2022年02月
2022年02月28日
ウクライナ問題。これからどうなる? 日本人が考えねばならないこと。
中山市朗です。
昨日の『市桜怪談夜話』、幽霊の音、声、面白かったですねえ。
でも、打ち上げでは桜井さんと真剣に「ウクライナ情勢」について熱く語ってしまいました。
去る19日、オンラインサロン怪倶楽部の講座「日本戸板返し」で、「イルミナティと共産主義」をテーマに講座を開きました。北京オリンピックということで中華人民共和国という国がクローズアップされているタイミングで、中国とはどういう国か、共産主義とは何か、その最終目的は何か、というお話をいたしました。
共産主義とはかくも恐ろしいものだ、と言いはしましたが、まさかあの時はロシアがウクライナ侵攻を行い、全世界を震撼させるとは思いませんでした。ただ、オリンピックが終わると、中国、ロシアで何かが起きる、とは思っておりました。だから急遽、あのテーマで講義をしたわけです。
昨日の桜井さんとの話もそうでしたが、ああいうならず者国家は存在しています。日本はそのならず者国家との間に国境線があるわけです。隣国ですよ。それが海だからピンとは来ませんが。
北方領土を巡ってのロシア、尖閣諸島を巡っての中国、竹島を巡っての韓国。そして国境線はありませんが近い国としてミサイルマンのいる北朝鮮。まあ韓国もいまや中国ベッタリ、北朝鮮への忖度、そして反日。
よくこんなおかしい国が隣国にありながら、日本人は平和を享受してきたものだと思います。
しかし、今回のロシアの行動を見てそうは言っていられなくなりました。
ロシアのあの行動の背景には中国の存在があります。中国は今回のロシアの動きを実質上支援しています。しかし中国はしたたかですから、何を考えているのかわかりませんよ。
おそらくロシアは世界中から経済制裁を受けるでしょうが、そのロシアの受け皿を中国が引き受けるという事になればどうなるでしょうか?
例えば欧州に引いている天然ガスのパイプラインが停止されるとどうなるでしょう?
ロシアの輸出品の半分が天然ガスと石油です。経済的大打撃をロシアは被ります。ところが中国が「ほな、うちが買うたるわ。パイプライン、中国に引いたらええわ」と言ってきたら ロシアは中国に頭が上がらなくなるでしょうねえ。そして中国も天然資源を得られるわけです。
そして中国ぱロシアに対して経済支援をするでしょう。となれば、中国は実質ロシアの経済を握ることになり、対米にあたってのパートナーとしてのロシアに対してイニシアティブが握れます。
プーチンは、習近平に操られている可能性があります。習近平は、ウクライナの情勢を見ています。NATOや特に米軍がどういう立場をとり、米政府はどう動くか、どういうカードをもっているのか?
ロシアはそれにどう対抗し、何を得て、何を失うのか。
これは、中国の世界制覇のためのいわば、前哨戦かも知れません。
中国の世界支配? 何を馬鹿な。いくらなんでもそこまでは考えてないやろ、というあなた。
共産主義をなめてます。
例えば、日本なら日本政府が、米国なら米国政府が国を統制し、統治を行使しています。でも中国は違う。中国政府は、共産党の決定に基づき、中央政府である国務院と地方政府により行使されるとあります。つまり中国政府の上に共産党があり、それは実質上、習近平の意思ということになります。
では、その共産党とは何か。
それは、私の講座「イルミナティと共産主義」を聞きましょう（笑）。3月7日にアーカイブあがります。
共産主義の最終目標は、平等主義です。平等主義に個はありません。よって私有財産は否定されます。
民族も否定します。チベット、ウイグルを見ているとそれわかりますよね。そして国家も否定されます。これは全世界から国境がなくなるという意味です。全世界の民族が一つになります。
全世界の人々が平等になります。
誰の元に?
共産主義、コミューンのもとにですよ。
しかし実質はそこに平等は無い。共産党トップの独裁者がいるだけ。
そのために、中国政府の上に中国共産党があるわけです。極端に言えば、中国政府が無くなってもコミューンが大きな政府を作って統治するというわけです。
そしてそこには、平等という名の下の、独裁者、共産党員、平民という階層が生まれます。意味わかりませんな。
我々は自由がある国に住んでいます。言論の自由、思想の自由、職業選択の自由、住居移転の自由、信仰の自由……。それが無くなるのが平等です。ですから、彼等の考えていること、目標としていることとは相いれないのは当然のことです。話し合いは通じません。価値観が真逆なのですから。
まあ、さすがに歴代の中国共産党の代表は、その野望を現実に思うことはありませんでした。でもその時は国力が無かった。でも今は経済は世界第二位となり、米国の国力は落ちてきています。
永世皇帝になりたい習近平はその野望を持っています。その為にはいかなる犠牲もいとわない。ひょつとしたらその犠牲のひとつがプーチンかも知れないと、私は思っています。
ロシアを手中にしたら、こんどは太平洋でしょう。そのために台湾、尖閣に来るでしょう。
ウクライナと違う点は、まず陸ではなく、海があること。そして日米安全保障条約があります。日本は米軍に対して基地提供義務があり、米軍は日本を防衛する義務がある、というものです。もちろん米軍が日本を防衛するという事は、太平洋覇権を狙う中国から自らの国益を守るという意味もあります。
しかし、戦争となると米政府は米国民の支持が必要となります。
さて、この時、「日本は憲法によって戦争はできないから、あんたらアメリかさんにまかせるわ」ということになると、米国国民が日本を守ることを承認するか、ということになります。で、在日米軍が撤退したならば……。
そろそろ憲法九条について、真剣に考えるべき時です。
ウクライナの憲法にもこういう条項がありました。
第十七条
主権及び領土の保護、経済及び情報の安全の保護は国の最重要機能であり、国民に対する責任でもある。ウクライナの防衛、主権の保護及び不可分にして不可侵であるウクライナ軍に一任する。
（略）
ウクライナ軍及びその他軍事集団は、国民の権利と自由を制限してはならず、また憲法を無視した行動は禁ず。国はウクライナ軍及びその軍事集団に属するものとその家族を社会的に保護する責任がある。
■法に反する軍事行動は認めない。他国の軍隊の駐留は認めない■。
しかし、これはロシアの法ではありません。
日本の憲法九条も日本国内のものであって、他国がこれを守る必要も義務もありません。あたりまえのこと。
日本の平和があったのは、日米安全保障条約が担保されてきたからです。
もうこういう人たちは、目覚めましょう。流石に今は、そんなにいないか。
こう言っている人たち。
自分が殺されるのは勝手ですが、目の前で自分の大切な人や隣人が蹂躙され、強姦され、暴力を振るわれ、殺されているのをじっと待って「私は平和主義者」というのは、もう、自己満足の世界でしかありませんから。そして通州事件、尼港事件、漢口事件、済南事件という日本人虐殺事件があったことを知りましょう。どんな残虐なことがあったか……。それでもあなたは……?
昨日の『市桜怪談夜話』、幽霊の音、声、面白かったですねえ。
でも、打ち上げでは桜井さんと真剣に「ウクライナ情勢」について熱く語ってしまいました。
去る19日、オンラインサロン怪倶楽部の講座「日本戸板返し」で、「イルミナティと共産主義」をテーマに講座を開きました。北京オリンピックということで中華人民共和国という国がクローズアップされているタイミングで、中国とはどういう国か、共産主義とは何か、その最終目的は何か、というお話をいたしました。
共産主義とはかくも恐ろしいものだ、と言いはしましたが、まさかあの時はロシアがウクライナ侵攻を行い、全世界を震撼させるとは思いませんでした。ただ、オリンピックが終わると、中国、ロシアで何かが起きる、とは思っておりました。だから急遽、あのテーマで講義をしたわけです。
昨日の桜井さんとの話もそうでしたが、ああいうならず者国家は存在しています。日本はそのならず者国家との間に国境線があるわけです。隣国ですよ。それが海だからピンとは来ませんが。
北方領土を巡ってのロシア、尖閣諸島を巡っての中国、竹島を巡っての韓国。そして国境線はありませんが近い国としてミサイルマンのいる北朝鮮。まあ韓国もいまや中国ベッタリ、北朝鮮への忖度、そして反日。
よくこんなおかしい国が隣国にありながら、日本人は平和を享受してきたものだと思います。
しかし、今回のロシアの行動を見てそうは言っていられなくなりました。
ロシアのあの行動の背景には中国の存在があります。中国は今回のロシアの動きを実質上支援しています。しかし中国はしたたかですから、何を考えているのかわかりませんよ。
おそらくロシアは世界中から経済制裁を受けるでしょうが、そのロシアの受け皿を中国が引き受けるという事になればどうなるでしょうか?
例えば欧州に引いている天然ガスのパイプラインが停止されるとどうなるでしょう?
ロシアの輸出品の半分が天然ガスと石油です。経済的大打撃をロシアは被ります。ところが中国が「ほな、うちが買うたるわ。パイプライン、中国に引いたらええわ」と言ってきたら ロシアは中国に頭が上がらなくなるでしょうねえ。そして中国も天然資源を得られるわけです。
そして中国ぱロシアに対して経済支援をするでしょう。となれば、中国は実質ロシアの経済を握ることになり、対米にあたってのパートナーとしてのロシアに対してイニシアティブが握れます。
プーチンは、習近平に操られている可能性があります。習近平は、ウクライナの情勢を見ています。NATOや特に米軍がどういう立場をとり、米政府はどう動くか、どういうカードをもっているのか?
ロシアはそれにどう対抗し、何を得て、何を失うのか。
これは、中国の世界制覇のためのいわば、前哨戦かも知れません。
中国の世界支配? 何を馬鹿な。いくらなんでもそこまでは考えてないやろ、というあなた。
共産主義をなめてます。
例えば、日本なら日本政府が、米国なら米国政府が国を統制し、統治を行使しています。でも中国は違う。中国政府は、共産党の決定に基づき、中央政府である国務院と地方政府により行使されるとあります。つまり中国政府の上に共産党があり、それは実質上、習近平の意思ということになります。
では、その共産党とは何か。
それは、私の講座「イルミナティと共産主義」を聞きましょう（笑）。3月7日にアーカイブあがります。
共産主義の最終目標は、平等主義です。平等主義に個はありません。よって私有財産は否定されます。
民族も否定します。チベット、ウイグルを見ているとそれわかりますよね。そして国家も否定されます。これは全世界から国境がなくなるという意味です。全世界の民族が一つになります。
全世界の人々が平等になります。
誰の元に?
共産主義、コミューンのもとにですよ。
しかし実質はそこに平等は無い。共産党トップの独裁者がいるだけ。
そのために、中国政府の上に中国共産党があるわけです。極端に言えば、中国政府が無くなってもコミューンが大きな政府を作って統治するというわけです。
そしてそこには、平等という名の下の、独裁者、共産党員、平民という階層が生まれます。意味わかりませんな。
我々は自由がある国に住んでいます。言論の自由、思想の自由、職業選択の自由、住居移転の自由、信仰の自由……。それが無くなるのが平等です。ですから、彼等の考えていること、目標としていることとは相いれないのは当然のことです。話し合いは通じません。価値観が真逆なのですから。
まあ、さすがに歴代の中国共産党の代表は、その野望を現実に思うことはありませんでした。でもその時は国力が無かった。でも今は経済は世界第二位となり、米国の国力は落ちてきています。
永世皇帝になりたい習近平はその野望を持っています。その為にはいかなる犠牲もいとわない。ひょつとしたらその犠牲のひとつがプーチンかも知れないと、私は思っています。
ロシアを手中にしたら、こんどは太平洋でしょう。そのために台湾、尖閣に来るでしょう。
ウクライナと違う点は、まず陸ではなく、海があること。そして日米安全保障条約があります。日本は米軍に対して基地提供義務があり、米軍は日本を防衛する義務がある、というものです。もちろん米軍が日本を防衛するという事は、太平洋覇権を狙う中国から自らの国益を守るという意味もあります。
しかし、戦争となると米政府は米国民の支持が必要となります。
さて、この時、「日本は憲法によって戦争はできないから、あんたらアメリかさんにまかせるわ」ということになると、米国国民が日本を守ることを承認するか、ということになります。で、在日米軍が撤退したならば……。
そろそろ憲法九条について、真剣に考えるべき時です。
ウクライナの憲法にもこういう条項がありました。
第十七条
主権及び領土の保護、経済及び情報の安全の保護は国の最重要機能であり、国民に対する責任でもある。ウクライナの防衛、主権の保護及び不可分にして不可侵であるウクライナ軍に一任する。
（略）
ウクライナ軍及びその他軍事集団は、国民の権利と自由を制限してはならず、また憲法を無視した行動は禁ず。国はウクライナ軍及びその軍事集団に属するものとその家族を社会的に保護する責任がある。
■法に反する軍事行動は認めない。他国の軍隊の駐留は認めない■。
しかし、これはロシアの法ではありません。
日本の憲法九条も日本国内のものであって、他国がこれを守る必要も義務もありません。あたりまえのこと。
日本の平和があったのは、日米安全保障条約が担保されてきたからです。
もうこういう人たちは、目覚めましょう。流石に今は、そんなにいないか。
こう言っている人たち。
自分が殺されるのは勝手ですが、目の前で自分の大切な人や隣人が蹂躙され、強姦され、暴力を振るわれ、殺されているのをじっと待って「私は平和主義者」というのは、もう、自己満足の世界でしかありませんから。そして通州事件、尼港事件、漢口事件、済南事件という日本人虐殺事件があったことを知りましょう。どんな残虐なことがあったか……。それでもあなたは……?
kaidanyawa at 07:00｜Permalink│Comments(9)│
2022年02月27日
専門家だからこそ、不可思議を指摘できる!? 第12回『市桜怪談夜話』、本日のテーマは「幽霊の音、声」
中山市朗です。
ツイッターなどで中山市郎と表記される方がおられます。検索に引っ掛かりませんので、朗でお願いします。
明朗の朗、朗読の朗、朗報の朗、晴朗の朗、朗誦の朗です。
さて本日は、15:00より『市桜怪談夜話』の第十二回目の配信となります。
月一度のペースでやっておりますので、約一年という事になりますか。
桜井館長とのこの企画、竹内義和さんとの『オカルト解体新書』、オンラインサロン怪俱楽部の講座『日本戸板返し』、そして隔月発売のオーディオ・ブック『市朗妖怪百科』と、一つのテーマを深堀する企画がこれだけありますと、凄く勉強になります。
竹内さんや桜井館長からどんな質問が飛んでくるかわかりません。
ですからいつも「知らないことは知らんと言います」と、予防線を張っております（笑）。
でも最近の大発見は、山の神は近代風の白い衣装を着た女の子だ、という話。ちょっとこれは、山で遭った幽霊かキツネの類の話かと思っていましたが、ははぁ、神様ねえと。
そうなんですよね、白いワンピース姿の若い女性が、その服をひらひらさせながら険しい山道を歩いていたとか、奥深い山で見た、という話がたまにあって、幽霊? いや、人だよ、とされることがあるみたいですが、地元の人にしたら「あんなとこにあんな格好で登れるわけがない」とか「幽霊としてもあんな格好で死んだヤツはいない」ということで、凄く怖いのだとか。知っているから怖い、不思議ということがあるようです。
ちょっと面白い、私にとって衝撃的な回でしたので、怪談というものを深堀したい方はぜひ!
⇩
「山の牧場」もね、専門家を連れて行くと非常に不思議がるんです。専門家だからこそ、これはあり得ない、と指摘できるわけです。知らないとネットの情報をそのまま鵜呑みにして、都合のいい意見を自分の意見として発信してしまう。あっ、そう言えば、遂に山の牧場の最新情報が「地元の人、しかも町役場関係者」からありましたよ。また、近日このブログで触れますね。
さてさて、今回の『市朗怪談夜話』。
「幽霊の音、声」がテーマです。
妙な、聞いていてなんとなく違和感を感じたり、鳥肌がたったりする不可解な音、声ってありますよね。これもね、我々は「たまたまじゃん」とか「空耳ちゃう？」という音声も、音声の技術さんは「ありえない」と指摘してきたりするわけです。「たまたまでこんな音は拾わない」とかね。
まあ、そんな例をお話しながら、霊の正体についていろいろと考察していこうと思います。
どういう展開になるのかは、予測不能!!
本日15:00〜18:00の予定。最初の1時間ほどは無料視聴できます。
有料配信分はいつも盛り上がって大幅延長しております。
終了後は、オンライン打ち上げとなります。無料で参加も出来ます。
チケットご購入は⇩ ■http://kaidantosyo.thebase.in
ツイッターなどで中山市郎と表記される方がおられます。検索に引っ掛かりませんので、朗でお願いします。
明朗の朗、朗読の朗、朗報の朗、晴朗の朗、朗誦の朗です。
さて本日は、15:00より『市桜怪談夜話』の第十二回目の配信となります。
月一度のペースでやっておりますので、約一年という事になりますか。
桜井館長とのこの企画、竹内義和さんとの『オカルト解体新書』、オンラインサロン怪俱楽部の講座『日本戸板返し』、そして隔月発売のオーディオ・ブック『市朗妖怪百科』と、一つのテーマを深堀する企画がこれだけありますと、凄く勉強になります。
竹内さんや桜井館長からどんな質問が飛んでくるかわかりません。
ですからいつも「知らないことは知らんと言います」と、予防線を張っております（笑）。
でも最近の大発見は、山の神は近代風の白い衣装を着た女の子だ、という話。ちょっとこれは、山で遭った幽霊かキツネの類の話かと思っていましたが、ははぁ、神様ねえと。
そうなんですよね、白いワンピース姿の若い女性が、その服をひらひらさせながら険しい山道を歩いていたとか、奥深い山で見た、という話がたまにあって、幽霊? いや、人だよ、とされることがあるみたいですが、地元の人にしたら「あんなとこにあんな格好で登れるわけがない」とか「幽霊としてもあんな格好で死んだヤツはいない」ということで、凄く怖いのだとか。知っているから怖い、不思議ということがあるようです。
ちょっと面白い、私にとって衝撃的な回でしたので、怪談というものを深堀したい方はぜひ!
