2019年04月

2019年04月29日

令和最初の怪談ライブは京都から!

中山市朗です。


平成最後のブログで、令和最初の怪談ライブのお知らせをします。

5月2日(木)

中山市朗 怪談三百物語

第八夜、九夜!

 中山市朗がこれまで語った怪談の中から三百話を厳選して独り語りで披露するトークイベントです。
5月2日の三百物語は第八夜、第九夜の2回公演となります。
今回は京都での開催。長福寺というお寺が会場となります。


長福寺













1回目(第八夜) 12:30開場 13:00開演(14:30終演予定)

第八夜は、現代狐狸妖怪目撃談の数々。

ある漫画家が東京都内で遭遇した白粉婆(おしろいばばあ)。しゃべる猫。神保町の出版社に出るどろたぼう。生首に追われるドライブ。京都のお寺に出る座敷童子。私の体験談である天狗遭遇談……等々。


2回目(第九夜) 17:30開場 18:00開演(19:30終演予定)

第九夜は、旅先で遭遇した様々な怪現象。

海外の旅先で出会った、日本とはやや違う独特な怪異、新横浜駅近くのホテルであった、奇妙な隣部屋、キャンプ場にいた正座する影、深夜の古都・京都での怪、古旅館の部屋の鏡からやって来るモノ、高速道路で遭遇する奇妙な女……。


また合間の15時〜17時の2時間は、ミニ怪談会を開催致します。

八夜と九夜の間の15時〜17時の2時間は、ご希望される居残ったお客さんとプチ怪談会も行います。
この会は、、お客さんにも語っていただきます。もちろん聞き専OK。
八夜か九夜に来てくださったお客さんへの、サービスでもあります。

詳細&ご予約は、下記のリンク先の『怪談 三百物語』のページをご覧ください。
(八夜と九夜はそれぞれ個別に予約が必要となります。ご注意ください)

中山市朗Dark night HP


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kaidanyawa at 23:46|PermalinkComments(2)

2019年04月28日

Dark Night、終了。ヤバかった深夜の部!

中山市朗です。

すみません。報告が遅れました。

『Dark Night Vol.30』
夜の部、深夜の部、終了いたしました。

夜の部は、あべのハルカス・スペース9での開催。
ゲストは、京都の怪談師・雲谷斎さん。
同じフロアで物産展をやっていたので、そこで売っていたから揚げを食しながら、簡単な打ち合わせ。
最近は、チケット予約時にお客さんから語ってほしい怪談やテーマのリクエストを取っておりますので、それを反映しながらの構成となります。もちろん会場の雰囲気や話の流れを重視しますので、だいたいの目安、みたいなものです。ライブイベントは、そういうお客さんの空気を読むことが、重要ですし、それがまたライブの魅力だったりします。

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ライブの模様。
10連休の初日、ということが影響しているのでしょうか、お客さんがいつもより少なめ。
そんな中、まずは第一回目の『Dark Night』にも出ていただいた雲(うん)さんと、あの声を発した市松人形を振り返りながら開幕。
続いて、リクエストいただいた、雲谷斎さん十八番の「卵売り」。卵繋がりで私も一話。
そこから、古都・京都に関する怪談や、霊スポットに関する話など。
雲さんとは、阿吽の呼吸で進行します。

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私もこの機会に初語り怪談を何席か披露。
あっという間の2時間となりました。

次の会場がある道頓堀に移動して、軽く打ち上げ。
でもこの後に備えて、ビールはご法度(自主規制)。
でもねえ、串カツにウーロン茶は、のんべえにはちょっと。

雲谷斎さんは、稲川淳二さんと同じ年だそうで、身体も精神もまだまだいけるとしながらも「でも、そろそろ身の引き時を考えるようになった」とおっしゃっていましたが、いやいや、まだまだ現役でいてほしいです。

30雲谷斎













「また呼びます」と約束をして、次の会場、道頓堀ZAZAHouseへ。
深夜のゲストはスリムにならはった、ガリガリガリクソンモドキ君。
リクエストは圧倒的に、生首村、コトリバコが多いです。まあ、ガリさんと言えば、そこが気になりますな。
深夜は5時間の長丁場ですので、3部に分けます。
第一部は、リクエストにもいくつかあった、ガリさんの逮捕劇の真実を?
怪談ちゃいますけど。でもここはまず、聞いとかんとね。
でも、本人の口から「真相はこうです」と言われても、なお、不可解というか、ハメられた感は拭いきれませんなあ。


30ガリガリ3














もちろんメインは怪談。彼は最近除霊法を開発したようで、その除霊の様子をVTRで。
本来、霊スポットという緊張の場を、たちまちおバカ映像の舞台にしてしまう彼の行為は、芸人魂屋と思いますよ。思いっきり不謹慎ですけど。
不謹慎と言えば。

生首村の土葬の土。そして供えられていた羊羹?
ほんとに現場で採取してきたものかどうかは、わかりませんけど。

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これもリクエストにあった京都の幽霊マンションの話、さらに知られざる近況などもあって、いよいよ第2部。
生首村。
何が語られたかは、ここに来場されたお客さんのみが知る。
というか、口外はしないようにと再三注意勧告。
ガリさんも隠さないですからな。名前も名称も全部しゃべっちゃう。
でもほんと、行ったり、探ったりしないように。マジ、危険ですから。
責任も負いかねますし、我々も後の取材が出来なくなります。
会場の人は聞きましたよね。
あまり深入りすると、エライことになる、と。

第3部は、純粋に怪談。
リクエストに「犯罪と警察の話」というのが複数あったのは、ガリさんのせい?
お互いタブーとなる怪談を何話か披露して、最後は、神様が一番コワいという話を。
「触らぬ神に祟りなし」というのは、本当です。
非常にヤバイ会となりました。

お客さんもそれを感じたようで。
清めの塩がめっちゃ売れていました。

最後に出演者3人と。
MC・はるみちゃん。私。痩せたガリガリガリクソンモドキ君。

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オマケ。
まず疑問。
彼はほんとに、ガリガリガリクソンなのか?





kaidanyawa at 16:26|PermalinkComments(12)

2019年04月27日

本日、Dark Night、平成最後の大公演!?

中山市朗です。

本日、『Dark Night』は30回目を迎えます!
ただ、東京公演や名古屋公演などが、カウントされていません。
数えてみたら、44回公演をやっていました。
本日の、雲谷斎さんとの夜公演が45回目、ガリガリガリクソン君との深夜公演が46回目となります。
一回につき、100〜150人ほどのお客さんを収容しておりますので、少なくとも、のべ約5000人ほどの方に来ていただいたことになります。
いや〜、積み重ねですな〜。

第一回目は、2010年11月26日。ゲストは田辺青蛙さんと雲谷斎さん。そう、田辺さんが持ってきた市松人形が声を上げて、客席が静まり返りましたっけ。

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さて、平成最後の公演となります、本日の『Dark Night」。
夜公演は、その第一回目のゲストに来ていただいた雲谷斎さんが3度目の来演。
あべのハルカス・ウイング館9階、スペース9で、19時開演。
おっ、999や。

お客さんからは、予約時に語ってほしい怪談のアンケートを事前に聞いております。
今回リクエストが多かったのは、京都方面の不思議、怪異の話や行ってはいけない心霊スポットといった話。雲さん十八番の「卵売りの話」というのも複数ありました。リクエストに応えながらの2時間、怪談ワールドに皆様を誘います。

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深夜は、ホームグラウンドともいえる、道頓堀ZAZAHouseから。
ガリガリガリクソン君が2度目のゲストとして来演します。
前にガリガリガリクソン君が『Dark Night」に来てくれたのは、2013年9月7日。その1ケ月ほど前に、三木和尚の蓮久寺に行って呪い面を被り、その足で、生首村に初潜入したわけです。
当然。リクエストでは、コトリバコ、生首村、というのが圧倒的に多いわけでして、そこを詳しくガリガリガリクソン君にも語っていただきます。
深夜の共同墓地に潜入したVTRが見つかりましたので、それも上映いたします。

そして、23日付けのこのブログで、「ガリさんが、生首村からプレゼント!?」と書きましたが、彼、ほんとうに生首村に行きまして、どうやら生首村の土葬の土を本当に採取したようですので、会場に来ていただいたお客さんの中から抽選で3名の方にプレゼントします。ほんまそんなん欲しい?

