2021年07月23日
2021年07月23日
『Dark Night』、無事終了!! 芸大先輩後輩凸凹コンビが織りなす、怪奇怪異の世界!!
中山市朗です。
まずはお知らせ。
『オカルトエンタメ大学』より、今夜19時、好評だった「山の牧場」総集編が配信されるようです。
4本分を1本にまとめたもののようです。
https://youtu.be/biHZvbuhjII

そして明日から、新たな動画が順次配信されます。
24日(土)日露戦争目前の行軍雪山事故と八甲田山
25日(日)八甲田山『新耳袋』未発表の事実
26日(月)血の臭い! 古代史から紐解く「件(クダン)」
また公開されましたら、当ブログにて、レポート掲載いたします。
さてさて。
昨日の『Dark NIght』終了しましたよ。
ゲストは、大芸大の後輩、いたこ28号氏。
たっぷり怪談をお届けしました!!
三部構成の第一部。
大阪芸大、怪異マップ!!

ともかく、1981年時点で在籍していた中から5人の怪談作家を出した、というこの大阪芸大の怪異度。
キャンパスの〇号館、✖号館、◎記念館、学生マンションのK寮、U寮、太子四つ辻、〇橋付近、K池などなど、当時(今も?)語られる怪異現象が起こったと思われる場所に、語りながら印を点けていく。
芸大怪異マップ!!
時間切れで製作途中で終わりましたが、これ、まだまだあります。
それにしても、あの「8ミリフィルムに写った子供」の話の当事者がいたこ氏とは知っていましたが、その舞台が富田林市のK池だったとは、初めて知りました。私は芸大近くの池だったと聞いていましたので。
K池には、このほかにもいろいろ怪異が囁かれる場所だったのですよ!!!
そして、芸大最大のミステリーというか怪奇な噂は、私の在籍していた頃から今も伝わる五つ地蔵。この地蔵は大芸大を守護するように五芒星の結界が形成されていて、五つ目の地蔵を見ると呪われる、とか。この日、その五つ地蔵の正体が見事解き明かされました……!!
第二部は、怪談史。
200人以上もの語り手がいる、という昨今の怪談界。しかし、そうなる環境が生み出される前には、艱難辛苦の歴史があるわけです。

いたこ28号氏は、何も知らない若い怪談師が増えるこの時だからこそ、われわれがその怪談の近代史を提示して、世の中の時世や世相にどう反応し、何が生まれ、何が衰退し、何が復活したのか。誰が何にどう関わったのか。このあたりを整理し、なるべく正しい情報を伝えるべきだと言います。
それは同意。何事にも、どんな分野や世界にも歴史はあり、関わって来た人たちがいる。それを知り、敬うことで自分たちがいる立場を理解し、何をやるべきかを知る。これは大切なこと。
いたこ28号氏は、怪談史の主にネットでの動きに詳しいということで、出版、放送、イベント界に定着し発展し関わって来た人たちのことを、私が提示。
実を言いますと、1990年代に入って『新耳袋』で作家デビュー以来、私自身、怪談界に関するいろいろな立ち上げや節目に関わっていることに今回気づきました。考えたら1990年の時点で怪談に関わっていた人って、稲川さんも含めて、そんなにいなかったわけで、またともにやっていた人たちの何人かは脱落してしまって、私は数少ない現場の生き証人になってしまっているようです。

第三部は、ガチ怪談を語る!!
いたこ28号氏から、なんと昭和40年代、京都競馬場の駐車場増設工事のおり、当作業員たちが新選組の幽霊を見た、と言う怪事件が背景にあると思われる怪異談が!!!
いたこ氏が、現場の様子の写真を。で、妙教寺で私も思い出すわけです。
20年ほど前、当時90歳だった妙教寺の長老から、いたこ氏の話を裏付ける証言をすでに聞いていたのです。

それは『新耳袋第十夜』にも書いた、新選組の一連の幽霊譚。あれは私がCS京都『京都魔界案内』の取材により得た一連の話でして、その中にまさに京都競馬場の駐車場増設工事の飯場に現れた複数の侍の幽霊。この話の肝は、新選組の旗の色。青、違いますねん。
いたこ28号氏は他に、タクシーに乗って来た奇妙な三人の男の話。私は用意していた、やはり大阪芸大生がK寮で体験したという新たな話。これが某断崖絶壁のある自殺の名所と関連するわけですが、その自殺の名所で深夜の磯釣りをしたというサラリーマンの話も。
あっ、という間の4時間。
コロナでなかったら、もっと引っ張ったんですけど。
でもいたこ28号氏には、あんまりおもろかったし、話題もぼんぼん出るので、別企画で番組やらへんか、と依頼。色よい返事をいただきましたので、また考えてみます。
終わった〜!!