⇩
有料配信 市桜怪談夜話 第10回「市桜式山怪」 | kaidantosyo
「山の牧場」もね、専門家を連れて行くと非常に不思議がるんです。専門家だからこそ、これはあり得ない、と指摘できるわけです。知らないとネットの情報をそのまま鵜呑みにして、都合のいい意見を自分の意見として発信してしまう。あっ、そう言えば、遂に山の牧場の最新情報が「地元の人、しかも町役場関係者」からありましたよ。また、近日このブログで触れますね。
さてさて、今回の『市朗怪談夜話』。
「幽霊の音、声」がテーマです。
妙な、聞いていてなんとなく違和感を感じたり、鳥肌がたったりする不可解な音、声ってありますよね。これもね、我々は「たまたまじゃん」とか「空耳ちゃう？」という音声も、音声の技術さんは「ありえない」と指摘してきたりするわけです。「たまたまでこんな音は拾わない」とかね。
まあ、そんな例をお話しながら、霊の正体についていろいろと考察していこうと思います。
どういう展開になるのかは、予測不能!!
本日15:00〜18:00の予定。最初の1時間ほどは無料視聴できます。
有料配信分はいつも盛り上がって大幅延長しております。
終了後は、オンライン打ち上げとなります。無料で参加も出来ます。
チケットご購入は⇩ ■http://kaidantosyo.thebase.in
■
kaidanyawa at 08:48｜Permalink│Comments(1)│
2022年02月26日
本日、20:00からですよ。 オンラインサロン怪俱楽部の「プライベート怪談会」!!
中山市朗です。
本日、20:00からですよ。
オンラインサロン怪俱楽部の「プライベート怪談会」!!
オンラインでの開催としては、この時間帯は初めてです。
時間の都合で参加できなかったという「幽霊怪員」のみなさん。どんどん参加してくださいませ。
語る怪談がなくとも参加はできます。
24:00頃終了予定。その後、オンライン飲み会もあります。
『怪談狩り』の新作にもとりかかっております。
ぜひぜひ、怪談をお聞かせください。
怪員制ですので、語る怪談がなくとも参加はできます。
まあ、人の話を聞いているうちに、思い出すと思います。
怪談て、そんなもん。
◆オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
本日、20:00からですよ。
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オンラインでの開催としては、この時間帯は初めてです。
時間の都合で参加できなかったという「幽霊怪員」のみなさん。どんどん参加してくださいませ。
語る怪談がなくとも参加はできます。
24:00頃終了予定。その後、オンライン飲み会もあります。
『怪談狩り』の新作にもとりかかっております。
ぜひぜひ、怪談をお聞かせください。
怪員制ですので、語る怪談がなくとも参加はできます。
まあ、人の話を聞いているうちに、思い出すと思います。
怪談て、そんなもん。
◆オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
kaidanyawa at 06:59｜Permalink│Comments(2)│
2022年02月25日
ロシア、ウクライナに侵攻!! 戦争はなぜ起こる??
中山市朗です。
遂にロシアがウクライナに侵攻しました。
「戦争になるんですか」という問いあわせの電話が、私の所にも数件ありました。
まあ、先日オンラインサロン怪俱楽部の講座で「共産主義国」が何を目指しているのかをお話ししましたが、もうさっそく、やっちゃってくれています。ロシアは共産主義国ではありませんが、やっていることはプーチン独裁主義国です。
昨日（24日）、久しぶりに地上波のテレビ報道をチェックしました。NHKニュースとミヤネ屋。
全部観たわけではないので、そこに言及したかどうかわかりかねますが、私の見たところ、あの解説ではロシアがなぜ侵攻したのか、どうもわからん。
例えば「ミヤネ屋」はずっとこういう地図をテレビ画面に出していました。まあウクライナの問題なのでウクライナの地図を出していたということでしょうけど。
でもこれでは今回の侵攻の本質はわからんですな。
注目していただきたいのは、左下、クリミア半島です。ロシアが実効支配となっていますね。
なぜここをロシアが実効支配しているのか。
グーグルマップで見て見ましょう。クリミア半島にはセヴァストポリという港があります。
ロシアはこれがあるから実行しているのです。
赤い点です。
黒海にある港です。
なぜ、この港を実効支配しているのか。
実は、冬になっても凍らない不凍港なのです。
私はよくこのブログでも、現代の世界情勢をみるなら近代史を見ましょうと言っています。
例えば、日露戦争はなぜ起こったのか?
地図を見てお分かりのように、ロシアは北海道より北にあります。つまり、冬になると国土の港は全部凍ります。港が凍るといかに当時世界最強とされたバルチック艦隊も動けないわけです。
だから、遼東半島を狙ってバルチック艦隊を出港させた。
地図上の旅順とある下に赤印がありますが、ここに港があります。ロシアはここを占拠しようとしたわけです。なぜならここは、不凍港だったからです。ここをバルチック艦隊の基地にすれば、いつでも艦隊を動かせます。
日本としてはそれをされると日本に攻め込まれる危機感が生まれるわけです。だからまず、旅順にあったロシアの要塞を落とす必要があったわけで、乃木将軍率いる陸軍が随分犠牲者を出しながら、ここを押さえたわけです。そして対馬近海に現れたバルチック艦隊と日本の連合艦隊が大海戦を行い、日本が勝ったというのが、日露戦争でした。
つまり、ロシアはそれと同じことをウクライナで行っているのです。
一言で言うと、今回のウクライナ侵攻は、プーチンはいろいろ言い訳をしておりますが、不凍港が欲しい。これです。もう一度、セヴァストポリの地図を見てみましょう。
これではよくわからない。
地図の下、イスタンブールを拡大して見ましょう。
おやおや、運河がありますねえ。
ボスポラス海峡です。
ここを通るとマルマラ海へ達します。
マルマラ海へ入ると、ダーダネルス海峡から地中海へと抜けられます。
つまり、ロシアはセヴァストポリ港が欲しいのです。この港を押さえることでロシア艦隊は地中海にでられるわけで、そこから大西洋に侵出できるわけです。その為にはウクライナを支配下に置く必要があるわけです。
ロシアがどんな高性能の原子力潜水艦、大型の航空母艦を作っても、冬になると母港が使えないなんて、シャレになりませんからな。
ウクライナ政府はそうした危機感を持っていましたから、EUと連合協定を結んでいます。EUの背後には米国があります。いわば軍事同盟によってロシアの侵攻を防いでいたわけです。そして、今度はウクライナがNATOに加盟するのか、という事になった。ロシアはそりゃあもう反対しますよ。
NATOというのは、欧州と北米をあわせた強大な軍事同盟ですから。
ロシアとしたら、ウクライナがNATOに加盟されると確実に、実効支配しているとはいえ、セヴァストポリ港の使用に障害をきたすことは確実です。またNATOの狙いもそこでしょう。
ロシアとしては国益上、ウクライナがNATO入りする前に、侵略するしかない。NATO相手だとさすがにロシアは勝てません。だから、今なのでしょう。それほどロシアはこの不凍港が欲しくて仕方がない。そりゃもう、ロシアの永遠の課題でしたからね。だから本気です。シベリアにいた極東軍もクリミアへ向かって移動しているようです。世界に非難されようが経済制裁を受けようが、ロシアにとってはこの不凍港をわがものにすることが最大の国益なのでしょう。
よく、戦争を起こさないために話し合いを、ということを言う人がいます。
これ、話し合いで決められますか?
話し合うという事はお互いどこかで妥協点を見出す必要が出てきます。
お互いの国益の問題ですから、「お前のやっていることはけしからん。絶対に認めん」と、EUなり米国がいったとしましょう。「はあ、すんません」とロシアが引くと思います?
ロシアは自国の国益を追求します。ロシアがそれをやらなくて、ロシアの国益は誰が保証します?
しかしロシアの国益を優先させると、EU諸国の安全が脅かされます。
だから、お互いの軍事力の存在が、そこに歯止めをかけるわけです。
平和ボケ主義者は、軍隊があるから戦争があるんだ、と言います。その通りです。
しかし、全世界の国々が一斉に軍隊を無くすことはあり得ません。だから、自国防衛のための軍隊は必要なのです。軍隊と軍隊がお互い拮抗しているから、戦争をするリスクが考慮され、戦争というリスクを避けるわけです。米ソ冷戦がそうでした。
軍隊のない国は、こういう覇権を狙う国からはなめられて、軍事進攻されて占領されたり併合されたり国号が変わったりしてしまいます。そこに住んでいる住民たちの権利も自由も奪われ、戦禍によって家を街を失いかねません。だから日本は米国と同盟を結んで、米国の軍事力を背後にして、交渉をするわけです。
我々が今回のウクライナ侵攻で考慮すべきは中国の動きです。
中国こそは、確実に覇権を狙っています。一時、太平洋をお互い二分割しようと米国に持ち掛けた国です。
しかし、それは容易ではありません。
何度も見せたこの地図。また見てみましょう。
中国は太平洋に侵出したいわけです。その為に空母も就役させています。でも、日本列島と台湾がそれを阻んでいるわけです。しかしこの地形、上手くできてますな。
中国はこれが邪魔で仕方がない。
だから中国は尖閣諸島を狙い、台湾を自国のものにしようとしているわけです。これが成功すると、中国は自由に太平洋に侵出できるわけです。
米国が日本と同盟を結び、日本に米軍基地を置くのはまさにその、太平洋の脅威があるからです。これは米国の国益なのです。
中国が戦争をする理由が分からない、という人が専門家にもいますが、何考えとんねんと、不思議でなりません。
中国との対話?
何を話します?
大平洋侵出はあきらめろ? じゃあその見返りに何を中国に与えます?
尖閣あげるわ。
なんにもならんじゃないですか。
ちょっと前にこのブログで書きましたよね。昨年10月の衆院選で沖縄3区から出馬し、落選した立憲民主党の屋良朝博元衆議院議員の発言。「世界には沖縄より小さくても独立している国々はたくさんあるからなぁ」という沖縄独立に肯定的な発言をした件。
沖縄独立論は別にあっていいと思います。言論の自由は保障されています。
しかし、国会議員を務めていた人、日本の国益を第一優先すべき立場だったこの人の発言は、世界情勢とか地政学の意味を何も知らない「頭お花畑」であると言わざるを得ません。沖縄も独立した途端、ウクライナの二の舞になることは確実です。そうなると確実に米軍が出動し、日本も参加せざるを得ません。台湾や東南アジアにそれは飛び火します。第二次太平洋戦争が勃発する可能性は否定できません。そうなると沖縄は再び戦禍に見舞われますよ。
そういった情勢の見えない想像力の欠如は、地政学や歴史を学んでいない証拠です。
日独伊は、なぜ第二次大戦において同盟をしたか。なぜドイツがソ連に侵攻したか。日本が東南アジアに侵出したか。そういう要因をきっちり分析しておくと、能天気なことは言っていられない。
ボーっとしていると、同じような状況になりかねません。
言っておきますが、私は絶対に戦争は反対です。だからこそ、歴史を学ぶわけです。
歴史は確実に繰り返します。今がそうです。すると、何をすべきか、歴史で誰がどんな失敗をしたか、あるいは成功したかが理解できます。これを学ぶべきです。
それが戦争を防ぐための最大の知恵となるはずです。
遂にロシアがウクライナに侵攻しました。
「戦争になるんですか」という問いあわせの電話が、私の所にも数件ありました。
まあ、先日オンラインサロン怪俱楽部の講座で「共産主義国」が何を目指しているのかをお話ししましたが、もうさっそく、やっちゃってくれています。ロシアは共産主義国ではありませんが、やっていることはプーチン独裁主義国です。
昨日（24日）、久しぶりに地上波のテレビ報道をチェックしました。NHKニュースとミヤネ屋。
全部観たわけではないので、そこに言及したかどうかわかりかねますが、私の見たところ、あの解説ではロシアがなぜ侵攻したのか、どうもわからん。
例えば「ミヤネ屋」はずっとこういう地図をテレビ画面に出していました。まあウクライナの問題なのでウクライナの地図を出していたということでしょうけど。
でもこれでは今回の侵攻の本質はわからんですな。
注目していただきたいのは、左下、クリミア半島です。ロシアが実効支配となっていますね。
なぜここをロシアが実効支配しているのか。
グーグルマップで見て見ましょう。クリミア半島にはセヴァストポリという港があります。
ロシアはこれがあるから実行しているのです。
赤い点です。
黒海にある港です。
なぜ、この港を実効支配しているのか。
実は、冬になっても凍らない不凍港なのです。
私はよくこのブログでも、現代の世界情勢をみるなら近代史を見ましょうと言っています。
例えば、日露戦争はなぜ起こったのか?
地図を見てお分かりのように、ロシアは北海道より北にあります。つまり、冬になると国土の港は全部凍ります。港が凍るといかに当時世界最強とされたバルチック艦隊も動けないわけです。
だから、遼東半島を狙ってバルチック艦隊を出港させた。
地図上の旅順とある下に赤印がありますが、ここに港があります。ロシアはここを占拠しようとしたわけです。なぜならここは、不凍港だったからです。ここをバルチック艦隊の基地にすれば、いつでも艦隊を動かせます。
日本としてはそれをされると日本に攻め込まれる危機感が生まれるわけです。だからまず、旅順にあったロシアの要塞を落とす必要があったわけで、乃木将軍率いる陸軍が随分犠牲者を出しながら、ここを押さえたわけです。そして対馬近海に現れたバルチック艦隊と日本の連合艦隊が大海戦を行い、日本が勝ったというのが、日露戦争でした。
つまり、ロシアはそれと同じことをウクライナで行っているのです。
一言で言うと、今回のウクライナ侵攻は、プーチンはいろいろ言い訳をしておりますが、不凍港が欲しい。これです。もう一度、セヴァストポリの地図を見てみましょう。
これではよくわからない。
地図の下、イスタンブールを拡大して見ましょう。
おやおや、運河がありますねえ。
ボスポラス海峡です。
ここを通るとマルマラ海へ達します。
マルマラ海へ入ると、ダーダネルス海峡から地中海へと抜けられます。
つまり、ロシアはセヴァストポリ港が欲しいのです。この港を押さえることでロシア艦隊は地中海にでられるわけで、そこから大西洋に侵出できるわけです。その為にはウクライナを支配下に置く必要があるわけです。
ロシアがどんな高性能の原子力潜水艦、大型の航空母艦を作っても、冬になると母港が使えないなんて、シャレになりませんからな。
ウクライナ政府はそうした危機感を持っていましたから、EUと連合協定を結んでいます。EUの背後には米国があります。いわば軍事同盟によってロシアの侵攻を防いでいたわけです。そして、今度はウクライナがNATOに加盟するのか、という事になった。ロシアはそりゃあもう反対しますよ。
NATOというのは、欧州と北米をあわせた強大な軍事同盟ですから。
ロシアとしたら、ウクライナがNATOに加盟されると確実に、実効支配しているとはいえ、セヴァストポリ港の使用に障害をきたすことは確実です。またNATOの狙いもそこでしょう。
ロシアとしては国益上、ウクライナがNATO入りする前に、侵略するしかない。NATO相手だとさすがにロシアは勝てません。だから、今なのでしょう。それほどロシアはこの不凍港が欲しくて仕方がない。そりゃもう、ロシアの永遠の課題でしたからね。だから本気です。シベリアにいた極東軍もクリミアへ向かって移動しているようです。世界に非難されようが経済制裁を受けようが、ロシアにとってはこの不凍港をわがものにすることが最大の国益なのでしょう。
よく、戦争を起こさないために話し合いを、ということを言う人がいます。
これ、話し合いで決められますか?
話し合うという事はお互いどこかで妥協点を見出す必要が出てきます。
お互いの国益の問題ですから、「お前のやっていることはけしからん。絶対に認めん」と、EUなり米国がいったとしましょう。「はあ、すんません」とロシアが引くと思います?
ロシアは自国の国益を追求します。ロシアがそれをやらなくて、ロシアの国益は誰が保証します?
しかしロシアの国益を優先させると、EU諸国の安全が脅かされます。
だから、お互いの軍事力の存在が、そこに歯止めをかけるわけです。
平和ボケ主義者は、軍隊があるから戦争があるんだ、と言います。その通りです。
しかし、全世界の国々が一斉に軍隊を無くすことはあり得ません。だから、自国防衛のための軍隊は必要なのです。軍隊と軍隊がお互い拮抗しているから、戦争をするリスクが考慮され、戦争というリスクを避けるわけです。米ソ冷戦がそうでした。
軍隊のない国は、こういう覇権を狙う国からはなめられて、軍事進攻されて占領されたり併合されたり国号が変わったりしてしまいます。そこに住んでいる住民たちの権利も自由も奪われ、戦禍によって家を街を失いかねません。だから日本は米国と同盟を結んで、米国の軍事力を背後にして、交渉をするわけです。
我々が今回のウクライナ侵攻で考慮すべきは中国の動きです。
中国こそは、確実に覇権を狙っています。一時、太平洋をお互い二分割しようと米国に持ち掛けた国です。
しかし、それは容易ではありません。
何度も見せたこの地図。また見てみましょう。
中国は太平洋に侵出したいわけです。その為に空母も就役させています。でも、日本列島と台湾がそれを阻んでいるわけです。しかしこの地形、上手くできてますな。
中国はこれが邪魔で仕方がない。
だから中国は尖閣諸島を狙い、台湾を自国のものにしようとしているわけです。これが成功すると、中国は自由に太平洋に侵出できるわけです。
米国が日本と同盟を結び、日本に米軍基地を置くのはまさにその、太平洋の脅威があるからです。これは米国の国益なのです。
中国が戦争をする理由が分からない、という人が専門家にもいますが、何考えとんねんと、不思議でなりません。
中国との対話?
何を話します?
大平洋侵出はあきらめろ? じゃあその見返りに何を中国に与えます?
