『市桜怪談夜話』、山の牧場へ行く!! すると噂を聞きつけたオカルト業界人がなぜか終結。 そのメンバーとは??

中山市朗です。

昨日（4日）、『市桜怪談夜話』の特別企画として、「山の牧場」へ潜入してきました。
私は5年ぶり、十回は越えています。
桜井さんは初めて。それに敬志さん、『北野誠のおまえら、行くな』の鎌倉泰川監督。そして秘書ののさん。

















いやあ、業者さんが入って、増改築しているよ、という噂もありますが、堂々とした廃墟ぶり。
事務所には新聞紙やチラシが捨ててありますがね。この「わくわく市」のチラシ。1988年の大売り出しの宣伝。5年前『怪チャンネル』で来た時もこれはあって、その時は光沢がある印刷し立てが今朝、折込に入ってました、みたいな美品でした。ちょっと不思議。
ここ、ドアも無し、窓ガラスも無い、風雨にさらされたところですから。





















1989年6月6日付の神戸新聞。





















ここのカレンダーはすべて1998で止まっていますから、そこは合致するんですが……。















でも『新耳袋・第四夜」の発売が1999年。私が仕事としてここに行くようになったり、マニアの方が散策するようになったのはその後のことですからね。
その間、増改築は進んでいる、土砂崩れしていた道も復旧される、関電のおばちゃんが検針に行っている、でも1999年以後は経営された痕跡はない……??

事務所探索。ここにある石は、例の巨石を砕いたものの一部かと。私がここで29年前に見たものは、私の背より高いもので、その上に一升瓶やら茶碗やら箸が置いてあったわけです。
おや、手前に写っているのは、『北野誠のサイキック青年団』のアニキこと、竹内義和さん?

















これは20年ほど前の牛舎。『新耳袋/第四夜』に書いた状況が残っていました。
















それが今。
















私の解説を聞きながら、あたりを散策する、桜井館長、敬志さん。おや、その奥にいてるのは『TOCANA』の角由紀子編集長?
















今回も面白いものを発見しました。
トイレ。
従業員数人なのになんでこんなにドアが多いのか?
















その天井裏に、動物の骨を桜井館長が発見。















その途端、閉まっていた後方のドアがいきなり開いたそうです。何かあると、出してみると。





















動物の足の骨。先端に爪があるの、わかります?
「中山先生。これ、何だと思います?」と桜井館長。
これは天井裏に小動物が紛れ込んでここで死んだ、というものではない。これは人が置いている。
「ということは?」
「儀式やね」
そう言って私は見つけてしまった。
















殺、というテープで張った文字。右半分は剥がれていて、近くに呪という文字も。
呪詛の跡???

そして今回も注目すべき場所。
真ん中の牛舎が巨大な穴に吸い込まれて、崩壊している場所。
やっぱり穴はより大きく成長しておりました。





















おや?
向こうにいるのは、もと『新耳袋・殴り込み』の豊島圭介監督?

11年前『新耳袋・殴り込み』で豊島監督たちが発見したこのクレーターのような謎の穴。もと、牧草地だったところですよ?
『怪倶楽部』の皆さんの為に、11年前との違いや印象について豊島監督にインタビューしております。













おもろいな、と思ったのが『おまえら、行くな』の鎌倉監督と『新耳袋・殴り込み』の豊島監督が一緒になって山の牧場の取材をしているところ。こんなこと、もう無いでしょうな。

他にも『オカルトエンタメ大学』の学長やカメラマンさんも同行。
つまり、凄いメンバーで「山の牧場」を探索し、取材をしていたというわけです。

竹内さん、私（トイレで見つけた足の骨を持ってるヤツ）、桜井館長が謎の座り込み。
















実は竹内さんをゲストに迎えての『市桜怪談夜話』の収録をしたわけです。
私が学生の頃、故郷近くの山でこんな奇妙な牧場を見た、と最初に報告したのが竹内さんだったのですよ。そして竹内さんが北野誠さんにこの話をして、『サイキック青年団』で怪談特集をして、北野誠さんとの怪談ライブに結びつく。考えたら、そういった流れの原点ともなる場所です。
「山の牧場」の話を「山の牧場」でする。
桜井、竹内両氏は「感慨無量!」と言っておりました。
電波が届かないので、この様子は録画として後日配信されます。


















最後にみんなで。
撮影は、秘書のの。
どれが誰だか、わかるかな〜??

















来年は「山の牧場発見40周年」。
なんかもりあげようぜ〜、と、なりました。