2019年04月24日

映画監督とホルモン食って映画談義! 

中山市朗です。

大阪は十三(じゅうさん、ではない、じゅうそう、と読みます)駅前に、こんな素敵な看板がある、昭和レトロなホルモン焼き屋さんがあります。


映画看板















『ジャンケン娘』
1955年11月1日に公開された東宝映画。
国産初の総天然色映画(カラー)は、1951年3月21日に公開された、松竹大船撮影所制作、木下恵介監督の『カルメン故郷に帰る』でした。高峰秀子主演。富士写真フィルム(現・富士フィルム)との共同作品。ほぼ全編が浅間山山麓でロケーションされました。
それに続く総天然色映画だったのが『ジャンケン娘』だったんです。
陽気なミュージカル、といった体で、当時人気絶頂だった、美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみの初共演作でした。

いやあ、ホルモンを食べながら、ビールを飲んで、懐かしい映画について語るには絶好のお店ですな。


ということで、映画監督のお二人と、飲みながら映画談義。
映画は楽しい!


下山監督















奥が、私、大木ミノル監督、手前が下山天監督。
下山監督とは初めてお会いしましたが、なかなか理論派のクールな方でした。
何か、最初緊張していらして、いきなり「僕、いろいろ体験談があるんですよ」と、怪異体験談からはじまりました。

下山監督は、竹下結子初主演の『イノセントワールド』や『弟切草』、山田風太郎原作『甲賀忍法帖』を原作とした、仲間由紀恵主演の『SINOBI』、北米でも公開された『キカイダーREBOOT』などなど、メジャー映画で活躍されている監督です。GAKUTOやB’z、桑田佳祐など多数のミュージック・ビデオも手掛けられています。

大木ミノル監督は、私のブログを読んでいる方にはおなじみの人。
大阪を拠点に、こちらはインディーズ映画を手掛けています。大木監督の凄いところは、インディーズを手掛けながら、ちゃんとプロとして商業作品として流通させているところです。
映画はどちらもあって成り立ちます。
二人の制作のスタンスの違いが、話を聞いていて、興味深く、またいろいろ参考になりました。
作品を作って商業にする、ということは、映画も私のやっていることも、同じです。下山監督の苦労話を伺っていると、私もいちいち思い当たることがありました。

みなさんは、出来上がったものを評価するわけですが(あたりまえですけど)、出来上がるまでの過程がね、もう、涙涙があるわけですよ。好きなことをそのままやるのはアマチュアの世界。プロはいろいろな制約やしがらみの中で作るわけです。それを突破していくのがね、あえて妥協しなければならなかったり、やりたかったけどカットしなけりゃならない時もある。そこをレビューなんかで指摘される。「わかってんだけど、そうするしかなかったんだ」なんてことも、多々あります。

新しい人材の育成。
常々私が、今の怪談界(特に関西)において、絶対に必要と言ってはおりますが、下山、大木両監督との話の中でも、この話は出ました。
なかなか育てるのは、手間がかかって金にもならない上に難しい。でもこれを怠ると、業界は滅びる。
塾生に聞かせたいエピソードがいっぱい聞けました。

要は、覚悟の問題。
アルバイト優先のヤツは、絶対に消える。
これ、原則。

映画談義、業界暴露話などで盛り上がって、さて、もう帰ろう、と準備をし出したところに、俳優の稲森誠さん、上野貴彦さんが合流して来ました。また飲みなおしました。

また、映画談義、やりたいです。




kaidanyawa at 12:00│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by 大木ミノル   2019年04月24日 22:50
長時間お付き合い頂き、ありがとうございました。
本当に楽しいひと時でした。
また、機会があれば、是非、お願い致します。
2. Posted by 中山市朗   2019年04月25日 12:54
大木ミノルさん。

こちらこそありがとうございました。お店も気に入りました。下山さんとはまたガッツリと映画談義に花咲かせたいですね。
3. Posted by ひろみつ   2019年04月25日 15:43
中山先生

十三にそんなホルモン焼屋さんがあるのですか!今度いっぺん行って観ようと思います

こういうお店での映画談義もまた格別でしょうね。またメンツが凄いじゃないですか。

僕も、こういう環境でいっぺん夜通し映画談義、怪談談義したいけど悲しいかなそういう同好の士がなかなかいそうでいません。
4. Posted by 中山市朗   2019年04月25日 18:56
ひろみつさん。

お店は十三駅、西口にでると、すぐ左手にありますよ。朝の4時までやっているようです。

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プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


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