2019年04月15日

モーツァルトの祟りか、フリーメーソンの妨害か?


中山市朗です。

本日は、私も待ちに待ちました『モーツァルトの血痕』の、第一回目の配信となります。
まずは、プロローグ。
無料で読めます。

この作品は、もともと紙媒体、つまり普通の書籍にするつもりで書いたものです。
小説なんですけど、実は明確なストーリーがありません。
形としては、モーツァルトの親友で、劇場支配人で演出家、脚本家であり『魔笛』でパパゲーノを演じた役者でもある、エマヌエル・シカネーダーが、今の我々、日本人に語りかけるというものです。

シカネーダーの口を借りて、モーツァルトの死の真相や、人脈関係、当時のヨーロッパの世相を描写します。そして18世紀のフリーメーソンは、どういうものであったかを解説します。モーツァルトが生きた時代は、啓蒙思想がヨーロッパ中で流行し、紳士たるもの、フリーメーソンに入ることがステイタスであったわけで、もちろんモーツァルトもシカネーダーもフリーメーソンでした。ただし、シカネーダーは、放浪の罪でロッジから追放されたようですが。
モーツァルトの時代に、バイエルンでイルミナティが創設されます。創設間もない頃、モーツァルトもその集会に出席したという記録もあります。ただし、イルミナティは教会に敵視され、創立後9年で解散させられます。
ところが、解散したメンバーが、今度はフランス革命に加担し、血の革命が行われます。
当時のことを調べていてわかったのですが、フリーメーソン、イルミナティという存在を無視しては、18世紀のヨーロッパは語れません。

シカネーダーは、当時認識されていたフリーメーソンと、隠されたフリーメーソン。さらに言えば、イルミナティ化されていくフリーメーソンの実態を、我々に知らせてくれます。
それは、シカネーダーの知識、情報というより、オーストリアのフリーメーソンを束ね、自らもロッジを持ち、イルミナティの指導的立場にいた、錬金術師のイグナーツ・フォン・ボルン卿から得た、知識、情報でもあるわけです。
イルミナティの実態、中に取り込まれた古代エジプトの秘儀。そして、日本とエジプト……。
モーツァルト最後のオペラ『魔笛』に、それらの知恵、警告、預言が封じ込められます。後半部はその『魔笛』の解明……。

長い、ということと、もっと明確なストーリーが欲しい、と、原稿は出版社から一旦私の元へ戻ってきました。
この頃です。
iPadが発売されるとTVCMが流れ出したのは。
「これや!」とビビッと来ました。

実は、モーツァルトの人脈関係の人名や特別な用語の解説、写真や絵画、シンボルや象徴、そういったものを小説の後に索引のように添付していたのですが、これが原稿をますます増やしていたのと、やっぱりこれがあると、小説としては読みにくい。しかし、iPadなるタブレット型コンピュータなら、ポップアップという手法が可能になる。だったら、音楽も聴けるように出来るだろう……。そう思って、タブレット用に書き直し、知り合いを通じてゲーム会社に制作を委託したのです。
この企画は、出版社にはわかってもらえないだろうし、作業としてはゲーム会社の仕事である。そう思ったわけです。あるゲーム会社の社長が企画を気に入ってくれ、ある条件を元に制作を請け負ってくれました。
ところがその後は、モーツァルトの祟りか、フリーメーソンの妨害か、とマジで思うほどのトラブル続き。
その会社が倒産し、別会社が設立するも、社長更迭が二度あったあげく、原稿は私の元へ戻ってきました。

それから5年。

実は、今年の2月に、WEBマガジン foomii  から、うちのWEBマガジンで書きませんか、というオーダーがあり、これを機に、『モーツァルトの血痕』を、WEB上で展開してみようと思うに至ったのです。

