2019年07月11日

新連載『古代イスラエル人と大和民族〜日ユ同祖論の徹底検証!』

中山市朗です。


WEBマガジン『神秘之國、日本』で、新企画が配信されました。

『古代イスラエル人と大和民族〜日ユ同祖論の徹底検証!』

古代史を取り上げる時、私はこの話題をよく引き合いに出しますので、日ユ同祖論の肯定者、あるいは擁護派のように思われている節がありますが、興味はあるが懐疑主義者であります。

私の、怪談を語り書いているのに、怪異についてのスタンスが懐疑派というのと同じです。

興味があるけど懐疑派というのは、真実を知りたいという欲求なのです。
ほんとはどうなんだ、誰か教えてくれ〜、という叫び。
でも、誰の言うことも信用できない。

日ユ同祖論について全面肯定する人の話を聞くと、「それ、佐伯好郎説やん。とか、ヘブライ語と日本語が似てる言われても、アンタ、ヘブライ語知ってるの? とか、それ飛鳥昭雄が書いてたことやん」と、受け売りや孫引きが多い。あまりに多い。つまり、その人が考え、論証したわけではない。

一方、否定派は「そんなことあるわけない」と、頭から否定します。
確かに、歴史学は文献で論証するものですから、文献に無いものは肯定のしようがない。それはわかるんですが、肯定派の論証に対して明確な論証で否定したというケースが、私は見たことが無い。

つまり、この件に関しては、真剣な討議、議論が行われていないような気がするのです。
まあ、歴史学の立場から言うと、真剣に議論を行うだけの価値が無い、ということかも知れません。

でも、いわれてみると確かにヘブライの風習に似ているものもある。その影響かも知れないと思われるものもある。ヘブライ語と日本語の類似項目をユダヤ人から指摘されると、そうかもしれない、とも思うわけです。
否定側は、それは単なる偶然とか、語呂合わせに過ぎない、と一蹴するが、ではどこまでが偶然といえるのか、これはわからんわけです。
第一、それは偶然、で済ませられるのなら、研究のきっかけも生まれません。

疑問があるから資料にあたり、現地に足を運び、知ろうとするわけです。それは、自らが行うしかないのです。

というわけで、私なりの「日ユ同祖論」の考えを皆さんに提示したいと思い、今回の記事を連載いたします。

日ユ同祖論とは何かをまず考えながら、まとめるところから始まります。
もちろんこれが正解だ、ということにはなりません。確実な物証が見つかるまではそれは言えないでしょう。しかし、古代の人たちは信仰を持って生活し、移動、移住していました。その痕跡は残るわけです。
そのあたりから、日ユ同祖論をあぶりだしてみることが出来ないか、と思うわけです。

おそらく、話は古代エジプトへ行きます。日ユ同祖論の本質は、そこにあると思われるからです。

まず今回は、そのプロローグ。
無料配信いたしましたので、まずはお読みください。


下記表紙をクリックしてください。







kaidanyawa at 09:23│Comments(3)

この記事へのコメント

1. Posted by FKJ   2019年07月11日 12:39
以前お話しした、NHK BSp「シルクロード 美の廻廊」が7/13土と7/20土に再放送するようです。
「業笑みが来た道」は弥勒菩薩の謎に迫るものでバーミヤンのミスラ神にまで繋げていました。五穀豊穣、牛を捧げてその血を飲むのが狼と蛇。録画必須、必見です。
https://www4.nhk.or.jp/P5743/
2. Posted by 人喰い愚地rebirth   2019年07月11日 17:23
こんにちは。日ユ同祖論は難しい!! 故に安易に超古代文明やらUMAやらに走る人は多い、と思います(かくいう私がそうです)。以前コメントしましたが、「件」の話が日ユ同祖論にリンクするみたいな感じだとうまく食い付いてくれるのではないかな、と感じます(日ユ同祖論と怪談は、ベクトルが逆なのが食指を動かさない理由なんではないかと)。

そういえば、芥川賞作家の羽田圭介氏が「怪談を書いてみたい」とラジオで語っていました。
3. Posted by 中山市朗   2019年07月13日 10:57
FKJさん。

いつも貴重な情報、ありがとうございます。予約しました。

人喰い愚地rebirthさん。

日ユ同祖論は確かにクセモノです。ははあ、怪談とはベクトルが逆なんですか。意識したことはなかったです。
私にとっては、霊はあるのか、古代日本にユダヤ人は来たのか、どちらも知りたいという欲求からやりだしたものです。
結論はまだ出ません。

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プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


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