2017年07月10日

東京公演、盛況で終わりました!

中山市朗です。


東京から戻ってまいりました。
夕方に戻ったのですが、その直後死にまして、復活したら翌3時ごろでした。

さて、報告いたしましょう。

6日はラスタ原宿で、「月刊ムー」の三上編集長と、古代史トーク。
思ったよりお客さん入っていまして、感謝。
楽屋に、と学会の皆神龍太郎氏がやって来たので、「だったら出てくださいよ」と、無理やり引っ張り出して、私、三上、皆神という、初の顔合わせが実現。
暴走する私と三上氏のトークに、冷静な目で静止させ、「いつ、モーツァルトの話になるんですか?」などと突っ込んだり、魔多羅神と『魔笛』の共通点に、狩衣に注目したりとさすがの目の付け所。
三上氏は、太秦=景教という佐伯好郎説を解説。というか、私がふったんですけどね。  
東京のお客さんは、四天王寺も太秦も三本鳥居も、あんまり知らないようで、あの反応は、驚愕していたのか、茫然としていたのか?
でも、この日のトークは大失敗。
というのも、大阪での三上氏とのトークは、まずビールがある。楽屋でもうすでに何本か飲んでのトークですからね。お客さんも飲んでるし。
ところが今回は、アルコール無し。
話しが真面目になりすぎちゃって。大学の講義じゃないんだから。
猛反省の二人……、
してないか、この顔は。

DEIIKm3VoAIQy9Y



















アンケートも「はすごく勉強になりました」から「もっとエンタメにしてほしい」と、反応が分かれておりました。
皆神さんも「明日は、ビールが不可欠ですね。ビール、大量に用意しますよ」と、早くもビールの心配。
あ、お客さんの中に皆神氏が出ている、NHKの『超常!幻解ファイル』の番組担当者が来られていました。
こういう、古代史の謎、番組になればなあ、と。そんな話を。
いや、NHKしか、できないでしょうね。こういうテーマ。

翌七夕の夜は、神保町のブックカフェでUFO怪談。
17時にT書房の編集Mさんと同カフェで待ち合わせ、ということで、場所を確認しようと1時間早めに行くと、Mさんとバッタリ。
「じゃあ、1時間早いですけど、行きますか」と、カフェへ。

IMG_0426
















ここの二階。

昨日の反省もあって(?)、16時からビール。そして、打ち合わせ、なのかな、あれは?
18時過ぎたころには、皆神さん、唐沢さんたちも現場入り。お客さんもちらほらと。

IMG_0427














で、定時に始まりました、UFO怪談。
司会が唐沢俊一さん。そして日本一UFOに詳しい男、皆神龍太郎氏に、おそらく日本で唯一(?)、UFO怪談というジャンルを確立しようとする私、中山市朗の、これは歴史的なUFOトーク?

ちなみに皆神氏のUFOに対するスタンスは、UFOが宇宙人のクラフトではありえない。UFO目撃談のほとんどは、正体のわかっているものか、作り話、妄想、勘違い、見誤り。とまあ、どんな事例も深い知識と分析力で論破。でも、確かに何かは飛んでいる……。
それは、間違いない。じゃ、なんだそれは?

対して私は、UFO怪談ですからな。私の怪談に対するスタンスも、霊やいわゆる超常現象を肯定しているわけではないが、でも、奇妙な現象を見て、体験した人はいる。その話の大半は、勘違いや妄想、作り話もあるが、それでも否定できないものはある。不思議な出来事は、日々、どこかで起きている。
それに、怪談は超常現象の報告、解析が目的ではないですから。
ゾッとする瞬間があれば、怪談になる。
いわば話芸、文芸。これは、テクニックの問題でもありますが。


で、UFO。私も皆神さんも、実はUFOを見ているんです。
「私、2回見ました」と私が言うと、皆神氏は「僕は3回見ました」と、はやくもオッサン二人、大人げない自慢話からUFO怪談の開幕。やってるこっちが、面白かった。
マイクも出演者三人にマイクが2本。
私と皆神氏、マイクを奪い合いながらのトーク。

IMG_0433














司会の唐沢さんも、大変だったでしょうな。
でも、UFOはロマンがある。けど、MIBは、恐ろしい……。
で、お客さんの大半がと学会の会員の方だったようで、最初、「黒ずくめの2メートル近い二人組の男が……」と言うと、どっと笑いが来ていたんですが、だんだん話がマジなんだ、と気づいたのか、だんだん空気が変わって来た。皆さんあんまり、怪談というものに接していないようです。まあ、UFO怪談ですからな。珍しいといえば珍しいのですけど。
ちなみに、と学会のFJKさんによれば「と学会の会員から、怪談がこんなに面白いとは」という声あり、という報告が。面白いんです怪談は。
みなさん、知らないだけ。
知らさんとなあ。

