2018年11月25日

高松での怪談三昧!

中山市朗です。


大阪へ戻ってまいりました〜。


高松での二日間、怪談語りつくしましたで〜。

高松けいりん場。空き店舗を会場に。
こんな立て看板がありました。

高松18-6



















競輪場、いろいろイベントやってますねんで。
Nゲージ、ジオラマやってましたんやな。見たかった〜。

高松18-4



















さて、競輪場での「秋怪談」は、15〜20分くらいの怪談を4ステージ。競輪場ですから、競輪の競技中は我々はお休み。
若い人から子供さん、親子連れ、そして熱心な常連さんも来てくださって、ありがたいです。
会場はこんな感じ。MCは、クライアントさんからご指名があって、秘書の、ののが担当。

08−1高松



















2日で8ステージ。けっこう語りましたよ。
何度もライブで語ったものから、初語りのものまで14、5話。
楽しいはずのクリスマスが恐怖になるという怪談を語ったら、真ん前にいた中学生くらいの女の子が、耳をふさぎだしてえらく怖がって。次のステージには来てなかった。難しいですな、怪談は。
中には「怪談を聞くということがはじめてです」という方もおられましたが、この方は何ステージも続けて聞いておられました。競輪場での8ステージと、「Dark Night」、全部来た、という猛者も!

そう、24日の午後は、高松での「Dark Night」。私の怪談独演怪も開催しました。
昼からの開催ですからほんまは、「怪談High Noon」?
それじゃ怖くないか。
「Dark Night」というライブ名ですからな。

こちらは、少し長めのお話を。頭の中にあるうちにと、まずは「迎賓館」。
休憩を挟んで、警備員や工事の測量技師、電話オペレーター、スーパーのパートと、職場に関する怪談を。
怖いだけでなく、笑いもあったり、不思議がったりと、お客さんも楽しんでいただいたよう?
最後はリクエストにあった「15日に行きます」を。

高松18-2



















こちらのライブは、約2時間。

ちょっとした不思議現象が。

チケット売り上げ金額と来られたお客さんの数は合っているんです。でも、実際に客席にいたお客さんは一人少ない。で、半券の数は客席のお客さんの数と合っている。
これ、受付で確認とっていますので、予約で来られた方、当日券を購入された方の数は合っていているんです。これ、一人のお客さんがチケット代を払って、受付の者が半券ちぎる前に忽然と消えた、ということ?

よおわからん。
担当の中村壮快君は何度もののさんに「お客さんの数、ステージから数えといて」と、念押しして、人数を聞くとしきりに首をかしげていました。
「そんなはず、絶対ないねんけどな」

ともかく私は、気持ちよく語らせていただきました。楽しかったですわ。

こういう地方での怪談ライブも、今年はどんどん増やしていきたいところですが、なかなか、ねえ。
きっかけがないと。

高松18-3



















23日のライブ後は、高松のファンの方に一席設けていただきました。
感謝感激です。

高松の皆々様、ありがとうございました。

また行きたいです。





kaidanyawa at 07:00│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by ひろみつ   2018年11月25日 11:18
5 中山先生高松遠征お疲れ様でした。

ライブもタップリ語られたようでなによりです。毎度思うことですが僕も素人なりに怪談は難しいと思います。夜泣きするほど難しいです。

今日語って反応のよかった話を翌日同じ場所で同じように語っても反応がよくなかったりするんです。
会場の雰囲気、照明、客層、体調、精神状態などいろんな要素が全部その日の出来に影響する・・・怪談に限らずライブって生き物なんやなって思います

>チケット売り上げ金額と来られたお客さんの数は合っているんです。でも、実際に客席にいたお客さんは一人少ない。で、半券の数は客席のお客さんの数と合っている。>そんなことがあったんですか・・・・落語の「まめだ」みたいですね
2. Posted by 中山市朗   2018年11月26日 08:39
ひろみつさん。

表現して人に伝えることは、難しいものです。それをプロとして自覚し、木戸銭取るとなるともっと難しくなります。でもだから芸は面白く、深いんです。

チケット売り上げ。『怪チャンネル』が終わった後も壮快君はいっていました。
「競輪場で買ってくれたチケット代金は封筒に入れてて、全員来た。予約で来た人の人数もわかってる。当日券では何人。売り上げた金銭はあってる。でも、入場者は一人足らない。チケット買って入場する前に帰ったとしか思えん。そんな人いるか?ずっと受付にいたし。わからん」と。

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プロフィール
中山市朗(なかやまいちろう)

作家、怪異蒐集家、オカルト研究家。
兵庫県生まれ、大阪市在住。


著書に、
<怪 談>




<オカルト・古代史>




などがある。
古代史、聖徳太子の調査から、オカルト研究家としても活動している。






作家の育成機関「中山市朗・作劇塾」を主宰。



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