2021年02月

2021年02月28日

Yōkai とKaiju。妖怪と怪獣は日本人にしか造形しえないのはなぜ?

中山市朗です。

『市桜銀幕夜話』と『妖怪百科(仮題)』。
Yōkai Kaiju。
それぞれについて語っております。
ただし『妖怪百科(仮題)』については、発売日未定。2ケ月ほど先のことになるだろうと思います。

この二つの、日本人が生んだ異形の生き物(とされるもの)。

もちろん、神話や伝承に現れる異形の生き物、怪物は世界各国に伝承されましょうし、妖怪に該当するものもあります。でも、ゴブリン、妖精、怪人、怪物は、日本の妖怪とはなんか違いますよね。それに種類がね、もう日本の妖怪は数えきれないほどいて、アニメやゲームの中に今も新種のものが登場していると思われます。

怪獣に例えると解りやすいでしょうか。

ハリウッドというところは、20世紀になってヨーロッパからたくさんの移民が入ってきて、新規の産業だったこともあって、わりと映画産業の中に従事した人たちも多かったんです。イタリア系、アイリッシュ系、東欧系……。
そういう人たちの中でユダヤ系の人たちの一部がハリウッドの経営のリーダーとなり、クリエーターたちもがユダヤ系をはじめとした移民の人たちによって、ハリウッドは成長していきます。
『グッドモーニング・バビロン』なんていうイタリア・フランス合作映画がありましたね、イタリアで大寺院の建築や修復に携わっている兄弟が、借金から逃れる為、アメリカへわたり、グリフィスの名作『イントレラス』の大セットの製作に携わるようになるという、兄弟の絆を描いた作品でした。
ラストのあたりで、第一次大戦が兄弟の行く末に暗雲を立ちこませる、というような内容でしたが、第一次大戦が終了したころには、世界で製作される80%は、ハリウッド製の映画だったと言われています。

そんなハリウッド映画の中で、最初の巨大生物が登場したのが、1925年制作の『ロストワールド』です。
1012年に出版されたコナン・ドイル原作の秘境探検モノで、南米アマゾン流域地方に恐竜たちが生息する台地があったというもの。サイレント時代の作品ですが、恐竜がうじゃうじゃ出てきます。
まあ、元祖怪獣映画、ともいえるでしょう。
恐竜は、ウィリス・オブライエンというクリエーターが、ストップモーション・アニメーション技術で蘇らせたわけです。人類が動く恐竜を観る最初だったんじゃないでしょうか。

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続いて、そのウィリス・オブライエンのストップモーション・アニメによって作られたのが『キングコング』でした。1933年の製作。本編の監督は二人いて、一人はメリアン・C・クーパーと言う人。のちにジョン・フォードとアーゴシー・ピクチァーズと言う会社を創設。プロデューサーとして『黄色いリボン』『静かなる男』『捜索者』という名作を生みだしますが、本人はコングが気に入ったようで、『猿人ジョー・ヤング』『マイティ・ジョー』といった作品にも関わったりしています。

『キングコング』は名作で、もう説明することもないかも知れません。

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ところで、日本最初の映画は『ゴジラ』ではなく、『キングコング』から5年後に全勝キネマというところで作られた『江戸に現れたキングコング』と言う作品だそうです。
1935年! フィルムは失われて観れないそうです。ポスターのコングはデカいようですが、本当は等身大のコングだったともいいます。だったらゴリラが江戸に現れたというだけの話やん??

