2019年09月09日

私が注目する文様作家の怪談語り!

中山市朗です。

Apsu Shusei というおもろい男がおります。
実を言いますと、今年の7月に、Abema TV 『スピードワゴンの月曜TheNIGHT』#161
怪談スペシャル・第二夜〜触れてはいけない祟り、呪いの話〜

という番組で共演して、彼のことを知ったのです。
本業は文様作家なんだそうです。

右端が彼。

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彼をみているうちに、怪談に本当に愛情を持った男で、いろんな意味でユニークな男だなあと。
文様作家だというので、縄文模様の話なんかを振ると、古代史についての知識もある。それも私とは違う角度から来るわけですよ。
それ以降、ちょっと彼の動向が気になっていたところ、下記のようなイベントがあるからとお知らせをいただいたのです。特に9月8日の千秋楽に怪談会をやるらしい。

というので、『怪チャンネル』を1時間押しにしてもらって、怪談会にお客として秘書を同行して行ってみました。

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Apsu君は、文様作家でいろいろな造形物もあり、ホラーなアイテムも会場にいろいろ置いてありました。髑髏は彼の作品ではありませんが、髑髏君たちとは御覧のように、友達になりました。


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というわけで、彼の怪談。
非常に落ち着いた口調で、なんといっても、ちゃんと間が持てるのがいい。
怪談は、間が命といってもいいほど重要なテクニックなんです。
間が、聞き手の想像力をかきたてたり、次の展開を生唾のみ込んで期待させたり、話のリズムとテンポを調整することも出来ます。ところがねえ、間を2秒空ける、ということが舞台の上にいる人は、出来るようで出来ないんですよ。若手の芸人もなかなかそれが出来ない。
舞台上で、何も言わない状態を作る、というのが怖いわけです。

Apus君は、それが出来る。経歴観たらミュージシャンとしての活動やミュージシャンとのコラボなんかやっている。それなんでしょうね。
我々のような自由人は、とりあえず好奇心が湧いて、やってみたいと思ったらやっておくことが、後々活きてきます。文様作家と言う緻密な作業を繰り返しながら全体の構図、構成をイメージしていく、という活動も、まさに話を構築していくことに活かされていると思います。

彼の語った、呪術木簡という話は、私も興味を持ちました。日本に漢字が伝来して間もなくの時代、学説では3世紀ごろとされますが、発掘調査でそのころの木簡を発掘したところ、発掘に関わった人がほぼ全員、考えられない形の呪いを受ける……。

千数百年前の呪詛が、今になって発動するという、この理不尽さ、恐怖、驚愕。きっとそこには、縄文時代の呪詛や渡来してきた呪詛を解明する何かがあったはずなんですけどねえ。この後、休憩中にそのあたりのことを彼に聞くと、歴史学の実態が。怪談じゃないですけど私はそこに一番の恐怖を覚えた。

あっ、そういった呪詛や祟りに関しては、来週、東京は神保町の『なまなりトーク』でたっぷりお話します。


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お問合せは、オフィスイチロウへ。
info@officeichirou.com

‪【メールが受信できるよう、メールの環境設定をよろしくお願いします。】


そんなこんなで、9時に終了のはずのApus怪談が、15分過ぎても終わらないので、途中退席。
『怪チャンネル』の現場に急ぐのでした〜。

Apus君のインタビュー記事(聞き手は村田らむさん)があります。
こちら↓

https://toyokeizai.net/articles/-/276360


こんだけよいしょしとけば、なんかあるやろ(笑)







kaidanyawa at 11:27│Comments(3)

この記事へのコメント

1. Posted by ひろみつ   2019年09月10日 11:46
中山先生

Apsuさんは僕も期待している方です。
ピアノを弾きながら、ホーミーをやって、怪談を語るという彼のライブを見ましたが面白い人だなと思ってました

「間」って難しいですね
教えようがないと思うし、その人その人の間があるでしょうし・・・・

先日、先生とも怪談ライブをやったことがある徳丸新作さんと食事をする機会があったんですが、「中山先生の怪談は間がええんです。喋ってる時より黙ってる時が怖いんです」と仰ってました
2. Posted by ぺるそな   2019年09月10日 12:52
apsuさんは良くOKOWAに出ておられて、この前色々話をさせてもらいました。凄く優しい感じの方で描かれるデザインも細かい所まで描きこまれてます。
怪談も実家が龍神様に護られているとの事でその方面も面白いですよ。
3. Posted by 鈴木   2019年09月10日 19:03
多彩な人なんですね。アーティストにして、
怪談語り。
一度、怪チャンネルのゲストにお願いしたいです。

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プロフィール
中山市朗 【なかやまいちろう】


作家、怪異蒐集家

兵庫県生まれ。


主な著書に「新耳袋」など。

作家、漫画家の育成機関「作劇塾」を主宰。


作劇塾

オフィスイチロウ


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