
その洗脳と言うのが、トランプゲームをしていて、クィーンのカードを見ると、催眠状態が発動し、その場に無いバーチャルリアリティの世界に踏み入り、無意識のうちに命令を実行してしまう、というもの。初公開時は、荒唐無稽な部分があると酷評されましたが、翌年、ケネディ暗殺事件が起き、その犯人オズワルドが、ソ連に亡命した人物であったことをはじめとして、その活動や状況が『影なき狙撃者』の主人公たちと酷似している部分もあり、映画の評価は一転したというものです。ただし、共産主義者による洗脳の事実は公認されていました。
これを受け、主演のフランク・シナトラは、この映画はシャレにならんと自身で権利を買い取り、上映を許さなかったと言います。今は観れますよ。
ドン・シーゲル監督、チャールズ・ブロンソン主演の『テレフォン』というサスペンス・アクションも米ソ冷戦時代にKGBが洗脳した暗殺者を米国に送り込んだが、冷戦は終わり用済みになって米国市民として普通に暮らしている。ところが彼らが、急に発動しだしてテロを起こす、というものでした。
この場合は、電話である詩の一節を聞かせると、瞬時にして、洗脳状態に入る、というものでした。
一つのキッカケで、本人にとっては別の現実が起こり、一つのキッカケで、元に戻るという。

それが、狐狸が化かすということと、どう結びつくのか。
そういうことを今回の『怪チャンネル』では、狐狸の化かされ話を紹介しながら、示唆してみました。
もっと詳しくそのメカニズムについて推測してみたいところですが、あくまでこの番組は怪談を語るのが趣旨ですから、あんまり深入りしなかったですけど。

でも、この狐狸に化かされるという話し、最近は少なくなりました。
中村希明博士の解釈がただしいのなら、酩酊するサラリーマンやストレスを持った人は減らないわけですから、少なくなるのはなんでだろうと思います。それに、人間の内部的、精神的な構造から狐に化かされる現象が起こるんだ、としたら、なぜ都会の真ん中やビジネス街、地下街、通勤電車の中での化かされ話は無いのか、という疑問も残ります。
やっぱり自然環境が破壊され、狐狸をはじめとする動物たちと接触する機会が少なくなったからなのかなあと。

またこういう考察、機会があればお話ししたいです。

★中山市朗 怪チャンネル

FRESH LIVEでの配信中の、本格怪談番組『中山市朗 怪チャンネル』です。

会員登録、視聴は↓ 無料配信のものもあります。




kaidanyawa at 08:32|PermalinkComments(3)

2018年11月25日

高松での怪談三昧!

中山市朗です。


大阪へ戻ってまいりました〜。


高松での二日間、怪談語りつくしましたで〜。

高松けいりん場。空き店舗を会場に。
こんな立て看板がありました。

高松18-6



















競輪場、いろいろイベントやってますねんで。
Nゲージ、ジオラマやってましたんやな。見たかった〜。

高松18-4



















さて、競輪場での「秋怪談」は、15〜20分くらいの怪談を4ステージ。競輪場ですから、競輪の競技中は我々はお休み。
若い人から子供さん、親子連れ、そして熱心な常連さんも来てくださって、ありがたいです。
会場はこんな感じ。MCは、クライアントさんからご指名があって、秘書の、ののが担当。

08−1高松



















2日で8ステージ。けっこう語りましたよ。
何度もライブで語ったものから、初語りのものまで14、5話。
楽しいはずのクリスマスが恐怖になるという怪談を語ったら、真ん前にいた中学生くらいの女の子が、耳をふさぎだしてえらく怖がって。次のステージには来てなかった。難しいですな、怪談は。
中には「怪談を聞くということがはじめてです」という方もおられましたが、この方は何ステージも続けて聞いておられました。競輪場での8ステージと、「Dark Night」、全部来た、という猛者も!

そう、24日の午後は、高松での「Dark Night」。私の怪談独演怪も開催しました。
昼からの開催ですからほんまは、「怪談High Noon」?
それじゃ怖くないか。
「Dark Night」というライブ名ですからな。

こちらは、少し長めのお話を。頭の中にあるうちにと、まずは「迎賓館」。
休憩を挟んで、警備員や工事の測量技師、電話オペレーター、スーパーのパートと、職場に関する怪談を。
怖いだけでなく、笑いもあったり、不思議がったりと、お客さんも楽しんでいただいたよう?
最後はリクエストにあった「15日に行きます」を。

高松18-2



















こちらのライブは、約2時間。

ちょっとした不思議現象が。

チケット売り上げ金額と来られたお客さんの数は合っているんです。でも、実際に客席にいたお客さんは一人少ない。で、半券の数は客席のお客さんの数と合っている。
これ、受付で確認とっていますので、予約で来られた方、当日券を購入された方の数は合っていているんです。これ、一人のお客さんがチケット代を払って、受付の者が半券ちぎる前に忽然と消えた、ということ?

よおわからん。
担当の中村壮快君は何度もののさんに「お客さんの数、ステージから数えといて」と、念押しして、人数を聞くとしきりに首をかしげていました。
「そんなはず、絶対ないねんけどな」

ともかく私は、気持ちよく語らせていただきました。楽しかったですわ。

こういう地方での怪談ライブも、今年はどんどん増やしていきたいところですが、なかなか、ねえ。
きっかけがないと。

高松18-3



















23日のライブ後は、高松のファンの方に一席設けていただきました。
感謝感激です。

高松の皆々様、ありがとうございました。

また行きたいです。





kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(2)

2018年11月24日

明日、怪チャンネル。狐狸妖怪スペシャル?

中山市朗です。

ただ今私、高松におりますので予約投稿です。


明日、25日(日)の21:00より、『怪チャンネル Vol.30』を配信いたします。


昔から、狐狸妖怪、なんてことを言います。
キツネタヌキは人を騙したり、畏れさせたりするといいます。で、妖怪のカテゴリーに入れられております。
妖怪は、超常的に怪しいことをいいますが、水木しげる先生の貢献により、キャラクター化された怪しいもの、というイメージをもたれております。

今回はそういった、狐狸妖怪のお話をしましょう。
ほんとに、狐狸は、人を化かしたりするのでしょうか?
そのあたりのメカニズム(?)についても、私なりの考えがありますので、ぜひご拝聴ください。

MCは、秘書の、のの、です。


ののさん











★中山市朗 怪チャンネル

FRESH LIVEでの配信中の、本格怪談番組『中山市朗 怪チャンネル』です。





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2018年11月23日

来週土曜日は、怪談忘年会ですよ〜!

中山市朗です。

12月1日、来週の土曜日は、プライベート怪談会&忘年会を行います。


夜の部は、19:00より23:00まで。
これはいつものごとく、怪談会です。
参加いただいた皆様にも怪談を語っていただきながら、怪談を聞き、語るというものです。
深夜の部は、24:00から開始。
最初は最初の2時間ほど怪談会をやって、後半忘年会、と思っていましたが、24:00からいきなり忘年会とします。
いずれにしても、皆さんずっと怪談語ってますから、お酒を飲んだり、肴をつつきながら怪談を語ったり、不思議な話しを披露したりでいいのかなと。
普段の皆様のご協力に感謝いたしたく、鍋料理など用意してお待ちしております。ただし、やもめ男の作るものですから、そこは、ご了承のほどを。
とはいえ、差し入れなどは歓迎いたします。朝まで楽しくやりましょう。
もちろん、初参加の方も大歓迎します。

夜の部、深夜の部とも、参加費等はございませんが、怪談を楽しむ会ですので、怪談を一話は語っていただくことが参加条件となります。

場所は、大阪市中央区にあります私の書斎。

集合場所、時間などにつきましては、info@officeichirou.comにメールをくださった方に、返信メールとしてお伝えします。常連の方も、料理等の都合もありますので、連絡はくださいませ。

過去のプライベート怪談会の様子です。
プ怪談1











プ怪談会3











プ怪談会4


kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(3)

2018年11月22日

明日、明後日は、高松で怪談だ!

中山市朗です。

明日、明後日と高松市へ参ります。
高松けいりん場からの依頼で怪談を語ってきます。
同けいりん場での怪談ライブは三度目ですけど、こういう寒い時期ということが、ちと心配。
夏ですと皆さん、怪談を聞くというモードにありますが、こういう時期は、怪談ライブは軒並みお客さんの入りが2、3割は減るんです。
怪談は夏だけじゃない、と、いろいろやってはいるんですけど。

しかし、来ていただいたお客さんには、ちゃんと怪談を楽しんでいただきたいと思っております。

昨年8月の高松けいりん場でのライブ。
空き店舗を利用した会場となります。

無題













高松けいりん場での怪談スケジュール。

11月23日(金祝)
16:31〜 17:32〜 18:34〜 19:39〜
11月24日(土)
16:31〜 17:31〜 18:33〜 19:41〜
料金は無料。競輪の休憩中(15〜20分ほど)に行うミニライブ形式となります。

2日間で合計8ステージ、約160分、内容は全部変えます!