キングコング江戸に




















ただ、この映画で重要なのは、和製キングコングは既にヌイグルミで、その造形とスーツアクターを担当したのが大橋史典と言う人。この人は戦後『獣人雪男』(1955)の造形とスーツアクターを担当。のちに東急エージェンシーの造形スタッフに加わり『マグマ大使』のマグマ大使、ゴア、アロン、モグネスなどの造形を担当しました。次に放送された『怪獣王子』を経て、とうとうハリウッドに招かれ、あのチャールトン・ヘストンが出た『猿の惑星』の猿のマスクや手などの造形を担当したとか。ホンモノですな。
この人は、役者でもあり、こんな映画にも出ておりました。

『用心棒』のヤクザ。
「自慢じゃねえが悪いことでやってねえことは何もねえんだ」という大男。
この映画の冒頭に出てくる、犬がくわえた人の手も、この人の造形だそうです。

大橋史典








話が、ついつい脱線しましたが、怪獣の造形をハリウッドに戻します。
その間、ドイツではフリッツ・ラング監督の『ニーベルンゲン』という作品が1924年に制作され、火を吹くドラゴンが出現します。
戦後になりますと、原水爆の脅威がこれらモンスターたちに加味されて、1953年『原子怪獣現る』、1954年『放射能X』、1955年『水爆と深海の怪獣』と、ハリウッドでいわゆる怪獣映画が製作されます。いわば、恐竜(リドサウルス)、巨大アリ、巨大ダコ、がその怪獣の正体。

『放射能X』の巨大アリ

放射能X


















『水爆と深海の怪獣』の巨大ダコ。

水爆と深海の怪談











ところが日本では、1954年『ゴジラ』が登場。
ゴジラは、ほぼ同時期に作られた3本の映画とは、その造形も存在感もコンセプトも違うわけです。第一そのたたずまいが違う。ちなみに先ほどの大橋史典氏は、ゴジラの造形にも指導係としてかかわったとか。

ゴジラ














なんかね、ハリウッド製の巨大生物たちは、なんか落ち着かないというか、いかにも作り物なんですね。でもゴジラは、どこか威厳がある。違うんです。

この、違う、何かが、その後、日本映画界に次々と怪獣を生み出す要因となり、やがて『ウルトラ・シリーズ』など、テレビの中に進出していくわけです。
一方ハリウッドは、『恐竜100万年』から『ジュラシック・パーク』のような恐竜映画は生み出せても、怪獣映画は生み出せず、随分と日本映画との提携の中で、怪獣映画を作ろうと模索した時期があったわけです。だから、怪獣映画を作ろうとはしていたのです。

皆さんもお気づきだと思います。
ローランド・エメリッヒ監督が、ようやくハリウッドの夢をかなえ、ハリウッド製のゴジラを、巨額の製作費を使って作ってみたら、「こんなの、ゴジラじゃねえじゃん」と世界中から総すかんをくらったことがありまして、つまり「ゴジラ」、あるいは怪獣、というものを理解していなかったわけですね。

スピルバーグ監督も、デビュー作『激突!』は、主人公に執拗にストーカーしてくるトラックを怪物のように見せたり、『ジョーズ』も、1954年版『ゴジラ』の演出法を巧みになぞりながら巨大鮫を描写しました。スピルバーグも、黒澤や三船を知る前から『ゴジラ』は見ていて、自分の映画作りには影響を受けているとはっきり言っておりますしね。ですから、技術や演出といった映画的な問題はクリアしているはずで、それでもなお、『ゴジラ』や『ガメラ』に匹敵する怪獣は、作りえなったわけです。
『パシフィック・リム』は、太平洋の海底からやって来る巨大生物を、KAIJU と呼称しています。あれは怪獣というわけですが、やっぱりなんか違う。

怪獣は、日本人にしか作れない。
私はそう思います。
そして、それは妖怪にも通じると思うのです。
妖怪もね、日本人にしか作れない、イメージできない。

さてその要因です。


続く(えっ、引っ張りすぎ?)。





kaidanyawa at 23:53|PermalinkComments(2)

怪獣と妖怪(YōkaiとKaiju)! 日本人にしか作りえない異形の生き物!!

中山市朗です。

『市朗怪全集五』が発売されています。
「八甲田山」の全貌90分。それに「日航機墜落事件」、「大韓航空撃墜事件」に関する怪エピソードを収録しております。


市朗怪全集 五
中山 市朗
パンローリング株式会社
2021-03-04


どうもAmazonは品切れが続いているようです。
CDが欲しい人は、楽天でお求めください。

⇒楽天ページ


さて先日、『市朗怪全集』とは別の企画のCD音源の収録を終えました。
同じ、パンローリング株式会社からの発売になる予定の怪談集です。
『市朗怪全集』とは別企画の怪談集とは?