あ、ところで生首村、びっくりすることがあったようです。
その話をガリガリガリクソン君から聞いて、私、絶句しましたもん。
なにがあったって?
それは、来てくださったお客さんだけに……。

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当日券、あるようですよ。

中山市朗Dark night HP



kaidanyawa at 00:00|PermalinkComments(6)

2019年04月25日

『モーツァルトの血痕』第一章、配信!

中山市朗です。


本日、WEBマガジン『神秘之國、日本』より、『モーツァルトの血痕』第一章の前半部「モーツァルトの死」の配信をしております。
シカネーダーが語る親友モーツァルトについての証言です。

36歳という若さで死んだモーツァルトの死因は、150通りの説があるといいます。
ということはつまり、わからないんです。

だいたい遺体がどこに埋められたのか分からない。あんなに有名な音楽家なのに、墓も無いのです。
まだ医学が今ほど発達していなかったにせよ、死亡診断書には疑惑が残り、葬式はウィーン市の規定を破って一日繰り上がったり、その葬式には妻のコンスタンツェも息子たちも、親友のシカネーダーも参列していないというものだったんです。しかも、葬儀委員長は、フリーメーソンであり、イルミナティの元指導者的立場にいたスヴィーチン伯爵が急遽というか、突然に名乗り出た、といいます。そしてモーツァルトは最下級式の葬儀で、フリーメーソンの黒衣を着せられ、墓地へ運ばれたのです。そしてそこから先は行方不明となったわけです。

死因にめぐっての説には、毒殺説があります。
コンスタンツェによる毒殺説、フリーメーソンによる毒殺説。

フリーメーソン毒殺説の根底にあるのは、モーツァルト最後のオペラ『魔笛』には、外部に漏らしてはいけない、フリーメーソンの参入儀式の様子が描かれたからだというものです。確かに『魔笛』は、フリーメソン・オペラといわれるほど、フリーメーソンの象徴と暗号がちりばめられています。
しかし、学説では、あまりフリーメーソンによる毒殺説は支持されていません。
確かに、モーツァルトはフリーメーソンでしたし、フリーメーソンの為の音楽も作曲しています。『魔笛』もその中の一つで、フリーメーソンの参入儀式を示唆したオペラや戯曲はほかにもあるし、だいたい友愛団体なるフリーメーソンが、暗殺などするわけがない、というものです。

でもですね。私は、17、18、19世紀のヨーロッパの歴史を知ろうとするならば、キリスト教徒、貴族、そしてフリーメーソンの三つを知らなければダメだと思うのです。それほどフリーメーソンの影響力は絶大なものがあったんです。しかも、モーツァルトが生きた時代は、バイエルンにイルミナティが結成され、解散に追い込まれるも、直後にフランス革命が起こった時代です。当然、モーツァルトの周囲にもフリーメーソンやイルミナティのメンバーがたくさんいたわけです。
なにかありますよ。
ヨーロッパというものが、いろいろ変革し、価値観も変わろうかとする、陰謀ざわめくこの時代。
そんな中で作られた『魔笛』……。闇の雲を追い払い、太陽の賛歌で祝福される日本の王子、タミーノ。

日本人である皆様にぜひ読んでいただきたい『モーツァルトの血痕』であります。
モーツァルトのことを知り、啓蒙思想に吹き荒れ、キリスト教の教理から科学へと移行する18世紀のヨーロッパに触れ、フリーメーソンについて理解し、そして神秘学の象徴から解く『魔笛』の全貌。
全18章に渡る秘儀小説の、冒頭部分にあたります。
いやいやただの小説ではない。

シカネーダーが語る、モーツァルトの真実と秘密の暴露。


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字の色が違うところをクイックすると、人名や用語の解説、図解などが表示。
音楽も聴けます。



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こんなん、普通の出版物にすると、物凄い厚さと、値段になってしまう!
電子媒体だから可能な仕様です。


モーツァルトの血痕


















まず、オフィスイチロウHPの神秘之古代史をクリック。



古代史・オカルト系コンテンツのコーナーがあります。この画像をクリック。

 
WEBマガジンのコーナーがあります。
最新号、バックナンバーをクリック。

モーツァルトの血痕』













本の表紙がでます。読みたい本の表紙をクリックすると読めます。
購読していない方も、無料配信のものが読めます。


配信












以上でした。



kaidanyawa at 14:27|PermalinkComments(2)

2019年04月24日

映画監督とホルモン食って映画談義! 

中山市朗です。

大阪は十三(じゅうさん、ではない、じゅうそう、と読みます)駅前に、こんな素敵な看板がある、昭和レトロなホルモン焼き屋さんがあります。


映画看板















『ジャンケン娘』
1955年11月1日に公開された東宝映画。
国産初の総天然色映画(カラー)は、1951年3月21日に公開された、松竹大船撮影所制作、木下恵介監督の『カルメン故郷に帰る』でした。高峰秀子主演。富士写真フィルム(現・富士フィルム)との共同作品。ほぼ全編が浅間山山麓でロケーションされました。
それに続く総天然色映画だったのが『ジャンケン娘』だったんです。
陽気なミュージカル、といった体で、当時人気絶頂だった、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの初共演作でした。

いやあ、ホルモンを食べながら、ビールを飲んで、懐かしい映画について語るには絶好のお店ですな。


ということで、映画監督のお二人と、飲みながら映画談義。
映画は楽しい!


下山監督















奥が、私、大木ミノル監督、手前が下山天監督。
下山監督とは初めてお会いしましたが、なかなか理論派のクールな方でした。
何か、最初緊張していらして、いきなり「僕、いろいろ体験談があるんですよ」と、怪異体験談からはじまりました。

下山監督は、竹下結子初主演の『イノセントワールド』や『弟切草』、山田風太郎原作『甲賀忍法帖』を原作とした、仲間由紀恵主演の『SINOBI』、北米でも公開された『キカイダーREBOOT』などなど、メジャー映画で活躍されている監督です。GAKUTOやB’z、桑田佳祐など多数のミュージック・ビデオも手掛けられています。

大木ミノル監督は、私のブログを読んでいる方にはおなじみの人。
大阪を拠点に、こちらはインディーズ映画を手掛けています。大木監督の凄いところは、インディーズを手掛けながら、ちゃんとプロとして商業作品として流通させているところです。
映画はどちらもあって成り立ちます。
二人の制作のスタンスの違いが、話を聞いていて、興味深く、またいろいろ参考になりました。
作品を作って商業にする、ということは、映画も私のやっていることも、同じです。下山監督の苦労話を伺っていると、私もいちいち思い当たることがありました。

みなさんは、出来上がったものを評価するわけですが(あたりまえですけど)、出来上がるまでの過程がね、もう、涙涙があるわけですよ。好きなことをそのままやるのはアマチュアの世界。プロはいろいろな制約やしがらみの中で作るわけです。それを突破していくのがね、あえて妥協しなければならなかったり、やりたかったけどカットしなけりゃならない時もある。そこをレビューなんかで指摘される。「わかってんだけど、そうするしかなかったんだ」なんてことも、多々あります。

新しい人材の育成。
常々私が、今の怪談界(特に関西)において、絶対に必要と言ってはおりますが、下山、大木両監督との話の中でも、この話は出ました。
なかなか育てるのは、手間がかかって金にもならない上に難しい。でもこれを怠ると、業界は滅びる。
塾生に聞かせたいエピソードがいっぱい聞けました。

要は、覚悟の問題。
アルバイト優先のヤツは、絶対に消える。
これ、原則。

映画談義、業界暴露話などで盛り上がって、さて、もう帰ろう、と準備をし出したところに、俳優の稲森誠さん、上野貴彦さんが合流して来ました。また飲みなおしました。

また、映画談義、やりたいです。




kaidanyawa at 12:00|PermalinkComments(4)

2019年04月23日

ガリさんが、生首村からプレゼント!?

中山市朗です。

今週土曜日、大阪公演が第30回目を迎えます、『中山市朗・Dark Night』

深夜の部は、久しぶりにガリガリガリクソン君をゲストにお迎えします。
当然、「生首村」の全貌をお話します。
何がほんとうで、何がガセなのか、わからなくなっている生首村の後日談を、本人の口から明らかにいたします。また、見つかった潜入時の動画もお見せしながら、生首村とは何だったのか、再び語ろうかと思います。

そして、ガリガリガリクソン君からのお知らせ。
生首村の墓地の土葬の土、当日来てくださったお客さん3名にプレゼントします!
そんなもん、欲しい人、いるのかなあ。

でも、そのためにわざわざ生首村に行って、取って来るそうです。
「暇なんか」と聞くと「めっちゃ暇です」言うてましたけど。
 
そして、彼が一時期通っていたという、京都の幽霊マンションについての新たな話も?