そして、24日(土)の午後は、せっかく高松にいるので、ということで、四国の怪談ファンの方のために、私の独演怪を行います。

Dark night in 高松

 出演:中山市朗 MC:のの

会場:サンポートホール高松 7階和室(高松市サンポート2番1号 JR高松駅より徒歩3分)

時間:12:30開場 13:00開演(終演予定15:00)
料金:前売予約2500円 当日3000円

「15日に行きます」「迎賓館」などを語ります。

 【割引情報】
11月23日、高松競輪場内にて「中山市朗ミニライブ〜秋怪談〜」を開催しております(入場無料)
予約後、高松競輪場内のライブ会場で、チケットを購入される方は500円引きとなります。

和室での開催となります。

高松


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2018年11月21日

面白い話をしたくば、エピソードを探せ!

中山市朗です。

明後日、23日は金曜日ですが、私が四国は高松遠征ですので、作劇塾は休講となります。
来週、30日も第5金曜日なので、こちらもお休み。
2週連続で塾はありませんが、プロの作家を目指すのなら、7日の塾で、面白い土産話ができるようにしておいてください。
とにかく、いろんな人のエピソードを聞いておくこと。

本を読んだり映画を観たりも必要なことですが、生で聞くエピソードにこそ、作品のストーリー造りやキャラクター造形に必要なものです。生で聞くその人のエピソードは、本にも書かれない、ドラマや映画にもなっていないものがほとんどです。それこそは、聞いたアナタだけの財産。
本で読んだりテレビで観たことを話されてもねえ。そんなん興味ないし、知ってるわってなるし。

昨年でしたか、あるパーティ会場で、芸人の原田おさむ君と久しぶりに会ったんです。そしたら「僕、本出したんですよ」と言って、ある本を手渡されました。
『ピン芸人ですが、パチンコ店員やっています』という小説でした。
もちろん購入して読みました。

彼は芸人歴22年。同時にバチンコ店員歴22年。
悲喜こもごもの人生。でも、そのバチンコ店員としての立場を、芸人の視点から見たエピソードで構成されていて、まさにこういう小説を塾生にも書いてもらいたいなと思った次第。
だいたい原田君は、小説家になりたい、と思ったわけでもなく、芸人一本では食えないから、パチンコ店で働いているわけです。でも、理不尽でブラックなパチンコ業界があったり、卑劣な上司や部下がいたり、迷惑な客がいたり、それらに苦言を言いたかったり、耐えなきゃいかんこともあったりする。でも人間はおもろい。そんな思いをまず、エピソードとして紹介し、それらを芸人としての目から観察し、シニカルな笑いに転嫁しながら、カクヨムに投稿していたということらしい。小説というより奮闘記といえるものかも知れませんが、その生々しい奮闘記が評価され、KADOKAWAから出版の話をいただいた、というわけです。もちろんそれには、彼の筆力もあるでしょうが、それも芸人としての語り口といえば、納得します。



一方で小説家になりたい、なりたいといって、懸命に書いて、投稿して、悩んで、ということを繰り返しながら、何年も何年も成果の出ていない人もいる。うちの塾生もカクヨムに投稿しているのもいるようですが?

何度も言うようですが、頭の中だけでイメージし、創った世界は、弱いと思います。そのくらいの妄想、想像くらい誰でもするわ、と肝に銘じた方がいい。よっぽどの才能があれば別ですよ。

でも、何かを成したその人が体験し、見て、生きた世界は、まさに小説より奇なり、ということがあります。そういう人を捕まえて、取材させてもらうことも必要です。
私の著作なんて、全部、例外なしに取材、聞かせていただいた話、エピソードで成り立っていますから。

もちろんSFを書いてもいいし、ファンタジーでも、ホラーでも、時代ものでも、書くのはなんでもいいのです。別に職場や身の回りのことを書けというわけではない。でも、取材で得たエピソードを巧く活かして、キャラクター造形などに反映させると、きっと活き活きとしたものになりますって。

ほんま、思うんですよね。
なんで作家になりたいと言いながら、みんな取材をせんのやろうと。
人と会って、お酒を飲みながら、いろいろ話すのも取材ですよ。
そうやって凄い、とんでもないエピソードを持った人と会ったことがまた、自分自身のエピソードになる。ほんま、とんでもない話ってありますから。でも実話としての説得力もあって。
作家同士で飲んだりすると、そんな傑作エピソードがばんばん出ますよ。
こんなおもろい人と会った、こんな話知ってるか、こんなヤツおるで、みたいな。そんなエピソードをいかに面白く語るか。これが出来るから作家なんです。

芸人がトークでやる話がそうですよ。本やテレビで観た話なんてやらない。おもろい人ウォッチングできる芸人が、やっぱりおもろいし、その人間観察が、ますます芸を磨くんです。
作家も芸人も同じやと思います。

ただ、この人の話を聞く、というのにもテクニックがあります。
それも塾の飲み会で勉強してもらいたいんですけどね。

私が知る中でいちばんの聞き上手は、漫画家の山岸涼子さんでした。
なんかね、話すたびに、「あらぁ」「まぁ」なんてうなづかれると、ついつい全部言ってしまう。
「それ、描いてよろしいでしょうか」と言われて「はい」となります。

言い換えれば、そんな大作家も、いろんなエピソードを聞きたがっているということです。



ということで、これから高松で語る怪談を選んで、構成します。
リクエストにあった「15日に行きます」「ハトの出る部屋」は口演の予定。「迎賓館」もわすれないうちにもう一度やってみたいと思います。
あ、『幽』の原稿締め切りも今日やったわ。




kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(2)

2018年11月20日

「迎賓館」の怪? そして12月の配信番組!

中山市朗です。

昨日アップしました「怪談『迎賓館』の背景と呪い」。
実を言いますと、なかなかトラブル続きでアップするのに何度も試したり、書き直したりしたんですよ。
で、プレビューすると正常に行くときもあれば、妙なことになったり。
プレビューで正常であっても、アップすると妙なことになる、の繰り返しで、四苦八苦したんですよ。
夜書いて、アップに成功したのが、朝の04:08でした。
いつもは07:00にアップするのですが、予約投稿にするとまた妙なことになるような気がして。

こんなんになるわけです。

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もう、十年ほどブログを書いていますが、こんなんなるんは初めてです。

試しに他のテーマで書いて、同じ画像を取り込んでみると、正常にアップされるんです。
やっぱり、内容が内容だけに……。
恐るべし、迎賓館、とマジで思いました。


さて。

昨夜はオフィスイチロウの定例会議。

実は、技術担当のとっさんが、DVテープが視聴できるカメラを入手したということで、書斎に保管していながら、観れなかったDVテープを、この時、気になるものからチェック。さっそく持って帰ってもらって、重要なものはアーカイブとして残す作業に取り掛かってもらいます、

だいたい2009年あたりから2014年にかけての記録。
『幽怪案内』や『古代史探偵団』のマスター・テープはもちろん、ロケやライブの映像。
田辺青蛙さんの市松人形が声を出した「Dark Night Vol.1」や、ガリガリガリクソンくんと潜入した「〇首村」潜入記録、三木和尚のお寺で被った「呪い面」、北野誠さん、西浦和也さんたちと潜入した山の牧場の記録などのマスターテープも。
その他、貴重なテープもあるようなので、順次デジタル化し、一部は「Dark Night」や「怪チャンネル」などで公開する予定です。
130本もありましたので、×60分、ないし90分のですから、見るだけでも相当時間が必要ですけど。

さて、この日決まったもので、告知できるものは、

12月9日(日)
「怪チャンネル・第31怪」
テーマは未定ですが、怪談をみっちり語ります。
21:00より配信。

12月15日(土)
「気まま酒家」。

これはオフィスイチロウの正規配信ではなく、オフィシャル・サポート・スタッフのcainさんが席亭となっております。
酒を飲みながらぐだぐだと、あるテーマに沿ってトークをする、というネット配信番組です。
参加者(私と飲んでくれる人)を募集しております。「気まま酒家」のDMか、オフィスイチロウのメールへ連絡ください。差し入れ歓迎!

22:00より配信。

12月23日(日)
「怪チャンネル・第32怪」
忘年会編の配信です。「怪チャンネル」に携わった、私、はるみちゃん(スケジュール調整中)、ののさん、中村壮快君、とっさん、Cainさん、もしかしてヤマモト君、と総出演で、2018年の怪を振り返ります。オフィスイチロウの忘年会も兼ねますので、飲みながらわいわいと。

21:00より配信。

★中山市朗 怪チャンネル

FRESH LIVEでの配信中の、本格怪談番組『中山市朗 怪チャンネル』です。









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2018年11月19日

怪談「迎賓館」の歴史と背景

中山市朗です。

先日口演した「迎賓館」、いろいろツイッターなどで評価いただいております。
 ありがたいですな。まあ、話しが話だけに、いろいろ調べて語りましたからな。
せっかくなので、「迎賓館」の背景について少し。
迎賓館のあった紀尾井町周辺の古地図。当時は麹町と言われていました。
江戸時代の古地図を見ますと、家紋とともに、紀伊殿、井伊藩士、尾張殿という記述があります。
それぞれの大名の中屋敷が建っていたのです。中屋敷とは、藩主が居住する上屋敷の補佐的な機能を持つ屋敷で、大火で上屋敷の機能が無くなったりしたときに、機能を移したり、あるいは隠居した藩主や長男が住んだりした屋敷です。
大名の藩主が住むところを上屋敷と言います。
井伊家といえば井伊直弼。当時、井伊家の上屋敷は桜田門近くにあった、というわけです。
ともあれ、紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根藩井伊家の三つの大名の屋敷からとって、明治5年に、紀尾井町という名が付けられました。これを現在の地図に照らし合わせますと、井伊藩士の屋敷跡に、現在のホル・ニューオータニ。尾張殿跡に、その迎賓館が建てられたことがわかります。