実は、妖怪譚に特化した怪談を語ってくれという要請があったのです。
それで『妖怪百科(仮)』のような音声企画を発動させることになったわけです。
詳細についてはいずれ発表します。


ところで、妖怪というのは、日本にしかおりません。いや、妖精とかゴブリンがいるじゃん、という意見もありましょうが、やっぱりなんか違う。外国でも妖怪はYōkaiなのですね。
で、桜井館長と映画について語ろう、ということで第一回目のテーマが「怪獣映画の魅力について語ろう」ということでしたので、怪獣についてちょっといろいろ考えてみたんですね。
やっぱり怪獣も、日本人にしか作りえないキャラクターです。ハリウッドの才能も、怪獣に憧れながら作ることができなかった、モドキはたまに作りえても、続かない、なんか違う。怪獣もmonsterとは違う。やっぱり怪獣は外国へでもKaijuなのですよ。

YōkaiKaiju。

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実はこの二つの異形の生き物(とあえていいます)は、根は同じところにある。
それは、日本人の考える信仰心と神を見る力にこそある、と、気づいたのです。
よって、キリスト教やユダヤ教の神の概念のある外国人には、YōkaiKaijuは作りえない。

どういうことでしょうか。
それについて、『市桜銀幕夜話』にてお話していますが、まとめて次回から、このブログでも書いてみます。

『市桜銀幕夜話』後編

youtu.be/oz1rIwOxh24


皆さんも一緒にお考え下さい。日本人と言うものを見つめ直す、面白い考察になると思います。


UFO怪談看板、危うし!













 


kaidanyawa at 06:59|PermalinkComments(3)

2021年02月26日

『市桜銀幕夜話』後編登場。怪獣映画の魅力を純粋に映画の技法から考えてみました!!

中山市朗です。

怪談図書館桜井館長とのコラボ『市桜銀幕夜話』、第一回の後編がアップされました。
第一回目は怪獣映画について語っております。

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怪獣映画というのは、私の子供の頃、昭和40年代はある意味全盛時代で、東宝のゴジラ、大映はガメラという看板で次々とシリーズ化。日活はガッパ、松竹はギララ、東映もいくつかの怪獣映画を製作し、私の小学1年の頃に、テレビで『ウルトラ・シリーズ』が始まったわけです。

もちろん、当時の大人も怪獣映画を楽しんでいましたし、大人の鑑賞に十分耐えうる素晴らしい怪獣映画もあったのですが、映画界の斜陽と同時に怪獣映画も「子供だまし」的なものとなり、衰退していきました。
平成となって、ゴジラやガメラが復活しましたが、復活させた人たちは、子供の頃に怪獣映画を愛した人たちでした。

ところで、この怪獣映画。長らく、評論家などからは冷遇され、映画としての評価があまりされなかったわけです。あくまで怪獣映画は、子供だましのモノであって、映画の持つ、辛辣な問題の投げかけとか人間を見つめなおすとか、愛の不毛だとか、悲しみだとか、歴史に翻弄される人々とか、そういう文学的なものは皆無で、メッセージも無く、よって、評するに値しない、というところでしょうか。
そんなこともないんですけどね。特に第一作目の『ゴジラ』なんて、東京空襲や原水爆の強烈なメッセージがあって、映画でしか表現できない技術の効果、実験要素が多々ありました。そのことは今、世界的な評価を得ているわけです。