また、コロナが収束には向かっているものの、まだまだ予断許さじ、という段階ですので、終了後にお客さんの前に出るのは控えさせていただきました。
せっかくの生ライブ、がっかりされた方もおられることだと思いますが、収束いたしましたらまた、皆さまへのサービスをやらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
配信アーカイブ、視聴できます。
おうちdeダークナイト!!
http://twitcasting.tv/c:cuenananet/shopcart/87013…
打ち上げは我が書斎にて!!
ht

次回は10月とか11月かな。大阪以外で。
まずはお知らせ。
『オカルトエンタメ大学』より、今夜19時、好評だった「山の牧場」総集編が配信されるようです。
4本分を1本にまとめたもののようです。
https://youtu.be/biHZvbuhjII

そして明日から、新たな動画が順次配信されます。
24日(土)日露戦争目前の行軍雪山事故と八甲田山
25日(日)八甲田山『新耳袋』未発表の事実
26日(月)血の臭い! 古代史から紐解く「件(クダン)」
また公開されましたら、当ブログにて、レポート掲載いたします。
さてさて。
昨日の『Dark NIght』終了しましたよ。
ゲストは、大芸大の後輩、いたこ28号氏。
たっぷり怪談をお届けしました!!
三部構成の第一部。
大阪芸大、怪異マップ!!

ともかく、1981年時点で在籍していた中から5人の怪談作家を出した、というこの大阪芸大の怪異度。
キャンパスの〇号館、✖号館、◎記念館、学生マンションのK寮、U寮、太子四つ辻、〇橋付近、K池などなど、当時(今も?)語られる怪異現象が起こったと思われる場所に、語りながら印を点けていく。
芸大怪異マップ!!
時間切れで製作途中で終わりましたが、これ、まだまだあります。
それにしても、あの「8ミリフィルムに写った子供」の話の当事者がいたこ氏とは知っていましたが、その舞台が富田林市のK池だったとは、初めて知りました。私は芸大近くの池だったと聞いていましたので。
K池には、このほかにもいろいろ怪異が囁かれる場所だったのですよ!!!
そして、芸大最大のミステリーというか怪奇な噂は、私の在籍していた頃から今も伝わる五つ地蔵。この地蔵は大芸大を守護するように五芒星の結界が形成されていて、五つ目の地蔵を見ると呪われる、とか。この日、その五つ地蔵の正体が見事解き明かされました……!!
第二部は、怪談史。
200人以上もの語り手がいる、という昨今の怪談界。しかし、そうなる環境が生み出される前には、艱難辛苦の歴史があるわけです。

いたこ28号氏は、何も知らない若い怪談師が増えるこの時だからこそ、われわれがその怪談の近代史を提示して、世の中の時世や世相にどう反応し、何が生まれ、何が衰退し、何が復活したのか。誰が何にどう関わったのか。このあたりを整理し、なるべく正しい情報を伝えるべきだと言います。
それは同意。何事にも、どんな分野や世界にも歴史はあり、関わって来た人たちがいる。それを知り、敬うことで自分たちがいる立場を理解し、何をやるべきかを知る。これは大切なこと。
いたこ28号氏は、怪談史の主にネットでの動きに詳しいということで、出版、放送、イベント界に定着し発展し関わって来た人たちのことを、私が提示。
実を言いますと、1990年代に入って『新耳袋』で作家デビュー以来、私自身、怪談界に関するいろいろな立ち上げや節目に関わっていることに今回気づきました。考えたら1990年の時点で怪談に関わっていた人って、稲川さんも含めて、そんなにいなかったわけで、またともにやっていた人たちの何人かは脱落してしまって、私は数少ない現場の生き証人になってしまっているようです。

第三部は、ガチ怪談を語る!!
いたこ28号氏から、なんと昭和40年代、京都競馬場の駐車場増設工事のおり、当作業員たちが新選組の幽霊を見た、と言う怪事件が背景にあると思われる怪異談が!!!
いたこ氏が、現場の様子の写真を。で、妙教寺で私も思い出すわけです。
20年ほど前、当時90歳だった妙教寺の長老から、いたこ氏の話を裏付ける証言をすでに聞いていたのです。

それは『新耳袋第十夜』にも書いた、新選組の一連の幽霊譚。あれは私がCS京都『京都魔界案内』の取材により得た一連の話でして、その中にまさに京都競馬場の駐車場増設工事の飯場に現れた複数の侍の幽霊。この話の肝は、新選組の旗の色。青、違いますねん。
いたこ28号氏は他に、タクシーに乗って来た奇妙な三人の男の話。私は用意していた、やはり大阪芸大生がK寮で体験したという新たな話。これが某断崖絶壁のある自殺の名所と関連するわけですが、その自殺の名所で深夜の磯釣りをしたというサラリーマンの話も。
あっ、という間の4時間。
コロナでなかったら、もっと引っ張ったんですけど。
でもいたこ28号氏には、あんまりおもろかったし、話題もぼんぼん出るので、別企画で番組やらへんか、と依頼。色よい返事をいただきましたので、また考えてみます。
終わった〜!!

また、コロナが収束には向かっているものの、まだまだ予断許さじ、という段階ですので、終了後にお客さんの前に出るのは控えさせていただきました。
せっかくの生ライブ、がっかりされた方もおられることだと思いますが、収束いたしましたらまた、皆さまへのサービスをやらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
配信アーカイブ、視聴できます。
おうちdeダークナイト!!
http://twitcasting.tv/c:cuenananet/shopcart/87013…
打ち上げは我が書斎にて!!
ht

次回は10月とか11月かな。大阪以外で。
kaidanyawa at 16:15|Permalink│Comments(6)│