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現在の地図。
ホテルニューオータニと紀尾井坂を隔てて紀尾井ホールがあります。
紀尾井ホールは、迎賓館を移築させてから建てられましたので、お話に登場する迎賓館は、まさに、ホテル・ニューオータニのお向かいにあったわけですが、迎賓館の所有地は、もともとは上智大学のある麹町6丁目、5丁目を取り込んでいたものと思われます。

 紀尾井町



















さて、
幕末に話が戻ります。このころは、各々の屋敷も朽ち果てたり移転したりしたようで、あとは畑。新明治政府がこのあたりを徴収し、宮内省(現・宮内庁)の管理下となります。そして、宮内省・皇太后宮大夫の職にあった香川敬三伯爵がこの地に邸宅を建てます。明治26年のことです。
下は、大正元年の地図。
ひと際大きな屋敷があり、香川邸とありますな。これが後に迎賓館となるわけです。
このころの香川邸の敷地面積は4500坪ですと!!!

 香川邸図



















香川敬三は元水戸藩士で、戊辰戦争では官軍を率いて流山(現・千葉県流山市)の新撰組の陣を襲撃、近藤勇を捕獲し出頭させたという人物です。
で、香川敬三は大正4年に没。香川邸の所有者は、大正8年に、実業家の村上喜代次に移ります。この時、邸宅の増改築が成されたようで、その設計に、歌舞伎座や明治生命会館、大阪の高島屋(日本橋にある旧館)などを手掛けた岡田信一郎が関わったようです。
大正2年に、イエスズ会が香川邸の一部と民家のあった土地を買い取り、上智大学の建設に取り掛かります。
その後、香川邸は、昭和7年、河野義、昭和9年に森矗昶と、その所有者が代わります。
そして、先の大戦、終戦。
GHQによる財閥解体、昭和22年には「日本国憲法」により華族制度の廃止となり、元香川邸を所有していた森家は、邸宅を追われ、空き家となった屋敷を、某大手鉄鋼会社が購入。外国からの来賓等を接待するために使われ、迎賓館となったわけです。「紀尾井寮」と称されました。
そしてこの建物が老朽化により取り壊し、ということになったのですが、文化的価値、歴史的価値がある、ということで一旦解体し、渋谷の南平台に移築することになったわけです。
その解体から移築に至る約3年の間、いろいろな怪異が起こった、という話しを西浦和也さんから聞かせていただき、『新耳袋・第9夜』に「迎賓館」として掲載したというわけです。

現在南平台に、その製鉄会社の公邸として、移築された「迎賓館」はあります。

その玄関。

 香川邸玄関










西浦和也さんは、百畳もある和室に堀こたつがあって、外国人は正座をせずに和食を楽しめた、と言っていましたが、これでしょうな。

 香川邸











ちなみに、話しの最後には、M元首相の奥様が登場し、話しを締めくくります。
この方が、紀尾井町の館に住んだという事実はない、という人もいますがとんでもない。
M元首相の奥様は、財閥解体によってこの邸宅を追われた森矗昶氏の次女です。

西浦和也さんの話の背景は、本当だったわけです。
これだけの背景と歴史の上に起こった怪異。ちょっと興味が持ち上がりません?

というわけで、まだ頭の中にこの話が残っているうちに、今週末の高松で開催する怪談会で、語ろうかな?



24日午後は「Dark Night in 高松」。

出演:中山市朗 MC:のの

会場:サンポートホール高松 7階和室(高松市サンポート2番1号 JR高松駅より徒歩3分)

時間:12:30開場 13:00開演(終演予定15:00)
料金:前売予約2500円 当日3000円

【割引情報】
11月23日、高松競輪場内にて「中山市朗ミニライブ〜秋怪談〜」を開催しております(入場無料)
予約後、高松競輪場内のライブ会場で、チケットを購入される方は500円引きとなります。


高松けいりん場での怪談スケジュール。

11月23日(金祝)
16:31〜 17:32〜 18:34〜 19:39〜
11月24日(土)
16:31〜 17:31〜 18:33〜 19:41〜
料金は無料。競輪の休憩中(15〜20分ほど)に行うミニライブ形式となります。
2日間で合計8ステージ、約160分、内容は全部変更!
 

kaidanyawa at 04:08|PermalinkComments(0)

2018年11月18日

怪談の壇第九壇、優勝者決定! そして「迎賓館」!

中山市朗です。

遅くなりました。
たった今、二次会が終わって、最後のお客さんがお帰りになりました。
映画の話で大盛り上がり。映画は世界共通の言語であり教養です。
どんどん観ときましょ。

さて、昨日の報告です。

まずは『三百物語』。

「迎賓館」は結局50分の大作となりました
お客さん、話しは知っているので、なんか、来るぞ、来るぞ、来た! みたいなリアクションで、いつもと違う雰囲気。背景にあるもの、歴史的なことも調べて、万全を期して望んだつもりなんですけどね。スケールの大きな話だけに、演じ手がちゃんと状況や距離感、空気感を把握しておかなければ、この話のスケール感は、お客さんには伝わらない。
いやあ、難しい話でした。

後半は、新聞、ニュースを賑わした事件、事故に関する怪異。
「13人」は、実は稲川淳二さんが語ったあるホテル火災に関する怪談。しかし、その真相は別にあるのではと言う話。この話をしている時に、設置していたLDE赤い照明が切れた。
話しが終わったら点いたので、霊障???

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それに8年前の八尾市であった駐車場から車が落ちて二人が亡くなったという事故に関連する怪異、福知山線脱線事故時にあった怪異、日航墜落事件に関する怪異談を2話等々。実名を出さないと成り立たない話もあったので、これは書籍化できませんわ。

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続いて夜は『怪談の壇』。

実はお客さんの数が『三百物語』からずっと減って、十数人。わっ、成り立つんかいな、と思っていましたが、いやいや、出ました出ました計12話!
なんと、「大韓航空撃墜事件」に関連して、大使館関係者が遭遇したという怪異、これ貴重な話し。そして実際に大使館関係の仕事をしていたという方が、赴任先の中米ホンジェラスで体験したという話し。かと思うと、戦後間もなくのシベリア抑留の中であった怪談など、国際色豊かなユニークな怪談が次々と。
その他には電車の怪談、自動販売機の怪談などもありましたが、中でもいちばんゾゾッとしたのが、イナヅマ(稲妻?)さんが語った「フランス人形」。
よくありそうな人形怪談のようで、肝が凄い!
したがって、今回の優勝者は、イナヅマさんに決定しました。
優しい声で、怖い話、ええですな。
いつもはお着物姿の方ですが、今回は?

イナヅマさんと。

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終演後は、お客さんとの交流会。山梨県からやって来たという方も。
でもなぜかこの日は、野郎どもばっかり!?

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で、私の書斎での三次会と、いやあ、楽しかった!

次回の『怪談の壇』は、
12月27日(木)『MVPの為のMVP戦』だ!


kaidanyawa at 09:38|PermalinkComments(1)

2018年11月17日

本日『三百物語』&『怪談の壇』、貴重な怪談語りますよ!

中山市朗です。

本日、『三百物語』と『怪談の壇』のタブルヘッダー。
「迎賓館」、まとめまして、時計相手に語ってみたら50分近くありました。
まだ削ったりたしたりの作業をしてみます。

世間を賑わしたような事件、歴史背景のあるような怪談を語りますが、書籍化していない(ライブでは語ったことがある)話も語る予定です。こういう話しって、実名ださないとピンと来ない場合もありますしね。

『怪談の壇』も、ぜひ皆様参加していただいて、関西の怪談界をもりあげていただきたく思います。

前回は飛び入りで語ってくださった人たちの怪談が非常によかったです。
まあ、語るにせよ、聞くにせよ、怪談を楽しんでいただいて、怪談の輪を少しでも広げれば、本望です。

本日!

会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
時間:14:30開場 15:00開演(終演予定17:00)
料金:当日3000円

『怪談の壇・第九壇』


出演:中山市朗/はるみ 他

会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
時間:18:30開場 19:00開演(終演予定21:00)
料金:参加費2000円(予約、当日問わず。料金は語りをする方、聞くだけの方共通です)

終演後、交流会(打ち上げ)を行います。参加希望の方は予約時に「交流会参加希望」と記入してください。参加費はお一人3000円となります。ライブ受付時のお支払となります。

千日亭



kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(3)

2018年11月16日

歴史や事件が背景にある怪談を語る!

