2007年09月29日

中古車販売に“ブレーキ” 前年比14%減 8月・愛知

全国的に中古車販売の不振が目立ち、愛知県では八月の販売台数(軽自動車除く)が前年同月比14・1%減の二万三千七百三十六台と大幅に落ち込んでいることが十三日、日本自動車販売協会連合会のまとめで分かった。新車販売の低迷が長引いて下取り車が少ない上、輸出が急増していることが原因。販売業者は良質な車の確保に懸命になっている。

 全国の中古車販売台数は、前年同月比10・9%減の三十三万九千八百十二台と十七カ月連続で前年同月を下回った。二〇〇七年は、年間で十八年ぶりの五百万台割れが予想される。中部地方では岐阜、三重、静岡、長野の四県で今年に入って七月まで毎月、前年割れとなっている。

 自動車関連の調査会社「フォーイン」(名古屋市)は中古車販売の減少について「主な要因は、新車販売が振るわないこと。下取り車が中古車市場へ回らない」と分析する。全国の新車販売は八月で二十六カ月連続の前年割れと、低迷が長引いている。

 「店頭の車が少ないので集客できない」。名古屋市内の中古車販売会社の担当者は厳しい台所事情を打ち明ける。この店では、入荷車が前年より二割程度減り、それに比例して販売台数も落ち込んでいるという。

 中古車市場に車が回らないのは、輸出の伸びも大きな理由の一つ。名古屋税関の統計で、輸出台数が多いエンジン排気量一〇〇〇−三〇〇〇ccのガソリン乗用車をみると、今年一−七月の輸出台数累計は前年同期より一割強増えている。

 業者向けに中古車オークションを開催するJU愛知(名古屋市)によると、オークション会場では最近、外国人業者が目立つという。中でもオイルマネーで潤う中東のディーラーは高値で次々と落札し、担当者は「国内業者は太刀打ちできないようだ」と指摘する。

 こうした状況に対し、名古屋市内の中堅販売業者は「全国のオークション情報をチェックして良い車の落札に努め、広告費などを減らして販売価格を抑えるしかない」と語り、地道な努力を続けている。

 下取り車の確保が比較的容易なメーカー系の販売店も、先行きには危機感を持つ。愛知県内のトヨタ自動車系ディーラー幹部は「大型展示場の開設やインターネット検索機能の充実など売り方を変えていく時期にきている」と話している。

車高調

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