2時間、UFOに関して語った後、懇親会。
なぜか懇親会では、スプーン曲げが披露されました。

IMG_0446














疑似科学を見事に暴く、皆神氏の前に現れた新品のスプーン。

IMG_0452















まあ、ね。
この後、一部のお客さんたちと、二次会。ここでは神官の方もおられまして、昨日の古代史にも興味がおありのようで。いろいろとディープなお話を。
やっぱりね、あんまりこういう話を真剣に話したりすることがないんですね。
でも、知りたい、聞きたいという人も大勢いることは、実感しております。
どうやって、こういう場があることを、できることを、みなさんに知っていただくか、ですな。

8日は、「Dark Night」。夜を徹しての怪談オールナイト。
この日、私の初体験が。

ひとりで居酒屋。
居酒屋はよく行きますよ。でも、それは友人とか仲間とか、接待、打ち上げ。たまに(最近はそんなこと、めっきり減りましたが)カワイイあの娘ちゃんとか。とにかく誰かと行くもの。
でも、一人で入ったのは、この日が始めて。
なんかね、味気ないですな。

IMG_0461














ちょっとまあ、開演前の時間つぶし。アルコールと言う燃料補給。

田中邦衛扮する若侍
「酒なんて飲んでる場合じゃないでしょ!」
椿三十郎
「俺は、酒飲んだ方が頭よくなるんだぜ」

tubaki30-02








さて、新宿バティオスでオールナイト。
昨夜に続きT書房のMさんと、怪談図書館桜井館長も楽屋入り。なんやかんやと、気が付いたら裏方もやっていただき、助かりました。埋め合わせはしますよ。
北野誠さん、MCのスイミーのゆう子さんも楽屋入りして、流れだけ打ち合わせ。
こういうのは、打ち合わせで決め事をするより、会場やお客さんの雰囲気、流れを読んで進行させるのが一番いいんですよ。私も誠さんも、それ、慣れてますから。
でも、テーマは押さえておかないと。
実は、『怪談狩り 禍々しい家』を出したのち、またもや「山の牧場」に関する情報がまた寄せられたんです。うちに届いたメールを読んだ誠さん。
「また謎が増えたなあ。なんやねん、あそこ」と、また首をかしげて。やっぱり終わらんなあ、山の牧場。

さて本番。

第一部は、我々が学生の頃から噂だった六甲山の怪談から。大阪公演では披露した、怪談が生まれた原因が判明、というあの話。でも、続きがあったんです。あれ。
第二部は、東京では初。私と誠氏、二人が見た「山の牧場」の怪異。現在どうなっているかの画像も披露。
今、あの牧場。消滅しつつあります。
そんなこと、普通ありえないんだけど、それがしっかり、写真や動画で確認できます。
そしてもたらされた最新情報。
やっぱり、あそこは謎ですよ。

第三部は、二人で怪談三昧。誠氏は「タニシ、ヤバい」怪談。
誠さんの話は、会場から爆笑が起こりつつも、やっぱり怖いところは、締まる。これがエンタメですよ。
私は大阪で披露した、牛三題とトイレの花子さん。花子さんは誠さんからリクエストがあったんです。
「中山さん、この前の道頓堀のDark Night 。なんかネットで騒がれてんで。すごく怖かったって。トイレの花子さん。どんな話?」
ということで。ほんとはもう一話、用意していたんですけど、時間切れ。

楽屋で出演者三人、プラス桜井さんで記念撮影。

IMG_0466














この後、打ち上げ。
T書房のMさん、桜井さん、それにオフィスイチロウのイベント担当、私で、いろいろ心底、語りました。
北野誠さんからの要望も。
今後やりたいこと、企んでいること、協力できること、できないこと。将来の怪談界について。
ともかく、個人個人がやるのも大事ですけど、出版社のようなメーカーも入っての、協力し合っての大きな動きが今は必要。なるかならないかは、今後、詰めていきますが、常に考え、実行していきます。

ネット配信の動画番組にも今後、力をいれます。
また、今後の怪談界のために、若い女性の怪談の語り手、あるいはMCや新しいキャラクターも必要であることは、やっぱりここでも共通項。ほんと、痛切に思っています。
誠氏、桜井館長、オフィスイチロウ、T書房、目論見が同じなら、ともに協力し合おうと。プロの仕事を見せようと。

ということで、オフィスイチロウ。
20代、怪談や神社仏閣、不思議なことに興味のあるタレント志向の女性。
ほんまに募集しています。

他薦、自薦、とにかくメールを。
info@officeichirou.com

詳しくなくてもいい。好きであるなら、まずそこから始めてみよう。


と、打ち上げは、気が付いたらお昼近い時間。
夢を語る楽しさ、具現化していく手ごたえ。
これが楽しい。そして作家としての生きがい。やっぱり飲んで語る。
大事ですよ。これ。




あー、疲れた。
しかし、充実した三日間でした。
今夜は会議か。













kaidanyawa at 07:20│Comments(12)