中山市朗です。

明日は『三百物語』。
いろいろ歴史や事件が背景になる怪談を聞いていただきます。

予告しておりました通り、西浦和也さんが警備会社勤務中に見聞きしたという「迎賓館」を語ります。
ちょっとその背景を調べましたところ、歴史の流れがだいたいわかってきました。不確かな情報もありますので、改めて整理して語ってみたいと思います。
現在まとめ作業中ですが、だいたい40分くらいの大作となりそうです。

後半は、これも新聞を賑わしたような事件、歴史背景のあるような怪談を選んで語ります。
もちろん事件を語るのではなく、あくまで怪異が起こったという、怪異談を聞いていただきます。

ちょっと趣向の変わった怪談ライブになりそうです。

『三百物語・第六夜』

11月17日(土)

出演:中山市朗/はるみ

会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
時間:14:30開場 15:00開演(終演予定17:00)
料金:前売予約2500円 当日3000円

続いてこの日、同会場で『怪談の壇』を開催します。
お客さんにも怪談を語っていただこうという趣向です。
怪談は読む楽しみ、聞く楽しみもありますが、語る楽しみもあります。
怪”談”ですから。
今、関東ではいろいろな語り手が出てきて、なんか賑わっているようですねえ。
関西も負けてられません。
関西の怪談を盛り上げ、怪談師発掘の手助けになれば!
それには皆様の参加がなくては。
もちろん、聞くだけでもOKです。

終了後は、お客様との交流会もあります!

『怪談の壇・第九壇』

出演:中山市朗/はるみ 他

会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
時間:18:30開場 19:00開演(終演予定21:00)
料金:参加費2000円(予約、当日問わず。料金は語りをする方、聞くだけの方共通です)

終演後、交流会(打ち上げ)を行います。参加希望の方は予約時に「交流会参加希望」と記入してください。参加費はお一人3000円となります。ライブ受付時のお支払となります。



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2018年11月15日

今度と来週の金曜日

中山市朗です。

塾生たちは気づいているのでしょうか?
明日は作劇塾。
来週の金曜日は、高松のけいりん場での「中山市朗・秋怪談in高松」で塾は無し。
その次の週は、第五週(しかも東野君は名古屋の幽霊ホテルへ宿泊)なので無し。
二週分のネトラジの収録の準備が必要ですよ。

高松けいりん場での怪談スケジュール。

11月23日(金祝)
16:31〜 17:32〜 18:34〜 19:39〜
11月24日(土)
16:31〜 17:31〜 18:33〜 19:41〜
料金は無料。競輪の休憩中(15〜20分ほど)に行うミニライブ形式となります。
2日間で合計8ステージ、約160分、内容は全部変更!

24日の午後は「Dark Night in 高松」。

出演:中山市朗 MC:のの
会場:サンポートホール高松 7階和室(高松市サンポート2番1号 JR高松駅より徒歩3分)

時間:12:30開場 13:00開演(終演予定15:00)
料金:前売予約2500円 当日3000円

【割引情報】
11月23日、高松競輪場内にて「中山市朗ミニライブ〜秋怪談〜」を開催しております(入場無料)
予約後、高松競輪場内のライブ会場で、チケットを購入される方は500円引きとなります。

となります。
『Dark Night in 高松』では、リクエスト怪談を募集しております。
「15日に行きます」のリクエストがありましたので語ります。「山の牧場」というリクエストもありましたが、これは『怪チャンネル』で、夏に十分やりましたので、ちょっとこれは。
10分から15分くらいの話が助かるんですけど。

ダークナイト高松























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2018年11月14日

淀川長治、怪獣映画を語る?(私の映画原体験3)

中山市朗です。

私の映画の原体験、その2!、としながら、原体験の話をしなかった前回のブログ。

今回は原体験について、実質パート2を語ります。
おそらく、怪獣映画の思い出になります。
ただ語ったのでは芸が無いと思いますので、淀川長治調でやってみましょう(なんで?)。
淀長さん、「怪獣映画解説?」

「はい、みなさん、こんばんわ。南船場長治でございます。
『ミツバチのささやき』という映画がありました。これはねぇ、やさしい、やさしい映画なのね。そして、奇麗な奇麗な映画。瞬間瞬間、みな、奇麗なのね。ビクトル・エリゼという1940年、スペインのビスカヤ出身の監督が撮りました。これが第一作目。凄く才能のある人なのね。だけど、あんまり映画を撮らない人だった。
『ミツバチのささやき』。
ファースト・シーンがねえ、いいのね。ちょうどそうね、スペイン内乱が終わった頃、1940年代のスペインのカスティーリヤという田舎のお話なのね。ある村にね、トラックが入ってくるの。それを子供たちが囲んで『映画が来たよ』『映画が来たよ』って騒いでる。トラックの中からおじさんが、フィルムの缶をもって出て来るの。『どんな映画なの?』『カウボーイの映画?』って、子供たちが聞くのね。そしたら『世界一凄い映画だ』っておじさん、言うのよね。
夕方になって、子供や大人たちが椅子を持って会場にバタバタと入って来る。そう、映画の巡業なのね。上映される映画がね、『フランケンシュタイン』。まあ、にくいね。1931年に制作されたあのホラー映画ですね。さあ、これから映画が観れるぞ、どんな映画だろうね、子供もお爺さんもお婆さんもみんな心躍らせてる。そういうわくわく感。いいですねえ。これが映画なのね。

私はねえ、兵庫県の田舎、朝来郡竹田というところで育ちました。映画館なんて無い。でもねえ、小学校が映画鑑賞会というのを年に一回、やってくれてたの。『ミツバチのささやき』とおんなじでね。トラックがやってきて、中から大きな映写機とフィルムの缶が出て来るの。もうそれだけでわくわく。給食が終わると、上級生が体育館に絨毯を敷いて、午後になったらみんな体育座りになって、映画を観るの。幼い私にとって、これが映画だったのね。

上映する映画は、誰が選んだんだろうね。怪獣映画が多かったの。学校中のみんなで怪獣映画観てたのね。おもしろいね。
最初はねえ、『怪獣大戦争』。
まあ、寝ていたあんた、怪獣いうたら、起き上がったね。
この映画は、1965年の公開ですから、おそらく私は小学一年か二年のとき。木星の第13衛星X星というところにX星人というのがいて、宇宙怪獣を送り込んでくるのよね。これが長あい首が三つ、長あい尾が二つあってね。。全身黄金の鱗に覆われているというキングギトラ。怪獣造形の傑作ね。あれはね、ヤマタノオロチなのね。そして顔はよく見ると、狛犬なのね。ああいう造形は日本人にしかできない。そして全長100メートルという設定。そんなのが、空を自在に飛んで三つの口から引力光線出しながら、町を破壊するのね。その飛び方が、大きな鳥、という感じじゃないのね。引力に逆らっている別世界のものっていう感じがよく出てるの。そんな宇宙怪獣に、地球怪獣のゴジラとラドンもX星人に操られて、地球を攻撃するの。地球いうても日本ですけどね。
この映画を観たおかげで、いっぺんに怪獣ファンになっちゃったのね。
音楽もよかったですね。怪獣大戦争のマーチがタイトルから鳴り響いて。作曲は伊福部昭というエラい、クラッシック畑の人だとわかったのは、だいぶん後のことでした。

キングギトラ








テレビでもね『ゴジラ』とか『ラドン』やってて、父親と一緒に観ましたよ。『ウルトラQ』もこのころ始まったのね。もう怪獣漬け。怪獣図鑑ですか、そんなのも、ねだって買ってもらいましたよ。
翌年でしたかねえ。また学校の上映会。『ガメラ対ギャオス』と『大魔神』の2本立て。ゴジラは東宝、ガメラ、大魔神は大映。もうこの時は、そんなことも知っていましたよ。なんか大映と東宝は色が違うなあ、なんて、思ってたの。まあ、ませガキね。
『大魔神』、怖かったですねえ。ゴジラやキングギトラは巨大生物ですね。そんなのが街を通るだけで家やビルは倒壊します。でもねえ、『大魔神』は神様なの。荒ぶる神。だから意思があるの。設定もね、身長は4,5メートル。それが怖いのね。逃げまどったり、攻撃を仕掛ける侍たちとの合成がね、上手いの。それは子供心にわかりました。スタイルは時代劇。勧善懲悪なのね。でも悪を成敗するのが大魔神という神様。面白い発想なのね。これ、あとで『巨人ゴーレム』からのヒントとわかりました。ジュリアン・デュビビエが撮ったチェコの映画。デュビビエは『望郷』『舞踏会の手帳』、あの名監督ですね。でもその前に、ドイツのヴェゲナーという人が1920年にサイレントで撮ったのが凄かったのね。これ、大学になって観て、気づいたんですけどね。

大魔神







『ガメラ対ギャオス』もね、子供心に、東宝より安っぽいなあと思ったんですね。考えたら大映は倒産寸前だったんですね。でも、映画の魅力を知ったんです。今思うと大映のスタッフや監督さんたち、頭を使って撮ってたんだなあと感心しますね。
ギャオスはね、人を食べるんですね。そんなのが夜の名古屋上空に現れる。
ギャオスはね、コウモリみたいなの。光に弱いの。だから名古屋の住民が名古屋球場に避難して、ナイター用の照明を明々とたくんですね。そしたらギャオスはあんなに獲物がいるのに、近寄れない。名古屋球場の上空を雄たけび上げながら、何度も何度も周るんです。これが怖かった。そして、これが映画の表現だとわかったんですね。そしてね、ガメラ。空を飛ぶとき、甲羅の中に手足を引っ込めて、そこから火を出して回転しながら飛ぶの。そのイメージ、音。いかにも映画の表現でしたね。


ガメラ対ギャオス








それで、小学5年生の時、はじめて自分でお金出して入った映画が『ゴジラの息子』。兵庫県の福崎の映画館でした。
怪獣映画の魅力はねえ。まず実写の中に巨大怪獣が現れるという、日常の中に非日常があるという幻想的な視覚効果と、その怖さですね。それにカスタルシス。やっぱりこれは、男の持つ原始的衝動なのね。これ、戦争映画にもいえるんですけど、子供には怪獣の方がわかりやすいし、キャラクターに魅せられるという面もあるんですね。それとね、東京や大阪という現実の世界が破壊される映像は、現実とフィクションがうまく絡んで、想像力が増すわけですね。
こういう怪獣世代が、日本におけるアニメの発展に寄与したのかも知れませんね。巨大ロボットなんて、外国にはありませんでしたから。
と、とうわけで、私の小学校時代は、怪獣映画に魅せられていたというお話でした。
今度、天皇に即位される皇太子殿下。幼少名は浩宮。宮様もね、私とほぼ同世代。宮様も幼少の頃は怪獣ファンだったんですよ。
知ってましたか?

