2022年02月08日

2022年02月08日

2月のオンラインサロン怪倶楽部。講座『日本戸板返し』 テーマ「イルミナティと共産主義」

中山市朗です。

オンラインサロン怪俱楽部からのお知らせです。

先月の講座『歳神様と山の神』のアーカイブがあがっております。
日本人がいかに無意識ながらも言霊の世界で生きているのか、理解できると思います。

そして、今月(2月)のスケジュールと内容がでましたので発表します。

2月19日(土)
講座『日本戸板返し』
テーマ「イルミナティと共産主義」

21:00〜

2月26日(土)
オンライン・プライベート怪談会

20:00より24:00まで(時間帯がいつもと違います)。

どちらも終了後、オンライン飲み会があります。


イルミナティと共産主義















北京オリンピックが開幕いたしました。
私はオリンピックにはまったく興味がありませんが、この北京オリンピックは、政治的利用、宣伝、プロパガンダであることは明白で、中国における人権問題に対する西側の外交的ボイコットが問題となっております。
実をいいますと、昨年、コロナ渦の中、強引ともいえる東京オリンピックの開催は、コロナに打ち勝った最初の国が中国になることをよしとしない、アメリカやEUなどの思惑があったわけです。この頃からコロナワクチンの接種が国内で急激に増えましたが、これはオリンピックを必ずやるという約束の元、ワクチンが大量に輸入されたというわけです。
同時期、マスコミでは東京オリンピックに対するネガティブキャンペーンが溢れかえりました。今思うと、それはどこと繋がっていたのか、です。
もし東京オリンピックがマスコミと左派の論調に押し流され、開催されなかったら、今の北京五輪はもっともっと盛り上がって、中国共産党がコロナに打ち勝ったと大々的に勝ち誇っていたことでしょう。
その証拠に、日本のマスコミは北京オリンピックに対してネガティブ報道なんてしていませんよね。
そして、オリンピック開催に当たって中国政府は、開幕の5日前、北京市内での感染者20人なんていっていましたが、全くの嘘だったらしく、北京のある地域では数百人の感染者が出ているが、政府は発表していません。どころかプーチン大統領一行は北京のホテルで関係者やガードマンら16名がオミクロンに感染。プーチンは怒り心頭で各国首脳歓迎の宴会をキャンセルして帰国したんだそうで。やばいやばい!!
選手関係者たちも、200名ほどが感染したとかで、大丈夫かいな?

そもそも中国政府が発表する数字を信じる専門家はおりません。そして、あらゆる分野に巧妙に入り込み、嘘をつき、罠にかけ、国家や思想を破壊し、人から自由を奪うのが共産主義というものです。そういうことを日本人はあまりに知らないでいる。だから日本はスパイ天国とも言われているんです。
日本人の我々からすればスパイなんて映画か小説の中のものですが、共産主義国からすると絶対に必要なものなのです。そういった意味でも中華人民共和国という共産党一党主義の国が、いかに危険なものかという意識に世界は、そして特に日本人は完璧に欠けている、と言わざるを得ません。

共産主義は平等を詠っております。平等。響きはいいですねえ。
でも、平等主義は人から自由を奪うということですよ。
私の子供の頃は日教組に洗脳された先生に教わっておりました。日本は戦争をした悪い国。北朝鮮は理想の楽園、なんて教えられました。共産主義は理想のありかた。平等思想のすばらしさを説く社会科の先生のことは今も覚えております。
人間みな平等。しかしその平等という考えがいかに矛盾を生じさせるか。いかに恐ろしいものか、ここを考えるべきです。

共産主義




















スターリン、毛沢東、ポルトポ……、彼等の政権の下で何が起こったのかを、知るべきです。これらはまぎれもない歴史上の結果です。

ポルポト政権は自国民に何をしたのか?

ポルポト














しかし、恐ろしいのは、彼らは目標実現の為には手段を選ばないことです。
彼等にとって正義であるものは、何を持っても正義なのですから。
我々の感覚では、そんなことあるかいな、そんなわけないやん、ということを平気でやってしまうのが、共産主義者です。だって我々とは考え方が根本的に違うんですもん。
よく、人間同士、話し合えばわかる、という平和主義者がいますが、考え方が違う人間がどう、何を話し合っても分かり合えるはずがありません。どちらの人々も、その価値観の中で教育され、生きているわけですから。

平等思想の対極にあるのが自由主義、言い方を変えると資本主義ということになります。我々が住む世界です。アメリカ合衆国がその代表でしょうか。

ところが私が思うに、アメリカ合衆国も、歴史的に重要なポイントにおいてことごとく間違った選択をしていたと思います。禁酒法、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争……。
アメリカがもう少し賢ければ、と思うわけです。
そして日本も……。

共産主義というのは、理想通りに動きますと理想郷になるかもしれない思想です。しかし、そこには理論はあっても人間は理論で動くものではないということを歴史上で証明したわけです。ソビエト連邦の消滅。東欧諸国の崩壊。北朝鮮の現状。そして現在の習近平の中国。

いったい、この共産主義とは何なのか。それが目指す理想は何なのか。いや、その原点は何なのかを、みなさんに知っていただくために、今回は「イルミナティと共産主義」をテーマといたしました。
いつもは怪員の皆さんのリクエストによってテーマを決めておりますが、今回初めて私の方から提案したテーマです。

このテーマでお分かりと思いますが、共産主義の元となった思想、実践は、18世紀のバイエルンで誕生したイルミナティにあります。オカルト好事家にとって、イルミナティはフリーメーソンを操り、悪魔的思想を注入し、世界を裏で支配しようとした秘密組織としての認識がありましょう。
ただ、秘密組織だの陰謀だの裏の支配だの、というようなことを言うと、無知蒙昧、それこそ差別主義者、狂信的などと言われてしまいます。が、だったら今の中国、北朝鮮の現状はどう説明するのでしょう。彼らは何をしたいのでしょう。
イルミニズムの本質を理解すると、理解できます。イルミニズムは本来人間を不幸にするための思想ではありません。幸福になるための思想だったのです。だが、それを追い求めた結果、不幸になったというわけです。そのあたりのことを今回の講義のテーマとします。
イルミナティとはなにか。共産主義とはなにか。その共通点は?

ちょっと濃い講義になるかも知れませんが、この講義を受けた後は、なんとなく現代の世界情勢が理解できるようになる、と私は確信しておりますが……。

ここから先は、講義で。



昨年12月分の「ほっこり怪談」、今年1月分の「歳神様と山の神」の宣伝用の短編動画を2本、YouTubeにアップしました。
👇
「ほっこり怪談」



👇
「歳神様と山の神」











kaidanyawa at 07:00|PermalinkComments(5)
プロフィール
中山市朗(なかやまいちろう)

作家、怪異蒐集家、オカルト研究家。
兵庫県生まれ、大阪市在住。


著書に、
<怪 談>




<オカルト・古代史>




などがある。
古代史、聖徳太子の調査から、オカルト研究家としても活動している。






作家の育成機関「中山市朗・作劇塾」を主宰。



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