ヨーロッパのこの国でも、搾乳器は存在する。
日本と同じく、手動搾乳器と電動搾乳器とある。
ちょっと理解できないのは、国民健康保険の搾乳器の扱いである。
搾乳器の購入は、上限付きだが手動搾乳器のみ国民健康保険が利く。
電動搾乳器となると、購入すれば保険も利かないし随分な額になるので、
レンタルが主流のようだ。
薬局でレンタルができるというのも聞いて面白いと思った。
レンタルするのは、電動搾乳器のポンプ自体だけのようで、
プラスティックの管など補足品は各自が購入しないといけないそうだ。
レンタル額は、一日500円程度だったと記憶しているが、
産婦人科医の処方箋があれば、300円ぐらいになる。
出産前の労働時間を産婦人科医がコントロールできるのも驚いたが、
産婦人科医の力は、搾乳器にまで及んでいた。
一日数百円とはいえ、レンタルを1ヶ月もすれば、
日本で販売されている電動搾乳器がゆうに買える。
もちろん、日本からの送料や変圧の問題もあるが、
電池で使えて、日本ならではのコンパクトな搾乳器に満足している。
日本から調達したピジョンの電動搾乳器↓