でも、これは怪獣映画を見る側にも問題があった。いわゆる怪獣が出ていればそれでいい、というマニアたちがいて、それ自体は別にいいのですが、そこで怪獣の造形がどうの、設定がどうの、メカニックがカッコいい、とか、そんな話しかしない人たちが確かに多く、他の映画はほとんど見ていないという人たちが多かったのは確かです。私の経験で言っております。なので、ここに映画的技法、映画的文法、映画的表現といったことがおざにりになって、故にそういうことがおざなりになった怪獣映画が量産された、という事実もあったと言わざるを得ません。
特に1999年に公開された『ゴジラ2000ミレニアム』は映画としては最低最悪のもので、私当時、作家養成の為の専門学校で講師をしていたのですが、さっそくその最低のシナリオを入手してテキストにし、学生に配って、「このシナリオに赤を入れてみ」という課題を出したほどです。
私にしたら、まっかっか、ですわ。こんなん、よお、プロデューサーがGOしたな、と。主人公の設定からして禁じ手を使ってしまっている。それを評論家は無視しているので、怪獣マニアたちは指摘できず、次の『ゴジラ対メカギラス G消滅作戦』でもそういう映画的欠点は解消されず、とうとう『ゴジラFINALWARS』で打ち切られてしまうのです。こりゃあ、酷かった。ほんとに酷かった。

しかしですね。私は怪獣映画を愛してはいるのです。そこで、『市桜銀幕夜話』では、私なりに怪獣映画の魅力を、映画として分析して、皆さまの前に提起しております。
怪獣映画は、実は娯楽映画として、人を引き付けるだけの要素を含んでいるわけです。『シンゴジラ』を撮った樋口監督はそこをちゃんと心得たうえで、そこに現代人が要求するものを十分考慮してお撮りになっている。だから、あの映画は王道に思えるし、成功もしたわけです。

では、その映画的要素とは何か。それについて、私が語っております。怪獣映画ファンのみならず、すべての映画ファンに聞いていただきたいと思っております。


youtu.be/oz1rIwOxh24


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kaidanyawa at 00:14|PermalinkComments(8)

2021年02月25日

『市朗怪全集5』発売中! 畏怖の念を持って語る『八甲田山』『日航機墜落事件』に関する怪談集!

中山市朗です。

毎月発売しております『市朗怪全集』。
その『五』が発売されています。
今回は、あの『八甲田山』の全貌を語っております。なんと90分の大作となってしまいました。
『新耳袋』に書いたエピソードだけを語ったら、6,7分くらいの話ですが、まああの話は取材した当時から奇妙なことが起こりまくって、2018年1月24日の『三百物語』で語った時のエピソードまで、いろいろと奇妙なことが続いている話です。また事件の背景についても解説しております。ここにも怪異が潜んでおります。
そして、少し収録時間に余裕がありましたので、日航機墜落事件と大韓航空撃墜事件に関するちょっとした話も収録しております。いわゆる大事件に関する怪談特集みたいな構成です。

無念の思いを持って亡くなった方のエピソードをいわば勝手に語ったり、文章に書き起こすのが怪談なのですが、そこが不謹慎だということを言うと、もう怪談は成り立たなくなります。
しかし、こういうことを語り継ぐということも必要だと思いますし、あくまで事件や怪異に関する畏怖の念を持って語ることがそこで問われると思うのです。

以前にも書きましたが、この話を『新耳袋』に掲載した時、霊能者と自称する人に「なんていうことを書いたんだ。こんなことを書くとロクな死に方をしませんよ」なんて言われましたけど。
しかしねえ、あれはダメ、これは何か言われるかも、なんて言って何もしないということの方が罪だと思います。問題提起をして、皆さんにも考えていただくことも、私のような発信者の仕事だと思っております。
それに、『八甲田山』の体験者は自ら話すことには抵抗しながらも、それを姉に託し、「こういうことがあることを知らせていただきたい」と言うメッセージの元、書かせていただいたという経緯があります。

『日航機墜落事件』に関しても一話は『新耳袋』に掲載したもので、事件によってフィアンセを亡くしたという男性から電話があって、涙ながらに告白されたお話です。
『守る人』と言う話を収録していますが、これはある有名芸能人に関するお話で、本には書いていないエピソードです。
『日本へ帰る」と言う話は大韓航空撃墜事件後のある外交官のエピソード。
これも本には未収録。なんとも無念で言葉に詰まるお話です。

