国連の潘基文事務総長は１３日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラとエルサレムを訪れ、パレスチナ統一暫定政権のハムダラ首相、イスラエルのネタニ ヤフ首相とそれぞれ会談した。潘事務総長は両者に対し、自治区ガザでの戦闘を繰り返さないためにも和平交渉に戻るよう呼び掛けた。海外の反応をまとめました。
潘事務総長は１２日、エジプトのカイロで、ガザ復興に関する国際会議に出席。１３日の記者会見では「再建も重要だが、ガザの不安定さの根本的な原因に取り組まなければいけない」と述べ、イスラエルとパレスチナの２国家共存による抜本解決の必要性を強調した。
潘事務総長はまた、イスラエルが占領する東エルサレムの入植地での住宅建設を承認したことに強い懸念を表明。「明らかな国際法違反」だとして、ネタニヤフ首相に承認撤回を求めた。（時事通信）
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