[カイロ 30日 ロイター] - サッカーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがチャリティーのためにスパイクを提供したことで、エジプトから思わぬ反発の声にさらされている。メッシは26日にエジプトの「MBC Masr」で放送されたインタビューで、スパイクをチャリティーのためにオークションにかけると発表。しかしこれに対し、エジプトのある議員は自身のテレビ番組で「エジプト人の赤ちゃんの爪のほうが、自分の靴よりも価値があるということを知らないのか」と批判。続けて同氏は「われわれ9000万人のエ ジプト人は自分の靴を持っているし、プライドがある。バルセロナのユニホームを寄付するなら受け入れる。しかし靴だけというのは、エジプトに対する侮蔑。 食料が足りないことはあっても、プライドがある」と語り、「靴はイスラエルにでも寄付すればいい」と話した。中東では、靴を投げることは侮辱行為とみなさ れる。また、エジプト・サッカー協会のスポー クスマンも「困惑している。われわれを侮辱するくらいなら、シューズは自分の仲間の頭の上に乗せてあげればいい。ユダヤ人やイスラエル人からのチャリ ティーはいらないし、彼は自分の国にあげればいい。アルゼンチンも貧困に満ちている」と非難した。以下略海外の反応をまとめました。
【スパイクの寄付が侮辱?エジプトでメッシに対する思わぬ批判(海外の反応)】の続きを読む