尖閣あげるわ。
なんにもならんじゃないですか。
ちょっと前にこのブログで書きましたよね。昨年10月の衆院選で沖縄3区から出馬し、落選した立憲民主党の屋良朝博元衆議院議員の発言。「世界には沖縄より小さくても独立している国々はたくさんあるからなぁ」という沖縄独立に肯定的な発言をした件。
沖縄独立論は別にあっていいと思います。言論の自由は保障されています。
しかし、国会議員を務めていた人、日本の国益を第一優先すべき立場だったこの人の発言は、世界情勢とか地政学の意味を何も知らない「頭お花畑」であると言わざるを得ません。沖縄も独立した途端、ウクライナの二の舞になることは確実です。そうなると確実に米軍が出動し、日本も参加せざるを得ません。台湾や東南アジアにそれは飛び火します。第二次太平洋戦争が勃発する可能性は否定できません。そうなると沖縄は再び戦禍に見舞われますよ。
そういった情勢の見えない想像力の欠如は、地政学や歴史を学んでいない証拠です。
日独伊は、なぜ第二次大戦において同盟をしたか。なぜドイツがソ連に侵攻したか。日本が東南アジアに侵出したか。そういう要因をきっちり分析しておくと、能天気なことは言っていられない。
ボーっとしていると、同じような状況になりかねません。
言っておきますが、私は絶対に戦争は反対です。だからこそ、歴史を学ぶわけです。
歴史は確実に繰り返します。今がそうです。すると、何をすべきか、歴史で誰がどんな失敗をしたか、あるいは成功したかが理解できます。これを学ぶべきです。
それが戦争を防ぐための最大の知恵となるはずです。
kaidanyawa at 01:01｜Permalink│Comments(7)│
2022年02月24日
『Dark Night Vol・41』の開催決定!! ゲストは初登場、吉田悠軌さん!!
中山市朗です。
お待たせいたしました!!
『Dark Night Vol・41』の開催が決まりました!!
ホームグラウンド、道頓堀ZAZAHOUSE。
4月16日（土）24:00〜5:00 ※オールナイト!!
司会は、我が秘書・のの
そしてゲストは、吉田会長こと吉田悠軌さんです。
いよいよ来ましたかな?
二人でのガチ・トークというのは、これが初めてということになります。
きっと、今までとは違う、怪談の深堀りが展開すると思われます。
乞う、ご期待!!
予約開始は、明日21:00から開始します。
詳細は⇩
http://sakugeki.com/?page_id=2
その前に、
明後日26日（土）は、
オンラインサロン怪倶楽部にて「プライベート怪談会」を開催します。
今回はいつもと時間帯が違いまして、20:00から24:00とします。
これで参加しやすくなった人もいるのでは?
いろいろ時間帯を模索しております。
一人でも多くの怪員の皆様の参加を期待いたします。
怪倶楽部への入会法は最後に表記しております。
そして27日（日）は桜井館長との『市桜怪談夜話』の生配信があります。
第十二回目の今回は、「幽霊の音、声」がテーマとなります。
妙な、ゾゾゾッとする声、私聞いたことあります。何度か。
それに録音されてしまった妙な音、も。
音声解析によると、みたいな話。
いろいろ例を挙げながら、深堀します。
2月27（日）15:00〜18:00
視聴チケットご購入は⇩ ■http://kaidantosyo.thebase.in
最初1時間ほどは無料視聴できます。
また、終了時間は毎回大幅に延長しておりますが、無料参加された方も含めてのオンライン打ち上げもっておりますので、こぞってのご視聴お願いいたします!!
そして竹内義和さんとの『オカルト解体新書』は毎偶数日に更新しております。
ただ今テーマは「人形怪談」という事になっております。
今晩19時頃、3回目の人形怪談が更新される予定です。
こちらはYouTubeで無料視聴していただけます。
◆オンラインサロン怪倶楽部の入会の仕方!!
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
お待たせいたしました!!
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4月16日（土）24:00〜5:00 ※オールナイト!!
司会は、我が秘書・のの
そしてゲストは、吉田会長こと吉田悠軌さんです。
いよいよ来ましたかな?
二人でのガチ・トークというのは、これが初めてということになります。
きっと、今までとは違う、怪談の深堀りが展開すると思われます。
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今回はいつもと時間帯が違いまして、20:00から24:00とします。
これで参加しやすくなった人もいるのでは?
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一人でも多くの怪員の皆様の参加を期待いたします。
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そして27日（日）は桜井館長との『市桜怪談夜話』の生配信があります。
第十二回目の今回は、「幽霊の音、声」がテーマとなります。
妙な、ゾゾゾッとする声、私聞いたことあります。何度か。
それに録音されてしまった妙な音、も。
音声解析によると、みたいな話。
いろいろ例を挙げながら、深堀します。
2月27（日）15:00〜18:00
視聴チケットご購入は⇩ ■http://kaidantosyo.thebase.in
■
最初1時間ほどは無料視聴できます。
また、終了時間は毎回大幅に延長しておりますが、無料参加された方も含めてのオンライン打ち上げもっておりますので、こぞってのご視聴お願いいたします!!
そして竹内義和さんとの『オカルト解体新書』は毎偶数日に更新しております。
ただ今テーマは「人形怪談」という事になっております。
今晩19時頃、3回目の人形怪談が更新される予定です。
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kaidanyawa at 08:27｜Permalink│Comments(3)│
2022年02月21日
2月26日20:00〜オンライン「プライベート怪談会」 2月27日15:00〜『市楼怪談夜話』テーマは「音、声で来る幽霊!」
中山市朗です。
『市桜怪談夜話』からのお知らせです。
第十二回となります今回のテーマは「幽霊の音」。
一万話以上の怪異体験談を集めておりますと、いろいろ分かってくることがあります。
人間、五感というものがありまして、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚を言います。第六感というものがありまして、これは五感を超越したもの、理屈ではない本質的なもの、予兆とか危険を感じるとかそういうものです。
霊というものは、この六感のいずれかに訴えかけてくる、ようです。
で、今回の『市楼怪談夜話』は、そのうちの聴覚で訴えかけてくる霊についていろいろ例を出しながら、考察していこうというものです。
幽霊の声を聴いた人たちの話。その声とは、いったいどういうものだったのでしょうか?
声を聴くというのは、どういう状態なのか? それは波長か何かが同調しているということなのだろうか? よく言われるラップ音とは何か?
耳から何かを訴える幽霊たち。
けっこう、放送局なんかにも、そういう原因不明の音源は残っていて、音声分析されたりしています。
するとね、やっぱり……!!
今回はそういった、声や音から来る霊の実態に迫ります!!
第十二回『市楼怪談夜話〜幽霊の音、声』
2月27日（日）15:00〜18:00
視聴チケットご購入は⇩
■https://kaidantosyo.thebase.in
なお、その前日は、オンラインサロン怪倶楽部の「プライベート怪談会」となっております。
怪員のみなみなさま、ふるって参加をお願いいたします。
いつもと違う時間帯を設定いたしました。
◆2月26日（土）
20:00〜24:00
これで参加しやすくなったんちゃう?
終了後、オンライン飲み会があります。
オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
『市桜怪談夜話』からのお知らせです。
第十二回となります今回のテーマは「幽霊の音」。
一万話以上の怪異体験談を集めておりますと、いろいろ分かってくることがあります。
人間、五感というものがありまして、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚を言います。第六感というものがありまして、これは五感を超越したもの、理屈ではない本質的なもの、予兆とか危険を感じるとかそういうものです。
霊というものは、この六感のいずれかに訴えかけてくる、ようです。
で、今回の『市楼怪談夜話』は、そのうちの聴覚で訴えかけてくる霊についていろいろ例を出しながら、考察していこうというものです。
幽霊の声を聴いた人たちの話。その声とは、いったいどういうものだったのでしょうか?
声を聴くというのは、どういう状態なのか? それは波長か何かが同調しているということなのだろうか? よく言われるラップ音とは何か?
耳から何かを訴える幽霊たち。
けっこう、放送局なんかにも、そういう原因不明の音源は残っていて、音声分析されたりしています。
するとね、やっぱり……!!
今回はそういった、声や音から来る霊の実態に迫ります!!
第十二回『市楼怪談夜話〜幽霊の音、声』
2月27日（日）15:00〜18:00
視聴チケットご購入は⇩
■https://kaidantosyo.thebase.in
■
なお、その前日は、オンラインサロン怪倶楽部の「プライベート怪談会」となっております。
怪員のみなみなさま、ふるって参加をお願いいたします。
いつもと違う時間帯を設定いたしました。
◆2月26日（土）
20:00〜24:00
これで参加しやすくなったんちゃう?
終了後、オンライン飲み会があります。
オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
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詳しくは、s.music.jp/707Qg
kaidanyawa at 09:57｜Permalink│Comments(2)│
2022年02月20日
講座「イルミナティと共産主義」終了!!
中山市朗です。
昨夜のオンラインサロン怪俱楽部、講座「イルミナティと共産主義」。受講された怪員の皆さん、いかがでしたでしょうか?
受講されなかった怪員の皆さんも、3月7日にアーカイブをアップいたしますのでそちらでご視聴ください。
ちょっとまあ、こういう閉じられたサロンだから言える、ということもあって、セーブせずに講義させていただきました。
共産主義とは何かということが理解できると、世界の情勢を見る目も変わります。
そして、隣国、中華人民共和国の脅威の要因も理解できましょうし、共産主義は何を最終目標にしているのかを知ると、最近の中国の動きも、さもありなん、と思われるでしょう。
昨日は時間の関係もあって、いろいろ言い残したこともあります。
捕捉しておきますが、ユートピアを目指した理想共産主義と、マルクス主義は違うという点です。
マルクス主義を体系化して、レーニンが応用して、ロシアにソビエトという共産主義一党独裁の社会主義国家を建設したのがマルクス主義。中国共産党は、労働者を農民に置き換えたマルクス主義の継承でした。
このカール・マルクスが若き頃参加した、ロンドンの国際秘密組織の前進にあたるある同盟組織が、パリの大東社と関係し、大東社は解散させられたイルミナテイの指導者たちが入り込んでいた、というつながりがあったわけです。
イルミナティは悪魔教にとりつかれていた。という意見もありますが、その綱領をよく読むと、人間の覚醒と平等の精神が謳われています。宗教と君主制と家族制度の破壊は、やっぱり当時は危険視されました。
共産主義を実現化させるための前段階が社会主義です。いわば社会主義の理想形が共産主義ということになります。
資本主義社会は、資本家のみが大儲けして労働者は貧困のままに置かれ、大した保証もない。だから、国があらゆるものを管理して、それぞれに分配して貧困の差を無くそう、というのが社会主義の考えです。共産主義となると、その国もいらない、というのが最終目標となります。
また、これは講義の中で触れましたが、世界で社会主義がいちばん成功したのは日本である、という意見もあります。
今、日本の経済は停滞していて賃金も上がらない、失われた30年とかいわれています。資本主義の限界か、と言う人もいます。
とはいえ、日本は社会主義国である（そういっている中国人もいます）、と考えれば納得いくような気がします。
教育は概ね保証されている。国民全員が健康保険を持ち、気軽に安い費用で医療が受けられ、大卒のサラリーマンは概ね同じ給料でスタートし、スーパー、コンビニ、ファーストフード店で安価で食料は手に入る。国民はみな横並び。出る杭は打たれる。疑問に思いながらも今はみんなマスクをしている。強制されなくとも自粛する。大きな差別も無い。国による規制が多い。家族制度は崩壊しつつある。
ははあ、確かにこりゃ社会主義ですな。
ということは、日本の経済が停滞しているのは、社会主義になったからと、言えるかもしれませんね。
昨夜のオンラインサロン怪俱楽部、講座「イルミナティと共産主義」。受講された怪員の皆さん、いかがでしたでしょうか?
受講されなかった怪員の皆さんも、3月7日にアーカイブをアップいたしますのでそちらでご視聴ください。
ちょっとまあ、こういう閉じられたサロンだから言える、ということもあって、セーブせずに講義させていただきました。
共産主義とは何かということが理解できると、世界の情勢を見る目も変わります。
そして、隣国、中華人民共和国の脅威の要因も理解できましょうし、共産主義は何を最終目標にしているのかを知ると、最近の中国の動きも、さもありなん、と思われるでしょう。
昨日は時間の関係もあって、いろいろ言い残したこともあります。
捕捉しておきますが、ユートピアを目指した理想共産主義と、マルクス主義は違うという点です。
マルクス主義を体系化して、レーニンが応用して、ロシアにソビエトという共産主義一党独裁の社会主義国家を建設したのがマルクス主義。中国共産党は、労働者を農民に置き換えたマルクス主義の継承でした。
このカール・マルクスが若き頃参加した、ロンドンの国際秘密組織の前進にあたるある同盟組織が、パリの大東社と関係し、大東社は解散させられたイルミナテイの指導者たちが入り込んでいた、というつながりがあったわけです。
イルミナティは悪魔教にとりつかれていた。という意見もありますが、その綱領をよく読むと、人間の覚醒と平等の精神が謳われています。宗教と君主制と家族制度の破壊は、やっぱり当時は危険視されました。
共産主義を実現化させるための前段階が社会主義です。いわば社会主義の理想形が共産主義ということになります。
資本主義社会は、資本家のみが大儲けして労働者は貧困のままに置かれ、大した保証もない。だから、国があらゆるものを管理して、それぞれに分配して貧困の差を無くそう、というのが社会主義の考えです。共産主義となると、その国もいらない、というのが最終目標となります。
また、これは講義の中で触れましたが、世界で社会主義がいちばん成功したのは日本である、という意見もあります。
今、日本の経済は停滞していて賃金も上がらない、失われた30年とかいわれています。資本主義の限界か、と言う人もいます。
とはいえ、日本は社会主義国である（そういっている中国人もいます）、と考えれば納得いくような気がします。
教育は概ね保証されている。国民全員が健康保険を持ち、気軽に安い費用で医療が受けられ、大卒のサラリーマンは概ね同じ給料でスタートし、スーパー、コンビニ、ファーストフード店で安価で食料は手に入る。国民はみな横並び。出る杭は打たれる。疑問に思いながらも今はみんなマスクをしている。強制されなくとも自粛する。大きな差別も無い。国による規制が多い。家族制度は崩壊しつつある。
ははあ、確かにこりゃ社会主義ですな。
ということは、日本の経済が停滞しているのは、社会主義になったからと、言えるかもしれませんね。
kaidanyawa at 10:57｜Permalink│Comments(2)│
2022年02月19日
『竹内・市朗 オカルト解体新書』テーマ「陰陽道」全4回。オカルト好事家必見!!
中山市朗です。
毎偶数日に配信しております『竹内・市朗 オカルト解体新書』。
ワンテーマを4回に分けて取り上げております。
今回は、これぞ日本のオカルト、陰陽道について。
このテーマは、深堀すればするほど面白いものが出てきまして、今後も何度も取り上げることになるかなと。式神の正体とか、東北の呪術とのつながりとか、あるいは古代エジプトから来た奥義とか。
今回は、まあ入門編。その4回目が昨日配信され、一応終了です。
陰陽道についての基礎的な知識を知る機会ですので、ぜひ、ご視聴ください。
第一回「陰陽師って公務員!?」
陰陽道の知識、技術、実践法は朝廷によって管理されました。律令制において中務省に属していて、陰陽師たちは朝廷からお給料をもらっておりました。ですから公務員です。
その陰陽道というものは、いつ、どこから来たのか。元はどのようなものなのか。そして陰陽師たちは何をしていたのか。
その成り立ちなどを解説しております。
第二回「安倍晴明の考えた陰陽五行とは?」
陰陽道の基本的な考え方は、陰陽五行というものです。
古代中国の道教の考え方ですが、日本式のアレンジもされております。
陰陽五行を図案化したものが、これです。その意味も解説しております。
第三回「安倍晴明の逸話」
陰陽師といえば、安倍晴明。彼は稀代の陰陽師でちょっと格が違うようです。
晴明という人は、どこが凄かったのか、その証拠は?
安倍晴明の正体はいかに!?
第四回「現代の陰陽師」
陰陽師と自称している人たちは大勢いるようですが、彼らははたしてホンモノなのか?
私が思うに、そういう能力を持った人たちは今もいて、ある大きな仕事をしているようです……。
ということで、今回はこれでおしまい。
再度、陰陽道について語る時は、皆さんの知らない隠された陰陽道のお話を……。
そして本日は、オンラインサロン怪倶楽部の講座の日です。
テーマは「イルミナティと共産主義」
21:00よりスタートです。
◆オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
毎偶数日に配信しております『竹内・市朗 オカルト解体新書』。
ワンテーマを4回に分けて取り上げております。
今回は、これぞ日本のオカルト、陰陽道について。
このテーマは、深堀すればするほど面白いものが出てきまして、今後も何度も取り上げることになるかなと。式神の正体とか、東北の呪術とのつながりとか、あるいは古代エジプトから来た奥義とか。
今回は、まあ入門編。その4回目が昨日配信され、一応終了です。
陰陽道についての基礎的な知識を知る機会ですので、ぜひ、ご視聴ください。
第一回「陰陽師って公務員!?」
陰陽道の知識、技術、実践法は朝廷によって管理されました。律令制において中務省に属していて、陰陽師たちは朝廷からお給料をもらっておりました。ですから公務員です。
その陰陽道というものは、いつ、どこから来たのか。元はどのようなものなのか。そして陰陽師たちは何をしていたのか。
その成り立ちなどを解説しております。
第二回「安倍晴明の考えた陰陽五行とは?」
陰陽道の基本的な考え方は、陰陽五行というものです。
古代中国の道教の考え方ですが、日本式のアレンジもされております。
陰陽五行を図案化したものが、これです。その意味も解説しております。
第三回「安倍晴明の逸話」
陰陽師といえば、安倍晴明。彼は稀代の陰陽師でちょっと格が違うようです。
晴明という人は、どこが凄かったのか、その証拠は?
安倍晴明の正体はいかに!?
第四回「現代の陰陽師」
陰陽師と自称している人たちは大勢いるようですが、彼らははたしてホンモノなのか?
私が思うに、そういう能力を持った人たちは今もいて、ある大きな仕事をしているようです……。
ということで、今回はこれでおしまい。
再度、陰陽道について語る時は、皆さんの知らない隠された陰陽道のお話を……。
そして本日は、オンラインサロン怪倶楽部の講座の日です。
テーマは「イルミナティと共産主義」
21:00よりスタートです。
◆オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
kaidanyawa at 06:04｜Permalink│Comments(0)│
2022年02月18日
オンラインサロン怪倶楽部、19日の講座は「イルミナティと共産主義」!!
