無題 上海の事務所の近くにスターバックス(星巴克)があり、早朝の出勤前に立ち寄って、メールの処理だけをすることがあります。ある日、いつもどおりにスタバに行き、普段はドリップコーヒーを注文するのですが、その日は朝から上海は蒸し暑く、地下鉄を降りたら滝のように汗が噴き出してしまっていたので、めずらしくアイスコーヒーを注文。サーブ台から出てきて、いつもならカウンターに置かれているはずのストローが見当たりません。ショップのスタッフが出し忘れたんだなと思い、「ストローください」と言うと、ストローはもう置かなくなったとの答えが。あっ、そうか、そういえば2020年までに世界8,000店舗のストローは廃止するって言ってたな、とそのとき思い出しました。日本のスタバはどうかと思い、ネットで調べてみたところ、2020年までに廃止することには間違いないものの、具体的なスケジュールはまだ確定していないらしいです。

 中国って、なんだかこういうところは早いんです。北京市、上海市の禁煙条例も、コンビニ袋の有料化も、先だってのゴミの分別も、ある日突然、その前日までとは住んでいる場所が違うくらい様変わりしています。受け入れる市民側も、特にそれに対して文句も言わないんですね。おそらくもう、そういう環境に慣れてしまっているのかも。行政が独断専行型の国っていろいろ問題はあるものの、いつまでも何も決まらない状況を生み出すよりはよい面もあるものです。(清原 学)