2012年08月

2012/08/29

サ高住のリスク


こんにちは。
介護経営コンサルタントの糠谷 和弘(ぬかやかずひろ)です。

今日は「保健・医療・福祉サービス研究会」さんが主催されている
「高齢者住宅開設の成功を約束する営業戦略セミナー」で講演です。

そこで、第一講座の講師をされた螢轡襯弌璽薀ぅ侫優奪肇錙璽の
向井先生のお話を聞いていて改めて思いました。

それは「サブリース」のリスクです。

ご存知のとおり、日本の借地借家法では、借家人(借り主)の権利
が保護されています。

サブリース方式とは、大家さんがサ高住を建てて、それを運営会社
に建て貸しするという運営方式です。大抵は、大家さんと20年〜
25年の契約をすると思います。

さて、その20年後、25年後を想像したことがあるでしょうか?
仮に、20年経ったとき、施設をやめたいと思ったとき、1人でも
退去を拒否する方がいたとしたら・・・・

日本の法律では、追い出すことはできません。
1人でもいる限り、事業を継続せざるを得ない。

サブリース(リースバック)方式は、事業をスピーディに展開する
にはベストだと思いますが、言い換えると、リスクを先送りする
方式ともなります。

しかし、参入企業が増えていますから、短期的にシェアを獲得しな
くてはならないことも事実。だから、サブリース方式を否定するこ
ともできません。


さて、どのように展開していくか・・・

そのためには、長期に目を向け、戦略をしっかりと構築するしか
ありません。


株式会社スターコンサルティンググループ
介護経営戦略室
代表コンサルタント 糠谷 和弘

kaigokeiei at 13:55|Permalink

2012/08/17

リニューアルオープン法

おはようこざいます。
介護経営コンサルタントの糠谷和弘(ぬかやかずひろ)です。

今回のテーマは
業績不振(低稼働率)からなかなか抜け出せない場合の
最後の手段です。

名付けて、リニューアルオープン法!


これは、既存の施設をテコ入れするために
さもリニューアルしたように
施設、およびサービスを刷新するのです。

この「さも」というのが実はとても大事!


うまくいっていないときは
なかなかコストもかけられませんから
投資をなるべくかけずに実行します。

刷新するのは、例えばこんなとこ。


・施設名
・ロゴ
・キャッチコピー
・施設ファサード

まずは、このような、外部の目にふれる部分から
新しくすることを検討します。


続いて、最も大事な部分は・・・

・コンセプト
・対象顧客像
・中心サービス

このあたりを変えないと
目先だけでは、なかなか大きな成果は
期待できません。

いま不振の理由
そして、どのような対象者に
どんなサービスを提供したら勝ち残れるか
徹底的に議論します。

その結果を受けて
施設内サービスの一部をガラリと刷新するのです。


例えば、ある定員35名のデイサービスセンターは
開設から10年が経ち、稼働率が徐々に下がっていました。

周囲に新たにできた施設に
少しずつシェアを奪われている状況でした。

そこで私は
徹底的に周辺の調査や関係先の居宅ヒアリングを
アドバイスしました。
(もちろん、やり方も)

その結果、リハビリニーズはあるが
終日、デイに滞在したいという高齢者の
行き場がないことがわかりました。

周囲は、短時間のリハビリ特化施設ばかりなのです。


それを材料に、リハビリを強化することになりました。
もちろん、お金はかけられません。

そこで、もともとキャビネットを設置していたコーナーに
家庭用の安価なトレーニングマシンを
5台並べることにしました。

家庭用といっても、これだけ並べると
迫力があります。
しかも、最近の家庭用は、よくできています。

さらに、隣のあいたスペースに
マットを敷き詰めて
ストレッチや簡単な運動ができるようにしました。

ここまでいくと
立派なトレーニングコーナーです。


ここで、一つポイントがあります。
リニューアルオープンと仰々しくいうからには
誰もが「変わった」と気づくような演出が必要です。

そのために、1日だけ休んで(または休みの日を利用して)
一気に変えるのです。

利用者は少々戸惑うかもしれませんが
逆に「こんな施設に生まれ変わるよ」と
前もって期待をしていただくように
チラシを配布したり、ご案内をすれば大丈夫!

そして、それをもとに
周辺の居宅すべてに
訪問告知をするのです。


さて、前出の施設がどうなったかですが
半年後には、契約者が45人増える結果となりました。


リニューアルオープン法は、最後の手段ではありますが
綿密に計画をたてて実施すれば
大きな成果をもたらします。

デイサービスだけでなく、
有料老人ホームやサ高住など
いろいろな施設で活用可能です。

不振に悩んだら、ぜひ検討してみてください。

株式会社スターコンサルティンググループ
介護経営戦略室
代表コンサルタント 
糠谷和弘



kaigokeiei at 07:25|Permalink

2012/08/02

お待たせしました!

こんにちは。
介護経営コンサルタントの糠谷 和弘(ぬかやかずひろ)です。

半月ぶりの投稿です。
その間、まったく新しい情報がないのにも関わらず
毎日、たくさんの方々にアクセスいただきました。
誠にありがとうございます。

何をしていたかというと・・・

10月に出版される本の執筆をしていました。

日中、クライアントを訪ね
夜、事務所で資料づくりし
夜中、執筆をする日々・・・

大変でした。。。
(しばらく書きたくないですね)

しかし、次の出版のお話もいただいているので
前向きに取り組みたいと思います。

また、詳細が決まったら、ブログに書きたいと思います。
よろしくお願いします!


株式会社スターコンサルティンググループ
介護経営戦略室
代表コンサルタント
糠谷 和弘

kaigokeiei at 16:58|Permalink