中山市朗です。
北京オリンピックに関する、競技以外のニュースもたくさん報道やネットを賑わせておりますが、私はオリンピックそのものに興味が無いので、見ておりません。
ただ、中華人民共和国といういびつな国家が、このオリンピックをどう利用し、オリンピック後にどう動くのかが気になります。今はオリンピックを成功させることが、中国共産党の最重要案件ですが、これが終わるといよいよ本性を現すんじゃないかと思います。
さっき、中国はいびつな国家と書きましたが、もちろん、中国共産党からすれば、やるべきことを推進するだけのことです。ただその思想、やり方は、我々民主主義の国に住む者の常識とは違うもの、あるいは相反するものです。自分が、あるいは民族が、国家が、正義と思うもの、正当性だと主張するべきものの価値観がまるで違う、ということです。
よく話し合いで解決を、という人がいますが、この価値観がまったく相いれない者同士が話し合っても、無駄なのです。正しいと思うものが、違うわけですから。
昨年の11月12日、北京冬季オリンピックを控えたこの日、北京で、中国共産党第19期中央委員会6回全体会議が開催されました。重視すべきはこの会議で「歴史決議」が採択されたことです。
この「歴史決議」が採択されたのは、中国共産党100年の歴史で3度目となります。
1度目は1941年、中国共産主義の創始者毛沢東によるもの。これによって対立勢力を否定し、中国共産党路線の正当性が示されました。そして、1949年中華人民共和国という共産党一党支配がはじまりました。
2度目は1981年、��小平によるもので、彼はなんと毛沢東路線を否定したわけです。そして中国を超経済国家路線に導いたのが��小平だったのです。松下幸之助氏を招へいして「君子の約束」を交わしました。中国の経済発展の根源には、日本の技術力が必要だったというわけです。
中国共産党100年の歴史で、この毛沢東と��小平の二人は、別格とされています。
そして、昨年の3度目。習近平によるもの。つまり、習近平は3人目の別格、あるいは永世皇帝になろうとしていると思われます。
産経新聞はこれを「社会主義現代国家を掲げ、資本主義との対立構図が世界で再び生じようとしている」と報じました。
ということは、毛沢東、��小平に並ぶ、いや、もっと偉大な功績を狙って、習近平は行動を起こすことを主眼としていると言っていいでしょう。
その布石は、香港、チベットの政治的圧殺と、ウイグル族の問題として起こっています。ウイグル族の問題に関しては、アメリカでは「ジェノサイド」として認定して非難していますが、世界のどこの誰に何と言われようと中国共産党はこれは正当性のあるものだと主張を曲げません。
おそらくオリンピックが終わると、台湾、東シナ海、尖閣が狙われるでしょう。軍事衝突もあるかもしれません。
「そんな物騒なこと、いまどき中国と言えど、するはずがない」と言っている人は、共産主義とは何かを知らない人です。
だから、それを前もって封じ込めるための日米豪印4か国によるクワッド、米豪英によるオーカスが提起されたわけです。
さて、この共産主義とはなにか、ということです。
私の小中学生の頃は、日教組の先生たちがほとんどで「共産主義」を称え、北朝鮮は理想の国だなんて教えられました。その頃の作家や芸術家、映画、演劇人にも共産主義者はいっぱいいました。芸術家たるもの、反政府、反権力じゃないと、という時代でもあったのでしょうか。ところが突如、ソ連の崩壊や、北朝鮮の拉致事件などが明るみになって、「あれれ?」となったわけです。
それでも、共産主義というものの実態がよくわからない、というのが現状でしょう。
よく知りませんが、今の北京オリンピックに参加している選手、関係者、報道関係者、自前のスマホとか持ち込んでいるんじゃないでしょうね。日本政府はそこについては注意は促したようですが、対策は何もやっていませんから、岸田政権の無能ぶりが露呈しちゃってます。また、平気で共産主義の国に自前のスマホやPCを持ち込むこと事態、もう、何もわかっちゃいない。
しかしですね、世界中のインテリや政治家、若者たちを惹きつけたのも共産主義の考え方であったことも確かです。つまり、理論としては人間が幸福になるためには間違ってはいないのでしょう。じゃあ、どこでどう間違ったのか。
それ、イルミナティの要綱を分析すれば、理解できます。
ということで、19日のオンラインサロン「怪倶楽部」の講座「日本戸板返し」。
テーマは「イルミナティと共産主義」について解説します。
共産主義の思想の元は、1776年バイエルンで創設された結社イルミナティの要綱に見られます。
これを分析すると、マルクス・エンゲルスの掲げた「共産党瀬名玄」の要綱になっていくわけです。
ここからは、講座で。
2月19日（土）21:00より。終了後、オンライン飲み会もあります。
◆オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
北京オリンピックに関する、競技以外のニュースもたくさん報道やネットを賑わせておりますが、私はオリンピックそのものに興味が無いので、見ておりません。
ただ、中華人民共和国といういびつな国家が、このオリンピックをどう利用し、オリンピック後にどう動くのかが気になります。今はオリンピックを成功させることが、中国共産党の最重要案件ですが、これが終わるといよいよ本性を現すんじゃないかと思います。
さっき、中国はいびつな国家と書きましたが、もちろん、中国共産党からすれば、やるべきことを推進するだけのことです。ただその思想、やり方は、我々民主主義の国に住む者の常識とは違うもの、あるいは相反するものです。自分が、あるいは民族が、国家が、正義と思うもの、正当性だと主張するべきものの価値観がまるで違う、ということです。
よく話し合いで解決を、という人がいますが、この価値観がまったく相いれない者同士が話し合っても、無駄なのです。正しいと思うものが、違うわけですから。
昨年の11月12日、北京冬季オリンピックを控えたこの日、北京で、中国共産党第19期中央委員会6回全体会議が開催されました。重視すべきはこの会議で「歴史決議」が採択されたことです。
この「歴史決議」が採択されたのは、中国共産党100年の歴史で3度目となります。
1度目は1941年、中国共産主義の創始者毛沢東によるもの。これによって対立勢力を否定し、中国共産党路線の正当性が示されました。そして、1949年中華人民共和国という共産党一党支配がはじまりました。
2度目は1981年、��小平によるもので、彼はなんと毛沢東路線を否定したわけです。そして中国を超経済国家路線に導いたのが��小平だったのです。松下幸之助氏を招へいして「君子の約束」を交わしました。中国の経済発展の根源には、日本の技術力が必要だったというわけです。
中国共産党100年の歴史で、この毛沢東と��小平の二人は、別格とされています。
そして、昨年の3度目。習近平によるもの。つまり、習近平は3人目の別格、あるいは永世皇帝になろうとしていると思われます。
産経新聞はこれを「社会主義現代国家を掲げ、資本主義との対立構図が世界で再び生じようとしている」と報じました。
ということは、毛沢東、��小平に並ぶ、いや、もっと偉大な功績を狙って、習近平は行動を起こすことを主眼としていると言っていいでしょう。
その布石は、香港、チベットの政治的圧殺と、ウイグル族の問題として起こっています。ウイグル族の問題に関しては、アメリカでは「ジェノサイド」として認定して非難していますが、世界のどこの誰に何と言われようと中国共産党はこれは正当性のあるものだと主張を曲げません。
おそらくオリンピックが終わると、台湾、東シナ海、尖閣が狙われるでしょう。軍事衝突もあるかもしれません。
「そんな物騒なこと、いまどき中国と言えど、するはずがない」と言っている人は、共産主義とは何かを知らない人です。
だから、それを前もって封じ込めるための日米豪印4か国によるクワッド、米豪英によるオーカスが提起されたわけです。
さて、この共産主義とはなにか、ということです。
私の小中学生の頃は、日教組の先生たちがほとんどで「共産主義」を称え、北朝鮮は理想の国だなんて教えられました。その頃の作家や芸術家、映画、演劇人にも共産主義者はいっぱいいました。芸術家たるもの、反政府、反権力じゃないと、という時代でもあったのでしょうか。ところが突如、ソ連の崩壊や、北朝鮮の拉致事件などが明るみになって、「あれれ?」となったわけです。
それでも、共産主義というものの実態がよくわからない、というのが現状でしょう。
よく知りませんが、今の北京オリンピックに参加している選手、関係者、報道関係者、自前のスマホとか持ち込んでいるんじゃないでしょうね。日本政府はそこについては注意は促したようですが、対策は何もやっていませんから、岸田政権の無能ぶりが露呈しちゃってます。また、平気で共産主義の国に自前のスマホやPCを持ち込むこと事態、もう、何もわかっちゃいない。
しかしですね、世界中のインテリや政治家、若者たちを惹きつけたのも共産主義の考え方であったことも確かです。つまり、理論としては人間が幸福になるためには間違ってはいないのでしょう。じゃあ、どこでどう間違ったのか。
それ、イルミナティの要綱を分析すれば、理解できます。
ということで、19日のオンラインサロン「怪倶楽部」の講座「日本戸板返し」。
テーマは「イルミナティと共産主義」について解説します。
共産主義の思想の元は、1776年バイエルンで創設された結社イルミナティの要綱に見られます。
これを分析すると、マルクス・エンゲルスの掲げた「共産党瀬名玄」の要綱になっていくわけです。
ここからは、講座で。
2月19日（土）21:00より。終了後、オンライン飲み会もあります。
◆オンラインサロン「怪倶楽部」
怪について語り聴き知る体感する、の怪員制のオンラインサロンです。
怪員募集（有料）しております。
興味ある方は、下記の通り!!
◆オンラインサロン『怪倶楽部』。怪員募集中。
月額制。プライベート怪談会、中山市朗の怪講座『日本戸板返し』など。
詳しくは、s.music.jp/707Qg
kaidanyawa at 07:50｜Permalink│Comments(6)│
2022年02月17日
『竹内・市朗 オカルト解体新書』&『不思議大百科』がコラボ?
中山市朗です。
『竹内・市朗 オカルト解体新書 』と、下駄華緒君、田中敏行君のYouTubeチャンネル『不思議大百科』のコラボ配信のため、四国は高知県に行ってまいりました。
ここは、登録有形文化財、となっている日本家屋。
築120年はくだらないといいます。
こういう家屋で。むちろんん日本庭園付き。
玄関です。
実は玄関だけでも5つ!!
ある玄関を中から。
私、竹内義和さん、下駄華緒君、そしてカメラマンやなど総勢6人。
ここで宿泊と収録。
日本庭園。
庭園に沿った縁側。
こういった日本家屋の独特な様式美、形は今や無くなりつつありますな。
大阪にも近年までは沢山あったのですが、老朽化や固定資産税の関係で、随分と姿を消しておりますな。
こちら、廊下。
この欄間。明治に作られたもので、今や同じものを作ることは不可能だそうです。
茶室もあります。
トイレは有田焼?
ただ、この家の造りは普通やない。
この建物の建造は高知城造営に関わった人による技術が使用されていること。
高知城は享保12年（1727）にほぼ全焼しており、再建された時の技術、普請がしようされているとのこと。
先ほどの欄間もそうですが、床の間の横にこういう棚があったりします。
上の棚を開けると、神棚になっていたりとか。
こういう造りとか。
ここは何なのかと言いますと、下駄華緒君の親族に当たる方が管理されていたもので、もともと医者一家が住んでいたそうですが、空き家となり、一旦廃屋となり、あちこちが痛んでいたのを、管理されている方が買い取り、数千万単位の金額でもって、完全修復されたというもの。その方から、その際に起こった怪異もお聞きしましたよ!!
というわけで、先日ここで『オカルト解体新書』と『不思議大百科』のコラボ収録をいたしました。
近日、何かの折に公開されます。
下駄華緒君、ありがとうございました。
そして収録の翌日は遠い所、お付き合いさせてしまいました。お疲れ様でした。またよろしくお願いいたします。ええもん見せてもらいました。
最新の『オカルト解体新書〜陰陽道編・其之参』はこちら。
レギュラー配信であるこちらは、いつものように私の書斎からお送りしております。
偶数日の夜に新作をアップしております!!
またお土産話、書きます。
『竹内・市朗 オカルト解体新書 』と、下駄華緒君、田中敏行君のYouTubeチャンネル『不思議大百科』のコラボ配信のため、四国は高知県に行ってまいりました。
ここは、登録有形文化財、となっている日本家屋。
築120年はくだらないといいます。
こういう家屋で。むちろんん日本庭園付き。
玄関です。
実は玄関だけでも5つ!!
ある玄関を中から。
私、竹内義和さん、下駄華緒君、そしてカメラマンやなど総勢6人。
ここで宿泊と収録。
日本庭園。
庭園に沿った縁側。
こういった日本家屋の独特な様式美、形は今や無くなりつつありますな。
大阪にも近年までは沢山あったのですが、老朽化や固定資産税の関係で、随分と姿を消しておりますな。
こちら、廊下。
この欄間。明治に作られたもので、今や同じものを作ることは不可能だそうです。
茶室もあります。
トイレは有田焼?
ただ、この家の造りは普通やない。
この建物の建造は高知城造営に関わった人による技術が使用されていること。
高知城は享保12年（1727）にほぼ全焼しており、再建された時の技術、普請がしようされているとのこと。
先ほどの欄間もそうですが、床の間の横にこういう棚があったりします。
上の棚を開けると、神棚になっていたりとか。
こういう造りとか。
ここは何なのかと言いますと、下駄華緒君の親族に当たる方が管理されていたもので、もともと医者一家が住んでいたそうですが、空き家となり、一旦廃屋となり、あちこちが痛んでいたのを、管理されている方が買い取り、数千万単位の金額でもって、完全修復されたというもの。その方から、その際に起こった怪異もお聞きしましたよ!!
というわけで、先日ここで『オカルト解体新書』と『不思議大百科』のコラボ収録をいたしました。
近日、何かの折に公開されます。
下駄華緒君、ありがとうございました。
そして収録の翌日は遠い所、お付き合いさせてしまいました。お疲れ様でした。またよろしくお願いいたします。ええもん見せてもらいました。
最新の『オカルト解体新書〜陰陽道編・其之参』はこちら。
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偶数日の夜に新作をアップしております!!
またお土産話、書きます。
kaidanyawa at 07:00｜Permalink│Comments(1)│
2022年02月15日
霊や呪い、祟りは存在するのか!? 生首村、再調査開始!!
中山市朗です。
先日、ユニークな方を紹介していただき、お会いしていろいろ話をうかがいました。
詳しくはいえませんが、いわば一般の我々には見えないものが見える、感じないものを感じ取るという、まあ、霊感力のある女性です。
こういった方とお会いしたり、お仕事でご一緒したりすることは珍しいことではありません。
自称、霊能者、陰陽師、占い師、霊媒師という人は何人か知っていますし、宗教関係者もいます。
ただ、「こういうものがあそこにいます」と言われても、私にはわからない。だから本当に、それがそこにいるのか、の証明のしようがない。中には明らかに偽者と分かる人もいますしね。
こういったことを非科学的ということで、バッサリ切っちゃう人もいます。
私も怪異蒐集を始めた頃は、そういう態度でした。
しかし、ここ何年かは私の考えやスタンスもやや違ってきております。
人はみな、同じものを見たり感じたりしているのではない。
そして、修行、訓練によって見えるようになったり、わかるようになることはある。
特に現代人は、本来人間が生きていく上で必要な感性や感覚が欠けている、とも思うわけです。
人間の感覚なんて、怠惰をむさぼればどんどん衰退していきますからね。
私が怪異蒐集をするキッカケは、私の大学生の頃、やたらと友人たちから霊体験談を聞くようになったことと、『新耳袋・第十夜』第九十話「ロケハン」から第九十九話「最後の夜・その二」に書いた、我が故郷と実家で仲間たちが次々に怪異に見舞われたことから、霊とはなんぞや。そんなものほんとにいるのか? と興味が出てきたことにありました。
私は見ないし、感じない。だから懐疑的な立場からそういう話を蒐集し、作品にしてきました。膨大な怪異体験談を蒐集して、接しているうちに、何かわかってくるんじゃないか、と思ったからです。
でも、わからんもんはわからん。宗教関係者ともお話させていただいたり、大学の教授ともそんな話をしました。肯定する人もいれば、頭から否定する人もいる。
で、ここ何年かは私の考えやスタンスもやや違ってきております、というのは、人が生きている限り、霊は存在する、ということです。もし霊の一切を人は見なくなって口にしなくなったら、そこには神もいないし宗教も無いことになります。畏怖も神秘もない世界。そこに生きる人は、もう我々の知っている人ではない。
そう思うようになったことです。
これは、私は同時に古代史解明にいそしんできたこととも関係があります。人は太古より神を見て、御魂を信じ、目に見えない鬼や悪魔を恐れて来たわけで、それらが宗教、文化、芸術を生んだんです。ヨーロッパの文化、芸術はキリスト教が生んだものだし、中東はイスラム教によって独自の文化、風習を持つに至ったわけです。日本も縄文時代から続くアニミズム、つまり神道と仏教、道教、儒教が混合して独自の精神性、思想、風習を生んだわけです。
これらは事実のことであって、否定はできない。そして今の我々もその世界にいる。そこから非科学的だからと神や霊を排除することは決してできないと思うのですね。
ですから、霊は存在しないと頭から完全否定することの方が、非科学的であると、思うようになってきたというわけです。懐疑的な目で見るという態度は必要なうえで、ですよ。
あっ、話がたいそうなことになってきました。
今回お会いした女性は、幼い頃から大人たちが見えないものを見て、感じないものを感じたという人で、親が心配してすでに子供の頃から密教僧のもとで修業させられたという人。
一体、どういう修行を経て、何をどう見て、何がどうわかるのか、ということをせっかくなので、根ほり葉ほり聞いてきました。
実はこの人、生首村についてのある重要な証言者のお一人なんです。ガリガリガリクソン君にも同席してもらいました。そして聞き取り調査も致しました。
そうです。生首村で、何があったのか。その時系列を明確化する作業をしております。
解明はできないでしょうが、何かが朧に見えて来た状況です。
でも、わかっても発表できない部分があります。おそらく……。
ということで、今回はここまで。
呪い面を手にしてテンションの高い私とガリガリガリクソン君。
もう10年近く前になりますなあ。
このお面を被った後、二人で生首村に初潜入したんでっせ。
先日、ユニークな方を紹介していただき、お会いしていろいろ話をうかがいました。
詳しくはいえませんが、いわば一般の我々には見えないものが見える、感じないものを感じ取るという、まあ、霊感力のある女性です。
こういった方とお会いしたり、お仕事でご一緒したりすることは珍しいことではありません。
自称、霊能者、陰陽師、占い師、霊媒師という人は何人か知っていますし、宗教関係者もいます。
ただ、「こういうものがあそこにいます」と言われても、私にはわからない。だから本当に、それがそこにいるのか、の証明のしようがない。中には明らかに偽者と分かる人もいますしね。
こういったことを非科学的ということで、バッサリ切っちゃう人もいます。
私も怪異蒐集を始めた頃は、そういう態度でした。
しかし、ここ何年かは私の考えやスタンスもやや違ってきております。
人はみな、同じものを見たり感じたりしているのではない。
そして、修行、訓練によって見えるようになったり、わかるようになることはある。
特に現代人は、本来人間が生きていく上で必要な感性や感覚が欠けている、とも思うわけです。
人間の感覚なんて、怠惰をむさぼればどんどん衰退していきますからね。
私が怪異蒐集をするキッカケは、私の大学生の頃、やたらと友人たちから霊体験談を聞くようになったことと、『新耳袋・第十夜』第九十話「ロケハン」から第九十九話「最後の夜・その二」に書いた、我が故郷と実家で仲間たちが次々に怪異に見舞われたことから、霊とはなんぞや。そんなものほんとにいるのか? と興味が出てきたことにありました。
私は見ないし、感じない。だから懐疑的な立場からそういう話を蒐集し、作品にしてきました。膨大な怪異体験談を蒐集して、接しているうちに、何かわかってくるんじゃないか、と思ったからです。
でも、わからんもんはわからん。宗教関係者ともお話させていただいたり、大学の教授ともそんな話をしました。肯定する人もいれば、頭から否定する人もいる。
で、ここ何年かは私の考えやスタンスもやや違ってきております、というのは、人が生きている限り、霊は存在する、ということです。もし霊の一切を人は見なくなって口にしなくなったら、そこには神もいないし宗教も無いことになります。畏怖も神秘もない世界。そこに生きる人は、もう我々の知っている人ではない。
そう思うようになったことです。
これは、私は同時に古代史解明にいそしんできたこととも関係があります。人は太古より神を見て、御魂を信じ、目に見えない鬼や悪魔を恐れて来たわけで、それらが宗教、文化、芸術を生んだんです。ヨーロッパの文化、芸術はキリスト教が生んだものだし、中東はイスラム教によって独自の文化、風習を持つに至ったわけです。日本も縄文時代から続くアニミズム、つまり神道と仏教、道教、儒教が混合して独自の精神性、思想、風習を生んだわけです。
これらは事実のことであって、否定はできない。そして今の我々もその世界にいる。そこから非科学的だからと神や霊を排除することは決してできないと思うのですね。
ですから、霊は存在しないと頭から完全否定することの方が、非科学的であると、思うようになってきたというわけです。懐疑的な目で見るという態度は必要なうえで、ですよ。
あっ、話がたいそうなことになってきました。
今回お会いした女性は、幼い頃から大人たちが見えないものを見て、感じないものを感じたという人で、親が心配してすでに子供の頃から密教僧のもとで修業させられたという人。
一体、どういう修行を経て、何をどう見て、何がどうわかるのか、ということをせっかくなので、根ほり葉ほり聞いてきました。
実はこの人、生首村についてのある重要な証言者のお一人なんです。ガリガリガリクソン君にも同席してもらいました。そして聞き取り調査も致しました。
そうです。生首村で、何があったのか。その時系列を明確化する作業をしております。
解明はできないでしょうが、何かが朧に見えて来た状況です。
でも、わかっても発表できない部分があります。おそらく……。
ということで、今回はここまで。
呪い面を手にしてテンションの高い私とガリガリガリクソン君。
もう10年近く前になりますなあ。
このお面を被った後、二人で生首村に初潜入したんでっせ。
kaidanyawa at 06:52｜Permalink│Comments(4)│
2022年02月13日
『竹内・市朗 オカルト解体新書建国記念特別生配信』がアーカイブにアップされましたよ!!