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ガリガリガリクソン君とのオールナイトの前は、雲谷斎さんとの『Dark Night・夜の部』もあります。
こちらは怪談尽くし。
夜は雲谷斎、深夜はガリガリガリクソン。
まったく雰囲気の違う『Dark Night』となりそうです。


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kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(4)

2019年04月22日

大阪・梅田も怪談のメッカ?

中山市朗です。


今月18、19日付けのブログで、大阪ミナミの繁華街、千日前怪談について触れましたが、実は実は、もう一か所、繁華街に強烈な霊スポットが大阪にあるのですよ。


梅田です。
大阪の人間は、キタ、と言っています。


そうです。JR大阪駅、阪神梅田駅、阪急梅田駅、大阪メトロ梅田駅、東梅田、西梅田などの交通の要衝かつ、デパート、ホテル、オフィスビルが建ち並び、地下には、ホワイティうめだ、ディアモールうめだ、といった地下街がある、西日本最大の繁華街。

ちなみに地下街は戦前からあり、地図に載らない街なんて言われていたようです。


実は、この梅田周辺での怪談もよく耳にします。

ここのところ、夏になると『茶屋町怪談』を放送する毎日放送(MBS)の、あるスタジオで番組収録すると、妙な声が入ったり、ありえない機材トラブルがあったりします。
ある技術担当者が「まあ、ここ、昔は墓地でしたからなあ」なんて苦笑いしていました。
そのスタジオの建っている裏側に行くと、確かに「梅田墓所跡」という石碑がありました。

実は歴史的な背景を言うと、梅田周辺が開発されだしたのは、明治7年(1874)に曽根崎村に開業した、大阪駅が出来てからなんです。当時は、大阪すてんしょ、と呼んでいたそうです。落語にも出てきますな、すてんしょ。
ただ、周辺は田畑があるだけで、何にもなかった。

明治時代の大阪駅。

大阪駅













曽根崎は、今はあのような繁華街となっていますが、文楽の『曽根崎心中』の舞台となった場所です。

「風しんしんたる曽根崎の森にぞ、辿り着きにける」
という台詞があります。あのあたり、森でしたんやな。そんな人寂しい場所で、二人は心中をしようと。


実は曽根(そね)というのは、石が多くてやせた土地、ということなんだそうです。
いや、梅田という地名自体、低湿地帯で泥土を埋めて田畑を作ったというので、埋田というのが本当だったわけですしね。

明治39年(1906年)に阪神梅田駅、1910年に阪急梅田駅が開業した頃から、一転様相が変わったわけです。
天保8年(1837)の梅田周辺の地図。
な〜んにも無いでしょ。
で、
北西の方向にぽつりと、梅田墓、とあります。
大阪七墓の一つです。

墓所梅田













昨年、北区大深町遺跡の発掘調査がありました。
いわゆる梅田墓所、と重なる場所で、墓地を区切る石垣や、200体を超える土葬人骨、火葬の痕跡であるおびただしい骨灰などが出土しました。

梅田















梅田墓所は、明治20年には移転させられたといいます。
キタにしろ、ミナミにしろ、大阪の街も今とは全く違う様相だったようですね。

ただ、千日前墓所とは違って、梅田墓所は資料が残っていないのと、エピソードも少ない。
ですからよく分からないところもあります。

もっとも、私が千日前怪談を蒐集、調査始めた頃と同じで、梅田墓所と怪談を関連付けて調べたり、語ったりした人がいなかった、ということなのかも知れません。

しかし、大阪の二つの大繁華街、キタとミナミが、それぞれ江戸時代までは墓所だったというのは、注目すべき点でありましょう。




kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(2)

2019年04月21日

本日怪チャンネル、上方芸能と怪談!

中山市朗です。


本日は『中山市朗・怪チャンネル』の配信日となっております。

本日MCをやる予定の、秘書・ののさんが、風邪でのどを痛めたらしく欠席となります。
ですので、おそらく中村壮快君が、ピンチヒッターでMCをやるのではないかと思われます。
彼も元芸人。

そこで今回は、上方芸能と怪談、をテーマに語ってみたいと思います。

怪異にあった芸人たち。

桂米朝、露の五郎兵衛、藤山寛美、池乃めだか、月亭八方、桂きん枝、桂米團治、チュートリアル、太平サブロー・シロー、笑福亭純瓶……。

どこまで紹介できるかな?

で、この絵は?
聴けばわかる。

虎渓三笑
















★中山市朗 怪チャンネル

FRESH LIVEでの配信中の、本格怪談番組『中山市朗 怪チャンネル』です。






kaidanyawa at 07:14|PermalinkComments(4)

2019年04月20日

赤い鳩(アピル)の原作者・小池一夫氏、堕つ!

中山市朗です。


小池一夫さんが、亡くなられました。


ご存知のように、『子連れ狼』や『首きり朝』『乾いて候』『御用牙』『修羅雪姫』などの漫画原作者。
小説家、脚本家でもありました。
令和になる直前と言っていい、この時期に。
昭和、平成を代表する、漫画の原作者であった、ということでしょうか。
私としては、漫画もそうなんですが、彼の言う、「キャラクターが全て」という言葉通り、それは映画にも応用されて、1970年代の映画の世界にも多大な影響を与えました。
映画化された『修羅雪姫』は、タランティーノを夢中にさせましたし、『子連れ狼』の若山富三郎は、三船三十郎や座頭市を凌ぐ、No1の剣客、剣豪だと思います。ドラマ全体になんか、ドライな感覚が残るのが特徴です。

実は、お会いして、対談をしたいと思っていたおひとりでした。
もちろん、漫画原作者、作家としての小池一夫という人に興味はあったわけなんですけど、この人、『赤い鳩(アピル)』という一風変わったコミックの原作をしているんですよ。






作画は、池上遼一。

幕末の京都、土佐を舞台にし、新選組隊士・馬庭実行と、宣教師オードル・ヘボンが主人公となって、いわゆる日ユ同祖論をコミックで論じた、というものなのです。
読んでみると、多分に、ヨセフ・アイデルバーグの『大和民族はユダヤ人だった』という著書を元にしていて、小池氏はどうも、アイデルバーグの唱える日ユ同祖論に感化されているなあ、と思ったわけです。
ところが何が起こったのか、途中で打ち切り。というより、無理やり完結させたという印象です。


やはりヤバイことを描いていたのか?
それとも当時の読者には、難しくて受け入れられなかったのか?

1988年から『ビックコミックスピリッツ』に連載が始まって、翌年に連載が終了しているわけですから、確かに早かったかもしれません。
日ユ同祖論なるものが、サラリーマンや若い人に注目されたのは、1991年、バブルがハジけてからのことだったように思います。
実は、誰も予想だにしなかったバブルの崩壊の原因は、ユダヤ人が裏から経済を動かしているからだ、というユダヤ陰謀論が受け、それに関連付けて、日ユ同祖論なるものも、注目を浴びだしたのです。私もそのころ、知りましたから。




小池氏は、大阪芸大のキャラクター造形学科学長を務めていることは知っていましたので、たまに小池先生の授業を受けているという学生から話を聞くと「講義の途中で、日ユ同祖論の話になると、そっちに脱線して、話が終わらない」なんて言っておりました。

ですから、一度『日ユ同祖論』をテーマに、対談をしたいなあ、と兼ねて思っていたのです。
どんな展開になるのか、どんな話が飛び出すのか、想像するだけでわくわくしたのですが……。

しかし、ご高齢ということや、誰を介してお話を持って行こうか、なんて考えているうちに、こういうことになってしまいました。

これからは、考える前に実行、ですな。

お会いすることはありませんでしたが、いろいろな意味でいつも意識し、尊敬していた方でした。

ご冥福をお祈りいたします。








kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(4)

2019年04月19日

東京で千日前怪談の詳細を語る!パート2

中山市朗です。

千日前怪談をなぜ、東京で語るのか?

