2023年03月24日
オカルトエンタメ大学より配信!! 「山の牧場・完全版」90万回達成!!!
中山市朗です。
オカルトエンタメ大学、「伝説の怪談・山の牧場〈完全版〉」。
ついに90万再生達成!!
怪談動画としては、驚異の数字!?

しかしねえ。約40年前に意味不明の牧場に迷い込んだ時は、これがこんな怪談になるとは思いませんでした。ただただ、不気味で不可思議で恐ろしい場所に迷い込んだという体験を、学生であった私が、すでにライターで編プロの代表であった竹内義和さんに報告した、というのが最初だったんです。
まず、私が見たものの不思議さ、不気味さは他人には伝わらないだろうと。伝えるためにはどう話そうと、もうその時考えていたんですよ。大学でシナリオを学んでいましたから、そういうのは役立ったのかも知れません。
この山の牧場に迷い込んで、一番怖かったことは、MEN・IN・BLACKだったんです。
オカルトエンタメ大学の動画を観て、結局、MIBは関係ないじゃん、と思われる人もいるようですが、MIBの存在が無ければ、私はこの牧場について語ることも無かっただろうし、そういえば昔、妙な牧場に紛れ込んだよな、で終わった話だったかも知れません。
しかし、その当時、UFOの写真撮ったら怪しげな二人組の黒ずくめの男たちがやってきて、消息が消える、という話が、わりと身近に起こっていたのです。MIB(メン・イン・ブラック)と言う言葉はまだ日本では知られておらず、私たちはブラック・メンといって恐れていたのです。
山の牧場はまさに見てはいけないもの、知ってはならないものを見てしまったという恐怖と、たまたま地元でのUFO目撃談が多数報告されていたことなどから、MIBが関与してくるのではないかという恐れを想像してしまったということがあったのです。
ほんまにね、アカンもんを見てしまって、人に言ったら誰かによって連れ去られるんじゃないかと、思っていたんです。
それに後輩K君の友人が、牧場の写真を撮ったまま行方不明になりましたし。
牧場にいた人はUFO出るよ、言うてましたし。
そういうことから生まれたのが「山の牧場」という怪談だったわけです。

『新耳袋・第四夜』でこの話を発表したとき、こんな話が怪談として認められるのか、という不安はありました。幽霊や化け物が出るわけでもない。呪いや祟りが発動しているでもない。UFOを臭わせながに、実は出てこない。ただ、奇妙な設備を見た、ということを淡々と延べた話。
でも、その裏では、MIB、UFOという伏線があるわけで、K君の友人の失踪があるわけで、私がこれを語るとき、その伏線を意識して肝としていることが怪談たらしめていると、思うわけです。
牧場はあれから40年たっても残っているわけですし、当時の怪しさもだんだん薄れては来ていますが、それでも二階建てなのに階段がない、住居跡にトイレがない。しかし牛舎の端にあとで作られたトイレがあり、その数がやたら多い、といった形跡は残っています。
こういう話は、たいてい、今はもうない。みたいなことになるんですが、ある、というのがね。
ただし、やっぱり場所をつきとめたり、行ったりするのは自重していただきたい。
もう、危ないですから。だいぶ施設の建物も崩れかけているし、第一違法建築。
まあ、私の語りか『新耳袋・第四夜』『怪談狩り・禍々しい家』で楽しんでください。

ところで、今年はUFO怪談を本格的にやって行こうと思っています。
UFOに関する話、あるいはMIBかも知れないという微妙な話でもよろしいです。あればオフィスイチロウまで、ご一報ください。
UFOは、空を見ればロマンがあるが、地下を見ると何かが隠され、恐ろしいものを見ることになる!?
オカルトエンタメ大学、「伝説の怪談・山の牧場〈完全版〉」。
ついに90万再生達成!!
怪談動画としては、驚異の数字!?