中山市朗です。
11日に配信した『竹内・市朗 オカルト解体新書 建国記念特別生配信』がアーカイブにアップされましたので、未見の方はご視聴ください。
日本の古代史を語ることは、ある意味オカルトだと思います。
動画でも言っておりますが、皇統が神話から出ているという国は、もう日本以外にありません。
まあ、皇帝とされる人がもう天皇しかありませんからね。
ですから、天皇の成り立ちから日本国が成立したとされるので、日本の建国について考えることは神話に言及することになるわけです。
そして天皇、皇統を少なくとも千数百年、維持してきたというのは事実であり、奇跡であり、その存在は畏怖すべきものだと思います。そして、神秘でもありましょう。
私は2019年の12月、天皇が真の天皇になる為の践祚大嘗祭が行われた、大嘗宮を見に行きましたが、天皇と高天原の神々といかに接し、共食するかという工夫というか仕来りが、宮内にたくさん見られました。『記紀』の神々は、まだこうして現代にも降臨し、天皇を祝福するわけです。
これを神秘と言わずにどう表現すればいいのでしょう?
その時のこともブログに書いております。
日本には天皇があったがために、独自の宗教観を持ち、国家運営がなされ、日本ならではの歴史を歩んできました。古代も中世も近代も。そして今も。キリスト教が日本において広がらないのもそこに要因があります。
私はそれがいかなる意味を持つものなのか、日本国に、日本人に何をもたらし、将来どう歩むべきなのか、それを考え、憂うわけです。皇室の存在を認める認めないという話ではなく、事実としてそれが存在しているわけですから。
私は怪談を書き、怪談を語ることを生業としておりますが、これとて、日本という独特の宗教観、死生観、価値観、様式、そして特徴のある日本語が、落語や講談と言った話芸を生み出し、その延長上に怪談が生まれたのです
だからこそ、日本を知りたい。日本について考えたい。
そういうことです。
さて『竹内・市朗 オカルト解体新書』ですが、昨夜からテーマが変わりまして『陰陽道』について語っております。これも天皇が存在したから生まれたものです。
学術的な意味合いでは、陰陽師はオカルト的な存在ではなく、天文観測をして吉凶を占い、暦を作る陰陽寮に所属する役人である、と言われていますが、そおんなもんじゃあない!!
真の陰陽師とはいかなるものだったのか?
この問題は、今後の『オカルト解体新書』で何度も取り上げることになるでしょうね。
まず今回は、入門編??
kaidanyawa at 07:24｜Permalink│Comments(1)│
2022年02月12日
『オカルト解体新書〜日本国、建国記念の日・特別生配信』敢行!!
中山市朗です。
昨夜は竹内義和さんとの『オカルト解体新書・日本建国記念の日特別生配信』をお送りいたしました。
日本の国の成り立ちについて、日本という国について、1時間とちょっと、お話させていただきました。
まず皆さん、Wikipediaで「建国記念日」を検索してみてください。
ズラリと世界の国々の建国、独立、統一、解放記念日というのが一覧表で出てきます。
改めて思うのは、ほとんどの国は19世紀、あるいは20世紀になってから出来た国であることです。
東アジアの国々のほとんどは、第二次大戦後に独立しました。日本とタイ王国のみが戦前からの独立国で、あとは欧米の植民地となっていて、戦後独立したわけです。
中国は、4000年!!とか言うてますが、中国人はそれを言うと「5000年だ」と怒るそうです。
でも中華人民共和国の建国は、毛沢東が共産主義による新中国の建国宣言した時から始まっています。1949年10月1日。軍事パレードが行われるのがこの日で、5000年どころか73年の歴史しかありません。
ヨーロッパの各国も、群雄割拠の歴史を歩みました。
ドイツを例にとってみましょう。
中世の時代は神聖ローマ帝国でした。そして領邦主権体制の時代を経てヴィルヘルム1世によるドイツ帝国成立。そして共和制となったヴァイマール。ヒトラーが出て国家社会主義となったドイツ第三帝国。戦後は東西二つのドイツとなって、1990に再統一。現在はドイツ統一として10月3日がドイツ統一の日となっております。
こういったように、一つの国は、他民族に侵略されて植民化となったり、併合されたり、分かれたり、王が変わったりと国体が変化していき、国号が変わっていくわけです。それがいわば当たり前なんですね。
Wikipediaの記事から見ると、建国以来1000年の歴史を持つ国はなく、わずかにハンガリーが、1000年代に初代イシュトヴァーン1世がハンガリー王国を建国したとされる日、というのがあります。
あと、お隣の大韓民国の開放日、1945年8月15日を独立として光復節を祝いますが、開天節というのも祝いまして、これは朝鮮神話による檀君の古代朝鮮建国とするBC2223年が建国としたものです。
ただ、檀君神話は11世紀に作られた神話で、高句麗、新羅、百済なんていうのも今の韓国、北朝鮮とは全く別の国です。ですからファンタジーの歴史です。
さて、そんな中で、我が日本国のみが、紀元前660年、記紀における神武天皇が即位したとされる日、となっております。紀元前が建国という世界唯一の国となります。
でもそれは、韓国の檀君神話と同じで、ファンタジー、神話じゃないの、と言う意見もあるでしょう。
しかし、日本は朝鮮と違って、異民族に攻め滅ぼされたとか、何かから独立しなきゃならないとか、別の王朝が立ったということが一度も無かったわけです。
日本という国は、初代神武天皇が即位して以来、ずっと天皇が継承され、今に至っています。
途中、律令制となったり、武士が幕府を作ったり、明治になって近代国家を目指した大日本帝国となり、戦後日本国となりましたが、GHQによる数年の占領下にも天皇はそのままにおりました。
つまり神武天皇から途切れることなく、今の天皇に至るわけで、国体（国の在り方、主権の所在）は天皇が中心であったことには変わりはないので、日本国の建国は紀元前、ということになるわけです。そして初代神武天皇は『記紀』の神話に出てくるわけです。
世界に国は多けれど、国の歴史が神話へと遡る国は、繰り返しますが、日本だけです。
今上天皇が即位された時、剣璽等継承の儀が執り行われ、草薙剣と八尺瓊勾玉が継承されました。その『記紀』に出て来る神器です。
今年はそういうことで、建国2681年となるわけですが、この数字を信じる人はいないでしょう。また、この数字を誰が算出したのかもよくわかっていません。そのあたりのことは動画の中で触れています。
世界大航海時代、帝国主義の時代、非白人の国はことごとく植民地化され、主権を奪われました。
ただ、我が日本だけはそれを免れました。それは、極東の海に囲まれた地政学もあったでしょうが、この皇室、神代から続く系統を絶やしてはならない、それが日本民族のプライトであるという強固な意志の賜物だと思います。だから近代国家になろうとした富国強兵が急がれ、国民も対応したのです。
まあ、だからこそ、そんな日本を危険視して、戦後はGHQの方針として自虐史観を教えられ、精神を骨抜きにされました。ところがそんな日本が今度は経済大国となった。
バブル崩壊以降、元気がないといわれる日本ですが、しかし昨日のブログに書いたように、安全で便利で飽食の国であることには違いありません。この日本の根本は、まさに私たちの祖先が、血と汗によって作り上げてきたものなのです。
それを軽んじてはならないし、忘れてもいけません。
私が気になるのは、親中、親韓とされる人たちが、中国、韓国に利する発言をしていることです。
親中、親韓は大いに結構です。でも、それは中国、韓国、あるいは北朝鮮に対して本来、友好的で理解もするという意味で本来あって、日本の国益を損ねたり、日本を卑しめることではないはずです。
これはけっきょく、両国の利を損ねることになります。
日本の従軍慰安婦問題だって、日本の朝日新聞の報道が発端でした。あれで日本の首相が謝罪してしまったが為に、日韓の関係は崩壊の道を歩んでしまいました。竹島上陸、天皇謝罪、照射問題、徴用工問題、不買運動等。
結局あれは日本の名誉が傷つき、図に乗った韓国もそれをビジネスにしたことによって、世界からの信頼を失っています。今、日韓の関係は冷え込んでいます。そして日本のマスコミの信頼度も失墜してしまっています。
あれはいったい、誰の、なんのためのものだったのか。
日本の国について考えるとはそういうことです。
日本が利することで日本が強くなる。強くなった日本は、やはりアジアに安定をもたらせ、それによって世界も利する。そう思います。
日本の近代史を、皆さん今一度、見直してほしいと思います。
昨夜は竹内義和さんとの『オカルト解体新書・日本建国記念の日特別生配信』をお送りいたしました。
日本の国の成り立ちについて、日本という国について、1時間とちょっと、お話させていただきました。
まず皆さん、Wikipediaで「建国記念日」を検索してみてください。
ズラリと世界の国々の建国、独立、統一、解放記念日というのが一覧表で出てきます。
改めて思うのは、ほとんどの国は19世紀、あるいは20世紀になってから出来た国であることです。
東アジアの国々のほとんどは、第二次大戦後に独立しました。日本とタイ王国のみが戦前からの独立国で、あとは欧米の植民地となっていて、戦後独立したわけです。
中国は、4000年!!とか言うてますが、中国人はそれを言うと「5000年だ」と怒るそうです。
でも中華人民共和国の建国は、毛沢東が共産主義による新中国の建国宣言した時から始まっています。1949年10月1日。軍事パレードが行われるのがこの日で、5000年どころか73年の歴史しかありません。
ヨーロッパの各国も、群雄割拠の歴史を歩みました。
ドイツを例にとってみましょう。
中世の時代は神聖ローマ帝国でした。そして領邦主権体制の時代を経てヴィルヘルム1世によるドイツ帝国成立。そして共和制となったヴァイマール。ヒトラーが出て国家社会主義となったドイツ第三帝国。戦後は東西二つのドイツとなって、1990に再統一。現在はドイツ統一として10月3日がドイツ統一の日となっております。
こういったように、一つの国は、他民族に侵略されて植民化となったり、併合されたり、分かれたり、王が変わったりと国体が変化していき、国号が変わっていくわけです。それがいわば当たり前なんですね。
Wikipediaの記事から見ると、建国以来1000年の歴史を持つ国はなく、わずかにハンガリーが、1000年代に初代イシュトヴァーン1世がハンガリー王国を建国したとされる日、というのがあります。
あと、お隣の大韓民国の開放日、1945年8月15日を独立として光復節を祝いますが、開天節というのも祝いまして、これは朝鮮神話による檀君の古代朝鮮建国とするBC2223年が建国としたものです。
ただ、檀君神話は11世紀に作られた神話で、高句麗、新羅、百済なんていうのも今の韓国、北朝鮮とは全く別の国です。ですからファンタジーの歴史です。
さて、そんな中で、我が日本国のみが、紀元前660年、記紀における神武天皇が即位したとされる日、となっております。紀元前が建国という世界唯一の国となります。
でもそれは、韓国の檀君神話と同じで、ファンタジー、神話じゃないの、と言う意見もあるでしょう。
しかし、日本は朝鮮と違って、異民族に攻め滅ぼされたとか、何かから独立しなきゃならないとか、別の王朝が立ったということが一度も無かったわけです。
日本という国は、初代神武天皇が即位して以来、ずっと天皇が継承され、今に至っています。
途中、律令制となったり、武士が幕府を作ったり、明治になって近代国家を目指した大日本帝国となり、戦後日本国となりましたが、GHQによる数年の占領下にも天皇はそのままにおりました。
つまり神武天皇から途切れることなく、今の天皇に至るわけで、国体（国の在り方、主権の所在）は天皇が中心であったことには変わりはないので、日本国の建国は紀元前、ということになるわけです。そして初代神武天皇は『記紀』の神話に出てくるわけです。
世界に国は多けれど、国の歴史が神話へと遡る国は、繰り返しますが、日本だけです。
今上天皇が即位された時、剣璽等継承の儀が執り行われ、草薙剣と八尺瓊勾玉が継承されました。その『記紀』に出て来る神器です。
今年はそういうことで、建国2681年となるわけですが、この数字を信じる人はいないでしょう。また、この数字を誰が算出したのかもよくわかっていません。そのあたりのことは動画の中で触れています。
世界大航海時代、帝国主義の時代、非白人の国はことごとく植民地化され、主権を奪われました。
ただ、我が日本だけはそれを免れました。それは、極東の海に囲まれた地政学もあったでしょうが、この皇室、神代から続く系統を絶やしてはならない、それが日本民族のプライトであるという強固な意志の賜物だと思います。だから近代国家になろうとした富国強兵が急がれ、国民も対応したのです。
まあ、だからこそ、そんな日本を危険視して、戦後はGHQの方針として自虐史観を教えられ、精神を骨抜きにされました。ところがそんな日本が今度は経済大国となった。
バブル崩壊以降、元気がないといわれる日本ですが、しかし昨日のブログに書いたように、安全で便利で飽食の国であることには違いありません。この日本の根本は、まさに私たちの祖先が、血と汗によって作り上げてきたものなのです。
それを軽んじてはならないし、忘れてもいけません。
私が気になるのは、親中、親韓とされる人たちが、中国、韓国に利する発言をしていることです。
親中、親韓は大いに結構です。でも、それは中国、韓国、あるいは北朝鮮に対して本来、友好的で理解もするという意味で本来あって、日本の国益を損ねたり、日本を卑しめることではないはずです。
これはけっきょく、両国の利を損ねることになります。
日本の従軍慰安婦問題だって、日本の朝日新聞の報道が発端でした。あれで日本の首相が謝罪してしまったが為に、日韓の関係は崩壊の道を歩んでしまいました。竹島上陸、天皇謝罪、照射問題、徴用工問題、不買運動等。
結局あれは日本の名誉が傷つき、図に乗った韓国もそれをビジネスにしたことによって、世界からの信頼を失っています。今、日韓の関係は冷え込んでいます。そして日本のマスコミの信頼度も失墜してしまっています。
あれはいったい、誰の、なんのためのものだったのか。
日本の国について考えるとはそういうことです。
日本が利することで日本が強くなる。強くなった日本は、やはりアジアに安定をもたらせ、それによって世界も利する。そう思います。
日本の近代史を、皆さん今一度、見直してほしいと思います。
kaidanyawa at 08:15｜Permalink│Comments(3)│
2022年02月11日
本日2月11日は「建国記念の日」
中山市朗です。
皆さん、本日は祝日です。
えっ、何の日だったっけだって?