はい、もう時間がきました。
また、お会いしましょうね。
サイナラ、サイナラ、サイナラ」


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2018年11月13日

私の映画の原体験、その2!

中山市朗です。

あるレコード会社の人が言うてました。
「サントラCDの解説がちゃんと書ける人が少なくなった。依頼すると、そもそも私とこの映画の出会いは、なんて書く人が多いけど、そんなこと、誰も興味ない。ちゃんと映画とそこに付随した音楽について解説してもらいたいだけなんですけど」

そうですな。知らん人の映画の原体験、言われてもなあ、と思いながらこのブログを書こうとしています。
でもですね、かの淀川長治さんは、こう言うてました。

「映画はみんなのもの。映画館の中で、こっちに学校の先生、あっちにソバ屋のおかみさん、お爺ちゃんも子供もいる。みんなが学問や教養に関係なく、一緒になって映画を観ている。僕はそういうのが好きなの。僕はそういうのが好きなの。映画は人の垣根も国の垣根も取っ払ってくれる。それがいいの。それが映画なの」

そしてこうも言っております。

「名作映画は、人類にとって最高の総合芸術である」

私もそう思うんですよ。

ですから、みなさんにはどんどんと映画を観ていただきたい。そしてほんと、名作とされる昔の映画もね。これ、人生の、心の、宝になりますから。
私はずいぶんと映画から、人生や冒険を知り、生きることと死ぬことの意味を知り、愛を知り、絶望を知り、美を知り、創造することを学びました。映画から文学へ誘導され、音楽を知り、芸というものを理解し、歴史を知る上でのイメージを教えられました。映画とは人間を描くものです。人間とはなにかという勉強も、映画から教えられたんです。

私のものの考え方、構成力は、おそらく映画から来ています。表現の仕方も、映画と落語から多大な影響を受けていると思います。映画と落語には驚くべき共通点があるんですけど、それはまたいずれのこととして。

ただ、最近、映画はその価値を随分と下げているようです。
いろんな意味で。

ひとつは映像の氾濫にありましょう。私の少年の頃は、テレビはありましたが、やっぱり映画。スクリーンに映る美しく楽しい影絵はその音響とともに、素晴らしい非現実の世界へ誘ってくれました。
でも今は、いろんな映像がスマホから出て来る。それこそプロが創ったものから、一般人の投稿映像まで。
映画というより、単なる映像が氾濫しています。悪いことじゃないんですけどね、これは。
でも、映画はある程度の時間を委ねないと楽しめませんが、衝撃的でリアルで投稿映像は1分で楽しめる。
これは、違うものなんですけどね。
投稿映像は、スクリーンで大写しにすると、ペラペラのも、のになる。心に残ることも無い。
逆に、映画はスマホで観るものでは無い。
スマホで映画を観るって、ピカソのゲルニカを絵葉書で観るようなもの。それで評価されてもたまらん。
「映画って、こんなもんか」と思われる。
ある専門家によると、映画をモニターで観る場合、最低50インチで観ろ、ですと。
場末の映画館の一番後ろの席から観ると、そのくらいのサイズに相当するらしい。

そして、価格破壊。
映画は金もかかるし、時間も人手もかかる。総合芸術ですから。
それが、レンタル・ビデオ店で旧作は100円以下。
どういう仕組みになっているのか、知り合いの映画監督に聞いても「レンタル店ですごく回転してても、手元にチャリーンしか入ってこない」。
ネットで無料で観れたり。これ、制作現場の人たちに還元されてるんでしょうか?

あ、映画について楽しく書こうと思っていましたが、ついついグチってしまいました。

私は専門学校と塾で、何人かのシナリオ作家や映画監督志望の若者と接しましたが、映画の専門家、プロになりたいと言いながら、映画を全然(本人は観ているつもりでも、プロになる基準からすれば全然ですわ)観ていないわけですよ。「もっと観ろ」と言っても観ない。
好きじゃないんだろうな、と。
好きじゃないのなら、なんで、シナリオ作家になりたいとか、映画監督を目指してます、と言えるのか。映画をなめてるんでしょうね。

また、映画もなめられるほど落ちた、と言えなくもない。
派手なアクション。度が過ぎた暴力。CGによる安易な作り。人間不在のドラマ。薄っぺらい愛の押し付け。
映像そのものも、劇場ではなく、DVDやBS、CSで放送されることが前提とした作り。最近は、ハリウッドでは映画よりテレビドラマが面白い、なんで評判も聞きますしね。

グリフィスやエイゼンシュタインから始まって、チャップリンやヒッチコック、ウェルズ、ジョン・フォード、ビリー・ワイルダー、ホークス、溝口、小津、成瀬、黒澤、ベルイマン、キューブリック、デビット・リーン、あるいはトリュフォーやゴダール、フェリーニ、デ・シーカ、サタジッシト・レイ、タルコフスキーといった人たちの系譜を、今一度見直してほしいと思います。

NHKでしたか、淀川長治さんが、映画のプロを志す若い人たちと話す番組。
ビリー・ワイルダーの『サンセット大通り』の話になって、なんだか空気がおかしくなった。
淀川さん。「あんたたち、『サンセット大通り』、観た? 観てない? 死になさい」

こういう大人がいなくなったのも原因かなあ。

あれあれ、ヘンなブログになった?


ヘン、ついでに。
淀川長治の「映画劇場」

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「はい、みなさん、こんばんわ。淀川長治でございます。
さあ、今夜は、ジョン・ウェインのお話をしましょうねえ。
ジョン・ウェイン、言うたら、あなた、起き上がりましたね。
ジョン・ウェィン。そうね、もうアメリカを象徴するスターですね。
『駅馬車』『リオ・ブラボー』『黄色いリボン』『捜索者』、いろいろありましたね。
『勇気ある追跡』で、念願のアカデミー賞を獲りました。
いかにも、西部の荒くれもの。
でも、本名は、マリオン・ロバート・モリソン、言うんですね。
マリオン、なんて、女の子みたいな名前。本人は、あんまりこの名前、気に入ってなかったのね。
ところが、1930年、ラオール・ウォルッシュ監督が『ビッグ・トレイル』という西部劇の大作を撮ろうとして、最初、ゲーリー・クーパーを起用しようとしたのね。そしたら、クーパーはパラマウントの大スター。とても借りてこられない。そこで、まだ無名のマリオンを紹介されたのね。そしたらラオール・ウォルッシュ、「お前、ジョン・ウェィンみたいなやつだなって」。それで、ジョン・ウェィンになったんですね……」

言ってることは、あくまで私のイメージです。すんません。







kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(10)

2018年11月12日

怪談の不条理ながらも普遍的な要素?

中山市朗です。

『怪チャンネル・第29怪』、いかがでしたでしょうか?