千日前怪談というのは、日本のビル火災最悪の惨事を招いた千日デパート事件から、端を発しているようですが、実は歴史的背景があるのです。
それは、大阪夏の陣、冬の陣が終わって、焦土化した大坂の町が、徳川幕府により復興するところから始まりました。ごろごろとあった屍を葬るにあたって、大坂の七か所に墓所が決められ、その一か所が、仕置き場(処刑場)付きの難波村墓所、現代の千日前だったわけです。
江戸時代は、さらし首が並ぶ獄門台や磔になった罪人がいて、墓石、卒塔婆、火葬場、灰になった骨をうず高く積み上げるボタ山などがある、昼間でも通るのをはばかる大きな墓所だったわけです。
千日前、という地名も、この辺りの事情から、そういわれるようになったのです。

明治初期の頃の千日前。黒門があって、その奥が冥土ということになります。
左手が、墓場。
おそらく今の堺筋から西を見たものです。

刑場












明治4年に明治政府により、墓所は阿倍野に移転。
千日前周辺は商業地、興行地として開発されますが、なかなかみんな怖がって手を出しません。で、一坪に50銭を付ける、ということでようやく開発が動き出しますが……。
いろいろあったわけです。
そして、明治の大火!

明治45年1月16日未明に、難波新地の銭湯の煙突から出た火の粉が原因で、猛火がミナミを襲い、谷町九町目まで燃え広がったというもの。街は全焼です。それにしても、難波新地から谷町九丁目という凄さは、大阪人でないとわからないでしょう。
 
大火で焼け野原になったミナミ。
「大阪歴史博物館」蔵。

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そして、昭和20年の大阪大空襲。

焼夷弾ですから、木造の店舗、家屋は全滅。大阪歌舞伎座、現在の高島屋別館など鉄筋の建物はなんとか残った、ということですな。
米軍も、ひどいことしますわ。

空襲














その上で昭和47年の千日デパート大火災。

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まあ、呪われた歴史が積み重なったのです。そしてそのことをひも解くことは、大阪の近代史を知ることになるのです。

これをまとめて、いつか語ってみたい、と思うようになったのですが、なんか反応がね。
「また千日前か」とか「もう聞き飽きた」というものが多かったんです。おいおい、これについて私は系統立てて語ってないし、私以外の誰の話を聞いたんだ、と、語る気をなくしました。

そんなおり、また原稿依頼が来たんです。
今度は、『新耳袋』を復刊させたメディア・ファクトリーから。
上方の怪談特集をするので、千日前の怪談をまとめてくれないか、という注文でした。

私は先の『別冊宝島』に書いたものを叩き台にして、あれから調査、取材したものを大幅に加筆し、「千日前怪談縁起」を書いたわけです。
『実話怪談コロシアム 群雄割拠の上方篇』という文庫本に掲載されました。





そして、2017年の夏ですよ。
大阪ミナミで、36夜連続怪談会を継続の中、西浦和也さんと桜井館長をゲストにお呼びした際、桜井さんからこんな話が出たわけです。

「大阪のこんなにぎやかな目抜き通りに、こんなにすごい霊スポットがあるって、凄いことですよ。しかも歴史が積み重なっているから、そこを検証したら、出てくる幽霊も違うんじゃないかと思います。実は東京には、こんな場所は無い。鈴ヶ森とか小塚原とかがそうだったんですが、千日前のような繁華街じゃない。寂れちゃってます。
東京でこの千日前怪談をすると、実は注目度が上がるんです。ツイキャスの閲覧者も断然伸びる。千日前怪談を最初にまとめたのは中山先生です。いつか、大阪でやりませんか?」

実は宝島編集部からも同じことを言われていました。
「こんな大都会の真ん中に、歴史が積み重なった霊スポットとおびただしい怪談がある。こんな場所は全国的にもありませんよ」

地元大阪の人からは、あんまりこういう建設的な意見を聞かないんですね。聞くとすれば「またかいな」「聞き飽きた」。
大阪人だけが、ことの重要性にきづいていない……?

というわけで、今回はあえて「東京で、千日前怪談を語ります。もちろん古地図や資料も用意して、歴史検証をしながら、怪談を紹介していきます。
土地の因縁というか、今も続いている呪縛の強さというか……。

本には書きましたが、まとめて語るのは、今回が初めてです。


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5月に東京で、Dark nightのダブルヘッダーを行います。
出演 中山市朗/怪談図書館 桜井館長

池袋:2時間公演(19時〜)
館長秘蔵の未公開心霊写真公開!

新宿:オールナイト公演(24時15分〜)
街全体が霊スポット「大阪千日前」に今も起こる、語り継がれる怪異を代特集。
詳細&ご予約は、下記のリンク先をご覧ください。

中山市朗Dark night HP




kaidanyawa at 07:05|PermalinkComments(6)

2019年04月18日

東京で千日前怪談の詳細を語る!

中山市朗です。

雲谷斎さんとの今月27日の夜公演。

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ガリガリガリクソン君とのオールナイト公演があるわけですが、


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来月はまた、東京での『Dark Night」を開催します。
ゲストは怪談図書館桜井館長。


5月18日(土)
Dark night in 東京

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5月に東京で、Dark nightのダブルヘッダーを行います。
出演 中山市朗/怪談図書館 桜井館長

池袋:2時間公演(19時〜)
館長秘蔵の未公開心霊写真公開!

新宿:オールナイト公演(24時15分〜)
街全体が霊スポット「大阪千日前」に今も起こる、語り継がれる怪異を代特集。
詳細&ご予約は、下記のリンク先をご覧ください。

中山市朗Dark night HP


というわけで、「大阪・千日前怪談特集」を東京で語ります。

千日前というと、大阪ミナミの繁華街で、お笑いのメッカ、NGKや、アイドルのNMBなどの劇場もここにあります。今は外国人観光客が凄いです。
ところが、ここは、昔から幽霊のメッカなんですね。

よく出る話としては、昭和47年の千日デパート火災事故。118名の死者、81名の負傷者を出したという、日本のビル火災史上最悪の大惨事のことです。
火災で亡くなった人たちの亡霊が……。

この千日前火災の頃は、私は中学1年になった頃でして、兵庫県の朝来郡竹田におりましたので、テレビニュースでは知っていましたが、大学入学と共に、大阪へ移住。
そしたら、千日前を通るたびに、大阪出身の友人、先輩たちが「ここが、例の千日デパートの跡や」と、当時の惨状や幽霊話をするわけです。まだ、焼け跡がフェンスで囲ってあった記憶があります。

その時は、映画好きの普通の(?)学生でしたから「怖いなあ」くらいで終わっていたのですが、『新耳袋』執筆のおり、この千日前怪談が出てきたわけです。
そこから、怪異蒐集を意識しちゃうと、わりと出てくるんです、千日前怪談が。

ただ、たまに指摘があったわけですが、どうして千日デパートは、夜遅くの火災だったのに、子供と母親の幽霊なんだ? と言われたわけです。
すると、千日前というのは、とんでもない歴史をもっている街だと、だんだんわかってきたんですね。

今はネットで調べれば、千日前怪談がたくさんヒットしますが、当時は、体験談と噂がごっちゃになっていて、誰もまとめていなかったんです。そこで、大阪の街と怪談を愛する私がまとめてやろうと、調査を始めたわけです。
そこに、原稿依頼が来たんです。
『別冊宝島』。
怪談の特集をやるから、何か書いてくれって。

で、「千日前怪談をまとめているところだから、それを書かせてくれ」と言ったら、そのまま通ったんですね。
これは「現代怪奇解体新書」という特集で1998年11月に発売。
私が書いた記事が「関西最大の繁華街は関西最強の霊スポット・大阪千日前は、こんなにコワーい場所だった」という宝島らしい記事名で掲載。







ここからです。この記事の引用、孫引きがネットにあがりはじめ、千日前の歴史や怪談の全貌が明らかになりだしたのは……。

しかしこの話、大阪ではまとめて語ったことは無いのです。
なのに、今回東京で?

なぜ?

続きます。


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写真集 日本の火災 (報道写真で見る現場最前線)
  より。                  



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2019年04月15日

モーツァルトの祟りか、フリーメーソンの妨害か?