収録時に秘書からインタビューを受けた動画があります。
詳しくはこれをご覧くださいませ。

youtu.be/f2kPljUlQDQ



『市朗怪全集5』
ダウンロード版とCDがあります。

ダウンロード版 ↓

市朗怪全集 五 - でじじ






5と6怪全集




















amazon

これを↓クリックするとAudible版に行きますが、CDもあります。
ただし現在品切れのようです。 メーカーには在庫がありますので近く入荷するはずです。



市朗怪全集 五
中山 市朗
パンローリング株式会社
2021-03-04



先日、『市朗怪全集七』収録も終えております。そして新しい企画も??
近日発表!!




kaidanyawa at 06:59|PermalinkComments(6)

2021年02月20日

来たる3月20日は生ライブ『大阪・春の怪談まつり』、そして生配信『市桜怪談夜話』の2本立て!!

中山市朗です。

先日、田辺青蛙さんより、怪談イベント出演の依頼を受けました。
3月20日(土)『大阪・春の怪談まつり』
場所は、ロフトプラスワンウエスト。
午後12:00開場、13:00開演の予定。

今のところ、出演決定は、田辺青蛙さん、講談師の旭堂南湖さん、そして私。
まだ何人かの方と交渉中だそうです。

https://loft-prj.co.jp/schedule/west/170559



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そして、同日は『市桜怪談夜話』の第二回配信日でもあります。
こちらは、22:30頃よりまず30分はお試し配信。
23:00よりは有料となります。

桜井館長との怪談ラリーはもちろんのこと、「市桜式日本史」「怪談朗読」のコーナーもあります。
チケットは発売しているようです。

kaidantosyo.thebase.in


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kaidanyawa at 00:28|PermalinkComments(3)

2021年02月19日

市桜銀幕夜話 第1回 怪獣映画 前編 - YouTube

中山市朗です。

私と怪談図書館桜井館長とが、映画について熱く語る「市桜銀幕夜話」。
YouTubeにてアーカイブを配信しております。

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番組の中でも言っておりますが、私の映画の原体験は、(兵庫県朝来市和田山町)の竹田の公民館での鑑賞。その映画は『東京オリンピック』でした。
市川崑監督。
今でこそ、オリンピックはテレビで全世界に中継放送されますが、そのテレビ中継を最初にやったのがこの1964年に開催された東京オリンピックやったんです。
ですから、この時代はオリンピックの模様を1本の正式記録映画として作成し、世界各国で上映したわけです。
映画『東京オリンピック』は、様々な批判、評価もありましたが、オリンピック映画としては傑作と評されるものです。他に有名なオリンピック公式記録映画は、1938年ナチスドイツの時代に行われたベルリンオリンピックの記録映画『オリンピア』とクロード・ルルーシュ監督がフランス、グルノーブルで開催された第10回冬季オリンピックを記録した『白い恋人たち』。
『オリンピア』は、日本では『民族の祭典』『美の祭典』として公開されましたが、ヒトラーお気に入りの女性監督、リニ・リーフェンシュタールが監督。作品は芸術として評価されましたが、ナチスとの関係などが後にこの作品に影が落とされます。
『白い恋人』は、フランシス・レイの主題曲がヒットしました。

『東京オリンピック』は、幼稚園から公民館まで先生に引率されて列を作って歩いて行ったところから、その映画の内容まで鮮明に覚えております。ただし母に言わせると「その前にも映画に連れてったけどな」ということで、それは記憶にございません。
1965年に、小学校1年生。
その頃、町には映画館が無いので、映画が学校の体育館で上映され、それを食い入るように観たものです。その時代に観た映画が、『アルゴ探検隊の大冒険』『怪獣大戦争』『ガメラ対ギャオス』『大魔神』『ガリバーの宇宙旅行』『片足のエース』『怪獣総進撃』『ガメラ対バイラス』『妖怪百物語』といったもの。竹田小学校が鑑賞会でこう言う映画をやっていたわけですよ。
そして、1966年には、テレビで『ウルトラQ』、その後番組が『ウルトラマン』。ほぼ同時期に『マグマ大使』が放映されたわけですから、そら、怪獣に魅せられ、夢中になりますわな。