意味わからん、という怪異をいくつか語ってみました。
最後の二つの話など、怪談になるかならないか微妙なものですが、ちゃんと肝がありますので、ちゃんとした怪異談であります。

扶桑社から出しました『新・耳・袋〜あなたの隣の怖い話』で、私は作家デビューしたわけですが、奥付を見ますと1990年9月5日となっております。ということは、2年後の9月に、私は作家生活30周年となるわけです。
そんなになるんか〜。

『新・耳・袋〜』に書かれた話は、ですから30年ほど前、またはそれ以前に聞き集めた話が大半を占めるということになります。
その中に書かれた「スーツを着た男、その一」「その二」などという、意味のない怪異というか、一歩間違うと、そいつ頭おかしいんじゃないの?(実際そう指摘した評論家もいましたけど)と言われそうな話を採用するには、当時は少々勇気がいりましたが、そういう不条理性がまた、読者の皆様に受け入れられたわけです。
「地下室」なんて話は、ただ、民家の取り壊し工事をしていたら、意味不明の地下室が出て来た、というだけの話でした。
ただ、部屋の西側に直径40センチほどの日の丸のようなものが描かれていた、ということがいわば、肝。
亡くなった中島らもさんは、その話がお気に入りだったようです。

今は絶版となっている扶桑社版『新・耳・袋』。


扶桑社



















まあ、こういった話は、それまで『四谷怪談』や『皿屋敷』、『累ケ淵』といった怪談に共通した要素であった呪い、祟りとか、因果とか因縁とかいったこととは無縁な、普通の人たちを主人公とするわけです。 
その主人公には、明日、あなたがなるかもしれない、というのが、『新耳袋』的怪談でした。
それは、ちょっとした日常に飛び込む非日常というか、異界が、近所にあるかもしれない、明日、来るかもしれない。もし、そこに遭遇したら、見てしまったら、入りこんだらどうしよう、といった想像力を喚起させたといえましょう。
呪いも祟りも無いし、幽霊も化け物もでないけどなんだか不条理で、意味わからん、みたいな現象に遭遇した人たち。それが継続したり法則性を持って現れるわけでもない。ただ一度だけ遭遇した、不可思議な体験。

めちゃくちゃ怖い、というわけでもないけど、実際にあったら、やっぱり怖いよな、という話し。その体験者をAさん、Sさんとイニシャル表記にしたことで、なんだか普遍的な不可思議、という装置が働く。
それが、木原浩勝と創った『新耳袋』なのでした。

ところで、最近、その初期に蒐集し、『新耳袋』に書いた不条理な話に似た話をが集まってきている、という話しを今回の『怪チャンネル』でいくつか語りました。
ごろごろ転がる人、全身黒づくめで肌を見せない隣の女、コンパス人間(これは『第二夜』に書いた)などは、いまもまだいる、みたいな話。
なんなんでしょうね〜。

怪異は、不条理ながら、どこか普遍的な世界を包含しているのでしょうか?



★中山市朗 怪チャンネル

FRESH LIVEでの配信中の、本格怪談番組『中山市朗 怪チャンネル』です。




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2018年11月11日

ホラーと怪談は違う(怪談の定義)

中山市朗です。


本日21:00より、『中山市朗・怪チャンネル』の生配信があります。
なんや意味わからん話、というのを語ってみたいと思います。
ほんまこれ、わけわからんわ、みたいな話です。怖い話もあれば、なんだか笑ってしまう話もあります。奇妙なことが起こると人間、怖がるか、笑ってしまうか、どちらかになります。

さてさて、
最近、怪談を語る人が随分と増えてきていまして、そういうライブや配信番組もどーんと、増えてきまして、プロとアマの境目があやふやになってきているような状態ですけれど、それだけに、怪談て、なに? という基本を問い直さなければならないことになっているのでは、とも思うこの頃です。

怪談とは、一般には、怖い話、という認識にあると思います。
でもねえ、怖いにもいろいろありますわな。
例えばですよ、チェーンソーを持った殺人鬼に追われたら怖いですわな。刃物を喉元に突きつけられて怖くない人はいないでしょう。ヤクザに追い込みかけられて監禁されたり、自殺する場面を目撃してしまったりという状況も怖い。知っている人が謎の消失をしたり。そこには闇の世界と言うか、犯罪の可能性が示唆される。あるいは富田林署から脱走した樋田容疑者と知らずにサイクリングしていた、なんて話があったとしたら、聞きたいですね、そして、怖いですね。
でもね、そら、警察呼べよ、ということになる。そら、犯罪が怖い、という話しになっちゃう。
ミサイル攻撃で死んじゃうゴジラはゴジラじゃないのと同じで(?)、警察が介入できる怪事件は、怪談じゃないですよね。

結局、人間が一番怖い、では、怪談ではないと思うんですよ。
人間は怖い。当たり前ですよ。
人が人を追い詰めます。平気で嘘をつき、陥れます。人が人を殺します。大量殺人も虐殺も戦争も、人が起こすんです。

そんな人間の恐ろしさを描く世界はありますよ。
ホラーです。
猟奇殺人やサイコパス、狂人が出てきて、理不尽な殺人を繰り返す。あるいは監禁し、肉体を破壊する。そこまでいかなくとも、精神が崩壊した人々を描く。得体の知れない悪魔崇拝をしている人たちとか。
怖いですわ、これ。
単に怖い話が怪談として許されるなら、そういう話しも語っていいということになります。

でも、怪談はそういう世界は描かない。
怪談はホラーのカテゴリーには入るけれど、ホラーとは違うんです。
怪談はそういう肉体的な、直接的な恐怖や事件を描かないんです。
人間が一番怖いんだ、という話しをするのは、怪談としての芸が無い、と思うわけです。
そこがわかっていない語り手が、最近増えた、という感想を私は持ちます。怪談というものをよく理解しないうちに語っちゃったみたいな若手芸人とか、アマチュアの語り手だとか。増えています。
これ、私は認めない。
これをやられると、怪談は滅びます。

では、怪談とはなんだ、怖い話じゃないのか、と言われそうですけど。
怪談とは、そのものずばり、怪異を語ることです。
稲川淳二さんは『怪談てね、怪異談なんですよ」と言っていました。そうなんですよ。
怪異とは、道理や理屈では説明できない不思議、妖しいこと、というか、超自然的な何かがそこになければならない、と思うのです。警察はおろか、人智ではどう対応しようもない現象というか。
そうなれば霊媒師や霊能者、神官や僧侶の出番となるわけですが、その根底には、神羅万象というか超自然的なものへの畏怖する気持ちがあるわけです。
どこかで、そういう気持ちを持っていないと、怪談は表現できない、と思うんです。
でも、そういう世界はあやふやで、ヘタすると信じるか信じないかという話しになっちゃう。でもそこを、語りの世界で説得させるのが、芸なんです。

怪談はオカルトでも超常現象の検証でも幽霊を肯定することでもありません。
芸の世界なんです。怪談は芸で成り立つわけです。

そして、怪談は日本にしかないものです。
いや、外国にも幽霊話や悪魔の話はあります。ホラーも立派な文学や映画の世界に現れます。
でも、さっき言ったように怪談は、ホラーではない。ホラーは誰かが死んだり傷ついたり犠牲になったりし、鮮血シーンもあったりします。でも怪談は、誰も死なない、傷つかない、犠牲者もいない、血も出ない。でも、怖い、不思議だ、という話しがたくさんあります。それを語りだけで、聞き手に伝える。
考えたら、これは難しいことですよね。

こういった怪談は、やっぱり日本独特なものだと思います。
『呪怨』をハリウッドで撮った清水崇監督は、プロデューサーであるサム・ライムから「なぜ、そこでアタックさせないんだ」と意見され、「アタックしないから怖いということがあるんだ」と反論したと言います。
ただ、そこに、それがいる、それだけで怖い、という、これはもうイメージの中の恐怖ですな。

おそらくこれは、日本人が「命の危険としての恐怖」とはまた別の、天変地異とかアニミズムに対する畏れ、つまりそれが祟りであったり、呪いであったりという言葉として使われるのでしょうけど、つまり見えないもの、因果といいますか、霊(タマ)と言いますか、そういうものを、恐怖、と捉える感覚が、怪談を好む日本人としての特性を生んだのだと思うんですよ。
霊(タマ)には、言霊も含まれます。日本語を構成している言霊もまた、怪談のみならず、落語や講談、漫才といった話芸を生み、発展させたのも事実。そういう、怪談の歴史というか日本人の文化、風習、信仰といったことを、人前で怪談を語るというのなら、一応は調べて考えていただきたいと思います。

怪談は奥深いんです。
私も偉そうなことをいいましたが、いまだに模索し、怪談とは何かを自身に問いかけています。

↓怪談を語っているうちに、呪いにかかった私?


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視聴、会員登録はこちら↓



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2018年11月10日

ただ今、怪談配信中!「赤いオープンカー」

中山市朗です。


J-CASTニュースからのお知らせ。

『最恐怪談供 本日、配信!
「振り返ってはいけない最恐怪談」がパワーアップして帰ってきた!

第12夜『赤いオープンカー』


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最恐怪談II➡︎

無料・会員登録で視聴可能です!