これを可能たらしめたのは、我が秘書でして、決して彼女はコンピュータのプロではないのですが、猛勉強をしてくれ、大仕事をやってくれています。
ところがこれがまた、モーツァルトの祟りか、フリーメーソンの妨害か、とマジで思うほどのトラブル続き。ゲーム会社から聞いていたのと、ほぼ同じ状況。
当時は「ほんまかいな。遅れた言い訳してるのちがうの」と思っていましたが、これはマジ。かつ、奇妙。
ほんとに考えられない状況に襲われていますが、それでも配信に漕ぎつけました。

時間に余裕が無い中、秘書がよく対応してくれました。
これで終わったのではなく、これが出発なんですけどね。

WEBマガジン『神秘之國、日本』。

日本という国が好きな人なら、購読価値はあると思います。

※携帯電話の『desktop』版対応の画面でお読みください。
  コーナーに『Mobile』版からの切り替え方法も提示してあります。


↓ クリックすると、WEBマガジンが読めるコーナーへ誘導します。
本日お昼ごろ、『モーツァルトの血痕』、配信予定です。




WEBマガジンより配信中
◉『古代キリスト教の痕跡?三柱鳥居の謎を解く』
◉小説&オカルト辞典『モーツァルトの血痕」』
◉『聖徳太子と秦氏と大嘗祭』(5月より配信予定)
◉『中山市朗 雑記帳』



『モーツァルトの血痕』CM動画↓












kaidanyawa at 07:00│Comments(6)

この記事へのコメント

1. Posted by FKJ   2019年04月15日 23:25
「神秘之國 日本」は下記の最新&バックナンバーをリンクする方が良いようです。
http://officeichirou.com/?page_id=1970

ところが、4月13日と4月15日のリンク先が逆になっています。ご確認願います。
2. Posted by FKJ   2019年04月15日 23:32
もう一つすみません。
webマガジンの「モーツアルトの血痕」の固有名詞の赤色と、古文書風の地色とが、色覚障がい者には使いにくい配色です。

すぐには対応が難しいかもしれませんが、色を多用するより、白黒でも判別できるようにして頂けたらとお願いしたいです。

参考までに
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/14768/00000000/guide1.pdf
3. Posted by ?   2019年04月16日 02:02
ははは。
フリーズしたり、電源が落ちたりしたんですか?

これで中山さんもわれわれの仲間入りですね(^ω^)

よし、北野誠さんに報告してくださいね。
観る努力はしなかったが、怪異は発生中だ!・・・と。
4. Posted by 中山市朗   2019年04月16日 11:04
FKJさん。

ご指摘ありがとうございます。
リンク先は赤か紫表記となっていますので、こちらで独自に変えるのは難しいと思われます。また、下地が茶、HPの画面は黒なので赤を使うなといわれると、ちょっと困ります。ただ、色覚障害の方から実際に問い合わせが来ましたら、個別対応をすることを考えています。

こういう問い合わせは、コメント欄では返答しずらいので、今後は、

info-web@office-ichirou.com

へメールで問い合わせてくださると助かります。よろしくお願いします。

?さん。

フリーズしたり電源が落ちるならまだいいんですよ。意味不明の現象がずっと続いています。言っても信じてもらえないでしょう。まあ、後々は笑い話になれば、と思っていますが……。

5. Posted by ?   2019年04月18日 01:53
中山さん、それはどんな状態になりますか?

私もなかなかいえない、体験してみなければわかりようのないといいますか、体験してさえ信じられない奇怪なできごとに遭遇したことがあります。
魔界貴族を自称する悪魔にであったこともありますよ。
こいつはコケおどしではない、本物の魔王でしたけどね。

たとえば画面にそういう類の画像がでてきて、しゃべっているかのように文字が流れる・・・といわれても、私なら驚きもしませんよ。

どんなことになってますか?
6. Posted by 中山市朗   2019年04月19日 05:47
?さん。

書くといろいろ説明しなければなりません。いずれまとめて、どこかでお話できればと思います。

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プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


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