け、建国記念の日、ですよ!!
ふうん、やない。我々日本人は日本という国に生まれて、日本語で教育を受け、日本列島の風土、風俗、風習、伝統、環境、そして歴史の積み重ね、宗教観、そこから成り立つ文化といった中で、生活しております。税金も払っております。
高水準にインフラ化され、いろいろと保証された都市や町で暮らしています。当たり前のようですが、これが当たり前ではない国が多くあります。救急車が無料で来てくれると言うこと事態、国際的に少数派だったりします。
私ね、日本人というのはあまりに恵まれすぎて、いろいろな面でボケちゃっていると思うんですよ。平和ボケという言葉は昔からありましたが、ほんとボケちゃってます。
「恵まれてねえよ」と不満タラタラ、いう人もいるかも知れませんが、考えてみてください。
「腹へったな。ちょっとコンビニ行こ」で、真夜中にひょいと一人で出て行って、無事に帰って来れて、しかも空腹が満たせる。それもワンコインでそうとう美味しいものが食べられる。
しかも誰もいない夜道を若い女性が一人で歩くのは日常的風景じゃないですか。
そういえば、最も日本らしい風景は?
というネットの質問に、ある外国人が、夜のだれもいない街並みにランドセル姿の幼い女の子が三人で歩いている、という写真をあげておりました。
こんなん、他の国ではありえませんよ。そして、昔の人から見たら、これこそパラダイスじゃないですか?
そして日本は、1945年の敗戦以来、戦争というものをやっておりません。
長く人類が目指したところはこれじゃないですか?
「今度生まれ変わるなら、戦争のない世界に生まれたい!」
そう思って戦場で散っていった若者たちがどれほどいたことでしょう。
戦争が無い。どこも安全。いつでも腹が満たせる。
こんな世界、誰が想像したでしょうか。
おそらく、人類が出来て何十万年。ずっと人類は飢えと闘ってきました。自然環境や災害、技術不足もあったでしょう。飢えて死ぬ、なんて当たり前にあった。戦争もそのために何度も起こった。戦争があると略奪や虐殺も起きる。そして人々はますます飢えて死ぬ。
飢餓と貧困。人類はずっとずっと、ずっとずっと、これと闘って来たんです。
で、今、この国で飢えて死んだ人を見た人います?
まあ、私は一度見たことありますけど。まあ、滅多にない。
日本も60年ほど前までは、飢えていました。
いや、飢えたから戦争をやった。日本は戦争をした悪い国と子どもの頃教わりましたが、太平洋戦争は、飢えて死ぬか、抵抗するか、単純に言うとそう状況であったという事。そして国民の総意でもありました。それが間違っていたのか、それでもそうするしかなかったのか。
いつでも腹が満たせられる状態の我々が、あの戦争を正当に評価できるのかは疑問です。
人間は理屈や論理で動くのではない。腹が満たせるかどうかです。
そういう意味で、日本という国は幸福な国だと思います。
ちょっとね、最近こんな記事を見まして、ムカッとしました。
こんなニュース。産経新聞よりの引用です。
「昨年10月の衆院選で沖縄3区から出馬し、落選した立憲民主党り屋良朝博元衆議院議員は4日、自信のフェイスブックで友人との会話を紹介する形で「最後に笑いながら意見が一致した。『独立したらスッキリするねえ』と投稿した。
屋良氏はまた、「確かに世界には沖縄より小さくても独立している国々はたくさんあるからなぁ」とも指摘。4日の北京冬季五輪開会式に触れ「小豆島（香川県』くらいの面積しかない小国の代表が晴れやかに行進してくる。そんな夢も悪くないか、と思ったりする」とした。
まあね、人の思想、意見は様々です。沖縄の独立を理想とする人たちもいて、否定はしません。
でもね、元衆議院議員がそんなお花畑の脳みそで議員活動していたのかと思うと、ゾッとするわけですよ。ま、そんなだから落選したんでしょうけれども。
この人は、歴史を知らない。地政学も知らない。国際情勢も知らない。
平和ボケの典型。
平和ボケだから、こんなことになったら戦争だよね、ということが理解できない。
日本列島、沖縄諸島、そして台湾という地形が、中国の太平洋進出を阻んでいるわけで、こんなん沖縄が独立した途端に中国に獲られ、共産主義化されるでしょう。
まあ米軍もいないし自衛隊もいないので、そうなるのは必至。3000億円という補助金もなくなるので、中国に頼るしかないだろうし。言語も変えられますね。通貨も元。で、台湾が危なくなる。
アメリカは沖縄を独立させた日本について激怒し、何らかの制裁を日本に下し、世界から信用が置けない国に成り下がるでしょう。そして太平洋及びアジアの情勢緊迫し、いつ戦争が起こってもおかしくない情勢下に置かれるでしょう。
沖縄が独立したら、利するのは中国だけ。
こういう発想を売国奴といいます。
こういう地政学にある国だからこそ、かつ経済力と歴史のある国だからこそ、日本はアジア、太平洋、そして世界に貢献できる、いや、日本だけにしかできない貢献があるはずです。
近代史を学びましょう。
安倍さんのときは、この地政学と中国の戦略上の脅威を読み取り、クワッドを提唱したりしてそういう機運があったんだけど、岸田政権になって危うくなった。その途端「アベガー、スガガー」と言っていた野党もおとなしくなった。
まあ、そんな日本という国を歴史を、今日は考える一日にしてみたいなあと思います。
夜には竹内義和さんとの『オカルト解体新書』の生放送も予定しております。
日本の建国はいつなのか? これも考えて見りゃオカルトですな。
日本の建国は神話の時代ってことになっているわけですから。
皆さん、本日は祝日です。
えっ、何の日だったっけだって?
け、建国記念の日、ですよ!!
ふうん、やない。我々日本人は日本という国に生まれて、日本語で教育を受け、日本列島の風土、風俗、風習、伝統、環境、そして歴史の積み重ね、宗教観、そこから成り立つ文化といった中で、生活しております。税金も払っております。
高水準にインフラ化され、いろいろと保証された都市や町で暮らしています。当たり前のようですが、これが当たり前ではない国が多くあります。救急車が無料で来てくれると言うこと事態、国際的に少数派だったりします。
私ね、日本人というのはあまりに恵まれすぎて、いろいろな面でボケちゃっていると思うんですよ。平和ボケという言葉は昔からありましたが、ほんとボケちゃってます。
「恵まれてねえよ」と不満タラタラ、いう人もいるかも知れませんが、考えてみてください。
「腹へったな。ちょっとコンビニ行こ」で、真夜中にひょいと一人で出て行って、無事に帰って来れて、しかも空腹が満たせる。それもワンコインでそうとう美味しいものが食べられる。
しかも誰もいない夜道を若い女性が一人で歩くのは日常的風景じゃないですか。
そういえば、最も日本らしい風景は?
というネットの質問に、ある外国人が、夜のだれもいない街並みにランドセル姿の幼い女の子が三人で歩いている、という写真をあげておりました。
こんなん、他の国ではありえませんよ。そして、昔の人から見たら、これこそパラダイスじゃないですか?
そして日本は、1945年の敗戦以来、戦争というものをやっておりません。
長く人類が目指したところはこれじゃないですか?
「今度生まれ変わるなら、戦争のない世界に生まれたい!」
そう思って戦場で散っていった若者たちがどれほどいたことでしょう。
戦争が無い。どこも安全。いつでも腹が満たせる。
こんな世界、誰が想像したでしょうか。
おそらく、人類が出来て何十万年。ずっと人類は飢えと闘ってきました。自然環境や災害、技術不足もあったでしょう。飢えて死ぬ、なんて当たり前にあった。戦争もそのために何度も起こった。戦争があると略奪や虐殺も起きる。そして人々はますます飢えて死ぬ。
飢餓と貧困。人類はずっとずっと、ずっとずっと、これと闘って来たんです。
で、今、この国で飢えて死んだ人を見た人います?
まあ、私は一度見たことありますけど。まあ、滅多にない。
日本も60年ほど前までは、飢えていました。
いや、飢えたから戦争をやった。日本は戦争をした悪い国と子どもの頃教わりましたが、太平洋戦争は、飢えて死ぬか、抵抗するか、単純に言うとそう状況であったという事。そして国民の総意でもありました。それが間違っていたのか、それでもそうするしかなかったのか。
いつでも腹が満たせられる状態の我々が、あの戦争を正当に評価できるのかは疑問です。
人間は理屈や論理で動くのではない。腹が満たせるかどうかです。
そういう意味で、日本という国は幸福な国だと思います。
ちょっとね、最近こんな記事を見まして、ムカッとしました。
こんなニュース。産経新聞よりの引用です。
「昨年10月の衆院選で沖縄3区から出馬し、落選した立憲民主党り屋良朝博元衆議院議員は4日、自信のフェイスブックで友人との会話を紹介する形で「最後に笑いながら意見が一致した。『独立したらスッキリするねえ』と投稿した。
屋良氏はまた、「確かに世界には沖縄より小さくても独立している国々はたくさんあるからなぁ」とも指摘。4日の北京冬季五輪開会式に触れ「小豆島（香川県』くらいの面積しかない小国の代表が晴れやかに行進してくる。そんな夢も悪くないか、と思ったりする」とした。
まあね、人の思想、意見は様々です。沖縄の独立を理想とする人たちもいて、否定はしません。
でもね、元衆議院議員がそんなお花畑の脳みそで議員活動していたのかと思うと、ゾッとするわけですよ。ま、そんなだから落選したんでしょうけれども。
この人は、歴史を知らない。地政学も知らない。国際情勢も知らない。
平和ボケの典型。
平和ボケだから、こんなことになったら戦争だよね、ということが理解できない。
日本列島、沖縄諸島、そして台湾という地形が、中国の太平洋進出を阻んでいるわけで、こんなん沖縄が独立した途端に中国に獲られ、共産主義化されるでしょう。
まあ米軍もいないし自衛隊もいないので、そうなるのは必至。3000億円という補助金もなくなるので、中国に頼るしかないだろうし。言語も変えられますね。通貨も元。で、台湾が危なくなる。
アメリカは沖縄を独立させた日本について激怒し、何らかの制裁を日本に下し、世界から信用が置けない国に成り下がるでしょう。そして太平洋及びアジアの情勢緊迫し、いつ戦争が起こってもおかしくない情勢下に置かれるでしょう。
沖縄が独立したら、利するのは中国だけ。
こういう発想を売国奴といいます。
こういう地政学にある国だからこそ、かつ経済力と歴史のある国だからこそ、日本はアジア、太平洋、そして世界に貢献できる、いや、日本だけにしかできない貢献があるはずです。
近代史を学びましょう。
安倍さんのときは、この地政学と中国の戦略上の脅威を読み取り、クワッドを提唱したりしてそういう機運があったんだけど、岸田政権になって危うくなった。その途端「アベガー、スガガー」と言っていた野党もおとなしくなった。
まあ、そんな日本という国を歴史を、今日は考える一日にしてみたいなあと思います。
夜には竹内義和さんとの『オカルト解体新書』の生放送も予定しております。
日本の建国はいつなのか? これも考えて見りゃオカルトですな。
日本の建国は神話の時代ってことになっているわけですから。
kaidanyawa at 07:00｜Permalink│Comments(5)│
2022年02月08日
2月のオンラインサロン怪倶楽部。講座『日本戸板返し』 テーマ「イルミナティと共産主義」
中山市朗です。
オンラインサロン怪俱楽部からのお知らせです。
先月の講座『歳神様と山の神』のアーカイブがあがっております。
日本人がいかに無意識ながらも言霊の世界で生きているのか、理解できると思います。
そして、今月（2月）のスケジュールと内容がでましたので発表します。
2月19日（土）
講座『日本戸板返し』
テーマ「イルミナティと共産主義」
21:00〜
2月26日（土）
オンライン・プライベート怪談会
20:00より24:00まで（時間帯がいつもと違います）。
どちらも終了後、オンライン飲み会があります。
北京オリンピックが開幕いたしました。
私はオリンピックにはまったく興味がありませんが、この北京オリンピックは、政治的利用、宣伝、プロパガンダであることは明白で、中国における人権問題に対する西側の外交的ボイコットが問題となっております。
実をいいますと、昨年、コロナ渦の中、強引ともいえる東京オリンピックの開催は、コロナに打ち勝った最初の国が中国になることをよしとしない、アメリカやEUなどの思惑があったわけです。この頃からコロナワクチンの接種が国内で急激に増えましたが、これはオリンピックを必ずやるという約束の元、ワクチンが大量に輸入されたというわけです。
同時期、マスコミでは東京オリンピックに対するネガティブキャンペーンが溢れかえりました。今思うと、それはどこと繋がっていたのか、です。
もし東京オリンピックがマスコミと左派の論調に押し流され、開催されなかったら、今の北京五輪はもっともっと盛り上がって、中国共産党がコロナに打ち勝ったと大々的に勝ち誇っていたことでしょう。
その証拠に、日本のマスコミは北京オリンピックに対してネガティブ報道なんてしていませんよね。
そして、オリンピック開催に当たって中国政府は、開幕の5日前、北京市内での感染者20人なんていっていましたが、全くの嘘だったらしく、北京のある地域では数百人の感染者が出ているが、政府は発表していません。どころかプーチン大統領一行は北京のホテルで関係者やガードマンら16名がオミクロンに感染。プーチンは怒り心頭で各国首脳歓迎の宴会をキャンセルして帰国したんだそうで。やばいやばい!!
選手関係者たちも、200名ほどが感染したとかで、大丈夫かいな?
そもそも中国政府が発表する数字を信じる専門家はおりません。そして、あらゆる分野に巧妙に入り込み、嘘をつき、罠にかけ、国家や思想を破壊し、人から自由を奪うのが共産主義というものです。そういうことを日本人はあまりに知らないでいる。だから日本はスパイ天国とも言われているんです。
日本人の我々からすればスパイなんて映画か小説の中のものですが、共産主義国からすると絶対に必要なものなのです。そういった意味でも中華人民共和国という共産党一党主義の国が、いかに危険なものかという意識に世界は、そして特に日本人は完璧に欠けている、と言わざるを得ません。
共産主義は平等を詠っております。平等。響きはいいですねえ。
でも、平等主義は人から自由を奪うということですよ。
私の子供の頃は日教組に洗脳された先生に教わっておりました。日本は戦争をした悪い国。北朝鮮は理想の楽園、なんて教えられました。共産主義は理想のありかた。平等思想のすばらしさを説く社会科の先生のことは今も覚えております。
人間みな平等。しかしその平等という考えがいかに矛盾を生じさせるか。いかに恐ろしいものか、ここを考えるべきです。
スターリン、毛沢東、ポルトポ……、彼等の政権の下で何が起こったのかを、知るべきです。これらはまぎれもない歴史上の結果です。
ポルポト政権は自国民に何をしたのか?
しかし、恐ろしいのは、彼らは目標実現の為には手段を選ばないことです。
彼等にとって正義であるものは、何を持っても正義なのですから。
我々の感覚では、そんなことあるかいな、そんなわけないやん、ということを平気でやってしまうのが、共産主義者です。だって我々とは考え方が根本的に違うんですもん。
よく、人間同士、話し合えばわかる、という平和主義者がいますが、考え方が違う人間がどう、何を話し合っても分かり合えるはずがありません。どちらの人々も、その価値観の中で教育され、生きているわけですから。
平等思想の対極にあるのが自由主義、言い方を変えると資本主義ということになります。我々が住む世界です。アメリカ合衆国がその代表でしょうか。
ところが私が思うに、アメリカ合衆国も、歴史的に重要なポイントにおいてことごとく間違った選択をしていたと思います。禁酒法、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争……。
アメリカがもう少し賢ければ、と思うわけです。
そして日本も……。
共産主義というのは、理想通りに動きますと理想郷になるかもしれない思想です。しかし、そこには理論はあっても人間は理論で動くものではないということを歴史上で証明したわけです。ソビエト連邦の消滅。東欧諸国の崩壊。北朝鮮の現状。そして現在の習近平の中国。
いったい、この共産主義とは何なのか。それが目指す理想は何なのか。いや、その原点は何なのかを、みなさんに知っていただくために、今回は「イルミナティと共産主義」をテーマといたしました。
いつもは怪員の皆さんのリクエストによってテーマを決めておりますが、今回初めて私の方から提案したテーマです。
このテーマでお分かりと思いますが、共産主義の元となった思想、実践は、18世紀のバイエルンで誕生したイルミナティにあります。オカルト好事家にとって、イルミナティはフリーメーソンを操り、悪魔的思想を注入し、世界を裏で支配しようとした秘密組織としての認識がありましょう。
ただ、秘密組織だの陰謀だの裏の支配だの、というようなことを言うと、無知蒙昧、それこそ差別主義者、狂信的などと言われてしまいます。が、だったら今の中国、北朝鮮の現状はどう説明するのでしょう。彼らは何をしたいのでしょう。
イルミニズムの本質を理解すると、理解できます。イルミニズムは本来人間を不幸にするための思想ではありません。幸福になるための思想だったのです。だが、それを追い求めた結果、不幸になったというわけです。そのあたりのことを今回の講義のテーマとします。
イルミナティとはなにか。共産主義とはなにか。その共通点は?