中山市朗です。

本日は、私も待ちに待ちました『モーツァルトの血痕』の、第一回目の配信となります。
まずは、プロローグ。
無料で読めます。

この作品は、もともと紙媒体、つまり普通の書籍にするつもりで書いたものです。
小説なんですけど、実は明確なストーリーがありません。
形としては、モーツァルトの親友で、劇場支配人で演出家、脚本家であり『魔笛』でパパゲーノを演じた役者でもある、エマヌエル・シカネーダーが、今の我々、日本人に語りかけるというものです。

シカネーダーの口を借りて、モーツァルトの死の真相や、人脈関係、当時のヨーロッパの世相を描写します。そして18世紀のフリーメーソンは、どういうものであったかを解説します。モーツァルトが生きた時代は、啓蒙思想がヨーロッパ中で流行し、紳士たるもの、フリーメーソンに入ることがステイタスであったわけで、もちろんモーツァルトもシカネーダーもフリーメーソンでした。ただし、シカネーダーは、放浪の罪でロッジから追放されたようですが。
モーツァルトの時代に、バイエルンでイルミナティが創設されます。創設間もない頃、モーツァルトもその集会に出席したという記録もあります。ただし、イルミナティは教会に敵視され、創立後9年で解散させられます。
ところが、解散したメンバーが、今度はフランス革命に加担し、血の革命が行われます。
当時のことを調べていてわかったのですが、フリーメーソン、イルミナティという存在を無視しては、18世紀のヨーロッパは語れません。

シカネーダーは、当時認識されていたフリーメーソンと、隠されたフリーメーソン。さらに言えば、イルミナティ化されていくフリーメーソンの実態を、我々に知らせてくれます。
それは、シカネーダーの知識、情報というより、オーストリアのフリーメーソンを束ね、自らもロッジを持ち、イルミナティの指導的立場にいた、錬金術師のイグナーツ・フォン・ボルン卿から得た、知識、情報でもあるわけです。
イルミナティの実態、中に取り込まれた古代エジプトの秘儀。そして、日本とエジプト……。
モーツァルト最後のオペラ『魔笛』に、それらの知恵、警告、預言が封じ込められます。後半部はその『魔笛』の解明……。

長い、ということと、もっと明確なストーリーが欲しい、と、原稿は出版社から一旦私の元へ戻ってきました。
この頃です。
iPadが発売されるとTVCMが流れ出したのは。
「これや!」とビビッと来ました。

実は、モーツァルトの人脈関係の人名や特別な用語の解説、写真や絵画、シンボルや象徴、そういったものを小説の後に索引のように添付していたのですが、これが原稿をますます増やしていたのと、やっぱりこれがあると、小説としては読みにくい。しかし、iPadなるタブレット型コンピュータなら、ポップアップという手法が可能になる。だったら、音楽も聴けるように出来るだろう……。そう思って、タブレット用に書き直し、知り合いを通じてゲーム会社に制作を委託したのです。
この企画は、出版社にはわかってもらえないだろうし、作業としてはゲーム会社の仕事である。そう思ったわけです。あるゲーム会社の社長が企画を気に入ってくれ、ある条件を元に制作を請け負ってくれました。
ところがその後は、モーツァルトの祟りか、フリーメーソンの妨害か、とマジで思うほどのトラブル続き。
その会社が倒産し、別会社が設立するも、社長更迭が二度あったあげく、原稿は私の元へ戻ってきました。

それから5年。

実は、今年の2月に、WEBマガジン foomii  から、うちのWEBマガジンで書きませんか、というオーダーがあり、これを機に、『モーツァルトの血痕』を、WEB上で展開してみようと思うに至ったのです。

これを可能たらしめたのは、我が秘書でして、決して彼女はコンピュータのプロではないのですが、猛勉強をしてくれ、大仕事をやってくれています。
ところがこれがまた、モーツァルトの祟りか、フリーメーソンの妨害か、とマジで思うほどのトラブル続き。ゲーム会社から聞いていたのと、ほぼ同じ状況。
当時は「ほんまかいな。遅れた言い訳してるのちがうの」と思っていましたが、これはマジ。かつ、奇妙。
ほんとに考えられない状況に襲われていますが、それでも配信に漕ぎつけました。

時間に余裕が無い中、秘書がよく対応してくれました。
これで終わったのではなく、これが出発なんですけどね。

WEBマガジン『神秘之國、日本』。

日本という国が好きな人なら、購読価値はあると思います。

※携帯電話の『desktop』版対応の画面でお読みください。
  コーナーに『Mobile』版からの切り替え方法も提示してあります。


↓ クリックすると、WEBマガジンが読めるコーナーへ誘導します。
本日お昼ごろ、『モーツァルトの血痕』、配信予定です。




WEBマガジンより配信中
◉『古代キリスト教の痕跡?三柱鳥居の謎を解く』
◉小説&オカルト辞典『モーツァルトの血痕」』
◉『聖徳太子と秦氏と大嘗祭』(5月より配信予定)
◉『中山市朗 雑記帳』



『モーツァルトの血痕』CM動画↓












kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(6)

2019年04月14日

無料コンテンツと有料コンテンツ

中山市朗です。


WEBマガジン『神秘之國、日本』は、約2ケ月の準備期間を経て、9日より配信を始めました。

現在のところ、

9日  中山市朗・雑記帳 〜景教について〜
10日 『古代キリスト教の痕跡? 三柱鳥居の謎』
    第一章  三柱鳥居は古代キリスト教の痕跡か?
13日 中山市朗・雑記帳
    〜聖徳太子の『未来記』とモーツァルトの『魔笛』

を配信しています。いずれも無料ですのでどなたもお読みになれます。
そして15日は、いよいよ『モーツァルトの血痕』の配信を開始いたします。
第一回目の配信は、プロローグ。 
これも無料で読めます。

そして18日配信分からは、有料(月888円)となります。

これは、今後、私が自主的に辞めない限り、継続していきます。
な〜んかね、毎日が締め切り日、みたいな心境になっております。

『古代キリスト教の痕跡? 三柱鳥居の謎』は、完成しておりまして、順次配信していきますが、来月から連載を開始する『聖徳太子と秦氏と践祚大嘗祭』は、秋の「践祚大嘗祭」まで月2回の配信予定で、執筆中です。
一冊の本を書くだけの分量となりそうです。

『モーツァルトの血痕』も、10年前に書いたものですので、大幅に加筆、修正をやっております。
これは、作品内の名前やキーワードとなる語句をクイックするとポップアップして、解説文や資料、画像と連動。また、音楽も聴けるようになりますので、その作業を秘書がやっております。
これは大変な作業です。

『モーツァルトの血痕』は、モーツァルトの親友、エマヌエル・シカネーダーが、今の日本人である我々に語り掛ける、という構成よりなります。小説ではありますが、ちょっと変わった内容、仕様となっております。

シカネーダー↓

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そして、中山市朗・雑記帳。これも過去のブログの記事をリニュアルしたり、書下ろしをしたりして、ストックをためているところです。

私は書くことは苦ではない、むしろ楽しかったりするわけですが、こういった作業に追われて、ブログを書く時間が無くなって来ました。

今までブログは、古代史、裏歴史、オカルト系について、かなり深く書いたり、連載をしたりしていましたが、これらは「中山市朗・雑記帳」へ移します。そしてより深く掘り下げるつもりです。
ブログは続けていきますが、もう少し軽いもの、あるいは日常的なものについて書く、ということになるかも知れません。更新頻度もペースが落ちると思います。

私も物書きですので、やはり有料で読んでいただくチャンスは欲しいですし、読んでいただくからには、納得していただけるものを書くのが仕事です。

『気まま酒家』も、最近配信していませんが、同じような状況です。

『気まま酒家』の店主はCainさんですが、怪談コンテンツが有料化していくと、怪談をやれなくなり(いろいろ契約上の問題もあるのです)、古代史や裏歴史、現近代史も今後、『神秘之國、日本』で有料コンテンツにしていくとなると、同じことは出来ません。
悩みどころです。

映画や音楽、サブカル、といったテーマもやれますが、映画評論家でもサブカル・ライターでもない私の話に、さて、どれほどのユーザーが存在しているのかもわかりません。

怪談も古代史やオカルトも、無料でやってほしい、という方もおられましょうが、私は創作物で対価を得ないと、調査、取材、資料購入費、そしてスタッフの人件費などがまかなえません。私も腹減る人間ですし。

作劇塾で、塾生に教えていることもそれです。

作品を作ることは簡単。それを商品にすることが難しい。そしてそれを継続して初めてプロといえる。

ただ、無料で皆さんに楽しんでいただくことも、いろいろ試していきますので、そこは少々期待を持っていただければと思います。

ちょっとグチっぽくなりましたこと、お詫びいたします。

疲れてんのかなあ。


『神秘之國、日本』
閲覧はコチラ→ http://officeichirou.com/?page_id=2089




kaidanyawa at 07:17|PermalinkComments(0)

2019年04月13日

今年も同志社大学で、オカルト&心霊トーク!