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2018年11月09日

映画の原体験! その一。

中山市朗です。

私の創作活動の源泉は、映画と落語にある、とはよくこのブログにも書いてきたところですが。

この前、作家仲間と飲んでたんですけど、出る話題はやっぱり映画。
私も怪談を語るにあたって、今までさんざ観てきた映画のショットやモンタージュ、構図や距離感なんて、すごく参考になっています。そういうイメージが頭の中に明確に無いと、絶対にお客さんには伝わりませんもん。
私の書く文体も同じです。

私の幼いころや十代の頃は、ビデオなんて一般家庭には無かったですから、映画は映画館で観るものでした。
洋画劇場などテレビで観たものももちろんありましたが、やっぱり劇場で観た映画の迫力と印象度、そして何とは知れない非日常な劇場の空間も、映画体験の重要な要素でした。

ちょっとねえ、私、いつから映画に魅せられて、どんな映画が原体験なのか思い出してみました。

私の記憶で、最初に観た映画と言うのは市川崑監督の『東京オリンピック』。
1964年に行われた公式のオリンピック映画。
今でこそ、オリンピックの競技はリアルタイムでテレビで観れますし、翌朝のニュースではその結果が報道されますが、テレビの衛星中継が行われた最初のオリンピックが、この東京大会だったんです。
ですから、それまではオリンピックの様子を映画として記録し、全世界で公開されたオリンピック映画というものがあったんです。
有名なのは、ヒトラー政権下で行われた1936年のベルリン大会の記録映画『オリンピア』。
ナチスによる全面協力によって撮られたもので、日本では『民族の祭典』『美の祭典』として公開されました。
監督はレニ・リーフェンシュタールという女流監督で、競技に無い場面を撮りたしたり、新たに撮りなおしたり、やってはならないアフレコをしたりと創作部分も含まれながらも、その映像美と斬新さが全世界に評価されました。たた、戦後はナチスのプロパガンダ映画と評価が代わり、映画の芸術性は高く評価されるものの、才能のあった彼女はナチスとの関連性を生涯にわたって誹謗中傷され(彼女はナチス党員では無かった)がらも100歳で映画を撮って、助手だった男性と結婚し、その夫に看取られながら2003年101歳で亡くなりました。
市川崑監督の『東京オリンピック』も(当初、黒澤明監督が撮る予定だった)、記録より芸術性を重視したと賛否両論わかれましたが、オリンピック映画としては、レニ・リーフェンシュタールの作品と共に傑作とされるものになりました。
市川崑さんも、92歳と長寿の人でしたが、一日100本吸っていたタバコを健康の為にと止めたら、翌年に亡くなりました。皮肉ですな。

さて、こういったオリンピック映画は、2004年のアテネ・オリンピックまで公式映画は制作されていたのですが、みんな衛星中継で観てますからな、需要が無くなったんでしょう。1976年に制作されたモントリオール大会の記録映画『Games of the XXI Olympiad Montreal 1976』からは、日本では公開されていないようです。

とまあ、オリンピック映画の蘊蓄になっちゃいましたが、ともかく『東京オリンピック』は、当時日本各地に巡業上映されていたようで、私の故郷・兵庫県の片田舎の公民館にて上映。幼稚園児だった私は、引率の先生たちとともに公民館まで歩いて行って、みんなで鑑賞した、というのが、最初の映画の記憶です。
ただ、母親によると、もっと前に映画館に連れて行ってるそうで、機関車がスクリーンに映って、こっちへ向かってくる場面で私が逃げようとした、と面白おかしく言っていたのを思い出します。
私は、なんの映画を観たのでしょうね?

次の映画の記憶は、
こんな青銅の巨人像が突如動きだしたり、

アルゴ タロス













アルゴ タロス2













アルゴ タロス3













昔のコスチュームを着た主人公のおっちゃんが骸骨とチャンバラしたりした場面が鮮明に記憶に残った映画がありまして、

アルゴ探検隊











おそらく小学1、2年の頃に小学校の体育館での映画鑑賞会で観たのだろうと思いますが、この映画はなんだったんだろうと、幼心に思っていると、発見!


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『週刊少年マガジン』(1968年9月1日号)の巻頭「完全カラー図解・大特撮」という図解グラビア。
大伴昌司、企画・構成によるもの。
こういうのはコマ撮り特撮で、レイ・ハリーハウゼンという人が編み出したもので、映画の題は『アルゴ探検隊の大冒険』ということがわかったりしました。

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この他にも『2001年宇宙の旅』とか、

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『ミクロの決死圏』『メリー・ポピンズ』『うっかり博士の大発明・フラバア』『大魔神』や『北京の55日』そして、『ベン・ハー』も取り上げられていました。

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映画というものに惹きつけられたのは、このころだったのかも知れませんな。


続く。




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2018年11月08日

リクエスト「15日に行きます」口演!

中山市朗です。

11月23、24日は四国は高松へ上陸!
とは、何度もお知らせしております。


中山市朗・秋怪談in高松

11月23日/11月24日
出演:中山市朗会場:高松けいりん場内特設会場時間(各20分前後の公演となります)
11月23日(土)
16:31〜 17:32〜 18:34〜 19:39〜
11月24日(日)
16:31〜 17:31〜 18:33〜 19:41〜

料金:無料

競輪の休憩中(15〜20分ほど)に語ります。
2日間で合計8ステージ、約160分、内容は全部変えます。
競輪場への入場は無料。会場にも無料で入れます。

そして、

Dark night in 高松

 24日のお昼、単独の怪談ライブを行います。
定員は30名。時刻は12時30分開場の、13時開演です。
詳細&ご予約は、下記のリンク先をご覧ください。
中山市朗Dark night HP

ということで、こちらは、JR高松駅すぐのサンポート高松7階和室で開催。

12:30開場 13:00開演(15時終演予定) 予約2500円 当日3000円

ということになります。
もう冬に近い日曜の、しかも午後からの開催。果たしてお客さん、来てくださるのだろうかと、ちと心配。

で、このライブではリクエストを募集しています。
『新耳袋』『怪談狩り』『実話怪談系』などで読んだ話の中で、これを生語りしてほしいという怪談がありましたら、ぜひ、リクエストください。

今のところ「15日に行きます」のリクエストをいただいていますので、この話は口演する予定です。
『なまなりさん』というリクエストは、このライブに限らずよく来るのですが、きっと2時間以上の大作になるでしょうし、また出版社に再販など求めながら、折を見て考えます。

今年の2月3日に同和室で開催した高松でのDark Night の模様。

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会場はこんなところです。

高松















四国の皆様、よろしくお願いします。




kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(0)

2018年11月07日

次回怪チャンネルは11日、そして……

中山市朗です。


先日は、オフィスイチロウの会議。
会議は、企画を出したり、スケジュールを押さえたり、確認作業をしたり、動画などの編集、配信の準備をしたり、報告事項をこなしたりと、いろいろとやらねばならないことがあります。
ある意味、こんなことをやりたい、あんなことをやりたいと、夢を語り合う部分もあって、楽しいのですが、それを実現させるためには、予算や収益が伴わないとなると、却下したり、凍結させたりします。
そこは、当然シビアです。そら、ビジネスにしなきゃ。そこで食ってるわけですからな。

しかし、いろいろと来年に向けて、準備しているものもあります。
来年は新天皇が即位され、秋には大嘗祭が行われますから、古代史をオカルトの面から探っていくという作業にも力を入れたいなと思っております。もちろん怪談も、もっと皆様に披露できる場を作りたいと、スタッフともども思うところです。

ということで、来年以降のことも話し合い、決定したこともありますが、まだ発表できる段階ではありません。
今後、情報解禁次第、じょじょに発表していきます。

今月の『怪チャンネル』の日程が決まりました。

11月11日(日)21:00〜
MCは、はるみちゃん。
テーマは、「世にも不思議な怪異談」。
怪異というのは、わけがわからん、実に奇妙な話しであるから怪異なのですが、ほんまに意味わからん、というお話を中心に、いろいろ語って参りましょう。初語りの怪談もありますよ。

11月25日(日)21:00〜
MCは、秘書ののさん。
テーマは未定です。

リクエストなど、お待ちしています。

★中山市朗 怪チャンネル

FRESH LIVEでの配信中の、本格怪談番組『中山市朗 怪チャンネル』です。

会員登録精の有料チャンネルですが、最初の15分くらいは無料で観れます。
また、無料で観れるアーカイブもございます。
     ↓








kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(0)

2018年11月05日

名乗って来てくださ〜い!

中山市朗です。

いよいよ今月17日(土)、千日亭にて『怪談三百物語・第六夜』と『怪談の壇・第九壇」が開催されます。
特に「怪談の壇」は、来月のチャンピオン大会に向けて、佳境に入ります!

今年の各壇の優勝者は、

第五壇 猫戯子さん。

第六壇 E本さん。

第七壇 ひろみつさん。

第八壇 たまのさん。
      のみよしさん。

来る12月27日(木)が、優勝者中の優勝者を決めるチャンピオン大会となります。
各壇の優勝者の方にはなるべく参加していただき、熱き怪談バトルを繰り広げていただきたいと思います。
現在、担当の中村壮快君が、優勝者の皆様に連絡、確認をしているところですが、第八壇の二人の優勝者のうちのおひとり、のみよしさんと連絡がつかなくなっております。

のみよし、という名はペンネームと伺っており、本名は〇ヨシさんを名乗られていたようですが、いずれの名前も入場者リストにありません。また、心当たりのお客さんにも問い合わせていますが、該当者はいません。

「ノート」という怪談を語られたのみよしさん。
もし、このブログをお読みでしたら、info@officeichirou.comまで、ご連絡くださいませ。

よろしくお願いいたしま〜す。

左から2人目、はるみちゃんのお隣の方です。

壇 mvp



























kaidanyawa at 17:44|PermalinkComments(1)

2018年11月04日

中山市朗、四国上陸情報!

中山市朗です。

ようやくスケジュールが出ました。

中山市朗・秋怪談in高松

11月23日/11月24日
出演:中山市朗会場:高松けいりん場内特設会場時間(各20分前後の公演となります)
11月23日 
16:31〜 17:32〜 18:34〜 19:39〜
11月24日 
16:31〜 17:31〜 18:33〜 19:41〜

料金:無料

競輪の休憩中(15〜20分ほど)に語ります。
2日間で合計8ステージ、約160分、内容は全部変えます。
競輪場への入場は無料。会場にも無料で入れます。

そして、せっかく高松に来たんだから、まとめて怪談語りましょう。
ということで。

Dark night in 高松

 24日のお昼、単独の怪談ライブを行います。
定員は30名。時刻は12時30分開場の、13時開演です。
詳細&ご予約は、下記のリンク先をご覧ください。
中山市朗Dark night HP

ダークナイト高松






















kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(0)

2018年11月03日

大作怪談「迎賓館」を初語り!