ちょっと濃い講義になるかも知れませんが、この講義を受けた後は、なんとなく現代の世界情勢が理解できるようになる、と私は確信しておりますが……。
ここから先は、講義で。
昨年12月分の「ほっこり怪談」、今年1月分の「歳神様と山の神」の宣伝用の短編動画を２本、YouTubeにアップしました。
👇
「ほっこり怪談」
👇
「歳神様と山の神」
オンラインサロン怪俱楽部からのお知らせです。
先月の講座『歳神様と山の神』のアーカイブがあがっております。
日本人がいかに無意識ながらも言霊の世界で生きているのか、理解できると思います。
そして、今月（2月）のスケジュールと内容がでましたので発表します。
2月19日（土）
講座『日本戸板返し』
テーマ「イルミナティと共産主義」
21:00〜
2月26日（土）
オンライン・プライベート怪談会
20:00より24:00まで（時間帯がいつもと違います）。
どちらも終了後、オンライン飲み会があります。
北京オリンピックが開幕いたしました。
私はオリンピックにはまったく興味がありませんが、この北京オリンピックは、政治的利用、宣伝、プロパガンダであることは明白で、中国における人権問題に対する西側の外交的ボイコットが問題となっております。
実をいいますと、昨年、コロナ渦の中、強引ともいえる東京オリンピックの開催は、コロナに打ち勝った最初の国が中国になることをよしとしない、アメリカやEUなどの思惑があったわけです。この頃からコロナワクチンの接種が国内で急激に増えましたが、これはオリンピックを必ずやるという約束の元、ワクチンが大量に輸入されたというわけです。
同時期、マスコミでは東京オリンピックに対するネガティブキャンペーンが溢れかえりました。今思うと、それはどこと繋がっていたのか、です。
もし東京オリンピックがマスコミと左派の論調に押し流され、開催されなかったら、今の北京五輪はもっともっと盛り上がって、中国共産党がコロナに打ち勝ったと大々的に勝ち誇っていたことでしょう。
その証拠に、日本のマスコミは北京オリンピックに対してネガティブ報道なんてしていませんよね。
そして、オリンピック開催に当たって中国政府は、開幕の5日前、北京市内での感染者20人なんていっていましたが、全くの嘘だったらしく、北京のある地域では数百人の感染者が出ているが、政府は発表していません。どころかプーチン大統領一行は北京のホテルで関係者やガードマンら16名がオミクロンに感染。プーチンは怒り心頭で各国首脳歓迎の宴会をキャンセルして帰国したんだそうで。やばいやばい!!
選手関係者たちも、200名ほどが感染したとかで、大丈夫かいな?
そもそも中国政府が発表する数字を信じる専門家はおりません。そして、あらゆる分野に巧妙に入り込み、嘘をつき、罠にかけ、国家や思想を破壊し、人から自由を奪うのが共産主義というものです。そういうことを日本人はあまりに知らないでいる。だから日本はスパイ天国とも言われているんです。
日本人の我々からすればスパイなんて映画か小説の中のものですが、共産主義国からすると絶対に必要なものなのです。そういった意味でも中華人民共和国という共産党一党主義の国が、いかに危険なものかという意識に世界は、そして特に日本人は完璧に欠けている、と言わざるを得ません。
共産主義は平等を詠っております。平等。響きはいいですねえ。
でも、平等主義は人から自由を奪うということですよ。
私の子供の頃は日教組に洗脳された先生に教わっておりました。日本は戦争をした悪い国。北朝鮮は理想の楽園、なんて教えられました。共産主義は理想のありかた。平等思想のすばらしさを説く社会科の先生のことは今も覚えております。
人間みな平等。しかしその平等という考えがいかに矛盾を生じさせるか。いかに恐ろしいものか、ここを考えるべきです。
スターリン、毛沢東、ポルトポ……、彼等の政権の下で何が起こったのかを、知るべきです。これらはまぎれもない歴史上の結果です。
ポルポト政権は自国民に何をしたのか?
しかし、恐ろしいのは、彼らは目標実現の為には手段を選ばないことです。
彼等にとって正義であるものは、何を持っても正義なのですから。
我々の感覚では、そんなことあるかいな、そんなわけないやん、ということを平気でやってしまうのが、共産主義者です。だって我々とは考え方が根本的に違うんですもん。
よく、人間同士、話し合えばわかる、という平和主義者がいますが、考え方が違う人間がどう、何を話し合っても分かり合えるはずがありません。どちらの人々も、その価値観の中で教育され、生きているわけですから。
平等思想の対極にあるのが自由主義、言い方を変えると資本主義ということになります。我々が住む世界です。アメリカ合衆国がその代表でしょうか。
ところが私が思うに、アメリカ合衆国も、歴史的に重要なポイントにおいてことごとく間違った選択をしていたと思います。禁酒法、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争……。
アメリカがもう少し賢ければ、と思うわけです。
そして日本も……。
共産主義というのは、理想通りに動きますと理想郷になるかもしれない思想です。しかし、そこには理論はあっても人間は理論で動くものではないということを歴史上で証明したわけです。ソビエト連邦の消滅。東欧諸国の崩壊。北朝鮮の現状。そして現在の習近平の中国。
いったい、この共産主義とは何なのか。それが目指す理想は何なのか。いや、その原点は何なのかを、みなさんに知っていただくために、今回は「イルミナティと共産主義」をテーマといたしました。
いつもは怪員の皆さんのリクエストによってテーマを決めておりますが、今回初めて私の方から提案したテーマです。
このテーマでお分かりと思いますが、共産主義の元となった思想、実践は、18世紀のバイエルンで誕生したイルミナティにあります。オカルト好事家にとって、イルミナティはフリーメーソンを操り、悪魔的思想を注入し、世界を裏で支配しようとした秘密組織としての認識がありましょう。
ただ、秘密組織だの陰謀だの裏の支配だの、というようなことを言うと、無知蒙昧、それこそ差別主義者、狂信的などと言われてしまいます。が、だったら今の中国、北朝鮮の現状はどう説明するのでしょう。彼らは何をしたいのでしょう。
イルミニズムの本質を理解すると、理解できます。イルミニズムは本来人間を不幸にするための思想ではありません。幸福になるための思想だったのです。だが、それを追い求めた結果、不幸になったというわけです。そのあたりのことを今回の講義のテーマとします。
イルミナティとはなにか。共産主義とはなにか。その共通点は?
ちょっと濃い講義になるかも知れませんが、この講義を受けた後は、なんとなく現代の世界情勢が理解できるようになる、と私は確信しておりますが……。
ここから先は、講義で。
昨年12月分の「ほっこり怪談」、今年1月分の「歳神様と山の神」の宣伝用の短編動画を２本、YouTubeにアップしました。
👇
「ほっこり怪談」
👇
「歳神様と山の神」
kaidanyawa at 07:00｜Permalink│Comments(5)│
2022年02月07日
『オカルト解体新書』配信中。「河童」と「怪獣」のオカルト的類似点!!
中山市朗です。
毎偶数日にYouTubeにて配信しております『オカルト解体新書』。
私にとっては業界の先輩、竹内義和さんとお送りしております。
配信一ケ月がたちました。
テーマも前回が『河童』、今は『怪獣』となっております。
オカルトで、まあ河童はわかるとして、怪獣? と思われる方もいるでしょうね。
でも、河童と怪獣は親類なのです。
1月26日に配信した『オカルト解体新書・生配信』で、私はオカルトを日本語にするならば、隠秘学が適当であろうといいました。隠された神秘、目に見えない事象を神の御業と考え、体系化し理論化するという行為が、いわばオカルトである、ということです。
人間というのは好奇心と想像力にくわえて、イメージされる漠然とした恐怖の原因を探る為に、得も知れぬ違和感や畏怖する心を和らげるために、悪魔や怪物、鬼や妖怪をキャラクター化してきた経緯があります。
これは洋の東西、関係ありません。
目に見えないものを視覚化して、像に彫ったり絵図にしたりする行為は、まずは視覚化することによって、その正体を見極める、見極めることが出来れば、対処することが出来る、ということです。
京極夏彦さんは「妖怪は怪談の墓場だ」と言っています。
得体の知れない恐怖心や気配は、見えないから怖い。怖いから怪談が生まれる。
ところが、その恐怖を視覚化し、キャラクター化したものが妖怪です。
「おかあちゃん。さっき買い物の帰りな、夜道歩いてたら後ろからヒタヒタ、と誰かついて来んねん。けど、振り向いても誰もおらん。でもまた歩くとな、ヒタヒタヒタって。怖なって走ったらな、そのヒタヒタも走って追いかけて来るねん。怖かったわ〜」
そしたらおかあちゃん、ニコっと笑って「あ、それ、ベトベトさんや」
「な〜んや、そうか」と、ちょっとは恐怖が和らいで、という図式ですかな。
まあ、妖怪も怖いですけどね。正体がわからん、というよりはわかっていた方が対策も練れる、というわけです。
で、日本人はもともと森羅万象に御魂が宿る、という概念を持っておりましたので、その御魂をキャラクター化してきた文化があるわけです。仏教伝来以降、神仏に帰依したり退治される鬼や化け物が描かれ、神になりそこなったモノたちも、おどろおどろしいキャラクターとして表現されます。
それが鬼、化け物、百鬼夜行、魑魅魍魎とか呼ばれて、明治となって妖怪となります。
この想像力、宗教観、環境が戦後、映画という媒体を通して、映画用の妖怪が造られた。それが大怪獣ゴジラだと思うのです。映像的なインパクト、より近代的な恐怖の創造。
ゴジラは「海生爬虫類から陸上獣類に進化する途中の生物」と映画の中では説明されますが、ゴジラはそれ以上の脅威として描かれていました。
ゴジラは、娘を生贄にする大戸島の荒ぶる海神、呉爾羅であり、その神が水爆の洗礼を受け、より巨大化したという設定でした。
それが大怪獣ゴジラ。だからゴジラは人間の作り出す兵器などなんともないわけです。
ゴジラこそは、柳田国男が提唱した「妖怪は神が零落したもの」にあてはまるわけです。
そしてゴジラ以降に造られた数えきれないほどの怪獣たちは、このゴジラの系譜上にあるわけです。
だから怪獣たちにはどこか神々しいものを感じて、私たちは夢中になったわけです。
ハリウッド版ゴジラは、巨大生物として描かれます。同じように巨大化した生き物が街を破壊し、蹂躙するんですけど日本人として何か違和感があったのは、この「神」が不在だったからだと私は思っています。
キリスト教の文化には、人間以外が魂を持つという概念は無いのです。
だから、ハリウッドの最新技術で再現された怪獣も、製作側に森羅万象に御魂がある。その御魂こそが神々である、とする根底が理解できない。だから凄いしリアルだし大変なことが起きているんだけども、何か足りない、これはただの巨大化した生物じゃん、という得も知れない日本人としての違和感は、そこにあるのでしょう。
水木しげるさんは、『ゴジラ』公開当時、少なくとも三回は観たそうです。そしてそれが、後の妖怪造形に大きく影響を受けた、と言っていました。
そういう意味で、日本の怪獣たちは妖怪の仲間、妖怪からの派生、あるいは怪獣からの派生、ともいえるわけです。
そういえば、水木しげるさんは、東真一郎名義で、こんな漫画を発表していました。
最新作『ゴジラVSコング』は未見です。
どうだったのでしょう?
⇩『オカルト解体新書』、河童の第一回目。
⇩『オカルト解体新書』、怪獣の第一回目。
毎偶数日にYouTubeにて配信しております『オカルト解体新書』。
私にとっては業界の先輩、竹内義和さんとお送りしております。
配信一ケ月がたちました。
テーマも前回が『河童』、今は『怪獣』となっております。
オカルトで、まあ河童はわかるとして、怪獣? と思われる方もいるでしょうね。
でも、河童と怪獣は親類なのです。
1月26日に配信した『オカルト解体新書・生配信』で、私はオカルトを日本語にするならば、隠秘学が適当であろうといいました。隠された神秘、目に見えない事象を神の御業と考え、体系化し理論化するという行為が、いわばオカルトである、ということです。
人間というのは好奇心と想像力にくわえて、イメージされる漠然とした恐怖の原因を探る為に、得も知れぬ違和感や畏怖する心を和らげるために、悪魔や怪物、鬼や妖怪をキャラクター化してきた経緯があります。
これは洋の東西、関係ありません。
目に見えないものを視覚化して、像に彫ったり絵図にしたりする行為は、まずは視覚化することによって、その正体を見極める、見極めることが出来れば、対処することが出来る、ということです。
京極夏彦さんは「妖怪は怪談の墓場だ」と言っています。
得体の知れない恐怖心や気配は、見えないから怖い。怖いから怪談が生まれる。
ところが、その恐怖を視覚化し、キャラクター化したものが妖怪です。
「おかあちゃん。さっき買い物の帰りな、夜道歩いてたら後ろからヒタヒタ、と誰かついて来んねん。けど、振り向いても誰もおらん。でもまた歩くとな、ヒタヒタヒタって。怖なって走ったらな、そのヒタヒタも走って追いかけて来るねん。怖かったわ〜」
そしたらおかあちゃん、ニコっと笑って「あ、それ、ベトベトさんや」
「な〜んや、そうか」と、ちょっとは恐怖が和らいで、という図式ですかな。
まあ、妖怪も怖いですけどね。正体がわからん、というよりはわかっていた方が対策も練れる、というわけです。
で、日本人はもともと森羅万象に御魂が宿る、という概念を持っておりましたので、その御魂をキャラクター化してきた文化があるわけです。仏教伝来以降、神仏に帰依したり退治される鬼や化け物が描かれ、神になりそこなったモノたちも、おどろおどろしいキャラクターとして表現されます。
それが鬼、化け物、百鬼夜行、魑魅魍魎とか呼ばれて、明治となって妖怪となります。
この想像力、宗教観、環境が戦後、映画という媒体を通して、映画用の妖怪が造られた。それが大怪獣ゴジラだと思うのです。映像的なインパクト、より近代的な恐怖の創造。
ゴジラは「海生爬虫類から陸上獣類に進化する途中の生物」と映画の中では説明されますが、ゴジラはそれ以上の脅威として描かれていました。
ゴジラは、娘を生贄にする大戸島の荒ぶる海神、呉爾羅であり、その神が水爆の洗礼を受け、より巨大化したという設定でした。
それが大怪獣ゴジラ。だからゴジラは人間の作り出す兵器などなんともないわけです。
ゴジラこそは、柳田国男が提唱した「妖怪は神が零落したもの」にあてはまるわけです。
そしてゴジラ以降に造られた数えきれないほどの怪獣たちは、このゴジラの系譜上にあるわけです。
だから怪獣たちにはどこか神々しいものを感じて、私たちは夢中になったわけです。
ハリウッド版ゴジラは、巨大生物として描かれます。同じように巨大化した生き物が街を破壊し、蹂躙するんですけど日本人として何か違和感があったのは、この「神」が不在だったからだと私は思っています。
キリスト教の文化には、人間以外が魂を持つという概念は無いのです。
だから、ハリウッドの最新技術で再現された怪獣も、製作側に森羅万象に御魂がある。その御魂こそが神々である、とする根底が理解できない。だから凄いしリアルだし大変なことが起きているんだけども、何か足りない、これはただの巨大化した生物じゃん、という得も知れない日本人としての違和感は、そこにあるのでしょう。
水木しげるさんは、『ゴジラ』公開当時、少なくとも三回は観たそうです。そしてそれが、後の妖怪造形に大きく影響を受けた、と言っていました。
そういう意味で、日本の怪獣たちは妖怪の仲間、妖怪からの派生、あるいは怪獣からの派生、ともいえるわけです。
そういえば、水木しげるさんは、東真一郎名義で、こんな漫画を発表していました。
最新作『ゴジラVSコング』は未見です。
どうだったのでしょう?
