2021年09月10日

2021年09月10日

ABCテレビ『スタンダップ』、謎の声はなんなのか?

中山市朗です。

昨夜のABCテレビ『スタンダップ』、観られました?   関西限定ですけど。
声、ここで声が聞こえているよ、と聞いていれば「あっ、聞こえた」かも知れませんが、何も聞いていなかったら気づかなかったでしょうね。
でも、聞こえました。女性の、あれ笑い声なんでしょうか?
なにか、ぼそぼそっと言っているような感じでした。
現場でも竹下健人君だけが、聞こえていた、という。彼は笑い声と言っていました。

「声、聞こえた」と一人ビビっている竹下君。
彼はそういう感覚が優れているということなのでしょうか。


スタンダップ 竹下












私、何人かの女優さんから「霊感が無いと俳優業は成功しないのよ」と言う話を聞かされたことがありますが、どうなんでしょう?    そういえば、演技をしていて何かが降りてくる、とか、いいますよね。作家にもそんな瞬間があります。確かに。

ただ、ABCテレビのスタジオですのでね、そんな感じのもの、でもVTRに物理的に入っているのはおかしいわけで。
だから、いちばんビビッたのは、番組の編集、技術のスタッフだったでしょうね。イヤホンをつけていたら、はっきりと声は認識したらしい。

ちなみに、番組視聴率はいつもより高かったようです(笑)。

面白いことに、たまに、番組の中で妙な声が聞こえたり、ノイズが入ったりするのはこういった怪談や心霊をあつかった時が圧倒的に多いんですね。それが霊の声なのか、と聞かれると、わからないとしか言いようがないのも確かなこと。でも、こういった番組に携わるのをマジで嫌がるディレクターさんもほんとにいますしね。

そういえば、『スタンダップ』収録の前、顔合わせした途端にもう番組担当のスタッフさんは、過去、番組制作中に起こった不思議体験や、奇妙な出来事を話し始めて盛り上がり、浦川アナが入ってこられると「だいたいこのABCの建物が建っているところが、昔どんなところだったかと言いますと」と、土地の因縁話が始まったり。怪談で盛り上がったんですよ。だからその時点で、妙なものをおびき寄せた、のかも知れませんね。

でも、私としてはこういった不可解な現象が本番中に起こってくれれば、それは怪を語ると怪を呼ぶと古来から言われていることがやはり起こった、と、ほくそ笑みたいところですが、あんまりマジだと、一般の人たちは怖がっちゃうのかな。
この番組の放送後、夜中から今朝にかけてではありますがすが、『彼岸百物語』のHP閲覧者が、いつもよりぐっと減ったとか。私のこのブログを読んでいる人たちは興味津々といったところでしょうけれども。
『彼岸百物語』、本番中、こりゃ、何か来るなあ。

ちなみに『スタンダップ』、見逃した人。
9月11日(土)27:00(日曜の朝3時)より、ABCテレビにて再放送有ります。
イヤホンを付けて、スタンバイせよ!!




スタンダップ2














ZOOM怪談『彼岸百物語』


彼岸百物語2











期間は、お彼岸に当たる9月24、25、26日の3日間。毎夜23:00からスタート。
題して、
『彼岸百物語』!!
もちろん、3日とも同じ話は被りません。日替わりで実話怪談を生配信します。

聞くときは部屋の電気を消して、イヤホンをつけて、スマホかPCでお楽しみください。

チケットは一夜1300円。

match-ing.jp/patch_higan/

https:/


9月24日(金)23:00(22:30開場)
出演:中山市朗(作家)、[劇団Patch]田中亨、松井勇歩、三好大貴

9月25日(土)23:00(22:30開場)
出演:中山市朗(作家)、[劇団Patch]井上拓哉、吉本考志、星璃

9月26日(日)23:00(22:30開場)
出演:中山市朗(作家)、[劇団Patch]竹下健人、三好大貴、星璃

9月26日(日)24:30(24:00開場)
「㊙アフタートークショー」
出演:星璃、竹下健人、三好大貴、吉本考志、井上拓哉

※怪談LIVEの裏話満載〜三夜で発表された全九話の中からNO1怪談話が決定!

主催]朝日放送テレビ(株)、(株)まごころず

[企画]ABCテレビ
[製作](株)まごころず







kaidanyawa at 13:39|PermalinkComments(5)
プロフィール
中山市朗(なかやまいちろう)

作家、怪異蒐集家、オカルト研究家。
兵庫県生まれ、大阪市在住。


著書に、
<怪 談>




<オカルト・古代史>




などがある。
古代史、聖徳太子の調査から、オカルト研究家としても活動している。






作家の育成機関「中山市朗・作劇塾」を主宰。



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