しかしねえ。約40年前に意味不明の牧場に迷い込んだ時は、これがこんな怪談になるとは思いませんでした。ただただ、不気味で不可思議で恐ろしい場所に迷い込んだという体験を、学生であった私が、すでにライターで編プロの代表であった竹内義和さんに報告した、というのが最初だったんです。
まず、私が見たものの不思議さ、不気味さは他人には伝わらないだろうと。伝えるためにはどう話そうと、もうその時考えていたんですよ。大学でシナリオを学んでいましたから、そういうのは役立ったのかも知れません。
この山の牧場に迷い込んで、一番怖かったことは、MEN・IN・BLACKだったんです。
オカルトエンタメ大学の動画を観て、結局、MIBは関係ないじゃん、と思われる人もいるようですが、MIBの存在が無ければ、私はこの牧場について語ることも無かっただろうし、そういえば昔、妙な牧場に紛れ込んだよな、で終わった話だったかも知れません。
しかし、その当時、UFOの写真撮ったら怪しげな二人組の黒ずくめの男たちがやってきて、消息が消える、という話が、わりと身近に起こっていたのです。MIB(メン・イン・ブラック)と言う言葉はまだ日本では知られておらず、私たちはブラック・メンといって恐れていたのです。
山の牧場はまさに見てはいけないもの、知ってはならないものを見てしまったという恐怖と、たまたま地元でのUFO目撃談が多数報告されていたことなどから、MIBが関与してくるのではないかという恐れを想像してしまったということがあったのです。
ほんまにね、アカンもんを見てしまって、人に言ったら誰かによって連れ去られるんじゃないかと、思っていたんです。
それに後輩K君の友人が、牧場の写真を撮ったまま行方不明になりましたし。
牧場にいた人はUFO出るよ、言うてましたし。
そういうことから生まれたのが「山の牧場」という怪談だったわけです。

『新耳袋・第四夜』でこの話を発表したとき、こんな話が怪談として認められるのか、という不安はありました。幽霊や化け物が出るわけでもない。呪いや祟りが発動しているでもない。UFOを臭わせながに、実は出てこない。ただ、奇妙な設備を見た、ということを淡々と延べた話。
でも、その裏では、MIB、UFOという伏線があるわけで、K君の友人の失踪があるわけで、私がこれを語るとき、その伏線を意識して肝としていることが怪談たらしめていると、思うわけです。
牧場はあれから40年たっても残っているわけですし、当時の怪しさもだんだん薄れては来ていますが、それでも二階建てなのに階段がない、住居跡にトイレがない。しかし牛舎の端にあとで作られたトイレがあり、その数がやたら多い、といった形跡は残っています。
こういう話は、たいてい、今はもうない。みたいなことになるんですが、ある、というのがね。
ただし、やっぱり場所をつきとめたり、行ったりするのは自重していただきたい。
もう、危ないですから。だいぶ施設の建物も崩れかけているし、第一違法建築。
まあ、私の語りか『新耳袋・第四夜』『怪談狩り・禍々しい家』で楽しんでください。

ところで、今年はUFO怪談を本格的にやって行こうと思っています。
UFOに関する話、あるいはMIBかも知れないという微妙な話でもよろしいです。あればオフィスイチロウまで、ご一報ください。
UFOは、空を見ればロマンがあるが、地下を見ると何かが隠され、恐ろしいものを見ることになる!?
kaidanyawa at 07:04│Comments(1)│
この記事へのコメント
1. Posted by haponsuki 2023年03月24日 21:11
中山市朗様
初めましてこんばんは。
突然のメールお許しください。
さて、市桜怪談夜話 特別編 山の牧場40周年記念動画(怪談図書館)の中に気になる部分があるのでメールしました。
既にご存知かもしれませんが、動画の1時間55分49秒のコマなのですが、二階の窓辺に男性らしき人が写っています。
なにか不気味な感じです。本来は別に不思議なことではないと思いますが…
如何でしょうか。
では、失礼いたします。
初めましてこんばんは。
突然のメールお許しください。
さて、市桜怪談夜話 特別編 山の牧場40周年記念動画(怪談図書館)の中に気になる部分があるのでメールしました。
既にご存知かもしれませんが、動画の1時間55分49秒のコマなのですが、二階の窓辺に男性らしき人が写っています。
なにか不気味な感じです。本来は別に不思議なことではないと思いますが…
如何でしょうか。
では、失礼いたします。