中山市朗です。

6月27日に、京都・同志社大学寒梅館で、トークライブのダブルヘッダーを開催します。

『絶対言うたらあかん話」

昼はオカルト、夜は心霊、だそうです。

昼の部 15:00〜17:00

『お能とオカルト〜能舞台に秘められた古代史ミステリー!』

出演

中山市朗(作家、怪異蒐集、オカルト研究家)
三上丈晴(月刊『ムー』編集長)
八乙女珠輝(チャネラー、心霊クリエーター)
山田伊純(金剛流能楽師)


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夜の部 18:30〜20:30

『霊界バトルロイヤル〜心霊四天王の異種格闘技!』

出演

大木ミノル(映画監督、映像作家)
中山市朗(作家、怪異蒐集、オカルト研究家)
三上丈晴(月刊『ムー』編集長)
八乙女珠輝(チャネラー、心霊クリエーター)


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心霊四天王の中に入れられていますが、私は怪談は語っても心霊は知りません。

入場料は、昼の部、夜の部、ともに、

前売 2,400 円 当日 2,800 円 (税込)

前売販売:
・ネットショップ 「大宇宙猫庵」 https://dai-uchu-neco-an.stores.jp/

■特設サイト http://www.anti-g.net




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2019年04月12日

昼下がりの二つの怪談会

中山市朗です。

えー、ちょっと勘違いしておられる方がおられるようですので、改めて告知いたします。

『中山市朗・プライベート怪談会in昼下がりの怪』は、
5月12日(日)
13:00〜黄昏時まで。

場所は、大阪中央区の某所。
和室を借りていますので、そこで開催いたします。
13名で打ち切ります。
参加費は無料。ただし、一話は怪談を語ること。
ご自身の体験談、あるいは周囲から聞いた、不思議な話でもOKです。

参加希望の方は、info@officeichirou.com
までお名前と参加人数をお知らせください。
集合場所と時間をお知らせいたします。

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で、京都で開催するプチ怪談会は、同じお昼開催ですが、こちらは「中山市朗・三百物語 第八夜』と『第九夜』の間の時間に行います。

開催日は、5月2日(木・祝日)です。

『八夜』か『九夜』のどちらか、あるいは両方参加のお客さんのみとなります。
こちらは、話す怪談が無くとも、参加できます。皆さんのお話を聞いているうちに思い出したら語ってください。
場所は京都市南区東九条烏丸町・長福寺。
京都市営地下鉄九条駅1番出口徒歩2分。

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ごっちゃになっている人がいたようですので、よろしくお願いします。




kaidanyawa at 00:04|PermalinkComments(1)

2019年04月10日

古代史、オカルト・WEBマガジン『神秘之國、日本』、出帆!

中山市朗です。


WEBマガジン『神秘之國、日本』、ちょっとトラブルがありましたが、再信いたしました。
第一回投稿の「中山市朗・雑記帳、その一 〜景教について〜」を読んでいただくことが出来ます。


雑記帳
















7世紀には唐に入って布教を認められたというネストリウス派キリスト教のことです。
この景教が、飛鳥時代の日本へ入った、という説がありますが?

また本日午前中には、『古代キリスト教の痕跡? 三柱鳥居の謎』、その第一章を配信します。


三柱鳥居の謎

















どちらも無料配信ですので、どなたも読めます。
お試しください。

携帯電話でご覧の方は、Mobile画面を使っている方が多いと思いますが、こちらですと書式が崩れている場合があります。また『モーツァルトの血痕』は特別仕様のため、Desktop画面での閲覧を推奨します。
皆さんの携帯電話を下にスクロールしていただきますと、「Mobile」「Desktop」の切り替えボタンがあります。
「Desktop」をクリックして閲覧していただきますと、私の意図通りの『神秘之國、日本』がご覧いただけます。

パソコン等で閲覧していただく場合は、問題ございません。


http://officeichirou.com/?page_id=2089



携帯のMobile版は、こちらへ。


http://officeichirou.com/?page_id=2196

Disktop版でご覧いただきますと、下記のような仕様になります。

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『神秘之國、日本』はWEBマガジンです。
以下のコンテンツを、マガジンの中で、定期的、あるいは不定期に配信していきます。
月額888円となります。


『中山市朗・雑記帳』、不定期掲載。古代史、オカルト、日本という国について、などなどについての雑記。

『古代キリスト教の痕跡? 三柱鳥居の謎』 全6回。4、5、6月の10日、15日。

『天皇の謎を追う 聖徳太子と秦氏と践祚大嘗祭』  5月より配信予定。


大嘗祭

















『モーツァルトの血痕』  音楽の天才A・W・モーツァルト。彼の最後のオペラ『魔笛』。その演出、脚本に関わったシカネーダーが我々日本人へ、メッセージを送る! フリーメーソン、イルミナティ、フランス革命、エジプトの秘儀、モーセ、太陽の賛歌、太陽神、天皇、神道、聖徳太子、『未来記』・・・・・。
小説でありながら、特別仕様で、250点以上の画像、資料、解説、音楽付き!


モーツァルトの血痕


















『モーツァルトの血痕』・CM動画↓




kaidanyawa at 00:34|PermalinkComments(0)

2019年04月09日

本日よりWebマガジン『神秘之國、日本』配信開始!

 中山市朗です。


4月9日、つまり今日から、オフィスイチロウHP「神秘之古代史」より、新らしいコンテンツをいろいろと配信していきます。




配信予定のコンテンツは以下のごとく。
コンテンツごとにイメージして、本の表紙を作ってみました。

太秦・木嶋神社、神池にある三柱鳥居。これは古代キリスト教(景教)の痕跡ではないかという説がある。
岐阜県に残っていたもう一つの三柱鳥居と比較しながら、三柱鳥居の謎を分析し、ある結論へと至る。

『古代キリスト教の痕跡? 三柱の謎を解く』

三柱鳥居の謎

















今年は新天皇が即位。いや即位だけでは天皇になれない。
真の天皇になるための「践祚大嘗祭」の秘儀とそのルーツに迫る!

『天皇の謎を追う 聖徳太子と秦氏と践祚大嘗祭』


大嘗祭

















中山市朗が、書き散らかす、日本について、古代史の謎について。聖徳太子、卑弥呼、牛頭天王、秦氏、賀茂氏、古代遺跡、古神道、陰陽道、空海、密教、天照、太陽神、エジプトの秘儀、フリーメーソン、錬金術、モーセ、モーツァルト等々

『中山市朗・雑記帳』

雑記帳

















そしていよいよ配信。
モーツァルトの親友、シカネーダーが今の我々日本人に、重大なるメッセージを投げかける!
秘儀オペラ『魔笛』に隠された暗号と象徴。フリーメーソン、イルミナティ、フランス革命、イシス・オシリス、神秘主義、錬金術、そして古代エジプトの象徴と天皇。黄金の国ジャパン、日出る処の國、イエスズ会、聖徳太子の預言書……。小説でありながら、いずれはオカルト辞典に。

『モーツァルトの血痕』

モーツァルトの血痕


















4月の配信予定。


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もう配信しています。

『中山市朗・雑記帳』。
第一回目は、この項目は、今後もいろいろ波紋を投げかけます。
中国では景教とよばれたネストリウス派キリスト教についての解説。

無料配信ですので、どなたでも読むことが出来ます。

こちらからWEBマガジン『神秘之國、日本』に入れますが、ちょっとトラブルがありました。
一旦閉じて、二日後に再度アップいたします。






kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(0)

2019年04月08日

京都でプライベート怪談会?

中山市朗です。

真の怪談の楽しみは、みんなで怪談を語り、聞くこと。
ということで、プライベート怪談会、初の昼下がりに開催。
5月12日(日)13:00開始〜、黄昏時まで。
場所もいつもの私の書斎を脱しまして、和室をお借りしました。
もちろん参加費は無料とさせていただきますが、怪談を一話は語ること。これが参加条件です。
不思議な話でもいいのです。ただし、マスコミやネットに出ていない話に限ります。

参加希望の方は、info@officeichirou.com までメールをください。
後に集合時間と集合場所をお送りいたします。
13名限定です。


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で、ゴールデンウイーク真っ最中の5月2日(木)には、京都でのプライベート怪談会を催します。
同日13時より「中山市朗・三百物語、第八夜」を14:30まで。
18:00より「中山市朗・三百物語、第九夜」を19:30まで開催しますが、お寺の一室をお借りしておりますので、八夜と九夜の間の時間は、私もそのまま居残りまして、お客さんと怪談を聞き語るプライベート怪談会を開催しようかと思います。
こちらは、語る怪談が無くても、聞くだけでもOKといたします。もちろん参加は無料。ただし、「中山市朗・三百物語」の八夜か九夜に参加してくださったお客さんに限ります。
聞いているうちに、思い出すかも。


「中山市朗・三百物語」の八夜は、現代に現れる妖怪変化。
第九夜は、旅先の旅館やホテル、あるいは観光地で起こった怪異について、たっぷりと語ります。

場所は長福寺です。

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kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(0)

2019年04月06日

5月、東京で「千日前怪談」ライブ決定!