というわけで、『市桜銀幕夜話』の第一回目は、怪獣映画について熱く語っております。

ただ、怪獣映画というものは、最近は違いますけど、長い間、どうしても映画評論家や映画通を気取る人たちからは、映画としての正当な評価がなされなかったように思います。
ですから、今回、私は怪獣映画を、映画としての魅力として提示してみようと思い、いろいろと分析しております。

映画好きの方は、ぜひ、なから、でよろしいので、お聴きください。


市桜銀幕夜話 第1回 怪獣映画 前編 - YouTube



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『市桜銀幕夜話』は、音声のみの配信ですが、雰囲気作りに、初代ゴジラと平成ガメラを前に置き、手にキングコングを持ちながら、桜井さんとやりとりしていました!!
(ほんまかいな〜)




kaidanyawa at 06:38|PermalinkComments(4)

2021年02月18日

『市桜銀幕夜話』第一回配信!! 怪獣映画について熱く熱く語ったぞい!!

中山市朗です。


告知をしていませんでしたが、

怪談図書館・桜井館長とのコラボ番組『市桜銀幕夜話』、昨夜ツイキャスで生配信をお送りいたしました。
『市桜怪談夜話』は、怪談と市桜観日本史を有料でお送りするものですが、これはスピンオフ的な企画で、その名の通り、一つテーマを決めて、その映画について、いや、映画愛を語ろう、というものであります。

今回はその第一回「怪獣映画の魅力」について、2時間強、熱く語ってしまいました。
こちらは無料。今後不定期ながらも続けて配信していく所存です。

今夜にでもそのアーカイブがYouTubeに前後編に分けて公開する予定です。


音声のみの配信ですが、雰囲気作りをして臨みました、ぜ!!

懐かしい怪獣映画サントラLP!レコード!

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映画のコレについて語ってほしい、あの映画のジャンルを話題にしてほしい、この人(映画人)について取り上げてほしい等々、リクエストいただきますと、なるべくお答えいたします。
来月の10日ごろ、第二弾を配信の予定です。

私としては古い映画ほど歓迎。

観ていただきたい名画、珍作、愛すべき駄作を、皆様に紹介したく存じます!!

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映画ってほんとっにいいものですね。
それではみなさん、さいなら、さいなら……。




kaidanyawa at 07:22|PermalinkComments(3)

2021年02月11日

中山市朗からのお知らせ! 春、コロナが落ち着いたころ、何かが起きる……?

中山市朗です。

最近ちょっとブログの更新度が落ちていますし、中山市朗YouTubeチャンネルも、アップの頻度が落ちていますことを反省いたします。

あの、ちゃんと生きてますから。

実を言いますと、ブログやYouTubeでやっていたことに対して、いろいろな方面からお声をいただいていて、「それ、ビジネスとして展開してみませんか」というお話が、出ているのです。
ま、以前からあったっちゃ、あったのですが、システムがよくわからんかったり、集客に不安があったり、条件やサポートの問題があったりしてお断りをしていたのですが、こういうご時世ですからな。
私としても、好きでやっていることに対して、付加価値をみいだしてくれる人や会社が出てくるというのは、大変にありがたいことではあります。
そこで、いくつかお話いただいている依頼先をいろいろオフィス内でも話し合って、絞ったりしております。

最近、そのあたりのお話を、いくつかのメーカーさんや代理店さんとやりとりしているわけです。
というわけで、最近はオンライン会議というのをちょくちょくやっております。
先日も秘書がツイッターにあげておりましたが、オンライン会議中の模様です。

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この日は、昼間は映像制作会社、夕方からはモバイルコンテンツを提供している会社の方とのオンライン会議。何が動き出すのかはまだわかりません。進行するのもあれば、ポシャルものもあり。条件が合わないこともあり。しかし、企みは進行しております。


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我が書斎の守護神(?)、シヴァも見守ってくれて、いる、のかな。
なんせ、創造と破壊の神ですからな。


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また、来週は怪談図書館・桜井館長との新しい配信企画も発動します。

近日、詳細を告知します!!







kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(1)

2021年02月09日

DARK NIGHTなど、私もお世話になっている道頓堀ZAZAの危機!!