⇩『オカルト解体新書』、河童の第一回目。
⇩『オカルト解体新書』、怪獣の第一回目。
kaidanyawa at 07:00｜Permalink│Comments(3)│
2022年02月04日
怪談考察 なぜ、白いワンピース姿の幽霊が多いのか？Part2
中山市朗です。
昨日、このプログをあげるつもりが、つい忙しくて忘れておりました。
一昨日に続いて、このテーマです。
一昨日に続いて、このテーマです。
なぜ、白いワンピース姿の幽霊が多いのか？
2014年6月26日付けのブログを採録します。少しばかり加筆しております。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
2014年6月26日付けのブログを採録します。少しばかり加筆しております。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
もう、昨日のブログに気の早い常連様からついたコメントにあるように、まずは、白は死装束の色なんですね。
長い黒髪にザンバラ、というのは、昔の人は男女共に髪を結っていたことを示しているわけです。男はちょんまげというやつ。女性は未婚、誰かの嫁はん、後家さんなど、その髪結いの形でわかるようになっていた(浮気は確信犯？)。おまけに、嫁入りすると、お歯黒になった。眉も沿って、女性の顔から表情を無くしたんですね。いきているうちは、虐げられ、自己主張できなかった女たちが、死んでその恨みや思いを果たす、というのが江戸時代の幽霊でした。もっともこれは武家の女たち。だから江戸では怪談噺が多く作られましたが、町人文化中心の上方はそうでもない、という原因が、ここに辿れるわけです。
長い髪、足の無い白装束の幽霊、というのは円山応挙が描いた幽霊画からなった、という説がありますが、これは通説。やはり歌舞伎における幽霊の表現から、ポピュラーになっていったと思われます。
応挙の幽霊。
応挙の幽霊。
まずは長い黒髪。当時の日常社会において、髷を解くということは、よほど悪いことをしたとか、懺悔のために髪を下ろして出家をしたとかを意味しました。つまりザンバラ髪というのは、日常の姿ではない、という信号になる。
そして、死ぬと納棺する場合に髷を解くわけですから、ザンバラの長い髪はそのまま死人をイメージさせたわけです。もちろんこのとき、白装束を着させられるわけです。
あっ、頭につける三角巾、ぬかえぼし、とも天冠ともいいますが、あれは閻魔大王の前における正装とも、悪魔除けの儀式から来たものとも、三角は冥界を支配する蛇の鱗だとも、いろいろ説はありますが、今は、あれを額につけた幽霊って、あんまり聞かないですね。
あと、幽霊は口元に血をたらす描写がありますが、歌舞伎においては、血は女を現し、異型を現すものでした。歌舞伎は男が女を演じていましたから、そういう決まりごとがあったんです。血みどろの幽霊、というのはおそらく歌舞伎から来たイメージでしょう。
このように、幽霊のテンプレートがあったわけです。
ザンバラ頭の長い髪、白装束。誰が見ても「幽霊」とわかる形がこれです。あと、手の甲を胸元あたりであわせているのも、陰である、というシグナル。いろいろ歌舞伎界の人たちは考えたものです。
これが、今にも継承され、白装束がワンピースに変わった、ということなのかも知れません。
ただし、これは女の幽霊。
歌舞伎には、あまり男の幽霊は出てきません。『蔦紅葉宇都谷峠』に文弥と言う按摩の幽霊がでてきます。「恨み晴らさでおくべきか」は、魔太郎でなく文弥の台詞。『四谷怪談』には宅悦、明治になって三遊亭円朝の『累ケ淵』の宗悦、これも按摩の幽霊。あと、小幡小平次。彼は江戸時代に実在した役者がモデルといわれています。まあ私が知るのはそれくらい。他にあったら私の勉強不足。ごめんなさい。で、化けて出るのはたいてい女性。ですから、幽霊のテンプレートは、長い黒髪にワンピースという女の幽霊に受け継がれたのです。
おそらくですけど……。
そして現代。いろいろな人の体験談を聞き集めると、これまた男の幽霊も非常に多い。彼らはまた、面白いテンプートを持っています。男の幽霊は、なぜか制服で出てくることが多いんですよ。
日本兵、自衛官、警察官、医者、運転手、作業員、警備員、ホテルのボーイ、スーツ姿のサラリーマン。私は、こういうものだ、という明らかな主張をしています。また、死んでもなお、仕事をしています。悲哀……。
私は死んだら、機嫌よく酒のんでる幽霊になりたい？
でも、なんだか日本橋あたりでチャリ漕いでる私が目撃されそうですけど。
女性の幽霊も何も長い黒髪に白衣装、というのばかりではありません。
白髪のばあちゃんもいるし、普通の女子学生、OLみたいなのもいる。普通に近所のおばちゃんだったり。黒い長髪、白衣装のイメージが強いということでしょうね。
女性の幽霊も何も長い黒髪に白衣装、というのばかりではありません。
白髪のばあちゃんもいるし、普通の女子学生、OLみたいなのもいる。普通に近所のおばちゃんだったり。黒い長髪、白衣装のイメージが強いということでしょうね。
心霊写真にも面白い特色があります。
まあ、こういうものもどこまで信用できるのか、は、とりあえず置いといて。
写真には、長い黒髪に白いワンピース、といういかにも、という幽霊はあんまり見かけません。無いことはないですが、こちらはまわりに同化しながら、ちょっと違うアピールをしています。
「あれ、ここにいる人おかしい」とか「こんなとこになんで人がいるの？」みたいなところにいる。あと、体のパーツがおかしかったり。何かが多かったり、体の一部だけだったり。
で、なぜかレンズを意識していますね。なんか、こっち見ていますよね、心霊写真の幽霊って。あれ、あえて意識して出てきています。
で、なぜかレンズを意識していますね。なんか、こっち見ていますよね、心霊写真の幽霊って。あれ、あえて意識して出てきています。
動画となると、瞬間に移動したり、突然現れたり、消えたり。これも意識してますね。
ですから、幽霊と言うのは、何かを言いたくて出てきているんだと思います。幽霊だと気づいて、と言っているんです。つまり、心霊写真は焼いたり処分してはいけない。消去してもいけない。幽霊、気を悪くします。お寺に持っていって供養させるのならいいでしょう。
彼らはけっして、祟ったりはしません。彼らが祟るのなら、怪異蒐集家の私なんか、とっくに祟られています。仕事場の机の引き出しに送られて来た心霊写真らしきもの、入れっぱなしにしてますからね。
ともかく、世間に偏見とか思い込みが多いように、人間が勝手に脳内でわかりやすい幽霊のイメージに変換しているのかも知れません。
幽霊、おもしろいですな。
あと、太った女の幽霊がなぜないのか。厚着の幽霊はいるのか（いますけどね）。幼女の幽霊はなぜ、おかっぱ頭が多いのか（そうでもないんですけどね）。いろいろ研究すべき課題がありますな。
kaidanyawa at 06:54｜Permalink│Comments(6)│
2022年02月02日
怪談考察。なぜ「白いワンピース姿」の幽霊が多いのか?
中山市朗です。
先日もそう言うコメントが付いたのですが、よく聞かれることがあります。
それは、なぜ幽霊は、白いワンピース姿が多いのか?
そういえば、先月8日に配信した『市桜怪談夜話〜市桜式山怪』でも、山の怪異は、神様かキツネか幽霊か、わからないが、白い衣装の女がよく出るという話になりました。これは『山怪』の田中康弘さんも指摘していますね。そこが怖いと。
不思議なのは、山の神様だという伝承が残っていて、今もその目撃者がいる。
それならば昔の着物とか天女のような姿をしていてもいいはずなのに、そこらへんの駅前を歩いていそうな若い女性のような姿で、やっぱりワンピースのような白衣装だというわけです。
まあ、なぜ白いワンピースなのか。過去に私なりに考察したことがあります。
いまだに「なぜ？」と、よく聞かれるので、2014年6月25日付けのブログを採録します。
ほぼ、私の見解は変わっておりません。
まあ、本にも再販、映画にもリバイバルがあるように、過去のブログをそのまま採録というのもあっていいかな、と。
『怪談狩り』の一作目を出した当時のブログです。その感想について書いたものです。
では、以下の通りです。多少、加筆しております。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
先日もそう言うコメントが付いたのですが、よく聞かれることがあります。
それは、なぜ幽霊は、白いワンピース姿が多いのか?
そういえば、先月8日に配信した『市桜怪談夜話〜市桜式山怪』でも、山の怪異は、神様かキツネか幽霊か、わからないが、白い衣装の女がよく出るという話になりました。これは『山怪』の田中康弘さんも指摘していますね。そこが怖いと。
不思議なのは、山の神様だという伝承が残っていて、今もその目撃者がいる。
それならば昔の着物とか天女のような姿をしていてもいいはずなのに、そこらへんの駅前を歩いていそうな若い女性のような姿で、やっぱりワンピースのような白衣装だというわけです。
まあ、なぜ白いワンピースなのか。過去に私なりに考察したことがあります。
いまだに「なぜ？」と、よく聞かれるので、2014年6月25日付けのブログを採録します。
ほぼ、私の見解は変わっておりません。
まあ、本にも再販、映画にもリバイバルがあるように、過去のブログをそのまま採録というのもあっていいかな、と。
『怪談狩り』の一作目を出した当時のブログです。その感想について書いたものです。
では、以下の通りです。多少、加筆しております。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
いろいろ参考のため、｢怪談狩り」を読んで、その感想をツィッターでつぶやいている方たちを、オフィスイチロウがリツイートさせていただいています。
すると、こんな感想がありました。
「なんとなくワンピース姿の幽霊が多い気がした」
もう一つ、こういう意見もありました。
「幽霊の服装の系統とかまとめた論文とか誰か書いていませんかね。今回『怪談狩り』読んでたら、ワンピースが目立つなあと思って。そもそも森ガールとか、パンキッシュな格好した幽霊とかって、あんまり聞かないなあ、と」
もし、森ガールの格好をした女の子の幽霊を見たら、おそらく「森ガール」という言葉を知らない人は、それを白いワンピースだったと認識すると思います。私も知らなかったのでネットで調べたら。
森にいそうなふるゆるスタイルとありました。
すみません。写真はAmazon.jpさんから引用させていただきます。
奥深い森でこんな格好の女の子見たら、やっぱり怖いと思いますし「あっ、森ガール」とはならんでしょ。白いワンピースの女、ですよ。
パンキッシュな格好をして死んだ女の子っていうのも、そんなにいない気がしますが、そんな格好の幽霊、いることはいます。一つだけ、取材できています。
森にいそうなふるゆるスタイルとありました。
すみません。写真はAmazon.jpさんから引用させていただきます。
奥深い森でこんな格好の女の子見たら、やっぱり怖いと思いますし「あっ、森ガール」とはならんでしょ。白いワンピースの女、ですよ。
パンキッシュな格好をして死んだ女の子っていうのも、そんなにいない気がしますが、そんな格好の幽霊、いることはいます。一つだけ、取材できています。
さてさて、ワンピース姿の幽霊が多いのは事実なのでしょうか。
事実です。取材して聞き集めしていると、そういう証言は確かに多い。
私は幽霊と言うものを見たことが無い(けっこう見ているよ、と言われますが実感がない)、ので、いったい幽霊とはどんな風に見えるのか、どんな格好、どんな状態、色は、距離は、などと体験者に質問することが多々あるんです。興味もありますしね。たいてい一般の人の語る怪談は、話の中で、「女の霊を見た」とか「女の霊が立っていた」という話になって、なんとなくそれがその場の雰囲気で、そのまま話が進行してしまうわけですね。
でも、女の霊といっても、若いのか年とっているのか、どんな容姿でどんな様子だったか、そもそもなぜそれが霊であると認識したのか、そこをスルーしたのでは商売用の怪談にならないわけでして。
ですから、私が待った、をかけて、「その女とはどんな格好でした？」と、聞くわけです。
そうなると、「はっきりとは覚えていない」ということになるわけです。「そこを思い出してください」と粘る。すると、「白いワンピースだったようだ」と返って来ることが多い。おそらくこれ、脳内で補正しているんじゃないかと思うんですね。
たとえば、暗闇に女が立っていた、という話があったとします。
「どうして、暗闇に女がみえたのですか？」と、私は聞きます。
「うーん、白く光っていたように思います」
「白く光っていた？ 全身が光っていたんですか？」
「いえ、おそらく着ていたものが……」
「何を着ていたのですか？」
「白い、ワンピースだったような」
というパターン。まあ、誘導尋問みたいですけど、私としては少しでも詳しい情報が欲しいわけです。
ただ、こういう話はどうしてもありがちな話になってしまって、あるいは真実味の無い話しになってしまったりして、結局使わないことが多いわけです。
あと、あんまりファッションについて詳しくないおじさんですと、さっきの森ガールじゃないですけど、女の子のファッションにうといと、白いワンピースとしか言いようが無いというのもあるでしょう。ここは、ファッションデザイナーとか、コーディネーターが語る怪談を聞いてみたいと思いますね。
幽霊って、そんなおっしゃれなもん、着てたんや、なんて発見があったりして？
脳内補正、というと、幽霊は目で見ているのではないという話もあるんです。
これは昔、稲川淳二さんから聞いたんですが「幽霊はね、目で見ているんじゃない。盆の窪ってあるでしょ。ここで見ているんですよ」と言うわけです。盆の窪、つまり後頭部の真ん中のへこんでいる部分。あそこで見ていると。うん？
思うに、普通は目で見たものを脳が処理して、見た、ということになるのを、いきなり脳に入ってくる、という感覚でしょうか。そういう話、実は他の人からも聞いたことがあるんです。
ということは……。
この、脳に直接入った情報が、目立つ、白い、何か違う、幽霊、女、ワンピース、というふうに処理されるのかも知れません。私が思うに、霊というやつは、あえて、出てきています。何かを言いたいようです。存在に気づいて欲しいようです。ですから、私は霊です、と、見ている人に認知させないことには意味が無い。ですから、幽霊である、と誰もが認識するシグナルを送る。
それが、黒髪の白いワンピース(服)、ということになるのかも知れません。
面白いことに、夜の誰もいないはずの場所で、長い黒髪、白いワンピースという姿を見ると、一瞬凍りつく感覚に陥るのは日本人だけでなく、世界共通なんだそうです。まさか、貞子の影響もあるのかな？
そういえば、キューブリックの『シャイニング』の双子の女の子が出現するシーン。私のイメージでは確かあの双子は白いワンピースだったんですが、あれも怖かったですよね。でも今、ブルーレイで見直すと、双子は薄いブルーがかったワンピースでした。
白いワンピース、というのは、どうやらイメージとして認識しやすく、脳裏に残る、とういう作用もあるのかと。
実は、さきほども書きましたように、ワンピースの幽霊、というのはどうしても安易なイメージですので、怪談としてボツにすることが多いわけです。おそらく読者の皆さんに、またかよ、とツッこまれることは予想できますしね。ですが、今回の指摘。
あれれ、『怪談狩り』にそんなに使ったっけ、と読み直してみたんです。
そしたら第八十話から八十四話にわたるMさんのスナックに現れた女の霊。これが典型的に黒髪に白いワンピース。ただしこれは、もともとワンピース姿で客を接待するお店の話なので、これは活かしたわけです。
あれれ、『怪談狩り』にそんなに使ったっけ、と読み直してみたんです。
そしたら第八十話から八十四話にわたるMさんのスナックに現れた女の霊。これが典型的に黒髪に白いワンピース。ただしこれは、もともとワンピース姿で客を接待するお店の話なので、これは活かしたわけです。
あと、第九十五、六話の「駅前の少女」と言う話。ここに出てくる小一か二年の女の子が赤いワンピース。
実はそれだけなんですね。
もしかしたら第九十二話の「ついさっき」の白いカーテンと思ったら女の衣装、というのがイメージ的に白いワンピースを想像させたのかも知れません。
それでも、ワンピース姿の幽霊話が多いというイメージを持たれた。
つまり、ワンピース姿の女性は、想像しやすく、印象に残る、というわけです。脳内で見る霊というのは、そういう印象、イメージで残った映像、なのかも知れません。
ちょっとこのテーマ、面白そうなので、続きますね。
kaidanyawa at 07:00｜Permalink│Comments(10)│
2022年02月01日
怪談!! 京都の幽霊マンションの全貌を知れ!!
中山市朗です。
昨日、サンプルが竹書房さんより届きましたので告知いたします。
明日2日、『お前らいくな。特別編 幽霊マンション滞在記』のDVDが発売されます。
1999年初夏。
テレビ朝日『トゥナイト2』のロケを発端にした、京都のあるマンションに関わる怪異談!!
「山の牧場」とともに北野誠さんと体験談をシェアしている大作怪談です。
今回のDVDは、番組担当の鎌倉監督が当マンションの一室を借り、松竹芸能の若手芸人、にしね・ザ・タイガー君をここに住まわせてレポートをするという新企画を記念（?）してのもの。
みさ〇さんが出る部屋とは階が違いますが、このマンションは全体に怪異が起こるとのことです。
ですから、だいたいの雰囲気は、動画で楽しめていただけるかと思います。
もちろん、DVDで私もここで何があったのか、語っております。
しかし、改めて、私も凄い体験をしているなあと。
幽霊を直接見たというわけではないので、ピンと来ていないですけど、こうやって積み重なるエピソードを振り返ってみると、とんでもないことが起きていることがわかります。
偶然、とか思い過ごし、ではけっしてない、何かが……。
証言者もたくさんいますから、やっぱりここは、そう言う場所なのでしょうし、霊はやっぱり存在するのかも知れません。
『トゥナイト2』に続いて、翌年のKTV『乗ってけ北野誠タクシー・心霊スポット・スペシャル』で現地に突入ロケ。この時にマンションに一時住んでいたというグラビアアイドルA子さんも同行していまして、彼女から、その部屋に住んでいた映画の録音技師をしていた男性を紹介してもらって、取材をさせていただきました。そして取材中、連絡が取れていなかったという彼と共同生活をしていたという男性から電話が!! この部屋に住んでいた二人の人物から取材が出来たんです。
その証言をもとに、この幽霊マンションの全貌を発表したのが『新耳袋・第六夜〜第九章・居にまつわる二十の話」でした。2001年6月発売のメディアファクトリー版。
現在はKADOKAWAより文庫版が出ております。
そしてその翌月、『北野誠のサイキック青年団〜夏の怪談特集』にゲスト出演たときにラジオで語ったわけです。
この放送を聴いていて、このマンションに魅入られたように通うようになったというのがガリガリガリクソン君。彼も今回のDVDに出て、体験談を語っております。
そして、改めて「幽霊マンション」の全貌を語ったのが昨年末に発売された『市朗怪全集十五』です。
いろいろなメディアで「幽霊マンション」が疑似体験していただけます!!
ダウンロード版もあります。
昨日、サンプルが竹書房さんより届きましたので告知いたします。
明日2日、『お前らいくな。特別編 幽霊マンション滞在記』のDVDが発売されます。
1999年初夏。
テレビ朝日『トゥナイト2』のロケを発端にした、京都のあるマンションに関わる怪異談!!
「山の牧場」とともに北野誠さんと体験談をシェアしている大作怪談です。
![おまえらいくな。特別編 幽霊マンション滞在記 [DVD]](https://m.media-amazon.com/images/I/51kKS3g8suL._SL160_.jpg)
今回のDVDは、番組担当の鎌倉監督が当マンションの一室を借り、松竹芸能の若手芸人、にしね・ザ・タイガー君をここに住まわせてレポートをするという新企画を記念（?）してのもの。
みさ〇さんが出る部屋とは階が違いますが、このマンションは全体に怪異が起こるとのことです。
ですから、だいたいの雰囲気は、動画で楽しめていただけるかと思います。
もちろん、DVDで私もここで何があったのか、語っております。
しかし、改めて、私も凄い体験をしているなあと。
幽霊を直接見たというわけではないので、ピンと来ていないですけど、こうやって積み重なるエピソードを振り返ってみると、とんでもないことが起きていることがわかります。
偶然、とか思い過ごし、ではけっしてない、何かが……。
証言者もたくさんいますから、やっぱりここは、そう言う場所なのでしょうし、霊はやっぱり存在するのかも知れません。
『トゥナイト2』に続いて、翌年のKTV『乗ってけ北野誠タクシー・心霊スポット・スペシャル』で現地に突入ロケ。この時にマンションに一時住んでいたというグラビアアイドルA子さんも同行していまして、彼女から、その部屋に住んでいた映画の録音技師をしていた男性を紹介してもらって、取材をさせていただきました。そして取材中、連絡が取れていなかったという彼と共同生活をしていたという男性から電話が!! この部屋に住んでいた二人の人物から取材が出来たんです。
その証言をもとに、この幽霊マンションの全貌を発表したのが『新耳袋・第六夜〜第九章・居にまつわる二十の話」でした。2001年6月発売のメディアファクトリー版。
現在はKADOKAWAより文庫版が出ております。
そしてその翌月、『北野誠のサイキック青年団〜夏の怪談特集』にゲスト出演たときにラジオで語ったわけです。
この放送を聴いていて、このマンションに魅入られたように通うようになったというのがガリガリガリクソン君。彼も今回のDVDに出て、体験談を語っております。
そして、改めて「幽霊マンション」の全貌を語ったのが昨年末に発売された『市朗怪全集十五』です。
いろいろなメディアで「幽霊マンション」が疑似体験していただけます!!
ダウンロード版もあります。
市朗怪全集 をAmazonオーディオブックで聴く | Audible.co.jp
kaidanyawa at 06:33｜Permalink│Comments(6)│