中山市朗です。


11月17日(土)は、「怪談三百物語」と「怪談の壇」のダブルヘッダーとなります。同じ上方ビル3F、千日亭での開催です。


「怪談三百物語」は、私が過去、書籍に書いたり語ったりしたものの中から厳選して、語りなおして映像にアーカイブとして残す、という企画です。
1時間以上の大作となった「八甲田山・完全版」や「ノブヒロさん・完全版及び後日談」など、おそらくはもう二度と同じことは出来ない話も披露しております。
第六夜となります17日のライブでは、いよいよ『新耳袋』の大作、「迎賓館・完全編」を語ります。
この話の提供者は『新耳袋』では警備会社のI課長となっております。そう、今は怪談作家の西浦和也さん。もちろん、西浦和さん自身、この話をいろんな場所で語られているわけですが。

そもそもこの話は、まだ作家になる前の西浦和さんに取材し、当時私も出演していた新宿ロフトプラスワンの『新耳袋・トーク』の壇上にて、西浦和さん本人が語ったこともありました。
で、これを『新耳袋』に文章化する時、第一稿をしたためたのは私でしたが、実はこの話、私が語ったという記憶がないのです。どこかで簡略化したものを語ったことはあるかも知れません。

今回、その『迎賓館』を私なりの怪談に仕立てて、皆様の前に初披露いたします。『新耳袋』に書いたものを幹としながら、当時取材させてもらった時のノート、録音テープなどもありますので、書くときにカットしたエピソードや背景についても整理しなおして、完全版、としたいと思っております。

全編で何分かかるのかは、これから構成をしてみないとわかりません。多分、40分、50分ほどの大作になるのではないかと思われます。

また、日航機墜落事故にまつわる話や、尼崎列車転覆事故、八尾市であった自動車の駐車場からの墜落事故など、あの事件の裏エピソードともいえる怪異なども数話、紹介する予定です。

聞き逃しては、後悔します。ぞ〜。


怪談三百物語・第六夜


怪談三百









出演:中山市朗/はるみ

会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
時間:14:30開場 15:00開演(終演予定17:00)
料金:前売予約2500円 当日3000円

怪談の壇・第九壇

怪談の壇









日程:11月17日土曜日(定員30)

出演:中山市朗/はるみ 他

会場:千日亭(大阪市中央区千日前1−7−11上方ビル3階)
時間:18:30開場 19:00開演(終演予定21:00)
料金:参加費2000円(予約、当日問わず。料金は語りをする方、聞くだけの方共通です)

終演後、交流会(打ち上げ)を行います。参加希望の方は予約時に「交流会参加希望」と記入してください。参加費はお一人3000円となります。ライブ受付時のお支払となります。




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2018年11月02日

覚悟のススメ

中山市朗です。

山口貴由さんの漫画の話じゃないですよ。愛読してましたけど。

作劇塾の話です。
本日は作劇塾。


人を育てるというのは、まあ手間暇かかるし、責任も伴うし、必ず裏切りにも会う。何といっても金にならん!

昔の作家には書生さんがいたり、出版社が育てるというのもあったんですが、今はそんな余裕もない。
代わりに専門学校というのができましたな。
私も塾を創る前は、大型専門学校で9年間講師をやってました。

私自身も、大学を卒業して約8年間、食えないという状況にありました。
前に書いたように、パンの耳をかじりながら……。
その食えなかった辛い時期を、彼らには少しでも短縮してやれないかと、それを思って教えておりました。

この時思ったのは、作品作りはテクニックより「覚悟」であると思ったんです。
よっぽどの天才は別として、デビューできるかできんかの境界線にある人たちのテクニックは同じようなもん。
しかし、私の周りでは、共に夢を語り合った仲間たちがどんどん脱落するのをみていました。私より才能があると思っていた仲間が、脱落し、田舎へ帰っていく。あるいは創作とはまったく無縁なところへ就職する。

要は、これで食っていくんだ、という覚悟のない者から脱落していました。

私のような作家稼業は、フリーランスですから、当たり前ですが、一般の人たちのように会社という看板に頼れない。代わりに中山市朗という名前(ペンネーム)がカンパニーであり、ブランドであるわけです。
中山市朗はある意味、製作部であり、企画部であり、営業部であり、宣伝広報部でもある。全部自分でやって、自分で責任取らなあかんわけですよ。最近は、怪談を語るだけでなく、イベントやライブを企画、運営する、ネット配信番組を制作、管理する、映像制作にものりだしたい、というように、私のキャパを超えて来たので、オフィスイチロウという事務所形式の中で、分担してやっておりますけど。作劇塾もこのオフィスイチロウの管理下にあるというわけです。

でも、オフィスイチロウも作劇塾も、私が動かなければ動かない。責任があるのは変わらんわけですよ。言い換えると、オフィスイチロウから中山市朗がいなくなると、オフィスは自然消滅するし、作劇塾も同じこと。

覚悟を決める、と言いますな。
自分で決断して、その方向に行動を起こし、事を成す。大抵は上手くいかない。でも、投げ出さない。やり続ける。それにはやっぱり、人脈、人のつながり、協力者、賛同者が必要なわけです。
最初苦労するのはそこ。

人が成功すると、そこに人が寄って来るといいますが、成功する前は、自分が成功している人に寄って行くわけですな。成功している人はどんな人なのか、周りにどんな人がいるのか。そこを見る。

誰かが言うてました。
「この道で成功するのは、二つの道しかない。一つは自分で凄いものを創る。天才はこれをする。もう一つは、成功している人に引っ張り上げてもらう。その腰にしがみついてでも上げてもらう。これには覚悟がいるけどね」

でも、プロは基本的には同種のアマチュアとは口も利かない。腰にもしがみつけない。
シッ、シッて追っ払われる。

でも、覚悟があれば、追い払われても追い払われても諦めない。そのうち、プロ側が折れる。
昔の弟子入りって、そんなんから始まったんでしょうな。

でも、口利きしてくれる人があれば、話は変わります。いわゆる人脈と言うやつ。
専門学校時代は、そういうことを教えたら、教務課からなぜかお咎めをくいましたが、作劇塾は人脈も教え、営業の仕方も教えています。ただし、塾生の粗相は私の責任。口利きしてくれる人、紹介してくれる人の信用で、向こうは会ってくれてるんだから、それは当たり前の話。
つまり、塾生にも覚悟をもってもらわんと、あかんということ。
覚悟を持ってくれないと、誰にも会わせられない。

作劇塾って、何教えてるの?
と、たまに聞かれますが、最近「覚悟を教えるところです」と言おうかなと思っています。

覚悟があれば、修練する.修練すれば、テクニックはついて行きますって。

で、塾生たち。覚悟はあるのかな?










kaidanyawa at 12:15|PermalinkComments(4)

2018年11月01日

11月の怪談ライブ、イベントだよ!

中山市朗です。

11月となりました。
秋も深まっていきますなあ。

改めまして、11月のスケジュールをまとめてみましょう。
怪談好きのお方は、要チェック。

11月
17日(土)
怪談三百物語 第六夜
中山市朗の持つ怪談の中から選りすぐった話を、合計三百話語ろうというこのイベント。
第六夜は一体どんな怪談が語られるのか……?
14:30開場 15:00開演前売2500円

17日(土)
怪談の壇 第九壇
新たな怪談の語り手を発掘しようと始まった、参加型怪談イベント、怪談の壇。
怪談を聞きたい方、語りたい方、どちらも奮ってご参加ください。
18:30開場 19:00開演予約2000円
今回、三百物語と怪談の壇は同日開催ですので、お間違えの無いようご注意ください。
イベント詳細&ご予約は、下記のリンク先HPより、それぞれのイベントページをご覧ください。
中山市朗Dark night HP(中山市朗イベント全てを扱っております)

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24日(土)

Dark night in 高松
中山市朗が四国の高松にて、単独の怪談ライブを行います。
定員は30名。時刻はお昼の12時30分開場の、13時開演です。
詳細&ご予約は、下記のリンク先をご覧ください。
中山市朗Dark night HP

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12月1日(土)
プライベート怪談会


19時からの夜の部、24時からのオールナイトの部の二部制です。
両方、あるいはどちらかだけの参加もできます。
24時からの部は前半(2時ごろ)までは怪談会。以後は忘年会のノリとなります。
怪談のみならず、オカルト、歴史、映画や文学、サブカルなど、普段話せないことを大いに語りませんか?

参加条件は、怪談を一話は語ること。
ちょっとした不思議な話しでいいんです。
場所は、大阪中央区内、私の書斎であります。

参加希望の方は下記のオフィスイチロウへ。
info@officeichirou.com

作劇塾に関してのお問い合わせも同メールからお願いします。

また、この間にも『中山市朗・怪チャンネル』、『気まま酒家』などの生配信、配信などもあります。
生配信時にはギャラリーの方も募集します。
同じくオフィスイチロウへお問い合わせください。




kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(0)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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