中山市朗です。

コロナ禍の中、なかなか生ライブが出来ない状態です。
今年で11年目を迎えることになる怪談ライブの、もはや老舗になりつつある我が『Dark Night』も、今のところ、予定も立てられず、という状況です。

そんな中、こんなニュースが入ってきました。

江戸時代以来、歌舞伎や人形浄瑠璃が演じられ、戦後も上方喜劇スターを輩出した大阪・道頓堀。かつての大劇場「浪花五座」の一つ、中座(なかざ)の跡地にある劇場「道頓堀ZAZA」(大阪市中央区)が、新型コロナウイルス禍の中で存続の危機にある。緊急事態宣言が続く厳しい状況だが、自身も役者として中座の舞台を志した運営会社代表、吉元常洋さん(62)は「『芝居の街』のDNAを後世に伝えたい」と歯を食いしばる。

毎日新聞からの記事です。

ミヤコ蝶々ら活躍 道頓堀・中座跡地の劇場が存続危機 「芝居 ...

https://mainichi.jp › articles


『Dark Night』のホームグラウンド、道頓堀ZAZAの存続危機!!

新聞にもあったように、道頓堀は江戸時代初期より芝居の街として発展してきた歴史があります。
道頓堀五座といって、大きな芝居小屋も5つあった。

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私が学生の頃、1980年前後には、藤山寛美が松竹新喜劇の連続公演をしていた「中座」。
マンモス寄席として、先代の松鶴、春団治、かしまし娘、レツゴー三匹、正司敏江・玲児、宮川左近ショー、ちゃっきり娘、はな寛太、いま寛大、といった芸人さんが登場していた「角座」。
映画館になっていた「浪花座」。
そして鳳啓介・京唄子劇団などの公演をやっていてたまに名画座にもなっていた「朝日座」。
この四座は残ってました。

今は一座も継承されず。
ただ、道頓堀の芝居といえば、中座。
中座の創立は寛文元年(1661)年。1999年に老朽化による取り壊しまで、道頓堀、というより、大坂の芸能を支えてきました。
取り壊された跡地に出来たのが、現在の道頓堀・くいだおれ中座ビル。その地下にあるのが、道頓堀唯一の常設小屋である、道頓堀ZAZAです。
私としては『Dark Night』はもちろん、2016年にはお化け屋敷「人形塚の家」と36夜にわたる怪談ライブの連続公演もやらせていただきました。

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いやあ、なんとか存続してほしいものです。
緊急事態宣言が解除されましたら、また「Dark Night」をやりたいと思います。
ここが無くなれば、オールナイト公演ができなくなる可能性が大です。

その節はぜひに皆さん、道頓堀の灯を消さないよう、道頓堀ZAZAに足を運んでくださるよう、お願いいたします!!

『Dark Night』開演前の様子!

並び















コロナの野郎め!!







kaidanyawa at 07:02|PermalinkComments(7)

2021年02月07日

中山市朗のちょっと不思議な話Vol・5 専門学校の玄関の血がベットリ事件の真相??