中山市朗です。

5月に、またまた東京で「Dark Night}のダブルヘッダーを開催します。

5月18日土曜日
出演 中山市朗/怪談図書館 桜井館長
◉池袋2時間公演 19時〜館長秘蔵の未公開心霊写真公開!
◉新宿オールナイト公演 24時15分〜
 街全体が霊スポット「大阪千日前」に今も起こる、語り継がれる怪異を代特集。




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そして、こちらも忘れずに!
戦友同志? じっくり怪談!

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ガリガリガリクソン君とは、例の「コトリバコ」、そして新たなる「幽霊マンション」!

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2019年04月04日

中山市朗生誕日! か、か、還暦!?

中山市朗です。

実は、還暦を迎えちゃいました。

いろいろ事情がありまして、本当の生誕日4月1日を、オフィスイチロウと現役塾生が、戸籍上の生誕日である3日を、かつての私の教え子たちが、祝ってくれました。

あんまりねー、生誕日を喜ぶ歳でもないんですけど。
でも、私の周りの友人や仲間たちも、どんどん還暦を迎えております。
北野誠さん、桂米團治さん、有栖川有栖さん……。
でもまだまだ私は気力十分、体力にも自信があります。
つい先ほどまで、会を仕切ってくれていた真代屋秀晃君と飲んでましたが、36歳の彼はグロッキー気味。私はこの通り、ブログを書いております。

この日、集まってくれたのは、かつての専門学校で私が講師をしていたころの教え子と、作劇塾を創設した頃に塾生だった教え子たちです。
実に15年ぶりという教え子も。体形が変わってて、君誰? というのもいました。
みんな活躍してくれていました。
小説家、漫画家、ライター、イラストレーター、ゲームシナリオ作家、ゲームの会社をたちあげたのから、専門学校で講師をしているもの、最近普通に就職をしたというのも。

入れ替えもありましたが、この日はだいたい20人くらいは来てくれていました。
中には忙しい仕事の合間をぬって、それでも少しだけ顔を出してくれたのもいました。また、この会の為に東京から来てくれたのもいました。

久しぶりに会ったら、私の隣に次々と元教え子がやってきては、創作の悩みを聞かされ、経営の難しさを相談され、今考えている作品の企画のことなどについてアドバイスを求められると、なんだか、十数年前に戻った気がします。そして、「あの時はわかりませんでしたが、今になって中山先生の教えが理解できました。実践しています。今日あるのは先生のおかげです」なんて言われると、ちょっと涙が出そうになりました。
やっぱりね、デビューすることより、生き残って、プロとしてやり続けることが難しい。ずっとそのことを20代になったころの彼らに言い続け、今はわからんでも、きっとプロになってわかる時期が来るから、と教えていたことが、本当に、十数年たった今、彼らの中で役立っている、というのがね。やっぱり嬉しい。

教える、ということを続けていてよかったと。今日はそう思いました。
もちろん、私自身も彼らに劣らぬ作品作りを続けていきますよ。

そういえばみんな、30代半ばから40歳手前という年齢。働き盛りです。
おっそろしいことに、15人ほどいた時に、既婚者はと問うと、2人。子供がいるのが独り。
少子化になるはずですわ。


赤いちゃんちゃんこ着せられて、う〜む、となんだか反抗的な私です。

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4月1日、及び、3日の私の還暦を祝ってくれたスタッフと教え子たち、ほんとうにありがとう。
近い将来、君たちと一緒に仕事が出来る機会があることを、心から願うものです。


そして、参加は出来ませんけど、と、ウイスキーや焼酎を贈ってくれた教え子たちにも、ありがとうと、言わせてください。そして、なむなむさんにも。

中山市朗は、幸せ者です。





kaidanyawa at 09:06|PermalinkComments(8)

2019年04月03日

黒澤明版『シャイニング』!?

中山市朗です。

昨夜の『絶対言うたらあかん話2019〜恐怖映像&ホラー映画の世界』、私としては、大変楽しく、勉強になったな、という内容でしたが、お客さんはどうだったのでしょうか?

特に今回は、ホラー的演出について掘り下げました。

いやもう、集約すると今回のお相手、大木ミノル監督がブログに書いていることが、大まかな内容でした。

↓大木ミノル監督のブログ

https://ameblo.jp/whdjapan/

さて、私が『乱』の現場で、昼食を撮りながら黒澤明監督が「『シャイニング』観たけどさ。キューブリックはわかってないね。あの双子のシーン。カメラが逆なんだよ。俺だったらこう撮るね」と言っていたのがこういうシーンでした。

『シャイニング』で最も恐怖の演出が効いているというこのシーン。
観ている人には解説不要。観ていない人は観てみましょう。

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黒澤明監督はこのシーンをダメ出し。
まあ、ここまでなら、多少映画に対して蘊蓄を語りたがる人ならやることです。
違うのは、私ならこう撮る、という具体的な例をあげながら、映画理論と実践方法で論破。

昨夜のイベントでは、黒澤演出の『シャイニング』の論理を紹介しました。
大木監督は「それはその通り」としながらも、現場にいるキューブリックの立場からの反論が。

こういうトークは、なかなかできない。

映画や小説など、物語を作ろうとする人たちに、ぜひぜひ聞いていただきたかったですね。













kaidanyawa at 14:47|PermalinkComments(1)

2019年04月02日

新元号、令和、パパゲーノになるな!

中山市朗です。


注目の新元号。決まりましたねえ。

令和。


これに決まった時、私はあまりいい印象は受けませんでした。
「わあ、これ、ネットで叩かれてるんちがう?」と見てみたら、案外高評価。
カッコイイ、だって。

でも私は、昨日発表しました『モーツァルトの血痕』を出すにはピッタリの元号だな、とも思い、この記事を書くものであります。

報道にありますように、令和は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」(安倍晋三首相)とし、その典拠は『万葉集』であるといいます。

初春の令月にして
気淑く風和らぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす (『万葉集』梅花の歌)

この『万葉集』梅花の歌の、令月から令は取られたということです。
令月とは、何をするにも良い時期、つまり「冬から春にかけて気持ちのいい、新しい一年が始まっていくという期待感の現れである」と、言語学者の金田一秀穂氏は解説しています。と、同時に令には、「古くは神様のお告げ」という意味もあるのだとか。
和、は昭和でも使われました、平和の和、日本そのものも、和、という文字で現します。
聖徳太子も、和を以て貴しとなす、と申しております。

さて、ここからです。字の意味から本来の意味を探ります。

令、は古代の中国で出来た文字です。
令の、部首は、ひとやね、人です。これは冠をした人の意味であり、その下にあるのは、ひざまづいている人の姿を象形しているわけです。

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象形文字は殷の時代から周の時代にかけて使用されました。
つまり、冠をした人とは王のことであり、この時代の中国の王は、最初に漢民族を統一したという公孫の後裔と称しました。
公孫は、最初の律令国家を造って黄帝と称され、その後裔と称した諸侯たちによる群雄割拠の時代が、いわゆる殷、周の時代でした。黄帝は伝説上の王ともされていますが、三皇五帝と称される8人の王がこの時代に名を残します。三皇は、神。五帝は聖人、とされます。
そしてついに、BC221年に秦王が中国を統一。三皇五帝から、皇と帝の字をとって、皇帝と名乗るわけです。
秦始皇帝ですな。
そして字体統一をやったのは個の始皇帝でした。
この頃の政治とは何だったでしょう?