この記事へのコメント

1. Posted by ひろみつ   2017年07月10日 09:57
5 中山先生ごきげんようです。
東京遠征お疲れ様でした。

Dark Night東京版行ってよかったです。
山の牧場はほんまに終わりそうで終わらないですね。なんでしょうね、あそこ・・・

桜井館長来ておられたんですね。ご挨拶できなかったのが残念です。

ダークナイトの前に、先生も行かれた六本木のスリラーナイトも行ってまいりました。
城谷さんの語りはまさしくプロの語りで、活舌もよく、それは見事なものでした。

僕は延長して2ステージ拝見して、城谷さんとも割とジックリお話しできました。
落語と講談の要素がある語り口も僕は好きです。

カップルでデートで来るにはもってこいのお店だと思います。僕の時は最初は5人くらいでしたが徐々に増えてきて15〜20人くらいの入りでした。

関西にもこういうお店ができればいいなと思いましたが・・・・でも入場料2500円+ワンセット1時間、怪談15分で3500円は高い!
2. Posted by 中山市朗   2017年07月10日 12:48
ひろみつさん。

大阪でも毎日怪談が語れる場所を、ということで事故物件探していたんですけど、見つからず。見つけて連絡しても、先方から連絡来ず。
料金は、六本木の値段ですな。大阪じゃあ、そんなに取れない。

でも、やりたいですね。怪談の常設店。
いい場所あったら、みなさん、お知らせください。
3. Posted by 鈴木   2017年07月10日 15:16
やはり、あの場所は関わらない方がいい
ようですね。あのような事が地質学上に
あり得るのかどうか、知りたいです。

三部での怪談は2つとも、怖かったです。
もう1つの怪談も聴きたかったですが、
またの機会にお願いいたします。
4. Posted by 弥生   2017年07月10日 16:33
中山先生、東京遠征お疲れ様でした。
四天王寺に太秦、三柱鳥居の話聞きに行きたかった〜!はぁ〜…。しかし、受験生の母には、夜間の外出はちとキビシイのでした。仕方なく(?) 子供と一緒に浅草七夕祭りに出かけたものの、1日勘違いしてしまい何にもやっていませんでした。猛暑に早くもへたれております。
禍々しい家を購入して、家人が寝静まるのを待ち一気に読み終えてしまいました。背筋がぞぞ〜っと来て、夏の夜にぴったりです。
5. Posted by 中山市朗   2017年07月10日 18:15
鈴木さん。

地質学上、ありえるのですかねえ?
円状となって、しかもだんだん大きくなって、牧場を飲み込んでますよ。

なんなんでしょうね〜。

弥生さん。

四天王寺、太秦、三本鳥居。面白いですよ〜。受験生の子供さんには、充実した学問をやっていただきたいですね。
勉強と違って、学問は楽しく面白い。
ここにみんな、気が付かないんですよ。
また来年、東京で怪しいトークをやりますので、その時はぜひ、いらしてください。
6. Posted by マイト   2017年07月11日 04:36
中山先生、東京遠征お疲れさまでした。
山の牧場、うちに届いたメールとは私が送信させて頂いた者でしょうか?
もしそうなら光栄です。

怪談バーは私も一度訪問してみようと思っています。
女性怪談師の語りをぜひ生で聞いてみたいです。
大阪でもこういう場所が欲しいですね。

さて、来月の誠氏とのダークナイトも楽しみにしております。
7. Posted by 中山市朗   2017年07月11日 09:24
マイトさん。

そうです。送っていただいたメールのことです。大阪公演でも、このメールについて触れながら、山の牧場を振り返るコーナーがあれば、と思っています。
ありがとうございました。
8. Posted by 点   2017年07月11日 11:48
中山先生、東京公演お疲れ様でした。
今年はDarkNightを東京で2回も、しかも北野さんがゲスト参加、大変満足させて頂きました。
スイミーのゆう子さんには、アフリカから帰られたら、DarkNightのMCをアフリカ呪術の話しを交えつつ、やって頂きたいです(笑
9. Posted by 中山市朗   2017年07月11日 20:26
点さん。

ありがとうございました。
アフリカ呪術の話を交えつつ、いいですねえ。その前に、彼女の無事を祈りましょう。
10. Posted by マイト   2017年07月12日 00:55
そうでしたか!

間接的ではありながら、中山怪談に貢献できて光栄です。
大阪でもお時間ありましたら是非語ってくださいね。
11. Posted by シロ☆   2017年07月12日 10:13
中山先生
こんばんはです。

東京遠征、盛況とのことおめでとうございます&お疲れ様でした。

『怪談狩り〜禍々しい家』での山の牧場拝読しました。益々奇妙さが浮き立つようでまだまだ続きそうですね。

12. Posted by 中山市朗   2017年07月12日 18:08
シロ☆さん。

なんか、山の牧場は、続きそうな気配です。もう一度まとめてから、終わりにしたいと思います。
終わらせてもらえない?

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


Archives