2024年04月02日

『Dark Night Vol.50』、盛況にて終了

中山市朗です。

ちょっと遅くなりました。
報告です。

『Dark Night Vol.50』、盛況にて終了いたしました。
今回は50回目ということで、2部制としました。
まずは昼の部。
ゲストは田辺青蛙さんと、川奈まり子さん。
女流作家お二人をお迎えしました。

楽屋に行くと、市松人形ちゃんが迎えてくれました。

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思えば、14年前。
『Dark Night Vol.1』のステージでこの子が声を出したところから、ここまで続いた『Dark Night』が始まったんですね。
14年前と言うと、今と違って怪談の語り手が十人もいなかった。
この『Dark Night』もいわば実験的な意味もあっての第一回目の開催。それがこの市松人形ちゃんが騒ぎを起こしてくれたので、人気の怪談ライブとして皆様に支えられて、ここまで来ました。
第一回目にこの市松人形ちゃんを連れて来たゲストが、田辺青蛙さんでした。
50回目のゲストは、やはりこの田辺さんに来ていただかなきゃね。

川奈まり子さんは、北野誠さんから「この人、絶対に中山さんのライブで必要な人や」と言って紹介してもらったのが最初でした。田辺さんもそうですが、徹底的に取材をして怪異を追求していく筆力はさすがです。今回もそうし言う話がステージ上で展開すればな、と私自身、楽しみな回でした。

やっぱり最初は人形怪談からでしょう。
というわけで、ステージにも市松人形ちゃんが顔出ししての怪談トーク!!

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人形怪談、道頓堀の怪談、御魂・人魂に関する怪談、川奈さんは"呪い"の着物を着て来たということで、その因縁の話を。なんでそんな着物を??
田辺さんは"タコ人形"?? これ、残酷かつ切ない話でした。
けっきょく、人形に魂があるという前提で怪異はある。
というのなら、魂、御魂ってなに? 
ということになりますな。

でもね、魂、御霊を頭から否定しちゃうと、日本の神道の否定になる。神社や天皇の存在も否定することになる。科学的な事象だけじゃなく、そういうことを感じたり体感するのが人間。
最近はことに、そう思うようになりました。

実は私、先月行った『プライベート怪談会in東京・両国』で御魂、人魂に関する話が連鎖したんです
これ、実に面白かった。
その辺りの話をしながら、魂について考察してみました。

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第二部は、もうこの人しかない。
北野誠さん。

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『Dark NIght』の前身となる、怪談ライブを河内長野市ラブリーホールで開催していたのが、北野誠さんを毎回ゲストに招いた『百物語』でした。1990年代の後半の頃。
ABCラジオ『北野誠のサイキック青年団』もこの辺りに放送されたのかな。
そして『山の牧場』『京都の幽霊マンション』は彼とのシェア怪談!?
稲川淳二さんとは別の怪談を、結果として模索していったのが彼との雑談形式怪談というわけです。

今回も二人で怪談を語り合っているうちに出た、一つの結論は、男の霊は働いているが、女の幽霊は佇んでいる、というもの。
そうなんです。男の幽霊は、警官、自衛官、サラリーマン、現場の職人、タクシーの運転手など、仕事現場に現れて仕事をしている。でも、女の幽霊は、佇んでいるだけというのが多い。
これが怖い。
そらま、例外もありますけど、私も膨大な怪異談を集めていてそう思うのは確か。
宮崎駿監督は、キャラを作るとき「女の子は可愛い女の子であるだけでキャラになるが、男は何者かでなければならない」と言っていましたが、まさにそれでしょうか?

いやいや、母親として台所にいる幽霊いるじゃん、なんて書き込みがありましたが、あれは母親として出ているんです。姑獲鳥じゃないけど、子供を心配する母親の幽霊というのはありますな。
でもそれは男が働く姿で現れるのとは意味が違う。
なんかでも、切ないですな。

後半はやっぱり、日本の神様は怖い、という話。
いつものごとく、熱が入ると立ち上がって語る、北野誠!!

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詳しくは、アーカイブ配信がありますのでそちらでご視聴ください。
 ⇩
https://twitcasting.tv/c:darknightichi/shopcart/297256

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そしてお客さんからはたくさん、誕生祝の品をいただきました。
お酒、おつまみ、お菓子、オブジェ、フィギュア……。
また北海道から九州から、遠くからも来てくださった方も多かった。
来てくださったすべてのお客さんに、
感謝感激雨霰でございます。


打ち上げ!!
北野さんは、CBCラジオに備えて新幹線で名古屋へ!!

このメンバーで「いぇい!!」
やっぱり怪談で盛り上がる!!

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そして、昨日は私の生誕祭。
怪倶楽部のメンバーたちが、祝ってくれました。
焼肉!! ビール!! 怪談好きな仲間!!
これ以上、なにを望む!!??

こういうイベントは怪員さん、限定なのでしょうか、というXの書込みがありましたが、そんなことはありません。一般の方でも参加できます。
来年はどうぞ参加してください。

企画して仕切ってくれた秘書にも感謝!!

あ、写真無いわ。







kaidanyawa at 07:50│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by ひろみつ   2024年04月02日 08:24
5 中山先生

ダークナイトVol50お疲れさまでした!
田辺青蛙さん、川奈まり子さん、女性2人相手の2時間.、そして久々の北野誠さんとの3時間、どちらもギュッと凝縮された怖い、濃い、楽しい内容でした

やはりライブは生で観ないと駄目だなと思います。
配信は遠方の人には助かるけど「空気」は伝わらないのが残念です

いくつかのテーマがありながらも、多種多様な話が聞けて大満足です

秘書のののさんもお疲れさまでした

パソコン無事戻って本当によかったです

ありがとうございました!
2. Posted by 鈴木   2024年04月02日 08:34
お誕生日、おめでとうございました。変な日本語ですね。ダークナイトも50回、おめでとうございます。100回目指して頑張って下さい。
3. Posted by 眞   2024年04月03日 20:03
5 久しぶりのダークナイト。最高でした。
神の障り、山の怪、屍女
やはりこの雑談形式の怪談会が一番楽しいですね。
また伺います。
怪談万歳!
4. Posted by N村   2024年04月08日 13:00
5 北野誠さんと、中山市朗さんの対談!
 
 90年代後半、まさに私がサイキック青年団を聞いていた頃です!
 そして、私も青年でした、あー時は流れますね〜
 
 しかし、25年以上経過しても、まだ色あせない「山の牧場」「京都の幽霊マンション」、また、お二人(と竹内さん)が先駆者としてされていた怪談がYouTubeで人気コンテンツになるとは!
  
 諸行無常、温故知新などの言葉が浮かびました。
 ぜひ、あと25年後もお元気に対談して下さい。

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プロフィール
中山市朗(なかやまいちろう)

作家、怪異蒐集家、オカルト研究家。
兵庫県生まれ、大阪市在住。


著書に、
<怪 談>




<オカルト・古代史>




などがある。
古代史、聖徳太子の調査から、オカルト研究家としても活動している。






作家の育成機関「中山市朗・作劇塾」を主宰。



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