中山市朗です。

久しぶりにYouTube動画をあげました。

『日本について語ろう52 中山市朗のちょっと不思議な話Vol・5』
怪談CD・オーディオブック
『市朗怪全集』〜春頃発売なので"春怪談"を語ってみたよ!!
第六弾収録中、休憩室でのインタビューの様子です。

https://youtu.be/_Dw0U78-pPE

phonto (2)









というわけで、ちょっと捕捉が必要でしょうね。

専門学校の玄関の血がベットリ事件。
なんで血が付いたままやねん。普通ふき取るやろが、と突っ込まれそうですけど、ほんまですねん。
その学生は、酔っぱらって真夜中の校舎に侵入しようとしてガラス戸にぶち当たり、その場に倒れていて、早朝に気づいたらしい。自分で救急車を呼んだらしいんですけど、血がベットリついてるんで近所からの通報もあって、警察沙汰になった。
で、職員の人たちがやってきて、ちょっとした現場検証。
それが終わった頃、私が校舎に到着したというわけ。
私も殺人でもあったんかなと、ビックリしましたわ。
その直後、契約していた清掃業の人がやって来て綺麗にしてはりました。
学生たちが登校してくる時間よりちょい早い時間帯でしたので騒ぎにはなりませんでしたが。

というわけでした。





kaidanyawa at 06:59|PermalinkComments(3)

2021年02月02日

配信番組後の居残りトーク動画、だよ。怪談はあまりないけど……。

中山市朗です。

『市桜怪談夜話』のオマケ映像、タダで、配信してまあす(笑)。

生での有料配信終了後、桜井館長とビールを飲みながらの打ち上げと次に何をするかの話し合い。
最近やれてませんけど「プライベート怪談会」が終わると、始発電車も出る頃なのでお客さんはお帰りになってもいいのですが、たいていの参加者さんはそのまま居残って、こういうまったりした雰囲気の中で、お酒を飲んだり、🍶の餚をつまみながら、最初は怪談。そこから神話や伝承、宗教、歴史、あるいは政治、経済、映画から文芸、芸能と、わりと濃い話をされるんですよ。

一度、朝から焼肉、ということがあって、「え〜、朝からこんなん無理」と言っていた女性の方が、「あっ、朝の焼肉もいけるねえ」と大発見した、ということもありました。
朝からカレー、どころじゃないですな。

さて、
第151回の動画でもそのことに触れていますが、例えば性風俗店の店長さん、お医者さん、学校の先生、介護職、工務店、元自衛隊員、芸人、ミュージシャン、OL、会社秘書から専業主婦、学生と言った人たちが参加しているわけですよ。
そしてみなさん、ほんとはいろいろなことに興味があって、考えたり知りたかったりすることはあるんだけど、そういうことを職場や家族にする話すと怪訝な顔されたり、拒絶されたり。
だから、ここでしか意見を聞いたり言ったりする場がないんですよ、とおっしゃいます。
またそんな異業種の人たちが集まって、わいわい意見の交換をしたりまったり聞いたり、と言う場もなかなか無いんじゃないとか思います。
で、わりと政治や経済、歴史の話が盛り上がるんですね。
こういう閉じた場でもあるので、タブーは無し、が基本でして。

私は、お昼ごろまでずっとそれにお付き合いするわけですけど。
勉強になるんですよ。やっぱり職業や立場によって同じものでも見方が違いますしね。

それがまあ、今回配信されているような感じで行われております。

今はコロナでそれも出来ませんけどね。

私の言っていることはあくまで私の意見ですし、不確かなことも言っております。
有料配信とかですと、ちゃんと資料やデータを用意するんですけども、ここは打ち上げでビールも飲んでますから、そこはまあ、打ち合わせもテーマもコーナーも台本も無い、ということで。

■第150回 ⇒https://youtu.be/pPfxzslRyMg ■第151回 ⇒https://youtu.be/oeypR8uTpI4

というわけで、またいつか、皆さんと居残りトークもやりたいですね。

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失礼いたしました!!

kaidanyawa at 06:50|PermalinkComments(4)
プロフィール
中山市朗(なかやまいちろう)

作家、怪異蒐集家、オカルト研究家。
兵庫県生まれ、大阪市在住。


著書に、
<怪 談>




<オカルト・古代史>




などがある。
古代史、聖徳太子の調査から、オカルト研究家としても活動している。






作家の育成機関「中山市朗・作劇塾」を主宰。



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