2019年02月13日

新・作劇塾、塾生募集開始!

中山市朗です。

私が運営、塾頭をやっております、作家養成塾「作劇塾」を、この4月より仕切り直して開講いたします。
今まで書いて来ましたように、作家になるのは本人の自覚とやる気次第です。
年齢、学歴は問われませんし、免許も資格もいりませんし、許可をどこからかにもらうわけでもありません。
作品があって、それが世に出て、それなりの対価と評価をもらえば、作家です。

資格も免許もいらないわけですから、そういうものをもらうために、試験をパスするための学校や教室に行く必要もあえてありません。
ただ、特殊な世界でもありますし、会社勤めをしている人たちからすれば、まったく価値観の違う世界かもしれません。
ですから、私が塾でやろうとすることは、まず作家になるための環境づくりをすることと、ともかく面白いことに触れる、ということ。この二点なのです。
環境とは、仕事と直結する現場があること。

作品を書いても創っても、それが世に出て対価を得る、ということがなければ、プロにはなりません。
ですから、作品を、最終的には売る、やりたいことで仕事をもらう、というための環境を塾で作っていくというものです。

面白いことに触れる、というのは、小説にしろエッセイにしろ、映画や舞台、ドラマもアニメもコミックも、面白いから世に出ているのであって、読者や視聴者がいるわけでして、あたりまえのことをあたりまえに言ったところで、誰もそこに対価も払ってくれません。つまり、作家であるなら、なろうとするなら、知的好奇心を働かせてどんどん面白いものを見つけて、触れることが大事なんです。
料理を作るにあたっての、これは材料ですな。

沸かしたお湯に、まずはなんでもいいから、野菜でも肉でも魚でも、うまそうにものを見つけてほおりこむと、スープとなり、煮物にもなります。ま、美味いかどうかは別として。
でも、湯を沸かしても、ほぉりこむ食材が無ければ、お湯のままです。これは、美味い不味い以前の問題です。

作家志望者の大半の方は、調理の仕方、つまり具材の切り方や量の調節、煮込み方だの焼き方だの、ソースがどお、ということを知りたがってきます。小説でいえば、文章のスキルアップ、表現力、ストーリー展開の極意といったものを教えてもらいたいと思ってくるのですが、その人の頭の中に具材がないと、スキルアップも表現力も教えようも、アドバイスの仕方もないわけです。
「こんな具材がみつかりました。中華風のちょっと変わったこういう料理を作りたいんですけど」と言ってくれば「じゃあ、こうしたら」とか「こんな食材とミックスしてみたら」といった具体的なアドバイスができます。

ですから、面白いものを探す、面白くする発想を養っていただきたいと思うわけです。

私は、何回か前のこのブログに書きましたように、作家になるための環境があった。そこによく顔出しをして、そういう環境に身を置いたことと、やっぱり面白いものを見つけ、こだわりをもって、その面白さを他の人にも伝えたいというリアクションが起きたことが、私の作家人生のはじまりであり、現在進行しているものであると、これは断言するものです。
文章力とかテクニックとか演出とか、そういうものは考えたことがありませんでした。ただ、自分が面白いと思ったことを、その面白さを伝えるためには、どう表現すれば、理解してもらえるのか。
理解してもらうために、考えながら、悩みながら書く、創る、ここで成されることがテクニックとか演出だと思うのです。

作劇塾は、新人賞の受賞の仕方とか、デビューの仕方は教えません。
それより、表現者のプロとして、永く続けられる人材。そういう人を育成したいと思うのです。

そして、教え子と仕事を共同でやってみたい。

これが私の夢です。


作劇塾は、4月4日(木)より開講します。
基本的に、月4回。
時間は19:00〜21:00
この後、今までやっていたネットラジオ「作劇ネトラジ」の収録配信を続けるのかやめるのか。あるいは変わって新企画を配信させるのか。交流会はどうするのかなどは、新塾生と話し合ってみようかなと思っております。

入塾費として、最初の月のみ、10000円徴収します。これで作劇塾の塾生としての登録となります。
これは、作劇塾が存続する限り、また、よほどの問題を起こさない限り、継続されます。
プロになっても壁はあるし、悩みはある。仕事がなくなることもある。そんなときは、いつでも塾に戻ってこれます。一旦経験した後、もう一度初心に戻る、ということも大切かも知れません。

まずは最低3ケ月は通ってもらいます。
少なくともこの期間に、自分のスキルやこの世界が自分に合っているかを判断していただきたいのです。また、私も適性をみて、アドバイスをするつもりです。

その後も3ケ月ごとの更新となります。

塾費は今まで月謝制(10000円)でしたが、途中で来なくなったり、一、二度休んだから月謝がもったいない、だから今月は休み、などというユルユルな状態な塾生もいましたので、ここは、そういう甘えをなくし、ともかく3ケ月やってみることを奨励します。できなかったらプロになれないでしょう。

塾費は入塾金とは別途に3ケ月分、28000円を徴収いたします。

講座は、作品合評を中心に、講義、個別指導はいたします。これは塾生ひとりひとりの適正、レベル、個性によって方針は変えますので、ご了承ください。

入塾希望、あるいはお問合せに関しましては、オフィスイチロウにメールをください。
私が直接お受けいたします。

教室は、私の書斎となります。

大阪市中央区南船場1-8-13-1402

info@officeichirou.com

対象は、

小説(怪談も含む)、ライター、放送作家、シナリオ。







kaidanyawa at 00:15│Comments(0)

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プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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