秦始皇帝の時代の宇宙観は、大一(太一でもある)が全てでした。
大一がこの宇宙の秩序を造り、全ての事象を起こしたとするわけです。
すると何かしら不都合や矛盾が生まれると、大一を祭祀する必要が出てきます。その為には天と地の間にたつ、祭祀者が必要ということになります。それは人である。ただ、この人とは普通の人のことではない。
聖人でなければならない。
それが唯一皇帝である。
天・地・人、とは本来そう言う意味です。

そう考え、自身が神であるとしたのは、始皇帝自身でしたが、その基礎は儒家官僚によって作られた概念というか哲学でした。
皇帝のみが、天地をつなぐことが出来る。それを仲介しアドバイスするための職責が必要である。それを得るのが自分たちの権利である、と、そう皇帝に要求したわけです。
つまり、官僚が食っていくための制度だったわけです。
絶対官僚主義による自分たちの安泰。それは皇帝を頂きとした、完全な身分制度の上にあったわけです。これは実に皇帝にとっても都合のいい考えでした。
それが為に、中国皇帝はたまに賢帝が現れても、庶民を顧みない皇帝が庶民に倒されることが多くなり、それは徳を無くしたから神が見放したのだ、という易姓革命として説明されたわけです。

いずれにせよ、令とは、神である皇帝に、服従を誓う、という形であるわけです。
だから、令とは、律令の令であり、皇帝からの令旨であり、逆らったものへの強制処分の令状であり、統率する者に指図する号令であり、命令であり、指令である……。
皇帝が神、あるいは神と交流できる天子であるならば、「古くは神様のお告げ」という意味も、その神は皇帝をさす、ということになりましょう。
令が美徳、良い意味を指すとするなら、それは皇帝、あるいは権力に従順な者、逆らわないものという意味であると解釈するものです。

令和、とは、そういう意味では、この元号を選択した識者の人たちの思いは別として、権力者の元で静かにしていれば、平和をもたらし、新しい時代が築けるよ、という意味をもたらすというわけです。
黙って順え、とも私には取れます。

ただね、これは何も悪い意味とは限りません。
たとえば、権力者のいない世界とは何でしょう。
権力者はいらない、独裁を許すまじ。そんなことを願って、かつて世界中の歴史の中でどれだけ革命や内乱が起こったか。そして結果、新しい権力者を選ぶ。この繰り返しです。
人は、人から命じられ、することを決められることが、実は楽なのです。そしてリーダーを必要とするのです。
そうでないなら、自分ですることを決め、自分ですべての責任を持ち、結果をもたらすしかないのです。一部の人間は、それを選ぶでしょうが、ほとんどの人にはそんな大きな負担も責任も持ちたくないわけです。

かつて、アメリカの南北戦争で、奴隷解放されたはずの黒人たちが、結局食べさせてくれる白人の主人を頼って、やっぱり奴隷になるしかなかったという図式がそれを物語っています。
現代人のほとんどの人は、食べさせてくれる主人が必要なのです。

ただ、SNSだのマイナンバー制だのクレジットカードだのを持たされて、その主人たちによって、管理社会に強制的に加入してしまっている現代人たちは、確実に管理する側とされる側の格差を生みだす社会に、疑問も持たずに安泰しているように思えます。管理されると何事につけ、便利であるからです。悪いことをしなければ、管理されてもいいじゃん。なんて思っていません?

しかし、人間はみな善で、同じ価値観を持っていると思うのは大間違いです。
圧倒的な権力や財力を求めるエリートたちは、そのデータを抜き取り、利用し、莫大な利益を得ることが可能なことになっているわけです。もう個人情報なんてダダ漏れですよ。
でも、そこに疑問を持たない善良な人たちがいて、そのほとんどの人たちは格差社会の犠牲となっているわけです。食べていけるだけの賃金で手なづけられて。
世界のトップにいる一握りのエリートたちは、私たちの考えの及ばない頭脳と哲学によって、行動しています。だからトップに君臨しているのです。
もう一度言います。
人間はみな同じ価値観を持っていると思うのは大間違いです。

モーツァルトのオペラ『魔笛』に、パパゲーノというキャラクターが出てきます。
鳥の姿をして、背に鳥籠を背負っています。職業は鳥刺し職人で、夜の女王に仕えています。
夜の女王が何者であるのか、そこに彼は関心を持ちません。ただ、女王に仕えていると、毎日のパンとワインに事欠きません。あとは、自分に相応な女の子がいたら、結婚して、子宝に恵まれればいい。
家族の幸せ。食べられる幸せ。それこそが人間の幸福だと、みんなは信じている。
しかし、それは、籠の中の自由、幸せでしかないよ、と、パバゲーノの鳥姿と背の鳥籠は言っているわけです。
この男は、籠の中の鳥でしかない。

鳥籠の中の鳥は、毎日エサが与えられる。
しかし、鳥本来の、大空を飛ぶということを知らずにいる。


↓モーツァルトの親友、シカネーダーが演じたというパパゲーノ。

Papageno






















一方『魔笛』の主人公はタミーノという王子です。台本には日本の王子となっています。

彼は覚醒をしていないが、覚醒すべき王子である。そして覚醒するための通過儀礼をパスし、やがて暗雲を払い、太陽神に祝福される王子になる、と。
タミーノは、パバゲーノとは対照的に、覚醒する、儀礼をパスする、という修行を強いられるが、結果、彼が人間本来が持つ本当の自由と尊厳をこの世にもたらすのだ、というメッセージが『魔笛』に込められているわけです。
そして物語そのものも、善悪の逆転が起こります。
善と思ったものが悪であり、悪と思っていたものが善となる。
価値概念を改めよ、考え直せ、ということなのです。

しかし、なぜ、そんな物語の主人公が日本の王子なのか?
これは、見逃してはならないモーツァルトとシカネーダーからの遺言であると思っています。

それが今月より配信を開始する『モーツァルトの血痕』に込めたメッセージともなっているわけなのです。

このタイミングで令和という元号になったことに対して、私はいろいろと思ってしまったわけです。
そして、令和となった時代に『モーツァルトの血痕』を改めて発表できることが、何かの因果というか、意味のあることなのかもしれない、などと思ったわけです。
勝手に思っているだけかもしれませんが、しかし、言霊というものは、ありますからねえ。

令和。

秩序と安定をもたらすのが日本という主権国家で(令)、それがアジアの平和を約束する(和)という意味での、令和、となってほしいなと、個人的に思います。

皆さんにとって、どうかよい時代となりますように。









kaidanyawa at 11:06|PermalinkComments(4)

2019年04月01日

中山市朗、渾身の一篇『モーツァルトの血痕』、出るぞ!

中山市朗です。

4月です。

まだ準備中で大わらわの状態ですが、いよいよ、オフィスイチロウHP「神秘之古代史」がお送りする神秘学、隠秘学(オカルト)から解読する日本の古代史・コンテンツを近日配信します。

その一つが、一部のファンの方、お待たせしました!

構想、調査、執筆3年。いろいろ仕掛けを施した電子書籍としての作業2年。
ところが作業をしていたゲーム会社にいろいろありまして、途中で宙ぶらりんになって5年の年月を経過した、私の著作『モーツァルトの血痕』を、いよいよ世に出します。
平成が終わり、新天皇が即位する、今こそ、出さねばなるまい!


『モーツァルトの血痕』


モーツァルトの血痕










 












天才音楽家・アマデウス・モーツァルト。

彼の死は謎に包まれ、死因については百通りの説があるという。

モーツァルトの親友シカネーダーが、その死の真相と、『魔笛』成立の裏話、そして最後のオペラとなった秘儀オペラ『魔笛』に封じ込められた様々な暗号や象徴を読み解き、あるメッセージを送る!

それは今の我々、日本人へのメッセージである!

聞け!
なぜ、『魔笛』の主人公タミーノは日本の王子なのか?
オペラ全体を覆う、洞窟のイメージとピラミッド内で行われる秘儀とは何を意味するのか?
シカネーダーが演じた籠を背負った鳥男は、何を象徴しているのか?
物語が善悪逆転するのはなぜなのか?

そして解読せよ!
シカネーダーが、『魔笛』に隠された暗号と象徴を今、明らかにする!
最後に覚醒し、太陽の賛歌で祝福されるのは、タミーノ王子なのだ!

日本人よ、覚醒し、神に祝福されよ! そして混とんとした世を救え! と。

フリーメーソン、イエスズ会、イルミナティ、フランス革命、錬金術、古代エジプトの秘儀、イシス・オシリス、モーセ、ソロモンの神殿、日出る国日本、太陽神、アマテラス、聖徳太子、「未来記」、そして天皇……。

中山市朗が、小説の形態を借りながら、極秘情報を織り込み、電子媒体ならではの「オカルト辞典」とリンクさせよようとする大胆な試み。
後半は、解読が困難とされる『魔笛』の完全解読が展開する!

オフィスイチロウHP「神秘之国、日本」と、WEBマガジン・フーミーでのみ、近日より長期連載配信!


10年以上前に書いた原稿をただいま修正加筆中。そして、10年前はゲーム会社にしかできなかったシステムをオフィスイチロウで改良、開発。
今のところ、全18章、月2回配信。おそらく配信完結まで1年半かかる超大作です。

予告編動画も復活!

その詳細も近日発表いたします。

予告編動画です。

 

中山市朗、渾身の一篇です。





kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(6)
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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